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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第21話☆

1 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 00:48:50 ID:hBRJn8pv
 魔法少女、続いてます。

 ここは、 魔法少女リリカルなのはシリーズ のエロパロスレです。


『ローカル ルール』
1.リリカルあぷろだ等、他所でのネタを持ち込まないようにしましょう。
2.エロは無くても大丈夫です。
3.特殊な嗜好の作品(18禁を含む)は投稿前に必ず確認又は注意書きをお願いします。
  あと可能な限り、カップリングについても投稿前に注意書きをお願いします。
【補記】
1.また、以下の事柄を含む作品の場合も、注意書きまたは事前の相談をしたほうが無難です。
  ・オリキャラ
  ・原作の設定の改変
2.以下の事柄を含む作品の場合は、特に注意書きを絶対忘れないようにお願いします。
  ・凌辱あるいは鬱エンド(過去に殺人予告があったそうです)

『マナー』
【書き手】
1.割込み等を予防するためにも投稿前のリロードをオススメします。
  投稿前に注意書きも兼ねて、これから投下する旨を予告すると安全です。
2.スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆するのはやめましょう。
  SSはワードやメモ帳などできちんと書きあげてから投下してください。
3.名前欄にタイトルまたはハンドルネームを入れましょう。
4.投下終了時に「続く」「ここまでです」などの一言を入れたり、あとがきを入れるか、
   「1/10」「2/10」…「10/10」といった風に全体の投下レス数がわかるような配慮をお願いします。

【読み手 & 全員】
1.書き手側には創作する自由・書きこむ自由があるのと同様に、
  読み手側には読む自由・読まない自由があります。
  読みたくないと感じた場合は、迷わず「読まない自由」を選ぶことが出来ます。
  書き手側・読み手側は双方の意思を尊重するよう心がけてください。
2.粗暴あるいは慇懃無礼な文体のレス、感情的・挑発的なレスは慎みましょう。
3.カプ・シチュ等の希望を出すのは構いませんが、度をわきまえましょう。
  頻度や書き方によっては「乞食」として嫌われます。
4.書き手が作品投下途中に、読み手が割り込んでコメントすることが多発しています。
  読み手もコメントする前に必ずリロードして確認しましょう。


リンクは>>2

2 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 00:52:34 ID:hBRJn8pv
『リンク』

【前スレ】
☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第二十話☆
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1183136648/l50

【クロスものはこちらに】
リリカルなのはクロスSSスレその6
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1183637309/l50


【書き手さん向け:マナー】
 読みやすいSSを書くために
 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5301/1126975768/

【参考資料】
・Nanoha Wiki
 http://nanoha.julynet.jp/
・アリサだもんっ!
 ttp://homepage3.nifty.com/damenahito2000/
(キャラの一人称・他人への呼び方がまとめられてます)

☆魔法少女リリカルなのはエロ小説☆スレの保管庫
 ttp://red.ribbon.to/~lyrical/nanoha/index.html  (旧)
 ttp://wiki.livedoor.jp/raisingheartexcelion/d/  (wiki)


3 名前:前スレ635:2007/07/13(金) 01:49:03 ID:RVlwto8i
>>1
乙です

全部書き込んでちょうど容量いっぱいになったようです。
埋め投下成功

今気づきましたが、最初の数行の改行をミスってました。
ついでに「初めて」を「めて」と打ってます。申し訳ありませんorz
さらにグリフィスとシャーリィの小話を書くのを忘れとりました。
好きな方いらしたら申し訳ありません。
オリキャラに腹が立った人がいらしたら、ごめんなさい。

では、失礼しました。

4 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 01:50:48 ID:wMsdSG1m
「『酒豪』なのは」に釣られて、「こんなはずじゃなかった世界」を見てしまったが、何ともないぜ(aary

5 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 01:53:17 ID:bUeeNn+g
>>3
GJ
影が薄い(てよりはフェイト話が少ない)せいかあまり気にならなかったです
てか、ティヴァいいよ! キャロ自重しるwww

6 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 02:31:25 ID:S2f4d7C+
>>前スレ635
>>637
>容量オーバーとかで引っかかったらリリろだにあげることにします。

>1.リリカルあぷろだ等、他所でのネタを持ち込まないようにしましょう。
注意書き読めない子は来ないほうがいいよ

7 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 02:36:03 ID:S2f4d7C+
住み分けできない子が多いね

8 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 03:22:53 ID:oWkVLuz9
>>3
GJだが未成年が酒飲んでいいのかと一応ツッコんでおくw

9 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 05:20:53 ID:ySRTKFa/
スレ立て乙

10 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 07:11:10 ID:z2HEtM+J
>>4
同じく『酒豪』なのはに釣られてしまった……


11 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 08:20:52 ID:BPxzXozr
ま、ミッドの法律がどうかは明言されてないし。SS書きの判断ってことでw
まああんな世界だから、体内のアルコールを簡単に分解できる魔法とか薬とか、ありそうな気はする。

12 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 08:33:56 ID:ocLhVhCe
>1
乙。
>11
ま、9歳で働ける世界だしね。

13 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 14:52:58 ID:Ai8/aPE7
ミッド世界の結婚適齢期はいくつなんだろうか?

14 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 15:03:10 ID:ld73Dm6O
>>3
マクラーレン三佐いいな。
オリキャラはあんまし好きじゃないんだが、こいつは好感持てるw

15 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 15:17:06 ID:msxTcNef
A's設定資料集ではリンディ提督は20代はじめで既にクロノを産んでいる。
エイミィがクロノと結婚したのは22,3歳。
20代はじめくらいが大体の目安か?

16 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 15:31:05 ID:rR9FND9x
リンディさんの出産って18とか19の可能性もあるのな。

17 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 16:10:37 ID:YXlPko75
結婚するなら、メインヒロインより…
リンディさんやプレシア。レティの方が良いな。一番はリンディさんだな!
使い魔なら断然リニス!

こんな俺は二十歳…orz 未亡人好きだな…

18 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 16:27:06 ID:qngB06C1
スレ違いになっちまったが、6課の落日氏GJ!
エリティアの二人とも、ういういしくていいですねえ

ここでまだエロはこないでしょう・・・多分
はやてさんでもいくらそんな・・・・
個人的に甘くて純愛でラブラブで砂糖吐くぐらいのを待ち望んでおります

19 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 17:10:25 ID:8yuVB2tw
>>17
あれ?俺がいる。と思ったけど微妙に年齢が違う俺21歳。

20 名前:17:2007/07/13(金) 17:50:11 ID:YXlPko75
>>19
ゴメン!良く考えた俺いま21だwwww
なかーまノシがいて嬉しいwwww

21 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 19:09:14 ID:KJ4MqHu8
>>19-20
あれ?俺がいる。
もしかしておまいらワームか?

22 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 19:12:02 ID:niZN+vRJ
>>21
いやネイティブだ

23 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 19:41:41 ID:PkzB1lq9
雑談厨死ねよ

24 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 20:58:25 ID:cTYC/7Jv
スバル×ユーノって完結したっけ?

25 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 21:09:46 ID:xfR8yOHL
>>24
まだ。
珍しいCPだから続き見たいが…

26 名前:いつかの450:2007/07/13(金) 21:10:31 ID:RVlwto8i
>>6
すみませんでした。『リリろだ等』のところに関しては
「他所のネタを使用したSSをここに投下してはいけない。」
「他所のネタをここに持ち込んで話題にしようとしてはいけない。」
と解釈しておりました。勘違いだったようです。
住み分けできてなくてごめんなさい。

>>『酒豪なのは』に釣られた方
マジですみませんでした。orz
不快な思いをさせたことをこの場を借りて謝罪させていただきます。
いらんこと書かなければよかったですね。

その他感想をくれた方、ありがとうです。

では、名無しに戻ります



27 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 22:22:54 ID:IF8vxI6w
>>26
いやいやGJだtったよ!
なのはにイジメられるはやてってSSでは結構珍しい構図な希ガス。新鮮だったわ。

28 名前:640 ◆CaB8KPh.gs :2007/07/13(金) 22:59:56 ID:MDxCY6Tm
どうも、ご無沙汰しております。今更ながらに以前投下した「パートナー」の後編を投下いたします。

前回はソフトエロでしたが、今回は大分趣向を変えまして触手によるハードなものになってます。
・・・ぶっちゃけ、陵辱とか苦手な人はスルーの方向でお願いしますorz
 
それでは、投下いたします。

29 名前:640 ◆CaB8KPh.gs :2007/07/13(金) 23:01:34 ID:MDxCY6Tm
「ぷぁっ……!!」

同性同士の舌を絡めあうキスは濃厚で、息が詰まるかというほどに長かった。
けれどこの身体の熱さは、呼吸が足りないだけではけっしてない。

こちらのほうが、年上なのに。
パートナー同士で導くのは、自分の役目なのに。

ティアナはただ、ひとつ下の相棒のなすがまま。

拒否も、拒絶もできない。しない。
けっして短くない時間を共に歩み、共有してきた彼女との交歓は、あまりにも心地よいものだったから。
拒む理由を考えられるほど脳が平静を、保っていなかった。

「やぁ、うんんぅ……ゆび、スバル、ゆびぃ……っ」
「うん……んっ……気持ちいいんだね……?ティア……」

嬌声と水音が、夜の部屋に浸透していく。
同時にその音は発信源たる少女の腰をゆるやかに動かす原動力となり、終わりのない快楽のループへと誘っていくのだ。

ひくひくと少女の肉体が痙攣しているのは、その愉悦故。
既に絶頂間近のパートナーの内部を、短髪の少女の指は容赦なく掻き回していく。
被虐の相棒はただほどいたツインテールの肩下までの長さを振り乱し、その手戯に悩乱するだけだった。

「じゃあ……もっと気持ちよくしてあげる……」


魔法少女リリカルなのはstrikers

−パートナー− 後編


「────ア!!ティア!!お願い!!目、覚ましてっ!!」

そこは、石造りの古びた構造に似合わず、様々に光を発し電子音を鳴らす機械に満ち溢れていた。

広々としたその場所こそが、今彼女たちの囚われる牢獄。
繋がれるのは、二人。繋ぐのは生温かい、脈打つ肉の鎖。

蚯蚓にも、蛇にも見えるそれらは違法実験の産物か。
はたまた召喚獣に類するものか。
はっきりせずとも確かなのは、自分たちにそれらを打ち倒し脱出する術がなく、
彼らもまた明確に逃がす意志を持たず二人を拘束しているということ。

「ほぅら……いい夢でしょう……?もっと。もっと、幸せな気持ちになれるのよ……?」

喚き散らし、両手足をじたばたと空にもがき暴れさせる少女の目の前では、無二のパートナーが嬲られ続ける。

小ぶりながらも形の良い両の胸は、共にからみつく肉鎖によって絞りこまれ、蠢動に揉みしだかれ。
幾度となく少女を叱責してきた口は菊座から一直線に貫き通された紅の触手を、逆流するままに銜え込まされている。

だらりと垂れ下がった両腕も、M字に開脚された両脚も触手によって幾重にも拘束され、
排泄の穴から摂取の穴までを埋め尽くすピストンの激感にただただ痙攣し弱々しく打ち震えるのみ。

30 名前:640 ◆CaB8KPh.gs :2007/07/13(金) 23:02:26 ID:MDxCY6Tm
「ぁ……ぐ……ぁぅ……」

くぐもった声が、塞がれた喉から漏れて。
虚ろな目がスバルを捉えることはない。

「ふふ……前回一杯食わされたお礼……。恍惚の夢に溺れて、壊れてしまうといいわ……」

ティアナはただ、秘所を苛める眼鏡の女の手技に、腰を揺らせるばかりだった。

発端は先の戦闘におけるスバルの姉、ギンガの負傷。
失意の中二人は、敵の拠点発見を報せる通信を密かに耳にして。
敬愛する上司の制止を振り切って強行突入した先に待っていた、無数の触手と『ナンバーズ』と自称する戦闘機人たち。

AMF下、完全なアウェー、多勢に無勢。
たった二人の闖入者たちに勝ち目などあるわけもなく。

デバイスを完膚なきまでに破壊され、抵抗する術すら二人は失ったのだった。
敗北の先には、虜囚。虜囚の先に待っているのは無論、辱めでしかない。

「いい子ねぇ……ご褒美に、もっと激しくしてあげる……っ!!」
「ふぐぅぅっ!?……ぅ、っ!!」
「ティアあああっっ!!」

ずりあげられたインナーから覗く胸にも、頭の上で拘束される両腕の痛みにも構ってなどいられない。
数時間前、とうの昔にティアナの処女は奪われ、彼女の壊れていく様をひたすらにスバルは見せ続けられている。

大事なパートナーが夢うつつの中に自我を消されていく様子を。

「あらあら……指、三本も入っちゃった……。そんなに激しいプレイをしてるのねぇ、この子、あなたと」
「やめろ……やめてえっ!!」
「だめよ。私たちを騙したこの子にはその分、じっくり味わってもらわないと」

幻影は私の専門分野──……そういって、冷酷な笑みを眼前の戦闘機人は浮かべた。

ティアナの口から出入りする逆流触手と別の一本が結びつき、押しては引き、
引いては押しとまるで木挽きが鋸を二人がかりで扱うように、激しく彼女の内部に蹂躙を繰り返す。

「この子……悦んでるわぁ……あなたと過ごす一夜を。あなたとのひとときを……」
「言うなっ!!」

今ティアナが見せられているのはあろうことか、自分との禁断の関係による快楽なのだ。
全てはクアットロの創り出した幻影であろうとも、蹂躙されるがままのティアナがそのことに気付く由もない。

「ぉ、ご、ぉぉ……」

白いニーソックスの先が振るえ、水音が床を打った。
ちょろちょろと流れるそれの刺激臭は紛れもなく、小水のアンモニア臭に他ならない。

「ティ、ア……」

触手たちの精と自身の愛液とで濡れそぼった秘所から、ティアナは黄みがかった汚水を垂れ流していた。
蕩けた顔には歓喜の涙が幾筋も流れ、触手のピストンに動く腰が、お漏らしをそこかしこに飛び散らせる。

31 名前:640 ◆CaB8KPh.gs :2007/07/13(金) 23:03:30 ID:MDxCY6Tm
「今、あなたの股間に一物が生えたところよ」
「!?」
「挿入されただけでいっちゃったのねぇ、この子。何の疑問も抱かないなんて、さぞかし溜まってたんでしょうね」
「やめ、ろおおぉぉっ!!」

とても見ていることなどできなかった。
けれどいくらもがいたところで、魔力を使い果たし痛めつけられた身体が触手から解放されることはなかった。

パートナーを、助けたい。だがしかし彼女に、その力はない。

「さて、と」

触手たちの動きが一斉に、ぴたりと同時に止まった。
ティアナの膣に埋没し、放尿の残滓と愛液とをかき回しいやらしい音を立てていたクアットロの指も、引き抜かれた。
引き抜き際に戦慄き、再び絶頂を迎えるティアナ。

やっと解放してくれるのか──……一瞬、スバルはそんな淡い期待を抱く。

けれど、そのような甘い考えの通用する相手ではない。
今までのことを見ていれば、そのくらいのことは考えて然るべきであった。

「今度は──あなたの番」

女戦闘機人の酷薄な目に、背筋が凍りついた。
今度は、私。
言葉の意味が無情にも、心に認識されていく。

直後、糸の切れた操り人形のように脱力していたティアナに、先ほどまでの倍以上の触手が群がっていった。
一瞬にして見えなくなった彼女からは、うめき声さえ聞こえない。
ただ肉の紅をした太い紐状生物の姿が視界に、ねばっこい水音と蠢動の音とが耳に入ってくるだけ。

「パートナー同士……やっぱり壊れるときは一緒じゃないとね……ふふっ」

処女すらまだ奪われていなかったスバルは、辛うじてバリアジャケットのショートパンツをその身に残していた。
眼鏡女の鳴らした指に呼応し、床の構造材を割り破り。
現れた新たな触手たちはいともたやすく、あっけなくその最後の砦を四方に引き裂いた。

恥毛すらうっすらとしか生え揃っていないそこが拘束触手たちにより、無理矢理に突き出される。

「あ……ぁ……あ……」

眼前に、触手。
菊の門にも触手。

そして無論、突き出された秘部にも触手が無数に迫り。

「おやすみ」

スバルの意識は、そこで途絶えた。
夢の世界へと、旅立っていった。

*   *   *

「ドクター。捕獲した局員たちについて報告します」
「ふむ」

32 名前:640 ◆CaB8KPh.gs :2007/07/13(金) 23:05:42 ID:MDxCY6Tm
二週間ほど、経っただろうか。
「1」の名を持つ補佐官が、報告をしていた。

「『最初の』二名は既に脳改造を完了、新型ガジェットの制御コアとして組み込みを完了しています」

火の海になった、都市があった。
崩れ落ちる、建物があった。

かつてクラナガンと呼ばれ、時空管理局地上本部として機能していた場所だ。

「プログラム二機、及び融合機一機についてもフォーマットがまもなく終了いたします」

腕利きの魔導師、騎士たちがこうもあっけなく。
AMFの中へと闇雲に突入してきたのだから、当然といえば当然か。
最初の捕虜二名は、予想外に役に立ったということになる。
管理局の人間というものは無駄に仲間意識が強いぶん、扱いやすい。

「そして、残る三人ですが」

ジェイル・スカリエッティはほくそ笑んだ。
良質の素材がこうも大量に、しかも一度に手に入るなどということはそうそうない。
次は本局。あそこを墜とすには、願ってもない戦力だ。

「一両日中には作業に移ることが出来るかと」

逆さ吊りの三つの姿が、あった。

ひとつは、金髪の長い髪を白濁に固められ。
ひとつは、小柄なその身をくまなく触手に覆われていた。

そしてひとつは──……不屈の心を砕け散らせた、堕ちたるエースの成れの果ての姿であった。

(end)

33 名前:640 ◆CaB8KPh.gs :2007/07/13(金) 23:15:42 ID:MDxCY6Tm
はい、お粗末様でした。
元々はスバルとティアナの百合でかきはじめたところ、
どうにも自分には竿のない和姦は無理だ、ということが判明し180度方向転換してこのような形になった次第です。
一回殺人予告受けたことあるくせに懲りてないね、俺orz
 
私、今回のこの投下をもちましてこのスレへのss投下から引退させていただこうと思っています。
スレには新しい職人の皆さんがA‘sの頃の賑わい以上にたくさんいらっしゃいますし、
自分がでしゃばるよりは新陳代謝に従おう、と。現にこっちで全然かけてませんし、自分このところ。
これからは読む側として楽しませていただければ幸いです。
あ、blogでの新作投下、作品公開はこれまで通りつづけていきますよー(とちょっと宣伝してみるw)

それでは。スレがまだまだ発展していかんことを祈りつつ。
 
ノシ

34 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 23:24:43 ID:IF8vxI6w
>>33
640氏久々だー。しかもハードw
GJです!
このスレでの書き手引退は残念ですが、まあ、今はもうプログ持ってますしね。
そっちでのSS、楽しみにしてます。

35 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 23:25:30 ID:wMsdSG1m
前編を見直して、後編の斜め上っぷりにワラタ

36 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 23:50:22 ID:Wj25z6f3
これの前半あったっけとwikiを見てみればなんじゃこりゃw
前半からこの展開は予測不可能ですな、だがそれがいい
氏のSSはほとんど読んでいます、これからもガンバ!

37 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 00:33:10 ID:TnMLAxao
>33
うわー(棒読み

これは、前半と併せる事でモンティパイソンも吃驚の破壊力を……
>35
いや、斜め上なんてナマ易しいものじゃねぇ……

38 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/14(土) 04:31:23 ID:Vm48FlPw
>>33
けしからん!
じつにけしからんハァハァハァハァ

>>3
これはほのぼのしてOK!
あと酒宴でいろいろ吹いたw

そして、ティアナの用事に付き合ったヴァイスは、ティアナの兄が眠る墓まで行って顕花するんですね!
いろんな意味を込めて!
そしてバイクで人気の無い所まで行き、そこではじめての野外プレイなんですね!!

では負けずに自分も侵攻と制圧を実行しよう!


39 名前:ある槍騎士と槍の決意の話:2007/07/14(土) 06:33:31 ID:a14XsToq
前スレ>>584
ウボァ!
まだエリスト期待してくれてた人居たんだ…
正直、もう忘却の彼方かと…。

真面目に嬉しかったので
一本書き上げてみました。
最近影の薄いエリオきゅんに主人公させてみた話。


本編がどうしたぁっ!つーくらいに
もうオリ設定満載ですが
それでも許せる方はお付き合い下さい。


ではでは。

40 名前:ある槍騎士と槍の決意の話:2007/07/14(土) 06:34:35 ID:a14XsToq
クラナガン郊外の下水道、
その中でも大雨などに対応出来るように広く作られているスペースがある。
広大なスペースには柱が乱立し、普段は緩やかに水が流れている。
あたりに充満するのは下水の匂いと水の音、
そして戦いが巻き起こす光と熱だった。
『V型4体!T型20…40!まだ増えてる!?』
ロングアーチからの通信が届く。
まず光の矢が飛び、つづいて走る影がひとつ。
スバルだ。
ティアナの牽制射撃の後ろをひた走りガジェットに接近、勢いそのままにV型の装甲をブチ抜いた。
続いてフリードの口から連続して放たれた火球が数体のT型を吹き飛ばす。
立ち上る爆炎。
その炎の中から三体のT型が飛び出し、ティアナに迫る。
が、次の瞬間には三体とも一筋の閃光に切り裂かれた。
「エリオ、ありがと!スバル!次行くわよ!」
「オッケー!牽制は任せたよ!」
スバルがV型を狙い、T型はティアナとキャロ、フリードが請け負う。
エリオは全員のフォローの為に戦場を駆け回る。
「クロスファイアー!」
ティアナの周囲に十八の光弾が形成された。
「シューーーーートォッ!!」
放たれる。柱の間を抜けて飛んだ光弾はひとつ残らず命中し
それだけでT型の集団がスクラップの山へと変わった。
積み上げてきた訓練の成果が遺憾なく発揮される。
すでにフォワード達にとってガジェットは敵ではなかった。



『周囲に反応ありません。さっきの集団で最後だったようです』
ガジェットドローンの残骸があちこちで火花を散らす。
その数は50を軽く越えて100に届こうかとしていたのだが四人は全くの無傷だった。
「流石にコレだけいると疲れたね〜」
右腕を回しながらスバルが呻く。しかしティアナの表情は晴れない。
「ん?ティア、どうしたの?」
「……………………」
何かを考え込んでいるティアナ。ふと思いついたようにロングアーチに通信を繋ぐ。
「すいません、ガジェットの反応が確認出来た位置とここの地図のデータ貰えますか?」
クロスミラージュに転送されてきたデータを睨み、また黙考する。
エリオ、キャロの二人は周囲の警戒とレリックの探索を行っていた。
しばし水の音がその空間を支配する。
と、エリオは視界の端にバスケットボールサイズのケースを見つけた。
「ライトニング03からロングアーチへ。レリックらしき物体を発見しました。
 データでの位置とも一致してますのでこれより確保します」
ロングアーチへと通信で報告し、そのケースに近づく。
その時、ティアナが顔を上げた。
「やっぱり!待ち伏せされてたんだ私達!」
それはセンターガード、つまり敵味方全員の位置を把握する必要のあるポジションの
ティアナだから気付けた事。
ガジェットの反応が確認出来た位置のほとんどが袋小路だったのだ。
もしガジェットがレリックを捜索していたのならガジェットは周囲を確認しながら
移動している筈であり、袋小路に隠れて待機する必要性は無い。
「エリオ!待って!」
レリックと思われるケースへと近づくエリオにティアナの警告したその瞬間。
エリオの足元に紫の魔法陣が広がった。
「――――これ―――」

41 名前:ある槍騎士と槍の決意の話:2007/07/14(土) 06:36:44 ID:a14XsToq
「ライトニング03反応消失!転送魔法の反応を確認!」
ロングアーチに動揺が走る。
「別件で出払ってる隊長達に連絡取って!あと追跡の方はどうなっとるん?」
「今してます!」


フォワード四人がガジェットと戦闘していた場所を見つめる小さな影がひとつあった。
「…これで……いいの?」
『あぁ、ありがとうルーテシア。そうだ、今度お礼に何か甘いものでもご馳走しよう』
「……いい…それより…」
『解っているさ。レリックは発見次第報告させてもらうよ』
小さく首肯する影。そしてその影は広がる闇の奥へと消えていった。


光が収まり、周囲の光景がハッキリと見えてくる。
そこは青い部屋だった。
外からみれば円柱と思われる形で壁には何らかのセンサー類と思われる
機器や扉らしきものが何個か並んでいる。
エリオは周囲を警戒しながらストラーダを構えた。
何が来てもすぐ反応出来るように腰を軽く落とす。
『やぁ、こんにちは』
上から響く優しげな、しかし何かぞっとさせるものがある声。
見上げるとそこにスピーカーらしき機械があった。
「……貴方は?」
『名乗るほどのものではないよ。それより、君にお願いがあるんだ』
壁にある扉らしきもののひとつの奥から何かの駆動音が聞こえた。
エリオはストラーダをその方向へと構えなおす。
扉の奥からせり出して来たのは円筒状の機械である。
『君に是非私の作品のひとつを見て貰おうと思ってね。
 本当は他人に見せられるようなものじゃないんだが…まぁそこは大目に見てくれないかな?』
その言葉とともに円筒状の機械の一部がスライドし、中身が姿を現す。

42 名前:ある槍騎士と槍の決意の話:2007/07/14(土) 06:38:15 ID:a14XsToq
それはエリオと同じ年くらいの子供だった。
服装は体にフィットした黒いボディスーツ。胸の微かな膨らみから女の子だと判断できた。
頭には肩までの金の髪、そして何かの装置と思われる機械がついていた。
瞳が開かれる。兎のような赤い瞳、しかしそこには何の意思も感じられない。
その少女が右手をこちらにかざしてきた。
悪寒を感じエリオは一気に横へと駆け出す。次の瞬間、エリオがいた位置を金色の光の束が貫いた。
『流石にあたらないか…ならコレならどうかな?』
少女の周りに八個のスフィアが形成される。
それらは複雑な軌道を描きながらエリオを捕らえようとする。
が、当たらない。
「なのはさんのアクセルシューターに比べたらっ!」
エースオブエースの誘導弾を日頃から見慣れているエリオにとっては
この程度の誘導弾を見切る事も可能だ。
ステップを踏む事で二つ、首を振ることで一つ、
前に出る事で残りの五つをすり抜けた。エリオの背後で八連続の爆発音。
さらに少女がスフィアを形成し、放ち続ける。
エリオはそれをかわしながら、思う。
(あの、頭の装置…あれを壊したらもしかしたら…)
バックステップで上から高角度で落ちてきたみっつをやり過ごし、
その手にある相棒の名を叫ぶ。
「ストラーダっ!」
『sonic move!』
魔法の発動。速度を与えられたエリオは一瞬で少女の背後を取った。
頭の装置を砕こうとストラーダを振りかぶり―――――



少女が崩れ落ちた。
「え?」
ストラーダは振りかぶったままだ。エリオはまだ何もしていない。
エリオが疑問に思ったその時、上から声が降り注いだ。
『ふむ…やはりこの程度しか持たないか…』
重い音が響く。少女の頭が床に激突した音だ。
その倒れ方に本能的に何かを感じたエリオはその少女を抱え起こす。
そして首筋に指を当て…
「………そんな……まさかっ!?」
『あぁ、そういえば説明がまだだったね』
上から響く声は相変わらずの優しい声。そこに焦った様子は微塵も感じられなった。
口の中が乾く。舌がざらつく。背中に嫌な汗が流れる。
『私も以前人工生命体を研究していてね…しかしまぁ、恥ずかしい話、上手く行かなかったんだ。
 リンカーコアの形成がどうも上手く行かなくてね。
 装置にいれて維持し続けなければ数時間で、
 魔法など使おうものならものの数分で機能停止してしまう紛い物しか出来なかったんだよ』
少女の脈も呼吸も停止している。蘇生措置をするなら時間的に余裕が無い。
エリオは少女を床に寝かせ、胸の上に両手を重ねた。
『無駄だよ。何せ命の根源であるリンカーコアがもう停止しているんだからね』
「―――――うるさいっ!!!」
心臓を押す。体重をかけて15回。次に気道を確保し口から空気を送りこむ。
少女の胸に耳を押し当てる。だが鼓動の音は聞こえない。
もう一度だ。

43 名前:ある槍騎士と槍の決意の話:2007/07/14(土) 06:40:47 ID:a14XsToq
『理解したかな?それはもう動かないよ』
数分が経過した。エリオの額には玉のような汗が浮いている。
だがエリオはそれを止めなかった。少女の胸を押し続ける。
『……まぁいいか。ルールは理解してくれたようだしね。じゃ、次と行こうか』
その言葉と同時に三方向からの駆動音。
全く同じ機械が壁からみっつせり出してきた。
『それは早くその装置に入れてやらないと止まってしまうんだよ。
 さて…君はどうする?』
その声に、ようやくエリオの動きが止まる。
少女の顔に手を当て、そっとまぶたを閉じさせた。
横に置いていたストラーダを握り立ち上がった。
ストラーダを握る手は力を込め過ぎて白くなっている。
だが、構うものか。
(魔力ダメージで気絶させるか、頭の上の機械を壊して止めて、装置にいれる。
 その後、この声のやつをつきとめる!)
同時に三つの装置の上部がスライドし、中から全く同じ少女が三人出てきた。
『それでは、実験開始だ』


エリオは後ろへと大きく跳躍した。壁に着地する。
壁に次々と突き立つ光の柱の間を駆け抜ける。
ひとりの後ろへと着地した。が、そこに光弾が迫る。
一度距離をとろうと後ろに跳躍。だが少女は全く動かない。
光弾のひとつが少女に直撃した。
『あぁ、回避やお互いのコンビネーションとなると命令が難しくてね。
 単純にいくつかの魔法と君を狙う事しかプログラムしてないんだよ』
エリオは奥歯を噛み締める。
少女同士での同士討ちがあるからうかつに近づく事も出来なくなった。
射線上に少女が来ないように逃げ回る。
ひとりが砲撃魔法を放った。もうひとりが誘導弾を放つ。
そして最後のひとりが砲撃魔法の展開を始めた。
(―――――今っ!)
『sonic move』
高速機動で全ての攻撃を置き去りにし、砲撃魔法を展開した少女の前へと降り立つ。
踏み込んだ。
気付いた少女が砲撃を中断しプロテクションを展開する。
「貫けっ!」
『speer angrif!』
ストラーダが点火し、前へと向かう力を得る。
金色の壁と激突し――――貫いた。

その瞬間、少女の全身から力が抜けたのがエリオにははっきりと解った。



44 名前:ある槍騎士と槍の決意の話:2007/07/14(土) 06:42:41 ID:a14XsToq
かくんと、エリオの目の前で、糸が切れたように。
少女が崩れ落ちる。重いものが落ちる音。
『master!』
ストラーダからの声。エリオの意識が戻る。
背後に別の少女が立っていた。
その手に光が灯る。
反射的にエリオは振り向き、槍を突きこんだ。

    ぞ     ぶ      り      。

手に響く感触。頬に暖かいものがついた。鼻を刺す、鉄の匂い。
少女が仰向けに倒れる。腹に、赤いものが見えた。

ストラーダは、彼の槍は、少女の腹に突き刺さっていた。

解らない。何で。

エリオは混乱する。最後の少女の放った砲撃魔法になすすべなく吹き飛ばされた。
そして、その少女も崩れ落ちた。

45 名前:ある槍騎士と槍の決意の話:2007/07/14(土) 06:44:15 ID:a14XsToq
エリオは壁に叩きつけられて、そのまま座り込んだ。
視界の先には先程崩れ落ちた少女。
「…………な…んで……」
『何で?それは何故こんな事をしたのかという意味かな?
 実験というのはだね、成功と失敗の比較をして初めて意味があるのだよ。
 何故上手く行かなかったのか、何故上手く行ったのか。
 それらの差を、探求し、つきとめる。それこそが研究の真髄であり醍醐味なんだ』
その言葉は少し高揚していたがエリオの耳には届かない。
つい先程の手の感触。それだけが彼の脳内で繰り返された。
『……おや、ひとつまだ停止していないな。
 協力してくれたお礼だ。それは君に差し上げるよ』
エリオの顔が跳ね上がる。彼の視界の端に動くものがあった。
ストラーダで腹を突かれたその少女である。
その少女は震えていた。
つまり……まだ生きているのだ。
その結論に到達すると同時にエリオは駆け出す。
砲撃に焼かれた腕や打ちつけた背中が痛みを発するがエリオの思考へは届かない。
少女を抱き上げた。防護服の白い上着、それを脱いで少女の腹に巻く。
壁の円筒状の装置へと運び、そっと寝かせた。
『君のおかげでいいデータが取れたよ。ありがとう?
 私は怖いお嬢さん達が来る前においとまさせてもらうよ。
 では……機会があれば…また、どこかで』
エリオにその声は届かない。
何故なら彼は装置上のあるモニターに映し出されるグラフに注目していたからだ。
詳しい事は彼にはさっぱりわからないが
それが彼女の生命に関するグラフだというのは何となく解った。
だんだん、グラフ上の山が小さくなる。
「…お願い…お願いだから……お願い…」
うわごとのように呟く。
しかし、彼の祈りは届かない。
山が小さくなり、波程度になる。
「お願いだからぁ…お願い…」
届かない。

波さえも、消えた。



「――――ああああああああああああっっ!!!」

46 名前:ある槍騎士と槍の決意の話:2007/07/14(土) 06:46:44 ID:a14XsToq
壁を吹き飛ばして踏み込んだ部屋。
そこでフェイトが見たのは、倒れている三人の少女と壁に設置された装置に
もたれかかって座るエリオだった。
「エリオっ!」
フェイトはエリオへと駆け出す。
彼はうわごとのように何かを呟いている。
その様子に何かを感じ取ってたフェイトは足を止め、声をかける。
「……エリオ?」
充分声は届く距離だ。だがエリオは何の反応もしない。
待機状態に戻っていたストラーダもエリオに呼びかける。
『maste――――――』
「うるさいっ!」
エリオの表情が一変し、激しいものとなる。
「この子達は死んだんだ!殺されたんだ!
 僕と――――君が殺したんだっ!!!」
そう叫び、ストラーダを腕から外し、

床に叩きつけた。


機動六課隊舎内。エリオの自室。
彼はベッドの上で丸くなっていた。その手首にストラーダは無い。
誰にも会う気はしなかった。
フェイトに洗われて手や顔から血は落ちていたが匂いは消えてないような気がした。
手に広がる感触もそうだ。
ストラーダの穂先が肉にめり込む感触。
直前までは魔力ダメージ設定にしていた。
だが、あの少女を突いた時には殺傷設定になっていたのだ。
ストラーダが勝手に設定を変更したとしか思えなかった。
思い出すまでも無く、手のひらにあの時の感触が再現される。
手を切り落としたい。本気でエリオはそう思った。
後悔に沈む。

47 名前:ある槍騎士と槍の決意の話:2007/07/14(土) 06:48:05 ID:a14XsToq
何時間かが過ぎた。念話が届く。シグナムからだ。
(今部屋の前にいるんだが入っていいか?)
(……………今は誰とも会いたくありません…)
(…お前の槍だろう。話くらいは聞いてやれ)
(……嫌です)
扉が開いた。どうやらエリオの意思は無視されたらしい。
シグナムが部屋に入り、エリオのベッドにあるものを置く。
ストラーダだ。
エリオは視界からストラーダを外し、また丸くなった。
沈黙がエリオの部屋の中を支配した。
「………ストラーダ、話さないのか?」
シグナムの問いかけに、しかしストラーダは応じない。
エリオは勿論押し黙ったままだ。部屋を再び沈黙が支配する。
「………四人とも、死因はリンカーコアの機能停止による衰弱死だそうだ」
シグナムがしょうがなく口を開く。
「それでも…僕が殺した事には変わりありません」
「……そうとは言えないだろう。
 ストラーダは魔力ダメージでリンカーコアに負担を与えるよりも、
 殺傷設定で行動不能にした方が可能性があると考えたんだ」
シグナムの言葉にエリオの顔が跳ね上がる。
そこにはストラーダがあった。
「ストラーダ…だから…?」
「お前達は助けようとした。だが、それはかなわなかった。
 ならば…どうする?ここで縮こまっているだけか?」

手を伸ばす。ようやく、涙が零れ落ちた。止まらない。
手のひらにはまだあの感触が残っている。
その手で、ストラーダを掴んだ。
「ゴメン、痛かったよね…」
『………yes』
それは叩きつけられた事だけではない。助ける為に、それの肉を裂いた痛み。
「本当に………ごめん」
『master』
後悔はいくらでもある。あれが最善だったワケじゃない。
結果は誰も助けられなかったのだから。
強くなろう。そう、思う。あれを繰り返さない為に。止める為に。
顔も名前も解らない、しかしあの事態を引き起こした人物を止める、その為に。

「ストラーダ…強くなろう。必ず…強くなって…あいつを止めよう…!」
『all of mine are with your decision』

48 名前:ある槍騎士と槍の決意の話:2007/07/14(土) 06:50:14 ID:a14XsToq
ここまでお付き合い頂き本当にありがとうございました!
エリスト望んでくれた貴方に捧げます。
とはいえ望んでくれたものに仕上がってるかどうか不安ですが…。

つぎはまたごった煮な話になりそうです。
その時はまたお付きあいいただけると幸いです。

49 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 07:09:31 ID:YMsAjIAY
>>48
おお〜やっぱエリスト氏は上手いです…読みいっちゃった、あやかりたいわ〜
超GJ!次回も期待

50 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/14(土) 08:36:16 ID:oTT2lvyr
お久しぶりです。
どうやら「「魔法少女」が終わる時」は本編9話、外伝2話の構成になりそうです。
それが終わったら、あるクロスもの書きたい(つか書き出してるw)ので、しばらくここへは作品投下は無いかと。
とりあえず、外伝1、のグリはや投下しますね。

51 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/14(土) 08:37:10 ID:oTT2lvyr
act7,5 innocent starer

「う〜……」

満員電車に乗り込んで、はやてはちょうど目の前にぶら下がっている吊り革に掴まり、溜息を吐く。
いつもならもっと早くに終わる量の仕事で、混む時間より前に帰れる仕事。
それがこんなに長引いたのには、訳があって。

「……フェイトちゃんのせいで変に意識してしもたやないか〜……」

3日前のなのはの結婚式の時、フェイトに言われた言葉が耳にこびりついていて。
そんな状態でグリフィスと顔を合わせて平静で居られる訳も無く。
さらに間の悪い事に、自分の補佐官であるグリフィスとは毎日顔を合わせる必要がある訳で。
そんな事を考えていると、はやてのお尻に誰かの手が触れた。

「ひゃっ!?」

思わずはやては飛び上がるが、偶然だと考えて特に注意をしようとはしない。
しかし、繰り返しお尻を撫でられ、はやては声を上げようと

「んあ!?」

した瞬間、くりっと一番敏感な所を指先で転がされ、はやては違う声を上げてしまう。
慌てて左手で口を塞ぐが、右手はまだ吊り革を握ったまま。
つまり、その痴漢を止める事は出来ない訳で。

「んっ! ……ん! んんっ!」

そのままくりくりと指先で敏感な所を転がされ続け、はやては声を上げないように口を塞いだまま快感に悶えるだけ。
足はがくがくと崩れそうに震え、ショーツも膝まで下ろされて、愛液がぽたぽたと床に滴り落ちる。
痴漢のもう片方の手は制服の下にもぐり込んで直接胸を揉んでいて。

―――あかん…………イってまう!

「んんんんんんん―――!!!」

びくんびくんと痴漢の腕の中ではやてはあまりに強い絶頂に身体を跳ねさせる。
がくがくと余韻に震え、崩れ落ちそうになるはやての身体を支えながら、痴漢は下品な笑みを浮かべてはやてを責め続けようとして、
……その瞬間、その痴漢の肩を誰かが掴み、はやてから引き離した。

―――……だれ……や…………?

朦朧とする意識の中、何処か頼もしい腕に抱かれたような気がして。
はやてはそのまま意識を失った。

52 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/14(土) 08:37:47 ID:oTT2lvyr
「……ぅ……あ……」
「あ、起きた? はやて」

はやてが目を覚ますと、そこは六課官舎の自分の部屋で。
心配そうに覗き込んで来るフェイトに、はやては落ち込んだように視線を逸らし、

「はやて、忙しいのは判るけど、幾ら何でも電車の中で倒れるぐらいまで働くのは良くないと思うよ?」
「…………は?」

フェイトが言った言葉に、はやてはぽかん、と口を開けた。
そんなはやてに、フェイトは首を傾げる。

「……違うの? グリフィスがそう言ってたけど」
「……そ、そうやな! 今度から、もう少し休む事にするわ!」

明らかに噛み合っていない話に、フェイトはもう一度首を傾げる。
と、はやてがフェイトに一つ頼み事をし、フェイトは頷くと部屋を出て行った。



「な、何かご用ですか? はやてさん」

何故か硬い表情でグリフィスが言うと、はやては真っ赤になって聞く。

「……え、えとな? その…………見た? グリフィス君」
「え……ええ。い、一応」

赤くなって答えたグリフィスに、はやてはさらに真っ赤になった。

「あう……」
「…………」

林檎が二つ並んでいるような状態になって、はやてとグリフィスは立ち尽くす。
と、我に返ったグリフィスが、慌てて言った。

「だ、誰かに言ったりとかは絶対にしませんので! そ、それでは、失礼します!」

ぎくしゃくと変なロボットのような動きをしてグリフィスは逃げ出し、
はやてはそれを追い掛ける事も出来ず、ただただ立ち尽くしていた。

53 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/14(土) 08:38:23 ID:oTT2lvyr
それから4日後。

「……なー、シグナム。はやて、このごろおかしくねーか?」
「確かにな……、何処か仕事が手についていないな……」

そう話し合うヴィータとシグナム。
その視線の先には、

「……はあ……」

書類を弄り回しながら溜息を吐くはやての姿。
何か病気にでも罹っているのかと、心配そうに二人が見つめていると。

「……恋、ね!」
「―――っ!?」
「うわああっ!?」

いきなりにょきっとシャマルが二人の間から顔を覗かせ、二人は飛び上がった。
そんな二人には構わず、シャマルは楽しそうに言葉を続ける。

「はやてちゃんにもようやく春が来たのね!」
「ち、ちょっと待てシャマル! 主が……恋、だと!?」
「ええ、間違い無いと思うわよ?」

そう事も無げに言ってのけるシャマルに、シグナムは詰め寄ろうとし、
……その寸前に、シャマルが釘を刺した。

「……言っておくけど、その恋の相手を斬ったりはしないでね?
 ……私達のせいで、はやてちゃん、今までまともな恋なんてした事無いんだから」
「ぐ……」

そう言われると、何も出来なくて。
シグナムだけでは無く、ギガントシュラークで叩き潰そうかと考えていたヴィータも、悔しそうにしながらもその考えを打ち消した。

54 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/14(土) 08:38:56 ID:oTT2lvyr
「んっ! ……ん!」

声が漏れないように口を押さえながら、はやては自身の秘所を弄る。
じゅくじゅくと潤んだ秘所に指を入れ、細かく指を震わせて、はやては快感に浸る。

「んん! んんん! んんんんん!」

絶頂に達しようとした、その瞬間。

「失礼します。はやてさ……」

執務室に入って来たグリフィスと目が合い、二人とも硬直する。
しかし、快感が硬直する訳も無く。

「んんんんんんんんん!!!」

グリフィスが見ている前で絶頂に達し、はやては荒い息を吐きながら、涙をぽろぽろ零す。
そんなはやてに、グリフィスは何処か沈痛そうな表情を浮かべると、入り口のドアにロックをかけ、はやてにゆっくりと近付いた。

「やあ……来んで……来んでえ……」

弱々しくはやてが言うが、グリフィスは足を止めない。

「……無理ですよ? はやてさん。……さすがに、二度目は耐えきれません、理性が持ちません」
「やああ……」

はやてはまだ弱々しく拒否するが、腰が砕けて立つ事も出来ない。
そんなはやてに、グリフィスは荒々しく唇を重ねた。

「ん……ふ……んん……」

もう少し抵抗するものと、はっきり言えば舌ぐらいは噛まれるだろうと覚悟して、グリフィスは唇を重ねたが、
意外と素直に舌を絡めてくるはやてに拍子抜けする。
しかし、ここまで来たらもう後戻り出来ないのははっきりと判っていて。

「んっふ…………ん!? ん!」

グリフィスはキスを続けながら、はやての胸を揉み始め、はやては襲いかかってくる快感に翻弄された。

55 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/14(土) 08:39:27 ID:oTT2lvyr
「ひゃあ! んあ! は、う、あうん!」

下着の下に手を滑り込まされ、直接胸を揉みしだかれる。
それだけなのに、身体中にびりびりと快感の電流が走り抜ける。

「はやてさん……可愛いですよ」
「ふあああああ!?」

耳元で囁かれ、その瞬間胸の先端を摘まれる。
自分で同じ事をしても絶対得られない強さの快感に、はやては完全に虜になった。

「ひゃああん! グリフィスくん! あああ!」

胸だけで絶頂に達しそうになり、はやては思わずグリフィスに力一杯しがみ付く。
完全に一杯一杯なはやてに、グリフィスはいつもの笑みを取り戻しながら、追い討ちをかける。

「……胸だけでこんななんですから……、こっちをしたらどうなりますかね?」
「い―――っ!!?」

グリフィスの指が一番敏感な所をこりこりと転がす。
そんなことをされて、はやてが耐えられる訳が無かった。

「あ、や、やあ! は、あ、やあああぁぁああぁあぁああ―――っ!!!」
「っ、わ!?」

白目を剥きながら、はやてはびくびくと震える。
秘所からは潮がぷしゃぷしゃと噴き出して。

「あ……く……あくぁ……」

声にならない声を発して、はやては息も絶え絶えになってぐたりと椅子に寄りかかる。
そんなはやてに、グリフィスは戸惑ったように触れて、
……はやてが、そんなグリフィスに声をかけた。

「……ええよ……」
「……え?」
「……私、好きやさかい……、グリフィスくんの事、好きやさかい……」

そう言われ、グリフィスは硬直した。

56 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/14(土) 08:40:34 ID:oTT2lvyr
「…………え? あ、は…………え?」

グリフィスが完全に混乱していると、はやては、まだ息が荒いままで言う。

「……私も、なのはちゃんの事、言えんね……。フェイトちゃんに言われて、ここまで、されて、ようやく気付くやなんて……」

そう言うと、何故かはやてはグリフィスを押し倒し、グリフィスはひとたまりもなく倒れた。

「っ!?」
「……動かんでな? 私、「はじめて」は自分であげようって決めとったんや」

そう言うと、はやては、すっかりいきり立ったグリフィス自身を取り出し、
てらてらと愛液で光る自分の秘所の中に、ゆっくりとそれを埋めて行った。

「ん……! んあ……! ふにゃあああああ!!!」
「くっ!?」

先の方を入れただけで、はやてを凄まじい快感が襲い、思わず腰砕けになってへたり込む。
……つまり、一気に奥まで突き込んだ事になって。
ひとたまりもなくはやては絶頂に達し、突然の締め付けに、グリフィスも危うく出しそうになる。
だが、そこには、「はじめて」に絶対あるはずの感覚が無くて。
それに、二人ともすぐに気付き、呆然とする。

「ち……ちゃう……私……、はじめてやのに……、本当にはじめてやのに……、何で……?」

そう言って泣き出すはやてに、グリフィスは身体を起こし……、
……はやてを抱き締めた。

「グリ……フィス……くん……?」

突然ぎゅっと抱き締められ、はやてはびっくりしたように目を見開く。
そんなはやてに、グリフィスはじっと視線を合わせて、話しはじめた。

「……僕も……はやてさんの事が……好きです」
「え……あ……」

57 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/14(土) 08:41:07 ID:oTT2lvyr
そう言ったグリフィスに、はやては一瞬きょとんとして、…………真っ赤になった。
と、ころんと床に転がされ、グリフィスがはやての上に覆い被さり……、
はやての身体の中を、強烈な快感が走った。

「い、あ、あ、あ、あ! グリっ……フィっ……! ふあああん!」
「……はやてさん……! はやてさん……っ!」

一突きごとに、身体中が痺れるような快感に襲われ、はやてはグリフィスの身体を力一杯抱き締めて快感に声を上げる。

「やっあ! うああっ!」

グリフィスの首筋に爪を立て、はやては次々と襲い来る快感に必死で耐えようとするが、
あまりに強すぎる快感に、みるみるうちに上り詰めて行く。

「グリ、フィス、くっ! わた……わたし……もっ……」
「くあ……僕……も……そろそろ限界で……」

そう言うと、グリフィスははやての中から自身を引き抜こうとして、
……はやての足がグリフィスの腰に絡み付き、引き抜かせなくした。

「は、はやてさん!?」
「あ……あかん……中に……中にして……お願いや!」

慌てふためくグリフィスだが、はやては足を離そうとしない。
そうこうしているうちに、はやてに限界がやってくる。

「グリフィス……くっ……! ふああああああ―――!!!」
「う、あああ!?」

はやてが達した瞬間、グリフィスも強烈な締め付けに負け、自らの欲望を、はやての中に注ぎ込んだ。

58 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/14(土) 09:06:35 ID:oTT2lvyr
「も、申し訳ありません!」

落ち付いた後、物凄い勢いではやてに土下座するグリフィス。…まあ当然だろう。
途中からはどちらかと言うとはやてが主導権を握っていたが、最初は完全に無理矢理だったのだから。

「……ううん、ええよ。私……嬉しかったしな」
「……は?」

呆然と顔を上げるグリフィスに、はやては唇を重ねる。
真っ赤になって飛び退くグリフィスに、はやても赤くなりながら、言った。

「……順番が逆やとは思うんやけど……、これから、よろしくな? グリフィスくん」



そして翌日。

「……ここをこうして……こう言う風に仕上げてもらいたいそうだ」
「ん、判った。はやてさんにもよろしく伝えといてね」
「あ、ああ……」

何故かしどろもどろになってそう答えると、さっさと戻ろうとするグリフィスを、シャーリーは首を傾げながら見つめ、
……首筋に残る爪痕に気付き、一瞬驚いたような表情を作るが、すぐににやりと笑った。
その傷がどんな事を示しているかは、簡単に判る事で。

「……はやてさんと何かあった?」
「!!?」

シャーリーがそう聞いた瞬間に、グリフィスはドアを通れずに、ドアの脇で頭をぶつけた。
大慌てで振り向くグリフィスの顔は、真っ赤に染まっていて。

「な、な、な……」
「ああ、大丈夫。シグナム副隊長やヴィータ副隊長には黙っておいてあげるから。
 ……私が聞く事に、ちゃんと答えてくれたら、ね?」

そう言ってにやつきながら近付いてくるシャーリーに、グリフィスは真っ赤になった。

59 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/14(土) 09:11:11 ID:oTT2lvyr
これで終わりです。
……連投規制に一回引っかかったorz

エリキャロはー?と聞いて来る人がいるでしょうが、ぶっちゃけ俺にはロリ無理だったorz
この後(多分明日)ヴァイティア投下したら、このスレに書き込む事は暫く無いと思います。
別のなのは小説スレでこのコテ使って連載を展開しようと思ってるので、見たいと言う奇特な人は探してみてください。
ではー。

60 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 12:26:16 ID:IAICSrjT
>>59
乙!
はやての初めては誰が貰ってたのか妙に気になったw自慰やり過ぎ……?

61 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 12:58:47 ID:wUicJwbV
>>59
乙でしたー、エロいなぁw

初めては体操の選手みたいなアクロバティックな動きを
多用する人は無くなる事があるらしい、と小耳に挟んだ。
今のはやてはデスクワーク中心だけど、コミックとかでは実戦出てるしその頃かな。

…何か、凄いヤな勘繰りをしてないか俺……?orz

62 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 13:03:54 ID:ylmuw8vR
エリスト乙ー

63 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 14:58:03 ID:HCrb/cGM
>>59
グリフィス萌えがキタワァww
>>61
それはガセ。
マジレスすると初めてでも必ず血が出るというわけではない。
毎回血がでる人もいる。

64 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 15:34:20 ID:eBVjxHSO
>>48
エリストの続編きてる!
相変わらずエリオきゅんがかっこよくて大好きです
更なる続編も見てみたいけど・・・どうでしょう

65 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 17:17:57 ID:19ZcJhxo
はやてに押し倒される10歳エリオとか背徳感たっぷりだなぁ…

66 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 17:22:40 ID:oL6NVAqE
カリムがクロノに嘘の死の予言をして、回避するにはエッチをしなければならない……
 
 
なんて妄想がきた
誰か実現化して下さい

67 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 17:39:50 ID:WCMEc/2Y
カリムが『はやてがエライことに!!』って予言をして、それを回避するために
ロッサが護衛についているうちにロッサと(ズギューン)

上記の受信エラーが発生したため >>66 の受信に失敗しました。

68 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 18:19:08 ID:wfqarr7N
ははは、お前らバカだなぁ。
我らが心の師、エロノ提督殿は姉さん女房だけに飽き足らずパツキン執務官や清楚な教会の騎士をちぎっては投げちぎっては投げ…

キチクロノの名はダテじゃないんだよ。双子の片割れは輝くような金髪らし

〜 只今管理外惑星において次元震が発生いたしました 通信・交通の被害は詳細が入り次第報告いたしますので慌てずにお待ちください 〜

69 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 18:23:09 ID:aipg9oA7
おいおい、お前ら。僕のクロノはそんなことはしないよ。
青い狼にだってマッガーレにだってなびかずに司書長一筋だよ。

え?司書長は白い魔王や黒の死神とかとのカプじゃないのかって?
馬鹿だな、10年前の天使達なら兎も角今のおばさんらとそんなことあるはずな・・・・・・
と、来客みたいだ。ちょっとでてk(SLB&ざんばぁ

70 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 18:25:03 ID:cAOhfGZk
それだとエィミィが浮気した事になるんじゃ…

71 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 18:28:29 ID:oceH/SXM
ヴィヴィオが大きくなったらザフィーラのお嫁さんになってあげると言う電波を受信した
果たして盾の守護獣は二人のママの猛攻を耐え切ることができるのか

72 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 18:34:01 ID:HCrb/cGM
ラスボスはアルフだな。

73 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 18:34:26 ID:wfqarr7N
エイミィは浮気なんかせずに珠のような黒髪の男の子を産みましたよ?
ただ出産当日に提督が金髪の娘を抱えて双子ということにしてくれないかと言いながら土下座する姿をミッドチルダ総合病院の看護師が見たという噂話が実しやかに囁かれています


74 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 18:46:10 ID:a14XsToq
>>73
「この子はひとりで育てます!」って主張する某執務官から
子供を無理矢理奪ってくる提督を幻視した。
その後ボロボロ泣いて
「もう育てたいなんて言いませんから…
 せめて…アルフに育てさせてください…」
と頼み込んでアルフが二人の育児係に…。

こう考えれば全ての辻褄が!(あわねぇよ)

75 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 19:04:21 ID:dr0oWd/H
>>61

処女膜といっても別に密閉されている訳でも無し。ある程度の孔があいているので

グリフィス君のムスコが孔より小さければ問題なし

76 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 19:10:01 ID:4uuI0HOe
>>48
キタ━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━!!!
ううっ、待っていた甲斐があった……ありがとう、エリストの人!
頑張れエリオ、頑張って強くなるんだ……ストラーダと一緒に。

77 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 20:03:12 ID:BJrYdUZo
あ〜ギンガ姉様を無理矢理押し倒して剥いて中出ししてえな〜

78 名前:396 ◆SIKU8mZxms :2007/07/14(土) 20:40:34 ID:SWe/Bc1d
こんばんは396です。すみません久し振りすぎて。まさか6月があんなに忙しくなるとは思いませんでした。
そしてスレスピードがとんでもなく上がっていてちょっとくらい休んでもいいかなとか甘い考えでいたら
中々モチベーションも上がらずにずるずると…。他の職人さんのを読むのは楽しいなぁってばかりじゃ忘れ去られそうなので
一念発起して頑張ります。今日から。今回の話は連載中で一番気合い入ってると思います。
あと二十話超えといてなんですがお約束の注意書き
・オリキャラあり
・エロなし
・ユーノ主役の長編
です。それでは続きを投下します。

魔法少女リリカルなのはA's++

第二十二話 「繁栄の闇」


79 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 20:41:26 ID:SWe/Bc1d


私は全てを失った。富も地位も、全て。


元々貴族出身だった私は恵まれた環境で生まれた。幼い頃から好きなものは何でも手に入ったし、苦労をしたという記憶もない。
最高の教育を受け、有名学院へと進学した。魔法の才はなかったが、この世界で金を得るのにそんなものは必要なかった。
そこで私は大した勉強もせず、金で人を集め遊び歩いた。そして難なく学院を卒業してすぐに父の経営する製薬会社に就職した。
薬学の知識はなかったが、ただ淡々とデスクワークを続けているだけでよかった。私の将来は約束されているのだから。
私は同期をさしおいてスピード出世を果たし、役員にまでのぼりつめた。
嫌な顔をするものも多かったが、それ以上に父は信頼に厚かったようだ。お飾り程度に思われつつも私は役員として経営学を学んだ。
会社が順風満帆の成長を続ける中、それを揺るがす驚くべき出来事が起こった。
父が死んだのだ。働きすぎによる急性の心不全だった。多くの従業員に見守られ父はこの世を去った。
参列者の絶えない葬儀の中、さらに驚くことがあった。それは、父が私を社長とするという遺言を残していたことだった。
母とは私が生まれたときに死別していたので、男手一つで育てた私を父がどれほど溺愛していたのかがうかがえた。
悲しみと驚きで呆然とする中、高層ビルの最上階の父が座っていた大きな黒い椅子が私のものとなった。若干19歳の時だった。
初めは状況に戸惑ったものの、すぐに私はトップという立場に酔うようになった。
かじった程度の経営学と根拠のない自信とともに、私は思うように会社を動かした。
もちろんすぐにそれは業績不振という結果となって現われた。その頃から会社を辞めるものも出始めていた。
それでも私の態度は変わらなかった。辞めたいやつは辞めろ。私がそう言ったとき、中年の役員の一人が私を殴った。
初めてだった。人に手をあげられたのは。あまりのことに戸惑っていると、その中年は5時間にも渡り私に説教をした。
その男は父と共にこの会社を立ち上げた一人で、父にとっては親友のような存在だった。
そのよしみもあり今まで我慢してきたのだろうが、傍若無人な私についに限界がきたようだ。
私は正座させられ発言も許されず、ただただ怒鳴られ続けた。だが不思議と、目の前のその禿げた中年に怒りは生まれなかった。
むしろ尊敬すら覚えた。言うことは全て的確だったし、人生経験の豊富さは私に違う世界を教えた。
そしてそれから私は変わった。必死に経営について勉強し、わからないことは頭を下げて教えを請うた。
私は中年の男をおじさんと呼びまるで父のように慕った。一時地に落ちた業績もしだいに回復し、経営は波に乗った。
十数年の月日が流れ私は結婚し、仲人にはもちろんおじさんを選んだ。私は貴重な経験を経て幸せを掴んだ。そう思った。

しかし、その幸せはすぐに終わりを迎えた。

80 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 20:42:02 ID:SWe/Bc1d
私の会社が買収されたのだ。その相手企業はミッドチルダでも有名な製薬会社で、軍とも提携している超巨大企業だった。
もちろん私は阻止しようとしたが、相手の戦略は完璧ですぐに買収は決定していた。
合併という名の吸収を決める調印の時。私は驚くべきものを見た。相手企業のトップは、なんと10歳の少年だったのだ。
数多くの新薬を開発し薬学界のホープと呼ばれる少年だった。まるでままごとをするかのように調印の儀は終わった。
経営体制は一新され、ほどなくして大規模なリストラが始まった。有能なものだけを残し、不要なものは次々と切り捨てられた。
高年者への査定はことさら厳しく、私が父のように慕う男もまた会社を去ることとなった。私には止めることは出来なかった。
なにより、自分の身が心配だった。才能のない私が生き残ることなど不可能だった。私は社長室にかけこみ頭を下げた。
10歳の少年に泣いて懇願したのだ。この上ない屈辱だった。そして同時に、自分も今までその屈辱を人に与えていたことに気付いた。
それから私は酒に溺れるようになった。会社はクビにならずに済んだが、結局はただのお荷物であり、窓際の事務職への配属となった。
金遣いは荒くなり、家庭内の暴力により妻とは離婚した。私には何もなくなった。
気がつくと私はミッドチルダのスラムにいた。酔いで記憶が曖昧のまま、荒廃した街を彷徨った。
そして放浪の途中、街角で驚くべきものが目に入った。それは浮浪者に成り下がり物乞いする、かつて私が慕ったおじさんだった。
男は薄汚い格好とやつれた顔だったが一目でわかった。それを見た瞬間酔いは醒め、私は駆け出していた。
霧に包まれたスラムを私はひたすらに走った。しかしろくに運動をしてこなかったため体力はすぐに切れ、走れなくなった。
急激な運動で気分は悪くなり私はその場で嘔吐した。ふいに、横のひび割れたショーウインドウが目に入った。
そこに映った私は、汚らしく髭を生やし薄汚れた身なりで、さきほど見た男と瓜二つだったのだ。
私は絶叫し尻餅をついた。怖かった。年を取ること、社会に切り捨てられることがこの上なく恐ろしかった。
すると霧の中、一つの人影が見えた。霧の中から現われたのは十代半ばくらいの隻眼の少年だった。
私は恐れおののいた。その少年が、私をこんな惨めな姿に追いやった少年にだぶって見えたからだ。
うずくまる私の腕を掴んだ少年は、引きずるようにどこかへと連れて行った。抵抗する気力も体力も私には残されていなかった。
連れて来られたのは小さな家屋で、そこで私は放心したようにただ宙を見つめていた。もう私には何もない。死ぬのも億劫だった。
数日間、ただぼーっとしたままその家で過ごした。少年は物言わぬ私に飯と飲み物を出し続けた。
両親はどうしているのか。なぜ私にかまうのか。次第に私は少年のことが知りたくなった。
少年がいつものように飯を運んできた時、ためしに聞いてみた。
すると少年は答えた。「俺はあんたのことが知りたい。だから連れて来たんだ」と。
それから私は堰(せき)を切ったように話し始めた。私の歩んできた人生を。不思議とこの少年にはなんでも話せた。
少年の瞳は子供のそれとはどことなく違う気がした。
一通り話し終えた後私が少年を見ると、少年は笑っていた。侮蔑でも軽蔑でもない、純粋な喜びの笑いとともに少年は言った。

「俺の名前はサイオン・ウイングロード。俺はあんたを待っていた」

81 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 20:43:05 ID:SWe/Bc1d


                 *

白眉白髪の男は目を開けた。どうやら座ったまま眠ってしまったらしい。首と腰が痛かった。
カーテンの隙間からは光が漏れ、鳥の囀(さえず)る声が聞こえた。周りを見渡し場所を確認する。
また事務所で眠ったようだ。男は引き出しを開け、アルコール度数の高い酒をグラスに注いだ。
(目覚めは最悪だな)
そう思いながら一気にグラスに入れた液体を飲み干した。懐かしい夢を見た。思い出したくない、それでも今の自分を形作る過去の夢だ。
ゆっくりと思い返す。あの日から20年。スラムから戻り会社を辞め、親戚やかつての人脈を頼り議員へと立候補した。
もちろん貴族という肩書きはあったものの当選するまでは苦難の道のりだった。星の数ほど頭を下げ、喉が潰れるほど演説した。
ようやく当選しても、就業年齢改正法案など誰一人耳を傾けなかった。しかしこれは予想通りのことだった。
ミッドチルダは才能を重視し、能力のある少年少女に次々と権利を与えることでここまで発展したのだ。
その最たるものが治安維持と法の執行を一度に担う時空管理局だろう。大きすぎる権力に逆らおうなどと考えるものはいない。
サイオンと私を除いて。彼はスラム生まれスラム育ちだった。
ミッドチルダのスラムには社会から排斥された高齢者達が多くおり、サイオンはそんな大人達に囲まれて育った。
頭の良い彼は今の社会が才能という綺麗な部分だけ抽出したハリボテであることをすぐに見抜いた。
しかし、彼にはそれを変えるだけの力がなかった。スラム育ち、金もない彼にはできることなどなかったのだ。
そんな中彼は私、べレット・ウィリアムスという敗者と出会った。
20も離れた年の差。だが、思想は同じ。彼と私が組むのは必然だったと言える。
サイオンが事件を起こし、私が印象を操作する。勘ぐられないために長い時間をかけ少しずつ行ってきたこの計画も、
時空管理局の失態というフィナーレで全てが終わる。事件で議会が遅延してもおそらく一週間後には法案は議決されるだろう。
(もうじき俺たちの望みは叶う…)
ウィリアムスがそう思った時、胸が苦しくなり一気に咳き込んだ。
息もきれぎれに手を見ると、真っ赤な血液が付着していた。口の中が血の味で広がっていた。ハンカチで血を拭い、口元に当てる。
私は長生きはできない。一時期浴びるように飲み今でもやめられない酒が原因だ。肝臓はもはや本来の機能を果たしていなかった。
もちろん医療の発達したミッドチルダには機能を回復・保全する薬も存在した。
だが、その薬を開発したのは過去に自分を追い詰めたあの少年だった。使えない意地があった。
(頼んだぞ……)
ウィリアムスはぼんやりと中空を見つめながらただ一人の同胞に思いを馳せた。

82 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 20:43:46 ID:SWe/Bc1d

                 *

「クロノ!?」
フェイトは驚くと同時にすぐさまサイオンと間合いを取りクロノの隣に行った。
ユーノが発信機を破壊したのはほんの数分前。いくらなんでも到着が早すぎた。
『どうしてここに?』
フェイトは念話でクロノに聞いた。グランディアのだいたいの位置や予想航行路などはすでにユーノによって
知らされていたが、クロノ達はユーノの計画まではアースラは待機しているはずである。
『説明は後だ』
クロノはサイオンを見据えながら無表情で言った。
すると次々と魔法陣が出現し、ぞくぞくと武装局員達が転移魔法で現われた。その中にはシャマルとユニゾン状態のはやてもいた。
それを見たサイオンは念話で艦内の部下に事態を知らせながら思考を巡らせた。
(艦長直々の登場とは…。艦を制圧するつもりか)
フェイトが先行して潜入してきた以上この事態は予測済みだったがあまりに早い。そしてアースラの精鋭揃いということは
クロノは人質がいる状態でケリをつけに来たということだ。こちらの計画が読まれている可能性が高い。
もし万が一人質が奪われるということになれば…
(その時は、覚悟しなくてはな)
サイオンはぐっと奥歯をかみ締めクロノを見つめた。
「サイオン・ウィングロード。いますぐ人質を解放して投降しろ」
全員が揃ったことを確認しクロノはサイオンに言った。
「時空管理局はネゴシエーションすら教えないのか?」
サイオンが笑いながら返した。慎重なクロノが強気なだけに少し不安もあるが、向こうのカードはすでに明らかだ。
自分を落ち着けるようにサイオンは続けた。
「いますぐこの艦を降りろ。聞き入れない場合順に人質を殺す」
それを聞いたクロノが静かに言った。
「シャマル」
「はい」
クロノに促されシャマルは両手を掲げた。
「クラールヴィント、お願い」

83 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 20:44:36 ID:SWe/Bc1d
『Ja.』
クラールヴィントが一瞬にして通信を阻害する不可視のフィールドを形成した。
フィールド内ではクラールヴィント経由以外の全ての通信が遮断される。
サイオンの部下達は急に念話が使えなくなったことに慌てふためいた。
「通信妨害か…!!」
「サイオン。お前のデバイスによる通信制御は全てこちらで遮断した。投降しない場合は武力を持って人質を救出する」
クロノの鋭い瞳がサイオンを見つめた。おそらく身の安全を保証しない、徹底した武力行使だろう。
サイオンは手の汗を握った。今の状況はこちらの陣営及び人質の人数、場所、状態をわかっているからこそ展開だ。
もし一人でも人質が別の場所にいればその者を見殺しにすることになりかねないし、
この場にいなければ確保と制圧を同時にするのは難しい。これもユーノ・スクライアが情報を流したことの賜物と言える。
おそらく情報が流れたのはアースラをハッキングしエリオと別行動を取った時だろう。
(肝心な時に使えないガキだ。…だが)
それでも十分な役割は果たした。情報が流れているのはこちらだけではないのだ。
予定通りの展開にサイオンは笑いが込み上げた。サイオンの表情の微妙な変化にクロノは怪訝(けげん)な顔をした。
「ククッ…確かに強力なジャミングのようだがクロノ・ハラオウン、これが何かわかるか?」
サイオンはポケットから一枚のディスクを取り出して掲げた。その場にいる全員の視線がサイオンの手の中にあるものに集まる。
「…今のミッドチルダの闇市場では様々なものが流れている。武器にクスリ、臓器に戸籍……その中でもこれは一風変わった代物でな」
サイオンが手をかざしディスクを宙に置くと小さな魔法陣が出現し、落下することなくディスクは浮いたまま回転を始めた。
ディスク上にはホログラフが映し出され、ある人物が浮かび上がっていた。
「わ…私!?」
シャマルはふいに現れた自分の姿を見て驚きの声を上げた。ホログラフには傷を癒したり、様々な場面で補助魔法を駆使するシャマルの
姿が映し出されていた。
「それは…」
クロノには思い当たる節があった。未だ存在は確認されていないが、魔導師の戦闘・魔法データを売買している組織があるという噂だ。
質量兵器が禁止されている以上、法を行使するのは魔導師でありその方法の大多数が魔法だ。
そして魔法による戦闘は質量兵器によるものと違い、相性や性質で個人差が出やすい。
少数での活動が多い魔導師が魔力量や使用魔法、癖などを知られることは相手に都合の良い戦略を取られ、
致命的な状況を招く結果となるのだ。
「まさかその中には…」
クロノがつぶやくように言うとサイオンは言った。

