その他のホルン作品2

ヘルマン・バウマン/アーモン/ホルン四重奏曲ヘ長調

CD(Membran  LC14832)

「18世紀のドイツ王室の音楽集」
ディスク6/エッティンゲン=ヴァラーシュタイン
1.アーモン/ホルン四重奏曲ヘ長調
2.  〃  /フルート四重奏曲Op84
3.ヨハン・ゲオルグ・ニスレ/七重奏曲変イ長調

 ヘルマン・バウマン(ホルン)(1)
 フランス・フェスター(フルート)(2&3)
 コンソルティウム・クラシクム
 ヤープ・シュレーダー(ヴァイオリン)(1&3)
 ヴィール・ペータース(ヴィオラ)(1)
 アンナ―・ビルスマ(チェロ)(1〜3)
 ユルゲン・クスマウル(ヴィオラ)(2&3)
 ディーター・クレッカー(クラリネット)(3)
 カール=オットー・ハルトマン(ファゴット)(3)
 ヴェルナー・マイエンドルフ(ホルン)(3)
 ワルター・ミューター(コントラバス)(3)
 録音 1972&73年 

 ヨハネス・アンドレアス・アーモンはホルン四重奏曲を1曲、ホルン五重奏曲を2曲ほど残しています。ホルン四重奏曲はバウマンが初めて録音していました。3つの楽章で構成されていて、ロマンティックなホルンが流れます。第3楽章のロンドは楽しそうです。
 アーモンのフルート四重奏曲はモーツァルトのフルート四重奏曲を思わせる美しさあがります。フェスターのフルートとビルスマのチェロが素晴らしい響きです。
 ヨハン・ゲオルグ・ニスレ(1731〜1788)の七重奏曲変イ長調は4つの楽章で構成されていてセレナード風の作品です。第1楽章の楽しそうな歌は何とも言えません。協奏交響曲の室内楽版のようです。第2楽章:メヌエットも楽しそうです。第3楽章のアダージョはクラリネットの主題が美しい。続くファゴットの主題もまた素晴らしい響きです。後半にホルンの出番があります。第4楽章アレグロ・ヴィヴァーチェはまるで協奏交響曲のようです。


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