そう言われ、何も考えれなくなった。
小喬が布団を優しく横にどける。
布を痛々しく持ち上げるソレを布ごしに触り始める。
身体が震えてしまう。
予想外の気持ちよさ。
完全に否定させる気は失せていた。
「いえ…気持ちよくなりましょう……私と…」
とろん、とした表情のまま、ゆっくりとズボンを下げていく。
そして。
ソレが外に現れた。
凶暴な獣の如く、外気に触れた途端直立する。
毒の所為か、気のせいなのか、相手が相手だからか。
いつもよりも大きく見えた。
「おおきい…それに熱い……」
前回に膨れ上がった自身が小喬の視線に捉えられている。
何か神々しいモノに触るかのように細い指が自身に絡む。
根元のトコロを両手で絞るように握られ、つい声が出てしまった。
下から上へと指が動き、血が進行方向に集まっていくのが分かる。
「すいません!痛かったですか・・・?」
「いえ・・・。気持ちよかっただけです・・・」
「そうですか・・・・。じゃあ、擦りますね・・・・」
そろそろとゆっくり小喬の指が上下する。
浮き出た血管に柔らかい指が当り、なんとも言えない気持ちよさ。
はあ、という彼女の淫らな吐息も当たる。
ピクリ。
自身が反応してしまい、彼女がこちらを見上げる。
元気ですね、と微笑み、まだ動かし始めた。
快感に腰が浮きそうになるのを我慢していると、声が聞こえた。
「口・・・で・・・・します・・・」
そろそろと小振りな唇が引き寄せられるようにソレに近づいていく。
何も言う暇もなく、自身は小喬の口の中にへと消えた。
「うわ・・・・」
「気持ちいいですか・・・・?」
「はい・・・っ!」
気持ちいいなんてレベルじゃない。
ただ先端が唇に包まれているだけなのに、暴れて精を出してしまいそう。
口内は指とは全く違った。
唾液も温かく、時々触れる舌の感触は言葉では言い表せない。
ぷは、と。
小喬が唇を離し、自身を熱い眼で見る。
「ふふっ・・・・美味しいです・・・・・」
それだけで、また自身は生暖かく湿った粘膜に包まれた。
しかし、現実がどれか分からなくなるほど、感覚が鋭敏すぎる。
「は・・・ちゅ・・・・ふあ・・・れろ・・れろ・・・・」
しゃくりあげるソレを柔らかな唇で挟まれたまま、張り出したカリの腕でざらざらした舌を左右に振られる。
舌先で雁首を突かれ、先端の裏の窪みを舐められて。
「んむぅ・・・・ん・・・あんっ・・・・」
自分の弱い所を全て知っているのか、弱点だろうと思われるところを的確に小喬は愛撫してくる。
彼女の柔らかさもあるが、その巧さも腰が踊ってしまう程心地がいい。
「あむ・・・だ、だめ・・・我慢できないよぅ・・・・」
左手が彼女の秘所へと伸びる。
止める物はなく、止める者もいない。
腰はもじもじと動き、指を待ち構えているかのよう。
下着越しにだが、確かにピチャリ、と水音が聞こえた。
「ひゃあぅ・・・・んちゅ・・・じゅぶ・・・・」
清廉な女性のイメージがどんどん崩れていく。
自身を必死に舐めながら、自らの秘所を慰める。
その刺激的過ぎる光景に、どうしてもごくりと唾液を飲み込んだ。
「・・・えっちですね・・・・小喬さま・・・」
「い、言わないでくださいぃ・・・。我慢が出来ません・・・・」
もっと熱に浮かされた表情が恥ずかしさにより真っ赤になった。
それでもやめる気配は全くない。
ぴちゃ、くちゅ、ぴちゃ・・・。
二つの水音が響く。
ソレと股間を同時に愛撫しながら、艶かしく喘ぐ小喬。
散々待たされたご馳走のように舐め取っていく。
「うう・・・もう・・・・」
「はぁん・・・・次は・・・こっちで・・・・・」
達する寸前で。
ぬぷ、と小喬がソレを離す。
扇情的に唇と先端が銀色の線で繋がっていた。
指を秘裂に当てたまま、右手が胸にのびる。
布を押し上げる小さな点を小喬は軽くつまみ、更に快感に震えてしまう。
外す作業と快感を与える動作。
所々止まりながらも、布が外された。
「しょ、小喬さま・・・・」
「胸で・・・挟みます・・・・・」
小さな身長に似つかわしくない大降りの双丘。
ピンク色の乳首はぷっくりと乳輪ごと膨らみ、存在をアピールしている。
完全に熱に浮かされた彼女は谷間にソレを徐に挟んだ。
「うっ・・・温かい・・・・」
「ん・・・んっ・・・・」
双璧が自身を包み込み、何とも言えない温かさを与えてくれる。
マシュマロのようなお菓子に包まれている感覚。
絶頂に近かった理性は、ソレですぐに吹っ飛んだ。
「で、出ます・・・っ!」
「え・・・?きゃあっ!」
埋もれていた先端から勢いよく白濁液が噴出す。
パンパンに膨らんでいたからか、勢いが途轍もない。
上へと吹き上がったかと思うと、重力に負け落下し始める。
「ううん・・・あつぅ・・・い・・・・」
赤の髪に、肌に、胸に。
白く濁った液体が小喬に降り注ぐ。
…特上の食材にかかったソースのように。
更に艶かしく彼女を見せる。
「あは・・・・あふぅ・・・・」
「す、すみません!」
「いいんです・・・・あん・・・・」
まだ指は自身を慰めている。
胸についた異臭を放つ液体を舐め取りながら、まさしくソレを利用しているかのよう。
まだまだ半身は元気なようで、直立を崩さない。
小喬ははふ・・と熱を持った視線をソレと顔を見比べる。
「次はココを使って、ちゃぁんとどくヌキ・・・してあげますね・・・・・」
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