J・S・バッハ/ブランデンブルク協奏曲第1番
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CD(TELARC CD-80368)
バッハ/ブランデンブルク協奏曲集
1.ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV1046
2. 〃 第2番へ長調BWV1047
3. 〃 第3番ト長調BWV1048
ダニエル・ステプナー(ヴァイオリン)(1〜3)
ジーン・ライフ(ナチュラルホルン)(1)
パメラ・ペイキン(ナチュラルホルン)(1)
マーク・シャハマン(オーボエ)(1&2)
ジョン・アバーガー(オーボエ)(1)
ラーニ・スパール(オーボエ)(1)
デニス・ゴッドバーン(ファゴット)(1)
フリーデマン・インマー(トランペット)(2)
クリストファー・クルーガー(リコーダー)(2)
ピーター・サイクス(チェンバロ)(1&2)
マーティン・パールマン(チェンバロ)(3)
マーティン・パールマン指揮
ボストン・バロック
録音1994年1月3〜5日
メカニックス・ホール
マーティン・パールマンのチェンバロと指揮でボストン・バロックと演奏したブランデンブルク協奏曲です。ボストン・バロックはオリジナル楽器によるオーケストラです。
ブランデンブルク協奏曲第1番は冒頭から素晴らしい響きが流れてきます。2つのナチュラルホルンと3本のオーボエがとても豊かな響きです。オーケストラにも厚みがあります。第2楽章はシャハマンのオーボエの美しい響きとステプナーのヴァイオリン(ヴィオリーノ・ピッコロ)の響きがきれいです。第3楽章は2本のホルンと3本のオーボエがきれいに響きます。ジーン・ライフとパメラ・ペイキンのナチュラルホルンが素晴らしい響きです。ヴァイオリンのソロもきれいです。第4楽章のメヌエットは程よいテンポです。第1トリオはオーボエとファゴットが素晴らしい響きです。ポロネーズはやや速めのテンポでさわやかに演奏しています。弾むようなリズムは見事な響きの演奏です。第2トリオのホルンとオーボエは程よいテンポで大変素晴らしい演奏です。2本のナチュラルホルンがきれいに響きます。このメヌエットは素晴らしい演奏です。
ブランデンブルク協奏曲第2番は第1楽章からフリーデマン・インマーのトランペットが大変きれいに響きます。シャハマンのオーボエとインマーのトランペットの対話が素晴らしい。ヴァイオリンとリコーダーもきれいに響きます。第2楽章はヴァイオリンとオーボエ、リコーダーのトリオが大変きれいです。通奏低音もよく響きます。第3楽章ではトランペットの高域の音が飛び交いますので華やかです。インマーのトランペットは大変素晴らしい演奏です。リコーダー、ヴァイオリンとオーボエの響きもまたきれいです。よい演奏です。
ブランデンブルク協奏曲第3番は程よいテンポの第1楽章は弦楽の美しさがあります。ボストン・バロックは素晴らしい響きです。第2楽章ではヴァイオリンの短いカデンツァが入ります。そして弦楽が重なって終わります。第3楽章のアレグロは緻密な演奏の弦楽が素晴らしいです。見事な演奏です。 |
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