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【保】『究極』を求めた結果 − 旧・小説投稿所A

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【保】『究極』を求めた結果

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「あははっ・・・死にたいんでしょ?今すぐ・・・・・」

「な、何を・・言って・・・・・」

その通りだ。
勝手に影山に騙されたおかげで、チームのメンバー全員を巻き込んでしまったんだ。
そんな自分を許せる訳がない。
こんな事になってしまったにも関わらず、メンバーは最後まで俺の事を支えるつもりなんだ。
これ以上迷惑をかける訳にはいかない。機会があれば自殺をしようとも考えていた。

何故、こいつがその事を知っている?



「いい死に方をご紹介するよ・・・ふふふっ」

「ぇ・・・何、何を・・・」


クルスは月の石を取り出す。

「ちょっと苦しいかもだけど・・・我慢してね?」


シュゥ・・・・と光に包まれ、クルスは狼に変身する。
だが、その変化を見ることのできないデモーニオは、何が起こっているのか分からないので困惑する事しかできない。

「何をするの・・?やだ、やだっ・・・こっちに来るなぁっ・・・!」

「言っとくが、オレはまだ貴様を許してはいない。無論影山もだがな。・・・だがあいつは今は死んだ!」

「え・・・・・?!」

突然の告発に、ますますデモーニオは混乱する。


「オルフェウス戦の後。あいつ死んだんだってよ!オレが殺そうと思ってたのに・・・ね!!!残念だよねえええええ!!!!あはははは!!!



だからこの怒りはお前にぶつける事にするよ。さぁ、苦しんで死ね。」



<2011/07/12 22:29 クルス>消しゴム
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