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パラレル・ワールド − 旧・小説投稿所A

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パラレル・ワールド
− 第8話〜異動〜 −
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???「ここが重力流式多世界意識転送装置とか言う装置の研究室かね?」

  そう言って入ってきた人物は、髪が短く、嫌味ったらしい口調で、いかにも偉そうで背の高い男だった。

???=工藤「自己紹介がまだだったな。私は文部科学省の科学技術庁長官、工藤吉昭(くどう よしあき)という者だ」

  そう言って名刺を差し出す

西塚「はあ・・・」
工藤「君が開発者かね?」
西塚「はい。西塚といいm」
工藤「それは知っている」

  工藤とかいう男は彼の紹介をさえぎった

佐藤「ところで・・・なぜ科学技術庁の人間が来るんですか?」
工藤「君は?」
佐藤「佐藤ひろしといいます」
工藤「役割は?」
佐藤「オペレーター・・・です」
工藤「なるほど」

  そこで工藤長官はここに来た理由を話し始める

工藤「単刀直入に申し上げよう。この装置を利用した技術獲得法案が国に承認された。よってこれからはこちらが用意した施設で研究をしてもらう」
佐藤「異動・・・ですか」
工藤「そうだ。それともう一つ、国家プロジェクトの人員が二人だけでは心細い。そこで人員を増やすことが決定した」
西塚「お!昨日の勘が当たった!!」
工藤「という訳で今から異動の準備をして欲しい。場所は後日知らせる」
西塚「分っかりました〜(ハイテンション!)」

  という訳で一週間後・・・

西塚「ここか〜けっこう本格的ィみたいな?」
佐藤「その通りですね♪」

  そこは、横50m、奥行き100m、高さ75mほどの広さで、上からは蛍光灯の光が注いでいた。

工藤「ではここで重力流式多世界意識転送装置を組み立ててくれ」
西塚「いいですけど三日かかりますよ」
工藤「出来るだけ急いでくれ。ただし徹夜はやめておいたほうがいい、徹夜のやりすぎで死なれたら組み立てが出来なくなるし葬儀代が掛かるからな・・・」

  そして急に小声になり

工藤「・・・体を大事にしろ」

  そう言い残し出て行った

佐藤「あの人は一見年季の入った堅物な人ですが・・・心配してくれているんですね・・・」
西塚「それにしてもあの口調はどうにかしたほうがいいと思うんだけどなー(まるでレスターみたいだ)・・・まあいいや。よし!組み立てを開始するぞ!!」


都合により、いつもの目標文字数1500字より607字少ない893字です・・・。
次の話で新キャラ登場!
科学技術庁は2001年(平成13年)1月6日に中央省庁再編により廃止されましたが、カッコイイしここから人が来そうなので、2015年には復帰しているという設定にしました。
ちなみに、作中の「それにしてもあの口調はどうにかしたほうがいいと思うんだけどなー(まるでレスターみたいだ){以下略}」のレスターとは、プ○○ミー○ル(http://www.jikanryoko.com/pri.htm)に出てくる嫌な上級官僚のジェームズ・レスターのことです。
・・・だんだん無茶苦茶になっている気がする・・・。
<2011/09/04 19:08 想西>
消しゴム
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