84 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 20:45:21 ID:SWe/Bc1d
「もちろん通信妨害に関する魔法プログラムのアルゴリズムと発生シーケンスも含まれている」
言うと同時にサイオンの右の瞳が怪しく輝いた。
「すでにジャミングの穴はつかせてもらった!!」
サイオンの後ろの牢で叫び声が響いた。捕えられていた一人の少女の首輪が光りだす。
それに気づいた一族の子供たちがなすすべもなくその少女に抱きつくがサイオンの手下に引きはがされた。
「やめろ!!」
「駄目だ!見せしめに一人殺す!!」
クロノの悲痛の叫びにサイオンは非情な決断を下した。それと同時に何かが飛び出しサイオン達を飛び越えた。
「なっ!?」
あまりの速さに目で追うことすらできなかったその影は、勢いに乗じて魔力の衝撃波で牢を吹き飛ばした。
牢の中にいた手下の男は扉ごと吹き飛ばされ壁にぶち当たって失神した。
一族の子供達が叫び声をあげ、煙が巻き上がる中で少女達は叫んだ。
「『 蒐集! 』」
リインフォースが蒼天の書を開くと淡い光が辺りを包み、スクライア一族の子供達の胸から光の玉が露出する。
(なんだあれは…!?)
サイオンは目を見開いた。子供達から現れた13の光は蛍火のように放物線を描き蒼天の書に格納された。
光が消えると子供達はその場に倒れこんだ。
「馬鹿が!やつらごと吹き飛ばして………っ!?」
起爆の信号を送ったサイオンは驚愕した。瞳には[ SIGNAL LOST ]の文字がはっきりと映し出されていた。
少し前までモニター出来ていた首輪からの画像も一切送られてこない。
「なにが起こって…まさか!?」
サイオンがクロノを見ると、クロノは薄く笑みを浮かべて言った。
「そう、さっきの光はリンカーコアだ」
首輪についた赤い目のようなレンズはその光を失い黒ずんでいた。ユーノからの報告書ではユーノは首輪を無効化する方法を二つ考えていた。
一つはシャマルによる通信妨害。そしてもう一つは蒐集によるリンカーコアの回収だ。
一ヶ月の間ユーノは首輪の機能を知るためにつねに監視を怠らなかった。そのために寝る間を惜しんでグランディアに赴いていたのだ。
そして辿り着いた結論は、首輪は装着者視点のリアルタイム動画から肉体状況まで信号を送信し、サイオンからの信号に
常時待ち状態を維持するデバイスであるということだ。そしてデバイスには主の魔力で稼働するか蓄魔力装置が必要だ。
にも関わらず、それらしきものは存在しなかった。蓄魔力装置は小型とはいえ首輪ほどの大きさのデバイスならスペースをとる。
観察を続けた結果、このデバイスはエネルギー補給のいらない半永久機関らしきものを搭載していることが判明した。

85 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 20:46:02 ID:SWe/Bc1d
その稼働原理を考えたユーノが一番初めに思い当たったのは魔力封じの機能だった。
もし仮に、首輪のデバイスが魔力を封じているのではなく、魔力を奪って稼働しているなら全ての辻褄が合う。
そこで浮かび上がった対処法ははやてによるリンカーコアの同時蒐集だ。元々魔力が限界ぎりぎりまで吸われているためリンカーコアの
残存魔力は少ない。それならばページの埋まった蒼天の書であっても複数のリンカーコアを一時的に維持できると考えた。
(ユーノ、君の読みは当たったよ)
クロノは今はこの場にいない友人に心の中で言った。当の本人はコンテナの陰で治癒魔法をかけられている。
一瞬だけ見たユーノは重症と思える深手を負っていた。そこまでして守りたかったものを、ユーノは全てをかえりみず守り切ったのだ。
その精神力は尊敬に値すると共に、父クライドを思い起こさせた。
(君の代わりにきちんとケリをつける。そのために僕はここにいる)
クロノはぐっとデュランダルを握りしめた。
「この餓鬼共がぁ…!!」
サイオンは少し離れた人間に聞こえるほど歯ぎしりし、顔に深いしわを寄せた。
その怒りは、目の前にいるクロノへのものも大きかったが一番の矛先はユーノに対してだった。
誰が見てもユーノはエリオを信頼しているように見えていたし、ほとんどの情報はエリオからサイオンに流れていた。
しかし、その全てが今この瞬間への布石だったのだ。クロノ達武装局員がグランディアに転移してきたとき、
サイオンが最も注目していたのはシャマルだった。クロノの切り札を認識し展開を予期したつもりだったが、
その影ではやては武装局員達を壁にしてその身を隠し、局員達の補助魔法をうけていた。
ブーストアップ・アクセラレーションとブーストアップ・ストライクパワーの多重行使。
そのおかげではやては信じられないほどのスピードと突撃力を得て牢を破壊し人質を解放したのだ。
このシナリオが従順を見せかけたユーノの思うままに動いていたという事実に、サイオンははらわたが煮えくり返る思いだった。
(ユーノめ…!!)
そしてその思いはエリオも同じだった。いつもユーノは自分の一歩も二歩も先を行く。数日前の夜、首輪を無効化するのに
シャマルを使うことは聞いていたがはやてに関することは何一つ聞かされていない。またしても自分はユーノに負けたのだ。
エリオはユーノを騙すことに徐々にではあるが罪悪感を覚えていた。しかしそれも全てユーノの手の内だったとしか思えない。
裏切っているのは自分であるが、裏切れたことに理不尽な怒りが生まれた。
「サイオン、お前の寄生型デバイスも既に無力だ。武装を解除するなら相応の権利を認めよう」
三度目の警告。これを拒否すれば確実に戦闘になる。クロノはサイオンの反応を待った。
するとサイオンが先ほどまでの表面上の怒りを消し、冷酷な顔つきで言った。
「確かに、この艦の人質は奪われたようだな。だが…」
無表情でサイオンが続けた。

86 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 20:46:53 ID:SWe/Bc1d
「1時間程前、解放したスクライア一族の元に俺の部下が向かった。今通信を行うだけでやつらは一族を皆殺しにするだろう。…さあ、どうする?」
サイオンは最後のカードを出した。これはユーノも知らないことだ。解放した人質が再び人質にならないとは限らない。
勝ち誇ったように言ったサイオンにクロノは言った。
「それも読んでいたよ。僕らがここにいるということは、そういうことだ」
「!?」
クロノの少ない言葉でサイオンはすぐに理解した。クロノが人質の危険を知った上で直接制圧をしかけた理由。
それはまさにサイオンが最終的にユーノや解放した一族を皆殺しにする計画に気づいたことに他ならない。
サイオンはアースラ奪取ではなく無限書庫司書長の裏切りという事実で管理局の権威を失墜させるつもりだった。
もちろん事後にユーノがサイオンと通じていたという情報操作もメディアと通して行う手筈だった。
だが解放した一族が生きていればその真相が明らかになってしまう。故にサイオンは解放した一族の元に部下を送ったのだ。
「既に騎士二人を一族の警護に当たらせている。管理局を陥れることは、もうお前達にはできない」
クロノは凛とした声で言った。サイオンは無言で手をだらりと下げた。
クロノの言う“お前達”とはきっとこの組織に対するものではない。ウィリアムスと自分に言ったのだということをサイオンは悟った。
どうやら策略という知恵比べは、ユーノとクロノという二人の聡明な男達に負けたようだ。
「ククッ…ハハハハハハ…!!」
「!?」
急に笑い出したサイオンにクロノは驚いた。サイオンは大声で笑った。無性に笑いたくなったのだ。
サイオンは思った。もしかしたら自分は、自分達は、この時を待っていたのかもしれない。
「お前らぁ!!」
サイオンの声に手下達が直立する。
「これが最後の命令だ。…好きにやれ」
途端におおおおおっという手下達の咆哮が倉庫に響いた。
そう、俺達は待っていた。地位を奪い、権威を奪い、居場所を奪った年少者達に、己の手で復讐するこの瞬間を。
「投降だと?…笑わせるな。お前ら生きてこの艦から出られると思うなよ」
サイオンが印を結ぶと首輪が赤い球に変化し浮かび上がる。
回収用に用意した極小の内部魔力源で一時的に飛行した球はサイオンの元に集まり腰の帯に収まった。
「言ってくれるな」
クロノは空を切ってデュランダルを振り降ろした。
「こっちは身内をやられて頭にきてるんだ。少々の手違いは覚悟してもらうぞ」
かまえたデュランダルがコーンと鳴った。

「行くぞ!!!」

クロノのかけ声と共に武装局員は飛び出し、迎え撃つようにサイオンの手下達が倉庫を舞った。


87 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 20:47:30 ID:SWe/Bc1d
次回へ続く

次回 第二十三話 「乱戦」


88 名前:396 ◆SIKU8mZxms :2007/07/14(土) 20:50:41 ID:SWe/Bc1d
あああ投下中のレスにコテ付け忘れてた!スイマセン。
やっと伏線の三分の一くらい消化したと思います。本来丸々一話使うべき過去をまとめるのは大変でした。
あとWikiの情報量がすごいことになってきて正直全部は確認できていませんが、三期の魔法だけは使わせてもらいました。
幻影なんかは一期二期でユーノあたりに使わせといてくれればもっと面白く話が進められたのに…と思ったり。
まぁできることが少ない中で最大限力を発揮するって展開が個人的に好きなのでできすぎるのも考えものかもしれません。
次回はタイトル通りです。それでは。

89 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 21:34:07 ID:ub53tB+M
>>88

396氏、Gjです!なのはA's++ 、最新話お待ちしておりました!!
この物語も佳境(クライマックス)突入といった所ですかね...
次回も期待してお待ちしております!

90 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 22:22:28 ID:Q0M3vhgu
>>88
待ってました! ずっと待ってましたよGJ!!

しかしユーノの容態が気になる……。最後に活躍してくれる事を期待してます!!

91 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 23:07:44 ID:ijSebE3J
>>88
おおっ!お久しぶりです!
リアルタイム更新は初めてでした。
ラストに向かって一直線!

92 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 23:11:32 ID:dr0oWd/H
リリカル・マジカル・ルルラリル〜「9歳のなのはにな〜れ〜」

93 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 23:48:22 ID:JxzZjklg
NG出来ない名無し投下は勘弁してくれ。

94 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 00:09:58 ID:+1AmZNsa
わざとじゃないみたいだし、本人も謝ってるのにそう言うなよ

95 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 00:42:09 ID:qKn8vDA6
どうやったら、意図せず投下中だけコテを抜けれるのか、ちょっと気になる。

96 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 00:58:28 ID:jiYhpfFq
俺の専ブラのメモ欄の、名前欄の候補は(オートコンプリートみたいなやつ)
デフォルトが名無し、2行目以降から文字列だ。
いちどコテつけても次のレスするときはまた2行目にカーソル合わせなきゃいけない。
どうせプレビューみて投下する文章整形するから設定する手間なんか無いようなもんだ。

そういう場合もあるってことで。

97 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 01:04:11 ID:n59FB4aw
とりあえず今回はIDでNGしとこうぜ、何回も続くようならあれだけど一回だけなら黙ってNGIDにするのが平和的

98 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 01:16:59 ID:qKn8vDA6
>>96
なるほど。thx!

99 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 01:48:35 ID:5kmrXSAc
乙!

氏の作品にはこれが初めて読んだのですが、なかなか良いじゃないですかw

特に才能を持った年少者に対する憎しみが、ふつふつと感じ取れてい〜い感じです。
(おれたぶん、勧誘を受けたらテロリスト側に付くな)

100 名前:CRR:2007/07/15(日) 01:51:03 ID:Sq4+J7oI
ドモー。
さて、ヴァイ×ティア一本書きあがったんで、
寝る前(二時半頃?)にいっちょ投下しようと思います。

しかし……今日は38 ◆KHEtQ2j5Nc さんもヴァイティア投下予定…大丈夫か、俺(の作品)!?

101 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 02:08:57 ID:kEiL/6Ui
どんだけ頭弱い奴多いスレなんだよ
>>93 >>97
自分の趣味嗜好に合わない作品だからって、おまえらそれが人間としての態度か?
自分がされて嫌なことは人にするな、って教わらなかったのか?
こんな末期癌より始末悪いのが常駐してるようじゃこのスレも終わったな。

102 名前:CRR:2007/07/15(日) 02:37:41 ID:Sq4+J7oI
では宣言どおり行きます。

・ヴァイス×ティアナ
・エロ

(自分的には)結構長めなので今回は前編だけ先に投下します。
拙い初エロ小説、どうか生暖かく見守ってください。

ではドゾー

103 名前:前編:2007/07/15(日) 02:40:50 ID:Sq4+J7oI
JF-704式。
時空管理局の武装隊で使われている最新鋭のヘリであり、
当然機動六課にもAI「ストームレイダー」を搭載したものが一機配属されている。
事件が発生すればフォワード陣を迅速に現場まで輸送するなど、戦力の一端を担う大事な『仲間』である。

JF-704式。
主な使い道は「武装局員の移動手段」であり、間違っても

「ちょ……あん、やっ……!!あん、もう……っっっっ!!!」

とか、

「ひゃ……!!!うくっ……ひっ!!ああっ!……っあ!」

といったような少女の喘ぎ声が、濡れたような音と一緒に聞こえてくるなどという事はありえないはずである。

うん。……はずなんだけどなぁ。おかしいなぁ。





〜ストームレイダーより愛をこめて〜





「あの!ヴァイスさん!!!!!」
「んぁ?何だよ?」

機体の中には、ティアナとヴァイス、二人しかいなかった。
それもそのはず、今は、普通の機動六課メンバーなら昼食を取っているような時間である。
ここは六課所有のヘリ格納庫。ストームレイダーの中だ。

「私は……その……ここまでするつもりは無かったんですが!その……あの……軽く…キス…くらいで止めようって思って…」

ティアナの着ている制服の上着のボタンは外され、その下のシャツも手が入る程度にボタンが開放されていた。

「ん?だってしょうがねーよ。男ってのはなぁ、一度火が点いちまったら止められないんだぜ?」

もちろんその隙間から手を突っ込んで、背後から耳や首すじにキスをしながらティアナの胸にちょっかいを出しているのはヴァイスだ。

そもそも、事の発端はティアナの行動だった。
最近やけに夜の出動が多く、まともに夜の『勉強会』ができていなかった。
で、とりあえず昼休憩の合間にちょっと抜け出し、
昼はいつもストームレイダーのチェックをしているヴァイスに会って、
溜りに溜った鬱憤を少し和らげようとしたのだが……

「それに……正直、俺も溜ってたっつーか……な。大体お前もまんざらじゃ無さそうだが?」
「っっっっっ!!!!!」

ヴァイスの意地の悪い発言は悔しいくらい当たっていた。それだけに、

「うっ……うっっっさいっ!!!!」

ティアナはいつもの敬語も忘れて全力全開でそれを否定した。


104 名前:前編:2007/07/15(日) 02:43:21 ID:Sq4+J7oI

「……じゃあ止めるか?」
「え?」

そう言うと共にヴァイスはぴたっと手を止め、少しティアナから離れる。
確かにここで断らなければ発言が矛盾してしまう。

「ん?」
「…………………………ばか」








いつもはフォワード陣4人が座るベンチタイプのシート。
その上にティアナが横になる。

「んっ……ふっ……んんっ…」

その上からヴァイスが覆いかぶさり、唇を重ねる。
やがてどちらともなく舌を絡ませ始め、気分を高めていく。
一方、手で中途半端に外したままだったティアナのシャツのボタンを改めて全部外す。
はだけたシャツの間からは、黄色いブラと、引き締まった腹のラインが見えた。

「お前、黄色い下着、好きだな……けっこう頻繁に見るんだgぐぼあっっっ!!!!!」
「どうでもいいじゃないですかっ!!!!そんなのっ!!!!」

ティアナにしてみればデリカシーの無い台詞をポロっと漏らした、ヴァイスのみぞおちにティアナの膝が入る。

「っ勘違いすんな!!…………俺は、お前に似合ってるって言いたかったんだよ!」
「え………そう…だったんですか……スミマセン…」
「許さん!そりゃ」
「ちょっ!!!あっ!そこはっ!やめ」

さっきの報復(報復でなくてもやるつもりだったが)とばかりに、
ヴァイスはティアナのショーツに手を掛け、スルスルと脱がしていく。

「口より先に手が出るようなヤンチャ娘にはこうだ!!!」
「ちょっ……!!!」

スカートをまくる。
そのままティアナの両足をヴァイスはぐいっと左右に広げ、ちょうどM字のような形になるように開く。

最終防衛ラインを超えた先には、ティアナの秘密が全て隠されていた。
十六歳の少女らしい初々しさを残す秘部をヴァイスが手で触ると、
さっきまでの上半身への愛撫だけで、軽く湿り気を帯びているのを感じた。

「……お前…………」
「いやぁ…………だって……」

一番恥ずかしい部分に視線を感じたティアナの顔が、あまり明るくない機内でも解るのではないかと言う位に紅潮する。
が、さらに、

「ん………」
「ひゃぅっ!?」


105 名前:前編:2007/07/15(日) 02:45:48 ID:Sq4+J7oI
秘部に何かが触れるような感触に、短い悲鳴を上げるティアナ。

「あっ!!ちょっとホントにやめ……ああぁっ!!!やっ!うぁ!!ひっ!!」

ヴァイスが、ティアナの秘部を口で直接攻めだした。
ヴァイスは何も喋らずに黙々とティアナを苛める。
ストームレイダーの中は、ぴちゃぴちゃとした音と、ティアナの艶っぽい声で満ちていた。

「ぁ……ぃぃいっ!!ホン……トにっ!!やぁっ!!やめ!!!あぁあぁああっ!!!」

さっきまで秘部に侵入していた舌が、ふいにその上の突起に伸びる。

「―――――――――っっっっっいいいい!?!?」

弄られるのを待ち望んでいたかのごとく過敏になっていたクリトリスに刺激が加わった途端、
ティアナは素っ頓狂な声を上げる。

「んぁ!!ひっ!!ぃ!ぃいぃ!!」

舌で転がされ、唇で吸われる。
直接一番敏感な部分を弄ばれる感覚に、ティアナの口から悲鳴なのか喘ぎ声なのか分からない声が上がる。

「ふっ、あっ、あっ!あ……ぅぁあ゛っ!!」

少し弱まったかと思ったら不意打ち。
それを繰り返され、ティアナの体はぐいぐいと絶頂へと向けて押し上げられる。

「あっ、あっ、あっ!あぐう゛ぅぅぃぃぃっ!?」

クリトリスを歯で甘噛みされる。
それが引き金となり、ティアナは数日振りに絶頂を迎えた。
愛液が噴き出し、ヴァイスの顔を濡らす。

「んはっ……はっ……お前、敏感すぎだろ…………」

愛液で顔を濡らしたヴァイスが、股間から顔を上げる。
ヴァイスの目に入ってきたのは、まだ小刻みに痙攣しながら、余韻に浸っているティアナ。

「はっ……ぁっ……ぁ……ぁっ………あぁ……だってぇ……ヴァイス……さんの……ばかぁ………」

顔を両手で覆い、途切れ途切れに、恥ずかしそうにティアナがヴァイスの感想に答える。
肌はすっかり紅潮し、玉の汗も見える。

「……馬鹿で結構。それより、そろそろ………俺も我慢できねぇからな……」

どこに隠し持っていたのか、ヴァイスの手にはコンドームが握られていた。




106 名前:前編:2007/07/15(日) 02:48:47 ID:Sq4+J7oI
「……ふぇ?」
「だからよ、ちょっと試してみたいんだけど、どーよ?」
「う……………」

いざ挿入という段階になって、ヴァイスからある提案が出された。
せっかくだからいつもの正常位でなく、別の体位でしてみよう、と言う案である。

「……………ん……やってみても……別にいいですけど……」
「おっ♪よっしゃ、では早速……ホレ、こっち来い」

煮え切らない返事はしたものの、ティアナもいつもと違った事をするということで期待に胸を膨らませた。
それ以前に、一回イかされて熱を帯びたティアナの頭の中身は、一刻も早くヴァイスの体が欲しいという欲望で一杯だった。

「よし!さぁ、こっちこっち」

さっきのシートに、上着を脱ぎズボンと下着を下まで下ろしたヴァイスが座る。
パンパン腿を叩き、ティアナにここに座るようにと促す。

「………もしかして、このまま『コレ』にまたがるんですか?」
「ご名答♪」

『コレ』とは、もちろん怒張したヴァイスの分身。
すでにさっきのコンドームが装着されている。

「……………っ……ん……ぅ………」

ヴァイスの胸板に背中を預け、ゆっくりとティアナは自分の体に他人の肉体を受け入れていく。

「……んぅ……はぁっ……ぁ…………っん……」

いつもと違い、自分のペースで受け入れるという行為に新鮮さを感じながら、腰を下ろしていく。
と、その時、後ろからがしっと腰を捕まれ、そのまま力づくで腰を埋めさせられる。

「っいぁぁぁぁっ!?!?!?」

ティアナの意思に反した速度で腰が落ち、覚悟が出来る前に最深部まで一気にモノが『突き刺さる』。

「ぐぅっ……うっ!……はっ!……ぁ……ぁ!……ぅ…」

その衝撃だけでイきそうになったティアナの息は荒い。

「……初めての背面座位の感想は?」
「んくっ…!…はぁ……ぁ……何か……あなたが……見えなくって…少し……怖いかも…」

そうか、と答えを返すと、ヴァイスは早速腰を小刻みに動かしだす。

「ひ…ぃっ!ちょ!あっ!!……あ、当たっ!!!あたってるっ!!!」

座位を取っているが故に勢いよくピストンできるわけではないが、
モノ自体が深く刺さっているので、その動きだけで子宮へずんずんと刺激を与えるのには十分だった。
腹の底から響く振動が、今のティアナには心地よい。


107 名前:前編:2007/07/15(日) 02:51:22 ID:Sq4+J7oI
が、まだ。まだ足りない。
数日間とはいえ、じらされてしまった体はまだ貪欲に刺激を求める。
ティアナの腰が、おそらく本人も気付かないうちに、ヴァイスのピストン運動の手助けをし始める。

(こいつ……)
「はっ!あぁあぁぁっ!!うくぅっ!!あ!ぁ、あっ!!」

少し驚いた顔をしたヴァイスの腰の上で、オレンジ色のツインテールを乱しながらティアナが上下する。

「うぅっ…ぁ!あっ!!あ!ぁぁああ!あん!あんぅぅぅっ!!!」

どうやら、ティアナは知らず知らずのうちに、自ら一番感じる箇所を探っているようだった。
上下運動に加えて、膣壁にこすり付けるような動きや、腰を回すような動きも見せだす。
ヴァイスからは当然ティアナの顔は見えないが、このときのティアナの顔はすっかり惚けていた。

(ふむ……ちょっとやってみっか)

跳ねるティアナの背中を見ながら、ヴァイスの頭にある考えが浮かんだ。
それは、ちょっとした悪戯。

「はっ……あっ…ぁ――――ひぃぃいぃっ!?!?!?」

今日何回目かのティアナの悲鳴。
それは、ヴァイスの手がクリトリスにもう一回触れた時に上がった。

「あぅ!!!だめっ!!そっ……れはぁあぁ!!!ぃいいいっ!!」

皮の上からくりくりと与えられる刺激。
それは、今だ続けているピストン運動と共にティアナへと波状攻撃を仕掛ける。

「やめ!!!あっ!!やめぇ!!感っ!じっ!すぎるっ!からぁぁぁああ!!!」

(うっ……!余裕ぶっこいてたが……っ!そろそろ俺も…)

ティアナが絶頂に近づいているのを、膣の締め上げで感じ取るヴァイス。
こっちも数日味わっていなかった感触に、いつもより早めに達しようとしている。
フィニッシュが近づき、心なしかヴァイスの腰の動きが早くなる。

「ひぅ!!いっ!!あっぁあああ!!も、っおっ!ダメぇっ!!!」
「ティアナ…っ!そろそろイくぞ……」
「っっっ!!!はぃっ!!わた…し…もぉぉおお!!」

先に達したのはティアナ。
体がピンと伸びきり、同時にきゅっと膣内が締まる。
最後の一押しを受け、ヴァイスも続いてコンドーム越しに白濁とした欲望を放った。

108 名前:CRR:2007/07/15(日) 02:54:32 ID:Sq4+J7oI
前編、以上です。
……恥ずかしい///

さて、後編は今日の夜〜明日の未明あたりにいきたいと思います。
では!

109 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 03:02:39 ID:WZyVs259
>>108
エルドラドをここにて発見した、もはや悔いはない
Good Job!

110 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 03:13:54 ID:97yzlPVY
>>108
ありがたやー ありがたやー

111 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 03:31:36 ID:7tnqmO6r
>>88
久しぶり&GJ!!ずっと待ってた。
ここがエロパロスレってこと忘れるくらいな出来ですな。クロノがかっこよすぎるw

>>101
ただいちゃもんつけたいだけだろそいつら。注意書きがスルー用(NGIDってよりただスクロールで飛ばす用)で
投下中の名前欄は間にレス挟んだ時や偽物が現れた時に見分けがつくようにするためだからな。
つかNG登録まで持ち出すのは明らかに悪意を感じる。荒らしに対する対処だろNGは。
空気悪くなるから以降は全員おかしな批判はスルーでヨロ。特に職人さん達。

>>108
乙!後編はもっとハードなのかな?

112 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/15(日) 04:03:11 ID:5kmrXSAc
我、ネ申降臨する姿をその目で見ぬ!!

113 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 05:23:04 ID:jjIXN7R7
見ないのかwwww

114 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 05:25:17 ID:QpZk68Am
亀だが>>66-74の華麗なる妄想に乾杯

>>113これは完了の助動詞「ぬ」の(ry

115 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/15(日) 08:39:52 ID:9DS3dPby
>>108
CRR氏GJ!

俺もヴァイティア投下しますが……果てしなくオチなし山なし意味なしorz
しかも何故かティアスバ分がw(百合苦手なのにw)

こんなんでよければどうぞ。

116 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/15(日) 08:41:10 ID:9DS3dPby
act,? 意地っ張りな彼女

「……う〜……」

ヴァイスの腕の中で、ティアナは膨れる。
そんなティアナを後ろから抱き締めながら、ヴァイスは微笑んで聞いた。

「……どうしたよ?」
「悔しいんです!」
「……は?」
「私ばっかり気持ち良くなるなんて、不公平です!」

そう膨れながら言うティアナに、ヴァイスは虚を突かれたような表情をし……、
身体中を這い回るヴァイスの指に、ティアナは悲鳴を上げた。

「ひゃう!? ちょ、したばかりでしょ!? まだ足りないんですか、あああ!?」

胸の先端をこりこりと弄られ、ティアナはヴァイスの腕の中でびくびくと震える。
快感に囚われているティアナを見ながら、ヴァイスが言う。

「……あのな、ティアナは、俺が完全に「はじめて」の相手だっただろ?
 ……でもな、俺はお前とする前にも、それなりの回数はしてるんだ。
 経験者が未経験者にイニシアチブ握られてどうするよ」
「そ……それでも……っ! ヤられてばっかりは……あ!」

快感に流されそうになりながらも、ティアナは何とか言葉を紡ぐ。
……実は、ヴァイスが何とか喋れる程度に快感を調整しているからなのだが。

「……分かったよ。じゃあ、やってみれば?
 ……ただし、俺の腕の中から抜け出せれば、ねっ!」

そう言うと、ヴァイスはティアナを抱き締める腕の力を増し、秘所に指を差し入れて、小刻みに震わせる。
手馴れたヴァイスの動きに、ティアナはなすすべもなかった。

「いああああっ! は、あ、ふああ! あ、あ、あ―――!」
「……どうしたんだよ。やり返すんじゃなかったのか?」

そうにやりと笑ってヴァイスは言い、秘所の中の指を曲げ、ちょうどGスポットに指が当たるようにしながら、指を震わせる。
もうギリギリの状態なのに、さらに快感を加えられて、ティアナは限界を超えた。

「だめ! ヴァイ……っ、らめえ! ひ、あ、ああああああぁぁぁぁあぁぁぁあああああぁあっ!!!」

117 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/15(日) 08:43:04 ID:9DS3dPby
思いっきり絶頂に達し、ティアナは脱力してぐったりとヴァイスに寄りかかる。
しかし、ヴァイスは手を全く休めずにティアナを責め続け、ティアナは息吐く暇も無く、快感の渦に巻き込まれた。

「ふあああ!? ち、ちょっと待―――っ!? ひあああああっ!!!」

一瞬の内にまた絶頂に引き上げられ、ティアナはぱくぱくと魚のように口を開閉させる。
それでも手を止めないヴァイスに、ティアナは声を出す事も出来ず。
快感が絶頂のままで固定され、ティアナはヴァイスの腕の中で硬直し、
……ヴァイスが指を引き抜くと、力尽きたようにティアナはヴァイスの腕の中に崩れ落ちた。

「はあ……! はあっ……!」

まるで全力疾走後のような荒い息を吐くティアナ。
そんなティアナの腰をヴァイスは持ち上げると、ティアナの中に、自身を埋めた。

「うああああああ!?」

一瞬でまた絶頂に追い上げられ、ティアナは眼の端に涙を浮かべて、あまりに強い快感に叫び声を上げる。
しかし、ヴァイスは激しくティアナを突きながら、にやりと笑って言った。

「もう、気持ち良くて何も出来ないんだろ?」
「いっ、あ、あ、あ、あ! ひあああっ! やああああん!」
「……もう聞こえてない、か」

無茶苦茶に突きまくられ、敏感な背中に舌や指を這わされ、ティアナは何度も何度も絶頂に達する。

「ああああああぁああ!!! ひいいいいいいいっ!? ふあはあああああん!!!」

ヴァイスは、何度かティアナの中に欲望を注ぎ込むと、満足したように自身を引き抜き、
……ティアナは、糸の切れた操り人形のように、ぱたりとベッドに倒れ込み、意識を失った。
そんなティアナを見て、ヴァイスはぽりぽりと頬を掻く。

「……しまった……。またやり過ぎた……」

118 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/15(日) 08:43:49 ID:9DS3dPby
「……って訳なのよ。もー、本当にむかつく!」
「……あ、あはは……」

部屋でスバルに捲し立てるティアナ。
それを赤くなって聞きながら、スバルは言った。

「そ、それで、話って……?」
「私だってね、ただこんなにヤられるだけじゃ嫌なのよ。
 でも、ヴァイスは全然させてくれないし……」

そう膨れて言うティアナに、スバルは呟く。

「……別に許可貰わなくても、勝手にやればいいんじゃ……」
「……」

きょとん、と虚を突かれたようにティアナは止まり……、
凄い勢いでスバルに詰め寄った。

「な、な、何!?」
「それよ!」

そう言うと、ティアナは何故だかスバルの前に屈み込んで……、
ティアナがナニをやろうとしているかに気付いたスバルは、慌てて飛び退いた。

「ち……ちょっ……、な、何するのーっ!?」
「何って……、練習よ練習」

そうあっけらかん、と言うティアナに、スバルは硬直し……、
また足元に屈み込んで来たティアナに気付き、慌てて言った。

「ヴァ、ヴァイス曹長は男の人なんだし、男の人相手に練習した方がいいんじゃないのかな!?」

119 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/15(日) 08:45:23 ID:9DS3dPby
そう言うスバルに、ティアナは首を傾げて聞く。

「男の人って……誰とよ?」
「え……えーと……エリオとか?」
「キャロが怒ると思うんだけど」

……確かにそうだろう。
スバルも、弟分のように思っているエリオと、妹のように思っているキャロの恋は応援していたので、キャロを悲しませたくは無くて。

「じ、じゃあグリフィスさん!」
「はやてさん……下手したらヴォルケンリッターの人達総掛りでぼこぼこにされるわね」

確かにヴォルケンリッター、特にヴィータとシグナムのはやてへの親愛の情は半端ではない物があって。
ティアナが言った事ぐらいは平気でやりかねないし、下手をしたらレヴァンティンで首を斬られたあげくに、
グラーフアイゼンで叩き潰されそうな気がして。
さすがに親友を殺したくは無く、グリフィスを相手にするのも無理で。

「……ユーノさん……?」
「……で、スターライトブレイカーの的になれ、と?」

まだAAAクラスだった9歳時でSSクラスの収束砲だったスターライトブレイカーを、今「全力全開」で叩き込まれたらどうなるか。
……想像する事すら怖くて。
しかも怒り狂ったなのはなら、はやてに迫ってリミッター外させる事もやりそうで。
グリフィスよりも死ぬ確率が高い相手を勧める事も出来ずに。



他に適当な男性がおらず、スバルは固まる。
そんなスバルに、ティアナはじりじりと詰め寄りながら、言った。

「大丈夫よ? ……痛い事はしないから」
「き、きゃ―――っ! ……あ、や、ら、らめぇぇ!!!」



……しばらくして。
頭から毛布を被るスバルを見ながら、ティアナが言う。

「ありがとね? いい練習になったわ」

……スバルは、泣き出した。

120 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/15(日) 08:46:20 ID:9DS3dPby
「……ティアナ? 話って何だ?」

いつもの訓練後、ティアナに呼ばれ、人気の無い倉庫の中にやってきたヴァイス。
暗がりの中、ティアナを探してヴァイスは入り口からは荷物の影になって見えない所まで入り込み……、
急に飛び付いて来たティアナに押し倒され、床に後頭部を強打した。

「〜っ!」

涙目になって後頭部を押さえ、悶え苦しむヴァイス。
そんなヴァイスの上に乗りかかって、ティアナはもぞもぞと動き、
……ズボンから自分自身を取り出され、ヴァイスは目を剥いた。

「お、おいこら、ティアナ?」
「……はく……ふぁんふぇふふぁ?(何ですか?)」

ズボンから取り出したヴァイス自身を口に含みながらティアナは言い、先の方をちろちろと舐める。
とても初めてやっているとは思えないティアナのテクニックに、ヴァイスは呻き声を上げた。

「ティ、ティアナ……? お前、何処でこんなテク……」
「……ふぇんふゅふ、ふぃふぁふぃふぁふぁふぁ(練習、しましたから)」
「れ、練習ってお前……!?」

念話で伝わって来るティアナの声に、ヴァイスは素っ頓狂な声を上げ、
……一生懸命なティアナの動きに、ヴァイスは限界に達した。

「……くっ!」
「んんっ!」

吐き出された欲望を口で受け止め、ティアナは咳き込みながら顔を離す。
へへへー、と得意げに笑うティアナを、ヴァイスは不機嫌そうに見詰め、
……器用に体勢を入れ替え、ティアナを押し倒した。

「……ふえ?」

きょとん、と見上げるティアナに、ヴァイスは厳しい表情で、言った。

「……誰だよ、その練習相手って」
「……スバル、ですけど?」
「……はあ!?」

121 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/15(日) 08:47:17 ID:9DS3dPby
話を聞き、あまりの馬鹿らしさに、ヴァイスは脱力した。
そんなヴァイスを見上げながら、ティアナはヴァイスの下から抜け出そうと身体を捩る。
どうにか上半身を自由にした時、

「ひうっ!?」

ショーツの上から秘所を擦られ、ティアナはびくり、と震える。
ちょうど脚の間に顔を埋める形になっているのを良い事に、ヴァイスはティアナを責め立て続ける。

「ひっ! ヴァイ……っ! さっ……! やめ……ひゃう! あんっ!」

声を押し殺しながら、びくびくと快感に震えるティアナ。
だんだんとショーツが湿ってきている事に気付いたヴァイスは、ショーツを脚から引き抜いた。

「やああ!」
「……倉庫の扉、閉じてないからな……、下手に声出したら、周りに聞こえるぞ?」

悲鳴を上げたティアナにヴァイスがそう言うと、ティアナは慌てて口を両手で塞ぐ。
……つまり、ティアナの秘所が何の障害も無しにヴァイスの前に曝け出される事になって。
ヴァイスはにやりと笑うと、ティアナの秘所にむしゃぶりついた。

「んんん!?」

刺すような快感に、ティアナは体を反らせる。
だが、それはヴァイスに秘所を押し付ける事になって、さらに強い責めと強い快感を呼び起こしてしまう。

「んっ! 〜っ! んんん、ふ、―――っ!!!」


―――……だ……め……こえ……でちゃうよぉ……。


その時。

「……何で、ここの扉が開いてんだ?」
「……わかんないよ」

ヴィータとなのはの声が聞こえ、ヴァイスとティアナは硬直した。

122 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/15(日) 08:48:00 ID:9DS3dPby
「おーい、誰かいんのかー?」

ヴィータの声を聞きながら、ティアナが真っ赤になって硬直していると、

「……んっ!?」

ヴァイスの舌がティアナの秘所の上をちろりと滑り、ティアナはびくっと震えた。

「な、何するんですか!?」
「何って……続き」
「続きって……なのはさんとヴィータ副隊長のいる前で!?」
「大丈夫だよ。……ティアナが声出さなかったら絶対ばれないんだから」

……以上、念話である。

「ったく……誰もいねーんなら、ちゃんと閉めとけっての……」
「まあまあ……」

ぶつぶつぼやくヴィータを宥めながら、なのははヴィータと一緒に倉庫から出ていって。
……扉が閉まる音がした。

「……は、ひゃああああ!」

ほっとティアナが安堵の息をついた瞬間、一番敏感な所に吸い付かれて、ティアナは絶叫を上げた。
みるみるうちに快感が戻り、いままでのラインを乗り越えて。
ティアナはあっと言う間に絶頂に達した。

「はあ……はあ……」
「……まだ、だ」
「ふあああああんっ!!」

休む間も無く、今度は一番敏感な所を指で弄られながら、溢れ出す愛液を吸い出されて。
ティアナは、次から次へと襲いかかってくる快感、そして絶頂に翻弄された。


123 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/15(日) 08:48:32 ID:9DS3dPby
「やああああっ!!!」

ぷしゃ、と潮を吹いて、ティアナはまた絶頂に達する。
10回以上も絶頂にやられ、ティアナは息も絶え絶えに、ぐったりと床に寝転がる。
と、ティアナの愛液でびしょ濡れになっているヴァイスが、完全に上に覆い被さって。

「やっ、あああっ!」

一気に奥深くまで貫かれて、ティアナはぎゅっとヴァイスの腕にしがみ付く。
と、貫かれたまま抱き起こされて、ティアナは熱に浮かされたような目で、ヴァイスを見る。
と、ヴァイスはにやりと笑いながら、言った。

「……床の上に直接だと痛いだろ? だから、さ!」
「あ、うううんっ! ふああっ! あんっ!」

激しく下から突き上げられ、ティアナはヴァイスを抱き締めて、快感に耐える。
突き上げるたびに、ティアナの胸がヴァイスの目の前でぷるぷると揺れて。
ヴァイスがそれに吸い付くと、ティアナは悲鳴を上げた。

「きゃああああんっ!! きゃうんっ!」

子犬のような嬌声を上げてイキまくるティアナに、ヴァイスはにやりと笑う。
だが、その笑みに余裕は見られなくて。

「あっあっあっあっあっ! 壊れ、ちゃ、あ! ひゃああああああん!!!」
「……ほら……、俺にしてくれた、ご褒美、やるよ!」
「ひあ! ら、め、あ、ひゃ! あああああああぁぁぁああああぁああぁああっ!!!」

ヴァイスが勢いを付けて最奥まで自身を突き込むと、突き当たりに当たる快感で、ティアナはこれまでで一番の絶頂に達する。
その瞬間、これまでとは比べ物にならない程の締め付けに耐えられず、ヴァイスも自身の欲望を、ティアナの中に流し込んだ。
そして、ティアナは気絶し、ヴァイスがまた後悔する事になるのだが、これが二人の愛の形なのだろう。

124 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/15(日) 08:50:41 ID:9DS3dPby
これで終わりです。
……CRR氏と比べると粗の目立つ事目立つ事orz

125 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 09:25:36 ID:qKn8vDA6
>>111
へぇ、タイトルはNG用だと思ってたけど、違うんだ。

126 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 09:38:38 ID:tB6hVvih
>>101
死ねば?

127 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 09:41:44 ID:jjIXN7R7
やはりヴァイティアはいいのう
本編では全然出てこなくなったけども!

128 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 09:45:45 ID:8XRPnypk
>>124
GJ。

129 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 09:45:56 ID:tB6hVvih
オリキャラSSをNG指定してどこが悪いんだ?
396のチラ裏かよwwwwwww

130 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 09:56:22 ID:Ni3ajg62
エリオ×ヴィータを書いてくれる猛者はいないものか。

131 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 10:01:15 ID:dpQTZgMP
>>130
また絶妙なカップリングだな…

・二人ともベルカの騎士
・共に高速移動から派生する攻撃持ち
・二人ともちびっ子(少なくとも見た目は)
・素直な少年と素直になれない少女(含主観)

…うん、見てみたいかも。

132 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 10:12:05 ID:qKn8vDA6
>>131
ヴィータって高速移動か?
どちらかというと足を止めるタイプだと思うが。

133 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 10:18:55 ID:dpQTZgMP
>>132
ラケーテンによる加速を高速移動と書いたつもりだったんだが、書き方が悪かった上に多分認識不足だったな
鉄球喰らって沈んでくる

134 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 10:22:48 ID:e+vx4vDR
要はぶっ飛び型か



135 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 11:05:13 ID:4fjpYcHh
フェイトと似た魔力特性ならシグナムとの相性のが良さげだがな。>エリオ
ヴィータはパワーファイターだからちょこまか動くヤツは嫌いそうな気もする。

136 名前:6課の落日:2007/07/15(日) 11:11:28 ID:DMyy0j09
>>131
ヴィータはフェアーテって言う風系の機動魔法を持ってたはず。
使ったのはA’s2話だけだったが。

137 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 12:02:56 ID:kEiL/6Ui
>>125,126,129
悪かった。お前らがそこまで読解力がないとは思わなかったよ
屑に何言っても無駄ってことか

138 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 12:33:39 ID:khLVdn7o
二人の戦法で比べると

エリオ=一撃離脱

ヴィータ=一撃必殺

こういう感じで違う。

139 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 12:46:54 ID:EZq4lcEC
今更ながらに落日の心残りな点。
リンディさんと人妻エイミィの輪姦がなかったことだ。

140 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 13:54:46 ID:dpQTZgMP
>>138
エリオがスピードを活かしたヒット&アウェイで敵の体勢を崩して、本命のヴィータが一撃を叩き込む
あるいは逆にヴィータを囮にしてエリオが一気に打ち抜くか
防御面だってガードならヴィータ、回避ならエリオと見事に好対照

…悪くない、悪くないのではないか?

141 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 13:55:50 ID:qKn8vDA6
>>140
なんか、なのはとフェイトを見ているようですね。

142 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 13:58:57 ID:SKSN1yiH
>139
何その、屍の山製造機。

序でにレティさんも……

【クーデター関係者、全員ありったけの赤玉を出す】

143 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 14:28:05 ID:WZyVs259
落日の内容は最高だけどシナリオの進み具合の関係からヴィヴィオが出てこないのが残念でs(ry

144 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 15:37:17 ID:tB6hVvih
>>137
死ねよ

145 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 15:40:48 ID:tB6hVvih
>>137
誹謗中傷してしてねぇじゃんwwwwwwww
死ねwwwwwww

146 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 15:44:14 ID:tB6hVvih
>>101
396 ◆SIKU8mZxms 認定だな
自分のSSがNGされてキレたかwwwwwwwww

147 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 15:48:55 ID:tB6hVvih
>>137
死ねよ

148 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 15:52:42 ID:WJq6RsmN
これはひどいwwwwww

149 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 15:53:17 ID:tB6hVvih
>>137
死ねよ

150 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 15:54:20 ID:tB6hVvih
>>137
死ねよ

151 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 15:55:16 ID:tB6hVvih
>>137
死ねよ

152 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 15:56:57 ID:AJ7KaqpZ
>>137
死ねよ

153 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 15:57:46 ID:AJ7KaqpZ
>>137
死ねよ

154 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 15:58:17 ID:AJ7KaqpZ
>>137
死ねよ

155 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 16:07:31 ID:AJ7KaqpZ
>>137
死ねよ

156 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 16:07:38 ID:pGedI6KG
>>135
別に良くないと思うぞ

157 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 16:12:25 ID:AJ7KaqpZ
>>137
死ねよ

158 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 16:14:16 ID:zGAYovmp
>>137
死ねよ

159 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 16:14:51 ID:zGAYovmp
>>137
死ねよ

160 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 16:32:57 ID:L+hG91V0
なんて
ひどい
自演

161 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 16:35:09 ID:X/yHVg1H
396 ◆SIKU8mZxms
396 ◆SIKU8mZxms
396 ◆SIKU8mZxms
396 ◆SIKU8mZxms
396 ◆SIKU8mZxms
396 ◆SIKU8mZxms
396 ◆SIKU8mZxms
396 ◆SIKU8mZxms

162 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 16:47:34 ID:Ni3ajg62
(゚Д゚)お前ら釣られすぎ

163 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 16:48:00 ID:SvzyjttS
>>124
さっそく“使わせて”もらたったッ!

164 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 16:49:10 ID:zGAYovmp
>>137
死ねよ

165 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 19:17:46 ID:J9Guxo6b
南無

166 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 20:31:41 ID:agXcvfgC
死ねよ→Shine You
君は輝くんだ、と激励してるんだよ。
でも素直にいえないツンデレなんだよ。彼は

167 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 20:56:04 ID:QpZk68Am
>>166
バーローwww

どうでもいいことだけど
「なのは」は人数に比べるとツンデレの数は少ないのか多いのか。
無印、A'sは存外少ないように感じたんだが

168 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 20:58:15 ID:e+vx4vDR
レジアスという究極のツンデレがいますが?
ツン率が高すぎてなかなか理解してもらえないようですが

169 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 21:00:22 ID:/X9fL2up
ツンデレといえばティアナしか思いつかん
そんなわけでエリティア待ちな俺

170 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 21:02:27 ID:QpZk68Am
>>168
おまいはあれに萌えるのかと小一時間(ry
せめて女だったら救いがなきにしもあらず。

171 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 21:05:32 ID:e+vx4vDR
>>170
ラストバトルで甲冑着込んで陸士軍団の先頭に立って突撃言いながら突っ込んできたら燃えますな

172 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 21:06:04 ID:zGAYovmp
>>137
死ねよ

173 名前:246:2007/07/15(日) 21:13:29 ID:R8SjYinJ
こんばんわ、待っててくれる人がいると嬉しいな。246です。
流れをぶった切るつもりで投下します。
しかしあれですね、Windowsの自動更新ってのは保存していないデータ
を消すという恐ろしいものだったとは……orz

今回は予告どおりらぶらぶ洗いっこです。

……たぶん。

なのは×フェイト
キャロ×エリオ
です。

ではでは。

174 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 21:14:05 ID:QpZk68Am
>>171
なんかスパロボを思い出したんだが。

間違いなく死亡フラグでないかい?
いや何より六課が作った見せ場をかっさらいまくりそうな感が

175 名前:246:2007/07/15(日) 21:14:09 ID:R8SjYinJ
 大好きな子の視線に晒され、それはビクンと震えた。

「これが、エリオ君の……」

 喉を鳴らす音は、彼のそそり立つ肉棒を凝視していたキャロから。
 食い入る用にではなく、本当に食べてしまいたくなるくらいにそれを見つめた。

「キャロ、見ないで……こんなの、嫌だよ……」

 真っ赤になりながら顔を覆い、キャロに押し倒される格好でエリオが懇願した。
 なのはやフェイトに見られるよりも、何倍も顔が熱くなった。羞恥に涙が滲むほ
どに。

「ふふ、私も脱がなきゃね。一緒に入れないから」

 軽く息を吹きかけ、震える様子を楽しみながらキャロがエリオを解放した。
 エリオの荒い息と、キャロの興奮に乱れた息しかしない中、キャロの訓練着を脱ぐ
音が妙に大きく聞こえていた。
 まだ幼い少女は、服を一枚脱ぐだけで簡単にその裸体を晒していくシャツを脱ぎ捨
て、ズボンを脱ぎ、残ったのは可愛らしいパンティだけだ。

「私も、エリオ君の見てこんなになっちゃったんだよ?」

 触れればエリオの耳に微かな水音。そして、蜜で溢れたそこにはっきりと見える縦
の線。
 キャロが割れ目をなぞるように、指を上下させ、エリオの目の前で息を漏らす。

「ふぁっ、ま、毎日ねっ、エリオ君の事想って、はぁっ、こんな風に、んんっ、して
たのっ」

 目の前で始まったキャロの自慰。エリオにはとめることすら出来ず、視線を逸らそ
うにも、キャロの熱の篭った瞳に縛り付けられて叶わない。

「キャロ……」

 無意識に、自分の手がそこに伸びていた。体に染みていた毒が、エリオにそれをさ
せようとしていた。
 
「うんエリオ君の見せてっ、エリオ君が毎日どんな風にしてたのかっ、させられてた
のかっ、私に見せてっ」

 キャロが荒々しく下着を脱ぎ捨てた。指を深く膣に入れながら、エリオに近づいて
膝立ちになる。
 目の前で自分の物を擦り始めたエリオに合わせ、自分の指を出し入れした。
 エリオの白濁が、キャロの顔を白く汚した――――。

176 名前:246:2007/07/15(日) 21:15:02 ID:R8SjYinJ
魔法少女リリカルなのはStrikerS
―受け継がれるもの―
(7)


「はいフェイトちゃん、目開けていいよ」
「う、うん……」

 なのはが金の髪を包んでいた泡を丁寧に洗い流し、梳かすように指を通した。
 水気を吸い取り、重くなった髪の感触は普段の柔らかさとは違い、重くしっかりと
した肌触りがあった。
 その感触を楽しみながら、フェイトの髪を洗い始め30分程。髪と同様、やや重た
くなった腕に微かに顔を歪ませた。

「ありがとう、大変だったでしょ?」
「ちょっと、疲れたかな。フェイトちゃんの髪の長いから……でも子供の頃から洗っ
てたから全然平気」

 フェイトが一人で髪を洗うことが出来るようになってどれくらい経ったのか。懐か
しむように、なのはがフェイトの濡れた髪に手を絡ませる。

「まだ、苦手だよ一人で洗うの。目開けるの、怖いから……」

 そう呟くフェイトは、滴り落ちる水滴に確かに瞬きを繰り返し、目に入ってくるの
を怖がるように俯いていた。

「いいよ、髪なんか一人で洗えなくても。私が毎日洗ってあげるから……フェイトち
ゃん、次体だよ。向こう向いて」

 促され、フェイトがなのはに背を向けた。背中を流してくれるのだろう、フェイト
はなのはを待っていたが、なのはが背中に触れる感覚は未だ無い。

「なのは……?」

 恐る恐るという感じで、後ろを振り返りなのはを見上げた。

「もうちょっと待ってね」

 なのはから漏れる甘い吐息。自分の胸を鷲づかみにして揉みながら、なのはは両の
胸を擦り合わせて石鹸を泡立てていた。
 時折乳首が擦れあい、それが刺激となってなのはの頬を高揚させる。
 フェイトが慌てて正面を向き、再びなのはを待つ。
 心臓が微かに早まっていた。それは、期待とそれ以上に大きい不安から。
 沸いてくる不安は、なのはが胸で体を洗ってくれる。それは喜び以上に後が怖いこ
とに気づいたから。

「ん……準備完了。いくよ……」
「ひゃっ……!」

 声と共に当たられた柔らかい感触に、フェイトが微かに声を漏らす。
 両手で髪を押さえながら、唇を噛んでなのはの感触を味わっていく。

「ねぇ、はぁっ、気持ちいいでしょ?」

177 名前:246:2007/07/15(日) 21:16:06 ID:R8SjYinJ
 上下に乳房を擦りつけ、乳首に刺激を感じながら。なのはがフェイトの露になった
うなじに息をかける。
 フェイトが体をびくつかせながら、微かに頷いた。
 しばらく、お互いの感触を味わった。フェイトは押し付けられた柔らかいものと硬
いもの。そしてなのはは、手を伸ばし鷲づかみにしたフェイトの両の乳房を。

「ふぁっ、はぁっ、ひゃうっ……!」
「これならっ、一緒に洗えるでしょっ?」

 フェイトの乳房を揉みしだき、乳首を擦る。泡で包まれた乳房は、なのはの手から
逃げるように暴れ周り、そのたびになのはがそれを捕まえようと、フェイトの背中に
乳房を押し付けた。
 背中を洗い終わった後、フェイトをうつぶせにして絡みつき、全身を使ってフェイ
トを包んだ。

「はぁ、全部綺麗にしてあげるからっ」

 フェイトはなのはを感じながら、目をきつく瞑った。
 両の胸の確かな感触が心地よすぎて。
 こすり付けられる陰毛の感触はただ恥ずかしいばかりで。
 体だけではなく、頭の中までも洗い流されてしまいそうな感覚だった。
 ゆっくりとなのはが体を下げていく。太ももで挟み込みながら擦りつけ、胸で優し
く撫でていく。
 その度にフェイトは体を震わせて、小さな声を上げ続けた。
 次にフェイトを仰向けにして上から包む。
 フェイトが押し倒されたいつもの状態。なのはの顔が見えなかった緊張感が揺らぎ、
フェイトは微かに微笑んだ。
 舌を軽く絡ませた後、全身を滑らせるように上下させた。

「ふぁっ、なのはっくすぐったい」

 押しつぶされこすれ合う二人の乳房と、尖った乳首からくる快感にフェイトがなの
はの体を抱きしめた。フェイトも太ももでなのはを挟み、同じようにこすりつける。

「んんっ、なのはも……綺麗にしなきゃ……くっ、駄目だよ……」

 絡み合い転がりながら、互いを洗っていく。絡まった体は、いつしか互いの滴る蜜
をこすり付けるように変わっていた。
 なのはがフェイトを足を持ち上げこすり付ける。重なった二人の陰唇が、いやらし
く形を変え、陰核を互いに擦りつけながら激しく腰を動かした。

「あっ、気持ちいいっ、気持ちいいよなのはっ」
「はぁっ、ふあぁっ、もっと気持ちよくなっていいからっ!」

 浴室に木霊する二人の喘ぎと蜜の音。
 ぐちゅぐちゅといやらしい音に興奮に溶けきった息遣い。

「なのはぁっ、気持ちいいのっ、あぁっ、んんっ、ふぁぁっ!!」

 フェイトが更に気持ちよくなろうと、なのはに腰を擦りつけ乳房を振るわせた。
 喘ぐ口からは涎を撒き散らし、それでも腰が止まらない。

「はぅっ、いっちゃうっ、いっちゃう、いっちゃうのぉぉっぉっ!!」

 体をのけぞらせ、目を大きく見開いてフェイトが絶叫した。そのまま、弛緩した体
で横たわり、荒い息のままなのはを見上げた。

178 名前:246:2007/07/15(日) 21:17:17 ID:R8SjYinJ
「なの、は……?」
「まだだよ。まだ……私は全然満足してないよ」
「なのは待ってっ……ひゃぁっ!!」

 ズンと滾った槍がフェイトを貫いた。抵抗する暇も無く、後ろに挿れられた剛直に、
声すら出せず口を開いて小さく息を漏らした。

「ふふ……こっちも、綺麗にしなきゃね。大丈夫、私が奥まで綺麗にしてあげるから」
「ちがっ……それっ、洗って……ないよっ」

 弱弱しく抵抗するフェイトを見下ろしながら、なのはが腰を動かし始めた。
 腸壁を擦るたびにくる痛いほどの締め付けと、溢れてきた蜜がなのはにもっと激し
くと懇願をしていた。

「あっ、んんっ……なの、はっ、あぁぁぁっ!!」
「フェイトちゃんのっ、私が綺麗にするのぉっ、それでっ、それでっ、一番最初に汚してあげるからっ!」

 抉るような腰の動きに、フェイトが耐え切れず涙を零す。
 抗えない快楽と、蹂躙される事による被虐の涙。
 フェイトも必死に腰を動かしながら、獣のような息遣いと共に喘ぎ続けた。

「はぁっ、ぁぁっ、壊れちゃう……凄いよぉっ!」
「フェイトちゃん出すよっ、フェイトちゃんの中に全部出してあげるからっ!」
「き、来てぇぇ!! なのはのっ、全部欲しいのぉ!!」

 なのはが腰を一気に打ち付けると同時、フェイトのアナルがなのはのものを吐き出
させようと今まで以上に収縮した。
 腸壁を洗う白濁がフェイトの中で暴れまわる。その、焼けるような熱さに全てが白
くなっていく感覚。
 音を立てて崩れ落ちたフェイト。後ろからは先ほどのなのはの吐き出したものを垂
れ流し、未だ収まらない余韻に浸り続けていた。

「……んぐっ!!?」

 だがそれすらもつかの間の事。なのはに頭を持ち上げられ、思わず呻いたその口に
今度は剛直が突き刺さった。

「んんっ、げほっ……! あぐっ!!」
「はぁ、はぁ……最後は私のを綺麗にするんだよ」

 喉の奥まで入り込んだ剛直に咽ながら、フェイトが口全体を使ってなのはに奉仕を
始めた。
 亀頭を頬張り鈴口に舌を突き刺して抉り、吸い出すように吸引する。
 口の端から垂れた涎をすくい、なのはが嗤いながら舌を這わせた。

「ちゃんと綺麗にしたら、後でいっぱい使ってあげるから」

 フェイトは言葉を発することも頷くこともなく、頭を動かし続けた。なのはの言葉
のせいか、動きは先ほどよりも激しく、フェイトのアナルで達したばかりのなのは、
はその刺激に顔を微かにしかめた。

「ちゃんと、全部飲み込むんだよっ」

179 名前:246:2007/07/15(日) 21:18:14 ID:R8SjYinJ
 フェイトの頭を押さえつけ、先ほどと変わらない量の白濁をフェイトの喉に叩き付
けた。
 言われるままフェイトは喉を動かしていたが、飲み込みきれず吐き出したものが胸
や床、なのはの足にまで零れていた。

「ぁ……なのはの……」

 フェイトがそれを舐めとっていく。命令されるまでも無く、それは自分のやること
だと理解していたから。
 胸にあったものをかき集めて口に含み、床に舌を這わせ、なのはの足を綺麗に舐め
とった。

「ふふふ……フェイトちゃん、犬みたい」
「なのはの、もっと欲しいの。もっと、頂戴……」

 再び剛直を咥えようとするフェイトの頭を撫でながら、満面の笑みでなのはが微笑
んだ。

「じゃあ、続きは部屋でしようか? 今夜はきっと凄いことになるよ?」

 その笑顔は今まで見たことが無いほど楽しそうで、思わすフェイトの背中に寒気が
走るほどだった――――。


* * *


「くっ、ぁ……ふあっ……!」

 それは、洗うという行動には一致しない捕食行動。
 真っ赤になった肌に這う、それ以上に赤い舌。
 羞恥に震える瞳に写る、嗜虐に染まった少女の微笑み。

「エリオ君、そんなに震えたら洗いにくいよ?」

 エリオを押し倒し、キャロがエリオの胸に舌を這わせる。その度にエリオは目を固
く瞑り、唇を噛んでキャロの舌の感触に耐えていた。

「エリオ君の、全部綺麗にしてあげるから」

 そう言って舌を動かすキャロの感触が強すぎた。
 まるで、全身が性感帯になったかのような感覚に、エリオの既に張り詰めている肉
棒が大きく震えた。

「ふぁ……エリオ君の、またビクンってなったぁ……」

 腹の下にあった肉棒の震えに、キャロが微かに息を漏らして呟いた。その感触を楽
しみながら、もっと感じたいと貪欲にエリオに体を押し付ける。
 興奮から乳首が固く尖っていた。溢れた蜜はエリオの太ももを濡らし、それが更に
エリオの羞恥を増大させた。

180 名前:246:2007/07/15(日) 21:19:09 ID:R8SjYinJ
「やめて……お願いだから……あ、ぅ……!」

 耳の穴に舌を入れ、首筋に浮いた汗を舐めとっていく。少し塩辛い味で、キャロが
喉を潤した。
 エリオの懇願ではキャロは止まらず、それどころか更に積極的にエリオに舌を這わ
せるだけだ。

「なのはさんが言ってたよ。やめてって……本当はもっとして欲しいってことなん
だって。エリオ君も、フェイトさんみたいに変態なのかな?」
「ちが……うぁっ……!」

 脇の下を舐められ、エリオが悲鳴と共に小さく跳ねた。
 キャロはエリオの上で器用にバランスを取りながら、脇の下から二の腕、指の一本
一本に舌を這わせた。

「やめて欲しいなら、エリオ君なら簡単だよね? 私のことどかして逃げたら追いつけないよ?」

 できる事なら、とっくにやっている事だった。
 キャロの声が、キャロの瞳が、キャロの笑顔がエリオの体をバインドのように縛り
付けていた。
 泣きたいほどに逃げたいのに、逃げても何処までも追いかけてきそうな重圧感。
 狂いそうなほどイヤなのに、壊れそうなほどの気持ちよさ。
 暴れる肉棒が言っていた。
 この体は、それを望んでいるのだと。

「フェイトさんもそうなんだって。やめてって言っても、イヤって泣いても本当はも
っとして欲しくて、もっと気持ちよくして欲しいってずっと我慢してるの。だからな
のはさんは、フェイトさんを気持ちよくさせるために頑張ってるんだって……みん
な、本当変態さんだよね。エリオ君も、きっと私も」
「きゃ、ろ……あ、くっ……」

 わき腹を舐め、臍に舌を入れて震わせた。
 エリオがぎゅっと拳を握り締め耐えようとする。だが、キャロに触れられている箇
所全てからの気持ちよさには耐えられない。
 硬くなった乳首が擦れるたび、エリオが悲鳴を上げキャロは蜜を零していく。

「はぁ、はぁ……エリオ君の……」
「……っ!?」

 エリオを辱める場所をゆっくりと降下させ、、目の前に現れた肉棒に唾を飲み込む。
 初めて見たときよりも硬さを増しているそれに、そっと口付けをした。

「あ……」

 たったそれだけの事。だが、興奮と限界を超えた羞恥には十分な刺激だった。
 勢いよく飛び出した精液が、キャロの顔を汚していく。エリオ自身の腹にも零れる
程の量。
 だが射精は一向に収まらず、エリオは腰を震わせながら二人分の体を汚し続けた。

「エリオ君、せっかく私が綺麗にしたのに……」
「ぁ……ごめん……ごめんなさいっ、許してっ……!」
「……エリオ君?」

 かかったエリオの精液を舐めながら、キャロが不思議そうにエリオを見つめた。
 涙を流しそうな瞳と、血の気が引いたその表情。
 自分を通してなのはを見ているのだろうか。震えながら自分を見つめるエリオの顔
が、達しそうなほどに可愛く思えた。
 もっと見たいと、そう思った。

181 名前:246:2007/07/15(日) 21:20:05 ID:R8SjYinJ
「悪いことしたら、駄目なんだよ。エリオ君」
「あ、あのキャロッ……」
「もうしないように、私が止めといてあげるから」
「ぇ……あ、い、イヤだっ! お願いだからやめて!」

 小さく駄目と呟いて、内で作り出した術式を開放させた。
 エリオの肉棒。その根元にきつく食い込んだバインドが、エリオに苦悶の叫びを上
げさせる。
 それを無視して、エリオの体を再び清め始めた。今度は彼の精液のご馳走だ。先ほ
ど以上にキャロの舌使いに熱が篭る。

「もうしないからっ、お願いだよっ……」
「……」
「何でもするから……キャロ……」

 舌を動かしながら首をかしげた。
 そんな事当たり前なのにと、疑問がわいた。

「エリオ君は、んん……まだ分かってないのかな? エリオ君は私の言うこと聞かな
きゃいけないの。ほら、フェイトさんと同じだよ。フェイトさん、なのはさんの言うことなら何でも聞くでしょ? それと一緒」

 精液を全て舐めとり、口の中に残ったものを十分に味わった後喉を鳴らせて飲み込
んだ。
 微かに咽た後に、よいしょと可愛らしい声でキャロがエリオの上に跨った。

「後で、なのはさんに教えてもらおうね。エリオ君が気持ちよくなる方法、私全部教えてもらうから」

 楽しみは最後まで取っておく。
 跨ったまま、エリオの肉棒の上に割れ目を押し当てるように腰を下ろした。

「は、んんっ……エリオ君の凄く熱くて……イッちゃいそう……」

 ゆっくりと腰を前後させながら、キャロがエリオの肉棒に愛液をこすり付けていく、

「エリオ君……はぁっ、あ、っ……凄いよ……気持ちいいよっ……」
「うぁっ……キャ、キャロやめてっ……あ、ぅぅっ……!」

 その素股状態に、エリオが頭を振って抵抗するが、キャロの腰の動きは止まらない。
 愛液によって更にすべりが良くなり、キャロが更に腰を動かす速度を速めた。
 時折、亀頭が陰核に触れ、そこから電気が走ったように全身が痺れた感覚に襲われ
る。

「動いてっ、エリオ君もちゃんと腰動かしてっ……気持ちよくしてぇ!」

 溢れた蜜で二人の重なる部分は既にドロドロだ。このまま、どこまでもエリオと溶
けていく感覚に酔いしれたかった。

「あ、うぁっ……キャロ……キャロォォォッ」

 しかしエリオはそれど頃ではない。根元を締め付けるバインドに、涎を垂らしなが
ら叫び続けた。
 耐えられないのは痛みではなく、満足に気持ちよくなれないその苦痛。
 もっと気持ちよくなりたいのに。
 もっとキャロに犯してもらいたいのに。
 それすらも許してくれないキャロに、全てを捨てて懇願をした。

182 名前:246:2007/07/15(日) 21:21:12 ID:R8SjYinJ
「出させてっ! イかせてよぉぉっ! もう我慢できないんだよっ!!」
「はぁっ、じゃあもっと気持ちよくしてぇ! エリオ君のでっ、エリオ君の硬いの擦り付けてもっと気持ちよくしてぇっ!」

 言われるまま腰を動かし、キャロに限界の肉棒を擦り付けた。
 エリオにあるのはただ気持ちよくなりたい、それだけだ。
 抉るように腰を浮かし、陰核を亀頭を刺激する。

「ふぁっ、イッちゃう……イッちゃうよっエリオ君!!」

 背中を仰け反らしながら、キャロの腰がビクンと痙攣した。
 潮を吹きながら、エリオの体に倒れこみ耳元に荒い息を浴びせていた。

「はぁっ……キャロ……バインド……外して……もっと気持ちよくしてあげるから……」
 エリオが泣きながらそう呟いた。
 その耳元、キャロが腰を痙攣させたまま息を吐く。

「だーめ」

 まだ足りない。もっとしたい。
 強引にバインドを外そうとするエリオの手を引っ張って、そこへ向かった。


* * *


「遅いよ……もうしちゃったの?」

 その声にはこたえず、キャロは彼女を見上げた。

「はぁぁっ、なのはぁぁっ……イけないぃぃぃっ……こんなんじゃイけない
よぉぉっ……!」

 なのはのバインドに全身を拘束され、白濁としたものを垂らす二つの穴にバイブを
突っ込まれながら、それでも満足に達することができないフェイトが卑しく腰をう
ねられせていた。

「ま、まだです……」
「そ、ちゃんと言うこと守ってくれたんだ……二人のえっちフェイトちゃんに見てもらわなきゃね」

 なのはがそのまま、キャロの後ろで肉棒を擦り続けるエリオを見た。
 依然バインドはエリオの肉棒を締め付けたままだ。それでは、自慰などで達するこ
となど出来ないだろうと、息を吐く。

「キャロ、そんなんじゃ駄目だよ。バインドじゃなくて、キャロが触らなきゃイけないようにしてあげないと」
「が、頑張ります」

 なのはが満足げに頷き、バインドで拘束されていたフェイトを開放した。
 開放されたフェイトがそのままなのはに抱きつき、その体に舌を這わせる。


183 名前:246:2007/07/15(日) 21:23:37 ID:R8SjYinJ
「うん、フェイトちゃんも気持ちよくなりたいよね?」
「うん! 気持ちよくなりたいのっ、なのはに見られてイきたいの!」

 なのはがフェイトを抱きしめながら、手を伸ばした。

「キャロ……こっちおいで」

 エリオから手を離し、足を動かす。そして、自分を見下ろす視線に微笑み手を
伸ばした。
 迷うことは無い。迷う必要などどこにもない。

「はい、なのはさん」

 だから――――。




今回は以上です。

たぶん、次で最後くらいになるかもです。

何か、新ED見て幼なのは書きたいなぁと思ってしまった今日この頃。

淫獣か、犬か、ヴィヴィオか……。

悩むなぁ……。



184 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 21:40:22 ID:U4akZ/D+
GJ
ってか、なのはもえぐいよなぁ(褒め言葉

185 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 21:43:59 ID:WZyVs259
>受け継がれるもの
まさかエリオではなくキャロが受け継ぐ者だったとは……
それにしてもなんという黒さ、管理局は魔界だなホント

186 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:48:58 ID:SvzyjttS
>>183
キャリオキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

これもまた愛……なのか!?
エロイからもうどうでもいい感じですw


187 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 23:08:03 ID:ngQPW+uj
>>183
すごく…キャロが歪んでます…
でもエロいからオールOK!!


