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…数秒の間、世界が凍りついたように全員の動きが止まった。


そして…ディーツの絶対的な言葉を口にした




「…そうですか…なら貴方(兄)も捕える必要がありそうですねｗ」


グ二ュ…ッ…

ディーツが兄(トメート)を確保するのも決めた直後に僕の体は喉肉に埋もれていた


「……え？ちょ、ちょっと待」


……ゴクン♪


「ＧＹＡＡＡＡＡＡＡＡぁぁぁ……」









～兄目線～

「…ｔ……トマ………」

家族を見捨てようとした俺【トメート】は自分の弟を呑みこんだ張本人【ディーツ】を無顔で見つめていた。


ディ「ふぅ……では…貴方も……歓迎しましょうか♪」


兄「あ、え？だ、だから俺あの服に何も関係してねぇから！単なる我が弟の嘘だかｒ」

ディ「あの言い方はとても嘘をついたとは思えない真っ直ぐな言動でしたよ」



…俺は嫉妬した

何故だ…何故神は俺の味方につかないんだ…家族を見捨てた罰か？一体…一体何が原因でこんな目に…！！



と思っている内にディーツに両腕を拘束されて動けなくなってしまった。ヤッベｗ


「フフフ…捕まえましたよ♪」


「ちょ…ちょっとタンマ！ト、トイレに行きｔ」

説得するのにも遅かった。ディーツは俺の顔のすぐ目の前にまで迫ってきていた。






…こうなったら…あの手を使うしか…！！

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