アンサンブル
チャイナ・ホルン・アンサンブル/HORN FUSION |
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CD(OEHMS OC1870)
HORN FUSION/チャイナ・ホルン・アンサンブル
1.R・シュトラウス/アルプス交響曲
〜狩猟のファンファーレ
2.ベートーヴェン/「エグモント」序曲(カカ編)
3.J.S.バッハ/G線上のアリア(カカ編)
4.ブルックナー/アヴェ・マリア(ユーリッセン編)
5.ウェーバー/歌劇「魔弾の射手」より(カカ編)
6.ワーグナー/ワーグナー幻想曲
(H・リヒター&ピツカ編)
7. 〃 /歌劇「タンホイザー」序曲(カカ編)
8.ピアソラ/リベルタンゴ(カカ編)
9.ガーシュウィン/誰か私を見守って
(ユーリッセン編)
10.ファン・ホイゼン/ダーン・ザット・ドリーム
(いやな夢)(ユーリッセン編)
11.ベラスケス/ベサメ・ムーチョ
(パタレオン、ソト=メンデス編)
12.中国民謡/ジャスミンの花(ドン編)
チャイナ・ホルン・アンサンブル
録音2016年8月12〜6日
チャイナ・ホルン・アンサンブルは2015年にシャオミン・ハンが設立したホルン・アンサンブルで、21名のホルン奏者がメンバーです。録音は14人前後のようです。
リヒャルト・シュトラウスの「アルプス交響曲」から「狩猟のファンファーレ」は森の場面で遠くから狩猟ホルンが聞こえる場面です。ホルンだけで演奏しています。
ベートーヴェンの「エグモント」序曲はハンス・ピツカの編曲ではなくカカの編曲で演奏しています。この編曲もよくできています。よいアンサンブルです。
.バッハの「G線上のアリア」はホルン・アンサンブルでよく演奏されます。この演奏もきれいな演奏です。
ブルックナーの「アヴェ・マリア」は原曲がアルト独唱とオルガンのための作品ですが、ここではユーリッセンの編曲でホルン・アンサンブルで演奏しています。
ウェーバーの歌劇「魔弾の射手」は序曲の冒頭からホルンの四重奏の部分と「狩人の合唱」をカカの編曲で演奏しています。この序曲はホルンの響きの美しいことで有名です。また「狩人の合唱」は男性合唱でもホルンのアンサンブルでも演奏されます。
ワーグナーの「ワーグナー幻想曲」はハンス・.リヒターとハンス・.ピツカの編曲です。ワルキューレやさまよえるオランダ人などから主題をとられたファンタジーです。
ワーグナーの歌劇「タンホイザー」序曲はカカの編曲ですが弦楽器が使われています。ヴィオラとチェロのようです。ホルンだけでは表現に無理があるとは思えませんが弦楽器が入るとこの序曲が華やかに聞こえます。細かいフレーズは弦楽にまかせてメロディはホルンが吹くという素晴らしい編曲です。
ピアソラの「リベルタンゴ」は大変有名なタンゴでヨーヨー・マのチェロでも有名になりましたが、カカの編曲で聴くホルン・アンサンブルもいいいものです。
ガーシュウィンの「誰か私を見守って」はミュージカル「オー・ケイ」の1曲です。ユーリッセンの編曲で聴くホルン・アンサンブルも良い、ものです。
ファン・ホイゼンの「ダーン・ザット・ドリーム(いやな夢」はジャズ・ナンバーです。これをユーリッセンがホルン・アンサンブルに編曲しました。よい雰囲気を出しています。
「ベサメ・ムーチョ」はメキシコのベラスケスが作曲した歌です。これをパタレオンとソト=メンデスによる編曲で演奏しています。ホルンはよく合います。
最後の中国民謡「ジャスミンの花」はチャイナ・ホルン・アンサンブルらしい選曲です。ドンの編曲もよくできています。多人数のホルンはよい響きです。 |
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