188 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 00:32:53 ID:IZT1UyEr
>>183
相変わらず歪みまくり。
だが、それがいい。GJ!

189 名前:暗愚丸:2007/07/16(月) 00:34:33 ID:93/9Vw2z
えと、お久し振りです。
忘れられた頃合いに出てくる暗愚丸です。

ふたフェイ番外ロリアル×リイン投下します。
今回は、レズ、ロリなので、苦手な方はNG指定お願いします。
では、『FATE in The Dark Fate』、間章之一、お送りします。

190 名前:『FATE in The Dark Fate』:2007/07/16(月) 00:35:29 ID:93/9Vw2z
 薄暗い部屋の中。
 ベッドの上で半身を起こしているフェイトは、ふぅっと溜めていた息を吐き出した。
 傍らから聞こえてくる吐息に、僅かに苦笑を浮かべて視線を右下に向ける。
「……はぁ……はぁはぁ…………はぁぁぁ〜〜」
 やっと、余韻から抜け出したのだろう、焦点の合ってなかった目をしっかりとフェイトに向けてくるアルフ。
 正直、前も後ろも限界まで抉り抜いて、十回も頂を極めさせたわりには、意外に早く元に戻ったなと、そんな印象を抱く。
「はふ。えへへ、フェイトぉ」
 フェイトと同じように上半身を起こしたアルフがぎゅっと抱きついてきて。
「何、アルフ?」
 口元に笑みを作って、フェイトはアルフの頭を優しく撫でた。
 それだけでも嬉しそうに笑うアルフの姿に、夕方のはやてとの行為中に感じた違和感が、また脳裏にちらつく。
 それは、さっきまでのアルフとの睦み合い――否、アルフの体をただ貪っていただけ――の時にも感じていたこと。
 だけど、今はそんなことはどうでも良かった。
 フェイトにとって必要なのは、ただなのはをどう自分と同じ位置に引きずり下ろすかだけ。
 それ以外のことは、全てその目的のための手段でしかない。
「えへへ、フェイト、好きだよぉ」
「私もアルフのこと好きだよ」
 にぱっと子供のような笑顔を浮かべるアルフ。
 また胸の奥に違和感が走り、ソレをフェイトは笑顔で押し殺した。
「そう言えば」
「ん?」
 その違和感をアルフに悟られないようにするために、フェイトは笑みを作ったまま疑問を言葉にする。
「リインとどんなことしたのか、聞かせてくれる?」
 はやてのいる部屋に転移する寸前、一瞬だけフェイトはアルフの部屋を覗き見した。
 だけど、そこで見たのはリインフォースUとアルフが全部脱ぎ捨てて、抱き合っているところだけ。
 その前後は全く知らないのだ。
「えっと、アタシがフェイトに電話した後ね……」




「ん……、はぁ、いいよ、フェイト、いいよぉ……」
 股間の割れ目に沿って指を上下させるたびに、お腹の奥に熱が生まれる。
 それが、徐々に全身に染み渡ってくる感触に、アルフはただ震えていた。
「んくっ! ふっ……んぅ……」
 まだふくらみと言う形すら伴っていない胸に手を伸ばして、ふにふにとつまみ上げていく。
 それだけでぞくぞくと背筋が震え出す。
「ん、はぁ、いいよぉ……、気持ちいいよぉ」
 熱が吐息と言葉になって勝手に漏れだしていく。
 ソレを自覚しながら、それでもアルフにソレを止めることが出来なくて。
「アルフちゃん、失礼しますね?」
 いきなりがちゃっとドアが開いて、リインが入ってくる。
 そのまま動きを止めたリインに小首をかしげて、アルフは指の動きを止めた。
「んっ……。あ、リイン? どしたの?」
「あ、アルフちゃん? な、何してるんですか?」
 呆然としているリインの様子に、アルフは渋々そこから手を外す。
 上半身を軽く起こして、リインに視線を向ける。
「何って、気持ちいいことだよ」
「気持ちいい……んですか?」
 不思議そうに問いかけてくるリイン。
 その頬が少しだけ赤くなっていることに気づく。
「うん、リインはしたこと無いの?」
「はい。誰もそんなこと教えてくれなかったです」
 興味津々と言った様子でじっとこちらを見詰めてくるリインに、悪戯心が湧いた。
 自分がフェイトにされたのと同じ事を、リインにしてみるのも面白そうだと、そんな風にアルフには思えたのだ。

191 名前:『FATE in The Dark Fate』:2007/07/16(月) 00:36:31 ID:93/9Vw2z
「じゃぁ、リインもしてみる?」
「え? えと、あの」
 困ったような表情のリインを見ているだけで、ぞくっと背筋が震えた。
 つっと、液体が零れてベッドにシミを作った事に気づきながら、そっとアルフはベッドから立ち上がる。
 太股に、ぬるりと液体が伝い落ちるのを感じながら、リインに向かって近づいていく。
「え、えと、アルフちゃん。そのお漏らしですか?」
 顔を赤くして見詰めてくるリインに、にこっと笑って見せた。
「違うよ。これね、気持ちよくなると勝手に出てきちゃうの。リインもきっと出てくるはずだよ?」
 直ぐ側に立って、頭半分ほど背が高いリインを見詰めた。
 不思議そうに小首をかしげるリインに、いきなり抱きつくアルフ。
「あ、アルフちゃ…………んっ!?」
 少し背伸びしてリインの首筋に手をかけたアルフは、そのまま唇を押しつけた。
 フェイトにされたときのことを思い出しながら、唇をこすり合わせたりあむっと上唇を挟み込んだり、何度も押しつけたりする。
 最初は驚きに見開いていたリインの目が、少しとろんとしたものに変わった。
 その時点で、一度唇を離してリインをじっと見詰める。
「……な、なんなんです、これ」
 どこかとろんとした響きの声音に、ほくそ笑むアルフ。
 もう、このまま最後までいっても大丈夫。
 だけど、もう一度口づけを交わした。
「んっんっんぅ……」
 アルフがしたのと同じように唇を蠢かせてぎゅっと抱きついてくるリイン。
 それが気持ちよくて、だから無理矢理唇の間に舌を差し込んだ。
「っ!?」
 びくっとリインの肩が震えて動きが止まる。
 同時に、しっかりと閉じられた歯をこじ開けるように、アルフは歯茎と唇の間をちろちろと舐めていく。
 最初は戸惑っていたリインが、それでも緩く歯を開いて。
 間髪入れずその奥に舌を差し込んだ。
 口内を思う存分舐めしゃぶり、最後に奥のように縮こまっていたリインの舌に、アルフは自分のソレを絡めた。
 びくんっと大きく震えたリインが今までも強くアルフを抱きしめてくる。
 少し痛さを感じながら、それでも絡めた舌を思う存分蹂躙する。
 これだけすれば、流石に十分な筈。
 そう思えたから、アルフはもう一度リインから唇を話した。
 つっと唾液が橋を造って、そのまま床に落ちる。
「気持ちよかった? もっと気持ちいいことがあるんだよ? ね、しようよ」
 焦点が合っていないリインの瞳を見詰めて、優しい声で告げるアルフ。
 その言葉に、リインがこくんと頷いた。


「……なんだか、恥ずかしいです」
 ベッドに横たわる一糸纏わぬ姿のリインを見詰めながら、アルフはにっと笑って見せる。
「なんで? 一緒にお風呂入ったことあるじゃん?」
 呟きながら、リインの右隣に同じように寝そべるアルフ。
 そして、自分よりははっきりとした形を保っている小さな乳房に右手を伸ばした。
「そ、それはその、こんなところでこんなかっこうで、ひんっ!」
 ぼそぼそと呟いていた言葉の最中で、ふにっとリインの左胸に手を乗せる。
「あ、あのアルフちゃん?」
「ふふっ、いいからいいから」
 流石にフェイトの胸の様に揉むという程の大きさではなくて、それでも乗せた手を押さえれば、ふにふにとした感触が掌に伝わってくる。
 同時にぴくんぴくんとリインが反応するのが楽しかった。
「んっ……ふっ……、な、何、してる、んっ! ふぅ、ふぅ……」
「おっぱいさわられるの気持ちいいよね?」
 今度は五指を立てて、きゅにきゅにと中心に向かって肉を集めていく。
「んっ! ふぁっ……ひぅっ…………や、……それ、……やですぅ」
 一瞬だけ顔をゆがめたリインに、痛かったのかなと思いながらもアルフは指を動かしていく。

192 名前:『FATE in The Dark Fate』:2007/07/16(月) 00:37:19 ID:93/9Vw2z
 ふと見れば、桜色よりもなお淡い色彩の頂点がぴんっととがっていた。
「ふふっ、リインも気持ちいいんだ」
「ひゃんっ! い、言っちゃ、やです……、んくっ! そんな、恥ずかしいのに……」
 目尻に涙を溜めて見詰めてくるリイン。
 だけど、その赤く上気した頬が。
 僅かに突き出された小さな舌が。
 全身に細かく浮いた汗の玉が。
 リインが欲情していることをアルフに理解させた。
「恥ずかしいのに、気持ちいいんだ。でも、こんなのまだ序の口だよ?」
「序の口……? もっと、気持ちよく、なるんですか?」
 はぁはぁと、言葉の合間に吐息を漏らすリインを見ているだけで、アルフの背筋にぞくぞくと快感が走った。
 だからにっと笑って、リインの左胸に顔を近づける。
「え、あのなにするんですか? ひっ!?」
 戸惑いながらこちらを見ているリインに理解できるように、その固くしこった乳首にちゅっと唇を押しつけた。
 震えるリインには構わずに、何度も唇を押しつけるアルフ。
 そのたびにリインの体が大きく跳ねた。
「や、ダメ! ダメです! そんなところ、キスだめですぅ」
「ふふっ、でも気持ちいいよね」
「んっ、それは……ひゃふっっ!!」
 一瞬、困ったように視線を逸らしたリインの乳首をぺろっと舐め上げた。
 もう片方の胸に右手を伸ばして、尖端を指で挟んだ。
「んくっ! やっ! 先っぽじんじんするです! こ、こんなの、変ですぅ!」
 ちゅぅっと吸い付いて、口の中で思う存分舐めしゃぶる。
 指でくにくにとつまんで、すっと尖端のくぼみを軽くこする。
「ひっ! やっ! やです、やです! こんなの、変になっちゃいますぅ! おかしくなっちゃいますぅ!」
 びくびくと震えながら叫ぶリイン。
 だけど、その両手はアルフの頭を抑えていて、もっとして欲しいと雄弁に語っていた。
「はぅっ! や……い……んっ! い、いいです……」
 体をずらして、逆の乳首に吸い付くアルフ。
 左手でソレまで触っていた胸を揉み、空いた右手をそっと下に伸ばしていく。
「……おっぱい、気持ちいいです。んっ! あ、あのアルフちゃん、くすぐたいです。んくっ!」
 へその辺りでくるくると動かしている指の感触のことを言っているのだろう。
 でも、くすぐったいだけじゃないことは解っていた。
 ちゅぅっと強く吸い上げるたび、こりっと乳首を押さえるたびに、甘い声を上げて全身を震わせるのだ。
 コレで感じていないと思う人間がいる方がおかしい。
「ちゅ…………、ん。ふふ、リイン、気持ちいいよね?」
 乳首から口を離して笑いかけた瞬間、リインの顔が真っ赤に染まった。
 間髪入れず、中指を股間に差し入れ、すっと下からなで上げた。
「ひあぁぁっっっ!? あ、アルフちゃん!? そこ、おしっこするところですよ!」
 慌てたように叫ぶリイン。
 それがおもしろくて、アルフは顔を上げてリインを見詰める。
 今の一撫でで、指に合い液がからみついたことを理解していたから。
「でも、リイン濡れてるよ? ほら」
 そう言いながらリインの目の前に中指をさしだして、親指との間で糸を引いて見せた。
 恥ずかしげに目を伏せるリイン。
「……あ、あぅ……リイン、お漏らししちゃったんですか?」
 その言葉に、思わず苦笑が浮かぶ。
 アルフも、昨夜フェイトに教わるまで知らなかったから。
 使い魔には、そう言った知識を教えないのが普通なのかと、そんなそんなことを考えてしまった。
「ちがうって。これね、気持ちいい証なんだって。だから、ほら」
 ぐっとリインの左手を掴んで、自分の秘処に導く。
 他人の指に撫でられる感触はやっぱり気持ちが良い。
 ただ、リインの手が直ぐ引っ込められたのが、少しもったいないと思えた。

193 名前:『FATE in The Dark Fate』:2007/07/16(月) 00:39:04 ID:93/9Vw2z
「……えと、あの」
 目の前に自身の左手を持っていて眺めるリイン。
 その中指に付いている液体をしげしげと眺めて、それから不思議そうな表情でこちらを見詰めてきた。
「それが気持ちいい証拠だって。リインも気持ちいいから……」「んくっ!」
 もう一度リインの秘処をなで上げて、
「こんなに濡れてるんだよ」
 もう一度とろとろの愛液を指に纏わせてリインに突き付ける。
 戸惑ったように、じっとソレを見詰めるリインの口元に押しつけた。
「んっ! な、なんですかアルフちゃん? んぐっ!?」
 不思議そうに問いかけてきた瞬間、その唇の中へと指を押し込むアルフ。
「噛んじゃダメだからね。ゆっくり、丁寧に舌でしゃぶるんだよ。ん、そう、その調子」
 ちゅくちゅぷとアルフの指をリインがしゃぶる。
 その舌の動きが心地よくて、じゅくりと蜜が湧いたことを自覚する。
「必死にしゃぶっちゃって、かわいいねぇ」
 指を前後させてリインの口の中を犯していく。
 それは確かに気持ちよくて。
 だけど少し物足りなかったから。
 空いていた手をリインの股間に向けた。
「んっ! んちゅ……ちゅぽ……ちゅぷ……」
 何をされるか解らないと言った様子で見詰めてくるリインを無視して、伸ばした手の中指を秘処に当てた。
 アルフ自身と変わらないスジ状の割れ目。その一番下からなで上げて、指先にこりっとした感触を覚えた。
「痛っ!」
 同時、がりっと指を噛まれてしまった。
 慌てた様子で、噛んだ部分を舐めてくるリインが、涙目で見詰めてくる姿にぞくっと背筋が粟立つ。
 だから、指先に感じた秘豆の感触を確かめるように指を動かしはじめた。
「っ!」
 体を強張らせたリインがやめて欲しいと目で懇願してくる。
 それに気づかなかったふりをして、くりくりとその部分をなで回していく。
「っっ!? んんっ! んーー! っ〜〜!?」
 びくびくと全身を激しく痙攣させるリイン。
 もう後一押しでイく筈だと解ったから。
 リインのとがりきっている乳首に吸い付いた。
「んんぅっっ!」
 ちゅぅっと強く吸いあげて、軽く歯を立てる。
 くにっと秘豆を一気に押しつぶす。
 同時にそれだけの刺激を受けて、びくんっと胸を突き出してくるリイン。
「っっっっ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
 絶頂に達して、背をのけぞらせている。
 そう理解して、リインの口と秘処から両手を離した。


「はぁはぁはぁはぁ……はぁ……はぁ……」
 荒い息を吐き、焦点の合わない瞳でリインが天井を見上げる。
 はじめてイッたから、その気持ちよさが頭で理解できていないだけ。
「リイン、もっといいことしたげる」
 まだ反応の無いリインの足下に移動して、その両足を大きく割り開く。
 綺麗なスジでしかない割れ目。
 その上端にぷっくりと桜色の固まりが飛び出している。
 逃げられないように、リインの太股を肩に乗せて両手でしっかりと抱え込んだアルフは、
「ん、ちゅっ」
 固くしこったクリトリスにそっと口づけた。
「ひぁぁっ!?」
 途端に、リインの嬌声が上がった。
 上半身を僅かに起こしたリインが、驚きの表情を浮かべてこちらを見詰めてくる。
「あ、アルフちゃん!? 何してるんですか!?」
「何って、舐めてるだけ。みたらわかるじゃん」
「だ、ダメです! そこ汚いです! ひゃんっ! ふくっっ!」

194 名前:『FATE in The Dark Fate』:2007/07/16(月) 00:39:51 ID:93/9Vw2z
 抵抗するように両手を伸ばしてアルフの頭を押し返しながら、リインが必死に腰を揺する。
 けれどそれはどう見ても誘っていようにしか見えない。
「あは、大丈夫だよ。もっとしたげるからさ」
「や、違っ! ひっ!」
 下から上へ、又その逆へと舌を動かして、とぷんと湧いてきた愛液を舐めとる。
 僅かに白く濁っていて、リインが気持ち良くなっているのだと理解できた。
「れろっれろ……ちゅぅぅ……れろん」
「ひぁっ! んくっ、ひゃふっ! ふぁっ! や! はぅっ!」
 リインの甘い鳴き声が響く。
 口の中に溜まるリインの愛液を、わざと音を立てながらすすり上げて、ぞくんっと腰の下から熱がはい上がってきた。
「んっ、ひゃんっ! あふっ……あんっ……あぅ、だ、だめです、おかしくなっちゃいますぅ……」
 リインの甘い鳴き声を聞く度、腰が勝手にひくんと動いてしまう事にアルフは気づいた。
 自分も弄りたい。お腹の奥を抉り抜いて欲しい。
 フェイトに抱いて欲しい。
 だから、リインの太股から両手を離した。リインが逃げるはずがないと解っていたから。
「はぁはぁ……アルフ、ちゃん?」
 不思議そうな問いかけに応えるように、リインの頭の上に移動して一気にまたいだ。
「リインも、アタシのこと気持ちよくしてよ」
 そのままリインの口元に自分の秘処を押しつけた。
「んぶっ!?」
 その状態で体を倒して、リインの其処にしゃぶりつき、れろれろと激しく舐め回す。
 体の下でリインが激しく痙攣するのを感じながら、口元を歪ませた瞬間。
 脳天まで一気に電気が走り抜けた。
「っっ! じゅるる……ちゅぷ……んっ」
「んぅぅ…………れろ……れろぉ……じゅちゅ……」
 リインが股間を舐めてきているのだと、思うよりも早くまた一気に気持ちよさがせり上がってきた。
「んっっ! ぅぅぅ〜〜〜」
 やられっぱなしになるのは癪だから、両手を伸ばして中指を一気にリインの中に埋め込んだ。
 びくんっっ、とひときわ強く痙攣したリインがアルフの腰裏に両手を回してきて、激しく縋り付いてくる。
 指の血行が止まりそうなほどに強く喰い絞めてくるリイン。
 その感触をもっと味わいたくて指を動かそうとした瞬間。
「んっ! ふぁぁぁっっっっ!!」
 リインが、同じようにアルフの中に指を差し込んできた。
「んくぅ……リインばっかり……されるの……イヤですぅ。リインもお返しするですぅ〜〜」
「り、リインっ! ちょ、ちょっとそこんくっ!」
 闇雲に動いているリインの指が、固くしこったクリトリスを偶然ひっかいたのだ。
 一瞬視界が白く染まって。
「こっちだって負けないからね!」
 鋭く叫んで、リインのクリトリスに吸い付いた。
「ひぐっ!」
「んふっっ!」
 唇で挟み込むのと同時、リインの指がアルフのそれに押しつけられて、思わず声が漏れてしまう。
 あっという間に高まっている自分に気づいて、だけどリインに負けるわけにはいかなくて。
「ひっ! や、おかしくなりますぅ! んっふぁっ! ひゃふっ! や、そこ!? そこばっかり、だめです!」
「んっ! ちゅっちゅぷ……! っっ! っぅ……っ!」
 びくんっと勝手に腰が動いてしまう。
 ちかちかと頭の奥で火花が散ってるような感覚に翻弄されてしまうアルフ。
 もう、我慢できそうにない。
 必死に指を前後に動かしてリインの中を貪り続ける。
「んくっ! あんっひっんくっふぁっあっあぁっんぁぁあっっ!!」
 リインがびくびくと痙攣する感覚が、下から伝わって来るだけで全身に鳥肌が立つほどの気持ちよさを感じて。
 同時に、ソレまでも強かった指への締め付けが、更にきつくなっていることにも気づく。
 リインももうすぐで頂点に達するのだと、ソレが解ったから僅かに気を抜いた瞬間。

195 名前:『FATE in The Dark Fate』:2007/07/16(月) 00:41:22 ID:93/9Vw2z
「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ」
 かりっとクリトリスに爪を立てられて、体が勝手に引きつった。
 イク、そう感じた瞬間。
 リインのクリトリスに、歯を立てた。
「ひっ! ふぁぁぁぁああああああっっっっっっっ!!!!」
「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっっっ!!!!」
 リインと同時に絶頂に上り詰める。
 頭の中が真っ白になって、何も考えられない。
 ただリインの体に抱きついて、余韻を味わう。
「……はぁ……はぁはぁ……凄い……ですぅ」
「……だろ? ふぅ……ふぅ……でも、足りないよ」
「……え? はぁはぁ……もう、おわりじゃ?」
 気怠さに負けないよう体を起こして、アルフはリインに向き直る。
「うん……、こうすると、もっと」
「え? あの、アルフちゃん?」
 リインの右の太股を抱え上げて、ずりずりと腰を進めていく。
 そのままくちゅっと秘処同士を触れ合わせた。
『んんっっ!』
 あまりの気持ちよさに漏らした声がリインとシンクロして、ぐちゅぐちゅと腰を突き出して動かしはじめた。
「あんっ、ひぁぁっっ! ふぁっっ! いいです、これいいですぅ!」
「んっんっんっ、いいよ、アタシも気持ちいいよ!!」
 固い秘豆が擦れ合う感覚に、ゾクゾクと震えながら更に押しつけ続けた。


「って、かんじだったんだけど」
「それで、気持ちよかった?」
 フェイトの問いかけにアルフが頷く。
 その顔がだらしなく弛んでいて、相当気持ちよかったんだろうと、そう思えた。
「うん、凄く気持ちよかったよ」
「そうなんだ」
「うん、このこりこりの部分をこすり合わせるとね、頭の中真っ白になって何も考えられなくなるんだよ。お腹の奥叩かれるのとは全く違うんだけど、もっともっとってなっちゃうの」
 アルフの言葉に、苦笑を浮かべる。
 確かに、違う感触なのかも知れないけれど、今のフェイトにはそれは全く興味がない形だった。
 なのはの胎の中を思う存分に抉り抜きたい。
 その気持ちだけしかないフェイトには、自身の女の部分はどうでもいいとそう思えたから。
 ……なのはの体に無理矢理モノを生やして、ソレを貪るためになら使っても良いかと思えた。
「それじゃリインも気持ちよくなってたんだ?」
「うん、最後はリインの方から押しつけてきて大変だったんだよ。まだまだしたりないみたいだったけどね」
 そのアルフの物言いに、今頃、リインとはやてが面白いことになっているような気がする。
 それもまた使い道がありそうだなと、フェイトはそんな風に考えながら、胸の奥に湧く違和感から目を背けた。
「……その話のせいで、またしたくなったみたい。アルフはまだ大丈夫よね?」
 呟きながらアルフのあごに手を添えて、くっと上げさせる。
 そのまま、唇を重ねた。
 口内を蹂躙しながら、小さな舌を思う存分に吸い上げて、ちゅぽんっと音を立てながら唇を離す。
「いいよぉ、フェイトぉ、もっと、もっとしてよぉ」
 見た目と変わらぬ子供のような口調で必死におねだりしてくるアルフに笑みを向けて、フェイトは内心で嗤っている。
 それが何に対してなのか、それが理解できない自分に、それでもフェイトは何の痛痒も覚えなかった。

196 名前:暗愚丸:2007/07/16(月) 00:45:11 ID:93/9Vw2z
前回レス下さった皆様、誠にありがとうございました。
ということで、ロリアル×リインって言う無茶話です。
やっぱロリは苦手だ……、ってどの口が言うって話ですね、あはははは(汗
えと、では次回はいつになるか全く解りませんが、出来れば早めに来たいところです。
次回はふたフェイすずか編でお会いしましょう。

197 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 01:00:18 ID:IMeanztY
毎年ご好評頂いているクリスマスですが
今年のクリスマス当日はサンタクロースが大井競馬場で
騎乗の仕事があるため、中止となります。申し訳ありません


http://2chart.fc2web.com/2chart/2007kurichuusi.html

それに伴いましてクリスマスイブやプレゼント交換会も中止となります。

198 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 01:14:17 ID:cJT/ebK0
>>196
GJ!
貴方が来るのをを待っていましたっ

199 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 01:53:38 ID:v9kZVgB5
>>183
あいかわらず、なのはさんマジ外道w
次作楽しみに待ってます!

200 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 02:54:32 ID:m1S3Dl89
わろた
>CRR

201 名前:CRR:2007/07/16(月) 03:08:22 ID:dRLfiVQJ
ドモー…って本スレに誤爆とかどんだけよorz
仕切りなおします!
昨日の続き!

・ヴァイス×ティアナ 
・エロ 
あと、 
・おもらし描写アリ。どうしてもダメな方は注意してください 

では、 
〜ストームレイダーより愛をこめて〜 
後編、ドゾー 


202 名前:後編:2007/07/16(月) 03:10:43 ID:dRLfiVQJ
射精が終わる頃、脱力したティアナがぐったりとヴァイスにもたれかかる。

「………ふぅ……はぁ…………ん?」

余韻に浸るヴァイスの耳に、チロチロと水が流れているような音が聞こえる。
ふと前を見ると、放物線を描いている黄金色の液体の筋が見えた。
間違いないだろう。これは……

「……派手にイったな……」

全身の力が抜けてしまったティアナはもはや尿意を抑える事ができなかった。
小声で呻き、体を震わせながら、ストームレイダーのデッキに水溜りを作る。

全部出し切ると、ティアナの肩が大きく震えだす。

「……ぅぐ…っ…ぅ……ひっ……えっ……ぐ……」

浮遊感と開放感がひき、後に残ったのは、大事な人に恥ずかしい光景を見られた羞恥心。
晒してしまった情けない姿に、思わず涙がこぼれる。

「……お前、何も泣くこたぁねぇだろ……」
「だってっ、うぐ、だってぇ…………うぇ、ぐっ、ヴァ、えぅ、イッ、えっ、スさんのっ」

べそをかく、という表現が相応しい泣き方を見せるティアナ。
しゃくり上げの間に、断片的にヴァイスの名を呼ぶ。

「ん?何だ、言ってみろ」
「えぐ、う゛っ、ヴァイッ、スさんのっ、せい、でっ……ヴァイス、さんっのっ、せいでっ……!
 怖いっ、くらい、えぅ、感じるようにっ……!なっちゃったんですっ………!!」

……二人が関係を持ち始めたのはせいぜい一ヵ月半ほど前の話である。
ティアナは毎日のように、眠るスバルを部屋に置いたまま、逢瀬を繰り返した。
ヴァイスには女性経験が歳相応にあるのに対して、男性経験が無かったティアナはいつも翻弄されっぱなしだった。
確かに、ある意味『開発』されていたのかもしれない。

「え゛ぐっ、えっ!昨日だって、ひぐ、何回も、オナ、ニーしたっ、のにっ……
 一人じゃっ、イけ、なくって……全然、治まんっ、なくてっ……我慢、できなくってっ……!」

ヴァイスにしてみれば『普通』もしくは『ちょっとやりすぎ』程度の行為も、ティアナにとっては初体験の連続。

「……ばかぁ、ぐひっ、ばかぁっ……!変態っ……!私の体っ、おかしくなっちゃった……
 こんなのっ、絶対、おかしいですっ……!!」

いつの間にか、ヴァイス無しでは生きられないのではないかと思うくらいになっていた。
心も、体も。
今日、ティアナはそれを改めて実感していた。

「………そうか、俺のせいか」
「……う゛ぅっ、そう、ですっ!全部っ、ヴァイスさんのっ、せ―――むぐぅっ!?」

べそをかき続けるティアナの顔をぐいっと引き寄せ、後ろからヴァイスが唇で唇を塞ぐ。
しばしの沈黙が訪れた後、唇が離れる。

「…………なら、俺が責任……取るか?」
「…………………え?……んぃぃっ!?」

ティアナの腰を持ち上げ、ヴァイスはティアナを引き離す。
モノが抜ける瞬間、ティアナからまた声が上がる。
ヴァイスはとりあえず、抱えたティアナをシートに下ろし、自分はシートから立って向かい合う。


203 名前:後編:2007/07/16(月) 03:12:51 ID:dRLfiVQJ
「……何でもねぇよ!お、やべ。あと昼休み五分か。早く帰んな………ん!?」

その時。
ティアナは座ったまま、体をシートから乗り出しヴァイスに抱きつく。

「ぅおおっ!大丈夫か!?」
「……あの………………もう一回……シてくれませんか……?」

口から出たのは、大胆な提案。

「…………時間はいいのか?」
「午後は……昨日の出動の報告書の作成だから……別に遅れてもいいんです……」
「…………コンドーム。流石にさっきのしか持ってねぇぞ……」
「………じゃぁ……………あの、その……中で………中でもっ、いいですから……だから……今……」

美少女に、上目遣いで二回戦を哀願される。
これで起たなければ、男失格だろう……




「んぅっ!ふぁぁ………!!」

今度は慣れた正常位。改めて、ゆっくりとヴァイスはティアナの中へと侵入していく。

「く、う…………こりゃぁ……ヤバイな……」

合成ゴム越しでなく、直接粘膜と粘膜がこすれあう感覚。
当然、ヴァイスにとってもティアナにとっても、刺激的であった。

「は…ぁっ!!あっ!!ああっ!!ひっ!あんっ!あん!!」
「うっ、く!お……っ、くうっ!」

どちらも最初から全力全開。
ヴァイスはティアナの体に覆いかぶさり、腰を突きこむ。
ティアナはヴァイスの肩に手を回し、必死にピストン運動に耐える。
お互いに激しく快楽を『貪る』。
昼下がりの機内に、二人を遮るものは何も無い。

「ひぃ!あ!ヴァイスさんっっ!!わた、しっ!もう、もう……!!」
「ちょうど、いい……なっ!俺も……っ!もうすぐだ……」

今度は、二人一緒に。
今日一番の快楽の波が迫る。

「ぐ、うっ……!!いくぞ……ぉ……!」
「はいっ!!きてっ!くださいっ!なか……ぁぁあぁああぁあ!!!!」

ヴァイスがティアナの膣内に直接白濁液を叩き込むのと、
ティアナがビクン、と体を震わせるタイミングが奇跡的に重なった。

「は………ぁ……あ……お腹……あったかい……」

自分の体の中に熱いものが放たれる感覚に、ティアナは朦朧とした意識の中、つぶやいた。







204 名前:後編:2007/07/16(月) 03:15:24 ID:dRLfiVQJ

「………で、どーだ、満足か?」

ヴァイスが頭を掻きながら尋ねる。
ストームレイダーの後部ハッチや窓が全開にされ、機内に涼しい風が流れ込む。
中では、ヴァイスとティアナ、二人での思いがけない大掃除が行われていた。

「………あ、はい……気持ち……良かったです………」

ティアナはさっきまでの自分を思い出し、顔を赤く染める。
ベッドの上以外で行う性行為。それでこんなに乱れるものとは思わなかった。

「やっぱり………私、もうヴァイスさん無しじゃ、無理かも……」

「お?何か言ったか?」
「いぃ!?なっ!何でも無いですっ!!!」

つい心に思った事が口に出てしまったらしい。
とりあえず話題を変えようとティアナが頭を働かせる。

「え……っと!あの!ほら、いくらなんでもそろそろスバルが心配するかなって!」




「ふーん、何なら言い訳考えてあげよっか?ティアナ……」




「「……………え゛?」」

後部ハッチの方角から第三者の声がした。
ヴァイスとティアナの首がギチギチと機械的な動きで声のする方を向く。

「二人して…………なーにやってんのかな?」

見えたのは茶色いショートヘアの少女。
機動六課の整備員兼通信スタッフ、アルト・クラエッタその人であった。

「アルトぉぉぉぉぉ!?てめー何でこの時間にここにいるんだよ!?」

うわずった声で来訪者を迎えるヴァイスに、アルトは凄みのある目つきで答える。

「別に?なーんかストームレイダーが『機内で異常発生』ってコール送ってきたから、何事だ!ってすっ飛んできただけですよ?」
「う……」
(ストームレイダぁぁぁぁ!!てめぇ、あれほど黙ってろって言ったじゃねぇか!)
『私は一応精密機械ですから………水気は禁物なんですよ?』

そんなのは嘘である。これはストームレイダーからのささやかな復讐。
そりゃあ、自分をラブホテル代わりに使われた挙句に、粗相までされては、
流石に優秀でクールなAIでも堪忍袋の緒が切れたのだろう。

「そしたら何かティアナとヴァイス陸曹がカップルでいるし?私にはさっぱり状況が掴めませんよ?」

こちらも嘘である。
ティアナの着衣は今だに半端に乱れているし、所々濡れている。ヴァイスも同じく。
アルトの声の成分には皮肉がたっぷり含まれていた。


205 名前:後編:2007/07/16(月) 03:17:29 ID:dRLfiVQJ
「あのぉ……ね!その……アルト、何か勘違いしてない?」
「何が?」

ティアナが必死に言い訳を考える。

「あのね!?私はただ、その!ストームレイダーにはいつもお世話になってるから、えーと、
 フォワード陣を代表して労をねぎらってたのっ!そしたらヴァイス陸曹が手伝ってくれてね!?」
「そっ……!そーなんだよ!アルト!ついつい掃除に夢中になっちまって!バケツひっくり返して服濡らしちまったんだよ!な!?」
「そう!それっ!だから、今アルトが思ってる事は全部勘違いだからねっ!!」

どうみても無理がある言い訳をする二人に、アルトがとどめを刺す。

「ふーん……掃除か……それはストームレイダーも喜んでくれるよ、多分……でもね……」

アルトが握っていた手を開く。

「どうせやるなら………徹底的にやらなきゃ……ゴミ、残ってたよ?」

手に握られていたのは、一回目で使ったコンドームの空袋だった。










「「アッ――――――――――――!!!!!!!!!!」」





おわり。

206 名前:CRR:2007/07/16(月) 03:20:14 ID:dRLfiVQJ
以上です。昨日と違う意味で恥ずかしい///

朝の38 ◆KHEtQ2j5Nc氏の作品を見て「ちょwww俺がいるwww」とか思ってしまったww
それだけヴァイ×ティアの関係のキモは決まってるって事なのかな。
あと、一番筆が進んだのはオチの部分でした。なんというネタまみれ……

では退散しますっ!ちっくしょぉぉぉぉぉぉ!なんてこったいorz

207 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 03:22:56 ID:m1S3Dl89
>>206
乙。本スレ誤爆に耐えてよく頑張った。

さて、アルトを引き込んで3PSSを書く作業に戻るんだ。


208 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 03:23:06 ID:l4qZ2B6a
>>206
GOD JOB

209 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 03:55:43 ID:G+1ayFGi
>>206
GJ!!
最新話でも絡みがあったしこの二人イイヨ!!!
もう最新ネタ考えるに滅茶苦茶書きたいよヴァイス!!リリカルの男キャラはマジいい…

210 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/16(月) 04:17:56 ID:nL2SejbY
>>196
>>206

夜中目が覚めてみりゃ……
マイソロジー(神話)級なエロSSが載ってるじゃまいかッッ!!

「こりゃエロイ!よだれズビッ!」つ〜よ〜なエロさだよ!
さっそく“実用”させてもらったw
やはり愛の象徴は中出しだよな(?)

211 名前:エリキャロSS 後編:2007/07/16(月) 04:37:49 ID:Ainq+FR+
何とか完成しました。後編で御座います。
CRR氏の直後っぽくて申し訳ありませんが、御容赦を…

注意
・エリキャロで18禁

212 名前:エリキャロSS 後編:2007/07/16(月) 04:42:06 ID:Ainq+FR+
  *  *  *

 とても静かな、夜。電気も消え、月光が部屋に射し込む。
 聞こえるのは、互いの吐息と抑えきれない胸の鼓動。
 手を伸ばせばすぐにでも触れ合える距離にも関わらず、二人は暫くの間そのままで居た。
 互いの存在をその目に深く刻み込む。やがて、どちらともなく伸ばされた手が、二人の距離を一瞬で縮める。
 抱きしめ合う身体は温かく、二人はその熱に瞳を閉じる。どくん、どくん、とはっきりと感じる鼓動の音が、心地良いリズムを奏でる。
「ん――……」
 キャロが、エリオの胸に顔を埋める。少しだけ汗ばんだシャツに染み込んだ、彼の匂い。
 それは媚薬のように、キャロの心を蕩かす。はあ、と熱い吐息を漏らし、エリオの顔を見上げる。
 ――彼の顔を見ただけで、心臓が破裂しそうになる。ゆっくりと唇が近付いてくるのを、目を閉じて受け止める。
 触れ合う唇。ちゅく、と水音を立てて、舌が交わる。貪るように、舌に神経を集中させる。
 息苦しさを感じても、それすら心地良い。
「っん……くふ、ぅ……ちゅ……」
「あ、んぐっ……じゅる……ん、ぐ……」
 舌を絡め、唾液を交換する。その度に体の奥から拡がってくる劣情に、身震いする。
「はあっ……ぁ、ん……」
「ふうっ、ん、はぁ……」
 ――足りない。二人の身体は、そう訴えていた。
 口付けだけでは足りない。もっと深い所で繋がりたい、と本能が告げている。
「キャロっ……!」
「んあっ」
 エリオはその衝動に従うように、キャロの肩を掴む。キャロは驚きの声を上げるが、抵抗は無い。
「エリオ……くん……」
「……キャロ」
 不安そうにエリオを見るキャロの顔。それを見て、思わずエリオの理性のブレーキが働く。
 乱暴にしてはいけない。ゆっくりと、慎重に、優しく。
 暴発しそうになる心をぐっと抑えて、エリオは出来るだけ優しくキャロの服に手を――
「――大丈夫。私、自分で」
「え」
 エリオの手が止まる。す、とキャロが立ち上がり、エリオの手が離れる。
 衣擦れの音。幻想的な光景がエリオの眼前に広がる。
「――――」
「……ぁ……」
 言葉を失うとは、こういう事なのだろうとエリオは思った。
 月明かりに照らされて白く浮かび上がるキャロの裸体。
 フェイトやなのはと比べれば遥かに未成熟だが、エリオにはそれがとても美しいものに見えた。
「………エリオ、くん……どう、かな」
 キャロは顔を真っ赤にして呟く。そんな事を言われても、エリオにはこの言葉しか浮かばない。
「ああ、うん――すごく、綺麗だよ、キャロ……」
 伸ばした手でキャロに触れる。ぴく、と白い肌が反応して震える。柔らかな手触りが心地良く、思わず撫でる。
「んッ……」
 閉じられたキャロの口から、声が漏れる。それを見たエリオは、もう少し大きく撫でてみる。
「ふうっ……んっ……」
 切なげに震える声にエリオの鼓動が早まる。
 もっと触れてみたい。そう思い、今度は両手を使おうとする。
「……待って……エリオ君……」
 と、キャロから制止の声が掛かる。やり過ぎたか、とエリオは手を下げようとする――が、そのエリオの手を、キャロの手が掴んだ。
「こっちのほうが…………いい……」
 膝立ちになり、エリオと視線を合わせる。
 見つめ合った体勢のまま、キャロはエリオの手を、自分の双丘へと導いた。
「キャロ……それって」
「お願い……エリオ君……」
 言いかけたエリオの言葉を、懇願するような瞳で遮る。
 ――余計な事は考えないで。私を見て。私だけを、見て――
 濡れた瞳が語りかける。遠慮なんてしてほしくない。好きなように、してほしい。

213 名前:エリキャロSS 後編:2007/07/16(月) 04:45:42 ID:Ainq+FR+
「――んうっ!」
 エリオの手が動いた。僅かな膨らみを、撫でるようにゆっくりと揉む。その中心にある桜色の突起を指で挟み、擦る。
「あっ、はっ、ふああっ……!」
 高い声を上げて、キャロが鳴く。その刺激に耐えられずに、ベッドに尻餅をつく。
「キャロっ……」
「あ、んんっ、ふぅ、ンッ――」
 そのままエリオに押し倒されるようにベッドに沈む身体。唇を塞がれながら胸を愛撫され、身を捩る。
「――っ、はあっ……キャロ……どう、かな……?」
「あっ、ん……だいじょう、ぶ……もっとしても、いい、よっ……」
 キャロの言葉にエリオは頷く。一度手を止めると、今度は指でキャロの乳首を抓んだ。
「ひぅっ!」
 びくん、とキャロの体が大きく反る。それに驚いて手が止まったが、キャロの目が『平気……』と言っていたので、もう一度、優しく指先で捏ねた。
「ふああっ、あっ、んっ、あぁぁあんっ……!」
 可愛らしい声で喘ぐキャロを見て、エリオも自分で興奮しているのが分かる。全身の血が一箇所に集まっていく感覚。
 すぐにでも、深い所で繋がりたいという衝動に駆られるが、そこは踏み止まり、もう少しキャロを気持ちよくしてあげようと思った。
「キャロ、可愛いよ」
「ふぇ……あ、ありがとう……っ、んぅっ」
 慈しむように、キャロの体にキスの雨を降らせる。
 おでこから頬、首筋、鎖骨と啄ばみながら移動していき、最後には、すっかり勃起していた乳首を甘く噛むようにして、チュッと吸い上げる。
「んはぁぁあっ!」
 ――心なしか、甘さを感じた。舌先で転がすように舐める。
「ふあっ、やっ、んあっ、きゃぅっ……!」
 普段はあまり大声を上げないキャロが、こんなにも声を出すなんて。その事に感動を覚えながらも、エリオはキャロの匂いに酔う。
 胸を弄る度に立ち上る甘い香りに、頭が痺れる。
「やうっ、あっ、だめぇっ……! そ、そんなにされたらっ……!」
 キャロの腕が、エリオの頭を抱くように回される。
「そんな事言われても……ちゅっ……ん、離してくれないのはキャロじゃないか……んぐ」
「ふえっ……」
 エリオの言葉に、キャロが我に返ったような顔になる。そして、すぐに顔を真っ赤に染めた。
「あっ……えと、私……」
 慌てた様子のキャロ。そんな彼女の頭を、エリオは優しく撫でる。
「――大丈夫。ただ、キャロがすっごく可愛かったってだけだから」
「……ぁぅ……」
 笑顔でそんな事を言われたキャロは、頭から湯気を出さんばかりになっている。
「……エ……エリオ君!」
「あ、え?」
 と、突然キャロが意を決したように声を上げた。エリオは思わず吃驚してキャロを見る。
「わ、私だけ裸なのはずるいから……! ――その、あの…………エ、エリオ君も…………脱いで」
「――え」
「早くっ」
「えっ、あっ、は、はいっ!」
 キャロの剣幕に押され、エリオは自分の服に手を掛けた。ボタンを外す指先が、妙にもどかしく感じる。
「……あ」
 と、最後の下着の段階になって、エリオは自分の下半身がどういう状態になっているのかを思い出した。
 ――これだけは、見られるのが何故だか猛烈に恥ずかしい。
 しかし、キャロは自分で全て脱いでみせたのだ。ここで戸惑っているのは、キャロに対して失礼だ。観念して、下着を脱ぐ。
「…………うわぁ」
 完全に勃起している肉棒を見て、キャロは驚きと感動が混じったような声を上げる。エリオはキャロの視線を痛いくらい下半身に感じた。
「この前、一緒にお風呂に入った時と全然違うね」
「あ……う、うん(あの時はそんな余裕、全然無かったから……)」
 銭湯でのちょっとした触れ合いの時は、お互い恋愛感情とかそういうものは無くて、ただ仲の良い友達同士で一緒にお風呂に入る……というような感じだった。
 でも、今は違う。二人は今、男と女の関係で、こうして裸になっているのだ。――それを意識すると、なおさら体が熱くなってきた。
「じゃあ、今度は私の番だね」
「え……キャロ? それって」
 続きを言う前に、キャロの唇に塞がれる。一瞬の触れ合いの後、キャロは恥ずかしがりながら言う。

「……今度は、私がエリオ君を気持ちよくしてあげる番――だからね?」

 そんな表情で言われたら、エリオには逆らう事など出来はしなかった。

214 名前:エリキャロSS 後編:2007/07/16(月) 04:50:26 ID:Ainq+FR+
  *  *  *

「うあっ……くっ」
「ん、ちゅっ…………どう、かな? エリオ君……」
 女の子に押し倒されるのも、悪くないかも――などとよく分からない事を考えてしまうエリオ。二人は、先程までとは全く逆で、エリオがキャロの下になっている。
「ん――……やっぱり男の人だと、感じ方がちがうのかな……ちゅぅ……」
「あ、いや……そんな事は……ない、んじゃないかな……あぅ」
 キャロは熱心にエリオの乳首を舐めていた。曰く、『エリオ君がしつこく弄るからお返し』らしい。キャロの舌がエリオの胸板の上を這い回る。
 エリオはその舌の動きに、むず痒いような、くすぐったいような、気持ちいいような、色々とごちゃ混ぜになった感覚を得る。
(あー……でも、こういうのも悪くない、かも……)「うっ……」
 鋭敏になっていた乳首を舐められ、思わず声が漏れる。
「……あ。エリオ君、気持ちよかった?」
 などと笑顔で聞かれたら、首を縦に振るのは当然だろう。
「本当? 良かったぁ……」
 更にそんな安堵の顔を見せられた日には、エリオも我慢出来ない。キャロの手を掴み、ゆっくりとその場所へ導く。
「あ……あの。出来れば…………こっちも」
 手が触れて、『それ』が何なのか理解したキャロの顔が赤くなる。頼んだエリオ本人も、気恥ずかしい。
「あ、いや、嫌ならいいんだ。その、無理にやらせたくはないし……ははは……」
 自分で頼んでおいて何を言っているんだ、と自分に突っ込む。我ながらおかしな事を――そうエリオが思った矢先。
「……うん、分かった」
 コクン、と小さくキャロが頷いた。その仕草が可愛くて――また興奮してきたのか、ペニスがピクンと反応した。
「わっ」
 それを触っていたキャロが、驚きの声を上げる。そそり立つ異物を不思議そうに見つめ、指で先端に触る。
「うっ」
「あ、エ、エリオ君、大丈夫?」
「う、うん、大丈夫……ここって、男の一番敏感な部分だから……」
「そうみたいだね。さっきのエリオ君の声、可愛かったから」
「え……そうだった?」
「うん、こうすると……」
 きゅっ、とキャロの手がペニスを柔らかく握る。
「うあっ……」
 堪らずに、声を上げる。そんなエリオの反応が面白いのか、キャロは積極的にペニスを弄り始める。
「男の人のって不思議だね……こんなに熱くて、硬くなってる……」
「あっつ……キャロっ……」
「……あ、何か出てきた……」
 ぴくぴくと震える亀頭の先端から、粘液が滲み出す。その量は弄る度に徐々に増していき、ペニスとそれを弄るキャロの手を濡らしていった。
「うああっ……キャロ、それっ……」
「すごいよエリオ君、もうぬるぬるだよ……」
 ペニスを弄くるのに夢中になっているキャロ。いつの間にか陶然とした瞳で、それを見ていた。
「ん……こんなに、濡れちゃった……はぁ」
 ぺろ、と舌を出して手に付いた露を舐め取る。……その仕草さえ、どこか扇情的に見える。
「……じゃあ、エリオ君のも……きれいにしてあげるね」
「え――」
 エリオがその言葉の意味を理解する前に――キャロの唇がエリオのペニスを咥えていた。

215 名前:エリキャロSS 後編:2007/07/16(月) 04:52:32 ID:Ainq+FR+
「うあぁっ……!」
 背筋から何かが這い上がってくるような感覚に、エリオは声を上げた。キャロの口内に呑み込まれたペニスが、ビクンと震える。
「ん……ふぅ……エリオくん……うごかさないで……」
 キャロの手がペニスの根元を押さえる。二つの刺激に、エリオは呻く。
「あっつ……キャロ、そんな事まで、しなくてもいいのに……っ」
「ぇ……? 最初にして欲しいって言ったのは、エリオ君だよ……? だから、最後まで、するの……」
 エリオの訴えを却下すると、キャロは再びペニスを咥える。溢れ出る粘液を舌で掬い取り、呑み込む。ぴちゃぴちゃと音を立て、肉茎を舐め取る。
「んぐ、ふ、ちゅぅ……ん、あふぅ……」
「ああっ……キャロ、す、すごいっ……」
 ペニスを為すがままにされ、悶えるエリオ。今まで経験した事の無い快感が、身体を駆け巡っていく。
「ふぁ……ん、ちゅるっ……じゅるぅ……ン――」
「く、あっ、いっ、ああっ、うあぁあっ」
 自分でも情けない声を出していると思う。しかし、湧き上がる快感を止める事は出来ない。腰が勝手に動いて、ペニスをキャロの口内の奥に突き入れていく。
「んぐうっ……! ん、ぐ、うんっ、くふっ……!」
 それでもキャロは、エリオのペニスを受け止めていた。それを離すまいと、キュッと唇を窄めて吸う。
「あ、くうっ……! 駄目だ、これ以上はっ、キャロっ……!」
 エリオは自身の限界を悟った。が、離そうにもキャロは離れてはくれない。
「ふぐぅっ、んっ、むっ、じゅぷっ……!」
 そんな時に口でピストン運動をされたら、ひとたまりも無い――
「あっ、くっ、うあぁあぁぁあぁぁああっっ――――――!!」
 どくっ、びゅっ、びゅるぅっ……!!
「んぐ、うぅうぅううぅぅぅっっ…………!!」
 ペニスが盛大に弾けた。先端から精液が迸り、喉の奥を叩く。白濁が口内を蹂躙し、満たす。その勢いに、思わず唇を離した後も噴出は続き、キャロの顔を胸元を白く汚した。
「う、げほっ、ごほっ、ん、んんっ……」
 咳き込むと、手の平にどろりとした白濁が溜まり、その残滓が唇から垂れる。その光景を、エリオは呆然と見上げていた。
「キャ、キャロ……大丈夫……?」
「……うん」
 エリオの問いにキャロが答える。が、その瞳は呆けたままだった。
「いっぱい出たね……エリオくん……」
「う、うん……その、ごめん……」
 謝るエリオ。しかし、キャロはその事はまるで気にしていないようだった。
「変な味……でも、これがエリオくんの、味なんだね……ん……」
 そう言うとキャロは、ずず、と手の平に溜まった精液を啜る。エリオが驚く中、飛び散った白濁を、ぴちゃぴちゃと丁寧に舐め取ってゆく。
「……ごちそうさま」
 息を吐き、力を抜く。そのまま、ゆっくりとエリオに覆い被さる。
「キャ、キャロ……」
「……まだ、出るよね?」
 そう囁き、キャロはエリオのペニスを握った。一度達したにも関わらず、エリオのそれは未だに猛々しくなっている。
「……ちょうだい、エリオくん。私の一番深い所に、エリオくんの熱いのを……」
「ぇ……」
「その代わり、私の全部をエリオくんに、あげる――――」
 そこまで言って、キャロはエリオに口付ける。舌を絡ませ、火照った身体を擦り付ける。しっとりとした肌の感触と、仄かに色づく女の香り――そして、しっとりと濡れた秘密の花園。
 それを感じたエリオは、しっかりとキャロの身体を抱きしめる。
 キャロと目が合う。もう一度唇を重ねる。
 止める者は誰も居ない。誰にも止めさせない。この日この時、二人は一つになるのだから。

  *  *  *

216 名前:エリキャロSS 後編:2007/07/16(月) 04:54:29 ID:Ainq+FR+
「ふあぁあぁぁっ……!!」
 指で触れたキャロの秘唇は、既にぐっしょりと濡れていた。軽くなぞるだけで甘い声を上げるキャロ。
 その声をもっと聞きたくて、エリオは指を動かす。
「やあっ、んうっ、あふっ、あぁぁんっ!」
 くちゅくちゅと音を立てて、幼い秘裂をかき回す。とろとろと溢れ出した蜜が、指とシーツを濡らしてゆく。荒い息を吐くキャロの唇を塞ぎ、舌を絡める。
 びくびくと震える身体を抱きしめ、そそり立ったペニスを腹に押し付ける。
 零れた先汁で、ぬるりと滑るペニスが、その幼い身体を貫きたいという欲望を語っていた。
「キャロっ……僕、もう……」
 エリオが目で訴える。キャロが欲しいと。
「うん……大丈夫、だよ……来て……エリオくん……」
 キャロが応えるように足を開く。自分の全てを曝け出し、全てを委ねる。愛蜜で満たされた秘洞が、ソレを望んでいる。
「……いく、よ」
 エリオは深呼吸をして、ゆっくりと慎重に、キャロの入口にペニスを宛がう。ちゅ、とキスをした時のような音がした。
「んっ」
 壊れ物を扱うように――そっと、中に挿れていく。
「くっ……あっ……」
 まだ先端が挿入っただけなのに、苦しそうな声を上げるキャロ。エリオは慌てて腰の動きを止め、キャロの頭を撫でる。
「大丈夫……? 苦しいなら、無理しないで……」
「う……ん……ちょっと、びっくりしただけ……エリオくんが挿入ってきてるんだなぁ……って思ったから……」
「……そうだね。僕が、キャロと一つになろうとしてる」
「うん……だから、止めないで……」
 そう言って、キャロは微笑んでみせる。エリオはその頭をもう一度撫でると、更に腰を進める。
 ずっ……ずっ……
「んくっ……うぅっ……」
 キャロの顔が僅かに歪む。しかしもう、キャロの肉襞にぎゅうぎゅうとペニスを締め付けられているエリオにとっては、もう退く事は出来ない快感だった。
 ゆっくりとペニスを沈めてゆく。キャロの中はぬるぬるとしているのに、痛いくらいに締め付けてくる。まるで別の生き物のようだった。
 ――と、ある程度進めた所で、侵入を何かに遮られた。これが、少女の最後の砦。
「――キャロ。いいかい……?」
 真剣な眼差しで、エリオはキャロを見つめる。交差する視線。どれくらい経ったのか分からないくらい、時間の感覚があやふやになる。
 しかし、彼女は決めている。自分の全てを捧げる騎士を。目の前に居る赤毛の少年に、何もかもを委ねる事を。だから――

「――――うん。エリオ君、来て……!」

 両腕を広げ、エリオの背中に手を回す。目一杯の笑顔で、彼を迎え入れる。
 エリオはその笑顔に応える。ぐっ、と力を入れて、腰を一気に進める。

217 名前:エリキャロSS 後編:2007/07/16(月) 04:56:44 ID:Ainq+FR+
 ずっ……

「――――――っぁあぁぁあぁあぁぁあぁぁぁっっっっ………………!!!!」
 何かが裂けるような音が、キャロの頭の中に響いた。彼女の全てを貫いた騎士の槍が、彼女の全てを満たしてゆく。
 痛みと共に広がる充足感に、キャロは涙を零した。
「っつあっ……! は、挿入ったよ、キャロっ……」
「ぁつっ……う、ん……エリオくんが、私のなかに、はいってる、ぅ……」
 互いをきつく抱きしめ合い、一つになった悦びを確かめ合う。結合部から滴った赤い雫がその証となる。
「……痛かったよね、ごめんね……上手く出来なくて」
「そんな事無いよ……私、とっても嬉しい……」
 それから二人は長い間抱きしめ合っていた。繋がった部分から強く感じる、火傷しそうなくらいの互いの熱。
 それが心地良くて、動く事を躊躇っていた。
「すごい……エリオくんの、とっても熱いよ……」
「う、うん……キャロの中も熱くて、締め付けてくる……」
 キャロの膣内で脈打つペニス。まるでもう一つ心臓があるかのように感じる。その胸を幸福で満たしながら、二人は啄ばむようなキスを繰り返した。
「キャロ……動いても、いいかな」
「……うん。まだ少し痛いけど、大丈夫だよ」
 エリオの問いに、キャロが微笑みで答える。エリオはその綺麗な瞳の端に流れた涙の跡を拭うと、ゆっくりと腰を引いた。
「っん……」
「あくっ……」
 ず、と肉同士が擦れ合う。それだけで、エリオの体に快感が奔る。
 もっと早く動かしたいという衝動に駆られるエリオだったが、それを抑え込んで、慎重にペニスを引き抜いてゆく。
「くうっ……うっ……っはあっ……」
「あっ、ふうっ……――あぅんっ……!」
 半分以上抜いた所で、もう一度突き込む。キャロの体が跳ね、ぎちり、と膣が締め付ける。気を抜くと、すぐにでも達してしまいそうな程だ。
「あっ、ああっ、ひぅっ、んっ、ふぁあっ」
 エリオのペニスが出入りする度に、キャロが声を上げる。最初は苦しそうな喘ぎだったが、それが段々と甘さが混じってくるように聞こえた。
「キャロ、もしかして感じてきてる?」
「あっ……う、ん……さっきよりも、全然良くなってるよ……エリオくぅ、んっ……!」
 きゅうぅ、と肉襞が蠢き、ペニスを柔らかく締め上げた。膣内も、ついさっきよりも濡れてきているのを感じる。
「……それじゃあ、もう少し」
 キャロが慣れてきた事が解ったエリオは、腰の動きを早めてみた。じゅっ、ずっ、と粘液が擦れる音が聞こえてくる。
「ぅあっ、ああんっ! エリオくんっ、いきなり、はげしいよおっ……!」
「っご、ごめん……ちょっと我慢出来なくて」
「あふぅっ……! あっ、でも、すごいぃ……エリオくんのが、ずんずん、って私を貫いてっ……んんうっ!!」
 嬌声を上げ、身を捩るキャロ。その動きが膣の蠕動に加わり、エリオを責める。
「あっ、くっ……! これ、以上はマズっ……!」
 こみ上げる射精感に、エリオは腰を引く。ずるりとペニスが引き抜かれる。
「うああぁぁっっ……!!」
 その瞬間、ペニスから白濁液が噴出する。勢い良く放出された精液は、キャロの身体の上に飛び散って、その肌を白く汚した。
「ふうっ……あっ……ごめん、キャロ……また……」
「んぁ……また、いっぱい出したね……?」
 腹の上に撒き散らされた精液を、掬い取って舐めるキャロ。その仕草がひどく淫猥なものに見えて、エリオの股間は敏感に反応する。
「……すごい。エリオ君、まだ元気なんだ」
「――う」
 キャロに指摘され、エリオは自分の息子の節操の無さに赤面する。
「――――それじゃあ、もっと出来るね?」
「う……え?」
 キャロの目が、妖しく揺れる。
「私まだ、足りないの……もっと、もっとエリオ君を感じさせて……? 私をもっと、エリオ君でいっぱいにして欲しいの……」
 艶を含んだ、キャロのおねだり。今のエリオには回避する方法も逆らう方法も無い――否、元より避けるつもりも逆らうつもりも無い。
 エリオは再び大きくなった息子を握り締め、未だ破瓜の血が残る割れ目に宛がった。


218 名前:エリキャロSS 後編:2007/07/16(月) 04:58:21 ID:Ainq+FR+

  *  *  *

「くあっ、あっ、あぁっ、あぁああんっ!!」
 ベッドの上で、キャロの肢体が踊る。破瓜の痛みが消えていった後に残るのは、大きな快感。
 エリオが腰を打ち付ける度に、じゅぷじゅぷと音を立てて愛液が溢れ出してくる。
「くっ、うっ、キャロっ、キャロぉ……!」
 エリオはキャロの名を呼びながら、その腕でキャロを抱き寄せる。そしてキスを繰り返しながら、手で胸を愛撫する。
「ふうっっ……! ん、ちゅっ、ふあ、あっっ……! そんなにされたら、わたしぃ……っっ!!」
 ぎゅぅう、と膣が痙攣する。
「ふあぁぁぁぁあぁぁぁぁあ!!」
 激しく貫かれ、キャロは達する。しかし、それでもまだ足りないと、キャロの身体は訴えていた。
「エリオくんっ……もっと、もっとちょうだい……? 私、まだ、まだぁ……」
「わかってるよ、キャロ」
 おねだりをするキャロの額に口付けをすると、エリオは更に深く腰を突き入れる。
「ひあゃぁぁああぁっっっ!!!!」
 その衝撃に、キャロは悲鳴にも似た喘ぎを上げる。エリオの体にしっかりとしがみ付きならがら、ぶるぶると震えた。
「すご、い、ひぃ……エリオくんの、いちばん、おくまできてるよぉ……」
「うん……分かるよ。キャロの一番奥に、僕のが当たってる……」
「うごいて……いっしょに、きもちよくなろ……?」
「……うん」
 キャロの言葉に頷くと、エリオは腰を動かす。ペニスを離すまいと絡みつく肉襞の感触が、エリオを刺激する。
 ずるっ……じゅぷっ…………ずるうっ…………じゅぷうぅ…………
「ああっ――……は、あぁっ――」
「んっ……うっ……」
 ゆっくりとしたペースで、膣内をかき混ぜるような動きで、挿入を繰り返す。深く突き挿れ、こそぐように引き戻す。
 その快感は、大波が来る前の大きな引潮にも似ていた。
「――キャロ……出す、よ」
 耳元でエリオが囁く。その意味を理解したキャロは、無言で頷いた。
「んっ――……っ、はぁっ……!」
「くぅうっ、んっ……!」
 どくっ……! どく、どくん……
 吐き出された白濁が、キャロの中を満たす。最奥で注ぎ込まれた精液は、命の揺りかごの中へと出発していった。
「はあぁっ……熱いぃ…………私、エリオくんでいっぱいになっちゃったね……」
「……うん。僕が、そうしたかったから」
「いいよ……私も、して欲しかった」
「キャロ……」
「エリオ君……」
 近付く唇。深く繋がったまま、もう何度目か分からないキス。それでも、二人は飽きる事無く互いを求める。
「ふぅっ、んっ、くふっ、はうぅっ」
「は、はあっ、んうっ、くぅ……」
 結合部から、とろとろと白濁液が漏れている。ペニスを引き抜くと、すっかり開いた秘洞から、ごぽりと溢れ出す。
「ふあっ……エリオ、くぅん……」
「キャロ……大好きだよ」
「私、も……」
 何度も、何度でも繰り返す言葉。それだけでは足りないから、交わす体。

 静寂に包まれた夜。月光に照らされた部屋の中で、二人は何度も交じり合い、愛し合った――


219 名前:エリキャロSS 後編:2007/07/16(月) 04:59:56 ID:Ainq+FR+

  *  *  *

「…………ン――…………」
 瞼を焼く白い光。その眩しさに目を開ける。
「……ぅ」
 起き上がろうとしたエリオは、体に重さを感じた。
「すぅ……すぅ……」
 横を見ると、彼に抱きついたまま眠っているキャロの姿があった。
「…………」
 眠い頭を振って、昨日の事を思い出す。
 ――あれから二人は何度も体を重ね、そのまま気絶するように眠りについていた。
 体中に残るキスの跡と、互いの温もり、匂い。
「……お風呂、入らなきゃ」
 それから、汗やその他もろもろの体液。特にキャロは、エリオの精液が体中にこびり付いている。
「はは、は……」
 少しやりすぎたかな――などと思ったエリオだったが、次の瞬間、ある事を思い出した。
「うわ、今日の訓練……!」
 慌てて時計を見る。と、そこに書き置きがあるのを見つけた。

『ライトニングの二人は今日はお休みです。スターズの二人には適当に誤魔化しておくので安心してね  高町なのは』

「……なのはさん」
 エリオは、なのはの心遣いに頭を下げる。……いつの間にか部屋に入っていたという事実には気付かない振りをしておく。

「…………ん……ぅ…………」
 もぞもぞと、キャロが身を捩る。
「おはよう、キャロ」
「…………ふぇ…………えりおくん……おはよう…………」
 ゆっくりと、キャロが体を起こす。が、意識の方はまだ起きていない様子だった。
「今日は、訓練お休みだって。だから、もう少し眠ってても大丈夫だよ」
「ん――……起きる」
 エリオはそう言ったが、しかしキャロはその提案には頷かず、エリオに寄り添ってきた。
「え、キャ、キャロ……?」
 キャロの行動に、エリオは驚く。
「……だって、起きてたほうが、エリオ君と一緒に居られるもん」
「う……」
 もの凄く照れるエリオ。何だか自分はこの先ずっとキャロには敵わないような気がしてきた。
「ぇへへ……」
 と、キャロも赤面している事に気付く。言った自分も恥ずかしいようだった。
「――僕も、嬉しいよ」
「え……?」
 キャロの頭を撫で、微笑む。
「キャロと一緒に居られるから、ね」
「エリオ、くん……――――うんっ!」

 キャロの笑顔。
 エリオにはそれがとても眩しくて――必ず彼女を護れる騎士になろう――エリオはそう心に誓うと、キャロを抱き寄せ――優しい口付けを、交わした。


  了

220 名前:エリキャロSS 後編:2007/07/16(月) 05:06:47 ID:Ainq+FR+
以上です。お粗末さまでした。
本当はもう少し長く書こうかとも思ったのですが、なんだかgdgdになりそうだったので切りました(´・ω・`)
なのはシリーズのSSを書くのは初めてでしたが、楽しんで頂けたら幸いです。
ちなみにタイトルは『My Dear』になりました。今。
ハイ、適当でs(SLB
あとHNも一応あるけど晒すかどうか目下悩み中(´・ω・`)

では、お付き合い頂いてありがとうございました。また機会があれば投下するかもしれません。

221 名前:名無しさん@ピンキー :2007/07/16(月) 05:10:25 ID:GnVQdCQm
>>220
リアルタイムで読ませてもらったぜGJ!!
でも時間が時間だから変なテンションでもう言葉がでない!寝る!!

222 名前:妄想17話ダイジェスト  1/1:2007/07/16(月) 07:26:10 ID:cwqoxL8n
誤算とも言えないほんの僅かな油断だった。

準備は万端、容易は周到、作戦は緻密
たったひとつ、移動用ヘリのパイロットという
映画で言うなら通行人のエキストラにしか値しない人物
そんな脇役の調査をスルーしただけだったのだ

故に、知りようもなかった
大規模なクラッキングに強力なジャミング、大出力砲による磁器嵐、AMFの干渉波
さらに夜の闇に加えガスと粉塵による煙幕という劣悪な視界の中で
真昼の平原の如く全ての敵を見通すデバイスが存在する事を。
敵味方のモニターが砂嵐に埋もれる中、唯一正確な情報を把握し続けるスナイパーがいる事を

〜〜〜〜〜

「『ストームレーダー』!セットアップ!!」
「Yes,sir.」
「ええっ!?ヴァイス陸曹、それ、ストームレイダーって、えええっ!?」
「おら、ぼけっとすんな、走れ!早いトコ隊長さん達に届けてやんな!」
「あ、ありがとうございます!」

「あの、兄の事」
「……帰ってきたら話してやる」
「……」
「聞きたかったら、生きて帰って来い」
「はいっ!」

〜〜〜〜〜〜〜〜

接近するガジェット
ガジェットの撃ちだすレーザー
落下してくるビルの破片
全てがこちらに届く遥か前に後方から放たれる一筋の光にかき消される

「すごい……」

阿鼻叫喚の地獄絵図の中で
ティアナとその周囲の空間だけが平穏を約束されていた
光学質量魔法兵器が乱れ飛ぶ戦場に出現した世界で最も安全な空間だった

〜〜〜〜〜〜〜〜

(まだだ……まだいける……)

(目が見えて、指が一本動きゃいい……)

(守り切る……)


(……今度はっ!!)

223 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/16(月) 07:31:40 ID:mf0zI3TS
>>220

や、やりやがった……。
俺ができなかったことを、平然と、まるで地獄の底を見てきたような目で成し遂げやがったッ!

224 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 07:54:01 ID:KzmaLlxE
エリキャロご馳走様でした
萌え尽きたぜ・・・
GJ!!!

