ホフマイスターのホルン作品
ノットゥルノ第4番&5番/ヤコブ・ヘフティ(2003) |
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CD(TUDOR 7124)
ホフマイスター/五重奏曲集
1.五重奏曲第1番変ロ長調〜オーボエ、ヴァイオリン
2つのヴィオラとファゴットのための
2.五重奏曲2番変ニ長調〜オーボエ、ヴァイオリン、
2つのヴィオラとファゴットのための
3.ノットゥルノ(五重奏曲)第4番変ホ長調〜オーボエ
ホルン、2つのヴィオラとファゴットのための
4.ノットゥルノ(五重奏曲)第5番ヘ長調〜オーボエ、
ホルン、2つのヴィオラとファゴットのための
5.五重奏曲6番ハ長調〜オーボエ、ヴァイオリン、
2つのヴィオラとファゴットのための
サイモン・フックス(オーボエ)(1〜5)
プリモシュ・ノヴザーク(ヴァイオリン)(1、2&5)
ミシェル・ルイリー(ヴィオラ)(1〜5)
カーチャ・フックス=リヒター(ヴィオラ)(1〜5)
ヤコブ・ヘフティ(ホルン)(3&4)
マンフレッド・ザックス(ファゴット)(1〜5)
録音 2003年6月16〜19日
ホフマイスターの珍しい編成の五重奏曲です。オーボエ、ヴァイオリン、2つのヴィオラトファゴットによる3曲とオーボエ、ホルン、2つのヴィオラとファゴットによる2曲が収録されています。
オーボエ、ヴァイオリン、2つのヴィオラとファゴットのための五重奏曲第1番変ロ長調は3つの楽章で構成されています。2つのヴィオラで中音域に厚みをもたせていますので落ち着いた響きの中にオーボエが目立ちます。
五重奏曲第2番変ニ長調も3つの楽章で構成されています。ヴァイオリンとオーボエがリードするのは同様です。
ノットゥルノ(五重奏曲)第4番変ホ長調はオーボエ、ホルン、2つのヴィオラとファゴットのための作品で5つの楽章で構成されています。モデラートで始まる第1楽章はオーボエとホルンのからみがきれいです。2つのヴィオラと管楽器の作り出す響きは興味深いです。第2楽章と第4楽章のメヌエットではホルンが活躍します。第5楽章のロンドでは冒頭にホルンの主題が流れます。また短いホルンのカデンツァが入ります。
ノットゥルノ(五重奏曲)第5番ヘ長調も5つの楽章で構成されています。第1楽章はアダージョに続くアレグロが素晴らしい響きで勢いが感じられます。第2楽章のメヌエットは速めのテンポで演奏しています。第3楽章アダージョはオーボエのソロ、ホルンの分散和音が聞かれます。第4楽章のメヌエットは程よいテンポでオーボエやホルンの歌が聞かれます。第5楽章のアレグロはロマン的な美しい主題がホルンとオーボエで歌われます。
五重奏曲6番ハ長調は3つの楽章で構成されています。ヴァイオリンが入って華麗な響きです。ここでもオーボエの主題が目立ちますが、ヴィオラの活躍も見逃せないでしょう。 |
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