「それでは見えないな。裸になって足を開いてくれ」
「なっ…!」
男の前で下着まで露出し、自慰を見せるだけでも恥ずかしいのに、
その上、すべてをさらけ出せというのか。
「……」
「どうした?」

もう、いいや。
恥ずかしがれば恥ずかしがるほどこの男が喜ぶのは目に見えている。
ならばいっそ、開きなおってさっさとおわらせよう。
姜維は、まるで何も感じていないかの様に、するりと衣服を脱いだ。
細過ぎず、太過ぎず、女性らしい肉付きの身体。
長い髪に、上気した頬、微かに眉を潜める清楚な顔。
それとは反対に、膝を立てて大きく開いた脚。
茂みだけでなく、割れ目も、中の具も、総て丸見えだ。
しかも、そこからは、ねっとりとした液体が溢れ、お尻の方まで流れている。
じっ、と夏候覇に見つめられ、姜維は恥ずかしさのあまり顔を背ける。

「これだけ濡れているのに…まだ嫌なのか?
いやらしい割れ目から、愛液が溢れ出ているぞ」
まじまじと自分の大事な所を見つめられながら
そんな事を言われ、全身が火の様だ。
「うっ…うるさい!」
姜維は、先ほどと同じように、指で外部を擦る。
「うん…んんん」
身体がビクビクと反応する。

「よし、そこはもういいだろう。今度は指を入れてみろ」
「……」
どこまですれば気がすむのだろう。
しかし、やるしかない。
(生理の時、血がでる所だよね)
指で探していくとそれらしい場所が見つかったので、ぐっ、と沈めてみる。
「んふぅ!…はっ…はあっ…」
姜維は、懸命に指を出し入れする。
「どうだ?」
「ん…ふうんっ…お腹が…痺れる感じ…」
ぬぷっ、にちゃっ、と、淫らな音が、部屋に響く。
夏候覇は満足そうに頷く。
「ふふふ…そうか。なら次は、指を2本にしてみろ」
「ええっ!?」
入るのだろうか。
だが、早く終わらせようと、姜維は仕方なく指を2本にして入れてみる。
「…っ!」
姜維が眉をしかめる。
「たかが指2本だろ?…もう痛いのか?」
「うん…」
先っぽだけはなんとか入ったが、その先は苦しくて入らないようだ。
(痛いのは処女膜をやぶる時だけじゃないのだな…よし)
「こっちに来い。指はそのまま動かさなくてもいいから」
夏候覇は、後向きに姜維を座らせた。
ちょうど、姜維のお尻に固いものが当たるような体勢だ。
そうして姜維に先ほどのように指を2本先っぽだけ入れさせたまま、
自分はぷっくらと立ち上がった乳首と陰核を苛める。
「ひあっ!…ダメっ…あっ、あっ、これダメぇぇ…!!」
姜維の体がビクビクと震える。

にちゅ、にちゅ、ぬちゅ…
「はあっ、はあっ…あっ…お願っ…もうやめてぇっ!」

しかし、そう言いつつも、しだいに痛さにも慣れてきたのか、
姜維は無意識のうちに2本の指で窒内を擦っていた。
その動きを夏候覇が見逃すはずはない。
「おや?誰も指を動かせなんて言ってないぞ。これはお仕置だな」
夏候覇はキュッと乳首をつまむと、下の方も激しく擦り立てる。
「やあぁぁぁぁっ!あっ…やめっ!はあっ…も…ダメっ…!!」
背中を反らせ
ると、そのまま夏候覇の腕の中にぐったりとなる。
しかしそれでも夏候覇は攻撃の手を緩めず、
姜維は腰を浮き上がらせ、本能のまま激しく上下させる。

ひくひくと肉壁が指を締め付け、
愛液が止めどなく溢れてくる。

「んっ…あっ、あっ、あぁっ―!!」

「イッたのかな?」
夏候覇は姜維の耳元で囁く。
「…はあっ、はあっ…」
姜維は、体全体から力が抜けたように動けない。
「さてと」
夏候覇は、前に回り込むと、姜維の脚を抱え込む。
「ちょ…」
夏候覇が何をしようとしているのか察し、姜維は慌てる。
「"俺をイかせたら"許すと言ったんだよ。
全く、一人で気持ち良くなって。
大体、ここまでしたら、もう同じだろう」
確かに、よく考えれば、
自慰を見せてその上、目の前でイっちゃうなんて、
ただ抱かれるよりもよっぽど恥ずかしいことをしている。
どっちにしろ、気まずいことには変わりない。
それに―
にちょ
夏候覇の太い肉茎が、姜維の濡れそぼった窒口にあてがわれる。
「ああ…」
ジュン、と体全体が熱くなる。
認めたくはないが、期待している自分がいた。
「入れるぞ。痛かったら言うんだ」
「うん…」
「ふっ…やっと素直になったのだな」

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