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半熟な月






251.悪夢

久我峰「ほっほっほ。私を殺した責任、取ってもらいま」
志貴「17分割!」
久我峰「豚コマッ!?」




252.Re・ACTコンボ

志貴「……だいたい、責任を取るって言っても、一体何をすりゃいいんだよ」
久我峰「それはですな。あなた経由で遠野家の陥落計画を実行に」
志貴「自分でもよくわからない蹴り!」
久我峰「ぶべらッ!?」




253.口調/共通点は掃除好き

 後藤くんは昨夜見たドラマの内容によって言動が変わる愉快な男子生徒だそうだ。

後藤「さて、掃除も終わったことだし、さっさと帰りましょうかね。外も暗いですし……うん?」

ギィン! ギィン!

後藤「……何か、音が……」

 物音のする方向に近付く。思えばなぜ自分の直感に従って逃げ出さなったのか、今でも不思議に思う。

ギィン! ギィン!

 とにかく、自分は見てしまった。暗闇に輝く剣戟と、入り込む余地のない戦場を。
 だから、こう言うしかなかった。

後藤「……あら、まあ」

※ 『後藤くんは見た』



254.口調/死ぬって

 僕は――倒れている誰かを、見捨てることは出来ない。
 後藤はそういう生き方を選んだ筈だし、
 何より――自分を守るために戦ってくれたあの少女を、あんな姿にしておけない。
「いいわ。放っておけば何度でも回復するから、首を切って犯しなさい」
 バーサーカーの活動が再開する。
 僕は――。
「こ――のぉおお…………!」
 全力で駆け出していた。
 けれども、あの怪物をどうにか出来る筈もない。だから。
「ば……後藤くん!?」
 後ろで遠坂の声がする。だが、気にしてはいられない。怪物はすぐ目の前まで迫っている。
 僕は、バーサーカーの前に飛び出し――。

「――僕は、死にませぇぇぇ――!」

 ぷち。




255.口調/ラヴジェネの山○智子だと言っておこう、多分知らないだろうが

 戦場にて。

カチッ

後藤「あ、地雷踏んだ――」

 以後、後藤くんを見た者はいない。




256.気持ちよかったらしい

軋間「――――」
黄理「……!」

ガッ!

軋間「――――ぅ」

 肩こりのツボに入った。




257.多種多様/ガラスの仮面

「あははーっ」
「ミスター陳アルよー!」
「ほうき少女まじかるアンバー見参!」

志貴「琥珀さんって、前よりずっとたくさんの仮面を被ってるような……」




258.多種多様/逆に低いのも問題だが

志貴「でも、そのどれもテンション高いってのもまた……」




259.多種多様/仕込み刀は持っている

志貴「ところで、何ゆえミスター『陳』なんです?」
陳「それはアルねー、ワタシが本当は両刀づか」
志貴「ストップ!」




260.多種多様/ヤバめ

志貴「まじかるアンバーってくらいだから、魔術のひとつやふたつ知ってますよね?」
アンバー「はいー。まずはこれが嫌なことを忘れられる魔術の薬、次が人格を強制的に変貌できる魔術の薬、とどめは飲むだけで世界を征服した気になれる魔術の薬です!」
志貴「ぜんぶ薬じゃん」




261.坂を転げ落ちるように

志貴「朱鷺恵さんは琥珀さんの薬仲間、ってことは……!」
朱鷺恵「クスリ仲間って、やけに不穏な印象を受けるんだけど」
志貴「違いますよね?」
朱鷺恵「う……ん」
志貴「なんで不安げなんですか」




262.風邪/おばあちゃんの知恵袋

セイバー「……けふ、……ん」
士郎「あれ、どうしたんだセイバー。咳なんかして」
セイバー「あ……いえ、少し調子が悪いだけで……特に、風邪という訳では」
士郎「風邪だろ、多分」
セイバー「違います! ……風邪などというものは、体調の管理も充分に出来ない者がなる怠惰な病気であって……ぇくし!」
士郎「……風邪だな」
セイバー「……はい」
士郎「しょうがない。今日は部屋で休んでろ」
セイバー「はい。解りました……。これも我が身の修練が足りないせいですね」
士郎「……セイバー? そっちは台所だぞ?」
セイバー「はい、ですからネギを首に巻かなければ……」
士郎「巻くなよ」




