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【保】敵討ち − 旧・小説投稿所A

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【保】敵討ち

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話の内容をまとめるとこうだ。
彼女は召喚士の一族の生まで、建国以来ずっと仕えてきた由緒ある一族であった。
だが2年前に王が変わり、状況は一変した。
その王は絶対的な力を持つ幻獣たちを喚びだせる召喚士の存在を恐れ、あろうことか召喚士たちを『粛清』し始めたのだ。
結論から言うと召喚士は彼女以外は全員殺され、彼女はジェノサイドの唯一生き残りなのだという。

「――私たちはこの国に、王に忠を尽くしてきた。それなのに、それなのに……!」

「……忠を尽くしてきた者たちを裏切るとは許せぬな。よし、把握した。願いを聞き届けてやろうではないか。だが一つ提案がある。どうせならばお前自身がその王に手を下してやる気はないか?」

黒竜の提案に彼女はポカーンとする。

「それは一体どういう……?」

「私とお前の精神を入れ換え、私の体を使ってお前が王に手を下してみないかと言っているのだ」

「そ、そんなことが出来るのですか!?」

「私にとっては容易いことよ」

「だったらお願いします!そうしてください!」

彼女は黒竜に嘆願した。
黒竜は静かに頷き

「しばし待たれよ。夕刻になったら実行しよう」

と言った。



<2011/12/09 22:19 とんこつ>消しゴム
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