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【保】SPEC − 旧・小説投稿所A
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【保】SPEC

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冷「冗談!?冗談なんかでそんなことは言いません。私には未来が見える。未来は絶対なのです」
呆れて物も言えない瀬文の横で

当「チッチッチッ」

冷泉の言葉が引っかかったらしい。

冷「何か?」

当「未来が絶対なんだったら、2億出しても変わらないんじゃないですか」

冷「未来を知れば今の自分を変えられる。今の自分が変われば未来が変わる。これ必定」

当「そか。それもそか」

冷「ご納得頂けましたか」

瀬「いくら何でも、2億はボリすぎじゃないですかね」



冷「私は、神の声を聞き、それをお伝えしているだけです。五木谷さんに信じる心があるかないか、私を通して、神が試されているのです」

秘「お時間です。そろそろお引き取りを」

野「はい」
立ち上がったのは野々村だけで、当麻は座ったまま、愛想よく言った。

当「すいません、一つ、ヤボ用なんすけど」

冷「何でしょう?」

当「夜9時の私たちには何が起きているか、予言してもらえません?」

秘「先生、次のお客様がお待ちです」
だが冷泉は予言を始めた。
しばらく首を捻っていた。神の声を聞いているらしい。その後レモンを取り出し、丸ごとガツガツ食らいついた。

冷「ラミパスラミパスルルルルル」
変な呪文を唱え、用意したメモに予言を書きつけると、今度は瀬文を見て、

冷「ラミパスラミパスルルルルル」
また予言を書き、二つの封筒にそれぞれメモを入れ、当麻と瀬文に差し出した。

冷「夜の9時、開けてみて下さい」

当「当たってたら、あなたの事、信じますよ」

野「当麻君、行くよ」
促すと、今度は瀬文が、

瀬「確か、未来が見えるとか。じゃあこの後、俺が何をするか、わかってるな」

冷「ええ」

瀬「話が早くてよかった。逮捕する」


やっと冷泉逮捕できたよ。
まったくvoreに入れない;。(というか、ノリ的に入れない(;-;)

埃だらけですが、
当麻紗綾をなりちゃに登録しました。
ストーリーが進むにつれて、詳細が増えていきます。
<2011/06/21 22:25 m.t spec>
消しゴム
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