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【保】遺跡の跡地にて − 旧・小説投稿所A

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【保】遺跡の跡地にて

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僕らは3匹歩く。チラーミィは少しおびえてるらしい。
ライボルトは鼻歌まで歌いながら歩いている。
すると・・・前から

ウパー「・・・・ポケモンって住んでないって言ってなかったっけ?」

ライ「本の情報はあてにならんな。1つ ため になった。」

チラ「その1つの ため で私たちは生命の危機に陥らなればならないの・・・?」

半分怒って、半分失神しそうなチラーミィが言う。

?「ようこそ・・・。イッシュ遺跡へ。お待ちしておりました」

その前から来た人は言う。そのポケモンはマントを顔から羽織っていて誰だかわからない。

ウパー「イッシュ遺跡・・・?そんな名前があったの?」

?「・・・本当はそういう名前なんです。あ。申し遅れました。私は」

そのポケモンはマントを取る。

?「ヌマクローと申します。今後よろしくお願いします」
 
僕は少し安心した。地面と水タイプの仲間がいたからだ。

ヌマ「あなた方にはこれからここの遺跡に入る試験をしてもらいます。」

ライ「試験だぁ?なんでだ。」

ヌマ「下手に入られて遺跡を壊されたらたまったものじゃないからです。文句があるなら今すぐお引き取りください」


ライボルトはチッ と舌打ちをしながら前へと進む。

すると通路には何もなかったがいきなり最後尾の僕の後ろで

ガタンッ 

と音がする。

チラ「なんで・・・閉めたの?帰れるんじゃないの?」

ヌマ「いいえ。ここの情報を漏らされては困ります。なので、もう帰ることはできません。」

チラ「え?!じゃあもう死ぬしかないの?ここで?!」

ヌマ「場合によってはですね。でもここでの生活は悪くはありませんよ。私のような場合は・・・。」

ウパー「え?どういうこと・・・?

ヌマ「話が過ぎました。では私はここで失礼させていただきます。」


というとヌマクローは急な光を放ち、去っていく。

・・・・。

3匹の中に沈黙が走る。


するとまた前からマントを羽織ったポケモンが来る。

?「次はこっちだ・・・。何も言わずついてこい。」

ライ「・・・おい。今から何するn・・・。」

そうライボルトが言いかけた時に、マントのポケモンは鋭い爪とマントからこっそり見えた腹に書いてある赤いMの文字をだす。

その爪をライボルトに突きつける
?「いいから喋るな。こっからしゃべったら八つ裂きだ。」

ライ「ひぃ・・・・。」

ライボルトはなんのポケモンだか分かっていないようだが僕たち2匹は分かった。


ザングースだ。


さっきから僕は思う、ザングースの腹には丸く小さい穴がポツリと空いている。さっきのヌマクローもそうだ。

何が起こるんだ・・・。と思いながら僕らは進む。


死への道へ・・・。


<2011/11/23 23:22 氷水>消しゴム
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