263.風邪/知恵袋・改

セイバー「ああ、それと梅干も……」
士郎「やめろって。しかもなんでそんな民間伝承を知ってるんだ」
セイバー「それは、大河が……」
士郎「……あの大トラかい」




264.風邪/藤ねえ、風邪ひかない

士郎「他に、あのトラはなんか言ってなかったか?」
セイバー「そう、ですね……。風邪なんてものは、身体を寄せ合って抱き締めあうと簡単に治るとか……」
士郎「よし。風邪が治ったらトラ退治だ」




265.風邪/真祖、風邪ひかない

アルク「……くしゅ」
志貴「あ……アルクェイド! どうした、もしかして……風邪か!?」
アルク「そうね。ハッキリとは解らないけど……なんでそんなに驚いてるの?」
志貴「いや………………元気な奴は風邪ひかない、なんてことをよく言うじゃないか」
アルク「ふぅん。志貴はわたしがバカだって思ってるんだ」
志貴「墓穴!?」




266.風邪/調査結果

ななこ「あぅ〜。ますたー、わたし、もうどうようもないくらい、風邪のウィルスにやられてますよ〜。ホンコンですよ、ペキンですよ〜」
シエル「……なるほど。たとえ馬鹿でも、馬だけだと風邪をひくと……」
ななこ「何のファイルですかそれ」




267.タッグ/自分でネタ仕込んだのに

エト「わたしは喋る鹿のエト! そして隣りにいるのはちょっと借用してきたペガサス!
 二匹揃って――」

 その後に続く言葉を、どうしても口には出来なかった。




268.タッグ/漫才風

凛「はいはいー。赤いあくまとー」
橙子「……傷んだ赤色だ」
『二人揃って、ニックネームに含みがあるのがなんか嫌な感じ、ですー』

志貴「……もしもの話は、あんまり好きじゃないんだ」
橙子「ほう。たったそれだけのことで私をあの名で呼ばせたというのか」
志貴「あ、いや……」
橙子「学院時代からの決まりでね――」
志貴「いゃあぁぁぁ! 悪気はあったからやめてー! 丸呑みはやめてー!」




269.タッグ/足癖悪い妹たち

 ReACTにて。

赤秋葉「……(似てる)」
青子「……(似てるわー)」

青子「いっそのこと、コンビでも組まない?」
秋葉「……何の、ですか?」
青子「そりゃ決まってるじゃない。年末の1000万もらえるやつよ」
秋葉「漫才……?」
青子「いえ。K−1よ」
秋葉「そっちですか」




270.タッグ/弓の人お断り

アルバ「……認めん! 出番だって私が先行していたのだ、それが何故ぽっと出の目が開いているかどうかさえわからん輩に追い抜かれなければならぬというのだ……!」
ワラキア「そんなに拒絶しなくても」




271.金ピカ/裁断者

ギル「――。まだ雑種が残っていたか」

ズバッ! グシャアッ!

 合い挽き肉ってぐちゃぐちゃしてるよね、という話。




272.金ピカ/人手不足

ギル「思い上がるな、雑種が……!」

ザン! ザシュッ!

