J・S・バッハ/ブランデンブルク協奏曲第1番
クルト・クルンバイン&ヘルムート・イルムシャー(1958〜59) |
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CD(LONDON 230E51029)
バッハ/ブランデンブルク協奏曲集
1.ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV1046
2. 〃 第3番ト長調BWV1048
3. 〃 第4番ト長調BWV1049
4. 〃 第5番ニ長調BWV1050
ウェルナー・クロツィンガー(ヴァイオリン)(1、3&4)
ハンス=ペーター・ウェーバー(オーボエ)(1)
フリッツ・フィッシャー(オーボエ)(1)
フレッド・シュヴェインフルター(オーボエ)(1)
クルト・クルンバイン(ホルン)(1)
ヘルムート・イルムシャー(ホルン)(1)
ヘルベルト・アントン(ファゴット)(1)
ウィリー・グラス(フルート)(3&4)
カール・フリードリヒ・メス(フルート)(3)
イルムガルト・レヒナー(チェンバロ)(1〜4)
ジークフリート・バルヒェット(チェロ)(3&4)
カール・ミュンヒンガー指揮
シュトゥットガルト室内管弦楽団
録音 1958年〜1959年
カール・ミュンヒンガーはブランデンブルク協奏曲全集を3回録音しており、このステレオ録音は2回目です。クロツィンガーのヴァイオリン・ソロではヴィヴァルディの「四季」も録音していました。
ブランデンブルク協奏曲第1番は冒頭からきれいな響きで演奏が始まります。2本のホルンがきれいに響きます。アダージョのオーボエが大変きれいです。続くクロツィンガーのしっとりとしたヴァイオリンも絶品。第3楽章のホルンの和音もきれいです。第4楽章はゆったりとしたメヌエットです。カラヤンも遅いですがこちらも遅いです。後半のトリオではテンポアップしてホルンとオーボエの楽しい主題が演奏されます。そしてゆったりとしたメヌエットで終わっています。
第3番は重みのある弦楽合奏になっています。しかしながら演奏は軽やかです。第4番は2本のフルートとヴァイオリンがソロ楽器になります。クロツィンガーのヴァイオリンはここでも輝きを増しています。2本のフルートの演奏もきれいです。
第5番はフルート、ヴァイオリンとチェンバロがソロ楽器になります。ウィリー・グラスのフルートはしっとりとした音色で派手さはありませんが、クロツィンガーのヴァイオリンとよく合います。イルムガルト・レヒナーのチェンバロは録音のせいか静かですが演奏は素晴らしいものです。 |
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