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【保】とある竜医と女王竜の記録 − 旧・小説投稿所A
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【保】とある竜医と女王竜の記録

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「ようやく一段落だな・・・」

スリュムヴォルドへの派遣要員の選定を終え、アルカトラスは朝食を取ろうとしたが。何かを忘れている事に気付いた。

「出してなかったのう、出さねば」

と呟くと、何かを詠唱する。

「このまま出られないとかだったら冗談じゃないぞ」

その頃ゴルダは、諦めモードになりながらもぶつぶつ文句を言っていた。

グニョッ・・・

「うおっ、何だ!?」

突然、今よりもさらに胃壁に体が埋もれ始めたので。抵抗を試みるが、もちろん動けるはずもなく。どんどん体は胃壁へ引き込まれていく。

「うぐぐ・・・」

無抵抗に引きずり込まれ、しまいにはゴルダの目の前が真っ暗になる。

「ほれ、起きろ」

「ん?ああ、爺さんか」

いつの間にか外に出され、アルカトラスに起こされてゴルダは目を覚ます。

「どうだ、体に変化はあるか?」

アルカトラスに聞かれ、ゴルダは首と肩を回しながら

「魔力が今までよりも倍増した気がする」

と答える。

「それもそうだろう、我と肩を並べられるくらいにまで潜在魔力を引き出したからな」

さらりと言うアルカトラスに、ゴルダは面食らった顔をする。

「ただし、普通は抑えてあるからな。世界が崩壊しかねん魔力だ」

とアルカトラスが言うと、ゴルダはだろうなと言い返す。

「それから、お前にはいくつかの能力も追加された。一つだけ教えるが・・・一つは一体化能力だ」

何かの本で読んだ事があるので、ゴルダはそれ以上は聞かなかったが。アルカトラスは

「一つだけ注意しておこう、慣れない内は長時間の一体化は避けろ。2度と元に戻れなくなるぞ」

と注意した。

「言われなくとも、分かっているさ」

ゴルダはとりあえず帰るからスリュムヴォルドへ直結している道を聞く。

「城の地下の移動用魔法陣を使え、それで帰れる」

ゴルダはそのまま地下へ行き、魔法陣を使ってスリュムヴォルドへと帰った。



<2011/07/25 22:08 ゴルダ>消しゴム
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