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パラレル・ワールド − 旧・小説投稿所A

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パラレル・ワールド
− 第17話〜ドSの竜VS謎の存在〜 −
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ドラゴン「私を動けなくしたら貴方の勝ち、私が貴方を食べたら私の勝ちよ」
謎の男「分かった・・・始めよう」

  外でこんなやり取りが交わされているその頃・・・

西塚「ついた・・・少し広いな」

  高さ3.125m、幅1.125mの胃の中で、彼は立ち上がった

西塚「ライトライト・・・あった」

  ライトを点ける

西塚「う!・・・気持ち悪い・・・」

  そこには・・・先ほど食べられた狐人が・・・溶けていた

西塚「あ〜吐きそう。リアルで見ると凄く気持ち悪い・・・ってうわ!」

  突然揺れた。その頃外では・・・

謎の男「その程度か?」
ドラゴン「なんで・・・」

  謎の男とドラゴンが戦っていた。不意打ちを食らわせようと尻尾を振ったが、あっさりジャンプでかわされた。普通の人間だったら、間違いなく当たっていた程の速さで振ったのに・・・

謎の男「ならば次はこちらから・・・!」

  そう言って走ってきた

ドラゴン「?」
謎の男「それ!」

  そう叫んでパンチをしようとする

ドラゴン「そんな攻撃が効くわけ無いでしょ♪」

  当然だ、謎の男が人間なのに対してドラゴンの身長は20m。当たっても大したダメージにもならない。ドラゴンは余裕で立っていた。だが・・・

謎の男「それはどうかな・・・フィールド展開!

  一瞬、彼の拳とドラゴンの間に波紋のような光が広がった直後・・・

ドラゴン「痛いっ!」

  125mほど(人間で言うと10mほど)吹っ飛んで、背中から壁に激突した

謎の男「さあどうする・・・このまま戦いを続けて、痛い思いをし続けるか、彼を吐き出すか・・・」
ドラゴン「い・・・嫌よ!」
謎の男「言い方を間違えたかな・・・死ぬか、彼を吐き出すか・・・どちらを選ぶ?」
ドラゴン「・・・」
謎の男「僕は別に彼を逃がせればそれでいいんだ。そっちの勝ちで、僕が食われたってかまわない。ただ僕は、彼を逃がしたいだけだ」
ドラゴン「なんで・・・そこまであの人間を・・・助けようとするの?・・・」

立ち上がりながら言う

謎の男「彼は他人ではない、僕とは重要な関係がある・・・彼が死ねば、僕も生きてはいけない・・・本人は気づいていないがね」
ドラゴン「・・・ルールでは、私が動けなくなったら貴方の勝ち・・・だったわよね」
謎の男「ああ、そうだ」
ドラゴン「・・・私はまだ、動けるわよ!」

  そう叫ぶと、凄いスピードで走ってきた

謎の男「っ!!」

  体当たりが直撃し、彼の身体は壁の方へ飛ばされた

ドラゴン「仕返しよ!」
謎の男「ピンチは・・・チャンス!」

  そう叫んで壁の方へ手のひらを広げ・・・

謎の男「フィールド展開!

  波紋のような光の壁を洞窟の壁と自分の間に広げて、自分の動きを止める

ドラゴン「また・・・」
謎の男「まだだ・・・せい!」

  光の壁を足場にしてジャンプしそして・・・

謎の男「お〜りゃ〜!!!」

  両手の拳を握り締め、またパンチをしようとする

謎の男「フィールド展開!
ドラゴン「同じ手には引っかからないわよ。プロテゴ・トタラム!(万全の守り)」

  相手も防御魔法で応戦する

謎の男「畜生!」
ドラゴン「フフフ・・・」
謎の男「・・・なんてね」
ドラゴン「え?」
謎の男「僕だって魔法は使える!イタ・パラリズィ!(麻痺せよ)」
ドラゴン「!」

  魔法の効果で、ドラゴンは動けなくなった

謎の男「さあこれで君は動けなくなったから僕の勝ちだ。彼を吐き出してもらうぞ・・・」
ドラゴン『いやよ!』
謎の男「・・・じゃあ無理やり出す」

  そう言って一本のナイフを取り出した。横には、「Painless knife(痛みの無いナイフ)」という文字が・・・

ドラゴン『!?貴方まさか!!』
謎の男「これはただのナイフじゃない。安心しろ、痛みは無い、動かなければな・・・」

  そう言ってドラゴンの腹を切り開き始めた

ドラゴン『!?・・・痛くない?』
謎の男「ただのナイフじゃないって言っただろ。僕は相手に苦痛をあたえるのは好きではないんだ・・・」

  5分後

西塚「まさか勝ってしまうとは思わなかった・・・」
ドラゴン(コイツいったい何者・・・うかつに攻撃は出来ないわね・・・)
謎の男「僕がやるべきことは完了した。ところで・・・そろそろ28時間経過するんじゃないか?」
西塚「あ!ホントだ!!」
謎の男「帰ったほうが良いぞ。では僕はこれで・・・」

  そして西塚に一言

謎の男「・・・またどこかで会おう」

  そしてあっという間に走り去っていった

西塚「・・・あいつホントに何者だ?」


13日ぶりに更新です。すいませんでした!書き方が変わったような・・・
波紋のような光は、エヴァンゲリオンに出てくるA.T.フィールドの模様を円にしたような感じです。
ちなみに「Painless knife(痛みの無いナイフ)」は、痛みも無いし血も出ません(凄い便利w)。
<2011/10/15 02:43 想西>
消しゴム
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