 夏場の草刈りは辛いよね、という話。




273.金ピカ/扱き使われた

ギル「――固有結界。それが貴様の能力か……!」
士郎「行くぞ英雄王――武器の貯蔵は十分か」
ギル「は――思い上がったな、雑種――!」

ギル「それはともかく、ここには雑草が無くて良いな」
士郎「……なんかあったのか?」




274.金ピカ/こだわりの男

凛「あんた、さんざん他人のこと雑種呼ばわりしておいて、自分は神さまとのハーフなんじゃないの」
ギル「…………ふ。これだから雑種は!」
凛「ああー! 逃げるんじゃないわよー!」




275.袋/二十二世紀

蒼香「果てしなくベタな質問だが、その七つ道具ってのは他に何が入ってるんだ?」
羽居「うん、えーとね……まずは、タケコプター!」
蒼香「ベタだな」




276.袋/小型の猫型ロボットも使って

蒼香「しかも手作りだし」
羽居「そうだよー、ちゃんと猫型ロボットが作ってくれたんだよー」
蒼香「……え、あれって本人が作ってるのか?」




277.袋/科学の壁

羽居「次は、もしもボックスー!」
蒼香「いやいや、物理的に無理がって本当に出てるじゃねえか! しまえしまえ!」
羽居「えー」




278.袋/人間、一歩外に出たら七人の敵がいる

羽居「あとはね、こんなのもあるんだよー。
 じゃんじゃじゃーん! ちきゅうはかいばくだ」
蒼香「永久にお蔵入りしとけ」
羽居「えー」
蒼香「……使う気なのかよ」




279.袋/オチが見えた

羽居「あと、これは秋葉ちゃんに使ってあげるのー。
 じゃじゃじゃじゃーん、ビッグライトー!」
蒼香「……あー、うん。せいぜい殴られないようにな」




280.袋/来たるべき未来と、通り過ぎたはずの過去(MELTY BLOOD)

晶「……(み……視えます! 遠野先輩の身体がみるみるうちに巨大化していく勇姿……!)」




281.袋/予想通り

羽居「これも定番だよねー。どこでもドアー!」
蒼香「……あーあ、出しちゃったよ……。本当に四次元か?」
羽居「それじゃあ行くよー」
蒼香「え、おい! 行くってどこに行くんだおま――」

秋葉「え――。は、羽居――?」
羽居「やっほー秋葉ちゃーん」
秋葉「やっほーって……ちょ、ここってお風呂なのよ!」
蒼香「……おす。本当に来てんじゃねえか……」
秋葉「蒼香まで……。一体、何だって言うのよ」
羽居「それはねー、じゃじゃじゃじゃーん! ビッグライ――」

 ごめんなさい、て言っても許してくれませんでした(16歳・はねピンさん)




282.袋/黄色いネコ

羽居「ぐす、すん……。ふぎ……。つ、次はねー……」
蒼香「めげない奴だな、おまえも」
羽居「今度のは大物だよー! てってれてー、タイムマシーン!」
蒼香「あ、おまえそっちは机じゃ――って、まさか」
羽居「そのきさかだよ(がらがらがら)」

蒼香「…………」
羽居「ふふ、わたしの机をごちゃごちゃにしてるのは、これをカモフラージュするためのものなのだー」
蒼香「…………あー、つまり、おまえはドラ○もんか?」
羽居「違うよー、ドラ○ちゃんだよー」
蒼香「認めるなよ」




283.袋/重箱の隅

蒼香「言っておくが、それは七つ“道具”じゃないっていうか袋にすら入ってねえし」
羽居「ぶー、細かいこと言わないでよー」
蒼香「黙れ。でっかい疑問を置き去りにしてるんだ、細かいことにくらい言及させろ」
羽居「えー」




284.袋/捕まります

羽居「とうとう最後になりましたー。最後の道具は、じゃじゃじーん! マカロフー」
蒼香「……待て、それは普通にヤバイ」
羽居「えー! だって銃は最後の武器なんだよー?」
蒼香「そういう問題じゃねえ」




285.袋/どこでもドアは普通に役立つが

蒼香「……ていうか、これ余裕で七つ以上あるじゃないか。どこが七つ道具なんだ」
羽居「うん、それはね。普通の生活に役立つ道具が七つしか入ってないってことなんだよ」
蒼香「意味ねー」