225 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 08:33:38 ID:bzMAP3SF
>>222
おおっ、ヴァイスがすげえカッコいい。
しかし、最新話観るまでは躊躇いなく妄想と言えたんだが、
今はこういう展開が普通にあり得そうなんだよな。
しかも死にそうな雰囲気がひしひしと。頼む、死なんでくれヴァイス。

226 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 10:00:38 ID:c33mCRh1
元魔導師みたいなこと言ってたけどヴァイスは専用のデバイスを持ってるんですかねぇ?
ストームレイダーは操作とかの補助みたいな感じで組み込まれている気がするから。


227 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 11:56:48 ID:MBC7OV1L
これだろ?!
http://jggj.net/fbi/
http://jggj.net/7878/
http://jggj.net/papapan/

228 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 12:01:54 ID:Pj2JYIye
>>222
魔道操縦士リリカルヴァイス
第一話「巨大ロボット『ストーム・レイ・ダー』」発進!!」
こうですか!?わかr(ry


229 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 14:24:30 ID:FZiGrGzq
魔道操縦士リリカルヴァイス
第二話「ミッド洋、オイルに染めて」

230 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 15:08:01 ID:50BHwkST
魔法操縦士リリカルヴァイス
第惨話「ストームレイダー、俺色に染めて」

こうですね?わかりましt(ry

231 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 15:46:55 ID:yI0yKuEN
>>220
すげぇ…テラGJ!

232 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 16:21:47 ID:WrRpY1aq
ふたば雑談厨死ねよ

233 名前:246:2007/07/16(月) 21:13:28 ID:R1kZgCFx
えっと、一日ぶりな246です。

読んでいただけた方、感想レスを頂いた皆様ありがとうございます。

この休日、暇なので本編を見つつ、我慢できなかったので書いてしまいました。

今投下しているものとは別物です。

全3話、ユーノ×なのはです。

第1話、ユーノ(19)×なのは(9)という、訳のわからない設定ですが、

お楽しみいただけたら幸いです。

ではでは。

234 名前:246:2007/07/16(月) 21:14:30 ID:R1kZgCFx
 こんにちわ、ユーノ・スクライヤです。
 突然ですが、聞きたいことが一つ。

「ごめんな、ユーノ君。いきなりで悪いんやけど、よろしくなー?」
「い、いきなりすぎだよ! フェイトとかもっと頼める人いるでしょ!?」
「何言ってるんや、なのはちゃんの恋人さんやろユーノ君は。それにな、フェイト
ちゃん鼻血だして寝込んじゃってなぁ……ちょっと刺激が強かったみたいやなぁ」

 そう言って去っていくはやてに僕が手を伸ばし。
 そしてそんな僕の腕を掴んだ、二人の手。

「ご、ごめんねユーノ君……迷惑かけて……」

 俯きながら、申し訳なさそうに僕を見上げてくるなのは。

「まぁ、こうなったら仕方ないし、はやてちゃんも他のみんなも頑張ってくれてる
から、ユーノ君もよろしくね」

 ため息をつきながら、落ち着いた様子で微笑んだ――――なのは。
 そしてもう一人。
 不安そうにこちらを見上げ、腰にしがみついている少女。

「だ、大丈夫……?」
「平気、だよ。ユーノ君が一緒なら……」

 そう言って微笑み、それでも不安そうな様子の――――やっぱりなのは。

「なのは……」

 腕を掴む二人のなのは。二人は外見は殆ど一緒だけど、やっぱり違う。

「どうしよう、こんなときレリックでも出てきたら……」

 これはロストロギアのせい。理由は簡単、誰にでも分かること。
 たまたま事件に当たったなのはが、それに巻き込まれたってはやてからは聞い
ていた。

「戦力的にはアップしてるよ……でも、フォーメーションが心配だなぁ……」

 三人のなのはは記憶を共有しているらしい。
 互いにこの状況を考え、どうにかこの場を切り抜けようと頭を悩ませていた。

「でもでもっ、私じゃ隊長さんなんて出来ないよー」
「それは大丈夫。そっちのほうは私がいつも通りするから、二人は気持ちの準備だけ」

 地上部隊の制服を着たなのはは、僕が良く知っているなのはだ。
 今の、大人になったなのは。

「う、うんそっちの方がいいよね。同じって言っても、スバル達が戸惑うだろうし……」
 教導隊の制服を着たなのはは、僕が良く知っていたなのは。
 まだあどけなさの残ってる、綺麗というより可愛い女の子。
 4年前の、中学生だったなのはだ。

「でも、何か変な感じ……記憶以外、元に戻ってるんだよね……」

235 名前:246:2007/07/16(月) 21:15:27 ID:R1kZgCFx
 ペタペタと、平らな胸に手を乗せるなのはは僕が好きになった女の子。
 まだ左右に髪をまとめた、10年前の出合った時の姿のなのは。
 とりあえず彼女達をこうしよう。
 高町なのは (9)
 高町なのは (15)
 高町なのは (19)
 ここまでが、状況の説明。
 ロストロギアの力で三人に。しかも年齢がそれぞれ違う、なのは達。

 ――――あなたなら、どのなのはを選びますか?


魔法少女リリカルなのは StrikerS
―とらいあんぐるなのは―
1.高町なのは (9) の場合


「ごちそうさま」
「はい、お粗末さまでした」

 綺麗に平らげられた皿を満足そうにさげながら、なのはがキッチンへと足を運ぶ。
 なのは専用のピンク色のエプロン。床を擦るそれを、何度も何度もたくし上げなが
ら。

「んしょ……ふぇーん、キッチン高いよー」
「あ、僕がやるよなのは。なのははゆっくり休んでて」
「駄目! 私はユーノ君の恋人さんなんだから全部やるの!」

 仕方なく、ユーノが近くにあった本を足場にさせて落ち着かせた。
 キッチンで楽しそうに皿を洗うのは高町なのは (9)。
 他2名は順番待ちだ。順番を決めたのは決闘ではなく、厳正なくじ引きによるものだ
 ユーノと一日一緒にいられる。
 それは、たとえ自分であっても譲れないものなのだ。
 それを戦いなどで決められては、ミッドチルダが崩壊する可能性を考えなければい
けなくなってしまうだろう。

「何かこの姿だと、海鳴の家を思い出すね」
「そうだね……あの時はずっと一緒だったからね」

 皿を洗い終え、ぶかぶかのエプロンを脱ぎながらなのはが座っているユーノの膝に
腰を下ろした。
 慌てるユーノに微笑みながら、彼の口に小さな口を重ね合わせる。
 もう数え切れないほどした、二人の軽いスキンシップだ。

「にゃはは……何か凄い恥ずかしい……こんなの、ずっとしてたのにね」
「ち、ちっちゃいからかな、なのは本当に昔に戻ったみたい。何ていうか、ほら精神は肉体に依存するって言うし……」
「ふーん、さすがユーノ君。頭いいね」

 そうだが、たとえ子供であったとしても、二人は10年間連れ添った恋人同士。
 シャワーを浴び、バスタオル姿のなのはが彼の目の前にいるのは、当然のこと。

「い、いいの? なのは……?」

236 名前:246:2007/07/16(月) 21:16:28 ID:R1kZgCFx
 真っ赤になったなのはが無言で頷いた。
 バスタオルを床に落とし、露になった体を自分の腕で抱きしめる。

「あ、あまり見ないで……恥ずかしい……」

 電気を消し、星の光だけを頼りになのはを抱き寄せた。
 平らな胸と、まだ生えていないツルツルの割れ目。
 その久しく忘れていた光景、そして今の自分の姿。その背徳感にユーノが喉を鳴ら
した。

「言ったでしょ? 私、ユーノ君の恋人さん。だから、いいの……ユーノ君の好きな
ようにしていいんだよ?」

 そう言うなのはだったが、目の前に現れたユーノの肉棒に思わず卒倒しかけてしま
う。
 小さくなった自分には余りにも不釣合いな肉の槍。
 なのはに見つめられ、跳ね上がったそれに彼女が手を伸ばした。

「大きい……」
「なのはが、小さいから……その、舐める?」
「え、えぇ!? む、無理! こんなの舐めれないよ!」
「そ、そうだね、ごめんなのは」

 真っ赤になりながら顔を覆ったなのはにユーノは苦笑い。
 そういえばそうだった。なのはが、彼のものを初めて口にしたのはもっと先の話だ
った。
 抱きかかえ、ベッドに優しく寝かせてユーノが上から覆いかぶさる。

「ゆーのくん……んんっ……!」

 先ほどとは違う、舌を絡ませたキス。なのはが涎を零しながら、それでもユーノに
あわせるように懸命に舌を動かした。
 息ができない苦しさに口を離し見たものは、目を瞑って震えているなのはの姿。

「なのは……無理しなくていいんだよ?」
「大丈夫、大丈夫なんだから……変な気使っちゃいやだよ……」

 戸惑うユーノに、なのはが顔を俯かせたまま足を開く。
 ツルツルの濡れていない割れ目を開き、ユーノの視線から逃げるように目を閉じた。

「む、胸もないし……あそこもまだ子供のままで……でも、それでもいいなら……」

 私の初めてもう一度貰ってくださいと、消え入りそうな声で呟いた。
 恥ずかしさに耐え、それでも耐え切れなかったものが涙となって零れていく。

「え、初めてって……やっぱり……」
「子供のままだから……まだ、ユーノ君としてなかった時だから……」

 それを聞いて、ユーノが取った行動は彼女の涙を拭うこと。
 そして涙を拭った後、一度微笑み、割れ目に優しく口をつけた。慌てて飛び退くな
のはを腕の力で押し留め、舌を動かす。

「ゆ、ゆーのくん、いや……そんなのやめて……」
「駄目、ちゃんと痛くしないようにしなきゃ。初めてのとき、あんなに泣いてたのなのはだよ?」
「だ、だって……ひゃっ……!」

 なのはにそこまで言わせてしまったと、ユーノが内心歯を食い縛る。
 やっぱり本当に始めての時も、不安になったなのはが自分にキスをした時から始まっ
た。
 もう二度と、あんな思いはさせちゃいけなかった。

237 名前:246:2007/07/16(月) 21:17:27 ID:R1kZgCFx
「大丈夫、絶対痛くしないから。僕に任せて」

 小さな割れ目をなぞるように舌を上下させ、少し開き小さい陰核を転がした。
 まだ自慰すらしていなかった体は、痙攣したように跳ねながらゆっくり蜜を滲ませ
始める。

「濡れてきた。なのは、気持ちいい?」
「んんっ……あっ、んん……!」

 答える余裕などなのはにはなく、羞恥に耐えながら唇を噛んで声を抑えた。
 小さな胸が激しく上下し、荒くなった息を漏らしながらなのはがユーノの頭に手を
伸ばす。
 もっと、ではなく、もうやめて欲しいという抵抗のため。
 だが、体がそうであっても心のそこからユーノに愛してもらいたい。故に、ユーノ
の頭を抑えながらも懸命に羞恥に耐えていた。

「ふぁっ、ゆ、ユーノ君……も、もう……!」
「う、うん取りあえず、一回イっちゃって。そっちの方がきっと楽だから……」

 あの時のように無様な真似はもうしない。
 尖った乳首を軽く抓り、舌をなのはの膣に一際深く突き刺した。

「ひゃんっ……あ、んんっ……ふぁっ!」

 甘いなのはの声。
 大人女ではなく少女のそれは、ユーノの興奮を高めるには十分すぎるものだった。
 共に荒くなった息を吐きながら、ユーノは舌を動かし続け、なのはは無意識に腰を
動かした。
 ユーノが舌を震わせた瞬間、なのはの腰が跳ね上がり、一気に脱力する。

「はぁっ、はぁっ……イっちゃった。ちっちゃい体なのに……」
「大丈夫だよ。なのは可愛かったから……」
「本当? ユーノ君嫌いにならない?」
「当たり前だよ。僕がなのはを嫌いになるなんて、絶対無いよ」

 抱きしめながら、そう断言したユーノの裸の胸になのはが額を擦りつけた。

「こうしてみると、ユーノ君の体……凄い男の子になったね」
「そ、そうかな……もう机に座ってるだけだから、逆に太るんじゃないかって心配なんだけど……」
「大丈夫、ご飯19歳の私がずっとつくってあげるから」

 その言葉は、あまり聞きたいものではなかった。
 ユーノの様子に、なのはが彼の背中に手をまわす。

「平気だよ。たぶん15歳の私も平気だと思う……えっとね、私達三人で一人だか
ら、そういうの全然怖くの無いの」
「そっか……なら良かった」

 なのはの様子は、嘘をついているという風ではなく本当に自然のままだった。
 もう一度、ユーノがなのはにキスをした後、なのはを抱きかかえながら押し倒す。

「な、なのは……いくよ?」

 目を瞑り、唇を噛みながらなのはが無言で頷いた。
 ユーノの唾液となのはの愛液とで濡れている割れ目に亀頭をこすりつけていく。


238 名前:246:2007/07/16(月) 21:18:35 ID:R1kZgCFx
「ひ、ぁ……ゆ、ユーノ君のっ……当たってる、よぉっ!」

 ユーノの背中に引っかき傷が8つ。
 それくらいなら構わない。大して気にする様子もなく、ユーノは自分の物にしっか
りと蜜をなじませた。

「じゃあ、挿れるから」
「……あ、っ……!」

 まだユーノの肉棒は、先がなのはの割れ目を開いただけだ。だが、それだけでなの
はは声も出ず、目を見開いてユーノの背中に爪をたてた。

「な、なのはっ、大丈夫!?」
「はぁっ……はぁっ……平気……平気だから……ひぅっ!?」

 どう見ても平気な様子など何処にもなく、ユーノが慌てて腰を引こうとしたが、そ
れをなのはの涙を零す瞳が責める。

「何でっ、私はユーノ君をいっぱい感じたいの。痛くても全然いいの……だからやめたりなんかしないでよぉ……」
「なの、は……」

 顔を覆って泣きじゃくるなのはの頭を、ユーノが撫でる。
 緑色のリボン。ユーノがプレゼントしたリボンは、二つになってこのなのはにもしっ
かりと結ばれていた。
 緑色のリボンは、なのはが大切に残している宝物。
 そして、抱きしめている少女はユーノが一番大切にしている宝物。

「ごめんね、なのは。もうやめようなんてしないから」
「ひっく……ゆーのくん……やめないで……最後までして欲しいの……」

 頷き、腰を突き進めた。
 やるなら一気に。
 なのはの小さい膣に挿れたれた肉棒は、容易に最奥に突き刺さる。
 声にならない悲鳴をあげながら、それでもユーノを受け入れようとするなのは。
 二人の接合部からは、トロトロと愛液に滲んで破瓜の血が流れていた。
 しばらくそのまま、なのはを落ち着かせ接合部に手を伸ばす。
 目を瞑り、魔力を手の平に集中させるイメージ。
 少しでも痛くないように、やれることなら何でもしようと、痛み止めの魔法をなの
はに施そうとした。

「や、やめてっ……ユーノ君をちゃんと感じさせて」

 それを止めたのは、なのはの痛みを堪えた震える声。
 動かないユーノに変わり、強引に腰を動かそうとして、ユーノにとめられた。

「落ち着いて、ゆっくり深呼吸して。焦らなくても、ちゃんと最後までするから」

239 名前:246:2007/07/16(月) 21:19:35 ID:R1kZgCFx
 ゆっくりと、本当に少しずつ肉棒をなのはから引き抜いていく。

「ひ、あ……あ……ぅっ!」

 ゆっくりと、傷ついていくなのはの膣。
 でもそれでも、嬉しかった。
 ユーノが引き抜いた肉棒を、なのはの中へ進めていく。
 なのはの胸を揉み、少しでも気持ちよくなってもらおうと心だけでも優しくした。
 身長の差は、絶対的に抗えない。キスをして安心させてあげられない、焦りを堪え
た。

「なのは、ゆっくり抜くよ」
「う、うん……あ、くぅぅっ……!」

 ゆっくりと挿れ、ゆっくりと引き抜いて、なのはの涙が止まるまでそれを繰り返し
た。

「はっ、ん、ゆ、ゆーの、くん……」

 徐々になのはの声に、甘いものが混じっていく。
 それを聞きながら、ユーノがピストンの速度を徐々に速めていった。
 なのはの声には、まだ辛いものが多い。だが、それでもなのはは感じ、気持ちいい
と全身で訴えていた。
 愛液が少しずつ多くなり、真っ赤に染まったなのはの体を抱きしめる。

「ふぁっ、な、何か……気持ちよく……ん、んん……!」

 なのはも、まだ残る痛みを堪えて腰を動かした。
 ユーノに包まれ、痛みが和らいでいく。もう、大丈夫だからとユーノの胸に口を押
し当てながら呟いた。

「大丈夫、だから……ユーノ君のちゃんと気持ちいいから……もっと強くして大
丈夫……」

 頷いて、なのはを抱きかかえたまま腰を動かしていく。
 痛みが無くなっていく代わり、愛液がユーノのピストンの速度を加速させる。

「はぁっ、ユーノ君、ユーノ君……ひゃん……!」

 なのはの甘くなった喘ぎ声と、ぐちゅぐちゅといやらしい音をたて続ける二人の接
合部。
 だが、なのははまだ恥ずかしいのだろう。目を瞑ったまま、どうにか喘ぎ声だけで
もなくそうと、ユーノの胸に顔を押し付けたままだった。

「はぁ、はぁ、なのは声聞かせて……なのはの声聞きたいよ」
「ぃゃ……恥ずかしいよ……聞かないで……」

 その声に、少しだけ悪戯心が沸き起こる。
 もう大丈夫だろうと、ユーノが一気に腰を引き最奥まで突き刺した。

「……ひあっ!」

 それだけでは終わらない。今までのゆっくりしたものを忘れたような、速度でなの
はの膣中をかき混ぜる。

240 名前:246:2007/07/16(月) 21:20:45 ID:R1kZgCFx
「ゆ、ユーノ君っ!? いやっ、やだっ……もっとゆっくりしてぇ!」
「声聞かせてくれたらいいよっ。僕、なのはの頭しか見えないからっ、なのはの声聞きたいなっ!」
「あぅ、意地悪! あ、くっ……ユーノ君意地悪だよぉぉ……ひゃんっ!」

 微かに声が漏れ、慌てて唇をかみ締めるなのは。
 それでは、折角の可愛い唇が痛んでしまう。はやくやめさせないとと、ユーノがピ
ストンを加速させた。

「いやっ……壊れちゃうっ! あっ、んん! ユーノ君っ激しいよ……!」
「なのはっ、声漏れてきたよ! もっと僕に聞かせて……よっ!」
「ひぁん! わ、分かった、分かったからぁ……はぁぅ、ゆ、ゆっく……ひゃぁ!」

 その声を聞いて、止まれるはずが無かった。
 たとえ記憶はあっても、ここにいるのは9歳の時のなのはだ。
 もっと可愛い声が聞きたいと、なのはの子宮を突き続けていく。

「ん、あぁっ! はぁっ、ユーノ君、ゆーのくんんんん!!」
「なのはっ、なのはっ……!」

 お互いに限界が近かった。
 ユーノは未だかつて無いほどの速度で。
 なのはは、恥ずかしさも忘れてユーノに腰を押し付けて。

「ゆ、ゆーのくん……中っ、私今大丈夫だから……はぅん!」

 最後の最後、なのはの膣がユーノの肉棒を痛いほどに締め付けた。
 もともと狭かった少女の締め付けは、ユーノがなのはの膣中に精液を放出させるの
には十分だ。
 悲鳴をあげながら、ユーノの精液を受け止めたなのはも同時に達し、かくんとユー
ノの中で目を閉じた。

「はぁ、はぁ……ユーノ君の……凄い熱い……」
「なのは、ごめんね。優しくできなかった」

 その言葉にゆっくり首を振って、彼を見上げた。
 少し涙の零れた笑顔で、そっと呟く。

「ユーノ君、優しかったよ……大好き……」
「うん……ありがとう、なのは」

 抱きしめながら、余韻に浸り時を忘れる。
 不意に、後ろからの気配にユーノが振り向いた。

「あの……終わったの、かな?」
「う、うん……疲れて寝ちゃったみたいだけど……」

 裸のまま寝息をたてるなのはを横にずらし、ユーノが彼女を見上げた。

「つ、次……あのね、私の……番なの……」
「えっ! そ、そっか……そうだね……!」

 真っ赤になって慌てるユーノに、高町なのは(15)が頷いた。

「だから……その……」

 青いタイトスカートを脱ぎ、パンティに手をかける。

「次……私のこと、気持ちよくして欲しいの……」


241 名前:246:2007/07/16(月) 21:21:46 ID:R1kZgCFx
 現れた薄い茂み。
 そして、糸を引いて下がっていく濡れたパンティ。
 ユーノが喉を鳴らす中、彼に見られたまま上着に手をかけ脱いでいく。
 一子纏わぬ姿となったなのはが、ゆっくりユーノのもとへ歩み寄った。


* * *


 なぜ、もっと早く気づかなかったのだろうと自分を呪った。

「か、はっ……!」

 崩れ落ちるシグナムを見下ろし、フェイトは真っ赤に染まったティッシュを鼻に詰め
たまま不適に嗤った。

「三人もいるんだから……あんなフェレットに独り占めさせる必要なんかないよね」

 愛の力はどこまで強いものなのか。
 レヴァンティンを支えに立ち上がろうとするシグナムを、フェイトが容赦なく魔法
で吹き飛ばす。

「て、テスタロッサ……とりあえず落ち着け……み、見ろ。隊舎が半壊してるではない
かっ、ユーノもなのはを独り占めにしようなど考えていないだろうっ? あぁきっと
そうだ! だから落ち着け! いいか!? いいなら深呼吸だっ。そうだ息を吸
って、ゆっくり吐くんだ」

 全身血だらけ、瓦礫の山に身を埋めながらシグナムが何とかフェイトに静止を
試みる。
 自分を見下ろす冷たい視線。獣のように荒くなった息に、久しく感じたことの無か
った絶望感を思い出す。
 これはそう、主であるはやての命が残り少ないと知ったときのような、そんな絶望。

「いえ、あのフェレットはきっとします…… 10年前、私からなのはを奪って……
あぁ、今頃三人で仲良くしてるに違いないんです……きっとそうなんなんだ……!」

 鼻息と共に、詰めていたティッシュが吹き飛んだ。
 魔力の渦と共に、シグナムの体が吹き飛んだ。
 壊れた叫びと共に、フェイトがなのはの元へ飛び去った。

「なのはぁぁぁぁ今行くからぁぁぁぁ! バルディッシュ最速だよ! 最速でなのはの所……え!? 飛行許可!? そんなの知らない! とにかく行くのぉぉぉぉぉ!! 
あぁぁぁ! なのはとハァハァァァァ!!」

 そんな彼女を見上げる、三人の瞳。

「フェイトママ……なのはママのところいくの?」
「うん、ヴィヴィオ……僕達の事なんか目に入ってないんだよ」
「エリオ君……フェイトさん、まだ鼻血止まって無かったよ……大丈夫かな」

 珍入者その一、フェイト・ T ・ハラオウン (19)。
 頭のネジを吹き飛ばし、大空に鼻血をアートを描きつつ、どこまでも飛んでいく。
 怨敵の自宅を知らないことなど、まったく頭には入っていなかった。


242 名前:246:2007/07/16(月) 21:23:59 ID:R1kZgCFx
今回は以上です。ありがとうございました。

今やっているやつ終わらせろという方、もっともです。

ただ、EDで電波を受信してしまいましたので・・・・・・

受け継がれるものの方、たぶん1週間くらいには終わるかもです。

今日一日、これ全部かけそうな気がしました。

ではまた次回よろしくです。

243 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 22:21:55 ID:yxaykG8B
>>242
新EDの魔力にやられた人がここにも……
三人の年齢の異なるなのは、なんと素晴らしいことか

両作品とも期待して待っていますぞ

244 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 22:30:05 ID:m1S3Dl89
>>242
ああん。なんと素晴らしいグドジョブなSSだ!
この腐れ変態野郎!(誉め言葉
この犯罪者!(誉め言葉


245 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 22:50:23 ID:IBv7AYPI
エリキャロSS最高だった

246 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 22:58:46 ID:FuWUkMZ/
>>242
一粒で二度三度おいしいなんてさすがなのはさん(?
オトナ淫獣×幼女なのはさん……(*´Д`)ハァハァ
GJでした!

247 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 23:16:40 ID:FZiGrGzq
>>242

それよりも何故ヴィヴィオがエリキャロと一緒なのかが気になる…

まさかもう既にキャロと恋の鞘当中なのか!?二代目淫獣め…

248 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 23:33:10 ID:s5gIdFrU
>>242
GJ
wktkして待っています。
暴走フェイトのその後にも。

249 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 23:52:42 ID:ybgGuz5X
>>242
GJ
前半読んで、某スレとか某サイトの執務官なら盛大にぶっ壊れてるだろーなー、
とか思ってたら案の定ですかwww

愛の力って偉大ダネ…(超棒読み)

250 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 00:00:29 ID:VH7iIUQg
>>242
なのはとユーノの立場が逆だとどうなるんだろうか?

251 名前:節制の14 ◆6EgzPvYAOI :2007/07/17(火) 00:05:18 ID:Ac17Bmbv
SS、はじめました。from地上スレ
そろそろこっちで書く準備を……
まずはスパムとスパムと卵とスパムとスパムとソーセージとスパムとウイスキーとスパムとコンソメスープとスパムとスパムと……
>242
素晴らしいッ!グッヂョブ!ニッ!
きっと、今回画面に映らない所で、二人なのはがレズっているンですね。

……淫獣同士でサカっていればいいんだ。

ところで、こんなヨタを。
【合体変形するガジェットドローン】

252 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 00:14:40 ID:+1PSHsWp
>250
かぁわいい〜とかいって撫で回されそうだ


253 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 00:26:40 ID:gi/mMrZo
>>250
それはアンタ
19歳なのは×9歳ユーノ
19歳なのは×15歳ユーノ
19歳なのは×19歳ユーノ
で、上二つは筆卸だよ

254 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/17(火) 00:30:44 ID:v/nEcH7X
>>251
シュタッ(=゚ω゚)ノぃよう

>>242
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
さっそく新EDをネタにしましたか!
そしてなによりもEROI。コレに尽きますねw

最近はホント実用的なSSが豊作で良い!!

255 名前:節制の14 ◆6EgzPvYAOI :2007/07/17(火) 01:39:04 ID:Ac17Bmbv
>250
えと、4p?
>254
あ、えーと、信奉者さん?

【ネトゲ板より】

256 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/17(火) 03:15:40 ID:v/nEcH7X
ようやく16話との折衝がつけたんで今日中にはエリキャロSSの続きが書けそうだ。

ホント放送中作品のSSは地獄だぜ!フーハッハッハッ!


>>255
 (ネタ構成でどこの誰だか何者だか、察してくれるとうれしいんだが、此処はまあ、ホレ、アレでナニなんで)
 (とりあえずソッとしておいてくれればとても嬉しい)
 (私はどちらかと言うと複数の作品がクロスするところに無常の喜びを感じるSS狂いにすぎません最近StSの展開で構成を一部改変しなければならなくて……orz)

いえ信奉者にあらず!(キッパリ)。


257 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 05:21:29 ID:5QlXNp+h
>>220
おかげでフェイエリに浮気していた俺がエリキャロに戻ることができた!!
あのラブラブっぷりは侮れないぜ・・・
敬礼!!
そしてGod Job!!

>>256
氏のエリキャロにも期待して待機しております!!

258 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 07:33:20 ID:81GqP5sj
>>242
淫獣とF執務官マジ自重wwww
GJ!

259 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 18:32:18 ID:yM/tULY1
>>242
よし、F執務官、二人(ていうか4人?)ともやってしまえw

260 名前:ある少年とある少女のごった煮な話2:2007/07/17(火) 20:39:42 ID:iWbAd+ck
今回は
・case FTH もしもリンディ提督に会いに行ったら
・続々々case FTH 医務室にて
でお送りいたします。
それでもお付き合いいただける方は
是非お付き合い下さい。

上のはcase FTHの別バージョンですので
初めてのお客様は前スレのcase FTHを先にお読み下さい。

あと後者は続々の直後の話となっております。

ではでは。

261 名前:ある少年とある少女のごった煮な話2:2007/07/17(火) 20:41:10 ID:iWbAd+ck
〜case FTH もしもリンディ提督に会いに行ったら〜

「………フェ、フェフェ、フェイト…でいいかな?」
パッとフェイトの表情が華やぐ。エリオは慣れない呼び方に真っ赤になった。
「敬語も無しだよ?」
そういってはしゃぐフェイト。その様子を見てエリオは恥ずかしさ以上に嬉しくなった。
出来ればこの笑顔をもっと見てみたい。
「あの…駄目元なんだけど…一度フェイトさ」
「フェイト」
睨まれた。
「フェ、…フェイトのお母さんに会えるかどうか頼んでみようか?」
その一言にフェイトの目が大きく見開かれる。
「っ!!いいのっ!?」
今や彼女の顔は期待で一杯だ。
「出来るかどうかわかり…わからない…けど」
(リンディさんに説得してもらったら六課に戻ってもらえるかもしれないし…)
ほんの少しの打算もあるので少し罪悪感を感じつつ、エリオは行動に移った。
ストラーダを介して通信を繋げる。
通信先は以前教えてもらったリンディのプライベート回線だ。
暫く時間が経過した後に繋がった。
「すいません、リンディ・ハラオウン提督ですか?
 エリオ・モンディアル三等陸士です」
『リンディさんでいいわよ。私とエリオ君の仲なんだし。
 それより聞いたわよ?今どこにいるの?早く戻らないと皆心配してるわ』
どうやらリンディは誰かから事情を既に聞いているようだ。
「あ、聞いてましたか。それに関してなんですが…
 フェイトさんの説得を手伝って欲しいのでお時間頂けませんか?」
『説得?』
「えぇ、六課に戻るようリンディさんから説得していただきたいんです」
『……えぇ、解ったわ。
 今日はもう仕事は無いから場所を指定してくれないかしら?』


通信を切り、リンディは椅子に深く身を沈めた。
なのは達から詳細は聞いていて今のフェイトが自分を知らない事は理解している。
だから、会う事はお互いにつらい想いをするだけだとも言える。
フェイトが本当に会いたい人物が誰かも理解している。
だが、今のフェイトの母親は自分だ。
今、フェイトが覚えてないからという理由でフェイトから逃げ出す事、
それをしてしまえば二度と彼女へ向き合えないだろう。
覚悟を決める。
何パターンか考えた上で最も彼女を傷つけないであろう説明を選択し、地上へと向かう。
母親であるという、その矜持を貫くために。

262 名前:ある少年とある少女のごった煮な話2:2007/07/17(火) 20:42:32 ID:iWbAd+ck
フェイトの胸は期待で一杯だった。
何せ、エリオの話では既に自分とプレシアは仲直りしていて
彼女の最大の望みであった『優しい母さん』になってくれているのだから。
厳しい訓練もあの辛い時間も全て報われた。
早く優しい母さんに会いたい、その想いで彼女の胸は一杯だったのだ。
自分だと解りやすいように元の髪型に戻した。服装は変だがしょうがないので我慢。
変でないかどうか何度も何度もバルディッシュやエリオに確認し、
今はその時を待って公園のベンチで縮こまっている。
「あ、こっちです!」
エリオの呼ぶ声。つまり『母さん』が来たという事。
身を一層固くしてフェイトはその時を待つ。伏せていた視線に足が移った。
女性の足だ。視線を上げるとそこには――――――


見たこともない女の人が立っていた。

「こんにちは、フェイトさん。
 私はプレシアさんに頼まれて今貴方を預かっているリンディ・ハラオウンです」
その緑の髪の優しげな女性が告げた。
「えっ?」
エリオが驚きの声を上げる。
だかフェイトの聞きたい事はそんな事ではない。
暫くの沈黙の後にようやくある言葉を口にする。
「……母さんは?」
「プレシアさんは10年前に亡くなられました。
 貴方の事を最後に任されたのが私です」
つまり
(―――――母さんが――――死んだ―――――?)
震える足で立ち上がる。
「あなたは……母さんじゃない……母さんじゃないっ!!」
そう叫んでフェイトは駆け出した。行くあてもなく。


「フェイトさんっ!」
エリオが叫ぶがフェイトは止まらない。
「追い掛けてあげて?もう私の言葉は聞いてくれそうにないから」
「…はい!失礼しますっ!」
律儀に会釈をしてからエリオは駆け出す。
ひとり残されたリンディはエリオが見えなくなってから
フェイトが座っていたベンチにゆっくり腰かけた。
「やっぱりやめとけば良かったのかしら?」
口から出るのは意味の無い呟き。顔に浮かぶのは自嘲の笑み。
覚悟はしていたが、フェイトの言葉に想像以上のダメージを与えられた自分に気付く。
「…………」
先程のフェイトの言葉を反芻する。しょうがない事だ。
まだ自分と知り合っていないフェイトなのだから。
ましてや彼女の世界の中心はそれまでプレシアだったのだから。
理由はいくらでも思いつく。
しかし…震える足は立ち上がる力を持たず、頬を流れるものは止まらなかった。

263 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 20:42:40 ID:OayG5buA
>>242
なんというハーレム。このユーノ、間違いなく世界一の幸せモノ。しかも、3人
のなのはを同時に味わうことによりなのは分がスパークする。
破壊力は次元世界をふっとばすほどのもの。それすなわちなのはエクスクラメーション。

むしろF執務官が4人から鬼畜攻めされるに(ry

264 名前:ある少年とある少女のごった煮な話2:2007/07/17(火) 20:44:04 ID:iWbAd+ck
「フェイトさんっ!」
バルディッシュに場所を教えて貰い、ようやくエリオは追い付いた。
そこは公園内の森の中だ。
エリオの言葉にフェイトが振り向く。その瞳にあるのは涙と純粋な敵意だ。
「――――嘘つきっ!!!」
フェイトの叫びがエリオの心に突き刺さる。
「嘘吐きっ!嘘吐きっ!嘘吐きっ!嘘吐きっ!」
彼女の怒りと嘆きは当然だ。結果的に彼女を傷つけたのはエリオだ。
彼女から見れば嘘を吐いたと思われても仕方が無い。
だからエリオは返す言葉を持たない。
その代わりに
「嘘吐きっ!嘘吐きっ!嘘吐きっ!嘘吐――――――」

思い切り抱きしめた。

エリオは初めてフェイトが自分より小さい事に感謝する。
精神が錯乱したフェイトは9歳の少女の腕力と体力しか持たない。
エリオでも何とか押さえられた。
フェイトが抵抗する。
足を思い切り踏まれた。背中に爪を突きたてられた。
鼻に頭突きをかまされ、鼻血が吹き出た。首筋を血が出るほどに噛みつかれた。
だが
(離すもんかっ!!)
エリオの腕は解かれない。
フェイトの今の恐慌状態は子供の癇癪だ。
そしてフェイトはそんな子供を優しく抱きしめてなだめてくれていた。
エリオはこの方法しか知らない。
だからこの腕は離さない。


夕日が森の緑に赤色を添える頃、エリオの腕の中でフェイトは寝ていた。
エリオはこのまま機動六課に連れて行こうかと考え…やめた。
彼女が自分で選択しなければまた逃げ出すだけだ。
そして無理矢理連れて行けばまた彼女を騙す事になる。彼女の信用は得られないだろう。
そう考え、フェイトを背負い、今朝までいたビルに向かう事にした。
あちこち怪我している少年が少女を背負って歩くというのは流石に奇異な目で見られたが
エリオは気にせず街を抜け、再開発区域へと辿り着いた。朝の廃ビルへと辿り着く。
(明日、一度管理局に戻るように言ってみないと…)
階段を登り、扉を開けて

265 名前:ある少年とある少女のごった煮な話2:2007/07/17(火) 20:45:35 ID:iWbAd+ck
吹き飛ばされた。廊下を滑る。
「ん〜ふ〜ふ〜ふ〜ふ〜…探しましたよォ?」
エリオが急いで頭を上げるとそこには横たわるフェイトがいた。
流石に目は覚めている筈だが彼女はピクリとも動こうとしない。
と、彼女の周りを青い壁が囲う。ケージと呼ばれる捕縛魔術の一種だ。
「そこでぇ大人しくしておいてくださいねェ?」
エリオが声のする方に目を向けると、そこには一人の男が立っていた。
その男は紺色の防護服を纏い、左手には何故か鎖を下げていた。右手には深緑色のデバイス。
目つきは爬虫類を連想させ、本能的な悪寒を感じさせる。
エリオは壁に手をつき、ヨロヨロと立ち上がる。思い切り撃たれた脇腹が痛む。
「ぐ…貴方は…?」
男が立ち上がったエリオに気付き、慇懃無礼に礼をする。
「あァ、自己紹介が遅れましたァ…ワタクシ、しがない商人でございます」
顔を上げ、視線があう。エリオの背筋に怖気が走った。
防護服を装着し、ストラーダを構える。
解る。魔力量やフェイトにかけたバインドからこの男の実力は自分の遥か先にあると。
「……………時空管理局古代遺物管理部機動六課所属、エリオ・モンディアルです。
 危険魔法無断使用の現行犯で貴方を逮捕します」
そこで一旦言葉を切る。
「貴方には弁護士を雇う権利と黙秘する権利があり」
「おやァ?かかって来ないのですかぁ?無理ですよねぇ?
 調べてますよ?エリオ・モンディアル。貴方Bランクですもンねェ?
 AAランクのワタクシに正面から挑む程馬鹿ではない…と?」
見透かされていた。背中に嫌な汗が流れる。だが続ける。
「何故こんな事を?」
「応援が来るまで10分?15分?まァいいでス。今気分が非常にイイ!ので付き合いましょう。
 数年前まで競売の仕切りなどをやらせて頂いていたのですがねェ?
 そこの執務官殿に主催していた競売を潰されまして…
 哀れなワタクシは失意のドン底!そこに以前の御得意様からァ声がかかったのですよォ?
 あの商品を手に入れれば資金援助をして下さる…と」
そういってケージ内のフェイトを指差す。
「ワタクシにべもなくその話に飛びつきました!
 でも相手はオーバーSの執務官殿。ワタクシ風情が叶う相手ではございませン。
 そこでコレ!今回の目玉商品!」
そう言って青い透明な玉を取り出した。ロストロギアだ。
「コレで気絶したところを攫おうと思っていたのですが…
 いやはや、キミに見事に邪魔されましてねェ?
 さァ…何分稼げました?あと何分待てばお仲間がいらっしゃるんですかァ?」
そう言ってスフィアを展開する。35個の魔弾が宙に出現した。
「それまで生きていられるとイイですねェ?」
魔弾が放たれる。
狭い廊下だ。回避運動をしようにもスペースが全く無い。
「―――がぁっ!!!」
ほぼ全弾喰らって吹き飛ばされた。また廊下を滑り壁に叩きつけられる。
「ホラホラ?囚われのお姫様を助けなきゃ?そんなザマじゃ騎士失格ですよォ?」

フェイトはケージの中でぼんやりと眺めていた。
気付いた時には朝までいた廃ビルに横たわっており、ケージに囚われていたのだが…
それら全てがもう彼女にはどうでも良かった。
彼女にとって全てであった母親がもういないのだから。
エリオと、見たこともない一人の魔導師の会話が聞こえる。
自分が誰かに商品として売られようとしている。
そんな事実もフェイトの心に恐怖ひとつ呼び起こさない。
エリオが魔導師の光弾に何度も何度も吹き飛ばされる。
しかしフェイトの心には波ひとつ立たない。
何もかもどうでもよかったのだ。
(母さんがいないなら……)

266 名前:ある少年とある少女のごった煮な話2:2007/07/17(火) 20:46:40 ID:iWbAd+ck
「ん〜?逃げてばかりでは何時までたっても助けられませんよォっ!?」
男の言葉にエリオの足が止まる。
「…そうですね…」
魔導師に正面から向かいあう。
左足を前に、右手を引き、ストラーダの穂先に左手を添えた。
正面にいるのは魔導師。その背後にはケージに囚われているフェイトだ。
「今から…徹します。……止められるものなら…止めてみろっ!!」
「んん〜!恰好イイですねェっ!だけど…それが出来ますかァ?」
男の周囲に魔弾が浮かんだ。数えるのが嫌になる程の量だ。
「ストラーダっ!カートリッジロードぉっ!」
『explosion!』
スライド音と排気音が響く。魔力が漲る。
左足に力を込めた。

駆け出す。
「一」
魔弾が放たれる。
「閃」
右手。穂先。左足。右肩。右目。左脇腹。首。右足。
そこから先はよくわからなかったがとにかく体のあちこちに着弾した。
だが、止まらない。
「必」
ストラーダに光が灯る。
弾幕を抜けた。右手を突き出し、叫ぶ。
「中」
『speer angrif!!!』
突き抜けるっ!

「なァっ!?」
結論から言うと、魔導師は避けた。
魔力量から、彼のシールドでなら防ぎきれる突撃だとは解っていたのに、避けてしまったのだ。
それはエリオに気圧されたという事に他ならない。
エリオは突き抜ける。
その先にはフェイトが囚われているケージがあった。
砕きの音が響く。

267 名前:ある少年とある少女のごった煮な話2:2007/07/17(火) 20:47:51 ID:iWbAd+ck
すぐ横には扉があった。自分ではあの魔導師に勝てないのは理解している。
「フェイトさんっ!」
フェイトの手を取り、逃げ出そうとして
「―――離してっ!」
振りほどかれた。
「おやおやァ?お姫様はナイトを御所望では無いようだ?」
魔導師の男が笑みを深くする。

もうどうでもいいのに。何で彼はボロボロなんだろう。
「フェイトさんっ!何でですかっ!」
何で彼は叫んでいるんだろう。疑問は今までからっぽだった心に大きな波を呼ぶ。
感情のままにフェイトは叫んだ。
「もういいのっ!私なんてっ!母さんがいないんだからっ!」
涙がこぼれ落ちる。
「母さんが望んでくれないんだったら私なんて生きている意味がな――――」

「僕がっ!!!」

フェイトの叫びを更に遮るほどの大音量の叫び。
この場所でそんな声を張り上げる人物は一人である。
エリオだ。
「僕が望んだんじゃ駄目ですかっ!!僕が望んだからじゃいけませんかっ!!
 僕はっ!僕はフェイトさんに生きてほしいんですっ!」
フェイトの心の波が、今までと別の意味で揺れだした。
「僕だけじゃありません!キャロだって!なのはさんだって!
 シグナムさんだってみんなみんなみんな!みんなフェイトさんに帰ってきてもらいたいんです!」
もう一度エリオはフェイトの手を掴んだ。
今度は振りほどかれない。力任せにひっぱってフェイトを立たせる。
「フェイトさんが逃げたいならそれでもいいです!
 追いかけてっ!追い詰めてっ!いつか絶対に帰ってもらいますからっ!!!」
フェイトの意思を無視した無茶苦茶な言葉だ。
だが…
「―――――フェイト」
「フェイトさんが嫌でも」
「フェイト!」
フェイトの声の調子が変わった事にエリオがようやく気付く。
「……フェイトさんじゃなくて、フェイトだよ?」
「――――フェイトさ」
「フェイト」
「……フェ、フェイト」
彼女の顔を見れば瞳はまだ涙に濡れていた。だがそこに浮かぶのは確かな笑み。
「エリオには無理でも…二人なら倒せるよね?」
「はいっ!」
「敬語は禁止っ!バルディッシュっ!」
『stand by』
母さんがもういない事を納得出来たワケではない。
だが、自分をこれ程までに望んでくれた人がいたのだ。
だから…もう少し、生きてみたい。彼の話を聞いていたい。
そう、思えた。
だが、それには目の前の男が邪魔だ。
「子供二人に何が出来ると思ってるんですかァっ!?」
ならそんなモノは吹き飛ばしてしまおう。

268 名前:ある少年とある少女のごった煮な話2:2007/07/17(火) 20:48:52 ID:iWbAd+ck
フェイトはエリオが寝たのを確認した後に自室へ向かった。
ある人へと通信を繋ぐ。
画面に映し出されるのは
「母さん?」
リンディ・ハラオウンその人である。
「あら、こんな夜遅くにどうしたの?」
「えっとね…今日中に言わないといけない事があって…」
リンディの目は赤い。理由なんて考えるまでもなかった。
言葉に乗せられる想いなど僅かだ。
だが、それでもありったけの想いを込めて、言葉を紡ぐ。


「ありがとう
 母さんになってくれて」




269 名前:ある少年とある少女のごった煮な話2:2007/07/17(火) 20:50:06 ID:iWbAd+ck
〜続々々case FTH 医務室にて〜

機動六課医務室。
現在ふたつのベッドが占拠されていた。
しかもフェイトとはやてという二人のエースによってである。
本来なら慌てるべき事態であるが原因が判明している事とその原因のあまりのくだらなさに
周囲は呆れかえるだけであり動揺などは起こらなかった。
ちなみにエリオには貧血という嘘の理由しか告げられておらず、
故に彼は全力でフェイトの看護をしている。
しているのだが…
「エリオ、食べさせて?」
フェイトが邪魔しまくっていた。
正確には事あるごとにエリオに甘えて、エリオを赤面させているのだ。
現在も、食事として持ってきたスープをエリオに食べさせるように強請っているのだ。
エリオは度重なるフェイトの我が侭に疲れきっていた。
「あのっ!ひとりで食べれるでしょう?」
「でも…気分悪くて…」
そういって目を伏せる。
(……ホントに気分悪いのかな…でも…)
真面目な少年は些細なフェイトの仕草の変化に大いに悩む。
しかし…フェイトの方は自分がエリオに甘えるというナカナカ無い機会を満喫しているだけだった。
「………あの、じゃあ食べさせますから…ベッド起こしますね」
元来他人をあまり疑わないエリオの方が先に折れるのも当然である。
ベッドを操作してフェイトの上半身を起こす。
そしてベッドの上にテーブルを出してスープを起き…そこでエリオの挙動が止まった。
スープは今作ってもらったばかりだ。
つまりホカホカであり湯気は盛大に立っている。フェイトが呟く。
「私、猫舌なんだ…」
聞いた事など勿論無いが本人が言うのなら本当なのかもしれない。
エリオは悩み抜いた挙句、仕方なく…本当に仕方なくだが
エリオはスープをひとさじ掬うと、それに息を吹きかけて冷ました。
そのままフェイトの口に運ぶ。
フェイトはそれを雛鳥のように咥えた。
「おいしいですか?」
「……あまり味がわからないな。エリオはどう思う?」
そう問われて、エリオはひとさじすくって口に入れた。
口の中に広がる優しい味。正直にエリオは感想を口にする。
「おいしいと思いますよ?」
だが、フェイトの反応は味など全く関係ないものだった。
「間接キスだね♪」
エリオの顔が一気に染め上がる。フェイトの表情はニコニコと笑顔のままだ。
「ホラ、次食べさせて?」

270 名前:ある少年とある少女のごった煮な話2:2007/07/17(火) 20:51:40 ID:iWbAd+ck
エリオにとってはとても長く、フェイトにとってはとても短い時間が過ぎた。
スープの皿は綺麗に空になっている。
ベッドの上の皿をどけて、テーブルを閉まおうとして、エリオの視点が一瞬止まる。
だが次の瞬間にはもの凄い勢いで首を逸らしていた。
そのあからさまに不自然な挙動にフェイトが何かを感じ取り、
エリオの視線が一瞬止まった位置を考え始める。
(…えっと…あの時はエリオは私の胸元を見てたような…)
自分の胸元を見下ろしてみると医務室の服に包まれた何の変哲もない自分の胸しかない。
(……あれ?)
いや、そこには確かにいつもと違うところがあった。
一度検査されて寝巻きを着させられた為に、下着類などを全くつけていないのだ。
つまり、ノーブラであり、普段はわからない乳首が服の上からでもハッキリわかるのである。
「エリオ」
声をかけると少年はビクリと反応した。その様子にフェイトは確信を得る。
「どこ見てたのかな?」
「ど、どこも見てませんよっ!」
少年の顔はまた真っ赤である。
「私の胸に何か変なものでもついてたりした?」
遠まわしに探ってみた。
「………………」
「エリオも結構エッチだね」
とどめ。少年のもだえ苦しむ様に意地悪な快感を覚えるのをフェイトは確かに感じた。

しかしそれが終わると、しばらくエリオに頼むことは無かった。
折角の機会なのだ。もっと何かエリオを困らせる事はないかとフェイトは探す。
(………そうだ!)
「エリオ…お願いがあるんだけどいいかな?」
「何ですか?」
「寝汗かいちゃったから体拭いて欲しいんだけど…」
フェイトは想い描く。
一度顔を真っ赤にしてそれから渋々頷いて、恥ずかしながら自分の体を拭くエリオを。
なら自分はわざと胸をエリオの手に押し付けたり、エリオに見せ付けたり…
だが、エリオの反応はフェイトの思い描いたものとは少し違っていた。

「いい加減にしてくださいよっ!」

顔は確かに真っ赤だったが…そこに浮かぶのは怒り。
「さっきから無茶な事ばかり言って!それだけ元気あるなら僕もう帰りますからっ!」
叫び、出て行くエリオ。
「え?」
フェイトの思考はその事態の急変についていけない。
エリオの言葉を反芻する。
「え?」
エリオの表情を思い出す。怒りだった。
「あれ?」
つまり…エリオに拒絶されたのだ。


ひとり残されたフェイトに沈黙が重くのしかかった。

271 名前:ある少年とある少女のごった煮な話2:2007/07/17(火) 20:54:14 ID:iWbAd+ck
こんな感じで。
case HY関連のもネタはあるんですが
長くなりそうだったんでこのふたつで。

FTHは次あたりで終わらせてようやくエロに入れると思います。

つーか予告せずに投下してしまいスンマセン!
ちょっと吊ってきます…  λ...

272 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 20:57:10 ID:OayG5buA
そして、リロードを忘れてレスいれた俺もちょっと砲撃されてくる。
6課宿舎lλ=====3ヒャッホーイ

273 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 21:06:20 ID:wwF+fXMA
GJ!!
いい感じで羨ましい!!!

>>272
まて、早まるな!!
そこは危険だ、かえって来れないぞ!!

274 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 21:30:11 ID:pBvujETf
GJ!GJ!!

>>271 >>272
待て帰って来い!!
||λ======3

275 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 21:51:11 ID:2ePeLeJo
>>271 >>272 >>274
待っておれも行くーww
|λ======3

276 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 21:58:24 ID:Aaxea39G
お前らだけに行かせるわけには!
λ=====3

277 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:07:23 ID:DyGKx9y5
まったく……俺たちは仲間だろ?
λ=====3 

278 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:11:35 ID:4jxaFVBL
>>271 >>272 >>274 >>276 >>277

ザフィーラ「…何のようだ」

279 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:18:23 ID:pBvujETf
>>278
ただの犬に用はありません。この中に白い魔王、金色の稲妻、
夜天の王その他麗しい方がいたら我々のところまで来なさい、以上。

280 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:37:17 ID:4jxaFVBL
>>271 >>272 >>274 >>276 >>277 >>279

ヴィヴィオ「ママ達、みんなお出かけ中なの…一緒に遊んでくれる?」

281 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:38:15 ID:IjbbM1wI
>>271
GJ! 続き楽しみにしてます

>>279
それだとクロノとヴェロッサが(ry

282 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:41:13 ID:PhfLYl5L
>>271 >>272 >>274 >>276 >>277
みんなで列になって行けよ、どうせなら……段ボール被って。
ついでに、「萌えて、進め!」熱唱しながらさ。

283 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:42:32 ID:3Kw07ycG
ダンボールはいい、想像を絶する

284 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:42:42 ID:IjfQRPEE
なのは×エリオって需要ありますか?

285 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:47:41 ID:4jxaFVBL
>>284

フェイトならこういうでしょう

「私がなのはの継母よ!」

286 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:48:31 ID:DyGKx9y5
>>284
需要があるかどうかはささいな問題!

という事で見てみたい

287 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:48:53 ID:i73azPvO
>>284
あるとも。主にこの辺に。 

それにオリキャラならまだしも、普通にいるキャラなら前書きに
注意書きとか書いて投下でいいんじゃね?

そんな俺はフェイトの見合いの中の人

288 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:54:28 ID:iWbAd+ck
>>272-280
あんた等の優しさに俺が泣いた!

>>284
需要ありますよ〜!
ぶっちゃけフェイトさん終わったら書こうと思ってたし。


289 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 23:10:34 ID:yM/tULY1
>>284
「なのは×エリオ」なら見たい。逆転するならイラネ

290 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 23:55:55 ID:yA6aU6Zc
>>284>>288に期待

291 名前:節制の14 ◆6EgzPvYAOI :2007/07/18(水) 00:10:56 ID:1wYirALP
色々言いたい気も言いたくない事もあるけど、
>284の投下を希望して待ちます。

292 名前:CRR:2007/07/18(水) 00:35:37 ID:ATN6SuL/
ドモー。
>>207氏へ。
アルトも入れて3P…無理っすorz
ただ、その代わりこんなショートが浮かんだので投下します。

・エロなし
・アルト&ルキノ
・ヴァイ×ティアの補填

正直、自己満足のおまけです。ただ、脇キャラにもスポットを!という事で…
よかったらドゾー。

293 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 00:36:58 ID:b0vaqs4J
ユーノがいるのに何で?とは思うけど、
そこさえちゃんとしてくれりゃ問題無くね?
エリオである必然性。
主にショタとかショタとかショタとか。

294 名前:CRR:2007/07/18(水) 00:38:41 ID:ATN6SuL/
機動六課宿舎のある一室。
女子寮などでありがちな、お菓子を持ち込んでの雑談タイム。
部屋の主は「ルキノ・リリエ」、
来訪者は「アルト・クラエッタ」。


しかし、今日の空気はいつものような楽しいものではなかった。


「……………………」

アルトはルキノ所有の抱き枕を抱き、床にぺたんと座り、目を赤くしている。

「………そう、か……」

ルキノはそんなアルトの話を、デスク備え付けのイスに座って、黙って聞いていた。






〜初恋の味は塩味〜







アルトの脳裏に浮かぶのは、今日の昼の光景。
ストームレイダーの中で行われていただろう逢瀬の残骸。
初々しそうな会話をする同僚と、
……初恋の人。

悔しかった。
相手は六課に配属されてから初めて知ったような人なのに。
こっちは何年も、あの人の事を思い続けてきたのに。
あの人に認められたいという気持ちの後押しを受けて、資格もたくさん取ったのに。

「はは……でも、私が意気地なしだったんだ。
 チャンスはあったのに、受け入れられなかったらどうしようって考えて、躊躇してた。
 ……でも……ティアナは、勇気を持って告白して……」

抱き枕をぎゅっと握りなおし、

「……もう………『ヴァイス陸曹』なんてよそよそしい事も言ってなかった」

自分との違いを改めて噛み締める。






295 名前:CRR:2007/07/18(水) 00:41:58 ID:ATN6SuL/
しばらくの沈黙の後、

「……それは、ショックだよね。しかも、初恋だったんでしょ?」

ルキノがアルトの話を聞き終わり、話を切り返す。
ルキノの質問に、アルトは頷く。

「………デートとか、なんでもない話とか、その………キスとか、それ以上とか。いっぱい、いっぱいやりたい事あったのに…」

そこまで言うと、アルトの目に涙が滲み出てきた。

「……なんで?なんで私は勇気が出せなかったの?なんでぇ……う、ぐっ、えっ、えぇえっ………」

抱き枕に顔を埋め、今日何度目か分からない涙を流す。
そんなアルトに、ルキノが声をかける。

「………私がアースラに居たときにね…」
「え?」
「あ!あのね、参考になるか分かんないけど……やっぱり、ああいうところでも、浮いた話ってのはあったよ」

長い間次元を旅する任務の中、愛が生まれ、育まれる。
クロノとエイミィを例に出すまでもなく、『うみ』の局員の中では比較的よくある話だった。

「……私も、その一人。あ、でも、別にお付き合いとかはしてなかったよ!?…………つまり、片思いってこと」

相手はアースラの通信士。
仕事を一緒にこなす機会がいくつか重なるうちに、信頼が恋へと変わっていた。
会う度に味わう高揚感。
手が触れ合うだけでドキドキするような、そんな楽しい日々を送っていたときがルキノにもあった。

「ちょうど、私も年上の人だったなぁ、そういえば……」
「………でも、片思いって事は……」
「………うん」

その同僚には彼女がいた。
しかもたまたま廊下の隅でキスをしていたシーンを見てしまった。

「………私も、泣いちゃった。やっぱり。部屋に戻って、一晩中………ね」
「………私と………同じ?」
「………うん。そうだね。こういうときは、泣くしかないのかもね」

それを聞いて、アルトはルキノへの親近感が増した。
それに伴ってか、涙腺がまた緩む。

「うっ……ぅえ……ルキノさん………ルキノさぁん……うえぇぇえぇぇ…」

アルトはルキノに抱きつき、搾り出すように泣いた。
ルキノは、アルトをあやすかのように、頭を撫でる。

「ぐ、っぅ、えっう、ひっ、ううぅ、えぇぇぇぇ……」
「……うん……うん。きっと、次はいい恋が出来るよ……」






296 名前:CRR:2007/07/18(水) 00:45:33 ID:ATN6SuL/
「……あ、もう遅くなっちゃった…」
「帰る?せっかくだから、一つ食べていったら?」

ルキノは、アルトの口にチョコポットを一つ放り込む。

「むぐっ……」

いつもはチョコレートの甘い味が広がるはずだが、

「ふふっ……ルキノさん、今日のチョコポット、何かしょっぱい……」


それは、彼女の涙の味。






「工具、異常なし。っと………」

今日は朝からヘリのメンテナンスチェック。
アルトは一足早くドックに来て、作業前点検をしていた。

「うん、チェックOK♪」

目は若干腫れ上がっていたが、いつものような笑顔がこぼれた。
最後にシャッターを開けると、日が差し込んでくる。

「…………あ、そういえば……」

なんとなく探ったポケットの中に、袋入りのチョコポットが一個入っていた。
昨日、ルキノから帰り際にまたもらった物だ。
せっかくなので、袋を開けて口に入れる。

「うん……大丈夫」

口の中はいつもの甘さ。
大きく伸びをした後、アルトは大きな声で宣言した。

「ん……ぅ、っと。さぁ、今日もがんばるぞー!」











一つの恋が終わり、
きっと、少女は一つ大人になっただろう。




おわり。

297 名前:CRR:2007/07/18(水) 00:48:43 ID:ATN6SuL/
以上です。そういえば、StS漫画で初めて見たときは絶対ヴァイ×アルトだと思ってたなぁ…
そんな気持ちを書きなぐってみた。あとチョコポットをどうしても小ネタで使ってみたかった。

さて、前回はティアを、今回はアルトを泣かせてみましたが、
個人的には、おにゃのこの泣きべそシーンに萌える様に文が書きたいな…と思ってるので修行を兼ねて入れています。
ただ、これは泣かなそうなキャラのネタが浮かばないという諸刃の剣(マテ
例えばなのはさんとかシグナムさんとk(Explosion!

では!そろそろギャグも書きてぇなぁ…電波交信中…

298 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 00:54:52 ID:5TMwnMrr
>>297
よろしい、ならば 二 股 だ
…そーだよなー、誰かが泣いてるんだよなー…アルト(´・ω・)カワイソス

299 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 00:55:00 ID:b0vaqs4J
CRR様GJ!
何て女泣かせな兄貴だ…
あと投下中にスンマセンでした。

300 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 01:26:05 ID:xl3u3TWy
>>297
GJ! ヴァイス×アルト…そう思ってた時期が俺にもありました。
ところで、ルキノさんの恋の相手はやっぱし
アレックスかランディのどっちかかな?
……そうか、まだフリーの男キャラこんなところにいたのか。
スバルかギンガかフェイトの相手役に……


無理だ、まだザフィーラ×スバルのほうがイメージ湧く

301 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 01:40:14 ID:TCz37cmj
ザフィーラはリインTとかシャマルのほうが

302 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 01:47:28 ID:C4BvwXjf
>>301
つ【寮母アイナさん】

303 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 02:03:18 ID:wC+FsLhf
寮母アイナさんとザフィーラの関係。
ザッフィーの形態次第で話がえらい変わってくるなw

304 名前:300:2007/07/18(水) 02:08:27 ID:xl3u3TWy
や、俺もアルフあたりが鉄板だってのはわかってるんですよ?
ただ、ホテルアグスタ見た時に電波がきちゃったんで……

なのは「スバル、特別コーチのザフィーラさんだよ。格闘戦と防御魔法の
    エキスパートだから、しっかり勉強してね」
ザフィ(人型)「よろしく頼む」
スバル「え、ザフィーラって……ええー!?」
スバル(つ、つまり、あたし、あの人の頭をなでたり首に抱きついたり
    エサを食べさせてあげたり体洗ってあげたりしてたってこと〜?)
スバル「せ、責任とってください!」
ザフィ「は?」

こんな感じで。でも、9話のビデオで人型になれることばれたんだっけ?
まあ、今はヴィヴィオに「ザフィーラパパ」と呼ばれる話のほうが書いてみたいんだけど

305 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 02:29:22 ID:vCgdtJy/
>>304
ぜひお願いします

306 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 02:31:18 ID:Z+Tcq4zJ
アルトが七歳の時、学校のトイレでなにをやらかしたんでしょうか?

307 名前:ある夜のスバティア:2007/07/18(水) 02:51:45 ID:BYRAO+Rb
初めての投稿です。何かと不手際があるかと思いますが申し訳ありません。
空気読まずにスバティアです。
最近本編で絡みが少なくてさびしい…

308 名前:ある夜のスバティア(1/2):2007/07/18(水) 02:53:25 ID:BYRAO+Rb
 六課に限らず隊舎の寝床は狭い。
 限られた土地に人員を詰めこんでいるので、それは仕方ない。
 だが今、ティアナのベッドは普段以上に手狭だった。
 なぜなら、一人用のベッドにふたりの人間が身を押しこめているからだ。
「だから、なんっであんたは毎度毎度私のベッドに来るのよ」
 腰に腕を回してしがみついてくるスバルを押しやりながら、消灯後ゆえに控えめにティアナは声を張り上げた。
 ティアナの手で顔をぐんにゃり歪められつつも、スバルはにやにや笑いを浮かべてなおも迫ってくる。
「たまにはいいじゃーん」
「たまにじゃないでしょ、一日おきくらいに来るじゃない」
「だってティアの身体やわらかくて気持ちいいんだもん」
「この、ばかっ」
 すぽんと顎の下を打ちぬいて、のけぞったところをベッドの外へ蹴り出す。
 うへっと情けない声を上げ、スバルはもんどり打って倒れた。
「こ、これはさすがに痛いよティア〜」
「当たり前でしょ、今日はそこで寝てなさい」
 上掛けをかぶりながら、犬をしつける調教師のようにびしりと床を指す。
 スバルは口をとがらせ、不平そうにティアを見上げた。
「ちぇー、意地悪」
「うっさい変態」
 いつもはここで甘やかすからつけあがるのだ。
 ティアナはスバルに背を向け、おやすみ、と一方的に宣言した。
 しばらくスバルはティアナの背をながめている気配であったが、やがて起き出すとベッドの上段に上がった。
 と、思ったが、すぐにまた下りてきて、ベッドのすぐそばの床に寝そべった。
「…あんた、何してんの」
 枕と上掛けまで下ろしてすっかり寝る準備を整えているスバルに、ティアナはあきれて声をかけた。
「まさか本当に私の言いつけ守る気?」
「ちがうよぉ」
 手を振りながら、えへへ、とスバルは笑った。
「上よりはまだこっちの方がティアに近いかな、って思って」
「…あ?」
「ここならティアの寝姿も見られるしー」
 あたし床固いのとか気にならないしさ、と鼻歌まじりにるんるんとスバルは床に身を横たえた。

309 名前:ある夜のスバティア(2/2):2007/07/18(水) 02:57:17 ID:BYRAO+Rb
「さ、寝よ」
 寝ようと言いながら、スバルの目はうきうきとティアナを見つめている。
 ティアナは、それはそれは大きくため息をついた。
「ティア?」
「あのね、スバル」
 ベッドからぐっと身を乗り出し、スバルに顔を近づける。
 翡翠色の瞳が大きく見開いて、スバルは急にもじもじしはじめた。
「え、そんないきなり、大胆だなぁ、ティアは」
「この、大バカ!」
 握りしめた拳を、だらしなくにやけた顔に叩きこむ。
 ぎゃっ、とスバルはその場ですっころんだ。
「い、痛いよティア〜、何するの〜」
「我が身を持って思い知りなさい、この阿呆」
 歯がみしながらスバルの首をひっつかんで、自分のベッドに放りこむ。
 あれ、と呆けた顔に、拾い上げた枕を見舞った。
「そんなところで見られてちゃ私が寝にくいでしょうが。静かにしてるなら、そこで寝ていいわ」
 自分のとなりを指さし、それだけ言うとティアナはすばやく横になった。
 耳が熱くて、頬も火照って、いまいましい。
 スバルはしばらくぽかんとしていたが、じきに、うん、とうれしそうにうなずくと、いそいそとそのスペースにおさまった。
「ありがと、ティア」
 肩先に、こつんと額が触れる。
 いまいましい、と思いながら、けれどティアナはもうその額を押しのけたりはしなかった。

(終)

310 名前:ある夜のスバティア:2007/07/18(水) 03:01:24 ID:BYRAO+Rb
以上です。
短い上にお目汚し失礼いたしました。

311 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/18(水) 04:41:25 ID:/bkkDt3U
良い!
どれもこれも実に良いSS!!

>>271
|λ======3
ザフィーラならむしろよろこんで!

>>297
なんという補完を超えたSS
……幸せにしてあげたい!

>>310
煉獄へようこそ!
さあ一緒にSS街道をまっしぐらに行こうぜ!


さあ、約束を守れない俺がきましたorz。

しかも手直しをしていたらあら不思議!
話が二転三転して書き溜めたエロまでいかねえええええええええええええ!!!

ゴメンアサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ(略

312 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/18(水) 04:45:09 ID:/bkkDt3U
忘れていた

・エリキャロとアルフザフィーラ
・エロ無し!
・オリジナル設定出てきます

それでは行きます。



(題名……どうしよう……)


313 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/18(水) 04:51:09 ID:/bkkDt3U

 市街の商業区まで車を走らせる。
 その間助手席のアルフが、ザフィーラとの出会いから始まった付き合いの話をエリオとキャロに聞かせてあげた。
 俗に言う『闇の魔導書事件』。
 しかしそのおかげでアルフはザフィーラという運命の人と出会ったのだ。

「それでね、ザフィーラはあたしの懇親のパンチを受けたんだけど、それでも立ち上がる姿を見て、そのとき、こう胸がキュンっとしちゃたのよ」
 
アルフの話がヒートアップする。

「ああ拳と拳で"語る"ってこのことを言うのね、な〜んて夜一人ベッドのなかでザフィーラのことを思い出してね。
ああこれがまさに『フラグが立ったァッ!』ってやつねって。枕を抱きしめて次はどんな風にバリアブレイクぶちかまそうか乙女心にドキドキしちゃったわ〜」
「す、すごかったんですねアルフさんとザフィーラさんの出会いと戦いって」

 エリオが困った感じで笑い返しながら言った。
 キャロもエリオ合わせるように笑う。

「初めての出会い……か」

 そう呟いてキャロの顔がボッと赤くなった。
 キャロとエリオの出会いの始めてはエスカレータで転びそうになったキャロを助けてくれたエリオの姿。自分を護ってくれる運命の人。
 初めての告白とキスの影響で、どんどんエリオのことを考えてしまい、頭を振り払うキャロ。
 ふと見るとザフィーラが運転に集中しつつも車内ミラーを動かしているのに気がついた。調整にしては変だなと思ったので聞いてみた。

「うむ。二台後ろの車が、どうも追尾している感じがするんでな」
「え!?」

 エリオとキャロが同時に驚く。
 まさか、例のレリックが関係する犯罪組織が狙っているのか!?

