その他のホルン作品2

ヴェルナー・マイエンドルフ/ヴィンター/六重奏曲&八重奏曲

CD(Membran  LC14832)

「18世紀のドイツ王室の音楽集」
ディスク18/ミュンヘン
1.ヴィンター/六重奏曲変ホ長調Op.10
2.  〃   /八重奏曲変ホ長調

 コンソルティウム・クラシクム
 ディーター・クレッカー(クラリネット)(1&2)
 フランス・フェスター(フルート)(2)
 ヴェルナー・マイエンドルフ(ホルン)(1&2)
 ニコラウス・グリューガー(ホルン)(1&2)
 カール=オットー・ハルトマン(ファゴット)(2)
 ライナー・クスマウル(ヴァイオリン)(1&2)
 ユルゲン・クスマウル(ヴィオラ)(1&2)
 ジャック・ホルトマン(ヴァイオリン)(1)
 アンナー・ビルスマ(チェロ)(1&2)
 録音 1972&73年

 ペーター・ヴィンター(1754〜1825)の2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、クラリネットと2本のホルンのための七重奏曲は4つの楽章で構成されています。第1楽章:アレグロ・モデラートは2本のホルンが軽快な主題を演奏します。ソロ楽器が次々と変わりますが2本のホルンの存在感は大きいです。第2楽章:アダージョは弦楽の穏やかな演奏に続いてクラリネットにで主題が歌われます。ホルンの和音もきれいです。第3楽章のメヌエットはスケルツォのような軽快な曲です。第4楽章ロンドはモデラートで華やかな響きが流れます。2本のホルンがきれいです。 
 ヴィンターの八重奏曲はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、フルート、クラリネット、ファゴットと2本のホルンのために書かれています。3つの楽章で構成されています。弦楽器が3、管楽器が5という編成は管楽器の響きが強いです。7重奏曲の編成にフルートとファゴットが加わってヴァイオリンが1つ抜けたことになりますが、さらに華やかな響きになりました。宮廷音楽として好まれたことと思われます。第1楽章の明るい主題が大変きれいです。第2楽章は短い楽章で管楽器をバックにヴァイオリンがヴァリエーションを歌います。第3楽章はヴァイオリンのダンス調の主題が歌われ、次々に各楽器に受け継がれます。この楽章ではダンスも踊れたことでしょう。


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