PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル

【保】OUT OF THE ISLAND − 旧・小説投稿所A

RSS | 感想 | TOP
【保】OUT OF THE ISLAND

|<< < 7 / 13 >>|

「・・・・、わかった。そうしよう」
俺は案内されるまま付いていく。海岸から数百メートルくらい来た所で、大きな崖の下に着いた。
『ここを登って、あそこまで行くのよ』
上の方を指さしてあっさりとこんな事を言ってくれた。
内心、(また崖か・・・)と思う
指さされた方向を見れば、崖に横穴が開いていてそこから一本のロープが垂らされていた。
高さはおよそ80メートルはありそうだ。
「しょぅがないなぁ。はぁ」
そんなことをつぶやきながら崖を見上げる。
『さ、行くわよ!』
「あぁ、行こう」
できるだけ下を見ないように登っていく。
ゆっくりと確実に進み、今回は無事に登りきった。
横穴の中を見渡すと、思っていたより広く、暮らすには充分なスペースだ。
なにやら見たことが無い物もある。
興味津々で見ていたら彼女が声を掛けてきた。
『ね、まだ名前を聞いてなかったわ教えてくれない?』
「そういえばそうだな、俺の名前はシルバだ。よろしく」
『私の名はエリルよ。こちらこそよろしくね、シルバ』

「早速言いたいことがあるんだが」
『なに?』
「明日の昼頃、迎えの船が来るんだが、それで一緒に島から脱出しよう」
『それは・・・できないの』


<2011/07/01 21:25 W.WOLF>消しゴム
|<< < 7 / 13 >>|

TOP | 感想 | RSS
まろやか投稿小説すまーと Ver1.00b