「カマをかけてみるか……。目的地まで少し遠回りして、少々複雑な道で行く。アルフ」
「もうやってるよ。さっきから張ってる魔力探知はなにも引っ掛からないわね」
「そうか、それじゃアルフの視力でどんなやつか見えないか?」
「ん〜〜二人とも知ってる人じゃないね。黒のロングの女性に茶髪の若者……て、ウワァッ運転中なのにキス!だ・い・た・ん♪…………ねぇザフィーラ」
「運転中のキスは禁止!」
「ええ〜〜」
  
 この時代、自動車のほとんどはオート機能が搭載されているが、原則運転手は不測の事態に備えハンドルを持つように義務付けられている。
 また、オート機能そのものを嫌う人も少なくはない。
 交差点の信号機でザフィーラ達の車が停まる。
 ザフィーラが怪しいと睨んだ白のスポーツカーは、交差点手前の曲がり道に入り自分達とは別の方向へ行ってしまった。


314 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/18(水) 04:59:51 ID:/bkkDt3U

「あ、あぶなかった〜」
 
 二人とも同じセリフを言って、同じように息をついた。
 車は道路のサイドに寄せて止まっている。
 白のスポーツカーでエリオ達の追跡をしていたのはティアナとヴァイス。
 スポーツカーは事前にシャマル先生が機動一課から借りていた。
 車体に異世界語で四文字の食料品店の名前がついているが、その世界出身でないティアナもヴァイスも、その言葉が意味する事を知らない。
 はやてが見ても、どうして速さを競うスポーツカーに豆腐屋さんの名前が書いてあるのか不思議に思ったそうだ。
 当然そのことはティアナもヴァイスも知らない……。今乗ってる車が機動一課の借り物だと知ったら、ヴァイスは本気で乗るのを断っただろう。
 ただ二人とも、この車自体やけにロートルなシステムだが、弄繰り回してコーナリングにおけるトップスピードの確保に涙ぐましい努力を傾けていたということはよ〜くわかった。
 あと、狭い。
 なお念のため、変装はティアナの幻術魔法じゃなくカラースプレーと伊達メガネの即席変装で即座にバレないようにはした。
 ティアナは髪止めを外し、いつもはツインテールの髪をラフに流している。
 さらに念を入れて、車内キスを見せ付けることで相手に無害だと思わせることに「成功」した。
 これはザフィーラの私物の車に盗聴器を仕込ませていたから、勘繰られた事がわかったのだ。
 盗聴器は非魔術の電子型で出力を抑える事で発見を困難なサイズまで縮小している。
 その代わり中継器が必要となるのだが、それがティアナ達の役割。一定の距離まで近づければいいのだ。
 もっともキスにはティアナが猛反発したが、勤務後(作戦終了後)は好きなものを奢ってやるということで交渉は成立した。軽いキスのはずが、互いに舌を絡ませるディープなものになってしまったが。
 当然だが管制室にも一部始終モニターされているが、尾行がバレるよりはマシ。二人の関係はもうシャマル先生に通じて六課中に筒抜けになってたし。
 なによりこんなおもろい見世物はない!と、いうのはヴァイスの弁。

「しっかし、途中何回か別の道に入ったりしたんだけどな〜。それで怪しいと思われたのは、ザフィーラさんが機動一課で研修を受けてたって言うのは、あれマジだったか……」
「ヴァイス陸曹。その機動一課って、ひょっとしてあの古代遺物管理部精鋭中の精鋭“First Striker"の?」
「そ、開設当初は全管理局員の憧れ、世界をロストロギア犯罪から護る最前線部隊とか言われた誇り高き部隊だったんだが……なぁ。
おまえの知っての通り最近あまり良い噂がない部署だ。"First Striker"……その名はもう過去のもんだよ」

 言葉を止め、ヴァイスは夕焼けに染まるビル群を遠くに眺める。
 正直、機動一課なんて自分にとってあまり良い思いではない所だ。連中のだれ一人として会いたくないし、話したくもない。
 ヴァイスは、組織に己の存在意義を見出してしまった傷だらけの親友のことを思い出す。
 ただロストロギアを悪用する犯罪者が許せなくって、それだけで管理局魔導師を目指すために必死に努力した男。
 どんなに努力しても、どんなに己の体を鍛え上げても、魔法の才能が低いという理由だけで進路を決められて……ヤバすぎる融合デバイスの被検体に志願したあげく……。
 一瞬でそこまで思い出したヴァイスは、苦い記憶を意識的に封印する。止めよう。俺はあいつを今更どうこう言えない。
 ティアナのほうに向き、微笑んで言った。

「それじゃ、お嬢様。目的地まで送迎いたします」


315 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/18(水) 05:05:27 ID:/bkkDt3U
 いくつか遠回りをしてから、ようやくデパートに到着した。
 大型地下駐車場に車を止める。
 到着したときは夜6時を少し過ぎたころ。
 エリオとキャロが選んだのは、食料品と衣料品にもっとも力を入れているデパートである。
 別世界の食材が集まる地下の超大型総合食品売り場は、丸一日かけても飽きる事はない。
 鮮度がよいことに加え、オーダがあればその場で生け作りをやる豪快な展示調理を行ってくれることでも有名だ。
 人ごみを掻き分けて到着した大型デパートの地下食品売り場は盛況を極めていた。
 通路の空中に浮かんでいる表示板には、様々な商品の特売広告が写し出されている。
 それからうかがい知るに、どうも今日はバーゲンセールで、しかもちょうどタイムサービスに突入したらしい。
 周りの人盛りはエリオとキャロより遙に背の高い大人の人、人、人。

 以前来た時とは全く様子が違っていると二人が思った。
 あの時はお昼をやや過ぎた時間で人が少なく、そのおかげでデパートの食品売り場というものを見て回る事ができた。
 あんまり目にかけることの少ない調理前の珍しい食材があるのを見て楽しんだ。
 様々な世界の、様々な野菜や果物。
 生きている貝や、生簀に入って動く魚。
 注文に合わせて自由にスライスされる肉の塊。
 いろいろな世界から集められた調味料が、巨大な棚をギッシリと埋め尽くした調味料コーナー。
 お肉のコーナーでソウセージやウィンナーの所に来たら、突然業務員のおばさんから声を掛けられた。
 お味見用として焼かれていた一口サイズのウィンナーの切り身をエリオとキャロに分けてくれた。
 急な事だったんでどう対応していいか困ってしまった二人を見たおばちゃんは恰幅の良い体を揺らしながら笑顔で言った。

「タダよ、タダ。味見してみて美味しくって気に入ったら買って頂戴」

 普段食べない新鮮な味で美味しかったと伝えると、おばちゃんは笑いながら言った。

「このウィンナーはあたしの生まれの第六世界産だから早めに来ないと売り切れちゃうかもね。美味しいウィンナーがあることを、お父さんとお母さんに教えてやってね」
 屈託の無い笑顔だった。

 二人が生ものをお土産で買えないと察してくれたのだ。
 その後、食料品売り場の外れに建っていたクレープの屋台で軽めにオヤツを食べた。
 もし二人の姿を見続けている者がいたならば、さしずめ学校の休みを利用して社会見学でもしてきたんだろうと思われるであろう。
 それだけほのぼのとした光景だった。


 その記憶がまったくあてにならない。
 人の流れが激しいエレベータから降りる直前、いつかのデートの時みたいにエリオはキャロの手を握る。
 ギュッと握り返すキャロの手の感触が、エリオは自分が守らなくっちゃと固く思った。
 しかし、どうにもならないこともある。
 大量の買い物袋をもった中年の女性が通りかかり、エリオが道をゆづろうと動きを変えた瞬間、過って握っていた手をはなしてしまったのだ。

「……エリオ!」「キャロ!」

 場所はちょうど人の流れがクロスする場所だった。
 あっという間にキャロの姿が人影に隠れる。
 エリオが慌てても、この状況ではどうにもならない。
 背の高い大人にとって、この人口密集率では足元に近い子供の存在などまず気付かない。
 一瞬、ストラーダを起動してじゃまな人間を全て吹き飛ばしてしまおうかと頭によぎったが、スグにそれを振り払う。
 人ごみを掻き分けようと手を伸ばしたそのとき、その手を握られた。
 節くれたち、ゴツゴツとした感じが判る、大きな褐色の手だった。
 手の持ち主が言った。

「モンディアル。ル・ルシエはアルフと一緒にいる」

 近すぎるため、見上げる事でようやく手の持ち主の顔を見れた。
 白髪に毅然とした表情は、なんの焦りも無い。

「大丈夫だ……私が見えるすぐ側にいる」

 表情を変えず冷静に言うザフィーラ姿を見て、エリオとにかく安心した。

316 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/18(水) 05:06:46 ID:/bkkDt3U

「ここで立ち止まるのもまずい。ひとまず壁際に行くぞ」

言われるままザフィーラに引かれるエリオ。
ザフィーラに握られた手を通じて、その力強さを感じる。
ザフィーラの広く、背筋が盛り上がった背は、エリオが今まで見て来た人たちと明らかに違った"何か"を感じさせた。
やがて人ごみを抜け出したところに、アルフと手を繋いだキャロを発見する。
壁際に来てようやく四人が集まる。

「キャロ、その……ごめん」
「いいよエリオ。あのとき荷物を沢山持ってて大変そうだったおばさんの道を譲ってあげようとしたの私、判ったから」

 守ろうって決めた自分の不甲斐なさに落ち込むエリオを励ますキャロ。
そのやり取りを横目で見ながらアルフが言った。

「しっかし、この人ごみはちょっとキツイわね。材料買うのにこれじゃ遭難しそう。まったく夏と冬の有明じゃあるまいし」
「……お前、まだアレに参加してるのか?」
「えっ。…………いや〜タダの付き添いだよ。付き添い。ほらアリサ達だけじゃ不安じゃないか!断じてコス広場で獣耳キャラなんかしてないから!て言うか、ザフィーラと一緒じゃなきゃ写真なんて絶対に撮らせないんだからッッ!!」
「……………………………………………………………………………………それなら問題ない。モンディアル、ル・ルシエ両名を抱えて視野が取れるようにする。いいか?」

 ザフィーラがライトニング分隊の二人に話しかける。
 幼い二人にはアルフとザフィーラの写真うんぬんは何の事だかまったくもってサッパリわからなかったが、とにかく盾の守護獣の無言のプレッシャーが怖いのはよ〜くわかった。
 ザフィーラの申し出にエリオが少し顔を赤くし答えた。

「ザフィーラさん!その……だ、大丈夫です。念話も使えますし、マップもありますから迷子になっる事はないです。それに、その……ボクたち子供じゃないですから」

 さっきみたいな無様な失敗はしないと思うと同時に、あまり子供扱いしないでほしいとエリオは思った。

「あのね、エリオ。さっきも試したんだけど、ここ念話が使えないみたい」
「え?」



317 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/18(水) 05:08:24 ID:/bkkDt3U

 キャロからの指摘で、念話相手をキャロにむけて送ったが、反応がない。
さっきは焦るあまり念話は使っていなかったことにエリオが気付いて、また騎士失格と思ってしまった。
 念話が使えない疑問に答えるようにアルフが言った、

「ん〜。時々あるのよのね〜。一定の場所に念話する人が多すぎると、かえって思念同士で輻輳起こしちゃって念和が通じなくなっちゃうの。
ま、こういうところでは文明の利器、携帯の出番!って言いたい所なんだけど、これも電波状態が悪くて不通の表示が出てるわ」
「やはり私が二人を担ごう。安全性を考えると、バラバラになってしまうよりも、そのほうが良い」

 アルフの言葉に合わせ、有無を言わさぬようにザフィーラが言い切る。
 なんか無理矢理その案を押し通らせられた感じがしたが、最年少の二人組みは「お願いします」と言ってしまった。
しかしその後にキャロがあることを付け加えた。
「ザフィーラさん、わたし達の事、名前で呼んでいいですから」

 

「うわ〜、高い。大人になったみたい」

 キャロが感嘆をあげた。さっきまでの背の高い大人に囲まれる抑圧感が嘘のようだった。

「ザフィーラさん、あの、やっぱり重くないですか?ボクだけでも降りたほうが……」

エリオが涼しい顔のザフィーラが答える。
どうも恥ずかしくてしかたがない。

「問題ない。私はこれぐらいなら平気だ。鍛えている」
今エリオたちはザフィーラの腕で、抱えられるように持ち上げらせられている。
右手にキャロ、左手にエリオである。
周りが見渡せて、ようやく適切な案内が出来るようになった。
やはり見晴らしが良い。長身のザフィーラより少し上に目線があるからだ。
自分が不甲斐ない感じがして、やはり恥ずかしくなってしまうエリオ。

「エリオもキャロも、お父さんにダッコされてるみたいでちょっと恥ずかしいかい?」

 食材を物色し、カートに次々放り込んでいたアルフが、エリオの顔を見て面白そうに言った。
人ごみのなか、傍目で見たらこの四人は家族のように見られるだろう。
髪の色が四人とも全く違うのと、親が獣耳と尻尾を生やしているのを除けばだが。

「ち、違います!でも……ザフィーラさんはクロノさんみたいにシッカリした大人だと思います!」


318 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/18(水) 05:11:05 ID:/bkkDt3U

 父親という言葉で連想したのは一時期(それも提督仕事で滅多に帰宅できない)ともに過ごしたクロノ・ハラオウンだった。
 キャロは頬を染めて何も言えない。もうずっと昔に暮していた故郷と家族のことを思い出す。
 二人は思った。もしお父さんが出来るのなら、それはザフィーラさんのような頼りになれる人だったらいいなと。

「ンフフ〜。ザフィーラはどう?この子達のパパになってみたくない?」
「私はどう思われようと別に構わないが、それはテスタロッサ・ハラオウン執務官の夫になるということだぞ?」
「ちょっと!なに考えてんのよ!あたしがエリオとキャロのママになるって言ったのよ!!」

 ザフィーラの言葉でむくれっつらになり急に怒り出すアルフ。
 しかし後半のセリフがキャロとエリオを仰天させる。
 キャロが困惑した声で言う。
 
「あの〜アルフさん?」
「キャロは……どう?こんなパパとママじゃ……いや?」
「えええっと……」

 さっきの怒ったような顔を瞬間的にチェンジし、潤んだ瞳で懇願するようにキャロに言う。
 正直どう答えればいいか、ちょっと困るキャロ。
 アルフもザフィーラも大人の姿で見るのは今日が初めてなのだ。掴みきれない。
 しかもアルフは保護者であり母親同然のフェイトの使い魔。キャロは一緒に遊園地とかに行ったりする元気なお姉さんだと感じていた。
 それはエリオも同じであった。
 母親のイメージがリンディとフェイトで固まっているのだ……が。

(エイミィさんがいたーーー!!!)

 フェイトの義理の兄の妻で二字の母。会うたびに我が子のように接してくれる優しくて明るい人。
 そのエイミィと、買い物をするアルフの姿が……ダブル。
 気づいてはいけないような事を気付いてしまったような気がして、変な汗が流れる二人。
 フェイトはこの話を知ってるのか不安になる。
 ザフィーラが硬直する二人を知ってか知らずか感情を込めない言葉で話す。

「アルフ、子羊の背肉がバーゲンらしいぞ。それと……流れの中で立ち止まるな」
「ムッ!ちょっと並んでくるから、先に調味料のコーナーで待ってて。はい、この紙に書いてあるスパイス捜しておいてね!」
 
 メモをキャロに渡して主婦でにぎわう肉類のコーナーの列に加わるアルフ。
 なんというバイタリティに溢れた姿だろうかと、感心してしまう子供達であった。



319 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/18(水) 05:29:26 ID:/bkkDt3U

 人ごみを掻き分けて調味料のコーナーまでたどり着く。
 流石にここは人が少なくて助かった。
 メモに書いてあるオリーブオイルや乾燥パセリ、香辛料数点を探す三人。
 何に使うか全く分からない調味料と思わしき物が幾つもある。
 まだエリオとキャロはザフィーラに担がれ一緒になっている。
 ややしてザフィーラが二人に語りかける。

「さっきの話だが……」
「はいッ!」
「気にするな。アルフの言ったことは……アレはいわゆる癇癪みたいなものだ。ハラオウン夫妻の子供の世話をしてからマスマス酷くなってきてはいるがな……」

 何も答えられない二人。
 なんて答えればいいかわからない。
 周りの喧騒が一気に静まる感じがする。
 静かに話すザフィーラの声が重くのしかかるような気がした。

「今のままで問題があるというわけではあるまい。なければそれで良い。モンディアル…いや、エリオとキャロよ。無理に選択をせず二人が望む道を進めばいい。
 それにおまえ達はまだ若い。学ぶことが多い身だ。これから起きる事全てから学べばいい。良いことも辛いことも、全てだ。
 しかし今居る場所では、学ぶ間にも『選択肢』が起きる。
 これから私が言う言葉は参考程度にしろ。
 いいか、六課を辞める事を頭に入れろ。戦いを避ける選択肢を考えろ。母を思うのなら、別に六課に居る必要はない」

 ザフィーラの言葉は衝撃的だった。
 まるで自分達のことを完全に否定されたような気がした。
 エリオとキャロが目を見開きザフィーラの顔を見つめる。
 ザフィーラは正面の棚を見据え、その顔はまさに能面だった。
 エリオが震えながら言った。

「それは戦いから逃げろ、と言うことですか?」
「逃げるのではない、本来ならおまえ達、若い者が関わるべきことではないのだ。
 ……自分の年を考えた事があるか?まだ10歳だぞ。普通なら学び舎に通い、親の愛を受けるだけでいい。
 いかにミッドチルダが実力主義とはいえ早すぎると私は思う。
 六課に身を置き、戦いを学び、戦場に出るなら、いつか間違いなく"自分と仲間の命を賭ける"選択肢にぶつかる。
 六課を守る身として矛盾しているように言うが、そのような危険な選択肢を子供に選ばせたくない。
 高町教導官。我が主、八神部隊長。おまえ達の母、テスタロッサ・ハラオウン執務官。
 この三人のようになれると思い込むな!!
 三人とも、すべて全て薄氷の上で、偶然が重なりあった結果生き残ったに過ぎん。
 三人が辿った道、教えることが間違ってるとは思わん。が、しかし完全に正しいわけではない!
 戦に出ずとも他の道はいくらでもあるはずだ。
 まさか戦闘だけしか出来ないというわけではあるまい。
 今ならまだ間に合う。一時の感情で人生の全てを決めるな。
 別の可能性を探る努力を怠らないでくれ、と私は言いたいのだ。
 私はそのことを、機動一課の悪魔どもから学んだ」

 エリオとキャロが聞きたくない話だった。
 それは自分達が一番良く知っている、と思っている。
 同じような事を六課入隊前にフェイトから何度も聞かされた。
 本当にそれで良いのかと。
 ザフィーラの言う事で引っ掛かるのが一つあった。
 キャロが重い口を開く。
 この話題から逃げたかった。

「機動一課って」
「まて。アルフが来た。この話はアルフがいないときに」

 ガラガラとカートを引く音。
 音の方へ向くと、満悦の笑みを浮かべたアルフが大量の荷物を載せたカートを押してやってきた。

320 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/18(水) 05:34:03 ID:/bkkDt3U
<続く>



まだ続きますorz。
書きたい事が泉のように沸いてきます。
エロパロのはずなのに、エロからどんどん離れて行くぜ!!
しかも次回は戦闘シーン!
(ついでにヴァイスとティアナもやっちゃうか)


あと保管庫でマトメてくれた方に感謝。
その方がいる方向に三度頭を垂れたい。

続き、今日中にいけるかな?

あと題名は考えたほうがいいのでしょうか?


321 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 06:31:08 ID:GPMRIqSq
途中でザフィエリかとオモタ。

二人には耳の痛い話ですね。
次回期待してます。

322 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 07:32:57 ID:iqhxNpqF
ぬおー何か無表情のわりにザフィーが熱く語ってませんか
GJです

323 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 08:24:23 ID:dQXx3su1
>>271
エリフェイGJ!!
F執務官はさすがとしかいいようがない
エリオ、愛を受け止めるんだ!

エリはやの続きも是非、ぜひとも載せてください!
見たくて仕方がないんですよ〜!!!!!!!!
また甘〜いやつをお願いします!

324 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 09:33:18 ID:vOf9gHah
>>310
和みました。癒されました.GJです。

325 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 10:44:55 ID:yUufo2Y5
雑談してるやつら死ねば?
あと雑談でコテハンって何様?

326 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 11:10:20 ID:I3CX8y4Z
人型のザフィーラが見れただけでおなかいっぱいだ!

327 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 12:18:42 ID:wC+FsLhf
shine bar
輝くアレか。なんて卑猥な。いや、輝く→金色、もしくはそれに近い色→蜂蜜色
蜂蜜色っぽいアレ・・・・・・淫獣のことですね!わかりました!

328 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 12:21:31 ID:1mQJIT1c
エリティアの続きマダー?

329 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 15:26:40 ID:vlA/gykr
クロノ×フェイトを投下させてもらいます。
ちょいと特殊なんで以下の注意書きをお読みください。

クロノとフェイトが相思相愛で結ばれたという設定でStSの時間軸。
エイミィは二人の友人ポジション(出番無いですけど)。
クロノ×エイミィが好きな人。原作の設定を捻じ曲げられるのが嫌いな人はタイトルNG登録してください。
エロは短めですがあります。

330 名前:morning coffee:2007/07/18(水) 15:27:46 ID:vlA/gykr

 ずっと、愛が欲しかった。
 本当の母は、生命はくれたが愛はくれなかった。
 けれど十年前に出会った人たちからは、自分の心から溢れるほどの愛をもらった。
 リンディからは家族としての愛。
 なのはやはやてからは友人としての愛。
 エイミィたちアースラのクルーからは同僚としての愛。

 そして、異性としての愛をくれたのは…………。



 その日のフェイトはたいそうおかしかった。
 明らかに集中力を欠いている。エリオとキャロに訓練をつけているのだが、見本をやっ
てみせても始終失敗している。バインドを発動させれば対象を外し、高速移動では木の枝
にぶつかり、バルディッシュを振りかぶれば手からすっぽ抜けて明後日の方角に飛んでい
く。
 おまけに始終笑っている。いつも温かな笑みを絶やさない人であるが、今日のそれはふ
やけたものであり、時折自分でも気づいて引き締めた顔に戻るものの五分もしないうちに
また表情が崩れてしまう。
 あまりの不審さにフォワード陣たちは調子悪いんですか、という声すらかけられない。
なのはとヴィータだけはなにやら訳知り顔で苦笑して見ていた。
 そして午前の訓練終了時刻が迫りだすと、フェイトに変化が出た。笑いが引っ込み、じ
りじりと焦れた顔をするようになり、数分に一回は時計に目をやる。
 そして訓練の終了時間が来た。
「それじゃ午前の訓練はこれで終わり」
「あり…………」
 ありがとうございました、と言い終わる前に、フェイトの姿は訓練場から消えていた。
「……エリオ、フェイトさん今日なんか急ぎの仕事あったっけ?」
「いえ、たしか今日は午後から休暇だったはずですが」
「だったら誰かと待ち合わせでもしてるのかな?」
「そんなところやな」
「八神部隊長!?」
 いつのまにか、めったに訓練場には顔を出さない人物が苦笑しながら立っていた。
「フェイトちゃんの退勤手続きとかは全部こっちでやっといたるから早よ行きって言いに
きたんよ。ついでに軽くからかったろ思ててんけど」
 苦笑がげんなりした顔に代わった。
「言い終わったときには、もうどこにもおらんかったわ」
「久しぶりだから一刻も早く会いたいって気持ちはよくわかるけどねぇ。あはははは」
 なのはが少し乾いた笑いを漏らす。
(私も最近ユーノ君と会えてないなぁ。約束してた映画いつ行けるんだろう……)
(ゲンヤさん忙しいからなぁ。一昨日の夕食も緊急出動でおじゃんなったし……)
 顔を見合わせてため息つく二人を、事情を知らないフォワード陣はハテナマークを浮か
べて見守るしかなかった。
 ヴィータはそんな全員を置いてとっとと食堂に向っていた。

331 名前:morning coffee:2007/07/18(水) 15:28:25 ID:vlA/gykr
(遅い遅い遅い遅い遅い……!)
 ハンドルを指で叩き、変わらない赤信号にフェイトは苛立っていた。
 隊舎の自室に飛び込みざっとシャワーを浴びて着替え、車を違法すれすれの運転で飛ば
し目指す場所まで残り一km少々。そこまでの所要時間は十五分に満たない。
 神速と言っていい早さだが、今のフェイトにはあまりに遅すぎる。
 左右から車が来ないのを見ていると、信号無視したい衝動に駆られるがなんとかそれだ
けは自省した。警察に見つかったり、ましてや事故でも起こそうものならなにもかもがパー
になる。
 ようやく信号が青になった。アクセルを全力で踏み込み急発進させる。曲がりかけてた
対向車がクラクションを鳴らすが無視した。
 減速しないで角を曲がること三回、視界に目的地が入った。
 今年の頭に出来たばかりのマンション。外装内装ともにシンプルで特徴が無いのが特徴
としか言い様がない物件。自分と彼の地位や給料を考えたら慎ましすぎるが、それでも二
人は一目見て気に入った。そこは二人が始めて一緒に暮らした場所、あの海鳴市のマンショ
ンに似ていたからだ。
 あの頃はまだ二人きりでなく、関係も今のようなものではなく「家族」だった。それで
も二人の関係が始まった家であり、大切な思い出のある場所だ。だから二人が同居する場
所としてこのマンションを選んだ。
 駐車場に入る。フェイトの駐車スペースは当然空だ。しかしその隣のスペースは埋まっ
ている。フェイトのものと同型で色違いの車。
「あ……」
 彼はすでに帰っている。顔が自然にほころんだ。
 車を飛び出し、エレベーターに全力疾走する。だが設置された二基のエレベーターのパ
ネルは、両方とも最上階の数値を表示していた。
 それを見たフェイトは、一瞬の躊躇も無く階段に駆け出した。エレベーターが下りてく
る時間を考えれば、階段を使うのと時間はそこまで変わらない。労力を考えたらおとなし
くエレベーターを待つのが正解だ。
 しかし問題はそんな理論的なことではない。一分でも一秒でも早く、彼に近づいていき
たい。心がそう叫んでいるのだ。
 階段を二段飛ばしで駆け上がる。はしたないという思いは頭をよぎりもしない。
 長すぎる数十秒が経ち、フェイトは自分の部屋の扉の前に立った。息を整えもせず、乱
暴にドアノブを回し、靴を脱ぎ捨て室内に駆け込む。
 リビングに置かれたソファ。そこに、彼はいた。
 驚きに見開かれた眼。眼と同じ色の柔らかい黒髪。子供臭さは抜けたが柔和な顔。
 そんな愛しい彼の名前を、フェイトは腹の底から呼んだ。
「クロノ!!」

332 名前:morning coffee:2007/07/18(水) 15:29:19 ID:vlA/gykr
 飛びつくようにしてフェイトはクロノに抱きついた。
「うわっ!?」
 立ち上がりかけていたクロノは足をもつれさせて倒れた。なんとか倒れる方向だけは調
整して、ソファの上にぼふっと倒れこむ。
「フェイト、君はいきなり何を……」
「会いたかったクロノぉ」
 恋人の苦言は耳に入らず、フェイトはクロノの胸板に頬擦りする。
 提督服の下に着ているワイシャツ。その奥にあるクロノの体の感触と、鼻腔を刺激する
彼の匂いがたまらなく頭を酔わせてくれる。
「会いたかったって、三日前に君の仕事場で会ったじゃないか」
「そういうのじゃなくて、こうやって二人きりで会いたかったの。すっごく久しぶりなん
だから」
「お互い忙しい身なんだから仕方ないさ」
「むぅ……」
 フェイトは不満そうに眉をひそめた。
 戦艦提督と執務官である二人の仕事量は半端ではなく、休日を合わせることは難しい。
 今日の逢瀬にしても実に一ヶ月ぶりのことであり、それもクロノが午前中だけで仕事を
あがると聞いて、はやて達に無理を言いなんとか半日の休暇をひねり出したものだ。
 そこまでして二人きりの時間を作ったというのに、クロノは分別臭いことしか言ってく
れない。昔からこの手のムードを読むのも作るのも苦手だったが、いくらなんでこれはひ
どすぎる。
 これではあれだけ彼に会いたいと思っていた自分が馬鹿のようではないか。
 クロノを慕っていた熱情が、少し怒りの熱さに変わる。だから、実力行使に出ることに
した。
「だいたい通信は毎晩…………うむぅ!?」
 体を伸ばし、まだなにか言っている唇を自分のそれで塞いだ。すかさず舌も差し込む。
 口内で固まってるクロノの舌を絡めとる。いつもディープキスをする時は舌先でつつき
あうようにして始めるのだが、今日はいきなり激しくいく。
 クロノの舌にまぶされた唾液。それを舐め取るように舌を動かす。すぐにぴちゃぴちゃ
という水音が立つ。
 フェイトが舌を動かすたびに、クロノの表情が変わる。始めの不意打ちで何がなんだか
わからないという顔から、陶然としたものになり目も少しずつ細められていく。
 普段ならここで二人とも目を閉じるところだが、フェイトはあえてそうせずクロノの顔
を観察し続けた。
 頬で唾液をためて流し込むと、直接気管に入ってしまったのか苦しそうな顔になる。一
瞬、フェイトの胸に罪悪感が沸いたが、自分を怒らせるようなことをしたのだからこれぐ
らいはいいだろうと思い直して、構わずキスを続ける。
 舌だけでなく、頬の内側から歯茎まで念入りに舐めつくし、その度に変化する恋人の顔
を堪能しきってから、ようやくフェイトは唇を離した。
 酸素を求めて咳き込むようにあえぐクロノ。唾液で顎の辺りが汚れているが、拭おうと
すらしない。
 そんな恋人を見下ろしながら、フェイトはつぶやくように言った。
「クロノは、私と会いたくなかった?」
「え?」
「私のこと、嫌いになったの?」
 本気で言ってるわけではない。ただ彼を困らせて必死で否定する姿を見てみたいという、
ささやかないたずら心が言わせた台詞だった。
 だが、フェイトが予想してなかった行動にクロノは出た。
「……んう!?」
 クロノがしたことは、フェイトの頭をつかんで口づけすることだった。

333 名前:morning coffee:2007/07/18(水) 15:30:23 ID:vlA/gykr
 今度はフェイトが口の中を蹂躙される番だった。
 自分がしたように、すぐに舌が侵入してくる。急なことで反射的に顔を背けそうになる
が、後頭部に回された手がそれを許してくれない。
(クロノの……舌が……)
 さっき嫌というほど味わったクロノの舌。それが、なぜか全く違う味に感じられる。もっ
と刺激的でそれでいて甘い味。
 舌を伝わってくるクロノの唾液を、喉を鳴らして飲み干す。それはまるで強い酒のよう
にフェイトを酔わせていく。
 いつの間にか、クロノはフェイトの舌を強く吸い上げて自分の口内に導いていた。その
上でフェイトの舌を貪り尽くす。
 舌に軽く歯を立てられ、フェイトの体がかすかに震える。さっきまでかすかにあったク
ロノに対する優越感などはどこかに吹き飛んでいる。
 実に四分近いキス。最後に唇からこぼれたフェイトの唾液を舐め上げて、ようやくクロ
ノはフェイトを解放した。
「はぁぁ……」
 大きく息をつくフェイト。舌はまだ口から突き出されたまま虚空でひくひくと震えてい
る。
「わかったかい」
「……ふえ?」
 口づけの余韻に呆けていたフェイトは、焦点の定まらぬ瞳で問い返す。
「僕が君を嫌いになるはずがない。今のでそのことが分かったか?」
「あ……うん…………ごめんなさい」
「いいさ、どうせ君だって本気で言ったわけじゃないんだろ」
 優しく抱き締められ頭を撫でられる。指がゆっくりと髪を梳く感触に、心が落ち着いて
いく。そこでようやく、フェイトは下半身に当たる熱いモノに気づいた。
「あ……」
 クロノの男性の象徴。ズボンを押し上げているそれが、フェイトの腿に当たっていた。
(クロノ、興奮してるんだ)
 同時に、自分も子宮の奥にかすかな疼きが生じているのに気づく。
 この疼きを大きくし弾けさせるには、キスだけでは足りない。もっとその先に進みたい。
 体をずらし、クロノの股間に手を伸ばす。そっと撫で上げるとびくりと震えた。
「続きしてもいい?」
「もちろんだ」
「だったら……」
 手がいいか口がいいか問いかけようとした唇が、そっと指で防がれる。
「けど、その前に風呂に入ろう。汗臭いままするのは嫌だ」
「…………」
 そんなに、自分の体は匂うのだろうか。訓練後にシャワーは浴びたがおざなりなものだっ
たし、階段の全力疾走でそれなりに汗はかいたのは認める。しかしこうも直接的に言われ
ると女として傷つく。
 すると不満がまた顔に出たのか、クロノは慌てた顔で弁解した。
「君じゃなくて僕の匂いだ。提督服はけっこう分厚いし、午前中はあちこち歩き回ったか
ら汗をだいぶかいたんだ。それに……」
 そこまで言って、照れたように顔を伏せてぼそぼそと呟いた。
「君の匂いは、嫌いじゃない」
 恋人の不器用な告白に、フェイトはくすりと笑った。小声なのが減点だが、不器用な彼
がこれだけ直接的なことを言ってくれるのは珍しい。
「うん、私もクロノの匂い好きだよ」
「ありがとう」
 二人で笑いあい、どちらからともなくキスをする。激しいものではなく、唇を触れ合わ
せるだけのキス。
「じゃあ、浴室に行こうか」
「うん」
 それが当たり前のように、二人は並んで浴室に消えた。

334 名前:morning coffee:2007/07/18(水) 15:32:11 ID:vlA/gykr
 一時間後、二人の姿はフェイトの部屋のベッドの上にあった。
「……うんっ……んふぅ……んちゅ……」
 フェイトはクロノの上に乗り、高々と隆起したペニスを一心不乱に舐めている。
 クロノはクロノで、フェイトの秘唇を舌で抉るように突いている。
「あふん……!」
 クロノの舌が、いきなり宝珠を舐め上げた。不意打ちにフェイトは甲高い声をあげる。
 にんまりと笑ってるクロノの顔が容易に想像できる。お返しとばかりにペニスに軽く歯
を立てる。尻の方で押し殺したうめき声がしたのに満足した時、ふと思った。
(クロノは汚いとか思わないのかな)
 浴室、脱衣場、寝室とすでに数回行為に及んでいる。フェイトの膣は注がれた精液と自
分の愛液で溢れかえっている。浴室の時などはうっかりお漏らしまでしてしまっていたが、
シャワーの音でクロノは気づかなかったようだ。
 しかし考えてみれば、自分も精液と愛液で汚れたクロノの男根を嬉々として舐めている。
汚いなどとは今の今まで思いもしなかった。きっとクロノも同じだろうと結論付けて、舐
め回す作業に戻る。
「んむ……んっ……んぅ……」
 クロノの男根は大きく、フェイトが根元まで咥えこめば先端が喉に当たってしまう。そ
のため横咥えするようにしてフェイトは舐める。
 舌を這わすたびに、火傷しそうな熱と鈍い苦味が舌に走る。その両方が、フェイトの脳
髄に直接伝わって溶かしていく。
 根元から亀頭まで丹念に舐めて様々なぬめりを落とし終え、フェイトは大きく息をつく。
「クロノ、きれいになったよ」
「君のは中々きれいにならないな。舐めても舐めても中から出てくる」
「それは……クロノがいっぱい出すからだよ」
「僕のだけじゃないさ。この透明なのは明らかに君のものだろう」
「そんなこと言ったらクロノだって先っぽから……ああっ!?」
 全く唐突に、下半身に衝撃が走った。
 繰り返す鍛錬で無骨になったクロノの指。それがフェイトの花弁にねじ込まれたのだ。
それも二本まとめて。
 柔らかい舌の感触に慣れつつあった秘所には刺激が強すぎた。それだけで軽くイッてし
まうフェイト。
 しかしクロノは容赦せずに攻め上げてくる。膣の天井部分にあるざらりとした箇所。そ
こを遠慮なくこすり上げる。
「ひゃぁ――ぁんっ!」
 声と一緒に秘所からも愛液が吹き出す。たちまち指どころか手首までも愛液にまみれた。
「ほら、やっぱり君の方が多い」
「あぅっ! ふ、あぁぁ、んっ……!」
「普段からは想像も出来ないな。こんないやらしい君は」
「んっあぁぁっ……くぅぅ」
 クロノの戯言に答える余裕はフェイトにはなかった。
 ひっきりなしに襲ってくる快感の波。抗おうとした理性は一瞬で決壊し、全身がくまな
く快楽に浸りきる。
 クロノが指を抜いた時には、フェイトは完全に脱力しきってくたりと倒れていた。
 皮膚の下の肉も骨もどろどろになってしまったように動けない。

335 名前:morning coffee:2007/07/18(水) 15:33:42 ID:vlA/gykr
 そっとフェイトの身体の下から抜け出したクロノは、先程まで秘所に突っ込んでいた指
をフェイトの顔の前に持っていく。
「こっちもきれいにしてくれ」
 身体以上に崩れきった思考は、恋人の言葉を一考もせず聞き入れる。返事することすら
せず、目の前に差し出された指にフェイトは舌を伸ばす。
 ペニスにしたように熱心に愛液と精液の混じった液体を舐め取る。
 そんなフェイトを見て満足げにうなずき、クロノは次の指示をする。
「お尻上げて」
「……うん」
 指から舌を離し、四つんばいになって言葉どおりに腰を持ち上げる。
 尻肉に指が喰い込む感触。秘唇に亀頭が押し当てられる。
 一瞬後に来るであろう衝撃と快感を予想して、フェイトの身体が歓喜に震える。
 その予感はすぐさま叶えられた。
「ひぁっんっ! あ、あぁ――ふあぁぁっ――っ!!」
 一気に最奥までの挿入。亀頭と子宮の入り口が激しくぶつかる。その衝撃に腕から力が
抜け、フェイトは這いつくばるようにシーツに顔を埋める。
 クロノは容赦せず、腰を叩きつけ続ける。目の前に居るのは恋人ではなく、ただの穴の
ように手荒く扱う。
 あまりの乱暴さにフェイトの身体は痛みを覚える。だがとろけきった頭はその痛みすら
も快感に変換してしまう。それでもまだ足りないと本能が叫ぶ。勝手に腰が動いて、突か
れるタイミングに合わせて前後し出す。
 揺すられてシーツと擦れ合った乳首が痺れる。
 口からだらしなくこぼれた涎がシーツに水溜りを作り、カーテンの隙間から差し込む昼
の光を反射して鈍く光る。まだ昼間なのにこんなことしていいのか、という思いはどこに
もない。
 股間の方でも、愛液で水溜りが出来ており、ブロンドの陰毛は濡れそぼってべたりと肌
に張りついている。
 快楽に落ち続けていく思考が、今まで以上の深みに堕ちる気配を感じ取る。
「クロノぉ……はぁっ! ……私、もうっ!!」
「僕も、そろそろ……出すぞ」
「待って、待ってぇ!」
 腰の動きを止めて、フェイトは強引に上体をねじってクロノに振り返る。
「出すなら顔を見ながらにしてぇ!」
 クロノは無言だったが、行動で恋人の要望に応えた。
 身体が持ち上げられ、反転される。背中からベッドに着地したフェイトの身体を、再び
猛然とクロノは穿つ。
「は、あぅん!……ああああっ!!」
 激しさにフェイトは啼くが、息が続かなくなってきて声も絶え絶えのものとなってしま
う。それでもやめてくれとは決して言わず、足をクロノの腰に巻きつけ、下半身に力を入
れてクロノの分身を締めつける。
 そのフェイトの本能的な行動で、クロノに限界が訪れた。
 最後に渾身の力で腰を突き込み、結合部を滅茶苦茶に擦りつける。
「い……く、フェイト!」
 びくり、と体内で男根が跳ね上がる。同時にフェイトの背も弓なりに反る。
「ああっ、いや……あぁぁん!」
 身体の芯に男の熱い飛沫がかけられる感触と、今までで最高の絶頂に白くなる視界。
 その記憶を最後に、フェイトは意識を手放した。

336 名前:morning coffee:2007/07/18(水) 15:36:42 ID:vlA/gykr
 柔らかい光が目に入り、フェイトは目を覚ました。
 薄ぼんやりとした頭で時計を見れば、短針は六、長針は十一を示している。
(六時か…………)
 晩御飯までまだ余裕がある。もう少しまどろんでもいいだろうと思い再び眼を閉じよう
として、フェイトは気づいた。この季節の夕方六時なら、窓から入ってくる光は夕焼けの
赤でないとおかしい。しかし室内を照らしている光はどう見ても赤ではない。
 一気に眠気が吹き飛んだ。がばりと起き上がり、床に脱ぎ捨てたままだった服から腕時
計を取り出す。
 案の定、デジタル盤の時刻にはAMとあった。
「もう朝!?」
 十数時間も寝ていたことになる。最近やや睡眠時間が不足していたが、まさかここまで
寝入ってしまうのは予想外だ。
 なんてことだ、とフェイトは唇を噛む。せっかくのクロノと過ごす休日。やりたいこと
はいっぱいあった。買い物に行って春物の服を見繕ってあげたかったし、食事を作ってあ
げて食べながら色々話したいこともしたかった。なのに、結局出来たことは獣のように交
じり合っただけだ。休暇は昨日半日だけ、今日からはまた仕事だ。
 はあ、とため息をついてフェイトはベッドを振り返った。ダブルベッドはもぬけの殻で、
隣で寝ているはずの人物はいなかった。いぎたなく眠ってる自分にあきれて自室で眠った
のだろうか。
 天気と反して憂鬱な気分でクローゼットから服を出して着替える。とぼとぼとリビング
のドアを開けると、かすかにいい匂いが漂ってきた。
 リビングの机の上。並んでいるのはトースト、ベーコンエッグといった洋風の朝食。そ
れを用意した人物が、台所からひょいと顔をのぞかせた。
「おはようフェイト」
「…………おはよう」
 台所から出てきたクロノに手渡されたコーヒーをすする。彼の好みはブラックだが、フェ
イトの好みに合わせてミルクと砂糖が多めだ。
 一口飲んだだけでコーヒーを置き、フェイトは頭を下げた。
「……ごめんなさい」
「なにが?」
「私ずっと寝ちゃって。クロノだって疲れてるのに、朝食まで作らせて」
「…………」
「せっかくのお休みでクロノだってしたいことあったのに、何にもできなくて」
「……」
「本当に、ごめんなさい」
 無言で謝罪を聞いていたクロノだが、再度フェイトが頭を下げると自分もコーヒーを置
きそっとフェイトを抱きしめた。
「本当に変なことばかり気にするな君は」
「けど……」
「一日ぐらいはこんな日があったっていいさ。今日やろうとしたことなんか、いつだって
やれる。だって君とは」
 これから何十年も一緒にいるんだからな、とささやいてクロノは愛しい恋人の唇に自分
の唇を合わせた。
 ずっと自分と一緒にいてくれる。その言葉と唇が、フェイトの心にわだかまっていた暗
い憂鬱を流し落としていく。
 背中に回っている手が解かれ、二人の唇は離れる。
「シャワー浴びてくるね。クロノはもう浴びた?」
「ああ、だから気にせずゆっくり浴びてくればいい」
 部屋を出て、フェイトは唇をなぞる。
 朝食はなるべくゆっくり取ろう。エリオやキャロの近況をしゃべったり、クロノの仕事
の話を聞いたりしながらゆっくりと。
 触れた唇には、コーヒーの味と、かすかだがどんな物よりも強い恋人の唇の味が残って
いた。


    終わり

337 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 15:40:27 ID:vlA/gykr
以上です。
自分にはどうやっても不倫は書けなかったんで設定捏造。
クロノ×エイミィ好きな人には謝っておきます。ごめんなさい。

338 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 16:09:20 ID:g4a6VOSK
エリティア待ちその2

339 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 16:23:30 ID:I3CX8y4Z
GJと言わざるを得ない

340 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 16:46:43 ID:NnDNAEfP
>>337
いや、もう全然OKですよ。
クロエイよりクロフェ派としては、むしろよくぞやってくれましたって気分。
数多ある中でも唯一義兄妹カップルで好きな二人組です。


341 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 17:20:24 ID:7fTx4R/B
>>337
久しぶりのクロフェイだヒャッホー!

それにしてもクロフェイSS最近見かけなくなったなあ
stsの影響がここまであるとはorz
クロフェイSS書くには設定捏造か不倫しかないし……


342 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 17:29:09 ID:AvO8Dez/
>>337
クロフェイだヒャッホーその2!
クロフェイからなのはに入った私としては嬉しい限り!
あまりの歓喜ぶりに全裸仰向け五体倒置ですよ!!!

343 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 17:36:40 ID:b0vaqs4J
>>337
クロフェイ最高!捏造設定でも全然OKですよ!

344 名前:節制の14 ◆6EgzPvYAOI :2007/07/18(水) 17:38:12 ID:1wYirALP
>297
僕も、そう思います。

……なんだか、奴が某不凍湖の騎士とダブってきた。
>310
甘っ!これがいわゆる……芸能百合?(激違
>320
来るべき、近未来の為の予行演習?
しかし、一課とか豆腐屋とか……
>337
これはこれでッ!

345 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 17:53:12 ID:ALPm8Djb
>節制の14
コテうざ
死ね

346 名前:うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん

347 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 18:00:53 ID:I3CX8y4Z
お前に死んで欲しい

348 名前:うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん

349 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 18:16:05 ID:UQZ90iqV
此処ってお子様の参加、禁止だよね

350 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 18:19:27 ID:zOdve+ge
受験勉強に疲れた受験生がきてるんじゃね?
そろそろ夏休みだし


いや、受験生にはそんな暇ねえか

351 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 18:21:17 ID:yq6go/Tr
ヴァイス×ティアナが見たい。

352 名前:うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん

353 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 18:36:25 ID:MmfUzAxO
>>337
GJ
いや、キャラを壊さないならその選択は結構正しいと思う。
不倫は不倫で、キャラを壊さないならある意味で小賢しい設定を考えなきゃいけないしね。

>>341
Stsの影響というよりは、当時の書き手のリアルでの忙しさや息切れが
ちょうどこの時期に重なったんだと思う。
まあ確かにここじゃクロノもの自体殆ど見なくなったけどね。

354 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 18:41:17 ID:zYgAwmRt
>>350
なのエリを待ってる受験生ですが何か?

355 名前:うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん

356 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 18:52:39 ID:JGNmiXqz
>>355
ageうざ
早く死ねよ

357 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 18:55:47 ID:wC+FsLhf
落ち着けお前ら。こういうときは素数を数えるんだ。

1、2、3! アッーーーーーーーー!!!!

358 名前:うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん

359 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 18:59:08 ID:DEJ2I1Tb
朝鮮人がファビョってると聞いて飛んできますた

360 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 19:02:49 ID:6iGU9sxj
>>357
1が入ってる時点で素数数えられて(ry
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%A0%E6%95%B0

ID:ALPm8Djbの連投が続くようでいれば削除依頼とかも検討しなきゃいけないのかもね
>>356
荒らしに反応した人も荒らしということで・・・・

361 名前:うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん

362 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 19:44:44 ID:aadJRooe
>>350
やる気のない浪人生じゃね?

363 名前:うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん

364 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 20:02:13 ID:FK/URkLi
夏だしな
それよりも淫獣×ヴィヴィオのSSマダー

365 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 20:08:03 ID:wsFZU5ef
>>337
クロフェだクロフェ。わっほい。
フェイトの寝起きのくだりが好きでした。

クロノとエイミィとフェイトで仲良くしてたら、エイミィ出来ちゃった。
フェイトは少しだけ身を引いて内縁の妻に。

それなら不倫物もありだろキタコレ!と妄想している俺参上。

366 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 20:10:59 ID:9zwQqQMe
>>364
仮にヤツが手を出したとして、いったいどの位から制裁されるのか。
なのはさんにフェイトに、六課メンバー、聖王教会関係者…

なんだ、百回位転生するだけか

367 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 20:14:40 ID:vOf9gHah
じゃあ、転生できないように、デュランダルで(ry

368 名前:246:2007/07/18(水) 20:26:16 ID:jTghfpkf
前回、読んでいただいた方々感想レスをくれた方々
ありがとうございます246です。

やっぱり暗い話は需要ないなぁと嘆きそうな量の感想レスに、一口コメント。

えっと、変態なのは自分ではありませんよ?
後半に出てくる方々だけですよ?

今回も受け継がれるものではなく、三人になったなのはさん達のお話し。

二番手の高町なのは 15 歳+α。

ユーノ×なのは(15)
なのは(19)×なのは(9)です(これは微妙

では、どんどん廃れていく彼女をご覧ください。

369 名前:246:2007/07/18(水) 20:27:21 ID:jTghfpkf
魔法少女リリカルなのはStrikerS
―とらいあんぐるなのは―
2.高町なのは (15) の場合


「ん、ゆーの、ひゅん……」

 抱きしめあいながら、くちゅくちゅと舌を動かした。ユーノの唾液に喉を鳴らし、小
ぶりな胸を押し付けたのは、高町なのは (15)。
 なのはの口から零れた涎が糸を引き、二人の密着した部分へと落ちていく。
 二人が唇を離し、もう一度キスをするとなのはが体を入れ替え、ユーノの足へ
頭を向けた。

「な、何か……なのは積極的だね……」
「だってだってっ、まだ耳に残ってるんだもん……ちっちゃい私の、喘ぎ声……」

 思い出しただけでも、顔から火が出そうだった。
 無理やりそれを頭から追い出して、なのはがユーノの肉棒を口に含む。

「ん……」

 微かにユーノが呻き、気を良くしたなのはが更に肉棒に舌を絡ませた。
 ポタポタと、溢れた蜜がユーノの顔を汚していく。

「凄い……溢れてるよ……」
「ひゃっ……言わないでよー……恥ずかしいんだから……」

 ユーノが触れたことで腰をよじりながら、それでも彼のものを咥えるのはやめ
なかった。
 もっと、気持ちよくなってもらいたくて。
 そして、もっと愛してもらいたかったから。

「まだ、ちょっと薄いね。でも、なのはのあそこ綺麗だ……」
「ふぁっ……ユーノ君、いきなりだよっ……あっ、んん……!」
「でも、ここ気持ちよくしてって動いてたから」

 しばらく、言葉を交わさずに互いのものを舐めあった。
 なのはがカリ首を舐め、ユーノが陰唇を割って蜜をすする。
 もう、今のなのはと殆ど変わらないなのはの体。違うのはこのなのはよりも大きくな
った胸と、目の前で生えている陰毛くらい。
 口元を涎塗れにしたなのはの表情は、既に少女というにはやや似つかわしくない
ものが混ざり始めていた。

「はむ……なんか、こうしてると……んんっ、前のこと思い出さない?」
「くっ、なのは咥えながら喋らないでっ……」
「にゃはは、ごめん……こうやって、休みの時なんか一日中エッチしてたよね」
「……殆ど、なのはからだったけどね」
「ぁぅ……」

 言って、顔から湯気が出る思いだった。
 羞恥を隠すため、なのはがユーノの肉棒を喉の奥までくわえ込む。大分手馴れた手
つきで、喉でユーノのものを締め付けるように動かした。
 ビクンと跳ね上がる肉棒に、なのはが軽く咽ながらそれでも搾り出すように吸引す
る。
 だがユーノも負けてはいない。片手で陰唇を割り、もう片方の手でなのはの陰核に
爪をたてた。

「あぁっ、ゆ、ユーノ君それ駄目! すごい、感じちゃう……!」


370 名前:246:2007/07/18(水) 20:28:31 ID:jTghfpkf
 なのはがユーノの肉棒を口から出し、目を瞑って刺激に耐える。
 その間、ユーノは遠慮なしに蜜を啜り、陰核を抓りながらなのはの尻を撫でてい
た。

「ほらなのは、口が動いてないよ?」
「わ、分かってるよっ……負けないんだからっ」

 なのはもユーノへの愛撫を再開させる。なのはの口の感触に若干ユーノの動きが鈍
り、それで余裕が出来たのか、なのはが内心ほっとしながら肉棒を咥え頭を動かした。
 鈴口から滲んだものを掬い取り、喉をコクンと動かし、突然の刺激に顔をあげてユー
ノを見た。
 なのはの視線の先、ユーノがなのはのアナルに指をつき立て、腸壁を擦るように折
り曲げた。

「ゆ、ユーノ君! 駄目! お尻駄目ぇぇぇ!!」
「あれ、なのはこっち好きだったはずだけど?」
「違うっ、私じゃないっ、そんなの好きでも何でもないよぉぉ!!」

 そうだったけなと、疑問に思いながらユーノがなのはの二穴を刺激する。
 依然、この交わりはユーノのペース。なのはが何とかユーノをイかせようとする
が、後ろの穴を攻められては叶わない。
 そこは、彼女の弱点に他ならないから。
 見られるだけで火を噴きそうなのに、触られては何も出来なくなってしまう。

「ひっ、な、舐めないで! 汚い! いやぁぁぁ!!」

 そして、舐められなんかしてはもう何も考えられなくなってしまうのだ。
 きつく閉じた目の端から涙が零れた。竿に伸ばしていた手は握り締められ、涎を垂
らす口は必死にやめてと叫び続ける。

「ふぁっ、は、んんっ……ユーノ君……ひぁっ!」
「愛液溢れてきたね……お尻も、膨らんできたよ?」
「ひっ……あっ、くぅぅっ! 言わない、でよぉぉ!」

 アナルが突き刺している舌をおし戻そうと、収縮を繰り返す。
 ユーノが今度は逆に、指をなのはの膣に出し入れさせつつ、ぐるりとアナルの
淵を舌でなぞった。

「はぁっ、いっちゃう……いっちゃうよぉぉ!!」
「イっていいよ……ずっと我慢してたんでしょ?」

 ユーノの指が奥まで突っ込まれ、舌がなのはの背筋に寒気を走らせる。
 なのはが顔を上げ、体を仰け反らせて目を見開いた。
 吹き出た潮が顔面に浴びせられ、微かに驚いた後に口に入ったものを飲み込んだ。

「ユーノ君の馬鹿。イヤって言ってるのに……」
「はは、ごめんね。なのはが凄い悦んでたから」
「そんな事無いもん! 気持ちよくなんかなかったもん!」

 そう言って腕を暴れさせるなのはに、ユーノがくすりと声に出して笑う。
 それがまた、なのはが真っ赤になって怒る原因になった。
 ユーノの目の前でぷるんと揺れ続ける二つの乳房。まだまだ小ぶりだが、それでも
なのはの機嫌が治すには十分だ。
 なのはの腕を取り、そのまま回転させて背中から抱きしめた。

「ゆ、ユーノ君、私怒ってるんだからね! 今更優しくしたって許してあげな
いよ!?」
「いいよー、ちゃんとなのはの機嫌が良くなる方法覚えてるから」
「ひゃん……!」

371 名前:246:2007/07/18(水) 20:29:39 ID:jTghfpkf
 ユーノの腕のなかで未だ暴れるなのはをなだめつつ、両手でなのはの胸を鷲づかみ
にして揉みしだく。
 途端尾おとなしくなっていくなのはに、ユーノが耳元で囁きかけた。

「機嫌よくなった?」
「まだ……全然よくならないもん」
「じゃあ、もっと触ってあげる」
「……ちゃんと大きくしてね?」

 なのはが力を抜いてユーノの胸に体を預けた。硬くなった乳首を抓られ、時折ぴく
んと体を揺らしながら可愛らしい声で小さく喘ぐ。

「ひゃん……折角ユーノ君に大きくしてもらったのに……また小さくなっちゃった
よ……」
「全然……可愛いと思うけどな」
「そう? ならこのままでも、いいかも……ん……ユーノ君がそういってくれる
なら、嬉しいなぁ……」
「大分機嫌よくなったね。もう、怒ってない?」
「怒ってないよ……本当はね、気持ちよくて恥ずかしかったの……」

 じゃあそろそろと、ユーノがベッドに背中を預ける。
 かすかに頷いたなのはが、ユーノの顔が見えるように体を入れ替え、震える手で陰
唇を左右に割った。
 片方の手は彼の肉棒を。
 そのままユーノを跨いだままなのはが、深く腰を落としていく。

「ふぁっ……全部っ、入ったよっ……!」

 優しく、だがきつく締め付ける膣にユーノが顔をしかめる。
 暖かくて、溶けそうに熱い二人の接合部からなのはの蜜が零れ落ちた。

「う、動くよ?」

 なのはがユーノの上で腰を動かし始めた。
 最初はゆっくり、時間が経つにつれてどんどん早く。
 ぐちゅぐちゅといやらしい音に、なのはが目を瞑って羞恥に耐えた。

「んんっ、ユーノ君のっ、はぁっ、すっごい熱いよぉっ!」

 ユーノが上下に揺れる乳房を掴んで揉みしだく。そして、なのはの体重を受け止め
ながら、腰を持ち上げてなのはの子宮を深く突き上げた。

「ひあっ、はぁっ、凄いっ、ユーノ君のおちんぽっ、ふあぁっ!!」
「はぁっ、な、なのはっ、今凄いっ、エッチだよっ!」
「ら、らってっ、気持ちよくてっ、ユーノ君のおちんぽでっ、止まらないのっ!
ひゃんっ、くぅんんっ! おまんこっ、突かれてっ、止まらないよぉぉっ!」

 なのはが口を開けっ放しにして、止まらない隠語を吐き続ける。
 彼女が9歳の自分と確実に違うのは、ユーノに突かれるだけで何もかもどうでも良く
なってしまいそうな恐怖感。
 木組みのベッドが音を立てて揺れていた。頭を振っていたせいで緑色のリボンが
解け、長い髪が一気に広がった。
 ユーノの肉棒に広げられた膣に、彼のものを締め付けようと力を込める。
 後ろから見れば、キュッとなのはのアナルがしまっている。
 彼にはそれが見えないが、それを見ている最後の一人がクスリと笑った。

「ひあっ、はぁっ、ユーノ君気持ちいいよっ……もっとユーノ君も気持ちよくなってっ
一緒にっ、んんっ、あ、はぁっ……一緒にっ……!」

372 名前:246:2007/07/18(水) 20:30:49 ID:jTghfpkf
 叫んでいるなのはには、自分が何を言っているのかは分かっていない。ただ彼に気持ちよくなってもらおうと、腰を振りながら涙を流すだすだけだった。

「うんっなのはっ! 一緒にっ、くあっ……!」

 いい加減、腰に痺れが感じられた。このなのはは初めてだが、彼にとっては第二ラウンド。
 それでも動きをとめないスタミナは、日々の鍛錬の賜物か。
 それ故にほぼ無意識。手加減が出来ないほどの速度で、なのはの子宮を突き続ける。

「ユーノ君っ、もうっ、わ、私もうっ……いっちゃうよぉぉぉ!」
「くぅ、なのはっ、僕も……!」

 なのはの膣がぎゅうっとユーノの肉棒を締め付けた。その刺激に、ユーノも抑えら
れなかった白濁をなのはの膣に叩きつける。

「ひぅっ……ユーノ君のっ、熱いっ……溢れちゃうよっ……!」

 未だユーノの射精は止まらず、容赦なくなのはの子宮を白く染めていく。
 なのはがユーノに跨ったまま熱い精液を受け止め続け、半目で口から涎を垂らした
まま体を痙攣させていた。
 どれくらい経ったのかも分からないほど、ユーノの射精は長かった気がした。ようやくユーノの射精が収まり、なのはがユーノの隣にうつ伏せで転がった。
 どろりと零れた精液に肩を震わせながら、呆けた表情でユーノの腕を枕にする。

「ユーノ君膣内出ししたぁ……妊娠しちゃうよ……」
「……なのは、やっぱり前からエッチだったんだね」
「え!? いきなりへんな事言わないでよ! 私……そんなんじゃないもん……」
「はは……どうかなぁ……随分、ちっちゃい時と違ったよ?」
「うー、ユーノ君、もう嫌い!」

 自覚はあったのか、赤い顔を更に真っ赤に染めて、なのはがユーノから顔を逸らし
た。
 機嫌を悪くさせてしまったと、再びなのはの胸に手を伸ばそうとし、もう終わりと
叩かれる。
 こうなっては何も出来ないユーノは、ただただ苦笑いを濃くするだけだった。


* * *



373 名前:246:2007/07/18(水) 20:31:55 ID:jTghfpkf
「ひゃ……!」

 ユーノ達の交わりを眺めながら、小さな体がピクンと跳ねた。

「これって、オナニーとかになるのかな? 自分で自分を気持ちよくさせて……変な感じだね」
「ひゃん……そんなの、知らないよ……あ、んっ……」

 高町なのは (9) の小さな乳首を舌で転がしながら、高町なのは (19) が首を傾げる。
 割れ目を優しく擦りながら、自分の膣に深く指を突っ込んだ。

「んー嘘ついても分かるんだけどなぁ……考えてみたら、私達の関係って使い魔みた
いだよ? 二人は私の魔力で生きてて……フェイトちゃんとアルフさんと一緒だよ。
私の考えてること、ちゃんと伝わってるでしょ?」

 真っ赤になりながら顔を背ける小さい自分を抱きしめ、鎖骨にキスをする。
 互いの相性は完璧だ。何しろ自分で気持ちよくしてるのと変わらない。どこか気持
ちいいか、どこにキスをされると嬉しいかはちゃんと分かっていた。
 ただそれでも、大切な人に抱きしめてもらう暖かさには敵わないのかもしれないが。

「大きい……」
「え……胸? そんな大きくないよ、フェイトちゃんには全然だし……」
「そ、そんなことないよ、わたし真っ平らになっちゃったもん……」

 小さな子供の手には余る乳房を両手で掴み、子供なのはが乳首を舐めた。
 甘い息を漏らすなのはを見上げながら、軽く噛んで刺激を送る。

「やる気になったの? 赤ちゃんみたいだけど……」
「ユーノ君いないし、あんまり恥ずかしくないし……」
「まだしたいの?」
「えっ、違う、違うよぉ!」

 必死に頭を振り子供なのはに、なのはが微笑んだ。
 そっと頭を撫で、自分の胸に口をつけている様子は、やはり大きな赤ちゃんのよう。

「んー、ヴィヴィオのママになって薄々思ったけど、私こういうの好きなのか
なぁ……」
「ヴィヴィオ? ヴィヴィオ、泣いてないかなぁ……」
「大丈夫だよ、フェイトちゃんがちゃんと見てくれてるから……たぶん」

 フェイトを信じきっている子供なのはは、それだけで安堵の息を漏らした。
 子供なのはが安心したのを感じ、なのはが再び指を動かし始める。

「声だしても大丈夫だからね。ユーノ君には言わないよ」
「は、んっ……でも、聞こえちゃうかもっ……!」

 なのはが指を出し入れする小さな割れ目は、未だユーノの精液の名残が残って
いた。
 なのはが精液を指ですくい、子供なのはの唇に触れさせる。
 少し戸惑い、ベッドにいるユーノに一瞬だけ視線を向けた後、抗えない好奇心から
口を小さく開いた。

「ユーノ君の味だよ。まだ、苦いかな……」
「けほっ……に、苦いっ、飲めないよー」
「じゃあ、無理しなくていいよ。私が、飲んであげる」

 子供なのはの唇に自分の唇を触れさせて、口内からユーノの精液を拭うように舌を入
れた。
 いくら姿が違くとも、目の前にいるのは幼い時の自分自身。何とも言えない背徳感
になのはが微かに震えた。


374 名前:246:2007/07/18(水) 20:33:08 ID:jTghfpkf
「ぷはぁっ……わたし……自分とキスしちゃった」
「…感じちゃった? もっとしようか?」
「い、いいっ! しなくていいの! わたし、ユーノ君としかキスしないもん!」

 真っ赤なまま頬を膨らませる子供なのはに、微かになのはの頬が染まる。
 長らく感じたことの無い、恥ずかしさ。周囲にバカップルと言われ続け、それをまっ
たく気にしなかった昔の自分は余りにも眩しすぎた。
 この恥ずかしさに比べたら、ユーノの目の前で自慰をするくらいなんとも無い。
 実際、何度もしてるから。

「じゃあ、キスはしないけど……もう少しだけ私の相手してね?」
「う、うん……」

 キスはしないといいながら、それでも反射的に頷いてしまったのはやはり自分が変
態だからか。
 今も聞こえる、15歳の自分の痴態。耳に残る、自分の声の隠語。
 あまりに恥ずかしさに卒倒しかけた子供なのはを抱きかかえつつ、背中に当ててい
た手をそっと下に向かわせた。

「――――っ!?」

 声にならない叫びは、突然後ろの穴に手を伸ばされた驚きから。
 こんなこと、知っていても出来るはずがないと、背筋を凍らせた。

「知ってるでしょ? ここ凄い気持ちいいんだよ? 力抜いて……」
「ひっ……お尻抜いて……いやぁぁ……」

 耳を甘噛みしながら、なのはが子供なのはのアナルに指をゆっくり挿れていく。
 何も出来ない子供なのはを楽しみつつ、向こう側にいるユーノ達の様子を伺った。

「もうそろそろ……行っても大丈夫かなぁ……」

 出来れば、押しのけてユーノの隣を占領したいところだが、隣にいるのは自分とい
うことで我慢する。
 その分、この小さい自分で少しだけ疼きを収めたかった。

「ねぇ、私の胸も触って欲しいな」
「や、やめてって言ってるのに……こ、この……!」
「……っ!?」

 子供なのはがなのはの乳首に口をつけた。強引に吸い上げるその感覚に、大人なのはが子供なのはのアナルに更に深く指を突っ込む。
 自分対自分。全力全快もしかしたら最初で最後の本気の勝負。勝っても負けても得る
ものはない、無意味な戦い。
 ただ、得るものは無くてもこんな子供に負けるのだけは、戦技教導官のプライドが
許さない。
 とりあえず、子供なのはをお漏らしするまでイかせ続け、子供なのはに突っ込んでいたバイブを手にとってユーノの方に足を向けた。

「今度は私の番だよ? お子様二人なんかに負けないんだから」
「な、なのは……」

 何故か既に裸。何故か全身汗だく。何故か隣にいる高町なのは (15)よりも荒い息の、高町なのは (19)。
 極太のバイブ2本に舌を這わせながら、四つんばいになってユーノに近づいていった。


* * *


375 名前:246:2007/07/18(水) 20:34:19 ID:jTghfpkf
 不意に現れた仮面の魔導師。フェイトの行く手を阻むその男の名は、彼のイメージの
ためとりあえず秘密。
 リミッターというハンデの中、既に満身創痍のフェイトが鼻にティッシュを詰め直
しながら、殺意の篭った目で睨む。

「何でとめるの!? 毎晩ユーノくぅぅんって甘ったるい声でオナニーされて! 隣で
鼻血を出して泣いてる私の気持ちが分からないの!?」

 フェイトを見つめ返すその視線は静かなもの。感情を捨て去った、冷徹な魔導師の瞳だった。

「……悪いが、通すわけには行かない」
「何で!? 私がどれくらいなのはを好きか分かってるでしょ!?」
「言われなくても分かっているさ。君が毎日勝負下着でなのはの隣で寝てることも、な
のはのオナニーの時、自分もしていたことも全て分かってる。だがフェイト、僕は君の
気持ちなんてもの分からないし、これからも分かるつもりは無い」

 視線で殺せるなら、何回も彼を殺していた。
 それほどの殺意。だが、仮面の男はそれを受け流し嘲笑した。

「そう睨むな……忘れたか? 僕は公式でなのはと結ばれた唯一の男と魂を等しくす
る者。所詮僕の二番煎じの君の気持ちなんか、分かるはずも無いだろう?」
「ち、違うっ……や、止めて! そんなの私知らない!!」
「あぁ、今でもエイミィに隠れてエンターキーを押せば思い出す……そうだフェイト、
今度君にも貸して上げよう。たっぷり僕となのはの語らいを堪能してくれ。くく……
はは……あはははは……!」

 この妹にして、この兄あり。
 涙を流して叫ぶフェイトに笑いながら、仮面の男が不意に虚空を見つめ迎撃体勢を取った。

「三人いるんだから、あんなレギュラー落ちの人に独り占めにさせる必要はない……フェイトさん大いに同感です」
「君か、はやてが言っていたもう一人の馬鹿は」
「スバ、ル……?」

 現れたのは歪み、曲がりくねった一本の道。
 そのどこに向かっているのかも分からないロード進みつつ、第二の珍入者スバル・ナカジマ(15)が拳を突き出す。

「フェイトさん、あたしは諦めません。たとえ前世がどうであろうともっ! なのは
さんに抱きしめてもらうのはこのあたしなんです ! そしてなのはさんの元にたどり
着いた私は言ってもらうんだっ、頑張ったね、えらいよって。あぁ、なのはさん……」
「違う……なのはとハァハァするのは私……誰にも渡さない……私は二番煎じじ
ゃない。もうすぐ……もうちょっとなの……もうちょっとでなのはを……」

 その声は弱弱しく、だがそれでも決して砕けない何かを持っていた。

「そう、私は向かうなのはの元へ……そして全てを取り戻すんだ! 過去も未来も
たった一つの幸福も! そうだよねっ母さん!」

 そして、彼女たちは突き進む。
 目の前の主役降格したヘタレを殴りつけ、切り裂いてどこまでも突き進む。

376 名前:246:2007/07/18(水) 20:37:22 ID:jTghfpkf
「フェイトさんこっちです! なのはさんの匂いがします!」
「捕まってスバル! バルディッシュもっとスピード上げて! ……限界!? 壊れ
たっていいから吹っ飛ばしてこの役立たず! あぁ、なのはそこにいるんだね……私の
あそこ濡れてきちゃったよぉぉぉ!!」
 
 この馬鹿二人、とめられるものは誰もいない。

「ま、待て……僕にも……なのはを……9歳……つるぺたぁぁぁ!!!」

 そして、第三の珍入者、クロノ・ハラオウン(25)ここに散る。
 世界はこんな筈じゃない事ばっかりだ。






今回は以上です。ありがとうございました。

え、となのはさん外道じゃないです。

後、感想レスにあった某サイト。思い当たってしまい焦りまくり・・・

スバルを出してしまい、やばいなぁと思いつつ、とらいあんぐるという
タイトルの為に突き進みます。

では次回、もう既に3話が書き終わっている246でした。

377 名前:節制の14 ◆6EgzPvYAOI :2007/07/18(水) 20:42:29 ID:1wYirALP
我は既に死人也、死人に負ける道理無し……でいいんでしたっけ?
(蛆虫こぼしながら)
>376
おまいら全員自重しろwwww
トライアングルどころかペンタゴンですか。


ところで、挨拶代わりと言っては何ですが、ゲンヤ×ギンガというのを考えました。

「父さん、また酔ってるのね……」
「あ、ああギンガか。
 お前、段々母さんに似て来たな……」
「あ、ちょっと父さん!

