『サバトの夜に』03▼ |
閉めきっていたカーテンを全開にすると、窓の向こう側に見えるのは、 「月の夜。黒羽の名前と一緒だね」 保科は静かに微笑んだ。 本物の月には手を伸ばしても届かないが、もうひとつの月は両腕の中にある。だが、黒 羽は少し緊張しているようだ。密着して聞こえる心臓の鼓動が常より速く、体が強張って いた。 「キス、しようか?」 そう尋ねておいて返事を待つことなく顔を近づけると、黒羽がまぶたを閉じて唇を突き 出した。 「ん……」 保科の水気を含んだ唇が、黒羽の乾いたそれを濡らした。そのまま触れ合うだけのキス をしばらく堪能してから、保科は記憶を辿って黒羽にされたことを再現し始めた。 かすかに開いた相手の唇に舌先を滑りこませると、固い歯の感触にぶつかった。そのま ま歯茎や唇の裏側に触れている内に、ほどなくして口の中に受け入れられた。 「んぅ、んっ」 さっそく黒羽の舌に触れると、どちらが自分のものかわからなくなるくらいに絡め合う。 時には天井や頬の裏側に舌先を伸ばし、時には黒羽の生暖かい舌を自分の口内に招き入れ たりもした。息継ぎも忘れて唇を貪っている間に口の端から溢れんばかりに涎が垂れ落ち て、お互いの肌やベッドのシーツを汚していく。 「学子、ん……ぁ、きれ、い」 月明かりの下、粘り気のある液体が保科の素肌を伝うさまは何より艶かしかった。 「む……ん」 名残惜しくも唇を離すと、涎の橋がかかった。保科はその細く伸びる糸を吸い込むと、 再び黒羽に軽くキスをした。それを合図に黒羽が着ている制服に手をかけた。ファスナー を下ろし両腕から袖を抜く。スカートも同じようにして脱ぐと、黒い上下の下着に包まれ た裸を保科の前に晒した。 「うわ、すご」 「そ、そういう言い方はやめて……」 ほとんどお情けでつけているような保科のスポーツブラと違って、黒羽のブラはレース 付きで刺繍にも凝っていた。豊満な胸の形を保つだけでなく、人の目を楽しませるために もあるようなブラを保科は羨望と嫉妬の視線で見つめていた。 「そんなに見ないで……お願いだから」 「いいじゃん、減るものじゃないんだしさ」 そう言うなり保科は両手で黒羽の胸を掴むと、手の中に収まりきらないその大きさに 驚いた。 「また大きくなった?」 「し、知らない!」 恥ずかしそうに顔を背ける黒羽を可愛く思いながら、ゆっくりと乳房を揉みだした。 軽く指が沈むほどに力を入れると、それだけで下着の上からでも乳首が固くなるのがわ かった。そこから先の保科の揉み方は力加減を知らず、その動きは差し出された玩具を 手にした子供のように滅茶苦茶だったが、黒羽には痛いくらいがちょうどいいようだ。 「やっぱり黒羽もオナニーしたことあるの?」 興味本位で質問をする保科に黒羽は困った顔をした。オナニー以上のことをほぼ日常 的に行っているのだが、正直に話すのにはためらいがあった。 黒羽の沈黙を肯定と受け止めた保科は胸の愛撫に集中した。ブラのホックを外してあ げると、窮屈そうに押し込められていた乳房が露わになる。重量感がありながら、重力 に逆らうように曲線美を示すその形に保科はため息を漏らした。 「どうやったらこんな風になるんだろ」 「ぁんっ、はっ……ん!」 手の平からこぼれ落ちそうな肉の重みを支えながら、露出した乳首を摘むと、黒羽が 嬌声を上げてさらに先端を固くさせた。強く揉むと、いまだにしこりを残す胸が痛みを 訴える保科とは違い、感度は最高のようだった。 なかば逆恨みのように保科は右の乳首を唇で吸いたてる。 「あ、学子っ、そん……あっ、吸っちゃ、ダメっ……!」 