J・S・バッハ/ホルン作品集
ブランデンブルク協奏曲第2番/ラルフ・ゲッツ(1991) |
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CD(FIREBIRD KICC-8223)
バッハ/ブランデンブルク協奏曲集
1.ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV1047
2. 〃 第3番ト長調BWV1048
3. 〃 第4番ト長調BWV1049
4. 〃 第5番ニ長調BWV1050
クリスティアン・フンケ(指揮&ヴァイオリン)
ウォルフガング・レーブナー(フルート)(1、3&4)
ウーヴェ・クラインゾルゲ(オーボエ)(1)
ラルフ・ゲッツ(ホルン)(1)
ギュンター・シュテファン(チェロ)(1&3)
ウルリヒ・オター(フルート)(3)
ミハエル・シェーンハイト(チェンバロ)(1〜4)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス・バッハ管弦楽団
録音 1991年2月
ライプツィヒ・パウル・ゲルハルト教会
クリスティアン・フンケの指揮とヴァイオリン、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス・バッハ管弦楽団によるブランデンブルク協奏曲集です。
ブランデンブルク協奏曲第2番ではトランペットのパートをディスカントホルンで演奏しています。オクターブ低いホルンとオーボエ、フルートがよく合います。ホルンがきれいに響きます。第2楽章はヴァイオリン・ソロとオーボエ、フルートのトリオがチェロの通奏低音と共にきれいに響きます。第3楽章はホルンの高音を使いますが、トランペットとは異なる美しさがあります。ホルンの超絶技巧が聞かれます。オーボエとフルートもきれいです。これは素晴らしい演奏です。
ブランデンブルク協奏曲第3番は弦楽合奏とチェンバロだけの演奏していますので厚みのある響きが素晴らしい。第2楽章のアダージョはチェンバロのカデンツァのあとに弦楽が入っています。第3楽章のアレグロは弦楽の緻密な演奏が素晴らしいです。
ブランデンブルク協奏曲第4番はリコーダーではなくフルートによる演奏です。ウォルフガング・レーブナーとウルリヒ・オターの演奏です。フルートでも素晴らしい響きです。フンケのヴァイオリンと共に良い響きです。第2楽章のアンダンテは冒頭の弦楽がよい響きです。フルートとヴァイオリンも良い響きを出しています。第3楽章の冒頭はフーガですが、この演奏は素晴らしいものになっています。ヴァイオリンも見事な演奏です。
ブランデンブルク協奏曲第5番はレーブナーのフルート、フンケのヴァイオリン、シェーハイトのチェンバロによる演奏です。冒頭の軽やかな弦楽による演奏に続くフルート、ヴァイオリン、チェンバロがきれいな響きです。後半のシェーンハイトのチェンバロ独奏が聴きものです。第5番はここが好きです。第2楽章のフルート、ヴァイオリン、チェンバロと通奏低音がよい響きです。第3楽章も勢いのある素晴らしい演奏です。フルート、ヴァイオリンとチェンバロが素晴らしい演奏です。 |
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