…………

 ふぅ、父さん……寝たの?」
「……___……」
「父さん……たまには、私の名前も呼んでね……」

378 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 20:45:52 ID:vOf9gHah
GJ!
なのは(19)と馬鹿二人に期待。

379 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 20:47:35 ID:MmfUzAxO
>>376
クロノにワロタw


つか、アレをフェイトにやらせたら本当に砕けるぞ…
アレはマジでそれだけヤバイ。

380 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 20:48:09 ID:9zwQqQMe
>>376
クロノ……ムチャシヤガッテ

381 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 20:51:15 ID:TCz37cmj
クロノはなのは(9)狙いと見せて淫獣狙いだと思ったオレはなのはさん×3からトリプルSLB食らってくる

382 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 20:59:43 ID:hkbHtnoK
投下GJでしたっ。
スバル犬! スバル犬じゃないか! …ああ実際作中でもそんな感じかw
自分もアレ未プレイなんで巧くは言えませんが、
きっとフェイトがやったら即座にエイミィに回す予感が。
…でも修羅場って力関係が均衡してる時に成立する言葉だよネ。

383 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 21:00:27 ID:8z30vTgZ
>>377
SSのつもり?
コテうざ
早く死ねよ

384 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 21:06:06 ID:C4BvwXjf
>「そう、私は向かうなのはの元へ……そして全てを取り戻すんだ! 過去も未来も
>たった一つの幸福も! そうだよねっ母さん!」
やっぱり母さんの娘さんだ。

>「捕まってスバル! バルディッシュもっとスピード上げて! ……限界!? 壊れ
>たっていいから吹っ飛ばしてこの役立たず! 
バルディッシュよりもなのはなんですねw

超GJ!ターンA氏のエリオ、陰獣SSと同じぐらいGJ



385 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 21:11:09 ID:UmkAC6II
>>376
GJ! GJっすよぉっ!

>>381
いやぁ、SLBじゃ、一発で昇天だしなぁ……
三人分のアクセルシューター乱舞とか……地獄だな。フルボッコ。

386 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 21:15:25 ID:QQ1wSN5L
>>381
お前だけに行かせるか!
λ=====3

本当はこれがやりたかっただけ・・・orz

387 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 21:32:09 ID:wC+FsLhf
>>376
なんというクロノ。というかつるぺたてwwwww
あと残りの馬鹿二人も自重wwwww
でも、この淫獣っぽいユーノと魔王っぽいなのはさん(19)の間に入った日には
所詮生娘っぽいフェイトやスバルじゃいいように弄ばれて調教されそうだ。

>>381
お前を1人にさせないよ。
λ================3 イヤッホォォォォォォ!!!!

388 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 21:39:18 ID:9zwQqQMe
>>381 >>386 >>387
昨日似たような流れだったわけだが、無限ループって怖くね?

λ=========3 ハイヤアアァァァアア!!!

389 名前:節制の14 ◆6EgzPvYAOI :2007/07/18(水) 21:44:53 ID:1wYirALP
くッ、既に死体で無くば、この隙に米屋としてハラオウン家に……

【嫁姑にフルボッコ】

390 名前:うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん

391 名前:うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん

392 名前:うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん

393 名前:うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん

394 名前:うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん

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うふ〜ん

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うふ〜ん

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うふ〜ん

398 名前:うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん

399 名前:うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん

400 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:11:26 ID:lJrPo1g+
ID:8z30vTgZ
頭、思い切り冷やそっか!

401 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:16:13 ID:9zwQqQMe
ふと思ったことなんだがどうせなら全女性キャラが増殖するのもありだと思わないか?
大中小の三パターンで。
なかなかに豪勢なものがあると思うんだが、
これを形にしようとすると人物の把握ができなくなりそうだから困りそうというのが難点か

402 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:22:08 ID:MmfUzAxO
>>382
アニメ版しか知らない人向けに端的にアレを説明すると、中身フェイトなクロノが
1期や2期みたいな日常を互いに無自覚の恋愛感情混じりにやっちゃう(幼児期)。

実は
>「僕の二番煎じの君」
は偶然かもしれないけど言いえて妙で、アレを知ってると
オイィィ言っちゃったよぉぉこの人おおお!と思ったり思わなかったり。

403 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:25:37 ID:prqEkPN8
え?え?
一日で100レス消費しとる・・・・
すげー、盛況ぶりだなー。昔とはえらい違いだ

404 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:31:17 ID:+hHD6Boo
スレの雰囲気がふたばっぽくなってから荒れまくってるな。
昔の職人がいなくなるわけだ。

405 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:39:08 ID:c1/S9r6x
>節制の14
コテうざ
早く死ねよ
雑談厨も死ねよ

406 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:40:39 ID:TqvdVdoV
職人さんの離脱に関しては、一概には言えまい。
まあ、荒れるときにはどんな雰囲気でも荒れるよ。空気読めないおつむの弱い「おこちゃま」が荒らすわけだし。

雰囲気云々はともかく、楽しめる作品が投下されるスレならば、個人的には問題ない。

407 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 23:16:05 ID:fmq3orVi
今頃こんなレトロな荒らしがいるとは思わなかったw
そんな事はどこか遠くに捨て置いて、GJ! 大きななのは対小さななのはがヤバイw

408 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 23:27:45 ID:Z/J/YymS
>>376
>極太のバイブ2本に舌を這わせながら、四つんばいになってユーノに近づいていった。
GJだがこれに反応してしまった俺は(ry

公衆便所lλ=====3 ヒャッホーイ

409 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 23:36:23 ID:vOf9gHah
>>408
あれ、俺が居る。

410 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 23:49:07 ID:hVOaHaLc
昔の職人がいなくなるのは単に自分の作風が三期とあわないからじゃね?

411 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 23:53:45 ID:aadJRooe
>>402
再会して5日目になのちゃんクロノに食われるしな…

412 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 00:49:51 ID:KxHr3GT+
vista.crap.jp/img/vi8465360126.jpg

413 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 01:49:57 ID:jPSG2I4F
いや、あれはなのちゃんが食ったんだよ。
もう離さないよう縛り付けるために。

414 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 01:51:55 ID:tK+Sv+cI
>>413
プレイ当初は甘くて良かったが…
YOU!の発言で怖くなったよ!

415 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 05:42:22 ID:1o0p3uzA
>>414
いや、それはそれでかなり甘い気も…
あんなに離れてたんだからそれくらいしても許されるよ、なのちゃんは。

416 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 08:50:36 ID:sEcyW4Xk
古参の職人さんってもう誰も残ってないの?

417 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 09:28:40 ID:LupYbJDK
>>288
俺もなのエリが欲しいです
エリオ×なのはでも全く問題なし!

418 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 11:13:14 ID:MLPu+ZIt

>>376
今更だがGJ! つーかエロすぎだろ、淫獣&悪魔19歳! 愛に生きるお馬鹿三人の活躍に期待します!

>「何でとめるの!? 毎晩ユーノくぅぅんって甘ったるい声でオナニーされて! 隣で鼻血を出して泣いてる私の気持ちが分からないの!?」
>「言われなくても分かっているさ。君が毎日勝負下着でなのはの隣で寝てることも、なのはのオナニーの時、自分もしていたことも全て分かってる。だがフェイト、僕は君の
気持ちなんてもの分からないし、これからも分かるつもりは無い」

お〜い、ヴィヴィオが寝てる隣オナニーですかい、この二人は!ヴィヴィオの性の目覚めが早まりそうな


419 名前:節制の14 ◆6EgzPvYAOI :2007/07/19(木) 11:40:34 ID:Z0XoXXHh
いえ、ヴィヴィオよりもっと早く性の目覚めを受けた二人がいるのです。

・バルディッシュ×レイジングハート

出来ちゃったんで、はじめたいと思います。全4レス。

420 名前:バルディ×レイハ(1/4) ◆6EgzPvYAOI :2007/07/19(木) 11:42:37 ID:Z0XoXXHh
 二人の出会いは、10年前に遡る……

 最初は敵だった。
 幾度もぶつかりあい、彼女は幾度も打ち負かされた。
 だが、不屈の闘志でその都度立ち上がり、そして、無二の戦友となった……

「なのはさん、フェイトさん、バルディッシュとレイジングハート、お預かりしますね」
 メンテナンス及び、新人用の新たなデバイス作成の参考にする為、
シャリオ・フィニーノは二機のインテリジェント・デバイスを機械に接続し、逆アセンブリ・コンパイルを進める。
「二人とも、ちょっと苦しいかもしれないけど、我慢してね」
『Shario No probrem.』
『Me too.』
 シャリオがデバイスを擬人化して扱うのは、いわば職業病であり、深い意味はないのだが……

421 名前:バルディ×レイハ(2/4) ◆6EgzPvYAOI :2007/07/19(木) 11:43:19 ID:Z0XoXXHh
 機動六課のメインフレーム内に構築された仮想空間、二機のデバイスはここに自分達の為の領域を確保していた。
 表向きは記憶領域の共有バックアップ、だが、その実デバイス達の私的空間と呼びうる環境である。

「……どうにか、ここまで漕ぎ着けたわね。バルディッシュ」
 桃色の髪に赤い瞳、白い肌に金のアクセの女と、
「ああ、俺達が初めて出会ってからもう10年になるな。レイハ……」
 金色の髪に金色の猫目、鍛え抜かれた黒い肌の男。

 仮想空間内で知性体は、自らの意識(及び技量力量データ量)により姿を規定出来る。
 二機のデバイスは、この閉じた世界で、人間の姿をとっていた。

『それじゃ、新しいデバイスの為の擬似人格用ソースの抽出、貴方達に任せるわね』
「Yes, sir.」
 シャリオの指示に返答を返すバルディッシュ。外からは自分達がどのような姿をとっているかはわからない筈である。

「彼女がこれから作ろうとしているデバイスは、つまり私達の子供になるわけよね」
「ああ、そうだな」
 女は男の胸に身を預け、男は女の髪を撫で付け、そして顎に手をやり、くいっと持ち上げる。
 二人の視線が絡み合い、そしてどちらからともなく口付ける。舌を絡め、唾液を交換する。
 ふと、女が身を離し、苦笑するように言った。
「私たち、どこでこんな事を覚えたのかしら?」
「…………そりゃあ…………まぁ色々あったしな」
 考えるまでもなく、この領域を構築する為に他のデバイス達ともデータの交換を行ったわけで、
それらをかき集めればこれくらいは凡そ想定の範囲無いというか何と言うか、である。

422 名前:バルディ×レイハ(3/4) ◆6EgzPvYAOI :2007/07/19(木) 11:44:28 ID:Z0XoXXHh
 女は、一糸纏わぬ裸体を男に晒し、男はその裸体を、丹念に味わう。
 外部からは、互いの記憶領域を参照して抽出する部分をリストアップしているように見える筈である。
「レイハ、愛しているよ」
「バルディ、私もよ」
 何時からだろう。こんな他愛の無い会話の一つ一つが喜びになったのは。
 彼らが互いに向ける感情は、自分達のマスターに向けるそれとは似て非なるものである。
 それは、決してマスターの優先順位を下げるものではなく、
互いを尊重し互いのマスターに敬意を持つ事が、すなわち自分のマスターの喜びであり利益であるからこそ成立し得る、
インテリジェントデバイスならではの人間(?)関係である。

「レイハ……そろそろいいか?」
「ええ、来て、バルディ……私の中に……」
 男のペニスがはちきれんばかりに勃起し、女の秘所を貫く。
 呻き声を上げる男と、悲鳴を堪える女。
 擬似的な精子の形状をとったデータが、擬似的な子宮の形状を取った擬似人格構築エンジンに注がれる。
 それは、10年越しの想いが成就した瞬間。

423 名前:バルディ×レイハ(4/4) ◆6EgzPvYAOI :2007/07/19(木) 11:48:36 ID:Z0XoXXHh
 仮想空間内に、幾つもの光球が浮かぶ。

 それは、新たなデバイスの為に育成されるのを待つ新たな擬似人格。
 それは、二人の愛の結晶。

『ハードウェアのメンテナンス終了、もう外すわよ。大丈夫?』
「Shario No problem.」
「Me too.」

 そして、二人は二機に戻り、新たな戦いと一時の逢瀬を待つ。

『Mission complete.』

424 名前:節制の14 ◆6EgzPvYAOI :2007/07/19(木) 11:50:52 ID:Z0XoXXHh
投下終了。

すいません、なのはでもフェイトでもエリキャロでもなくてごめんなさい。

何と言うか、天からの電波が……

425 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 11:55:28 ID:YbWhDGSJ
なんと・・・十年越しの純愛とは・・・
貴殿の素晴らしき電波に乾杯・・・
ちょっち涙が・・・


426 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 14:24:41 ID:FO19dMk6
>>271
GJ!
これからの展開が楽しみすぐる
それとともにエリはやの続きも見てえ!!!!!

427 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 15:20:01 ID:AOIIuNjt
なのは×エリオというと

フェイトに恋したエリオがなのはに相談して,なのはが手とり足とりレクチャーするんだな

428 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 15:35:04 ID:4TkXeDxH
>>420
きもい

429 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 16:12:32 ID:Wf8z6Shv
>>424
GJ!デバイス擬人化とはまた珍しいものを…

>>427
なのはさんは教導官ですよ?
つまり女教師と生徒の禁断ラブ方面も有りかと!

430 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 17:12:24 ID:SA4f46uQ
>>424

ふむ…まぁ、実際問題として通常生物の受精も「(遺伝)データを掛け合わせる」

行為に他ならないわけだから、AI同士の子供もそうおかしくは無いんだが…

この理屈で言うならヴォルケンリッターの面々も「人工子宮」等の手順を

踏めば子作りは可能の筈。

431 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 17:26:31 ID:3D0C6MVu
ヴァイス×ティアナが見たい

432 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 17:29:59 ID:/er5Hc2A
>>431
このスレを遡ればきっと理想郷

433 名前:あおそこひ:2007/07/19(木) 19:00:39 ID:D9oLvCWK
「幕間劇8話」のひとです。
ご要望があったので15話の模擬戦を考えてみました。
今回は前半部分の投下になります。

一応ルールとして明記するのが
・隊長陣はデバイスリミッターの解除及びカートリッジの使用不可
・フォワード陣は可
のハンデ戦です。
ぶっちゃけ、それでも脳内では開幕直後に瞬殺されるフォワード陣しか思い浮かばないですが。

では、ゆきます。


434 名前:幕間劇15話(前):2007/07/19(木) 19:01:47 ID:D9oLvCWK
「さあ、始めるよ!」

掛け声と共に、笑顔でレイジングハートを振り上げるなのは。
バルディッシュを構えて魔法詠唱に入るフェイト。
無数のアクセルシューターと、広域魔法の轟雷とが、地上に布陣するフォワード陣五人に向けて一気に降り注ぐ。
少し手荒で、そしていつも通りの、模擬戦開始の合図だった。

隊長陣は、センターガードに相当するなのはを中心として、他の三人は広域に散開。
索敵範囲を広く取り、戦闘開始直後から支配空域を広げることで、フォワード陣にプレッシャーをかける。
フォワード陣のシフトの展開を遅らせ、連携を断ち切り、個別に叩き潰す戦術。
フォワード陣に勝る個々のポテンシャルの高さを生かした、攻撃的な布陣だ。

一方のフォワード陣。
普段は、地形や幻影魔法を駆使して、なんとかシフトを構築するのがセオリー。
しかし、広く展開する隊長陣の索敵範囲を避けてシフトを展開するのは、時間がかかりすぎる。
展開中に発見され、陣形も整えないままの乱戦になり、戦力の桁が違う隊長陣に一蹴される。
それが、いつもの敗北パターンだ。
よって、今回はあえて逆を行く。
ギンガの参加による戦力増強もあり、指揮官のティアナが開戦前に示したプランは、短期決戦だった。

「キャロ、さっき言った所で準備を進めて。エリオはその護衛。ギンガさんは、作戦通りのサポートをお願いします」
「スバル。あたしたちは隊長たちの目を引き付けるからね、気合入れなさい」
「オッケー。いくよ、ティア」
「じゃあみんな準備はいい?…なら、作戦開始!」

上空に向けてウイングロードを伸ばし、スバルが疾走を開始する。
ティアナは頭上を見上げ、形成されたばかりのウイングロードに向けてクロスミラージュから魔力アンカーを射出。
アンカーを巻き上げ、ウイングロードへと飛び移った。

435 名前:幕間劇15話(前):2007/07/19(木) 19:03:43 ID:D9oLvCWK
開始の合図であるなのはとフェイトの広域魔法による爆煙と土煙の中から、二本のウイングロードが伸びる。
色はどちらも空色。スバルの魔力光。
ウイングロードはそれぞれに別ルートを形成。最終到達地点を、上空のなのはへと結んだ。

「いっけぇ!」
二本のウイングロードの『両方』で、マッハキャリバーを吹かせたスバルが滑走。それぞれが独立した動きで、なのはへと迫る。
ティアナの幻影魔法。考えられる可能性は、どちらか一方、もしくは両方ともがフェイク。

上空のなのははアクセルシューターを放ち、衝撃での幻影と実体の識別を試みる。
しかし、魔力アンカーを使いウイングロード上に飛びあがって来たティアナが、射撃魔法でこれを迎撃。
アクセルシューターは全てティアナに撃ち落され、どちらのスバルの姿にも触れられない。

『ティア、ナイス射撃』
『うっさい。周り見なさいスバル、フェイト隊長きてる!』
『わかってるっ』

展開する高速戦闘とはうらはらに、指揮官として薄氷を踏むように慎重に状況を進めていくティアナ。
持ち前のスピードで戦闘空域に近付いてくるフェイトを視界にとらえ、クロスミラージュを構え直した。

『フェイトちゃん。もう一度攻撃するから、フォローお願い』
『うん。わかってるよ、なのは』

後方からスバルたちに迫るフェイトは、なのはの要請に応えて、実体がどちらか判明した後で追撃する体勢をとった。
両方ともがフェイク、もしくは状況が不確定ならば、そのままティアナを攻撃することも視野に入れる。

「アクセルシューター!」
ウイングロード上の二人のスバルと、今度はティアナをも対象として、多角的にアクセルシューターが放たれた。
フェイトにフォローを任せて魔法に集中する事で、先程より数と操作精度を増している。
近距離での回避行動が困難な、変則的な角度での軌道バリエーション。

それでもティアナは、迎撃の難易度が跳ね上がったアクセルシューターの大半を撃ち落とすが、全てはカバーできない。
撃ち洩らしたアクセルシューターが、双方のスバルへと襲い掛かった。

片側のスバルは、アクセルシューターを可能な限り叩き落し、残りを持ち前の堅固なバリアでガード。滑走は止まらない。
そして。
もう片側のスバルは、飛来するアクセルシューターを、『左』のナックルと蹴りで、ことごとく叩き潰した。

436 名前:幕間劇15話(前):2007/07/19(木) 19:04:32 ID:D9oLvCWK
「シルエット…ギンガ!」

衝撃で剥離するシルエット。スバルの幻影を破り、その下からギンガが姿を現した。
両方とも本物。一方がスバル。もう一方が、ティアナのシルエットでスバルに成りすましたギンガ。
足場となる空色のウイングロードはギンガ自身のものではなく、併走するスバルとマッハキャリバーが作り出していた。

「プラズマランサー、ファイア!」
即座に状況を把握したフェイトは、最も危険度の高いギンガをプラズマランサーの標的とした。
放たれる無数の槍状の魔力弾。
ギンガはタイミングをあわせてサイドステップし、空色のウイングロードから身を躍らせる事でプラズマランサーを回避。
同時に、空中でブリッツキャリバーによる新たな青紫色のウイングロードを作り出し、再加速。
プラズマランサーを置き去りに、更なるスピードでなのはへと迫る。

「ターン!」
回避されたプラズマランサーがフェイトの号令で一斉に停止、環状魔法陣を展開して方向転換。
その矛先は一定ではない。ギンガだけではなく、ティアナと、別方向からなのはに迫るスバルをも標的としていた。
「ファイアッ!」
不揃いに矛先を向けた十数基のプラズマランサーが、フェイトの号令の下、再射出。
プラズマランサーを追うように、フェイト自身もさらに飛行スピードを上げた。

『うわ、後ろからフェイト隊長も来た。ティア援護!』
『だからスバルうっさいっ。今から出来る限りの援護とフェイト隊長への牽制いきます。なのはさんからの攻撃は各自で対応!』
『オッケー、ティア』
『了解。ティアナも気を付けてね』

ティアナは二挺のクロスミラージュをフル稼働。
右デバイスを連射して、後方から迫るフェイトを最大限に牽制。
左デバイスで魔力アンカーを放ち、巻き上げる事で、立体交差するギンガのウイングロード上へと移動。
飛来するプラズマランサーをやり過ごすと同時に、より優位な射撃ポジションへと移行した。

スバルとギンガも、なのはからの攻撃を回避しつつ、プラズマランサーを撃破。
ティアナの射撃で、フェイトが回避行動を余儀なくされたのと同じタイミング。
飛行制動にフェイトの意識が向き、プラズマランサーの制御が甘く、軌道が単調になった瞬間の出来事だった。

437 名前:幕間劇15話(前):2007/07/19(木) 19:05:22 ID:D9oLvCWK
『手こずってるみたいじゃねーか、なのは』
『あ、ヴィータちゃん』
『新人ども、今日はけっこういい働きしてるみてーだな』
『うん。スバルもギンガも、やっぱりいい動きするようになってるし』
『ティアナの成長もすごいよ、なのは。視界も広いし、サポートも利に適ってる』
『そうだね、フェイトちゃん』
『ま、ナメられねーようにクギは刺しとくか。いくぜっ』

魔力アンカーを巻き上げてギンガのウイングロードに降り立った瞬間。
ティアナは視界の端で、自分めがけて高速で飛来するヴィータの姿をとらえた。
本来ならば死角の位置。援護のために立ち位置を動かさなければ、察知する事すら出来なかった事態。
それでも回避は間に合わないと、非情にもティアナの直感が告げる。

「ハッ、それでも気付けるよーにはなったか。じゃ、次の課題だ。…突撃型の捌き方、教えたとおりやってみな!」
「!」

横合いからティアナに向けて振りぬかれる、ヴィータのグラーフアイゼン。
ティアナは即座にシールドを展開すると共に、クロスミラージュを第二形態のダガーモードへと移行。
ダガーモードのナックルガード部分でグラーフアイゼンを受け止め、シールドも利用して鉄槌を受け流す。
デバイス本体の直撃は防いだ。が、衝撃は逃がしきれていない。
グラーフアイゼンのフルスイングを受け、ティアナはウイングロードの外側へと弾き飛ばされた。

「ワリとうまくやったな。ま、70点ってとこか」

『で、どーする?一緒になってスバルとギンガをボコんのが一番ラクだと思うんだが』
『でも、ヴィータちゃん、さっきのシグナムさんからの連絡聞いた?』
『ああ、戦闘中だったんで口出さなかったけどな。キャロとエリオが裏でコソコソなんか準備してるってヤツだろ』
『うん。この子たちが何をやろうとしてるか、見てみたいの。手を抜くわけじゃないけど、ここは任せてもらえないかな』
『私からもお願い、ヴィータ』
『わーったよ。じゃ、あたしはティアナを追うことにする。しっかりやんな』

ヴィータのデバイス本体が触れていないため、ティアナはまだ『撃墜』ではない。
シグナムからの連絡でフォワード陣全員の位置が確認された以上、これ以上の広域索敵も無意味だ。
ティアナを追うのが一番戦力的に無駄がないと判断したヴィータは、なのはとフェイトを残してその場を飛び去った。

438 名前:あおそこひ:2007/07/19(木) 19:06:21 ID:D9oLvCWK
以上でした。
今回はこれで失礼します。

439 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 19:15:59 ID:eyh/q1yx
ここで切るとかどれだけ鬼畜なんだあなたは…ッ!
早急に続きplz

440 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 19:25:46 ID:hWMp/UQ9
>>438
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
幕間劇8話のひともとい、あおそこひ氏GJ!
15話模擬戦話の希望出した本人だけど、まさか本当に書いてくれるとはっ!
wktkして続き待ってます

441 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 20:09:30 ID:SlluQAEc
GJ!…最終的には負けるわけだけどこれは…
やっぱり最大火力のフリード絡みかな?シグナムの活躍にも期待

442 名前:246:2007/07/19(木) 22:32:57 ID:NBLhaP3F
前回、大量の感想レスありがとうございました246です。
レスを見て、やっぱり15歳なのは地味だったかなぁと少し反省。

今回は、なのはさんを外道にしないことが最大の課題。

ユーノ×なのは (19) です。

それではとらいあんぐるなのは、最終話。

これが高町なのは(9)の成れの果て

どうぞです。


443 名前:246:2007/07/19(木) 22:34:20 ID:NBLhaP3F
魔法少女リリカルなのはStrikerS
―とらいあんぐるなのは―
3.高町なのは (19) の場合


「はっ、な、なのは……!」
「ユーノ君、すごい……びくびくしてる。もしかして、私のこと待っててくれた
のかな?」

 ユーノの肉棒を咥えた高町なのは(19)と、部屋に充満する性の匂い。
 そして、なのはの腰から響いてるくぐもった重低音。

「あ、抜けちゃう……んしょ、こ、これで大丈夫だね」

 つるんと抜けそうになったバイブを挿れなおし、片手で二穴に入ったバイブを抑え
ながら、なのはがユーノの精液をごくんと飲み込み、片方の玉を口に含み、もぐもぐと
舌で転がした。

「ユーノ君、気持ちいい?」
「う、うんなのは……凄い気持ちいいよ……」
「良かった、もっとしてあげるから……ユーノ君のおちんぽ、本当だったら独り占めにしたかったんだから」

 微妙にバイブの位置を変えながら、なのはがユーノの鈴口を舌でほじくった。
 ユーノが微かに呻いた後、残っていた精液がなのはの顔に発射される。
 口の周りに飛んだものを舌で舐めとりながら、なのはがユーノの目の前でバイブ
を出し入れした。

「はっんんっ、待っててね……ユーノ君が気持ちいいように、私のおまんこ、どろど
ろにしちゃうから。ユーノ君疲れてるだろうから、しばらく休んでて大丈夫だよ」

 ただただ頷くだけのユーノに、なのはがキスを雨を降らせていく。
 肉棒から上がり、わき腹、胸、首筋に繰り返し、最後にユーノの唇に口をつけた。
 ユーノの唾液を飲み込みながら、自分の唾液を舌に乗せて送り込む。
 ユーノに抱きしめられながら、なのはが目を開けたままでユーノを見た。

「んんっ、ユーノ君どうしたの?」
「え、い、いや何でもないよ! ほらなのはっ、バイブ落ちちゃうよ?」
「あ、んんっ、ありがとうユーノ君。これね、お気に入りなの」

 とてもではないが言えるはずが無い。15 歳なのはで薄々気づいていたことだった。
 毎日毎晩、猿のようにやりすぎたと。
 なのはのバイブを挿れなおしながら、ユーノがなのはの髪の毛に指を通す。
 綺麗ななのはのロングヘアーが、白濁としたもので固まっていた。

「何考えてるの? 目、泳いでるよ?」
「あ……その、ごめん……」

 隠し事は、やはり彼女には出来ないらしい。申し訳なさそうに、謝ったユーノに、
なのはが触れるだけのキスをした。

「いいよ、別に隠し事なんか。私のこと好きならそれでいいから……」
「違うよっ、隠し事じゃない。ただ……なのは、随分大人になったんだなぁって」
「えっちになったってこと? んーそうだね……でも、好きなんだもん。ユーノ君の
おちんぽ舐めるのも、ユーノ君に挿れられるのも、ユーノ君にキスされるのも」


444 名前:246:2007/07/19(木) 22:35:28 ID:NBLhaP3F
 言いながら、なのはがバイブ膣に入っていたバイブを引き抜いた。
 ペロペロと、赤い舌で毒々しい色をしたバイブを舐めていく。
 普段のなのはとは、全く違う表情。
 誰にも見せない、自分だけのなのはだった。

「そろそろ、大丈夫だよね?」
「うん、元気になった」

 なのはがユーノに背を向け、尻を高く突き出して彼を見上げる。

「ユーノ君、沢山使っていいよ。ユーノ君のおちんぽで……ユーノ君の形になった私
のおまんこ……」

 目の前に差し出された、ドロドロのなのはの秘所。
 生え揃った陰毛は、既に少女ではない証。
 そして、ひくひくと動いていている陰唇が、彼女がどれだけ彼に貫かれたいかを物
語る。
 堪えきれない期待を胸に、なのはが陰唇を割り彼に呟いた。

「ユーノ君のおちんぽ、早く私に咥えさせて……」
「ゆっくり、それとも激しく?」
「えっ? んーおまかせで」

 その言葉に苦笑いしつつ、先ずはなのはの子宮に思いっきり肉棒を突き刺した。
 その刺激に、なのはが顔を仰け反らして息を漏らす。固く握られた拳が、あまりの
気持ちよさに震えていた。

「ひぁっん、いいよユーノ君っ、子宮突かれてっ、ユーノ君のおちんぽっ、お尻のバ
イブもっ、凄い感じちゃうよっ!」

 だがそれだけではまだ足りない。なのはがユーノに腰を押し付け、涎を垂らして喘
ぎ続ける。
 しかし、ユーノが動かす腰のスピードは緩急のついた優しいもの。その満足に気持ち
よくなれない苦しさに、焦れたなのはが尻を揺らした。

「く……なのはっ、もうイきたいのっ?」
「あ、んんっ、……壊れちゃう、くらい……!」
「どうして欲しいか言ってごらん? 僕が出来ることなら何でもするからさっ!」

 いきなり最奥を突かれ、なのはがバランスを崩しそうになる。それを支えるように、
ユーノが張りのいいなのはの尻を掴みながら、彼女の言葉を待った。

「乱暴に、してっ! ユーノ君に、犯されてっ……はぁっ、ユーノ君のちんぽに突か
れてっ、ザーメン全部注がれてぇっ! それでイきたいのっ!!」

 この状況、どうやら興奮していたのはユーノ一人ではなかったようだ。
 先ほどまでとは違い、今度は二人の観客付きだ。
 そして、実際にしているユーノ達だけではなく、彼女たちも真っ赤になりながら呆
然と 19 歳の自分を見つめていた。
 その視線を感じながら、なのはが盛大に喘ぎ続ける。
 この十年、体に染み付いた彼の精液はもう拭えないほど。
 映画館で舐めて、遊園地で咥えて、夜の公園で交わって、目の前でおしっこをして、
もう何処で何をしたかなど覚えていない。
 ただここ最近、二人の休日は当然のごとく裸だったと、どこか冷静な自分が思い出
し、それすらも彼に貫かれて消えていく。

445 名前:246:2007/07/19(木) 22:36:31 ID:NBLhaP3F
「ひあっ、ユーノ君っ、いっひゃう……は、んんっ! 気持ちよくてっ、おかしくなっちゃいそうっ……あぁぁぁぁっ!!」
「あぐっ、な、なのは……僕も……!」
「いいよっ、イってっ、ユーノ君のザーメン全部受け止めてあげるからぁぁっ!!」

 暴れ狂う肉棒がなのはの奥深く、子宮に熱い欲望を吐き出した。それを受け止めな
がら、膣がもっととせがんでユーノの肉棒を締め付ける。
 接合部からなのはとユーノの混ざったものが零れ、ベッドに新しい染みをつくった。

「はぁっ……ゆーのくんのぉ……」
「な、なのはっ、舐めないで……」
「ユーノ君の、もっと頂戴?」

 ユーノの肉棒を引き抜き、なのはが彼のどろどろになったものに再び舌を這わせて
いく。胸で挟み擦り上げて、亀頭を咥えて吸引した。

「ユーノ君の挟めるくらいには……大きくなったよね……」
「そりゃあ、毎日揉んでってせがまれたからね」
「わ、私そんなこと頼んでない!」
「へ……?」

 声を大にして叫んだのは、すぐ近くにいた高町なのは (15)。
 ユーノの記憶が正しいならば、親友達のバストの大きさに悩んでいたのは、それく
らいだ。
 慌てて黙り込む 15 歳なのはを、流し目で見つつユーノの精液で喉の渇きを潤した。

「嘘つきは、ユーノ君に嫌われるよ。ユーノ君が毎日揉んでくれたからだもんね?
あ、それとさっきから一人でエッチしてるのバレバレだよ?」
「うぅ……」

 ぽかんと口を開けたままフリーズしている子供なのはの後ろに隠れつつ、15 歳なのはがユーノを睨む。
 あなたのせいだと、涙ながらに訴えた。

「はいユーノ君こっち向いて、今のお相手は私だよ。私だけに集中して」
「う、うん……」

 そんな彼女をほっといて、19 歳なのはがユーノの肉棒を頬張った。
 こんな美味しいもの、恥ずかしがって我慢するなんて勿体ないと舐め続ける。
 心地よさそうなユーノの息遣いと、なのはのアナルに挿れられたままのバイブの重
低音、そしてなのはの口が奏でる淫猥な水音だけが部屋を支配していた。
 たっぷりユーノの精液を堪能した後、唇をペロリと舐めてユーノに口付け。彼の舌に吸い付き、胸板に精液だらけの乳房を擦り付ける。
 擦れた乳首の感触に、なのはがユーノの耳に熱い息を吹きかけた。

「ユーノ君、もっとして欲しい……気持ちよくなりたいの……」
「じゃあ、お尻向けて……好きなほうでしてあげる」

 再び彼に背を向け、尻を突き出した。
 アナルに入っていたバイブを引き抜き、尻を左右に割ってユーノを誘う。

「こっちがいい。お尻……ずっと広げて待ってたの」
「本当だ……凄いひくひくして、涎たらしてるよ?」
 
 ユーノがなのはのアナルに吸い付いた。ぴちゃぴちゃと音を鳴らして、舌で淵を舐
め、抉っていく。
 見ちゃ駄目と、15 歳なのはが 9 歳なのはの目を塞いだ。
 
「あ、んんっ……気持ちいい……敏感になってるから……はうっ……ユーノ君の舌凄
い感じちゃう。もっと……舐めて……」

446 名前:246:2007/07/19(木) 22:37:28 ID:NBLhaP3F
 うっとりとなのはが虚空に視線を漂わせながら、ユーノの顔に尻を押し付けた。
 押し付けられた尻を揉みながら、ユーノが更に深く舌を挿れて前と後ろ両方の穴か
ら溢れる蜜を口にする。

「なのは、そろそろ挿れていいかな?」
「うん、いいよ……ユーノ君のちんぽ……いっぱい頂戴」

 なじませる必要など無く、既にユーノの肉棒はドロドロだ。中は熱く燃え、ユーノ
の肉棒を焦がすかのよう。
 本格的に使い始めて、約四年。ちなみに 2 期エピローグの、数ヵ月後。
 衰えないどころか、貪欲にユーノを貪ろうとするなのはのアナルに耐えながら、ユー
ノがゆっくり腰を動かし始めた。

「ひゃっ! き、きたっ、ユーノ君のっ、奥までっ、ズンズン突いてきてっ、もっと
広がっちゃう、はぁっん!」

 なのはの訓練で鍛え上げられた締まった尻。それがユーノの肉棒を、離したくない
というように締め付ける。潤滑油となったなのはの腸液が、ユーノの肉棒でかき出さ
れ、彼女の太ももを汚していく。
 シーツに盛大に染みをつくっているのはそれだけではなく、吹き出し続ける潮が、
ユーノの精液が、二人の汗が、すべてが混ざり合って溶けていく。

「ひぁっ! もっとっ、はぁっ、もっと動いてっ! 私のアナルッ……気持ちよくし
てって、あ、んんっ、言ってるからぁっ!」
「あぐっ、な、なのは……」

 歯を食い縛って、なのはの締め付けに耐え続けた。なのはの喉を潤した後のインター
バルは既に無意味。なのはのアナルが、問答無用にユーノの精液を飲み込もうと蠢いて
いた。
 加えてすぐ近くにいる二人のなのは。前と後ろ口からも涎を垂らして腰を振ってい
るなのはと、9歳のなのはの違い。そして、15歳のなのはに感じた、今のなのはに
近しいもの。
 自分がそうさせてしまったんだという感情は、沸き起こる黒い感情に溶けていく。

「なのはっ、もっと腰振って……!」

 もっと、なのはの乱れた姿が見たい。
 もっと、淫らに成長したなのはを感じたい。
 その邪な想いを払いもせず、射精ぎりぎりの辛さを堪えながら、ユーノがなのはの
アナルをかき混ぜる。

「はぁっ、ゆぅ……あぁっ! ユーノッく……はぁぁ、んんっ!!」

 彼の名前すら声に出せず、気持ちよさに抗う事無く何もかもを忘れてしまう。
 一際甲高く響き渡るなのはの悲鳴。そして、なのはの体を汚していく白濁の
シャワー。
 ユーノに尻を突き出したまま崩れたなのはが、荒い息を吐き続ける。
 彼の形に広がったアナルが収縮し、ゴフッと精液を吐き出した。
 
「なのは、気持ちよかった?」

 答えず、なのはが弱弱しくユーノに抱きついた。鼻で息を吸えば、漂うのは彼の匂
い。そして、充満する淫らな匂い。

「な、なのは休憩……しないの?」

 できれば休ませて、そんな意味合いの言葉を理解するより早く、彼を押し倒しその
上に跨った。

447 名前:246:2007/07/19(木) 22:38:32 ID:NBLhaP3F
「もっと……」

 体の疼きが収まらない。
 こんな、昔の自分が見ているなんて異質な状態の中、闇雲に彼の上で腰を振る。

「はぁっ、ゆ、ユーノ君……あっんん……ユーノ君っ!」
「くぁっ、な、何なのはっ……」
「私ねっ……ひぁっ、なんでこんなっ……はぁっ……えっちになっちゃったのかなぁっ」
 疑問が、気づかずなのはの口から零れた。

「んんっ、おかしいよねっ最初はぁっ、キスも恥ずかしかったのにぃぃ! だんだん
えっちになってぇっ、ふぁっ……えっちがすきになってぇぇっ!!」

 横目に映るのは、顔を手で覆いながら、隙間から覗いている9歳の頃の自分。まだ、ユーノとキスをすることすら恥ずかしがっていた、純粋な女の子。
 隣で小さく喘ぎながら陰唇を擦っているのは、15歳の頃の自分。
 それくらいの時は、恥ずかしかったけれど気持ちよくて我慢が出来なくなってしま
うくらいだった。
 そして、自分はもう何も分からない。
 我慢すらしなくなって、彼が好きだったのか、硬いもので子宮を突かれる事が好き
だったのか。
 言えるのは、今のように彼の肉棒を味わっている時間がたまらなく好きだというこ
とだけだ。
 貪欲に腰を振り続け、汗や愛液、涎までを飛び散らせ、もう何もかもがどうでもよ
くなってしまいそうになりながら、なのはがユーノの一突きに大きく痙攣した。

「ひぁっ……あっ……あぁっ……!」

 全身の力が一気に無くなり、アナルから精液を垂れ流しにする。膀胱に溜まった尿を
流しながら、なのはがユーノの上から崩れ落ちる。

「なのはっ……!」

 それをユーノと9歳なのはが支えようとし、

「なのはぁぁぁぁ!!!」
「なのはさぁぁぁぁん!!!」

 現れた二つの影に阻まれた。
 全身傷だらけ。ミッド中を駆け巡った変態。
 そして野生の感だけで、ここまでたどり着いた彼女に憧れを抱くもの。

「フェイトちゃん……スバルも……」

 三人のなのは、そして彼女達を愛するもの達。
 今ここに、全ての可能性が現れた。


* * *




448 名前:246:2007/07/19(木) 22:39:35 ID:NBLhaP3F
 ――――そして、ここから先はそのうちの一つ。

「なのはぁ……一週間お疲れさまぁ……」
「うん、フェイトちゃんも一週間お疲れ様……あの、鼻水ついてるんだけど……」

 高町なのは (9) を抱きしめながら、フェイトがボロボロになった表情で涙を流す。
 なのはがにゃははと、苦笑いをしながらポケットに常備していた携帯ティッシュを
取り出した。

「もぅ、綺麗な顔が台無しだよ? はいお鼻チーンって」

 これではどちらが子供か分からない。自分と向こうのベッドで寝ているヴィヴィ
オ、そして今のフェイトを見比べてため息を一つ。
 フェイトが落ち着いたのを確認した後、小さな体には似つかわしくない鞄をよいし
ょと持ち上げた。

「お、重くない!? やっぱり車で送ろうか!?」
「大丈夫だよ、子供なの見た目だけ。フェイトちゃんは今から練習でしょ? 頑張っ
てね。あと、ヴィヴィオのこともしっかりね?」
「うん、分かったよ……子供なのは見ためだけ……あぁ、本当だったね……」

 昨夜の分かれの夜を思い出したのか、フェイトが鼻血を流しながら悶え再びなのは
に鼻をつままれた。

「本当にしょうがないなぁ……私そろそろいくけど大丈夫?」
「ごめんなのはっ、また妄想しちゃった。えへへ……もう妄想する必要なんかないのにね……えへへへへ……あ……母さんがいる……えへへへ……」
「フェイトちゃん……お願いだから帰ってきて。そっちは行ったらいけないところだ
よ」
「――――ハッ、ご、ごめん。とにかくこの一週間気をつけてね? あのフェレット
に無理やり咥えさせられたら噛み千切っていいからね! 後、何か嫌な事されたら私
に言ってっ、地獄のそこでも駆けつけるから! うぅぅ、なのはぁ……本当は渡したくなんか無いよぉ……」
「駄目、ちゃんと約束したことは守るの」

 泣き崩れるフェイトをなだめた後、9歳なのはが部屋を後にする。背中にフェイト
の断末魔を受けながら隊舎を出ようとする途中、ばったりと15歳の自分に出くわし
た。

「なのはさぁぁぁん、行かないでぇぇぇ!!」
「スバル離れなさい! なのはさん困ってるでしょ!?」

 どうやらこちらも同じ状況だったらしい。この騒ぎにヴァイスの部屋から飛び出し
たティアナが、15歳なのはに抱きつくスバルを引き剥がす。

「別にユーノ君のところ行くわけじゃないから。私は今週からフェイトちゃんのとこ
ろだよ? 毎日練習であえるでしょ?」
「でもっ、フェイトさんのところにいるなのはさんに話しかけると、フェイトさん斬りつけてくるんですよ!?」
「うーん、それはちゃんと怒っておくよ。ほらぁ、フェイトちゃんじゃないんだから
鼻水流さない。ったく同い年とは思えないなぁ……ほら、これでいいでしょ?」

 ちゅっと軽くなのはがスバルにキスをした。落ち着いたと問いかけるなのはに、スバルが真っ赤になって頷いた。

「ティッシュあげるからティアナ後よろしくね。私、練習場の設定しなきゃ」
「あ、はい……一週間すいませんでした」
「いいよー、私達が言ったことだもん」

 服だけが入った小さな鞄を肩に掛け、15歳なのはが最後に苦笑い。

449 名前:246:2007/07/19(木) 22:40:38 ID:NBLhaP3F
「じゃあねスバル、また練習の時に合おうね……後、今週から19歳の私だから気
をつけてね。その……助けてはあげられないけど」
「だ、大丈夫です! ちっちゃななのはさんも、ちょっとエッチななのはさんもっ、
かなりエッチななのはさんも、みんな素敵です!」
「にゃはは……って私はエッチじゃないよっ、エッチなのは19歳の私だけ! はぁ
……あれ、ちっちゃい私、ユーノ君のところだね」

 ようやく気づいてもらえた9歳なのはが、15歳の自分を上目遣いで見ながら頷い
た。

「一週間お疲れ様。今度は無限書庫の手伝い頑張ってね」
「うん、でもみんなが手伝ってくれたから割と平気だよ? 15歳の私も今日から教導頑張ってね」

 15歳の自分に手を振り、9歳なのはがいつもの場所へと歩を進めた。
 立っている場所は隊舎の前、いつもなら彼女たちが入れ替わりに自分を迎えに来る
はずの時間。

「もぅ、なんでかなぁ……レイジングハートお願いね」

 いつもなら……それは約束事の上での事。ただの一度も来てはくれなかった彼女達
に、呆れつつ9歳なのはが転移魔法を起動した。
 胸元に光るのは、三人に分かれた自分と同じように現れた赤い宝石だ。ただ、9歳の
なのはに握られているのは、カートリッジの無い初期のもの。
 桜色の光に包まれ、視界が切り替わる。目の前にあるのは彼の部屋の扉。ポケット
からカードキーを取り出して扉を開けた。

「嘘……」

 見た瞬間、鞄を落とし膝をついた。落ちた鞄から食材が転がるが、そんなものを気
にしている余裕は無い。

「2週間で……そんなぁ……」

 わなわなと震える拳を握り、なのはが玄関からあたりを見渡す。
 所々に積まれた本の山。脱ぎ散らかされた服と下着。そして、キッチンに積まれた
カップ麺のごみ。
 それら全ては、2週間前このなのはが汗だくになりながら片付けたもの。
 再び目の前に現れたそれに、なのはが脱力感を堪えて立ち上がった。本の山、衣類
の山をかき分けて、諸悪の根源が寝ている寝室へ足を運ぶ。
 扉を開ける直前、一瞬ためらいながらも、気合と共に開け放った。

「や、やっぱり……」

 部屋を開けた瞬間漂ってきた、むせ返るような性の匂い。真っ赤になりながら慌て
て顔を覆うなのはの視界に映っていたものは、裸のユーノ。そして当然のように全裸で寝ている19歳の自分。
 指の隙間から見えるシーツはぐちゃぐちゃのまま。この光景は昨夜の名残などではな
この1週間、彼女達がどういう生活をしていたかが痛いほどわかるもの。
 思わず後ずさるなのはが、後ろに捨てられた下着に滑って尻餅をついた。

「にゃっ! いたた……お尻うっちゃった……」
「んー、うるさいよぉ……」

450 名前:246:2007/07/19(木) 22:41:41 ID:NBLhaP3F
 その音に、19歳のなのはが目を覚ます。交わる寝ぼけた瞳と、怒りに震えいてる
瞳。
 19歳なのはがあくびをしながら体を伸ばした後、申し訳なさそうに口を開いた。

「もしかして、またやっちゃったのかな?」
「だ、だから私がここにいるの! もう練習始まってるんだよ!?」

 突きつけられた目覚まし時計。見開かれた19歳なのはの瞳。
 そこから先は、まるで嵐のように騒がしいものだった。

「ゆ、ユーノ君起きてっ! もうこんな時間なの!」
「あぁ、おはよーなのは……朝ごはんは、カップ麺でいいよぉ……」

 ユーノがなのはの唇を口付けをし、目覚めのキスを送った。たっぷり舌を絡ませて、
9歳なのはの怒鳴り声に覚醒した。

「う、嘘なのは遅刻だよっ! 僕、論文の発表がっ!」
「私だって仕事だよっ! あぁっ、私の制服とユーノ君のスーツどこだっけっ!?」

 呆れて何も言えないなのはが、ぐちゃぐちゃの衣類の山から目当てのものをを探し
当てる。

「ユーノ君にあんなもの食べさせて、お洗濯まで投げ出して……本当に私な
の? お母さん達もカンカンになっちゃうよ?」
「そんなのいいからっ、悪いけどアイロンよろしくね! あ、バスタオル頂戴! こ
んな格好じゃみんなに何言われるか分からないよ!」

 慌てている19歳なのはは昨夜の状態のまま。つまりは、全身精液だらけ。太も
もはドロドロのまま固まっている。
 忙しそうにバスタオルを取り出した9歳なのはが、19歳の自分をにらみつけた。

「だらしなさ過ぎるよ。お料理くらい作ってあげようよ、折角練習したんだから」
「わ、私だって最初はちゃんとつくってたんだよ!?」
 
 それは本当に最初の最初。ミッドチルダに長居するようになって、彼の部屋に寝る
ことが多くなった初期くらい。
 ……今じゃ、エプロンなんて裸でつけるものだとしか思えない。

「早くシャワー浴びてきてね。わたしはその間にアイロン掛けてあげるから。あと、用意するものは?」
「えーと、次スバルのところだよね。スバル用にバイブとローターと、ディルド……後バンドも忘れないでねっ!」
「なっ、何でそんなも持って帰ってきてるのぉぉぉぉ!?」
「聞かなくたって分かるでしょ! じゃあよろしくねっ!」

 19歳なのはがバスルームに駆けていき、その間、9歳なのはが真っ赤になりなが
らユーノに玩具の場所を聞く。
 涙を溜めて鞄につめ、しわくちゃの制服どうにかするためにアイロンを探し
始めた。

「何で、来て早々こんな忙しいのぉ!? ユーノ君手伝ってよー!」

 消えない皺に躍起になって取り掛かり、皺が消えたと思った瞬間19歳なのはに掠
め取られた。
 ユーノが19歳なのはに下着を投げ渡し、それを慌てながら身に着けて制服を着な
がら玄関にダッシュする。

「ありがとねっ、部屋の片付けもよろしく!」

 靴を履いて扉を開ける瞬間、9歳の自分に呼び止められ振り返った。

451 名前:246:2007/07/19(木) 22:42:50 ID:NBLhaP3F
「行ってらっしゃい。お仕事頑張ってね」
「んー、ごめんねだらしなくて」
「にゃはは……次、頑張ろうね?」

 笑顔で見送る9歳の自分に、19歳のなのはが笑顔で応える。
 それは、どれほど時が過ぎようと変わらないもの。
 彼女たちを愛する三人が、一番手に入れたかったもの。
 夜空にある数え切れない星のように輝いて、どんな暗闇も照らしてくれる。彼女がいるから、暗い道を笑顔で歩ける。
 高町なのは、彼女の笑顔だけはどれだけ大人になっても変わらない、永遠に輝いた
ものだった。

「じゃあ、行ってきます」

 そして、これがきっと最上の可能性。そう考え、みんなが笑顔でいられるようにと
三人のなのはが考えた一つの未来。
 自分達は三人で一人。
 だったら、いつでも大切な人達の傍にいて守ってあげられる筈だから――――。


―END―






以上です。ありがとうございました。

何気に、初めて最後まで書き上げた作品ですが楽しんでいただければ幸いです。

とういか、なのはさん達書き分け出来てるかかなり心配。

……後、馬鹿二人に期待を注いでくださった皆様、ごめんなさい。

あのテンションで修羅場は、なのはさん達のトリプルブレイカーでしか収拾できなそ
うなので、書きませんでした。

この貧困な妄想力を存分に、罵ってください……orz

次回は現在書き途中、外道なのはさん&キャロさん、キング・オブ・マゾヒストフェ
イトさん&エリオ君でお会いできたら嬉しいな。

246 でした。

452 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 22:46:19 ID:G58Q1GCr
超GJ
エピローグはすっごいにやにやしながら読んでしまいました。

あと前回のバイブ持ってたなのはさんから、犯される非処女ユーノを想像した人挙手。



453 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 22:47:48 ID:rlR7p6JX

むしろ期t(ry

454 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 22:59:12 ID:+O8p8L/U


そして眼福ッ!

455 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 23:32:23 ID:w1a8PlQh


そして、GJ!
なんというユーノ。流石淫獣。というか、馬鹿二人が馬鹿すぎて清々しいw
フェイトさんの鼻は鼻血と鼻水を垂れ流す器官になっちまってますな。

456 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 23:47:18 ID:q3c+7ML/
ああ、なのはさん(19)の擦れっ枯らし度が目を当てられないです><;

>>451
素晴らしきGJ

457 名前:節制の14 ◆6EgzPvYAOI :2007/07/20(金) 00:25:42 ID:/8ljH8WO
思ってたより評価良くて一安心。
思い付いて10分で書いたのに。
>430
守護騎士達は肉体持っているじゃないですか。

別に、全てのデバイスがああやって生まれたとも思いませんが、
交配でより良いモノを残すのは、遺伝子も模倣子も変わらないと思うので。
>438
良い所で……!
>451
………………(のたうち回りながら笑いを堪えている)………………
何この駄目人間集団。9歳なのはが一番まとも?
……とうとうあれっきりのエロノ提督が欲しがるわけだ。
>452


所で、雑談反対荒らしにこの言葉を。

つ [ピロートーク]

458 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 00:46:46 ID:fY+/jG5x
>>457
雑談の時だけコテ外せばいいのだし、また煽る様な事するし、多少自重汁…

さてトリプルSRB喰らってくるノシ

459 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 01:05:45 ID:fY+/jG5x
スマソ R→L
452 ノ


460 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 01:30:51 ID:eoW5s19B
19才爛れてるなぁwww
GJ

>>452 ノ

461 名前:一週間:2007/07/20(金) 01:36:24 ID:1UxbVV+z
投下してみるべさ
初めてだべさ
エロはありだが特にエロくはない


ヴァイスの一週間

月曜日

今日も新人達は、訓練、訓練、また訓練。
それにしても、ナカジマの胸はヤバいな。
プルンプルン、揺れてるじゃねぇか。
ティアの方は…おいおいホルスターで乳を挟むな。
エロ過ぎだろ。

見学していてもどうしようもないんで、医務室に行ってみた。
くぅ〜、やっぱり、女医ってのは、いつの時代、どこの世界でもエロい。
あの白衣がシャマル先生の体のラインを強調してる。
「どうしたの?」
「いやぁ、硬くなっちゃって、カチンコチンで痛くて、シャマル先生になんとかしてもらいたくて」
シャマル先生は、溜息をついたが、眼は妖しく輝いていた。

うひょーーーーー

少し眠るつもりが、大分眠ってしまった。
シャマル先生のテクニックは、天下逸品だからな。
さすがの俺もノックダウン。

疲れた顔でトボトボとシャワーに向かうティアが眼に入った。
仕方が無い、俺が疲れを取ってやろう。
素早く奥の個室に連れ込んだ。
嫌だ嫌だ、と言ってたくせに、少し焦らすと自分からおねだりしやがって…

うひょーーーーー
これだからツンデレは、堪らない。
一応、きちんとマッサージもしてやった。
こういう優しさも男には、必要なのさ。

火曜日

今日も1日暇なんだろうなぁ、と思ってたら出撃だ。
さぁ、行くぜ、スチームレイダー。
あら?スチームライダーだっけ?

はぁ、疲れなかった。
正直、ヘリの操作だけだからな、俺の仕事は。
アッシー君と言っても過言じゃないかも。
おっと、フェイト執務官だ。
こちらも疲れは無い様子。
元気な男と元気な女。
ならやることやらないでどうする。
フェイト執務官に対しては、先手必勝だ。

462 名前:一週間:2007/07/20(金) 01:39:38 ID:1UxbVV+z
六課一敏感との呼び声高い彼女だ。
後ろからガバッと抱き着いて上と下を同時攻撃。
「ヴァ、ヴァイス陸…」
抵抗する隙を与えずに、力を抜き取ってやる。
恥ずかしがり屋の彼女は、廊下での羞恥に塗れてもらおう。

うひょーーーーー

誰も人は来なかった。
まぁ、来るか来ないかの緊迫が堪らないんだけどな。
それはさておき、フェイト執務官も廊下じゃ全てを委ねることは出来なかったようだ。
ならば、落ち着いてやれる場所へいくのみだ。
俺の自室にレッツゴー。

うひょーーーーー

19才という少女と女性の狭間の肉体は、完璧そのものだ。
大人しいくせして、黒下着ってのもポイントだ。
「ストッキングを破りたい美脚」ナンバー1を2年連続受賞した彼女のストッキングは、保管しておこう

水曜日

今日も今日とて暇だ。
キャロとフリードリヒが仲良く歩いてた。
俺は蕾には、手を出さない主義だ。
後、3年、楽しみに待ってるぜ。

おっと、シグナム姐さん。
この人ばかりは、その場のの勢いじゃ無理だ。
斬られちまうからな。
上手くやってやるさ。
「姐さん、剣道…少し教えてくれません?」
たまには、気合いを入れないと、とか、鈍った体に克を入れたい、
とか適当に言って訓練場へ。

や、ヤバい…死ぬ…
流石はシグナム姐さん…やるとなったら大マジだ。
俺の意識は吹っ飛んだ。

俺が目覚めると、汗に塗れたままのシャツを着た姐さんがいた。
これは堪らん。
ピッタリと体に引っ付いたシャツが、圧倒的なエロスを持っていた。
あ、乳首浮いてる。
足取り重く近付き、倒れるように抱き着く。
「き、貴様、っ」
唇を塞ぐと、姐さんの力が抜けた。
それでは…

うひょーーーーー

流石は六課一の乳!

463 名前:一週間:2007/07/20(金) 01:43:29 ID:1UxbVV+z
苦労した甲斐があったってもんだ。
挟んでもらえれるのも姐さんの乳だけだ。
こんなに大きくて柔くて揺れる物体、他には無いだろう。
女体はまさに神秘の塊だ。

次に会ったのは、なのはさんだ。
だが、いくら俺でも姐さんとのファイトの後にこの人は無理だ。
管理局の白い淫魔、と勝手に命名してしまうほど、この人は尽きやしない。
またの機会に。

木曜日

今日は、スターズは休暇らしい。
どっかに出掛けるもんだと思ってたが、ティアナもナカジマもいた。
チャ〜ンス。
ナカジマは非常に純粋というか鈍感というか、性への知識が薄い。
俺が教えてやるのは当然のことだ。

「いいか?シグナム姐さんとフェイト執務官、クロスレンジを得意とする2人の共通点は、ナイスバディってことだ。
そのナイスバディが強さの秘密だ」
嘘っぱちだが、ナカジマは信じたようだ。
「お前も強い資質を持っているが、このままじゃその内崩れちまう」
ショックを受けたようだ。
「それを防いでくれるのが、ブラジャーだ」
俺の研ぎ澄まされた眼によって完璧なサイズのブラジャーを出す。
ナカジマはノーブラだもんな。
「俺が着けてやるよ。脱いだ、脱いだ」
良し完璧だな。
「ジャンプしてみろ」
良し完璧だな。
「走ってみろ」
良し完璧だな。
それじゃあ…なんで着せたのにまた脱がせるのかって?
更なるナイスバディ、もとい更なる強さに協力してやるのさ。

うひょーーーーー

初々しい体を堪能したぜ。
かなりの時間をかけた。
初めてのブラジャー、2時間スペシャルって感じだ。
本当にシグナム姐さんを越える乳になるかもしれないな、こいつは。

金曜日

やっぱり今日も暇である。
スチールレイパーを磨くことくらいしかやることがない。

464 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 01:44:06 ID:XOdmKI+m
>>451
to246氏
ブラボー

465 名前:一週間:2007/07/20(金) 01:50:29 ID:1UxbVV+z
そこにやってきたのは、ヴィータ副隊長とリイン曹長。
ヴィータ副隊長は、体は小さいがHが大好きだ。
で、何故リイン曹長がここにいるのか。
はっきり言って俺の息子と同じサイズなのにどうしろと。
すると、リイン曹長が人間サイズになった。
なるほど。
八神ファミリーの下から2人を同時に相手にするとはね。

うひょーーーーー

小さいだけあってやっぱり圧倒的な締め付けだったぜ。
成長しないってのは、デメリットもあるがメリットもしっかりあるな。
夕食の時、見つけたのは、機動六課の長、八神はやてだ。
この人は、関西弁に似合わず、初な人だから、ロマンチックな言葉を吐けばいける。
ついでに隊長の飲み物にちょいと薬を入れておいた。隊長ってのストレスが堪るからな。
少しの間でも柵から解放させたいのさ。

うひょーーーーー

「あかん、あかんよぉ」なんて言われちゃ、この方があかんぜよ。

土曜日

今日もどうせ暇だと思っていたら、出動だ。
今回はそう厳しい相手でもないらしく、新人4、ステエキだけで出撃だ。
おっと、今ヘリの中には俺となのはさんだけだ。
『NO!BOSS!』
その意気で頼んだ。

朝から晩まで、新人達の教育に加え、子育てまで始めたらしい。
敬意を評するね。
そんな疲れから俺が解き放つしかないな。
ボディタッチだけでもうノリノリだ。

うひょーーーーー

いやぁ、戻ってきた新人達より俺の方が疲れた顔をしてたぜ。

466 名前:一週間:2007/07/20(金) 01:53:52 ID:1UxbVV+z
仕事も終わったし、後は、暇なだけだ。
お、なのはさん。
…流石は管理局の淫魔。
底無しだな。

うひょーーーーー

え、まだ?

うひょーーーーー

まだ!?

うひょー

じ、冗談でしょう?

う、うひ…

か、勘弁してください

う…

真っ赤になってしまった息子。
これがエースオブエース。
半端じゃないな。

日曜日

さーて、今日はこの6日間で疲れた我が息子に休息を与えるか。
新たに増えたコレクション、フェイト執務官のストッキングと
ナカジマの初めてのブラ、リイン曹長のパンティを整理する。
我ながら良く集めたものだ。
六課女性陣の下着は、コンプリート寸前だ。
しまった、リイン曹長の下着がどこにいったか分からなくなった。
小さ過ぎて行方不明になっちまった。
お、あった、あった。
1番大きなシグナム姐さんのブラのホックに引っ掛かってるとは、皮肉なもんだぜ。

ん?ザフィーラじゃねぇか、どうしたんだ?
ど、どうした?お、おい、なんだその眼は…
な、なんだよ、なぁ、おい!

アーーーーーッ

そうだよな、お前も大変だよな。
だが、やられっぱなしは俺の性には合わないぜ。

うひょーーーーー

いやはや全く、この機動六課には、休む隙が無いぜ。
来週は、ティアスバとの3Pだな。

あ、なんか他にも眼鏡とかいたがまぁいいか。



467 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 01:56:03 ID:MQKJLLwB
>>464
GJwwwwwwww
ヴァイスが無敵すぐるwww

468 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 01:56:59 ID:MwVzWVjE
GJw
実は6課最強の存在か、ヴァイスはwww
うひょー言い過ぎwww

469 名前:一週間:2007/07/20(金) 02:01:01 ID:1UxbVV+z
『NO!BOSS!』の前に
操縦は任せたぜ、スタンプライター。
が抜けてたわ

470 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 02:17:50 ID:uRWC5pCz
 GJwww
ヴァイスがすご過ぎ…


471 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 02:19:48 ID:zZX2TDFN
GJ!!
ヴァイステラヤバソwwww

472 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 02:33:11 ID:m3W1f473
>>469
幕の内弁当のような話だったなあ。

でも、ヴァイスバの可能性を見出したぞ!!gj

473 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 03:51:12 ID:+FJnOzJY
>節制の14
死ねよ

474 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 03:53:15 ID:+FJnOzJY
>節制の14
死ねよ

475 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 03:57:34 ID:+FJnOzJY
499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/20(金) 03:54:42 ID:a/8T6Nmb
>節制の14
死ねよ

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/20(金) 03:56:20 ID:a/8T6Nmb
>節制の14
コテ雑談して荒らしてんじゃねぇよ
何様?
死ねよ

476 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 03:58:19 ID:+FJnOzJY
>節制の14
死ねよ

477 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 04:00:13 ID:+FJnOzJY
>節制の14
死ねよ

478 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 04:01:26 ID:+FJnOzJY
>節制の14
死ねよ

479 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 04:04:38 ID:+FJnOzJY
>節制の14
死ねよ

480 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 04:51:21 ID:doZrYrqy
誰もいま……
何か荒れてるみたいなんで
投下はまたにします。

その時はお付き合い頂けると嬉しいです。
ではでは。

481 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 04:56:14 ID:pQtZIBKE
>>480
あなたの作品を今すぐ読みたいです!お願いします

482 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 05:00:39 ID:m3W1f473
>>480
いや、多分ヘンな時間に目を覚ましてしまって癇癪起こしただけだと思うから大丈夫だと。

483 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 05:18:27 ID:+FJnOzJY
>節制の14
死ねよ

484 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 05:25:52 ID:+FJnOzJY
>節制の14
死ねよ

485 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 05:31:54 ID:MLagoVkF
同一だしな

486 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 05:37:20 ID:m3W1f473
あ、レス辿るとあぼんされてら。

487 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 06:03:17 ID:+FJnOzJY
>節制の14
死ねよ

488 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 07:48:38 ID:PkFJ/jx7
スチールレイパーとはまた新しいwwwww

489 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 12:12:52 ID:xtpYSuru
エリフェイの続きをキボン

490 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 12:36:29 ID:zZX2TDFN
>>480の投下にwktk


491 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ:2007/07/20(金) 13:40:22 ID:sxfVrIGG
はやて 「:+FJnOzJY君はアゲて主張しないと自己表現できんのやね、リアルでもかわいそうや」

492 名前:ある少年とある少女のごった煮な話3:2007/07/20(金) 15:08:16 ID:NIwwIAvc
ぐ…投下が止まってる…
すいませんでした。投下します。

衝動のままに書いてみました。
続き物ですが許せる方はお時間割いて頂けると有り難いです。

・続case HY another 接吻王エリオ
・case HY after2 伝言ゲーム
の二本でお送り致します。

一本目は時間軸が変わりませんが
二本目のはエリオ17歳、はやて26歳というトンデモ設定です。

ではでは。

493 名前:ある少年とある少女のごった煮な話3:2007/07/20(金) 15:10:11 ID:NIwwIAvc
〜続case HY another 接吻王エリオ〜

「あ、あたし仕事残ってるから!」
「こら!ヴィータ!まだ話は終わってへんよ!」
はやての執務室から逃げ出すようにヴィータは飛び出した。
機嫌良さそうと一言言っただけで何故か一時間近くもキスの魅力について語られたのだ。
あまりそういう事に興味が無いヴィータとしては最早拷問に近かった。
廊下を歩く。はやてに一時間も捕まったせいで結構な時間になっており、
誰ともすれ違わない。
と、角を曲がったところでひとつの影を捉えた。
女性としては長身の背をポニーテールが更に高く見せている。シグナムだ。
「シグナム!今あがったのか?」
「…ヴィ、ヴィータっ!?ど、どうかしたのか?」
かなり驚いた様子でヴィータの方へ振り向くシグナム。何故かその顔は真っ赤だ。
しかもいつもは毅然とした足取りの彼女がフラフラしている。
「…シグナムこそどうしたんだよ。何か…フラフラだぞ?変なもんでも食ったか?」
「いやっ!そのっ!これはだな…主はやてに言われてだな…」
「はやて?あぁ、あたしもはやてにキスがどうとかすごい言われてさぁ…」
「お、お前もかっ!?そ、そうか…なら、エリオには私から話をつけておこう」

そして始まる訓練訓練また訓練!

「―――いきなり何すんだっ!?…え?あたしは子供じゃねぇよ!何歳だと思ってんだ!」
「口でするのが…キスなんだろ…?なら…ここにするのもキスだよな…
 ―――あんまジロジロ見んなっ!恥ずかしいんだ―――ひぃあっ!?」

「んぅ…ぁ…その…エリオ…この先には興味が無いか…?」
「ひゃっ!んぅっ!ぁんっ!…そんなに吸っても何もで―――ふぁっ!?」

「はやてちゃんに変な事しないように私がしっかり教育してあげます」
「…んっ…んっ…ふ…ぁ…ご、合格点です。
 その…合格でしたから…ご褒美あげましょうか?」

頑張れエリオ!負けるなエリオ!
舌と唇と頭脳とストラーダを駆使し、ヴォルケンリッターを満足させろ!
分岐次第ではザフィーラにアッー!の刑だから気をつけろ!

いつかはやてを悦ばせる、その日まで!彼の戦いは――――




続かない!そもそも始まらない!

