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After days − 旧・小説投稿所A

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After days

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ラギの細長い喉を生々しい膨らみが下っていく。
ずぶずぶと粘っこい音を上げながら。
「美味しい・・もうちょっとだけ味わわせて。」
と、膨らみは元に戻っていく。
蠕動により下ったクロアが喉を逆流している。
んぐっ・・ごぽっ・・ばちゃっ・・
クロアは口内に戻され、口からこぼれた体液が床をぬるねばに濡らす。
「・・・・ラ・・・ギ・・ね・・・ぇ・・・?」
「いただきます。」
クロアの声に耳は傾けられない。
ラギの頭はすでにクロアの味に埋め尽くされていた。
クロアを食べる。ただそれだけに。
ごくりっ・・・
「ぁぁぁぁぁぁっ・・・」
クロアが呑み込まれる。

んぐっ・・んぐっ・・・ごぱぁ。

ごくん。

ずぶぅ・・・ずりゅぅ・・・ごぱぁ。

ごくっ・・

にちゅにちゅっ・・・じゅぷぅ・・・ごぱぁ。

繰り返される燕下と吐き出し。
麻痺した体でもクロアの悲鳴は続き、今では何もない。
クロアはすでに気絶していた。
「・・ありゃ・・気絶しちゃった・・」
ラギの舌はクロアを重く感じている。
声はあった方がラギとしては面白かったのだが、これは ー食事ー ではなく単なる ー遊びー だ。
これ以上いじるの良くないし、楽しくない。
「ごめんねクロア。私のお腹でゆっくりしていってね。」
くいっと上を向いてクロアを喉に落とし込む。

ごくん。



<2011/05/13 23:10 セイル>消しゴム
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