ニールセンのホルン作品
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CD(CBS/SONY 32DC1042)
木管五重奏曲集
1.ニールセン/木管五重奏曲Op43
2.タファネル/木管五重奏曲ト短調
アンサンブル・ウィーン=ベルリン
ウォルフガング・シュルツ(フルート)
ハンスイェルク・シェレンベルガー(オーボエ)
カール・ライスター(クラリネット)
ミラン・トゥルコヴィチ(ファゴット)
ギュンター・ヘーグナー(ウィンナホルン)
録音 1986年3月6&7日
アンサンブル・ウィーン=ベルリンによるニールセンとタファネルの木管五重奏曲です。
カール・ニールセン(1865〜1931)はデンマークの作曲家です。木管五重奏曲は3つの楽章で構成されています。第1楽章「アレグロ・ベン・モデラート」ホルンの哀愁的な主題が冒頭から歌われます。ヘーグナーのホルンが良い響きをです。この作品は大変雄大さを感じさせるもので、小さなシンフォニーのようです。第2楽章「メヌエット」は快適なテンポで演奏しています。第3楽章はアダージョの前奏に続いて主題と変奏になります。ホルンの変奏は独奏ホルンでカデンツァのように華やかです。このアンサンブルは素晴らしい演奏をきかせてくれます。
ポール・タファネル(1844〜1908)はフランスの作曲家でフルート奏者でした。木管五重奏曲は木管アンサンブルに愛されている作品です。3つの楽章で構成されています。大変バランスの良い作品でフルートの活躍は当然ながら、ファゴットやホルンの出番が多く大変よくできた作品です。ダンツィの五重奏曲に似たような響きも聞こええます。第2楽章のアンダンテは和音が美しい響きです。第3楽章:ヴィヴァーチェの勢いある演奏は素晴らしいものです。 |
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