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夢のドア − 旧・小説投稿所A

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夢のドア

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これが、自分の最後か… もしかして、これが自分の本当の結末なのか?

自分は、ぐちゃぐちゃの肉片になって、誰かに騒がれて、冷たい道路で死ななければいけないのか?

レシラムにも、ゼクロムにもあえて、これから僕と一緒に過ごしてくれると思うのも、結局は
死という境界線で、僕は別れなければいけないのか…?


僕は、雲ひとつない青空をキッと睨みつけ、天界を憎んだ。
ただ、天界を憎んでも、自分はだんだんと灰色の海へと落ちて行く… 到底、空を飛ぶこともできない…



最後に、僕はこう思った。あの目立つ、建設中の新しい電波塔の半分まで落ちた頃、自分の
最期であろう、この言葉を空に語った。


ヤス「レシラム、ゼクロム…



        今まで…   ありがとう…   」

死に対する恐怖心が、自分の涙腺を刺激した。

涙がジワリと滲んできた。楽しい思い出も、一日というあの温かい日は、 もう二度と会えないことに、僕は嘆いた。





しかし、そんな悲しみは、のちにすぐに晴れた。


僕の隣に、レシラムとゼクロムが急降下で降りてきた。


レシ「ヤスオ君、今助けるからね!」





<2011/05/31 00:29 ネイム>消しゴム
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