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ジャズホルン
| KEITA meets AKAONI／ボロディン／ダッタン人の踊り |
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ＣＤ（POP CORNE PROJECT POP-C002）
KEITA meets AKAONI
１．BELEZA／AZUR PROFECIA
２．カッチーニ／アヴェ・マリア
３．東谷慶太／PLESURE NOTES
４．ボロディン／ダッタン人の踊り
５．鬼武みゆき／永久の愛
６．カタロニア民謡／鳥の歌
７．鬼武みゆき／SPRING FEEL
８． 〃 ／LIGHTHOUSE（灯台）
９．東谷慶太／HEARTFUL MEMORY
10．鬼武みゆき／里山
11．チック・コリア／スペイン
12．東谷慶太／BLUE OCEAN
KEITA（東谷慶太）（ホルン）
赤木 りえ（フルート）
鬼武みゆき（ピアノ）
録音 ２０１４年９月２３＆２４日
このアルバムはジャズホルン・プレイヤーKETTA（東谷慶太）のセカンド・アルバムで、赤木りえ、鬼武みゆきとのトリオでの演奏です。オリジナル作品あり、クラシック作品からのジャズアレンジありと多彩なプログラムです。
BELEZAの「AZUR PROFECIA」はジャズ・トリオの軽快な演奏が楽しく響きます。東谷慶太のアレンジです。
カッチーニの「アヴェ・マリア」は現代の作品ということです。東谷慶太のアレンジで、美しい主題がホルンで歌われています。そしてフルートに受け継がれ、ホルンでまた歌われるとユニゾーンになる美しい作品です。ジャズっぽくはなりません。
東谷慶太の「PLESURE NOTES」はキーボードを使って独特の響きになっています。ホルンとフルートが楽しそうに歌います。
ボロディンの「ダッタン人の踊り」は序奏でフルートの二重録音で演奏して原曲に近い響きを出しています。ホルンで主題を吹くと大変素晴らしい響きになります。そしてジャズっぽいアレンジで続きます。その中にまた原曲の主題が挿入され、ホルンの魅力も十分です。
鬼武みゆきの「永久の愛」はピアノ作品からのアレンジでホルンとピアノで演奏されています。この作品はジャズというよりは、クラシックそのもので、ロマンスの曲のようです。主題の美しさとピアノの響きの美しさ、素晴らしい演奏と作品です。
カタロニア民謡の「鳥の歌」といえばカザルスのチェロで有名です。これをホルンで演奏するのは自然と思います。赤木りえのアレンジで途中からはジャズ風の音楽になります。最後に鳥の歌の主題が再現されています。演奏も素晴らしいです。
鬼武みゆきの「SPRING FEEL」と「LIGHTHOUSE（灯台）」は洒落たセンスの作品です。聴いていて楽しくなります。
東谷慶太の「HEARTFUL MEMORY」はホルンのソロで哀愁的な主題が歌われます。ホルンとピアノで演奏される小品です。
鬼武みゆきの「里山」はピアノ伴奏でホルンが歌うと鳥が歌うようにフルートが歌います。バラードのような前半とスイングする後半とこれも素晴らしい演奏です。
チック・コリアの「スペイン」は有名なアランフェス協奏曲の主題が使われています。冒頭からホルンで主題が歌われています。フルートに受け継がれて、そしてジャズ調になってきます。ご機嫌なリズムです。KEITAの編曲です。
東谷慶太の「BLUE OCEAN」は青い海をイメージした作品。ホルンのソロで始まりフルートが続きます。ホルンとフルートのユニゾーンはカップルで海を見ているかのようです。後半はスイングするホルンが楽しいです。またユニゾーンが始まります。大変素晴らしい演奏と作品です。 |
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