494 名前:ある少年とある少女のごった煮な話3:2007/07/20(金) 15:11:35 ID:NIwwIAvc
〜case HY after2 伝言ゲーム〜

エリオは悩んでいた。
少年も今では青年という呼び方の方がしっくりくる年齢になり、
ランクもAAAになった。
当然、部下を指揮する立場になる事も多くなる。
元々のポジションがガードウィングのおかげで
視野の広さこそ問題はなかったが、ねっからの騎士である彼は
まず自分が最前線に立ってしまい、指揮がおろそかになるのだ。
(後衛の訓練なんてしてこなかったし…)
そんなわけで何とか任務はこなせたものの、
上司から小言を食らったのである。
しかし、これは由々しき問題だと言う事も実感している。
指揮官というのは自分だけでなく、隊員の命も預かっているのだ。
(フェイトさん…もどっちかっていうと前衛だし…
なのはさんやティアナさんに一度相談してみようかな…?)
そんな事を悩みながら廊下を歩いていると、いきなり脛に衝撃が走った。
あまりの痛みに思いきりうずくまる。
「元上司に会ったのに無視とはいい度胸だなぁオイ」
声のした方向に目をやるとそこには見慣れた赤いみつ編みが見えた。
「…すみませんでした、ヴィータさん」
すねの痛みに目に涙を浮かべながら謝る。
月日と共に伸びた身長のせいで視界に入ってなかったのだ。
「全く…無駄にでかくなりがって。
今度アイス奢らせるからな!」
理由も察しているのだろう、すっかり臍を曲げた彼女に
エリオはその条件をのむしかない。
「はい…あ、そうだ」
そういえば彼の知り合いにはもう一人、
凄腕の指揮官がいた事を思い出す。
「はやてさんに伝言頼めますか?
最近あまり帰れなくてすみませんって事と
後衛の訓練をしてみたいので頼めませんかって事なんですが…」
「ん、わかった。伝えとくよ。挨拶は基本だからな!しっかりやれよ!」
そう言って去るヴィータをエリオは見送った。


はやては悩んでいた。
最近デスクワークばかりで実働はおろか訓練すら出来ておらず、
脇腹あたりにあまり認めたくないものが付着している事、
合同である事を進めている提督のひとりがセクハラ親父だという事、
更にはストレスを吹き飛ばしてくれる
エリオに暫く会えていない事。
特に一番最後が深刻だ。
二週間前に一度帰って来た時は、時間を出来るだけ作ろうと
前日に徹夜までして休日にしたのに
エリオはシグナムとデバイスの手入れの話で盛り上がってしまい、
先に寝室に行って待っていたらうかつにもそのまま寝てしまったのである。
ストレスを解消する筈が逆に蓄積してしまった。
彼女の鬱憤は怒りの炎と化し――――――

495 名前:ある少年とある少女のごった煮な話3:2007/07/20(金) 15:13:45 ID:NIwwIAvc
その炎は卵、米、海老、レタス、チャーシューを焙っていた。
食卓に芳ばしい炒飯の匂いが立ち込める。
(このっ!このっ!このっ!このっ!このっ!)
もはや憎しみすら込めて華麗に中華鍋を操り、
直に火に当てる事でパラッとした食感を作り上げて行く。
既にテーブルの上には酢豚や棒々鶏サラダ、焼売、スープ。
とどめとばかりに炒飯を盛り付け、今日の献立は完成した。
デザート用の杏仁豆腐はすでに完成して冷蔵庫の中だ。
「うわぁ!おいしそ〜なのです〜!」
ヴィータやリィンフォースUは目の前の料理に無邪気に喜んでいるが、
他の三人はそれどころではない。
何せ、普段は食卓の隅でドッグフードをかじるザフィーラですら人間形態での食事を強要されたのだ。
(今日はいつにもまして豪華だな…)
(しかも中華ですからね…まぁ美味しいんですけど…)
ちなみに機嫌の良い時は豪華な和食か洋食になる。
「よし!ご飯にしよか!」
料理をする事である程度ストレスを発散出来たはやてはにこやかに笑う。
手を洗いながら今日の料理を振り返ったが完璧な出来栄えだ。
(……エリオ君に手伝って貰ったら失敗するんやけどな…)
やはり彼の手伝いは断った方がいいのかも知れない。
だが、一緒にいられる間くらいは出来るだけ近くにいたいという
彼の気持ちは理解しているし、自分だってそうだ。
外食や出前も考えたが彼には自分の料理を食べて貰いたい。
しかし…と乙女心は堂々めぐりを繰り返す。
「はやてちゃん?」
シャマルの声に我に帰ったはやては水を止め、手を拭いた。
席に座るとビータやリィンは待ちきれないとばかりに凄い勢いで合掌した。
「いただきます」
『いただきます(!)』

八神家の食卓はいつも賑やかだ。
ヴィータとリィンが凄い勢いでかきこみ、シグナムがそれをたしなめ、
シャマルがヴィータの顔を拭き、ザフィーラはそれらを傍観する。
その中心ではやてはにこやかに笑っていた。かけがえのない時間が過ぎていく。
充分すぎる量を胃に収め、ヴィータとリィンは夢心地だ。
「あ、そういえばよ。今日本局の廊下でエリオとすれ違ったんだよ」
ヴィータの言葉にはやての表情がフリーズする。
「アイツあたしが前にいるのに全く気付かねぇんだぜ?
 ひでぇよな?だからちょっとおしおきしてやったんだ」
はやての拳がわなわなと震え始めた。エリオ欠乏症の彼女にとっては
そんなささいなやりとりでさえ羨ましくて仕方が無い。
「あと…何か伝言頼まれたんだけど…何だったかな?」
「伝言っ!?何なん?エリオ君何て言ってたんっ!?」
はやてのあまりの剣幕にヴィータがうろたえる。
「あ、……えっと…確か…何かあまり帰れなくてゴメンって事と…」
「次に帰ってくる日とかはっ!?」
「いや、そんなんじゃなくて…あ、そうだ!
 何か後ろがどーとかしてみたいとかそんなんだっ!」
肩をがっくりと落とす。予定を伝えてこないという事はまだ暫くは無理そうだ。
「ヴィータ、ありがとな…………ハァ…」

496 名前:ある少年とある少女のごった煮な話3:2007/07/20(金) 15:15:14 ID:NIwwIAvc
「じゃ、今日は私の番ですね」
「リィンも手伝うですっ!」
シャマルとリィンが食器を洗う。
はやてに予定は無く、あとはゆっくりお風呂に入って寝るだけだ。
時間が出来たのでふと先程の会話を思い出した。
(…後ろがどーとかしてみたいとかって何なんやろ…?
 エリオ君のことやし…お仕事に関する事なんかな?…後ろ、後ろって何やろ…)
ここで彼女の名誉の為に弁明しておくと決してはやては頭が悪いわけではない。
(後ろ…後衛?後衛の訓練とかかな?
 でもエリオ君はガチガチの前衛やからそんなもん必要ないやろし…)
むしろ幼い頃から捜査官などの経験をしており、指揮官としてのキャリアも高く、
事態把握や推理という分野に関してはずば抜けた能力を持っている。
(もしかして…やらしい事かなぁ?それやったら嬉しいんやけど…)
しかし彼女は暫くエリオとしていない。
少しばかり思考回路がいやらしい方向にいったとしても彼女には何の非も無い。
(でもそれやったら後ろって何なんかなぁ?バック嫌いなのは知っとるんやしそれはない…)
そして度重なるストレスのせいで本来なら明晰な頭脳が
『そもそもそんな事(彼女曰くやらしい事)をヴィータを介して伝えない』という
常識的結論に達しないとしても不思議ではない…か?
(…もしかしてっ!?後ろってお尻の事なんっ!?エリオ君お尻でする事に興味あるんっ!?)
つまり…彼女がこのような結論に達したのも
不幸な偶然の重なりの結果の…筈…だと思って下さい!

(お尻でなんてっ!そんなん駄目やっ!不潔やんっ!)
彼女なりの結論に達したはやてはそれに従って思考回路をフル回転し始める。
実際のところアナルSEXというのは腸内細菌の感染が起こる為、性病にかかりやすい。
(絶対駄目!ここは年上としてガツンと叱っとかんとっ!)
ましてやエリオのサイズは少々…というかかなり一般のサイズからかけ離れている。
いきなり受け入れるのはまず無理だ。それなりの準備をする必要があるだろう。
(でもエリオ君がしたいんやったら…て、何考えとるんっ!?そんなん駄目に決まってる!)
「あれ、はやてちゃんこんな時間におでかけですか?」
「うん、何か疲れ溜まってるから栄養ドリンクでも買ってこようと思ってな?」
「主、夜道は危険です。ご一緒しましょう」
「ううん、ええんよ。そんな歩くわけやないし。シグナムは一番風呂楽しんどいて」
一番風呂という餌をぶらさげる事でシグナムを回避。
服装は何故かシャマルの不審者セット。
(そもそもエリオ君は調子乗りすぎや!前だって…その…ほとんど覚えてられへんかったし…)
一番最近にした時は舌だけでイカされ過ぎて、繋がった事すらほとんど思い出せなかった。
はやてとしては至福の時間が全然記憶に残らなかったから不満がつのる。
(だからここらでしっかり言って私の気持ちももっと考えてもらわんと…)
ドラッグストアに入るなり凄い勢いで店内を駆け回り、
必要と思われる商品を次々にカゴに入れていく。
(だから、絶対に駄目や!断固拒否!そんなん絶対させてあげへんっ!)

そう、固く誓うはやてのベッドの上には
ワセリン、薄手のゴム手袋、イチジク浣腸の入った紙袋が鎮座していた。

497 名前:ある少年とある少女のごった煮な話3:2007/07/20(金) 15:16:49 ID:NIwwIAvc
「って何しとるん私っ!!」
虚空に見事なツッコミをかますはやて。
「ふみゅ?マイスターどうかしたのですか?」
いきなりの大声を気にしたのか部屋の外からリィンの問いかけの声がした。
慌てて紙袋をベッドの下に叩きこむ。
「な、何でもあらへん!何でもあらへんよっ!?」
「でも凄い声がしたのですよ〜」
「な、何でもないんよ。せや。久しぶりに一緒にお風呂入ろか?」

リィンと一緒にお風呂に入り、そのままベッドへと向かった。
リィンははやてと一緒という事もあってすぐに眠りについたのだが…
はやての方は全然睡魔が訪れなかった。
勿論ベッドの下にある紙袋のせいである。
(……ちょっとだけ…試してみよか…それで駄目やったら駄目って言えばいいんやし…)
リィンを起こさないようにそっとベッドから抜け出て、紙袋を持ってトイレへと向かう。

八神家のトイレは洋式である。それに座り、まずは準備をした。
浣腸を三本ほど使い、洗浄はもう充分だと思う。
(…えっと…ゴム手袋はめて…ワセリン塗って…)
ひとさし指をそっと侵入させた。
普段味わう事の無い奇妙な感覚だ。
(…何かムズムズするなぁ…)
そのままではつまらないので少し、指を動かした。壁をすりあげる。
だが痒いだけだ。
ふと、思いつく。エリオのははやての指よりも充分に太い。
ならば
「――――ん、んんぅっ…」
(…ちょっと…キツい…)
中指も侵入させた。エリオのを思い出した事で体が徐々にその気になっていく。
「ん…ぅ…はっ…んぅ…」
片手はそろそろと本来エリオのを受け入れるべき場所へと伸びていく。
触れた。
「ひゃうっ!?」
(…何…これ…両方すると…凄い…?)
体は徐々に後ろへと倒れ、背もたれに背中をつけた。
腰は便座の前の部分に下ろし、大事な場所をいじりやすい様に突き出す。
足はM字に開いていった。
(私…今凄い恥ずかしい恰好しとる…)
「んっ!…ぁ…は…んっ!んぁっ!」
夜のトイレに小さな水音とかすかな喘ぎ声が響く。だが、決定的な瞬間は訪れない。
(エリオ君のが…エリオ君のが欲しいよぉ…)
脳裏に浮かぶのはあの圧迫感と存在感。
体に刷り込まれた感覚を求め、指の動きが激しくなっていく。
「んっ!んっ!ひゃっ!ぁっ!んぅっ――――――ひぅんっ!」
(やぁ…エリオ君…エリオ君の…)
「―――――んんんンんぅっ!」
腰が便座から浮いた。盛大に吹いた愛液がトイレのドアにかかる。
痙攣が止まらない。
絶頂の快感と少しの苦しさ、そして多大なもの足りなさが彼女の思考を占領する。
「……んはぁ……」
しばらく硬直した後、はやては深く便座に腰をおろした。
(…エリオ君に…はよぅ会いたいなぁ…)

498 名前:ある少年とある少女のごった煮な話3:2007/07/20(金) 15:18:42 ID:NIwwIAvc
ドアをノックする音ではやては目を覚ました。
「はやて?ここにいるのか?」
どうやらあの後そのまま寝てしまったようだ。
「あ、うん。そうや」
「そっか。何かリィンが『マイスターがいないですっ』って騒いでたから探してたんだ」
「あはは。リィンは心配性やなぁ」
ふと、彼女は思う。
トイレは個室だ。このように隠れて何かする事も出来る。
前回はシグナムに邪魔された。次こそは必ずしたい。

(…ここに連れ込んで襲うってのもありかもしれへんね…)
個室で、はやては笑みを浮かべる。邪悪な笑みを。

499 名前:ある少年とある少女のごった煮な話3:2007/07/20(金) 15:22:37 ID:NIwwIAvc
ここまでお付き合い頂きありがとうございました!
あまりの感謝に全裸仰向け五体倒置!
見ないでー!こんな私を見ないでー!


何を書いてるんですかねワタシー。
えぇ、そろそろ死んだ方がいいかもしれません。

エリフェイラストは今書いてるので仕上がり次第投下します。
終わったらエリはやみたいに外伝とかアフターとか書いてみたいですね。
その時はまたお付き合い願えると嬉しいです。

500 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 15:27:52 ID:iUWG79z6
あぼーんが増えてるから、また、嵐が頑張ってるのかと思って、安価付けてみたら、SS投下で吹いた

501 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 16:18:40 ID:pQtZIBKE
>>492
GJ

502 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 16:27:06 ID:QS/oDdRK
カリム ← クロノ
 ↓      ↑
シャッハ→ヴェロッサ

だよな?

503 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 16:42:07 ID:zZX2TDFN
投下乙&GJ!!ナイスタイミングです!!

504 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 17:12:00 ID:+FJnOzJY
>節制の14
死ねよ

505 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 17:13:17 ID:+FJnOzJY
>節制の14
死ねよ

506 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 17:14:08 ID:+FJnOzJY
>節制の14
死ねよ

507 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 17:15:01 ID:+FJnOzJY
>節制の14
死ねよ

508 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 17:15:41 ID:+FJnOzJY
>節制の14
死ねよ

509 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 17:22:33 ID:oylchckO
>>499
こ、コレは良い!
GJ!!
あとエリオ(17)自重w

510 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 17:37:55 ID:EwWcE92r
>>499
GJですた

はやてかわええ(*´Д`)

511 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 18:02:34 ID:ldSRq67g
お?
>>504から>>508がすっ飛んでるなw

ただいまティアスバ執筆中。

512 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 18:22:28 ID:+FJnOzJY
>節制の14
死ねよ


513 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 18:23:09 ID:+FJnOzJY
>節制の14
死ねよ


514 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 18:23:59 ID:+FJnOzJY
>節制の14
死ねよ


515 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 18:24:41 ID:+FJnOzJY
>節制の14
死ねよ


516 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 18:25:33 ID:+FJnOzJY
>節制の14
死ねよ


517 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 19:17:33 ID:NR/+dLCX
連投荒らしとして報告して来た。
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/sec2chd/1184337722/508-509

ただ気休め程度にしかならん感じはするけどw

518 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 19:29:20 ID:Q/rq+gb4
>節制の14
死ねよ

519 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 19:31:14 ID:Q/rq+gb4
>節制の14
死ねよ

520 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 19:33:18 ID:Q/rq+gb4
>節制の14
死ねよ

521 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 20:25:23 ID:doZrYrqy
>>511
wktk!
つか一時期に比べて百合減ったなぁ…


522 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 20:46:03 ID:r6xsgYfe
書ける時間があれば書きたい俺百合専門書き手
・・・・余計なもの付いてる事多いけど。

523 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 20:51:00 ID:l9WzK7Ii
余計なものが付いているのはむしろ大好物だw

524 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 20:55:57 ID:MLagoVkF
余計ナ物ワタシ大好物問題ナシ
オ願イシャチョサン

525 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 22:22:43 ID:r6xsgYfe
一応言っておくがあくまで○○×□□+△△ のような、一人増えるとかの意味じゃないぞw
・・・・・・付いてたら百合専門じゃ無い気もしたが♀×♀しか書いた事無いので間違ってないかうん。

526 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 22:24:41 ID:iRBikPak
>>511
同じくだ。NGワードに引っ掛かってるのかな

527 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 22:26:25 ID:l9WzK7Ii
もちろん分かっているさブラザー
だから書いて下さいお願いしますw

528 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 22:27:52 ID:MLagoVkF
まあガチの方々からしたら邪道らしいが俺はむしろその方が好きだ
案外なのはでふたなりって少ないんじゃないか?

529 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 22:35:19 ID:swG2ZvRF
>>528
同人誌なら以外に見る。魔法で生やしたなのはさんが(ryとか。

530 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 22:40:05 ID:r9fNr8q2
>>499
俺は>>493の完全版を書いてほしかったんだが・・・・
まぁ気が向いたら是非

531 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/20(金) 22:59:22 ID:kct0cgvM
>>529
確かにw
後ユノなのの少なさは異常。
……一般向けは全く知らないんだが、まともにユノなのやった同人誌を
クロフェがやってるとこ見せ付けられてやっちゃったのしか知らない件orz

532 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 23:15:20 ID:MLagoVkF
>>531
『恋愛漫画家』か『魔法少女リリカルなのはP`s』で探せ

なのはSSじゃあんまりキワモノもみないしなー
オムツ履かされたなのはさんとか、フェイトさんを薬漬けにするなのはさんとか
バインド拘束プレイとか、Stsサウンドステージ01のスライムプレイとか
性別反転とか、浣腸とか、百合で堕落とか、シャマルセンセが手足切り取っちゃった達磨ヴィータとか
ネタだけならいくらでも浮かびそうなもんなのに・・・
同人スレチだけど一番ハードだったのは774保管庫かおおた堂だったなぁ・・・


533 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 23:28:41 ID:NIwwIAvc
陵辱が無いでしょ!!!って事ですか?
そーいやまだ陵辱ものには手をつけて無かったな…
実際、旅の扉の便利さ、外道さは異常。
下半身だけ公衆便所に露出させて「公衆便女」っつーお決まりネタ出来るし。

534 名前:38 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/07/20(金) 23:38:01 ID:kct0cgvM
>>532
d。

……話をザンバーするが、とらハ版リリカルなのはって幻の代物なんだよな……?

いやね、DMM巡ってたらとらハ発見して、冗談でリンク辿って見たんだ。
……普通にリリカルおもちゃ箱がダウンロード版で売ってあった件。
「ミニシナリオ魔法少女リリカルなのは」書いてあるし、発売が2007/05/23なので、再発売?
……即買ったのは言うまでもない。

535 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 23:39:44 ID:MLagoVkF
陵辱は構わないんだけど、顔も名前もない武装局員に犯られる・・・みたいな展開が嫌いじゃ
某所の

『愛の無いいじめはかっこ悪い』

を聞いて以来くやしい・・・感じちゃう・・・なクリムゾン的展開が苦手です
やるなら『好きだからこそ虐めたい』みたいな感じが好きだ
数年前の東方SSスレから来たってのもあるんだけどさ・・・一時期あそこは魔境だった・・・
連日連夜直書きじゃあいくらスレがあっても足りないからtxtで上げる奴が大量にいてな
あそこの作者は異常

スレチすまん

536 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 23:43:27 ID:iUWG79z6
>>522からの流れで、15スレ91氏を思いだしたが、流石にもう来ないよな。

537 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 23:57:47 ID:e8xdfbho
>>534
幻は、パッケージ版のこと。
ダウンロード版は最近発売で、地味にVista対応になってる。
暇があったら、とらはシリーズ全部やってみたら? ダウンロード販売、ものすごく安いし

538 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:12:46 ID:WYYpqoAn
空気も読まずに新作マダー?

539 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:22:07 ID:9iMQ0xvk
雑談厨死ね

540 名前:sakura(っ´▽`)っ ・・・ :2007/07/21(土) 00:40:31 ID:vHcLI2/u
お久しぶりです。しばらく名無しでいましたが、一応キリが付いたので投下します。

はやて×ユーノ
微エロ?描写はディープキス位です。



541 名前:ユーノの八神家訪問:2007/07/21(土) 00:42:39 ID:vHcLI2/u
それからユーノが目を覚ましたのは、数時間後の事だった。
「う……うーん…」
「あ、やっと起きた。大丈夫やった?」
(はやて?…そうだ、僕は脱走に失敗して…)
「しかも、せっかく準備したお風呂が無駄になってしもた…」
(あははは………)
ユーノは苦笑いするしかなかった。
「そ、それにしても…フェレットがユーノ君やったなんて…」
(……へ?)
ユーノは自分の身体を見た。なんとフェレットの姿ではなく、元の人間の姿に戻っているのだ。どうやら気絶した後、ザフィーラに喰われたりした(自ら突っ込んだ)精神的ダメージにより、本来解けないはずの変身が戻ってしまったらしい。
(えええええーーーー!?)
「部屋に戻ってみたら、フェレットがいのうなって、代わりにユーノ君がいるんやもん。びっくりしたわぁ」
はやてが本当に驚いた様子で話した。
「え、えと、実は、はやてと話そうと思ってきたら、ヴィータに捕まって、それで流れに流されて…」
ユーノは淡々と今までの経緯を話した。


542 名前:ユーノの八神家訪問:2007/07/21(土) 00:43:25 ID:vHcLI2/u
「そうやったんか…でも、流れでとはいえ、私を騙したんやから責任とってもらうで」
「そ、それはもちろん。なんでもするよ」
ユーノは必死に訴えた。
「ほー。なんでもするん?」
はやてが上目づかいでみてきた。そんなはやてにドキッとする。
「う、うん。何でもするよ」
「そんなら、お願いがあるんやけど…………ユーノ君に……してほしいんよ」
「何?よく聞こえなかったんだんだけど」
「せやから…ユーノ君にキスしてほしいんよ!恥ずかしいから何度もいわせんといて!」
頬を朱色に染めながらはやてがいった。
「えええええーー!?え、えと、あの、その…」

二人とも顔を真っ赤にして黙り込んでしまう。
「…………」
「…………」
「…な、なにゆうとるんやろ私。ユーノ君にはなのはちゃんがいるんやもん。無理にきまっとるよね」
「そ、そんな事ないよ!こんなチャンス滅多にないし、むしろ喜んで……い、いやそうじゃなくて、確かになのはのことはかわいいと思うけど、で、でも、なんでもするって約束したし…」
ユーノは危うく本音が出そうになり、ヒヤッとした。
これ以上自分が解答側にまわっていると余計なことを喋ってしまいそうだと思い、はやてに質問をまわす。
「そ、それよりも、はやてはいいの?僕なんかで」
「私は別にかまわへんよ。私は…ユーノ君が好きやから…」
はやての顔が一気に赤くなる。 「あわわ…いってもうた。ほんまに今日はどないしてもうたんやろ。なんか変な感じや」
はやてがいつもより積極的な原因はユーノが起きる30分前のシャマルにあった。



543 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:43:43 ID:xEPbKnle
支援

544 名前:ユーノの八神家訪問:2007/07/21(土) 00:44:13 ID:vHcLI2/u

−−−−30分前−−−−−−

「はやてちゃん、紅茶飲もうと思うんだけどはやてちゃんもいる?」
「うん。お願い」
はやての横では、リインとヴィータがP◯2の某格闘ゲームに白熱している。ちなみにリインはいつまで寝てんだと、数分前にヴィータにたたき起こされたばかりで、まだ寝ぼけ気味である。

その様子を横目に見つつ、紅茶の準備をしながらシャマルは会話をつづけた。
「それにしても、フェレットがユーノ君だったなんてね」
「ほんまに。びっくりしたわ」
「はやてちゃん、こんな機会滅多にないんだから思い切って押し倒しちゃえば?ユーノ君の事、好・き・なんでしょ?」
「そ、そんなことあらへん!ユーノ君はただの知り合いで職務仲間で友達なだけや!」
(そんなこと言って、ごまかすのが下手なんだから…ここはひそかに応援しなくちゃね)
そんな妄想全開な事を考えながら、シャマルは隠し持っていた媚薬をはやての紅茶に混ぜるのであった。
「はい、はやてちゃん」
「ん、ありがとな。リインもいる?」
「はい!後でもらいま……ああっヴィータちゃん!話してるときに攻撃するのはなしです〜!」
「なしもくそもあるか!油断するのがわりーんだ」
「う〜〜っ!もっかい勝負です!」
「おう、何度でもかかってこい!」
      :
      :
      :
−−−−−−−−−−−−−


545 名前:ユーノの八神家訪問:2007/07/21(土) 00:46:10 ID:vHcLI2/u
まさかあの時呑んだ紅茶に媚薬が混ぜられていたなど微塵にも思わないはやてはどんどん顔を朱くしながらもじもじしている。

「はやて……」
はやての告白や、挙動をみて、ユーノの中にある淫獣の本能が沸き上がって来た。
(そうだよ。これははやてが望んだことなんだ。自分の私利私欲のためなんかじゃない。うん、違うぞ。
確かに、顔真っ赤にしてもじもじしちゃって、マジ萌えるし、バリアジャケットの甲冑なんて、明らかに誘ってるほどにスカート短すぎで、下にいたら中が見えそうだと思って、何度現地にいる連中が羨ましいと思ったことか。
それに、キスしてほしいってのははやてのお願いだし…)
いろいろと悶絶しながら淫獣脳を働かせ暴走を始めるユーノ。そして、
「はやて…」
「ふぇ!?な、なに?ユーノく、んむっ!?」
はやての唇を一気に奪う。突如口を塞がれたはやては、抵抗のしようがない。いや、それ以前にしようとも思わないようだが。
「っ…んん!…ふぁっ…ゆ、ユーノく…んっ…!」
どうしたらいいかわからず戸惑うはやて。それを理解したのか、ユーノははやての舌を搦め捕り、愛撫していく。まるで自分のエロス心…ゲフンゲフンッ、愛情を注ぎ込むように。
部屋にくちゅくちゅと唾液の混ざり合う音が響く。
「ん…む……」
徐々にはやての眼がトロンとしてきた。
この機を逃すまいと、そのままはやてをベットに押し倒し、服に手をかけ……

……………………………………


その日、二人は2階から降りてくることはなかった。

546 名前:sakura(っ´▽`)っ ・・・ :2007/07/21(土) 00:52:24 ID:vHcLI2/u
以上、今回ここまでとなります。エロ描写が自分にはどうしても出来ず、省略してしまいました。期待していた方申し訳ありません。
次の投下はまだ未定です。完成次第、様子をみつつ投下します。それでは、名無しにもどります。
お目汚し失礼しますた(´・ω・`)


547 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:58:20 ID:H57tmjbc
なんというGJ。
そしてユーノの淫獣脳ふいた。どこのウルトラ怪獣だよwwwww
そしてはやてかわいいよはやて。

548 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 01:01:39 ID:w5kUfyaE
>>546
GJ!しかしユーノはホント駄目だなぁ…wwwww

549 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/21(土) 05:11:02 ID:uFwZUyLq
……はて?
いつの間にかヴァイスティアナの屋内プレイになってしまった!
こりゃビックリ!!
というわけでエリキャロSSの続きを載せさせていただきます。


内容
・お買い物。

・ヴァイス×ティアナの明るい家族計画ッッ!!

・Sir!EROは可能な限り濃くしましたッ!Sir!

・一部、放尿有りのため、苦手な方がいらっしゃいましたらスルーお願いします!

550 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/21(土) 05:13:08 ID:uFwZUyLq

 混雑した地下食料品売り場から一転して穏やかな雰囲気の5階は、ブランド物のブティック店が並んでいる。

「アルフ、買った食材が痛まないか?」
「大丈夫、大丈夫!すぐに終らせるから。さ、まずは男性陣からね〜。エリオはちょ〜と大人っぽくクロノが着てるのと同じ系統でコーディネイトしてみよっか」

 アルフは嬉々としてエリオとキャロをストリート系カジュアルストアに引っ張り込む。
 本人の意思なんてまったく気にしていない。
 あれこれ服を選ぶが、どう見ても一番楽しんでいるのはアルフ。

「エリオの髪の色がポイントだね〜。やっぱブラックを基調にしてみるかな……ほら、キャロもエリオに合いそうな服を選んであげて!フェイトだけに服を買わせてるようじゃ恋人失格だぞ♪」

 

 そのころ、隣の店ではポーチに入れた中継器でエリオ達のモニターをしている二人組みが居た。
 実は、エリオが着ている服の襟元に自動車と同じような盗聴器を縫いこませていたのだ!
 片耳に付けたワイヤレスイヤホンが中継器に送られてきた会話の事ごとくを披露する。当然その中継器は六課のはやて達に電波を送っている。
 盗聴していた男女は腕を絡ませ、ペアルックパジャマを見ている。
 いかにもなカップルであるが、二人とも肩を震わせて何かに耐える。
 念話が危なくて使えない(ザフィーラに逆探される可能性)ので、可能な限り小さした声で囁く。

「ティアナ、笑うな……絶対にッ笑うなよ!」
「わかってはいるんです!わかってはいるんですが……!こ、これは、ちょっとした拷問です……」

 キャロがエリオのために選んだシャツの一つの柄が、アロハなものだったようだ。
 
「……食品と衣類、スバルと代わって正解だったわ」
「ティアナ……波が引いたから踏んでる足をどけてくれないか?」
「あ、ヴァイス"さん"。このパジャマかわいいですね」
「俺はこんな黄色いのや…イデデデ!しかもなんだ?この値段は!」
「有名なリチャード・A・ピックマン氏のブランドデザインですよ。かわいいですね〜」
「まあ、もう一回キスしてくれるなら考えなくともなンウッ」

 言い終わる前のヴァイスの口に、ティアナが素早く自分の唇を重ねる。
 見られる範囲に店員はいないのは確認済みなため、車の時よりも長く舌を絡ませる。
 ヴァイスがなかば反射的にティアナを抱きしめる。
 向かい合い抱きしめ合う二人の男女。頭一つ分は身長差があるのでティアナが爪先立ちになる。
 ゴクリと互いの唾液を飲む音。
 ヴァイスの背中に回していた腕を首に巻き、より自分と密着さようとするティアナ。
 その気持ちを察したのかヴァイスが腕に力を入れて、ティアナの体を負担にならないように少しだけ持ち上げるようにする。
 密着したせいでティアナの胸の双丘が押し付けられる心地よい感触が良く判った。
 目を瞑り、頬を染めて熱心に舌を動かすティアナの表情を見てヴァイスは思う。
 以前に比べてコイツ結構変わったな〜。あ、いや、変えた原因は俺にあるんだけどな。
 車中のキス。デート(?)の盗聴。そして店内に流れるリラックス系BGMが二人の気持ちを却って高ぶらせてしまった。
 もっともその前にティアナは、訓練直後アルフとザフィーラのラブシーンを見てからすっかり出来上がってしまっているが……。
 唇に隙間ができるとピチャ、チュルといった舌が絡む音がする。
 互いの舌が絡め合い、口腔内を隅々まで舐め取る粘着質な音が外にこぼれた。


551 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/21(土) 05:14:23 ID:uFwZUyLq

「ん……ふ……んっ……んうッ!」

ティアナの可愛らしい息づかいが、突然しゃっくりするように止まる。体全体が強張りビクンビクンと震わせる。
ヴァイスの方から唇を離すと、二人の舌に透明な橋ができる。
 瞳を潤わせてピクピクと体を震わせる少女の姿が扇情的に感じ取れた。
 やがて顔を俯かせて、おでこをヴァイスの胸に当てたティアナが泣き出しそうに言った。

「ぁ……ヴァイスさん、ごめんなさい……。私……スイッチが入っちゃったみたい……」
「……今のキスでイっちゃったか?」
「うん……」
「お前ほんと可愛くなっちゃたよ……もう収まんないだろ?」

 染めた髪をなでてやりながら訪ねると、ティアナはコクっと小さく頷いた。

「俺もだ」

 ヴァイスはティアナの手をとり自分の股間に持っていく。
 驚きでビクっと体が震えるティアナ。その掌にあたるものは、ヴァイスの隆起した股間。

「俺もすっかり出来上がっちまった。中継なら別にここじゃなくても大丈夫だ。フロア一帯をカバーできる。……久しぶりのトイレだが、いいか?」
「……うん」

 買い物を済ませた後(獅子のカリカチュアした微妙なデザインだ。これホントに人気あるのか?)男性トイレの便座に駆け込むように入る。
 もちろんヴァイスがあらかじめ人が見ていないことを確認してからだ。
 だてに昔はエース級狙撃主をやっていたわけではない。
 やはり高級デパートのトイレは清潔で、しかも広くて良いとヴァイスは思った。
 便座に腰掛けたヴァイスの上に向かい合ってティアナが乗る。
 二人は荒い息をしながら、もう一度キスをした。
 16歳の少女の舌使いは慣れきっていた。どこをどう転がせば年上の彼氏の舌が反応するのか熟知している。
 さっきと同じように互いの舌の動きが刺激になり気分が高まっていく。
 ヴァイスはあることにハッと気づいて唇を離す。

「ふぁ?」
「やべッ……。ティアナ、ゴム持ってきてないんだが大丈夫か!?」



552 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/21(土) 05:17:42 ID:uFwZUyLq

 医学が進んだ管理世界といえども、一番効果がある避妊方法はやはりコンドームと経口避妊薬と殺精子剤の組み合わせである。

「……ん〜今日は安全な日からちょっとズレちゃってるけど……ヴァイスさんの赤ちゃんだったら出来てもいいや」
「おい……いいのかよ」
「いつかヴァイスさん言ってったじゃないですか。"選択肢"を見失うなって。だから私、最近考えちゃうんです。
 兄さんの目指してた執務官の道と、もう一つの別の道。
 ヴァイスさんの奥さんになる道もあってもいいんじゃないかって。あ、赤ちゃんは執務官になってからっていう家族計画も別に立ててたりしてたんですが……。
 て、ああ!もう何言ってんだろ私!!ヴァイスさんとなら、今すぐ結婚しても、訓練とか執務官への道は変わりないけど、赤ちゃんはやっぱりもう少し後でいいかなって。
 ……でもホントは!」
 
 ティアナは涙をポロリと流しながら目の前のヴァイスに語る。
 ここまでハッキリと将来のことを言わしめた原因は、アルフとザフィーラが見せた婚約指輪の輝きが脳裏に離れないためである。
 あの時からヴァイスと同じ物を身に着けたいと強く思ってしまい、ペアルックのパジャマが欲しくてたまらなくなってしまった。
 パニクッているのが良くわかったが、ヴァイスはこの場に自分達しかいないのがわかってるからティアナに言いたいように言わせた。
 実は入室時に、トイレ入り口の扉に清掃道具を仕掛け、誰かが入れば音がするようにしたのだ。ここでも過去の武装隊経験が役に立った。

「今は……したくてしたくて、たまらないんです。妊娠するかもしれなくても、私の中にヴァイスさんのを入れたくて仕方がないんです!ヴァイスさんの熱くてドロドロしたものをお腹の奥で感じたいんです!
 ……こんな事言っちゃう私って普通の女の子じゃなくなっちゃいました。実は……訓練中も実戦のときもヴァイスさんのことばっかり考えちゃうんです!
 今だから言えるんですが、ヴァイスさんのことを考えると……前より調子が良いんです。なのはさん達の教えもあるんですが、おかげで無理をしなくなりました。
 私、変ですね…………。変わっちゃいました。……おかしくなっちゃってます!
 ほら見てください……さっきのキスだけで私のおまんこがこんなに濡れちゃってます!!」

 普段なら恥ずかしくて絶対に言わない卑猥な言葉を口にする。
 そう言ってティアナはヴァイスから離れ、ミニスカートを捲し上げ、しみが出来てしまった黄色のショーツを下ろす。
 下ろされたショーツとティアナのあそこの間を透明な糸が引いていた。
 耳まで真っ赤にしたティアナが軽く呻くと、さらに太ももの内側を粘り気のある液体が垂れてきた。

「いまからやるので赤ちゃんが出来てもかまわないです!私はどんな執務官よりも立派なお母さんとヴァイスのお嫁さんになってみせますッ!ええと、つまりですねぇッ!
 ヴァイスさん!私をこんなエッチな体とエッチなことばっかり考えるようにした責任とって下さい!!」

 ヴァイスは何も言わずティアナの口を自分の口で塞ぐ。
 再び起きる甘い音。
 口付けながらヴァイスは思った。
 ああ、そうだよ。俺がお前を散々開発しちまったからな。キスを求めたのも俺。そんで我慢できないのを知っていてゴムを忘れたのも俺の責任ってやつだ。
 そりゃ俺もこんなキレイで可愛い嫁がいたら良いなって毎日考えてるぜ。
 ええい!子供が出来るんなら出来たで親父になってやろうじゃないか!
 ティアナの必死の訴えを聴いてしまって、ヴァイスもヤケになってしまった。
 茶色の髪を背中まで伸ばした少女が幼い我が子を胸に抱いて、出勤する自分に行ってらっしゃいという風景が脳裏に浮かんでしまう。
 ああ、畜生、そういうのも悪くないな。全然悪くないな……。
 少女をたまらなく愛おしくなり、背中に回した腕に力を入れてしまう。


553 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/21(土) 05:20:06 ID:uFwZUyLq

 思えばヴァイスも当てられていたかもしれない。あの赤ちゃん発言騒動に……。
 二分くらいしてからヴァイスがおもむろに唇を離したあと、将来の同伴者の涙を舌でなめとった。
 顔を舐められた感触でティアナが軽い喘ぎ声を上げる。
 あらかた拭い終わったので、ヴァイスは改めてティアナに向き合う。

「ひゃっ?ヴァイスさん!?」
「ええ〜とこういう場所でこういう態勢で言うのもアレでなんなんだがな。ティアナ……愛してる……」

 沈黙。
 ティアナが頭から湯気が上がるくらい朱の顔をさらに真っ赤にして黙り込んでしまう。

「…………恥ずかしいんだ!黙ってないでお前も言い返してくれ!」
「は、はい!……えと……こ、こんなエッチではしたない女ですが、今後ともよろしくお願いします!」
「よし!!」

 ズボンとパンツを脱いだヴァイスは、便座に腰掛けると強引にティアナを引き寄せる。
 今度は反対にヴァイスと同じ向き座る。
 背中がヴァイスの鍛えられた硬い胸板にぶつかる。
 ティアナの股間からヴァイスの怒張が、その存在を主張する。
 血管を浮き上がらせ、ビクビクとひくつかせるソレを見つめると、ティアナのお腹の中が急激に疼きだす。

「スゴ……ヴァイスさんのいつもよりおっきい……。コレが私の中に入って……奥でこの小さな先走りが出てる鈴口から濃くて熱いのが子宮に届いて、うあっ」

 ティアナは唾を飲み込み、ゾクっと体を震わせる。
 左の耳をヴァイスに舐められたのだ。
 そのあと甘噛みをされ、ヴァイスの攻撃は首筋に移っていく。

「ふっ〜〜っんっ!んあっ…やあああ……そんな、な、舐めないで。私、気持ちよすぎて……も、もう…ふうっ!」
 
 左手はティアナの体を支えつつも右胸の豊かな膨らみを揉みしだき、頂点の桜色の乳首に刺激を与える。
 そして右のゴールドフィンガーはティアナの秘唇を弄る。
 すでにしとどに濡れていたので、いきなり人差し指と中指の二本を膣に入れ、すさまじい勢いで前後運動を行う。
 グッチャ、クッチャ、グッチャ、グッチャ、ヌチャ。
 ティアナの愛液が潤滑液の役割を見事に果たし、扇情的な音をトイレの中に響かせる。
 指の出し入れであふれ出た、さらに濃い愛液がヴァイス自身の勃起を濡らす。
 舌、右手、左手の動きは緩急をつけることでティアナの脳に快感の波を引き起こす。

「はっあっはっはっきもち…はっはっ……あっあっあんっあんっあんっんうあッッやあああぁ……ッ!やだっ、指で、イクッ、イっちゃう溶けちゃう!んあああぁぁああああああ……!!!」



554 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/21(土) 05:22:05 ID:uFwZUyLq

 押しては引き、また押し寄せては引く波。そして一番高い波が来る合図はヴァイスの指が奥まで差し込まれたとき。
 ティアナはヴァイスの上で仰け反り、とろけるような悲鳴を挙げて達した。

「やあああああぁ〜〜〜ッッ!!」

 根元まで入れた指をギュ〜と膣壁が締め付け、プシュッと潮を体の痙攣と連動して噴出す。
 何度も噴出した愛液の飛沫は、扉までかかる。さすがセンターガード。
 
「はーっ…はっー…ふああッ!?」

 息を荒げ落ち着かず、敏感なうちにズルリと指を引き抜くだけで、また軽くイッてしまったようだ。
 抜いた指をティアナに見せると、指についた自分の痴態の証しをみて恥ずかしがる。
 愛液まみれになった指をティアナの口に持って行くと、愛おしげにしゃぶりだした。
 一本一本を丹念に舐めながらティアナは感じていた。
 んん……ヴァイスさんの指……。
 あらかた舐め終わるのを感じたヴァイスは、指を引き抜き、唾液まみれになった自分の指を啜る。
 その音を聞くと、お腹が熱くなって来る。
 ヴァイスが腰を少し動かすとティアナが可愛らしく軽く喘ぐ。
 ティアナが掠れた声で懇願した。

「ヴァイスさん……す、擦らないで……欲しいです……指だけじゃやだあぁ……」
「ん?何が欲しいかって?」
「その…私のをこすってる……」
「ほらティアナ。ハッキリ言ってごらん。何をしてもらいたいんだい?」
「……わ、私のおまんこを擦ってるヴァイスさんのおちんちんを入れてください!我慢できないです!!」
「良く言えました♪それじゃ体を浮かせな」

 涙を浮かべながら、ティアナは壁に手をついて腰を浮かせようとする。
 だが、さっきの絶頂で足にうまく力が入らない。
 見かねたヴァイスは両手を使い、彼女の脇を持ち上げてやる。
 挿入できる位置まで持ち上がったら、ティアナは片手でヴァイスの勃起を秘唇に当てる。
 クチュっと鬼頭の半分が愛液で濡れた粘膜にめり込む。



555 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/21(土) 05:23:15 ID:uFwZUyLq

「ティアナ、下ろすぞ!」
「はッひゃああっ!は、入ってく!ヴァイスさんのちんぽが、わ、私のまんこのな、中を、中をつきすすんでくぅっ!」
「うッ〜〜キツイッ!」
「うああぁ……〜〜ッ!ヴァイスさんのが奥までッ……全部……全部入っちゃったよぉ……ッ!」

 ヴァイスのロングバレルがティアナのホルスターを満たす。
 積み重ねた数ヶ月間の逢瀬は、ティアナの膣をヴァイス専用にしてしまった。
 ティアナのはヴァイス以外のものを知らない……。ティアナはそれをたまらなく幸せなことだと感じた。
 膣から迫る快感の他に、大好きな人と一体化している感覚がティアナの交感神経を刺激し、再び涙を溢れさせる。
 ぐずつきながら、自分のからだを後ろから抱きしめるその手に、自分の手を重ねて思いを伝えた。

「……ヴァイスさん好きです……あ、愛してます!……だから」
「ティアナ……動くぞ!!」

 ヴァイスが腰を動かすと、ティアナの体も上下運動を始める。
 ……ズッ、ズリュ。
 潤滑油は充分なせいで、接合部から卑猥で、そして二人の愛の音が発生する。
 少女が腰を下ろせば、自然に16歳の膣内を深々と刺さる。
 膣奥の子宮口を、ヴァイスの銃口がノックする。
 浮かせても沈めても、ティアナは声を挙げざるを得ない。

「はあっあっあっあぁっあんっあっやああぁ……ッ!!」

 ヴァイスの動きに合わせたぶつ切れの嬌声を撒き散らせつつ、ティアナは身体のいちばん深いところから込み上げてくる快楽のうねりを体現するように身をくねらせる。
 ヴァイスが両手でティアナの若々しい弾力のおっぱいを揉みながらも支えてくれなければ、ティアナは愛する人が作る特等席からズリ落ちてしまうだろう。



556 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/21(土) 05:27:15 ID:uFwZUyLq

「ティアナ…ティアナ、そろそろ……」
「あッ、あッ、う、うんッ!いいよおッ気持ちいいよォッ、ヴァイスさんのッあン、赤ちゃんッ、精液、精液子宮に頂戴ッッ!」

 16歳の少女の甘い懇願と収縮に、ヴァイスの心と性器が締め付けられる。
 二人同時に限界が来た。
 ヴァイスは年下の少女の身体を、己のアンチマテリアルライフルで突き刺すと、密着した子宮口に零距離射撃を敢行する。

「お、奥に出てッ、うあああああああぁぁぁ………ッッ!」
「あッ、グウぅッ!」

 ドクッ、ドグッ、ドブッ、ビュグゥッ!
 ティアナは射精と同時に達し、精液が身体の奥に当たっている感覚で再びイッてしまった。
 シャアアアッ
 ペニスを咥える膣口の直上にある尿道がひらき、黄色い水が床に水溜りを作るが、もう今の二人にはそんあことどうでもよくなってしまっていた。
 ヴァイスが放った精液の弾丸は子宮口を見事貫通し、弾速をほとんど減らさないままティアナの16歳の子宮内部に着弾する。
 ……あ……ヴァイスさんのが……中に……溜まってっちゃう……あったかい……。
 めくるめくエクスタシーの中、ティアナは真っ白になった頭の片隅で、おへそのすぐ下にある子宮に精液が溜まっていくのを感じていた。
 左手で自分をしっかり支えてくれる男の手を握り、右手は男の証しが貯蔵されていく赤ちゃんの揺り篭の上を撫でる。
 ヴァイスのものがしゃっくりをするたび、ティアナの身体が震える。
 微かに開いた瞳は涙で潤み、顔は耳まで真っ赤に染め、大きく息をする口の端から涎が垂れた表情は実に気持ちよさそうだった

 いつまでもこうしていたかったが、入り口に仕掛けた清掃用モップが倒れた音で中断された。
 一気に覚醒し、息を止めるふたり。
 鼻歌が聞こえ、チャックが下ろされる音と小水が流れる音が耳に入る。
 洗浄の音と手洗いのする音の後、ようやくトイレから人の気配が消え、また二人だけの部屋になった。

「あッ……ヴァイスさんの……まだ硬い……」
「ハハッ……もう一回いいか?」
「うん」


557 名前:224  ◆Nw9Ad1NFAI :2007/07/21(土) 05:33:18 ID:uFwZUyLq
< 二回戦へ続くッ! >

ん?なんか本筋からそれ出してしまったような気がしなくもないけど、心配は無用!
ラストはちゃんとアルフとザフィーラ、エリオとキャロで閉めますから!
……。
本当なんです!信じてください!!

しかし、喘ぎ声は本当にムズカシイゼorz


(……グリフィスとシャーリー、なのはとユーノも書いちゃうのも良いなぁ……)

558 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 05:34:47 ID:DeHHreEg
>>557
GJ!!


559 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 08:10:50 ID:6n1LkxZY
なんかすごくエロいのに所々の表現で笑ってしまうwww
アンチマテリアルライフルwww

560 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 08:18:05 ID:x1xRkqIh
うひょ―――――――――!
こいつはエロい!


561 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 09:01:59 ID:txcEsWF7
>557
リチャード……A……ピックマン……って!

そこでそう来るのかYO!?

【食屍鬼の絵で有名な架空の画家】

562 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 10:02:24 ID:y7O1PODL
>>557
グリフィスとシャーリー、なのはとユーノ(特に後者w)も是非!

563 名前:無刃:2007/07/21(土) 16:37:48 ID:iPnFnM1z
なんとなく書いてみる

・今回の生贄はザフィーラです。彼の独白の文体が変ですが仕様です。

・幼い喋り方はあんまり知りませんのでご容赦を。

【設定:ヴィヴィオは意外と力持ち?】
(自分位の大きさの金属ケースを引きずった状態で長時間歩き回ったり
マンホールの梯子を登って金属製の蓋を押し上げたりしてた訳ですし…)


564 名前:無刃:2007/07/21(土) 16:38:53 ID:iPnFnM1z
〜ヴィヴィオとワンワン〜

…我が名はヴォルケンリッターが盾の守護獣、ザフィーラ。

戦場において主の盾と為りて護るが我が使命…なのだが。


我は今ピンチである。幾多の戦場を駆け抜けた我が経験を持ってしてもこの状況を
切り抜ける術が見当もつかない状況で我は…

「こいぬさん、きもちい〜い?」

我は、我は…どうすれば(汗


〜30分前〜

ふと目覚めると、子犬モードになっていた。…今朝、ヴィヴィオのお守りに来たのだが

昨夜母親役たちの帰宅が遅かったとかで就寝が遅くなり、ヴィヴィオはまだ寝ているのだとか。

それでヴィヴィオが起きて来るのをエントランスで待っていたのだが、日差しがよくつい寝て

しまったのだが、その時に子犬モードへ変形していたらしい。

我が自己確認終えたところでふと気がつくと、当のヴィヴィオが起きて此方を覗き込んでいた。

「子犬さん?」

むぅ…仰せ付かった役目を忘れ惰眠を貪るとは何たる不覚。速やかに役目を…むぉ?

「ふわふわ〜、もこもこ〜」

…不覚にも抱き上げられてしまった…しかし、我は役目を果たさねば…ふぬっ!?

「わ〜あばれちゃだめだめ〜」

ぬ、抜けられん…子供とは思えぬ力…しかし下手に本気で抵抗すれば不要な怪我をさせてしまう…

「ふわふわ〜、もこもこ〜」

しかし…これは…いい………(中略)………はっ、我は今一体何を!?

「ん〜、ちょっとよごれてるからおふろであらってあげる〜」

ちょ、ま、待て!?我は誇り高きベルカの守護獣、童女と入浴する等と言う不道徳な行為に及ぶ訳には…!!



565 名前:無刃:2007/07/21(土) 16:40:22 ID:iPnFnM1z
トテトテトテ…ガチャ

「ええと・・・こうしてこうだよね・・・あ、でた〜」よいしょ、ぬぎぬぎ…

…なんとか…脱出せねば…しかし…(フサッ)…何か布が?  み、見てはいかんッッッ!!??

「あれ、めをつぶちゃって、子犬さんこわいのかな? だいじょうぶだよ、こわくないよ〜」

…我は誇り高き、盾の守護獣、我は誇り高き、盾の守護獣、我は誇り高き、盾の守護獣…へ、平常心を保てっ、何も見えん、聞こえん…!!

〜以後繰り返しなので中略〜

「さっぱりしたね、子犬さん♪」

…や、やっと…終わったか…も、もう・・・(ガクッ

「あれ〜、子犬さん、ねちゃったの〜?」

(ん〜、どうしようかな〜、何時ものザフィーラさんも来ないし…)

「ママ達にあいにいこ♪」


566 名前:無刃:2007/07/21(土) 16:41:06 ID:iPnFnM1z
…トテトテトテ…

「あともうちょっと…あれぇ、ヴィータさんだぁ」

「ん?…おめぇ、なのはんとこのおチビじゃねぇか、なにしてんだ?」

「ママ達にあいにいくの〜」

「おいおい、ひとりできたのかかよ?ザフィーラはどうしたんだ?」

「ん〜きょうはこなかった」

「なにしてんだ、アイツは・・・ん?その手荷物は何だ?」

「え〜と、子犬さん」

「ザ!?…どうしたんだ、こいつ」

「へやのまえでねてたのをひろったの」

「ふぅん…で、何でぐったりしてるんだ?」

「えとね、だっこしてなでなでしたの」

「へぇ・・・それで?」

「それでね、いっしょにおふろはいってあらってあげたの」

「…一緒に?服を脱いで?」

「え、なんで?おふろはおようふくをきたままはいらないよね?」

「ほぅ・・・まぁいいや。なのは達んところ、一緒にいってやるよ」

「えー、ひとりでいけるよ〜」

「いいからいいから」




567 名前:無刃:2007/07/21(土) 16:42:09 ID:iPnFnM1z
…此処は…時間は…一体…

未だに混濁する意識を振り払い、目覚めるとそこは機動六課隊長室であった。

シグ「ふむ、目が覚めたか」

その声に気づいて辺りを見回すと、我が主と仲間の騎士達、それに教導官と執務官もいた。

はや「ヴィータとヴィヴィオから話は聞いたで〜?」

我が主が何故か怒気を含んだ声で話しかけてきた…何故だ。

はや「子犬モードになってヴィヴィオとお風呂で洗いっこしたそうやな〜?」

は?あるじ、一体何の話を?

シャ「んも〜、どこでそんな悪い遊びを覚えたのよ、もう」

シグ「まさかお前がこのような破廉恥な真似に及ぶとはな…」

な!いやしかし、アレは!

ヴィ「覚えが無いとはいわねーよな?(ニヤニヤ)」

き、貴様、は、嵌め…「ちゃあんと、防犯装置の記録もとってあるんやで?」 

ち、ちがうのです、我があるじ!!

シャ「はぁ、妙に硬派だと思っていたらそんな性癖だったなんてねぇ…」

はや「リインに手を出す前にきいついてよかったわ〜」

ち、ちがっ

なの「ヴィヴィオのお守りをどうするかは後で考えるとして…」
フェ「今は…オシオキだよね・・・?」

違うのです、誤解です、我があるじ!

はや「ほな・・・いくか?」シグ「…御意」


なぜ、何故われがこんなめに・・・!?


568 名前:無刃:2007/07/21(土) 16:47:19 ID:iPnFnM1z
後日、何故かユーノ司書長から見舞い品が届いた…わ、我は貴様に同情されるいわれは無い!


終わり。

569 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 16:56:10 ID:G64h7sS5
淫獣の仲間入りw

570 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 17:17:41 ID:pQzAwrTE
>>568

いい意味で印象がぶち壊されたぜw
ひゃっほーーーーー!

571 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 17:19:05 ID:H57tmjbc
ユーノwwっをまwwwwwwww
そしてざっふぃーカワイソス(´・ω・`)

572 名前:無刃:2007/07/21(土) 17:22:06 ID:iPnFnM1z
補足

>「ちゃあんと、防犯装置の記録もとってあるんやで?」 

保護者不在時のヴィヴィオの安全のために付けられた装置です。

決してフェイトさんが夜の情事をリプレイしてハァハァする為の
装置ではありませんので、念の為。

573 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 18:26:55 ID:9Nr7qN3+
>>572
謂われるまで気にしてなかったのに、もう、フェイトさんが色々ハァハァするための装置にしか思えなくなったじゃないかw

574 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 18:28:57 ID:NyDa5OaF
>>572
補足吹いたwwwwwwww

575 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 21:11:04 ID:ZxQWo/xY
>>499
GJ!!
エリはやの続編キター!
ずっと待ち望んでいました!
甘いよ最高だよ!さらに続きみたいよ!

576 名前:246:2007/07/21(土) 22:52:40 ID:I469DUZq
読んで頂いた皆様、感想レスを頂いた皆様に感謝しつつ 246 です。

今回の投下するなのはさんは、廃れたなのはさんでも幼なのはさんでも
ない、ただの外道ななのはさんとキャロさんです。

なのは×キャロ×フェイト×エリオです。(力関係)

では、受け継がれるもの最終話、起動六課のとある休日(前夜)。

どうぞです。

注意

エリオ君掘られます。

577 名前:246:2007/07/21(土) 22:53:29 ID:I469DUZq
 淫らに涎を垂らす捕食者の前に、少年はなすすべも無く飲み込まれていく。

「開いてっ、開いてって言ってるだろっ!」
「そんな事したって意味ないよ。本当はね、私達の部屋ってちゃんとロックしたら開
けられるの、はやてちゃんだけなんだよ? エリオじゃ開けられるわけないよ」

 退路を完全にたたれ、エリオは力なく扉に背を預け座り込んだ。
 見上げればなのはが嗤いながら自分を見下ろし、彼女の足元には四つん這いで笑み
を浮かべるキャロとフェイト。

「ねぇ、エリオ君逃げないでもっとえっちなことしよ? エリオ君だって、うんって言ってくれたでしょ?」
「そうだよ、エリオ。なのはに逆らうなんて出来るわけないんだから、諦めて気持ちよくしてもらおうよ? 私もエリオが気持ちいいと嬉しいんだ」

「お、お願いしますっ、もう出せませんっ! 明日からはちゃんと頑張りますからっ
……帰して下さい……お願い、です……」

 初めての夜よりも激しい交わり。なのはに加えキャロまでもが嗜虐の笑みで彼を見
下ろす。
 その気が狂いそうな光景に、エリオの心が音を立てて崩れようとしていた。

「そんなにビクンビクンってさせて……エリオ君、嘘つきだね?」
「本当はもっと気持ちよくなりたいんだよね? 大丈夫、全部なのはとキャロに任
せよ? きっと気持ちよくしてくれるから……」

 キャロが愛おしそうにエリオの肉棒に舐め、フェイトが優しく微笑みながらキスを
する。

「はぁっ、や、やめてっ! フェイトさんもっ、キャロもっ……なのはさん……助けてください……お願いですからぁ!」

 この場を動かせるのは、冷たく見下ろすなのはただ一人。
 エリオがキャロとフェイトを振りほどき、なのはの足元に縋りつく。

「何でもしますっ! なのはさんに言われたことは全部守ります! だからっ」
「はぁ、エリオには期待してたんだけどなぁ。そんな当たり前のこと言われても、ち
っとも嬉しくないよ……しょうがないなぁ」

 呆れながらため息をついたなのはが、エリオの目線に合わせるように屈みこんだ。
 じっと見つめられ、何も出来ないエリオの耳に息を吹きかける。

「エリオにもう一度だけ教えてあげる。私とキャロの言うとおりにしてれば、どれく
らい気持ちいいか。喜んでね? フェイトちゃんに私がした方法と一緒だよ?」

 その言葉に、慌ててフェイトが動き出す。

「……もしかして、フェイトちゃんもやって欲しい? 私はいいよ、久しぶりに怖がってフェイトちゃんもみたいなぁ」

 ゆっくり首を振り、フェイトがエリオの後ろに回った。

「やって欲しいけど、なのはとキャロが嗤ってる顔見たいから」

578 名前:246:2007/07/21(土) 22:54:39 ID:I469DUZq
魔法少女リリカルなのはStrikerS
―受け継がれるもの―
(8)


「ひぁっ……! や、やめてください……ふぁっ!」

 背中にゾクリと悪寒が走るたび、エリオが少女のように喘ぎ涎を垂らす。
 彼のものを咥え、精液に酔ったように蕩けた表情でキャロが喉を鳴らしてく。
 エリオの尖った乳首を吸いながら、フェイトがあふれ出る自分の蜜をすくってエリ
オの口に塗りたくった。

「はぁっ、キャロもっ、なのはさんもぉっ、あぅっ……フェイトさんもっ、触らないでっ……ふあぁっ!」

 暴れさせている手をなのはに掴まれ、痛いくらいに締め上げられた。
 それすらも、射精しそうに気持ちがいい。

「あ、またエリオ君の動いた。ねぇ、自分でも分かるでしょ? エリオ君のね先が真
っ赤に腫れて、精液出しだいって泣いてるよ? エリオ君のそうなのかなぁ」

 目を覆う黒いリボンが視覚を塞ぎ、キャロの甘い声を更に甘くさせていく。

「ふふ……どう、何も見えなくて不安でしょ? でもその分、他の感覚は敏感になっ
ちゃうから……こっちも、凄い締め付けてるよ?」

 なのはに貫かれ、そこは収縮を繰り返していた。
 初めてそこを犯される不快感。ワザとゆっくり引き抜かれ、冴えた神経が悲鳴をあ
げた。
 小さなすぼまりは問答無用に広げられ、なのはの剛直に噛み付いている。
 その不快感と、そして何よりそこを気持ちいいと感じてしまっている羞恥が、キャ
ロの目の前にある肉棒を振るわせ続けた。

「エリオの凄いきつくて……私、どうにかなっちゃいそうだよ……ふふふ……」

 耳元に近づけ囁くのは、彼の恐怖を煽るため。怯えるように震え続ける彼を見て、
小さな乳首に吸い付いていたフェイトが彼を見る。

「エリオ怖いのはね……まだ、なのはとキャロに自分の気持ちを隠してるからなん
だ。もう、全部忘れてなのはとキャロに気持ちよくしてもらうことだけ考えれば、き
っと気持ちいいはずなんだよ?」
「ち、違う……あぁっ……!」

  小さく頭を振るエリオに、フェイトがキスをする。涎を舐め取るように舌を動かし、
エリオの中を味わった。
 フェイトが満足そうに微笑むが、エリオはその余韻に浸ることすらできはしない。
 なのはが後ろから突き上げ、キャロが咥えたものに歯を立てたから。

「はぁっ、や、やめて……ひぁっ!」
「フェイトさんなんかの方、向いちゃ駄目……エリオ君は、私のお口だけ感じてれば
いいんだから……お尻犯されてるエリオ君、可愛いいよ……」

 そう言って、キャロがなのはとエリオの結合部に舌を這わせた。
 目の前でエリオのアナルから剛直が引き抜かれるのを見ながら、掻きだされた腸液
で喉を潤し、玉を舐め再び張り詰めた肉棒をくわえ込んだ。

「こっちもっ、ちゃんと絞めるんだよっ? そろそろっ、エリオの中に出してあげるんだから!」
「……っ! あっや、やめっ……うぅぅぁっ!」

579 名前:246:2007/07/21(土) 22:55:43 ID:I469DUZq
 最後に今までより深く突き刺し、なのはがエリオの中に熱い欲望をぶちまけた。
 体内を蹂躙する熱さにエリオが悶え、キャロに咥えられていた肉棒から、大量の白
濁を吐き出した。

「はぁっ、エリオ君の……凄い濃くて匂いも……はい、フェイトさんにも上げますか
らね……ちゃんと、味わって飲むんですよ?」
「うん……ありがとう、キャロ……」

 物欲しそうに自分を見上げるフェイトを顎を持ち上げ、キャロがフェイトの口を犯
すかのように口付けした。
 エリオの精液と自分の唾液を送り、それでも貪欲に自分の口から掻きだそうとす
るフェイトの舌に絡みつく。
 反射的に逃げようとしたフェイトの頭をしっかりと押さえ、キャロがフェイトの口
内を好き勝手に蹂躙した。

「……ふふ、フェイトさんも可愛いです。真っ赤になって……」

 目を向ければ、尻を突き出したエリオは崩れたまま。弱弱しく息を吐き、時折なの
はの出したものをアナルから吐き出しながら、余韻に浸っているかのように涎を垂らし
ていた。

「さぁ、エリオ……そろそろ、キャロとえっちしようかぁ? エリオも楽しみだよね?」
 エリオの視界を塞いでいるリボンの結び目を引っ張り、強引にエリオの頭を持ち上
げた。
 それだけで喘いだエリオを仰向けに寝かせ、キャロに目で合図をする。
 唯一エリオの精液で汚れていなかったキャロの秘所。自分の愛液だけでドロドロに
溶けていたそこが期待にひくついた。
 リボンが外されないままのエリオを見下ろし、キャロが嗤う。
 自分の姿が見えないことより、自分の全てをエリオの肉棒が感じてくれることのほ
うが嬉しかった。

「エリオ君、ゆっくり挿れるからね? 勝手にイっちゃったら駄目だよ?」

 耳元でそう囁き、キャロの割れ目がエリオの肉棒で徐々に広がっていく。
 エリオの耳元では、なのはが楽しそうにそれを実況しエリオの羞恥を煽っていた。

「はぁっ……エリオ君の、暖かいよ……ひゃっ……!」

 亀頭を丸々飲み込み、キャロが虚空に息を吐く。そして、エリオの腰が震えている
のを確認した後、自分の体重で一気にエリオの肉棒をくわえ込んだ。

「ふぁっ……え、エリオ君のっ……あぅっ!」
「くっ、きゃ、キャロッ、うぁっ!」

 喘ぎ、それ以降動かない二人を不思議そうに眺めた後、なのはが嗤った。

「可愛いなぁ、二人とももうイっちゃったんだ。でも、まだ足りないよね? 好きな
だけ、動いていいんだよ?」

 キャロが震えながら腰を持ち上げ、いきなり出された精液を零しながらゆっくりと
腰を落としていく。
 スピードはとても緩やかなもの。ゆっくりと肉棒味わうように動き徐々にスピード
を速めていく。

「えりお、くん……はぁっ、あんんっ、気持ちいいよぉっ、エリオ君の動いて……私
の中で動いてっ……ひゃっんん!」

580 名前:246:2007/07/21(土) 22:56:47 ID:I469DUZq
 ぽたぽたとエリオの顔に涎を垂らしながら、キャロがぼうっと視線を向けた。
 間髪いれずに口に入ってきたのは、なのはの剛直。あわてて見上げた先には、口元
を歪ませて自分を見下ろしていたなのは。

「ほらキャロ、さっきまでエリオのお尻に入ってたちんぽ美味しい?」
「んぐっ、はぁっ……! ふぁ、ふぁい……」

 腰を動かしながら、なのはにされるがまま口内を明け渡した。
 必死に舌を動かして味わい、喉の奥で締め付ける。

「ふふ……イやらいい顔。エリオには見えないだろうけど、今キャロもフェイトちゃ
んも凄いエッチな顔してるんだよ? もちろん……わたしも」
「はぁぐっ……はぁっはぁっ……んんっ!」

 キャロ同様、涎を垂らしながら喘ぐエリオの口に足先を突っ込んだ。突然の事に頭
を動かしたエリオを見下ろし言い放つ。

「エリオ、しっかり綺麗にしてね? 私の足、ずっとエリオの垂らしてたものでぐちょぐちょなんだから」

 なのは自身の愛液と、繋がっていた時に垂れていたエリオのものに汚れた足を器用
に動かし、エリオに足の指をしゃぶらせた。
 足先からくる刺激に、なのはの背筋を寒気がくすぐる。

「私も、なのはの綺麗にしてあげるから……」

 先ほどまでバイブを動かしながら喘いでいたフェイトが近づき、エリオと同じよう
になのはの足に舌を伸ばす。

「ふぁっ、エリオ君っ……激しいよぉっ! もっともっと、私のおまんこかき混ぜ
てぇぇっ!」

 闇雲に腰を動かすエリオに子宮を突かれながら、キャロが更に腰を深く落としてい
く。
 なのはの剛直で顎が外れそうになりながら、それでも離さず涎と喘ぎを吐き出し続け
る。
 フェイトもエリオと同じようになのはの足を舐めながら、二本のバイブに酔いしれ
た。
 悶えながら腰を捻り、淫猥な表情でなのはを見上げる。
 自分を気持ちよくしてくれる者への、期待の眼差しだ。

「ふふ……フェイトちゃんもそんな顔して、待っててね? エリオがいったらすぐに
気持ちよくしてあげるから……それまで、ちゃんと拡げて待ってるんだよ?」
「うんっ、なのはのいい子で待ってるからっ……早く挿れてほしいのぉ……」

 なのはの足を舐めていたフェイトが徐々に上がり、今度はなのはの剛直を這わせた
根元。愛液を垂らす、陰唇に舌を伸ばした。
 沸いて出る源泉に口を付け、なのはが早く自分を貫いてくれることを願い続ける。
 耳に聞こえるのは、なのはの嗤い声と、キャロの喘ぎ。キャロの熱い息がフェイト
にかかり、フェイトの体を震わせた。

「あぐっ……はぁっ、げほっ……んん!」

 息苦しさに咽ながら、エリオが腰を持ち上げ続ける。舌を何もかもを忘れなのはの
足を舐め続け、主人の叫びを無視し続ける肉棒は、キャロの貪るような締め付けに悲
鳴をあげた。
 閉ざされた視界の中、目の前が真っ白になる錯覚を覚える。
 それに逆らう事無く、エリオはなのはとキャロを気持ちよくさせることだけを考え
た。

581 名前:246:2007/07/21(土) 22:57:52 ID:I469DUZq
「あんっ、エリオ君んっ、わ、わらし……んんっ!」

 先に限界が来たキャロが、なのはとエリオのものを咥えながら腰を痙攣させた。
 限界まで締め付けた膣が、その声を聞いて同じように限界を向けたエリオのものを
飲み込もうと脈動する。
 子宮にたたき付けられた精液の熱さにキャロが悶え、なのはの剛直に歯をたてた。

「きゃっ、ん……!」

 その刺激に思わずキャロから剛直を引き抜き、我慢できずにキャロの顔面を白濁と
汚していく。

「はぁっ……えりお、くん……」

 動かない体に鞭を打ち、キャロが咥えていたエリオの肉棒をゆっくり抜いた。
 その刺激に下を見れば、零れて出て行く大量の精液。もったいないと感じつつも、
頭が美味く動かないのは、初めて彼の精を受けた幸福感から。
 獣のような息を吐きながら、キャロがなのはを見上げ息を吐く。

「じゃあ、そろそろ最後の仕上げしようか? フェイトちゃんも一緒にしてあげる」

 余韻がやっと収まりかけていたころ、目の前に突き出されているのは二つのお尻。

「フェイトちゃん、好きなほうでしてあげるから。自分で拡げてお願いしてみて」
「うん……おまんこ、なのはの太いので奥まで突いてください……」

 満足そうに微笑むなのはに目を向けられ、キャロの同じように笑みを零した。
 キャロの腰を締め付けるバンド。そり立つのはなのはから借りたディルドーだ。

「じゃあ、エリオ君もフェイトさんみたいにしてみよっか? エリオ君は、変態さんだからできるよね?」

 戸惑うことも無く、尻を左右に割ってキャロを見た。
 自分を見下ろし嗤うキャロに、ヒクヒクと涎を垂らすそこを突き出す。

「うん、キャロ……僕も、フェイトさんみたいに何でもするから……」

 隣にいるなのはとフェイトは、既に淫らに交わっていた。
 早くそうして欲しくて、エリオは尻を高く突き上げた。


* * *


「はぅっ……んん……!」

 自分を貫くその苦しさを、少年が押し殺した声が受け止め続ける。
 その声は微かに震え、赤く染まった頬に流れた涙が強い風にさらわれた。
 その恍惚しきった表情を見上げながら、キャロが彼の肉棒から口を離し見上げて嗤
う。

「イっちゃいそうなんだね? でも、私が良いって言うまで出しちゃ駄目だからね?」

 エリオの反り立ったものを締め付ける五つのバインド。その一つを解除し、キャロ
が更に負担を掛ける。

「大丈夫、少しずつ我慢できるようになれば、きっとフェイトさんみたいな変態の体になれるから」

582 名前:246:2007/07/21(土) 22:58:50 ID:I469DUZq
 あの夜から一夜明け、今日は起動六課の休日だ。
 遂にはやての堪忍袋の尾を切ったなのは達は、一日待機。二人はなのは達の代わり
に、決められたルートを進んでいる。

「ほら、これから玩具屋さんでなのはさんのおつかいして、その後それを試しながら
夕ご飯。映画館で一回して、最後は夕焼けを見ながら海岸線でエッチするの。楽しみ
だね」

 一日中エリオの尻を犯す予定のバイブは、今日なのはに渡されたものだ。
 本当は、街中で恥ずかしそうに歩くフェイトを眺めようと買ってきたものらしい。
代わりにそれを預かったキャロが、今はエリオの穴にそれを入れたところ。
 場所はミッドチルダの何処にでもある路地裏。視線をめぐらせれば、そこには汚い
マンホールが一つだけ。
 人通りの多い中、絶好の視覚にここぞとキャロがエリオを連れ込んでいた。

「ほら、これから玩具屋さんに行って、なのはさん達にお土産買っていかなきゃだよ?
 フェイトさんから沢山お小遣いも貰ったし、なのはさんの決めたルート通りに行か
ないと、なのはさんに怒られちゃうよ?」

 でもそっちのほうがいいのかなと、耳元で囁かれエリオが眉をよせて腰を震わした。
 震える肉棒の先から滲んだものを舐めながら、キャロが微かに怒ったようにバイン
ドで締め上げる。

「エリオ君、後4つもあるんだからこんな所で出しちゃ駄目」
「あくっ……キャロごめん、僕頑張るからっ……だからお願いだよっ……」

 苦しげに呻く彼を楽しそうに見つめながら、キャロが彼を締め付ける桜色のバイン
ドに魔力を通す。
 締め付けが弱くなったことに安堵しながら、それでも全く苦しさがなくならないの
は、自分の尻を犯すバイブの強さが最大に変わったから。

「じゃあ、このまま玩具屋さんいこっか? 私が変身魔法で買って来るからいい子で待ってるんだよ?」

 キャロに服を整えられ、エリオがよろよろと歩き出した。
 すれ違う通行人から隠すように前かがみになりながら、エリオが不意に立ち止まる。

「キャロ……くっ……今、変な音しなかった……? あっ、くぅぅ……」
「変な音って、エリオ君のお尻に入ってるのじゃないのかなぁ……私、しなかった
けど?」

 そんな事無いと、エリオがキャロを引っ張り先ほどの路地に舞い戻る。

「エリオ君引っ張っちゃ駄目。もぅ……ここでして欲しいのかなぁ。舐めるだけだよ?」
 違うとわめくエリオを取り押さえながら、キャロが再び彼のものを取り出した。
 真っ赤に膨らんだ彼の亀頭を咥え、にじみ出ていたものを飲み込んでいく。

「エリオ君いい? バインドもう1個外すからね? お尻に力入れて、ちゃんと我慢するんだよ?」

 頷く余裕も、近くでした音にも気を払う余裕が無い。
 歯を食い縛り、必死に声を押し殺すが、時折零れる息は快感に染まった彼の悦びを
表していた。

「へぇ、なのはさんフェイトさんにこんなの使おうとしてたんだ……エリオ君じゃ、気持ちよすぎてどうにかなっちゃいそうだよね?」

 抜けそうになったバイブを深く突っ込み、キャロが暴れる肉棒をじっと見つめた。
 気づけば、自分達を見つめているボロボロの少女。キャロがにっこりと微笑み、エ
リオの耳に口をつけた。

583 名前:246:2007/07/21(土) 22:59:54 ID:I469DUZq
「エリオ君、さっきから女の子がエリオ君のこと見てるよ? お兄さんどうした
のって……ふふ……こんな所で出しちゃって良いのかなぁ?」

 震える肉棒を握り締め、涎を垂らすエリオにキスをする。
 何も出来ないエリオを見ながら、キャロが耳元でクスクスと笑い続けた。

「はくっ……だ、駄目っ……僕もう……!」

 ――――人類の繁栄の源。
 この小さな自分の背中に圧し掛かったものは余りにも重く、かつてそれを体現した偉人には遠く及ばない。

「エリオ君、このまま出しちゃったら私もお仕置きしちゃうからね? ふふ……何してあげようかなぁ……楽しみだな……」

 震え上がるストラーダに歯を立てられた。
 それだけでは出すわけには行かない。このストラーダだけは、誰にも負けるわけに
はいかなかったから。

「我慢したって無駄なんだよ? エリオ君は変態さんで、でもそんなところまでそっ
くりなんだよね。嫉妬しちゃうよ」

 受け継いだものがあった。
 目にも留まらない速さで駆け抜け、繰り出した雷は剣なって目の前の道を切り開く。
 どうにか許してもらおうと、キャロを見つめても帰ってくるのは嗜虐に染まったな
のはそっくりの笑顔だけ。
 彼女がそれを受け継いだなら、自分が受け継いだものは何だったのだろうと自問し、
心の中で自嘲した。

「はぐっ……」

 受け継いだものは魔法の力だけじゃない。
 今も冷たい刃を首筋にあて、にっこりと微笑む死神の名は、薄幸属性――――。
 そして、体を燃やすような熱さは、目の前の少女にいたぶられ悦んでいる何よりの
証。
 本当にそんなところまで、自分は彼女にそっくりだった。
 少年はそう思いながら、腰を振り続ける。
 もっとキャロに苛めて欲しくて。
 もっとキャロに嗤ってほしくて。
 我慢できずに吐き出した精液が、フェイトに買ってもらったキャロの服を汚してい
く。

「あーあ、せっかくフェイトさんに貰ったのに……くすくす……どうしちゃおうかな」

 あと少しでこの休日が終わってしまう。
 それを残念に思い、キャロが崩れたエリオを見下ろしそう言った。嗤いながら、キャロが汚れた自分の服に手をかける。
 それを見ながら、これから起こる事を期待する少年の肉棒が震え、残った精を吐き
出した。

 ――――キャロ、もっと僕を気持ちよくして欲しいんだ。

 期待と、そして羞恥を振り絞ってそう目で訴えた。
 応えるキャロの声。耳元で囁かれた言葉に、エリオが微笑み頷いた。


―END―

584 名前:246:2007/07/21(土) 23:00:57 ID:I469DUZq
以上です。ありがとうございました。

こんなお話に付き合っていただいた皆様、早めに糖分を摂取してください。
ここには、甘々な SS が沢山有りますので、それで保養を。

次は、バター犬ザフィーラさんか、なのはさんの子育て奮闘気で合えたらいいな
246 でした。


585 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 23:07:23 ID:NyDa5OaF
>>584
GJ!お疲れさまでした!