286.倉庫/昔は苦労した

凛「まあ、ドラ○もん扱いされてるのはあんたも同じだと思うけど、そこんとこどうなの?」
ギル「……なんのことだ?」
凛「よーするに、王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)からは武器だけじゃなくて他にも何か取り出せるのかってことよ」
ギル「ふむ、雑種は詰まらんことに拘泥するのだな。……まあ、具体的には鍋やまな板だな」
凛「へ?」
ギル「加えて、包丁などあれば完璧だな」
凛「……あんた、さすらいの料理人?」
ギル「失敬な。自炊は大変なのだぞ」




287.倉庫/最後の幻想、五作目

士郎「いや、違う……! この「ほうちょう」、Lv99だ!」
凛「何ですって……! まさか、アレの原型がこいつの宝物庫にあるなんて……」
士郎「ああ、ますますギルガメッシュが5のアイツである可能性が高くなってきたな」
ギル「……だから、何のことだ?」




288.倉庫/ほっとくと腐る

ギル「それだけではないぞ。生鮮食品から電化製品までよりどりみどりだ」
凛「……ますますデパート化してきたわね」
士郎「ていうか、おまえの時代に電化製品があるわけないんだが」




289.倉庫/気付けよ

凛「正直、あんたがどれくらいの金持ちなのか、いまいちよくわかんないのよねえ……」
ギル「疑うか、この我の財力を」
凛「いや、疑うっていうんじゃないんだけど……。証拠でもあれば違うんだけどねえ」
ギル「証拠か。ふむ、ならばこれでいいのか?」
凛「ちょっ、これ……! まさか、金の延べ棒ってやつ……?」
ギル「その通りだ。雑種には縁のない品だろうがな」
凛「でもねえ……。これが本物の金だって、重さや硬さだけじゃ解らないからねえ……」
ギル「……ふん。それほど気になるのなら、適当に鑑定でもすればいいだろう」
凛「ほんと? それじゃ、ちょっと行って来るわ。……あ、ほんとに重いわこれ……」
ギル「……下らん」

 ――数日が経ちました――。

ギル「…………帰ってこんな……」




290.どうでもいい3

士郎「セイバー、俺は今からどうしようもなくどうでもいいことを言う。足を崩して聞いてくれ」
セイバー「はい」
士郎「……ドラ○もんの四次元ポケットって、多重次元屈折現象を有効利用してるよな……」
セイバー「……ど、どら?」
士郎「四つの次元を曲げて、なんだかよくわからんシャボン玉みたいな空間を作る……。あれもひとつの固有結界……」
セイバー「……いえ、全くわかりませんが」
士郎「ロボットなのにどら焼き食うしな……」
セイバー「ああ、あれはとても美味しいものですからね」
士郎「……どうでもいいけどな……」
セイバー「どうでも――いいのですか?」




291.○時計

士郎「えーと、いま何時だっけ」

 きゅるるるる……。

セイバー「…………」
士郎「ああ、もう昼になったのか」
セイバー「……シロウは失礼ですね」




292.実質活動時間の差

アルク「く……! ふん、あんたがわたしのことをどう思ってるかよく解ったわ。でもやっぱりムカつくから、シエルのことをシェルって呼んでやる」
シエル「石油ですか」
アルク「いえ、昭和生まれということよ。年増」
シエル「そ――それは貴方の方がッ!!」




293.道場/五十歩百歩

イリヤ「タイガー同情…………ふっ」
タイガ「殴るわよ?」




294.道場/レッツ・プレイ・ゲートボール

イリヤ「それでは改めまして、今週のイリヤスフィール道場ー! って語呂わるっ!」
タイガ「それは問題ね。だったら、いっそのことシルバー道場とかにしといたら?」
イリヤ「嫌よ、そんな優先席みたいな名前」