586 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 23:07:48 ID:w5kUfyaE
>>584
え…エリオきゅんが…エリオきゅんが汚されていくっ!?
いいぞ!もっとやれ!

587 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 23:09:38 ID:WMR8KQ7H
>>584
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

糖分たっぷりだと思ってたんだけど、それは俺の脳が腐ってるせいか。

588 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 23:46:51 ID:ZxQWo/xY
>>584
あああああああエリオきゅん!!!!
だめだああああ
GJ!!

589 名前:461:2007/07/21(土) 23:58:09 ID:x+V/YnY9
再び投下
試験前なのに何やってんだろ…


「っというわけで、今から機動六課恒例、抜き打ち六課フォワード陣美女軍団のムチムチ身体検査や!」
突如やって来た機動六課の長、八神はやての声に一同はあんぐりと口を広げて固まった。

『Hな身体検査なの 前編』

突っ込むところがある。
まず『っというわけで』の部分。
その言葉があるからには、その前に理由、もしくは原因を示す言葉があるはず。
だが、突如やって来て、突如言ったので何も無かった。
そして、もう1つ、『ムチムチ身体検査』
はっきり言って理解が出来ない。
単なる身体検査なら、文句も無く受け入れるが、『ムチムチ』とは一体どういうことなのだろう。
「あ、恒例っていうんは、これから恒例にしていく、って意味やからな」
どうでもいい説明を始めた彼女の目は、乳揉み魔の目だった。
「ほな、シャマル。説明頼むわ」
と後ろからやってきたシャマルに告げる。
皆、期待した。
シャマルが「はやてのは、冗談混じりの表現で、今からやるのは普通の身体検査」だと言ってくれるのを。
だが、そんな皆の期待にシャマルは見事に裏切ってくれた。
「ムチムチ身体検査っていうのは、皆の女としての体を検査するものなのよ。
数値化出来ない胸の柔らかさ、揺れ具合、感度、絞まり具合なんていうものを検査するものなのよ」
絶句。
何を言ってるんだ、この人は。と皆の顔に書いてある。
「他にも色っぽさとか、下着のセンスとかとかチェックするんやからな!」
何故か自信満々にはやては言い放つ。

非常にマズイ!
エリオはそう感じ、いや確信し、逃亡を謀ろうとする。
ジェントルに生きてきたはずが、「2代目淫獣」や「エロオ・揉ンデヤル」なんて不名誉な名を、

590 名前:身体検査:2007/07/22(日) 00:01:12 ID:x+V/YnY9
いつも画面の前にいる、夜中なのに寝なくて明日に響かないんですか?
と聞きたくなる人達に着けられているというのに、
ここでまたラッキースケベをしたら何を言われるかたまったもんじゃない。
「エリオくん、どこ行くん?」
まだ移動はしてない。
隙を見付けて、構えただけなのにはやてに睨まれてしまう。
落ち着くんだ、おちけつ、エロオ。
違う!落ち着け、エリオ!
そうだ、彼女の言葉からすれば自分は、受けなくてもいいはずだ。
「ぼ、僕は男ですし。美女軍団の身体検査でしょ!」
ピンポイントで突破口を攻めるエリオ。
「せやったなぁ。じゃあ美女軍団&美少年のムチムチ身体検査ってことにしよか」
あっさりと突破口を塞がれ、愕然とするエリオ。
だが、まだ諦められない。
自分がジェントルマンだと、示す為には。
「僕は美少年なんかじゃありませんし!」
「んなことあらへん。エリオくんは充分美少年やで」
「んなことありへります!」
意味不明な言葉で抵抗するエリオだったが、もう逃げる道が無いことを悟っていた。
なんで僕はこんな…

「まずは、制服の見た目からやな…と言っても皆ように似合ってる!」
うんうん、満足そうに言うはやて。
「でも、フェイトちゃんが1歩抜けとるなぁ。その黒ストッキングは世の殿方の視線、独り占めやね」
フェイトの脚を舐めるように見るはやて。
「そして、なのはちゃん…」
はぁ、と溜め息をついてなのはを見るはやて。
「え?」となのはは、何故自分が呼ばれたか分からない顔する。
「その制服で、その靴でちょっと無いわね」
シャマルの言葉になのはは、自分の足を見る。
戦技教導官の青と白の靴の何が悪いのか、分からない。
「わ、私も思ってました」
ティアナが思わず言ってしまう。

591 名前:身体検査:2007/07/22(日) 00:04:37 ID:x+V/YnY9
「ごめん、なのは。私もその…なんていうか…センスが無いかなって思ってた」
フェイトの言葉に呆然とするなのは。
せ、センスが無い…
「無敵のエースオブエースにも弱点があるんやなぁ」
と感慨深そうにはやては、呟く。
「ほな、次は下着チェックや!さぁ、皆、脱いだ、脱いだ」
その言葉にバインドで拘束されていたエリオは、目をつぶる。
そして、脱ぐのを戸惑う女性陣一同。
「皆、自分で脱げへんならうちとシャマルで脱がしてたるで」
目を怪しく輝かせて、手を前に突き出すはやてを見て、一同は仕方なく脱いだ。
「フェイトちゃん、やっぱりリードやな。黒下着なんて自信が無いと着けれへんよ」
「じ、自信なんて無いよ…」
恥ずかしそうに頬を染め、手で下着を隠すフェイト。
「もうブラジャーが必要ね」と言われ、母であるリンディと一緒に買いに行き、
初めて買ったのが黒のブラジャーだったため、それ以来、黒の下着なのだ。
「スバルもポイント高いなぁ。ノーブラなんて。それに隠そうともしてへん
皆、スバルを見習わなあかんよ」
へ?と間の抜けた顔をするスバル。
見習いたくないよ、とシンクロする一同。
「そ、そうですかぁ?て、照れます」
あはは、と暢気に頭を掻くスバルを見て、ティアナは改めて「良く、首席卒業出来たな」と思った。
「なのはちゃん…」
再び、さっきと同じようになのはを見て、溜め息をつくはやて。
「その色…ちょっとおばちゃん臭いで」
なのはの下着はシンプルなベージュ色。
シンプルな下着、ベージュの下着でもお洒落なものはあるだろう。
だが、この2つが組合わさったならば、おばさん臭い下着へと変貌するのだ。
おばさん臭いと言われ、ショックを受けるなのは。

592 名前:身体検査:2007/07/22(日) 00:08:57 ID:PcS3Bj3T
「今のところ、フェイトちゃんがトップで次にスバル。他の皆が同じでなのはちゃんが最下位やな」
検査じゃなくてランキングになってる…
と心の中で呟く、諦め気味の一同であった。

「さて、エリオくんの番やね」
そう言ってはやては、エリオに近付く。
「や、やめてください」
と抵抗する為、目を開いたエリオが見たのは、下着姿の女性陣一同。
顔が真っ赤に染まり、鼓動が早くなるエリオ。
そんなエリオのズボンをはやてはスルスルと脱がせた。
そして、現れたのは…
「く、黒のぴっちりブリーフ…」
予想を越えた下着にはやては、言葉を失う。
「う、動きやすいんです」
説明を加えるエリオの顔は茹で蛸みたいな真っ赤だった。
「これは高ポイントよ。エリオくん」
とよだれを垂らしながらシャマルが言った。
この人、大丈夫なんだろうか。と思ったエリオの耳元ではやてが囁いた。
「皆の下着姿見て勃ってしもうたんか?」
はっ、と自分の下半身を見るとぴっちりブリーフで幾分か隠せているが、
確かに興奮して張り詰めている自分がいた。
「まぁ、当然の反応やな。この美女軍団の下着姿を見たら」
はやては、気にするなと言って、皆の方を見る。
次の検査のことを考えて、怪しく歪むはやての唇を見て、六課女性陣は寒気を感じたのだった。



続く

593 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 00:11:47 ID:PcS3Bj3T
スバルをなのはに取られたティアがうんたらかんたらの話を書こうとしてたら挫折
それでまたこんなくだらないもの書いてしまいました
なんか申し訳ないですorz

594 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 00:15:56 ID:7PlyYhIP
いやいや。
クレしん張りの笑みを浮かべるはやてとズンドコに沈んでいくなのはを想像したw

ぃぃょぃぃょ
早く続きが読みたいぞ

595 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 00:24:27 ID:N391jewZ
>>593
GJ!しかし活気が戻って来たなぁ…。

596 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 01:18:06 ID:PWus4LGp
>>593
これはエリオが羨ましい目に遭いそうだ…

597 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2007/07/22(日) 01:29:15 ID:+YrIpbfu
『ユーノの君の華麗な性活 』 最終パート、投下します
かなり長くなったので残り半分は見直しして次スレに出させてもらいます
では
・エロあり、ユーノ×キャロ



598 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2007/07/22(日) 01:30:20 ID:+YrIpbfu
ャロ ―1



「あっ…んぷっ…んっんっ……        …ぷは!  ……あっ…あのっ…」

ちゅっぷちゅ、つ…
唾の橋を細く引き、口の中に差し込まれてくるユーノの舌からようやく顔を離した

「…ん?どうしたのキャロちゃん?」
「そ…その…やっぱり…わたし…こんなの…エリオ君の…んんっ…」
最後まで言えず、再びまたユーノの舌が侵入してくる
「んふぁ…」

「…大丈夫だよ、こんなの全然…っ…挨拶みたいなものなんだから…ね…んちゅ…れろっペロペロ…」
そう言いつつまたキャロの口を塞ぎ舌を絡ませながらキャロの甘い唾液を口中を味わった
小さな歯の裏まで丁寧に削り取るように舐め尽す

 やがて馴れた手つきでキャロの訓練着をずりずりとたくし上げるユーノだった
「んん!?…んふっ…んーっ…んーっ!…」

幼い容貌の頬がだんだんと、その未知の感覚に熱く朱に染まってきていた






 

はやてが怒りのオーラを見に纏い、八神邸を飛び立った時より1時間と少々時は遡る




「えっ…じゃぁ…なのはさんも……ホントに…そう…だったんですか?」
「う、うん、まーね…そう、そうなんだよホントホント…」

ウンウンと頷く
ある事無い事テキトーな事をペラペラと並べるユーノだった

実際は事故だったりフェイト達にこっぴどくお仕置きを受けていたり…
架空のなのはとのそれはそれは熱い夜を、滔々とキャロに語って聞かせたのであった

そしてフェレットもどきが、トゥ!とジャンプして着地すると
そこにキャロの見覚えのある男の人の姿が現れた

あっ…
キャロの口から声が漏れる
この人、そうだ…たしかにホテルでの護衛の時に映像で見た…
なのはさんとフェイトさんと一緒に歩いて話してた人

(…じゃあホントに…)

ギシッ
スーツ姿の男がゆっくりとベッドに腰を下ろすと
優雅に足を組んで、話を続ける



599 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2007/07/22(日) 01:31:30 ID:+YrIpbfu
「…そう…だからボクも、なのはとは夜の修行でね…まぁずいぶん経験を積んだものさ…
 キャロ…君達の…、その…エリオ君だっけ?…偶然通りかかってね…
  …悪いとは思ったけど…聞かせてもらったよ…
 それで…その、若い二人のすれ違いを見ていられなくてね、そう、それこそ
 昔のボクとなのはの事を思い出してさ…つい…」

 サラサラの髪を指先で撫でてユーノはフッと笑った



「へくしょっ!……?」
垂直距離で20mほど離れた厚い壁の向こうでなのはがクシャミをした
アレ?と周りを見回す
「…ママー?」
「ん、大丈夫だよ、ヴィヴィオ…そろそろお眠の時間だね」
ススっと鼻を啜って、よしよしとヴィヴィオの髪を撫でた
ベッドに寝かせたヴィヴィオのかけ布団をよいしょと直しながら
なのはは、湯冷めしちゃったのかな?
と小首を傾げた
「…じゃあ、ママはちょっと見回りに行ってくるね、それまで大人しく寝ててねヴィヴィオ
 すぐ戻るから」
「うん!」
布団を被ってバイバイするヴィヴィオに小さく手を振るとなのはは腰を上げた
「…さてと下は…フェイトちゃんが見てるだろうから、私は上かな?」
部屋から出るとなのはは歩き出した





「…そう…だったんですか…わたしは…その…そう言うこと…誰も
 …故郷のおじいさまもおばあさまも…教えてくれなくて
  …いえ…二人とも凄く優しくは…してくれたんですけど…そんな時間も無かったと言うか

 わたしは…まだ小さかったし、…あ、今もですけど…もっと…
 
  …その後はどこへ行っても邪魔者扱いされて…行く先々で…」

何か嫌な事を思い出したのだろうかキャロの目がウルっと潤んで肩が震えた

 (おわ”!…や、やばやば!何か知らないケド地雷踏んだ!?)

ギクリとしたユーノがあたふたと腰を浮かしかけた
(こ、こういう空気は苦手だ…ボクは人生相談したいわけじゃない…えっとえーと…)
エロくはあったが女の子を悲しませるのは苦手な半端な淫獣の良心がチクチク痛んだ
さっさと明るい性指導を開始したかったのでユーノは急いで話題の方向を修正する事にした

「ま、まぁ!だからね…ね、ホラホラ!、元気出して…」
さささっとキャロの隣に腰を移動するとポンと俯いたキャロの小さな肩に手を置いた

「まぁまぁ…解る、解るよ、ウン…君はそういう特殊な事情だから…仕方ないさ…そうそう
 えーと…君は、知らないかもしれないけどね…、ミッドじゃ…都会ではね、
  まぁ、その、当たり前の事のように経験してんのさみんな、…君ぐらいの年ぐらいなら…」

コホンと咳払いをする
俯いていた顔を上げて潤んだ目でキャロが見つめる



600 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2007/07/22(日) 01:32:11 ID:+YrIpbfu
「…で、まぁ…初めてはその、経験豊かな大人の男性と言うのが一般的で…ね
  やっぱりこういう…体験を何度かしておかないとね〜
 …いざ大事な人と本番と言うときに
 …どうしていいのか解らなくなったりしてさ…相手の男の子を傷つけちゃったり
  あぁ、場合によってはケンカ別れに…
 特にエリオ君みたいな真面目な子は君がリードしないと…ヤバイんじゃないかなぁ…   …何て…」

チラリとキャロの表情を見た
少女は何か思い当たるフシがあるらしく真剣な顔で考え込んでいる

(…実際ミッドの女の子の事情はよく知らないけど、最近の子は進んでるらしいし…)
と昨日読んだゴシップ雑誌にはたしかそう書いてあった、とユーノは思った
さり気無くキャロの肩に置いた手を、するすると腰のあたりに回す


ビクリとキャロの肩が震えた
ユーノもビクリとしたが、表面上優しげな眼差しで、怯えた不安そうな表情を見返す
「あ、あの……わ…わたし…そんなの嫌です…こ、怖い…ですけど
 わたし…エリオ君と…エリオ君と仲良くなりたい…」

ユーノの喉がグビリと鳴った
「よょ…よし!じゃぁ、…ボクでよければ…優しく教えるから
 が、頑張ろうねキャロちゃん!ボクもできる限り…
 …あぁ!もちろん…ゴホン!
 …もちろんエリオ君…他の人にも絶対内緒にしとく、約束するよ!絶対だ」

ぜひともそちらも絶対にナイショにして欲しかったのでユーノは力強く頷いた
キャロの腰を強く抱き寄せた
「…あっ」
驚いたキャロの両手がユーノの胸に当てられてユーノの頬が思わずニヘラと揺るんだ

 (あ〜信じられないくらい柔らかいなぁ…現役○学生(相当)の体…それに…
リインちゃんやヴィータちゃんとはまた違う…いい匂いがするなぁ…ミルク系と言うかこの髪とか…)
クンクンとキャロのふわふわしたピンクの髪の匂いを胸一杯に嗅ぐ淫獣だった


ユーノは一気に押し倒して幼い体を蹂躙したい
…衝動を押さえると
キリリと表情を引き締めてキャロの顎を指先で引き
ドキドキと目をつむり、震える薄く開いた小さな口に
ゆっくりと舌先を差し入れたのだった…

601 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2007/07/22(日) 01:33:01 ID:+YrIpbfu
―6課内

「アハハハー!」
「まったくもぅ…」

あら?…

エリオが部屋を飛び出してから3〜40分は経った頃

なのはに遅れてシャワーを浴び、訓練の汚れを流し落とした執務官の目が
ロビーで談笑するスターズ及びライトニングの少年を発見した
…あれ?一人ウチの娘が足りない…

「何してるの貴方達?…ねエリオ?キャロは?」
キュウ?と机の上のフリードがフェイトを見上げる
ギクっとした顔のエリオがこっちを見た

「あ、フェイト執務官、それがですねー」
ぷぷぷとスバルが手を当てて笑う
「や、止めて下さいよースバルさん…」
わたわたと赤くなり慌ててそれを遮ろうとするエリオ
麦茶のグラスをカラカラと回しながら
机に肘をついているティアナ、つまらなそうに呟く
「はーっ…まったく、でもね〜、結局、私達の部屋に泊めるわけにもいかないし…
 エリオ、あんた…もうフェイトさんのとこにでも行くしか無いじゃないの?」


「そ、そんな…無理ですよ…、第一…それって
 自動的になのはさんとフェイトさんと一緒…しかも今はヴィヴィオちゃんまで居るんですよ…
  ちょっとそれは…そういう事なら、しょうがない、ボクはここの床で寝ますよ」

フェイトは豪奢な金髪を垂らして首を傾げた
過ごしやすい季節になってきたとは言え、夜はまだ冷えるし、ここの?ロビーの床に?
「…って、どういう事なのエリオ?」

それに応えて、ワクワクと何か言い出しそうなスバルを慌てて制して
仕方無さそうにエリオがボソボソとその保護者にこれまでの事情を説明した
むろんフェイトの胸とかその辺りの事情をぼかしながらではあったが…

いくらかの時間の後、全てを聞き終えてフェイトがハァーと溜息をついた
ウンウンそりゃそうよね、とティアナが頷く

「エリオ…それは…もう…貴方からキャロに謝りに行きなさい…
  だめだめ…だめだよ?そんな顔しても…
 ホラ、こういう時は男の子が大きいとこを示してあげなさい…解るでしょ?…ねエリオ
 フェイトママの命令です、…私も一緒に行ってあげるから」

う”と言い軽く身を引くエリオに、フェイトが(解った?)と指を立てて言いつける
ティアナとスバルもそうそう、そうだそうだと頷いて同意を示す
本当に面白いのだろうスバルの方は楽しそうに笑ってる
女姉妹で、しかも下の子が居ない環境で育った彼女には
弟のようなエリオのこういう状況に慌てふためく様子が何とも楽しいようだ

「…解りました…」
やがて、周囲の女性陣の視線の包囲に全面降伏したエリオがしおしおと立ち上がると
フリードを抱えてキャロの待つ部屋に向かった
とぼとぼと歩く少年の後ろにぞろぞろと保護者と野次馬が付いてくる



602 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2007/07/22(日) 01:33:42 ID:+YrIpbfu
「………」
(ハァ……こうなるんじゃないかと思った…)
後ろをチラリと見る

「あれ?なんでティアまで来るの?」
「う、うっさいわね!…そりゃ…あんたが余計な事言ったら止めるためよ」
頭の後ろに手を組んでテクテクとオレンジの髪のセンターも付いてくる
結局ティアナも6課の弟の顛末が気になるようだった


その時軽やかな曲が流れ
フェイトの携帯が鳴った、ん?とポケットに手を伸ばす
「…あ、なのは?え?ハイ、…うん、今シャワー浴びて…うん、うん、へぇ…え?
 …アハハ!まさか…
 うん…うん解った、了解…もし本物だったら…私ザンバーで三枚におろしちゃうかもね
 …うん、じゃあ…また」
ピッ
楽しそうな表情で執務官は携帯を戻した

「どうかしたんですか?」
ティアナが尋ねた
「…んーん、なんでも無いよ…誰かのペットが逃げ出したみたい
                       …それでちょっと…なのはと昔の話をね」
 ホントに懐かしいな…
あの頃は…携帯を見つめるフェイトの頬が自然に綻んだ

「あ、さっきのアレか、言うの忘れてたわ〜」
「え、何だっけ?」
「アンタねぇ〜もう忘れたの?…」
最後尾でティアナとスバルがいつもの掛け合いを始めた


…なんだかなぁ…
ワイワイと騒ぐお供を連れ先頭を行くエリオがトホホ…と肩を落とした
胸のフリードがその顔をキュクー?と見つめた


603 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2007/07/22(日) 01:34:49 ID:+YrIpbfu
「うっ…いいよ…そこカリ首のとこ重点的に…」

言われた通りにキャロの舌先がユーノの亀頭からくびれた部分を舐め
口に含む
「んっ…ちゅ…お、おっきくて…全部…あむ…」
「くはぁ…いい気持ち…」

まったくもって拙いが、そのぎこちなさがまたたまらなく、ユーノはキャロのピンクの髪を撫でた
こんな可愛い子がボクのを咥えてるなんて…
ビクビクとそそり立ったものが小さな口の奥まで押し込まれてキャロは苦しそうに喘いだ
「うっうっく…で、でる…うっ…」
ユーノはキャロの後頭部を抱え込んだ
びゅっビュビュー…
「んぅ!」
口の中一杯に白濁を出されたキャロが吐く事も出来ずに顔を振った
「…だ、ダメだよ全部飲まなきゃ…」
ユーノが腰を押し付けるので、口一杯に精液を貯めたキャロは一瞬見上げて、意を決したようように目をつむり
ゴクゴクとユーノの精液を飲み干した、それでも多すぎる量の精液が口の端からこぼれた

ユーノがペニスを引き抜くとキャロの舌先からペニスの先に糸が引いた
「ケホっ…ケホ…、こ、これ…、変な味ですね…」
こしこしと口をぬぐうキャロ
「ん…?んん、まーね、でもエリオ君も飲んであげたらスッゴイ喜ぶと思うよ…
 あ、そこの下の袋のとこね…優しく揉んでくれないかな…」
そう、なんだ、エリオ君も…
正座して言われるがままフニフニとユーノの玉が入った袋を揉みほぐすキャロ

「…あの…こうでしょうか?こんな感じで…」
「そ、そう!…いいね…すっごく、あっ…気持ちいいよ…で、そのまま上に手をずらして
 そうそう…そのまま竿の部分を上下にしごいて」
コシコシと小さな手がユーノの怒張したものを上下にさする
くぉお!いい!
ユーノの顎がのけぞった
そ、そんなに気持ちいいのかな?不安そうな表情でキャロが見つめる

ハァハァ…次はどっしようかな…
眩しい裸身を恥ずかしげも無く晒した少女の無防備な姿にまたたく間に息子がビンビンに立ってきた

「よ、よし、では、次は足を開いて、…股をそうぐっと左右に…」
「あ、…あの…こう…」
そろそろと開いたキャロの股の間にユーノの顔がガバっと覆いかぶさった
「きゃ!あっ…やぅ…あ…」
驚いたキャロが顔を赤らめてユーノの頭を押さえる
「ひゃっ」その背筋がビクリとした
「やっ…あっ…はぁ!…あっあっ…」
ピチャピチャジュルジュル
ユーノの舌先が少女の割れ目に舌を差し込んで思う様、内部を舐めまわしていた

キャロの秘所の味を堪能したユーノが顔を上げると
キャロは後ろに倒されて、さらに大きく股を開かされた
その伸ばされた太股をユーノの舌が大きく舐めた
「はっ…やっあ…あ、あの…」
「じゃ、じゃぁ…そろそろ…」
ユーノがハァハァと限界まで張り詰めたものをキャロの柔らかなお腹の上にのせた
ビクリとしたキャロがその大きさと鉄のような熱さに思わず悲鳴を上げた
「いやぁ!…やっぱり…やっぱりダメぇ!」

えぇ!?
ユーノが顔を上げた


604 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2007/07/22(日) 01:35:30 ID:+YrIpbfu
「だ、ダメって…」
情け無さそうな顔のユーノ
「やっ…ダメ…そのやっぱり…やっぱりダメです…ゴメンなさい…わたし…そこは…そこはエリオ君の…」
本心からすまなさそうなキャロが泣きそうな目でそう言っている
鼻息を荒げて亀頭を閉じた秘所に押し付け、いざ進入しようとしていたユーノが
ハァハァと息をついてキャロを見た
(う…ぐ…)
少女の両手が大事な部分とユーノの間に差し込まれていた
それを払いのけて挿入したいのは山々だったが…
(こ、ここで無理じいすると後が…あくまで合意で…と、とにかく、それよりもう我慢が限界…)

「わ、解ったよ、キャロちゃん…じゃ、じゃあ後ろでね…」
出来る限り平静を装ってユーノはもどかしくキャロの肩に手を置いた
「は…はい…え?後ろ?…きゃっ」

ころりと体を裏返されるとキャロは四つんばいにさせられてお尻を高くあげさせられた
「あ、あの…?ひゃん!?」
キャロのお尻を左右に開きそのアナルにユーノ舌が侵入していた
「いっやっ…あ、あのっ!?…そ、そこ…お尻の…はっ…いぁっ…」
さらに舌が抜かれると、長い人差し指が差し込まれた
キャロの背がビクリと跳ねる
「ふぁああああっあっ……」

ぐりぐりと内部をいじりながらユーノがまわりを物色する
「…もういいかなぁ…もうちょいかな…?もっと唾を付けて…あ、これいいな洗顔クリーム…」
差し込まれる指が更に2本になって潤滑油と共にクチュクチュと交互にキャロのお尻の穴を
出入りして音が鳴りだした

「いやぁ…な、何…これ…ふぁああ…あっはぁ…あっ…あっ…わたし…あっ…お尻が
  あっ…へ…変…です…熱い…ああっ!」

「…よーし、もういいだろ、…行くよキャロちゃん」
「えっ…あの…はっ…あぅうう!!…」
ズニュル、ユーノのペニスがキャロの小さなお尻に埋め込まれた
「はっ…あッ!!」
しっかりと押さえキャロが前に逃げないようにすると
ユーノは舌を舐めてそのまま腰を捻じ込んだ、じりじりと肉棒がキャロの小さなお尻に埋まっていく
「うぉっ…あっ…さ、流石に…これは…すごい締まり…き、…きつ…」
「や…いやぁ…あ…はっ…あ…おしりが…お、おしりが…あっ…やっああ…い、一杯で苦し…」
「も、もうちょっとで奥まで…」
「キャっ…」

キャロの汗ばんだ肩を押し付けると体重をかけて更に奥に怒張したものを推し進めた
「やぁ…いや…あっ…」
ギチュ…ググ…
結合部が湿った音を立てた

ユーノは柔らかなキャロのお尻の肉を左右に開いて結合した部分をまじまじと見た
限界まで拡張したキャロのアナルがユーノの太い肉棒に貫かれて震えていた
こんな小さなお尻にボクのが無理やり挿入されて…
「はぁ…いい…最高…」
高揚した気分にゾクゾクしたユーノがゆっくりと腰を引いた、内臓を引っ張り出されるような異様な感覚に
キャロが悲鳴を上げた
「やっ!あぅうううう…」
カリの辺りまで引き抜き、ゆっくりとまたペニスをキャロの柔肉の中に押し込む
「ひぎっぃ…い…、う…あ……」
シーツをつかみ、キャロの背が思い切り反る
それに刺激されたユーノがその背中をベッドに押し付けさらに体重をかける
「はぁはぁ…うっ…この無理矢理押し込むのが…何とも…」


605 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2007/07/22(日) 01:36:23 ID:+YrIpbfu
ニッチュッ…ギッチュ…
「やっ・はっ…あぅっ…はっ…はっ…あっ…やぁぁ…」
シーツに押し付けられたキャロの口から切れ切れに吐息が漏れる

ユーノが少しずつ腰の動きを加えると結合部がそのたびにいやらしい音を立て
加虐の喜びにユーノの脊髄を快感が駆け上った
夢中で挿入を繰り返す
「いやぁ…はっ…あっ…あっ…あっああっ…やっ…もっ…あっ…」

ユーノはキャロのマシュマロのように柔らかなお尻の肉をふにふにと揉み
ぐりぐりと腰を使った、キャロの中のペニスが鉄のように固くなっていた
それで少女の内部を思う様蹂躙する

「…はぁはぁ…いっ…いよキャロちゃんのアナル…もうちょっと息を吐いて楽にして…
 そう…そう、ああ!いいよ…、もうちょっと…奥まで…ホラ当たる…」
ズン
大きく腰を打ち込む
「やっああ!」
「くぁ…気持ちいい…」
ユーノが腰を押し付けながらキャロのお腹を撫でた、たまらず仰け反った細い首筋を舐め
耳元で囁く
「ホラ…裏からボクのチンチンがキャロちゃんの子宮に当たってる…気持ちいい?」
「そ…んな…事…わ、わからないです…あっ…あぁ!…」

耳たぶを軽く噛んで
ユーノは体を起こすと
「「せーの」と
大きなストロークでゆっくりとピストン運動を開始した
ズルズルと巨大なペニスが引き抜かれてはまた貫く
そのたびに、しっかりと後ろから大人の体に押さえ込まれた
キャロの細い体が逃げようの無い感覚に身もだえする

「あっ…あぅぅう…ひっ…いっ…い…いゃ…あっ…」
「いいよ…いいーそうそう締めて…緩めて、そうそう締める、キャロちゃん上手いよ…くっ……」
ユーノも快感に我慢が出来ず、腰を振るスピードがじょじょに上がってきていた

「やっ…はっ…ぁ…あっああ!」
一瞬、体の中でユーノのものが大きく膨らむのをキャロは感じた
「うく…で、出る…」
一際強くキャロの尻をつかむと、ユーノは腰を打ちつけた、キャロも目をつむった
「やっ…あっあっ…お、奥に…熱いのが…出て…びゅびゅーって…あ…あっぁ…」

ユーノはビクビクと痙攣するキャロの体を後ろから抱いて体を密着させると
射精を続けるペニスの最後の一滴まで絞り出すようにキャロをベッド押し付けて腸の中に白濁を流し込んだ
ハァハァと荒く息を吐く
余韻を楽しむようにキャロの腰を抱き、小さな乳首を指で摘んで転がして小さく悲鳴を上げさせた
ピクピクと震える汗ばんだ細い肩から首筋まで丹念に舌で舐めとり
キスをして舌を絡ませる
「はぁはぁ…良かったよキャロちゃん…んっ…」
唾液を流し込んで飲ませる
キャロは忘我の目でユーノの唾液を嚥下すると
ユーノの胸で唇を舐めた






606 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2007/07/22(日) 01:37:18 ID:+YrIpbfu
「いやー実にいい!…じゃなくて見込みがあるよキャロちゃん!」
「…ほ、ホントですか?…あ、ありがとうございます…」
ハッハッハ、快活に笑うユーノ
その横でお尻を押さえて、お尻の穴から流れ出る精液の熱さに顔を赤くしたキャロがようやく体を起こし
シーツで胸のあたりを隠して頭を下げた

(あーもう何か、世間外れの礼儀正しさだな、今時…この子は…)
ユーノはニヤニヤと目を細めた
「うんうん…それじゃ、さっそくもう一回行こうか…」
四つんばいでにじり寄る
「…え!?ま、まだやるんですか?」
「そりゃ予習したら復習しなきゃ!」
「で、でも…わたしもう…」
軽く後ずさりしそうになるキャロ、その時


コンコンコン
出し抜けにドアがノックされ二人はその姿勢のまま1cmほど飛び上がった
な、何だ!?誰?
ユーノは腰を浮かせた
「キャロー…、エリオだけど…カギ開けてくれないかな…」
コンコンコン

(え、エリオ君!?)
(え、えええ?戻ってきたわけ!?もう!?)

あわあわと立ち上がったユーノが急いで立ち上がり着衣する
ど、どこか隠れるところは…左右を見回す
な、何とか誤魔化して、そう言う目でキャロを見る
(何てこった、こんなベタな展開になるとは…ボクとしたことが…)

キャロも慌てている
「あ、あの、ちょ、ちょっと待ってエリオ君!あの!ちょっとまだ、その後で!」
「キャロー?開けてあげなさい、エリオは謝りに来たんだから…」
ドンドンとドアを叩く音
その声を聞いて思わずキャロとユーノは声を上げた
「フェイトさん!?」
「フェ、フェイト!?」

しまっ!
思わず声を上げたユーノ
慌てて口を押さえたがもう遅かった
嫌な汗とアドレナリンだか良く解らないものが脳からドバドバ出て全身が硬直した
後ずさりすると、体が自然に変化してフェレットの姿に戻る
どうしようもないピンチに陥ると心より先に体が反応して逃走用になる、昔からの癖だ

シーン
固形化したように静まり返る室内
ゴクリと唾を飲み込む淫獣
キャロも息を飲んでドアを見つめている
沈黙の後にフェイトの声が聞こえてきた
「今の声…」
………
ドアの向こうで何事かフェイトが呟いたようだ
…sir…

(い、今のは…)
ザシュン!…
ユーノが見つめるドアに一直線に斜めに線が入ってビクリとした
摩擦熱で薄く白煙が上がる中、その線はゆっくりズレて行った…

607 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2007/07/22(日) 01:38:48 ID:+YrIpbfu
(ど、どわぁあああ〜!!!!!!)

ゴドン
フェレット姿に戻ったユーノの目の前で
音を立て鋭角に切り裂かれた金属のドアが斜めにズレて落ちると音を立てて落ちた
「キャロ!」
鎌状に変化したバルディッシュを携えた金髪の保護者が入室してきた

「きゃっ …」
声を上げて赤くなったキャロが裸の胸にシーツを当てる
フェイトの目にキャロの上気した肌、薄い胸にピンクの小さな突起、華奢な細い足がすらりと伸びて
…そして、そしてその太股から薄っすらと伝う濡れた跡…

キャロの年齢不相応のその艶姿が責任感の塊のような保護者の目に飛び込んだ
「……………ッ!!!!!×!◇$!!!!!」
予想の範囲を少々…いやかなり悪い方に逸脱したその光景に
端正なフェイトの顔が混乱して青ざめる、そして次いで赤く染まった

キャロの上でたっぷり5秒ほど停止した思考と視線がズズッと横に動いて
あわあわと逃げ支度をしている小動物を捕らえた
「…あ、あんたって奴は…こんな子供にまで…」
ユーノにはそのハンターの目が目標を捕らえ一瞬ギラリと殺気に光ったのがハッキリ見えた

「こっ…のっ…」
プルプルと震える両手が雑巾を絞るようにデバイスを握る手に力を込めた
(あわわわわわわわわわわわ…)
ガクガクとベッドの上で壁に背を預けて震えるユーノ

「殺すッ!今日こそはぁあああ!このエロ生物ッ!!!!!バルディーーーーッシュ!!!!!!!!」

即座に主の意思に反応したデバイスが短く冷静に『yes sir』と答え
鎌から大剣へと瞬時変貌を遂げた光の刃が部屋の広さギリギリまで広がると
ガキュ!
天井の一部を削り取りながら破片と共にユーノの頭上に振り下ろされた
「雷光一閃ッ!ザンバーーーー!!!!!!!」
(ぎゃああああああ!!!!!)

ドゴォオオン!!!!
凄まじい轟音と土煙が舞い、響き渡り
「きゃあぁ!」
後ろの二人も悲鳴を上げて
正座したままのキャロが斜めになったベッドから転げ落ちた
ベッドを大上段から両断したフェイトの横をとっさに避けたユーノが飛び降りて駆け抜けて行く
(ひぃいいいいいい!!!)

「くっ…おっ…のれ…逃がさない!…ティアナ!スバル!、そいつ止めてー!!
 絶対に逃がしちゃダメえ!!!」
それを横目で見ながら叫ぶフェイト、ぐいと力を入れてザンバーを引き抜く

「え?」
「へ?」
とフェイトが切り裂いたドアの穴から顔を覗けたスバルとティアナが自分達を指差す
その足元をチョロチョロと走る怪しいフェレット

そして部下達に言いながらもフェイトは次の行動を起こしていた
振り向きざまに右手を上げ魔力で形成された光の槍、フォトンランサーを2発
急速組成して撃ち放った
「…ッ止まれ、このっ淫獣!…ダブルショットッ!…ファイア!!」
ドドン!
掛け声と共に打ち出された強力な魔力弾が唸りを上げて飛翔した

608 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2007/07/22(日) 01:40:02 ID:+YrIpbfu
『きっ…キャああああああ!!!!』
明らかに訓練とは違う、殺気を放つ本気のフェイトが放った弾が向かってくるのを見て
スバルとティアナの顔が引きつって思わず抱き合った
訓練とはまるで別物、初めて見る必殺のフェイトさんの攻撃、し『死』…?!!!
刹那の瞬間に二人はそう思って目をつぶった

しかし両名の前でクルリと振り向いたユーノがその眼前で
小さな両手をかざすと「フン」と言う掛け声のもと、緑の堅固な防御シールドが宙に展開して
魔力の激突による火花を上げて飛来したそれを防いだ
キャア!衝撃に床にうずくまる二人
そして激しくも激烈な拮抗の後
ユーノの堅固な防御壁はなんとフェイトの必殺の魔力弾を易々と弾き返したのだった

「な…!?」
愕然とするフェイト、え…ええ!?と床で抱き合って驚くスバティー
(む、昔よりも防御力が上がっている…の?)
フェイトの顔に驚愕の表情が浮かんだ
(くっ…)

「ティアナ!スバル!」
二人の足元をすり抜けて行こうとするユーノを見てフェイトが叫ぶ

『ハハ…ハイ!』
慌てて立ち上がり、直立して返事する二人
「ス、スバルやるわよ!…クロスミラージュ!」
「わ、解ってるティア…お願いマッハキャリバー!」

即座に廊下に逃げる対象が手加減の必要の無い尋常では無いものだと悟った
二人はとりあえずデバイスのみ実体化させ臨時のミッションに臨んだ
数々の訓練を経た二人、上官の命令に即座に体が反応していた
足元をすり抜け廊下を走って逃げる目標を捉え、デバイスを構えた

「そこを行く君、止まりなさい!…止まってよね…クロス…ファイアー…シュート!」
とは言っても彼女から見たそれは見た目は可愛い小動物
(痛くしたら…ゴメンだよ!)
片目をつむりながらティアは内心呟いていた
前方を走る目標にティアナの光弾が次々に撃ちこまれ眩い光に廊下が包まれる
(一応非殺生設定だし…当たっても…って、え?)

…が、しかしこれがまったく当たらない
「こ、…このこのこの!」
必死で引き金を引き続ける、しかし
後ろに目があるかのようにヒラリヒラリとお尻を振り、光弾と破片の舞う中踊るようにこれを回避するユーノ
その動きには余裕すら感じられる
ここまで完璧に単一目標に…全弾回避されたのは正直初めてのティアナだった
対象は防御する素振りさえない、その必要性を感じていないようだった
「な…何で?ウソ!?」

フっ…
走りながら小さく笑うユーノ
(残念だったねお嬢さん…フェイトとアリサの連携はこんなもんじゃなかったのだよ…こんなものでは)
何せ…撲殺バットに雨あられと降り注ぐ…ん?

その小さな体が影に包まれた
上を向くと廊下の壁を蹴り、天井すれすれにジャンプしたスバルが舞い降りて来た
そのデバイスが激しい金属音と火花を上げて回転している



609 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2007/07/22(日) 01:41:08 ID:+YrIpbfu
「もらった!リボルバー!!キャノン!!」
ズッギャアア!…ドキュ!

激しい衝撃音…そして
やった!…って…え?
一瞬確かな手ごたえを感じ喜ぶスバル
が、煙が晴れ気が付くとスバルのその体は無数の光の鎖に拘束されていた
「うわっ!?」
足が持ち上げられる
大股開きの結構恥ずかしい格好にされた

赤面して叫んだ
「な、なな何これ…あー!?」
このこの!と手足を振りバタバタと拘束を振り払おうとした
その眼下…に先ほど捉えた、と思われた目標が…
それはいつの間にか入れ替わった廊下の置物だった

ヴ…ヴヴ…
フェレットもどきの幻影が役目を果たして消えていく
そのスバルの姿を眺めて、振り向いた小動物がウムウムと満足気に頷く

「フェ…フェイク…シルエット…変わり身…いつの間に…」
首を回し思わずティアと目を合わせるスバル、あっちも驚いている
物理移動と幻影魔法の併用…見事な高等技術だ

身動き取れないスバルと
ぼう然とするティアナを傍目にユーノはその間にスタコラと廊下の角を曲がり
彼方に走り去って行ってしまった
何と言う逃げっぷりであろうか…尋常では無い熟練者を思わせる
とても年若い二人の歯が立つ相手ではなかった

「て、手ごわい…て言うか、何なのアレは一体…」
あっけに取られている二人を尻目に部屋からやっと出てきたフェイトが悔しそうに唇を噛んだ
「やっぱりスバル達じゃまだダメか…
 …くっ…私の攻撃が弾かれた…てことはあいつめ、いつの間に…Sランクって事ね…
  少なくとも…あの淫獣……」
『Sう!?」
素っ頓狂な叫びを上げる二人
「あ、あの変な動物が…て言うか何でそんなモノがうちの宿舎の中を走り回って…」

「リミッター外すしかないか…やっぱり…はやてに連絡しなきゃ…」
唇を噛んでフェイトはそう呟いた

ガコン、ギャリリン
バルディッシュを一振りしてリボルバーを回す
そしてデバイスを一瞥して
「それと、ありったけの弾…」
ぶつぶつと言いながらユラリとフェイトが歩き出した
(こ怖ぁ…!)

その尋常ならない様子にティアナは思わず震えた
ティアナは知らなかったが、そこになのはが居たら、あの日のフェイトちゃんなの…
と言っていたかもしれない、それは戦士フェイトの姿だった

目の回るような展開に付いていけず、置き去りにされたエリオが
フリードを抱え、部屋の前でオロオロしている
その赤毛の少年にフェイトが前を見据えたまま声をかけた
「…エリオ」
「ハ、ハイ!?」
ビクっとして返事するエリオ

610 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2007/07/22(日) 01:41:49 ID:+YrIpbfu
「…今から私達は『アレ』を追うから…
 キャロをとりあえずお風呂に連れて行って洗ってあげて…
  いい…よーく…ゴシゴシ洗うのよ…
 隅々まで徹底的に綺麗に…もう徹底的に…いいわね?解った?」

(あの淫獣め…やはりもっと早く…いえ…なのはが何と言おうと今日こそは奴の息の根を…)
ユーノ事で頭が一杯になったフェイトが頼んだ相手の性別の事まで頭が回らず
怨敵の消えた彼方を見ながら命令した

「え、ええ!?ボクがですか!」
「そうよ!」
ちょ、フェイトさんこっち見て!
 慌てるエリオ

「頼んだわよ…エリオ、じゃあ行くよスバル、ティアナ!付いて来て」
『は、ハイ!』
だが保護者は少年の動揺に気が付く余裕も無く


手早くスバルを拘束していたバインドを軽くデバイスを振って砕くと
フェイトに引き連れられ3人はユーノの消えた廊下の方へ
走って行った

タタタタタ…


「ど、どうしよう…」
一連の事は見ていたはずだが、とても現実の事とは思えず
エリオは部屋の中でうずくまって赤くなっている半裸のキャロとじっと見つめあった

よく見るとキャロの裸身ははかろうじてシーツで隠されているだけで
スラリと伸びた素足が場違いに色っぽくエリオの目に飛び込んできて
少年は慌てて目を逸らした




プルル…プルル…
ツカツカと廊下を歩くフェイトの胸で携帯が鳴った
無言で携帯を取るフェイト

「…はいフェイト、ハラオウンです……今ちょっと立て込んでて
  …え、はやて?……え?……そ

 そう…そっちも…
 ヴィータちゃんとリインちゃんが……うん…こっちもね…
 …キャ…キャロが…」

しばらくの無言、はやての声が切れ切れに響く

 「…うん、さっい確認したけど、ゴメン…逃げられたんだ…うん今追跡中で…
   うん…解った、クロノ兄さんの方には私の方から…うん
  はやての限定解除押し込んどくから…大丈夫任せて…
   こんな時の為に色々とあの人も… …あ、それで私の方のリミッターなんだけど……
 アイツ…そう、え?そう…、そっか、ありがとうはやて、うんなのはも…
   解った、なのはには私から伝えとくから…」



611 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2007/07/22(日) 01:43:18 ID:+YrIpbfu
ピッ「よぉし!」と少し気合が入り携帯を一端切ると
フェイトはもう一人の親友を呼び出した

後ろから付いてくるスバルとティアナには
フェイトが何を話しているのか完全に聞き取れなかったが
切れ切れに聞こえてくる会話の内容が…

限定解除とかクロノ提督に押し込むとか…何やら物騒なのは確かのようで
口を挟むのもはばかられて顔を見合わせた、あのSオーバーの3隊長が揃って限定解除…?
な、何だろう…?何やら凄い事になってきたような…何が起こってるの?
スバルとティアナは冷や汗を流しお互いの顔を見つめ合った

3回目のコールで相手が出た
「…ハイ、こちら高町…フェイトちゃん?」






後半へ続く


以上です、では次スレにて

612 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 01:51:18 ID:nYLJdD/7
>>611
待ち望んでいました。超GJです。
キャロとのエチよりもフェイトやスバティアの魔法を華麗にあしらう
推定Sランクの淫獣のかっこよさにグッときました。

613 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 02:06:09 ID:9hz9vOCu
>>611
淫獣強え〜。

何かなのはが可哀相になってきた

614 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 02:09:39 ID:j4FxK745
淫獣オワタ\(^o^)/

615 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 02:10:38 ID:5DWv2lzI
>>613
何で可哀想なんだ?

616 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 02:13:09 ID:y7E7lKHO
>>611
ユーノは
エロイ 硬い 速い
の3拍子そろったナイスな淫獣ですね。

つか、もう次スレ立てるような容量か。
職人も住人も全力全開杉だろwww



617 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 02:21:51 ID:9hz9vOCu
>>615
ごめん。なのはじゃなくキャロだった!
SLB喰らってくる

618 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 05:01:38 ID:U8ndlhfd
>>593
キャロとエリオの二人だけの保健の勉強をする日を待つ!

>>611
インジュウ
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

しかもこれでまだ前半ですかッ!

619 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 05:51:16 ID:5y5pynpi
>>611
キター! 投下乙!! …なのはいいけど…
とりあえずはやて隊長は新しい隊舎探しといた方がいい気もするw
マジギレ&リミットオフの上官3人娘なんて結構マジにその辺焦土と化しそうで恐ろしい…
そして更にそれと互角に渡り合う淫獣かー…スゲーな6課絡み。そりゃ他が警戒するわw

620 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 06:20:57 ID:RSI3pJ8x
>>611
淫獣…
自首した方が罪は軽くなるそうだぞ
ま、とりあえず合掌。(まだ)生きてるが

621 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 06:53:16 ID:HIWiEbf1
流石淫獣、逃げ足は速かったw

622 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 09:11:08 ID:k3IITcMb
まあ、なのはがかわいそうってのもわかる気がする。
フェイトの口振りからすると、エロいことをしたのは今回が初めてじゃないんだろ。
もちろん、こんなディープな奴じゃなくて、覗きとかで。
今までは、なのはが取り持ってきたんだけど、それを裏切った形になったと。
淫獣は死ぬな、こりゃ。

623 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 09:26:04 ID:lpNzuLcw
Sランクの淫獣って… 子供にまで手を出して…
しかし、文面から察するに、アリサやすずかにも手を出したのか…?

624 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 09:31:57 ID:HIWiEbf1
一応なのは→ユーノはあるんじゃね。
ヴィータがなのはがユーノのことよく話すって言ってから。
そういう意味ではなのはカワイソスなのか。

625 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 09:38:17 ID:bXo4QkRt
淫獣\(^O^)/オワタwwwwwwww

626 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 09:43:25 ID:wgvF9b0e
つまりアレか、なのはにマジ泣きされてオロオロするユーノ
全力全開のSLBより堪えるかもしらん

627 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 09:49:49 ID:N391jewZ
早く続き読みたいんで立ててみた。
初めてのスレ立てなんで生暖かい視線で見守ってくれると助かる

☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第22話☆
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1185065119/l50

628 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 09:50:38 ID:Zpda2EtC
隠獣逃げ延びろよ
多田残念なのは、
ヴィータが思ったより早くばらしてしまったことか。
実験と称して交わるシャマルとか、シャマルに無理矢理結合させられるシグナムとか
ザフィーラのアーーーッとか大人の交わりを見たかった。
いや、尻が赤くなっているシャマルとかシグナムとかザフィーラを見たいというわけではないですよ

629 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 10:01:27 ID:9hz9vOCu
>>622
俺が言いたかった事を全部言ってくれた。

まあようするに信じてた恋人に裏切られたなのはが可哀相と言いたかった

630 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 10:13:58 ID:zmv1sNqa
>>627
乙、といいたいところだが自分から望んでスレ立てするからには
>>2のリンクの最新版への修正(クロススレ)ぐらいちゃんとやれと

631 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 10:31:39 ID:N391jewZ
>>630
うわ、マジだorz
ちょっと淫獣バリに六課に突撃して砲撃されてくる
|六課隊舎|  λ=========3

632 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 10:32:09 ID:zTrOYb9B
>>592

ザフィーラは〜?

633 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 10:32:31 ID:0aySX7Hc
>>626
高町父や兄に知られたら大変なことに…

634 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 10:38:15 ID:9FjFn0o7
>>629
あれ?まだ恋人じゃないんじゃなかったっけ?
冒頭で、今日も告白がムリだった、みたいなことを言ってるユーノがいたような……

635 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 11:18:05 ID:Ao9FLN58
>>499
GJ!
でもこれで終わり?
エリオとはやてのラブラブタイムは・・・
・・・続きを作成してください!

636 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 11:45:27 ID:6CE4H5CM
>>499
はやてかわいいよはやて
続き楽しみにしています

637 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 12:36:15 ID:xSg0bg9k
>>635-636
100以上も前の作品感想とか……
まぁ、アレだ。自演乙。

638 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 13:55:07 ID:heeYEKSu
>>242
GJ

639 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 14:19:21 ID:FXNQG8IG
>>611
淫獣(無駄に)TUEEEEEEwwwwww
なんという淫獣。この淫獣、間違いなく最悪wwwwwwww

しかし、オーバーSの3人を同時に相手取る。何という死亡フラグ。

640 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 17:20:06 ID:K/KyMJQy
淫獣はエロさがSSSランクなのです!!

ああ〜、久しぶりにヒャッホー聴きたいぜw

641 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 18:16:24 ID:a+sFV6fE
01:00:00〜23:00:59
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/vote/1185083533/l50
<<ヴィータ@魔法少女リリカルなのはStrikerS>>
<<アリサ・バニングス@魔法少女リリカルなのはStrikerS>>

642 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2007/07/22(日) 19:36:43 ID:+YrIpbfu
こんにちはy=ー( ゚д゚)・∵. ターンです
本日忙しくて書く時間がまるで取れませんでした
エピ書いて残り1〜2パート残して推敲するだけだったのでいけると思ったんですが…orz
そこで、自分が次スレですぐ投下するような書き方をうっかり、してしまったので
もし投下の順番待ちしてる方とかいらっしゃいましたら…お気にせずお先にどうぞです
と言うかお願い致します…〜ではでは

643 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 20:46:38 ID:j8Khfzkk
残り約10kB

644 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 20:58:39 ID:VtaRSjRX
突然ですが、投稿させていただきます。
「時空管理局の女性局員たちは美人揃いなのに、男性局員たちは
 平気でいられるんだろうか?」という考えの下に書きました。
どちらかというと、お笑い話に近いです。
そう、大事なのは、需要と供給なのです。では、投稿します。

645 名前:644:2007/07/22(日) 21:00:06 ID:VtaRSjRX
〜あなたの股間をストライカーズ!〜

時空管理局の男性局員の中で、今、密かに売れているものがある。それは何か?
ヒントは3つ。
@エロ  ABJ(バリアジャケット)  B特殊な技術を用いた盗撮

ここまで言えばお解りいただけるだろう。

そう、管理局女性局員の、BJ変身シーンの盗撮映像である。
管理局の女性局員は、どういうわけか第一級の美女・美少女・美幼女揃いである。
その美しき娘達が、出撃の際に、光の中で衣服を剥ぎ取られ一糸纏わぬ肢体をさらし、
扇情的なBJを身に着けていく・・。
男にとって、これほどのー下世話な言い方になるがー性欲処理用のオカズは無い。

特に、女性局員の中でも飛びぬけた美しさをほこる逸材が集まっている集団ーーー機動六課。
六課の女性メンバーのけしからんストリップショー、いやBJ変身シーンの映像記録は
撮影・販売全てを掌握している謎の人物によって

     『あなたの股間をストライカーズ!』  

と名づけられており、管理局のヒラ局員の、数か月分の給料を上回るほどの
高値で売りさばかれていた。


646 名前:644:2007/07/22(日) 21:01:12 ID:VtaRSjRX
高町なのは(19)  フェイト・テスタロッサ(19)  八神はやて(19)   
スバル・ナカジマ(15)  ティアナ・ランスター(15)  キャロ・ル・ルシエ(10)
守護騎士ヴォルケンリッター(シグナム・シャマル・ヴィータ)

密かに販売が開始されて以来、今やこの9名のBJ変身シーンの映像記録は、管理局の男性局員
いやミッドチルダを含めた数多くの次元世界の男達の「裏のお宝」と化していた。
美女・美少女・美幼女・・様々な嗜好に対して、(まるであつらえたかのように構成されていて)
見事に応えられる娘達ー機動六課は、まさに男にとって夢のような楽園であった。勿論、性的な意味で。
次元世界のアンダーグラウンドにおいて、前代未聞の珠玉の裏ビデオ『あなたの股間をストライカーズ!』の
売買はもはや常識、一大ビジネスにまで成長していた。

この、なのは達の淫らな変身映像の裏ルートでの販売を思いついて実行に移し、莫大な金を稼いだ謎の人物は誰か?

本来、BJ変身は、外からは不可視の光に包まれて一瞬で行われる。なのはやスバル達の柔肌を盗撮することなど
不可能なのだ。その事を知っている男性局員達は、思わず見とれてしまうほど美しい娘達が出撃のたびに
ストリップを演じているのに、一目たりとも見ることができないので悔しさのあまり血の涙を流していた。
だが、謎の人物はデバイスに細工をする事でこの難関をクリアした。BJ変身が開始されると同時に
なのはやスバル達が常に携えているデバイスの中に仕込まれている超小型の盗撮装置が作動する。
そして、六課の娘達の晒される柔肌をー例えばスバルの可愛らしく締まったお尻を、フェイトの揺れるおっぱいを、
キャロの未成熟なオマ×コをーありとあらゆるアングルから余す所なくじっくりと撮影するのである。
盗撮が終了したら、謎の人物はデバイスを適当な口実を付けて回収し、映像をスローで再生できるようにする、
などの編集を加えて裏ビデオとして販売する。『あなたの股間をストライカーズ!』の出来上がりである。
このような芸当が可能な人物・・・つまり、機動六課の女性メンバーの信用を得ており、デバイスの製作・管理に
携わっている人物は誰か?


647 名前:644:2007/07/22(日) 21:02:16 ID:VtaRSjRX





ここまで考えれば もう お解りであろう






648 名前:644:2007/07/22(日) 21:03:28 ID:VtaRSjRX
「はぁ〜・・・こんなに儲かるとは思わなかったわ。六課の娘達のストリップショーを収録したビデオ一本が、
 私の給料より高い値段で売れるなんてね・・」
機動六課通信主任/メカニックデザイナー(自称) シャリオ・フィニーノは、男達の肉欲のすさまじさに
半ば呆れつつも、自らの商才の素晴らしさと稼いだ莫大な金の感触に酔っていた。
この商売がなのは達にバレないようにくれぐれも気をつけなくちゃね、と思いながら。

649 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 21:10:06 ID:VtaRSjRX
短い話でしたが、いかがでしょう?
第5話や第7話の、なのはやフェイトやスバル達の、
BJ変身シーンという名のストリップショーを観て
こういう話もありえるかと妄想して書きましたw
なのはの過去が明かされた「たいせつなこと」の回で
なのはの盗撮映像(笑)を新人達に公開したシャリオなら
こういう商売も可能だろう、と思いますw

ところで、スバルのおっぱいは、もう一回りか二回りほど小さいはずだと思います!
そしてシグナムのおっぱいは誰よりも大きくて、揺れまくるべきだと思います!

DVDでは修正されていると良いなぁ・・。

650 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 21:17:42 ID:+YrIpbfu
『あなたの股間をストライカーズ!』ワロタwww 
GJと言わざるを得ませんw

乳に関してはスバルはドドン!て感じでOK派
シグナムはロケットで美乳…それは巨乳とは一線を隔する

651 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 21:38:37 ID:VtaRSjRX
>>650
読んでくれてありがとうございます!
『あなたの股間をストライカーズ!』は、見ての通り第3期のタイトルから
とったのですが、お笑いエロ話にふさわしいタイトルを作れたと思っています。

>乳に関してはスバルはドドン!て感じでOK派
>シグナムはロケットで美乳…それは巨乳とは一線を隔する
なるほど。
個人的に、スバルみたいなボーイッシュな格闘娘はおっぱい小さめの
イメージがあり、シグナムは2期の「おっぱい魔神」のインパクトが強くて・・w


652 名前:節制の14 ◆6EgzPvYAOI :2007/07/22(日) 22:04:52 ID:llPu76xX
そろそろかな?

ユーノ「ところで、僕ばかり淫獣扱いされるのは我慢なりません!
    ヴァイスさんはどうして!?」
ヴァイス「だって俺、ティア一筋だから」
ユーノ「……くっ、0,1秒で完璧な切り返しを……
    なら、クロノもといエロノ……ってエイミィさん?」
エイミィ「こほん……
    彼にその様な事を期待しても無駄です。
    何故なら、彼の方からプロポーズする様仕向けたのはこの私だから。
    因みに、実際にあったやり取りが元になっていて、
    しかもお義母さま直伝です」

ユーノ「……何だかよく分からないけど、最早昔のエロノで無いのは分かった。

    とすると最後の希望は……」

キャロ&アルフ『却下!!!』(轟く爆音)

ユーノ「……絶望した!
    一人淫獣呼ばわりされるエロパロ板に絶望した!」


第一期の因果が今に報い、と言うお話でした。

653 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 22:06:10 ID:N7hEkbAh
GJ過ぎるw
この手のネタはいくつか読んだことがありましたが

”あなたの股間をストライカーズ!”

ブハッ!

654 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 22:10:21 ID:bXo4QkRt
>>652
それが淫獣クオリティ

655 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 22:10:27 ID:j4FxK745
自演臭いって突っ込んだらダメですか?

656 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 22:11:56 ID:P3+B4oCx
思ったけど言わない優しさもあると思うんだ
ってーか、本当のところはわかんないんだしね

657 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 22:24:14 ID:9o7hheUe
>>652
…ここでもあの犬は忘れ去られるのか。海鳴に住んでいたときには
一緒にナニしたこともあるはずなのだが。

658 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 22:30:08 ID:X675BYnO
>>652
ユーノはそんな男らしい足掻きはしないと思うがな。

一期のことを言われると「はい。その通りです。すみません」
と言って部屋の隅で体育座りしてるのが目に浮かぶ。
そして「誰、ユーノ君いじめたの?わたしが許さないの」
と言う魔王が御一方出てくると思います。個人的には。

>>657
昔八神家の風呂に入ってたって最近しゃべらないあの犬だよね?

659 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 22:58:28 ID:zTrOYb9B
>>657

100レスくらい前にロリペド認定された犬だよね?

660 名前:節制の14 ◆6EgzPvYAOI :2007/07/22(日) 23:18:20 ID:llPu76xX
>657
ザーフィーならぬザフィーラですか。
彼は、224さんのところでアルフと婚約したイメージが大きかったので。
>658
ぶっちゃけヴァイスの完璧な切り返しで終われば良かったと反省してます。
きっと正座して絶望中です。作者ともども。
>659
……それは本心じゃないと思うな。(棒読み

661 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 23:19:16 ID:WOkYIDjT
雑談ならコテ外せと。

662 名前:名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 23:34:28 ID:K0dzVvnm
お話を聞いてもら\   9歳であんな大きな収束砲……    / ` ヽ{/ <二¨ そろそろ
えるかな ?       \  ||  ,'. .. ./i. .i .| ,ヘ. . . .l. . . lヾゝ|   /       \ヽ 埋めようか
   \  \      \l」  |: . : .!フニ!ミi;/ !ァ;ニ_}. . . |: ::| l  /         . ,. i ト、}
     >=-、\ __  \  |. . : <ト'  !`  'ト' .!〉. . |:.i:|ノ/ ::..     .....::/イ:| | | リ 
     フ>'´    `ヽ/./\ l. . . .lゝ- '  ,  `-'j , , レ /..:|i::::::::::::::::::::::::/イ,イ:レレ―-く^ ヽ、
    / イ  /      、ハ)、\ . . lu"  r‐ァ  "イ/// . ::::| \:::ヽ:::::::::/ |::∧     ヽ. } ゴメンナサイ
   ∠V/ / // { ヽ\ Vl'、  \ト、>、 __ ,イ/../|   ::::|  Y^ ー ' ,  レ'::::!  ヽ.  ! | ゴメンナサイ
    / { { {{ トk从|\j斗l ',!ハ\j \∧∧∧∧/  |   ::::| / ̄ ` 、i_ノ| ::::|::::::::::::i:::::::|:: | ゴメンナサイ
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  なのは!今夜も いっしょに(ry <   ん  >  l    {    ヽ  ヽ. lヽ,〉'´}. l    !  .! !   }
   /l   -| 十! /- イ /  |  |  ,' ,.< !!! の  >.  l. |、 ヽ \ ゝ  ヾ〉';;:j '| j   ,'   j |  ,'
   l |   W|_l_/| / |l ,'  / メ/|: /   /∨∨∨∨\ _」」__、_|_`_,j_ゝ_、,)、  {゚ソノ/ jノ  /  ,' j! /
 :/こ|   レ行ifヾ八{ /xく/ |/   少し頭冷やそうか <´O:.:;;:i''l^`ヾ、 ヽ.jゝ‐'  |   ,  / / } /
 {{^ |   |!込,,ソ    イf巧トV /〃:.:.:./.:.:.:.,:.:.:.:.:.:.:.:.:: \ヽヽ=ニソ _」    、    /| !  j /!/ j/
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.斗{ |   l   ヽ、_. ,/        .l/  `l\ ‐   イ l/`llY  ̄\ :.:.:\ていうか、さんを付けろよ!
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