295.道場/聞き逃さない

ギル「銀と来れば金に昇るのが道理――すなわち、今週のゴールデン道場!」
イリヤ「それはそれでカレーみたいだし」

シエル「……カレー?」
志貴「あ……。先輩、どうかしました?」
シエル「いえ。……気のせいでしたか」




296.道場/語呂はいい

セイバー「それでは、こ、今週のセイバー道場……」
タイガ「ヒロイン連中は入ってくんなぁぁぁ!」




297.道場/サクラは偽の観客という意味ではない

桜「そそ、それでは今週のサクラ道場は……!」
タイガ「…………」
イリヤ「…………」
桜「あの、えっと……。ヒロインは、お断りなんじゃないんですか……?」
タイガ「桜ちゃんは例外です。何故ならば――」
桜「お願いですから言わないでください」
イリヤ「……サクラ。心から同情するわ」
桜「あ、いや。そんな泣きそうな顔で慰められても、こっちが悲しくなるだけで、その……」




298.道場/努力は認める

バーサーカー「■■■■、■■■■■■■■■■■■■■■■――!!」
イリヤ「無理にやんなくていいから」




299.道場/タイガー道場22以下続刊

ライダー「今週のライダー道場は当初の予定を変更いたしまして、柳洞寺にお住まいのキャスターさん(仮称:推定28歳)のインタビューをお送りいたします。ご了承ください」
タイガ「なんか報道番組ちっくになってる……」
イリヤ「あぁ、そういえばライダーってアナウンサー向きなのよね」
ライダー「さて、キャスターさん。最近、旦那さんの態度が冷たいそうで」
キャスター「はい……。ちゃんと繋がっていると思うんですけど、あんまりあの人が何も言ってくれないから、本当は凄く心配で……。もしかして、ちょっと前にすれ違った貴女みたいな秘書っぽい人に靡いてないか、不安で不安で仕方ないんです……」
ライダー「なるほど。つまりキャスターさんは、旦那さんを独り占めにしたいと」
キャスター「いえ、そこまでは流石に迷惑かなって……。ですから、出来れば主人に気付かれない範囲で、私から離れられないようにしたいな、なんて……」
タイガ「……それも充分独占的だと思うんだけど」
イリヤ「まあ、大人には大人の愛し方があるのよ。たぶん」
ライダー「なるほど、キャスターさんのお悩みはさぞかし深いことでしょう。しかし、残念ながら私ではその不安を取り除くことは出来ないのです」
キャスター「そう……ですよね……」
ライダー「はい。何故なら、私は既にあなたの旦那さんに声を掛けられています」
キャスター「――――え」
ライダー「……まあ、道を聞かれた程度なのですが。旦那さんにその気は無かったでしょうが、不肖ながらこの私も、渋い男性に引かれる気持ちが無い訳ではないのでありまして――――と」
タイガ「あー、血相変えて飛び出しちゃった」
イリヤ「これから柳洞寺で血の惨劇が繰り広げられる訳ね。まあ、結局最後は仲直りしそうなカップルではあるんだけど」
タイガ「……なんだ、それじゃ問題ナシね」
イリヤ「坊さんたちが巻き添え喰って怪我するだけでね」
ライダー「――――と、急遽特別生中継でお送りして参りました今週のライダー道場、突発的なハプニングにより放送を中断しなければならなくなりました。申し訳ございません。
 それでは、また来週をお楽しみに。さようなら」

タイガ「……って、これ来週もあるの?」




300.道場/熱血パーソナリティー

ランサー「さて、まだ誰も聞いたことのないニュースがゲットできるランサー道場! 今週も始まったんだがみんなは聞いてくれてるかな?」
タイガ「いや、たぶん誰も聞いてないと思う」
イリヤ「だいぶ前のラジオDJのノリよねー」
ランサー「そうかいそうかい! 誰も聞いてないってそりゃねえよ! せっかく今週は耳寄りな情報を手に入れたって言うのにな!」
タイガ「……耳より?」
ランサー「そうさ! なんでも、タイガーが大活躍する伝奇活劇ビジュアルノベルが来年にも発売されるって話だぜ!」
タイガ「マジで!?」
ランサー「マジもマジも大マジだ! ただし、この場合のタイガーは藤村大河じゃなくてタイガーマスクなんだってよ! HAHAHAHA!」
タイガ「笑えねえ――!!」

イリヤ「……どうでもいいけど、こんな狭い空間で大声出さないでくれる?」







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