そんなにイヤなら胸を押しつけなければいいのに、と保科は思うが、いまの黒羽は心 と体が正反対に動いているらしく、どちらがより正直なのかは明白だった。 いつの間にか保科と黒羽の立場も逆転している。どうやら黒羽は責めることに慣れて いても、責められることには弱かったようだ。保科にしてみれば自分だけでなく、黒羽 にも気持ちよくなってもらいたかっただけだったが、彼女が弱気になっているのを見て、 思わず先ほどの仕返しとばかりに意地悪をしたくなってきた。 口に含んだ乳首を舌の上で転がし、出るはずのない母乳を搾り取るように強く吸い込 んだ。保科の口の中で乳首が形を変えるごとに、黒羽は下唇を噛みしめて痛みと快感に 耐えていた。 「もっと黒羽の声、聞かせてよ」 「や……ふぁっ、んんっ!?」 まるで黒羽が持っているサディストの一面が乗り移ったかのように、保科の責めには 容赦がなかった。さすがに所々で慣れていないところもあったが、本能に頼って黒羽の 性感帯をことごとく発掘していった。 「じゃあ次はっと」 保科はたっぷりと水気を吸った黒羽のショーツを脱がすと、幼なじみの裸に見惚れた。 胸の膨らみから丸みを帯びた尻までのラインが絶妙だった。艶やかな黒髪が白皙の肌 に汗で貼りつき、三角地帯に薄く茂る恥毛には露が絡んでいる。 保科は玉の汗を浮かべて上気する黒羽の肢体に覆いかぶさった。 「ここから先は黒羽のして欲しいことをするよ?」 耳元で囁きながら熱い息を吹きかけると、黒羽がか細い声で答えた。 「学子に……私のおマンコを舐めてほしいの。それで、私も学子のを舐めたい……」 黒羽が卑猥な台詞を口にして、重なり合ったふたりの股間に手を伸ばした。保科は頷 き、身をよじるようにして頭の位置を反転させた。視界に透明な分泌液を滲ませる秘裂 が広がった。黒羽も同じものを見ているだろう。 「すごく濡れてるね……黒羽のおマンコ」 実のところ保科はその言葉をいま初めて知ったのだが、そんなことはおくびにも出さ ず、黒羽の淫裂に指を這わせた。自分を慰めていたときのことを思い出し、指先に神経 を集中させて、間断なく刺激を与え続ける。 「はぁんっ、あっ、あっ、ふあぁ……っ!」 黒羽は甘く融けるような声で啼くと、目の前の割れ目に舌をねじ込んだ。生暖かく、 ぬめった感触に快感を覚えて、保科は黒羽の秘所から指を離しかけた。 「ああぁっ……やぁっ、ず、ずるいぞ黒羽っ!」 保科は黒羽自身を左右に開くと、蜜を滴らせる花弁を目の当たりにした。そこは保科 のものとは違い、色合いも濃く、花びらがより大きく複雑に重なっている。またしても 同性として差を見せつけられた気分になり、悔しまぎれに陰唇を激しく擦りたてた。 「学子っ……学子っ……そこ、いいよっ、あぁんっ!」 やはり経験面でも分があるのか、黒羽は快感のうまく受け流して、弾け飛びそうにな る意識を何度も繋ぎ止めていた。一方の保科は、黒羽の舌先に膣内を蹂躙されて何度も 浅い絶頂を繰り返してしまう。媚薬を飲用していることもあるが、それ以前に性技の巧 みさにおいて保科が黒羽に叶うはずがなかったのである。 「やだっ、また来ちゃうっ、来ちゃっ……あっ、あっ、ああああっ!」 ついに保科は先んじて絶頂を迎えてしまった。脱力して黒羽の隣に横たわると、酸素 を求めて深く息を吸い込んだ。 「ごめん。また、あたしだけ気持ちよくなっちゃった……」 顔を隠すようにうつぶせになって気落ちする保科に、 「それじゃあ、今度は私を気持ちよくさせてね」 黒羽は膝の裏を両腕で抱え、でんぐり返しの要領で臀部を強調するように脚を開いた。 「私のお尻の穴を学子に弄ってもらいたいの。……ダメ?」 「だ、ダメっていうか、そんなところ触って大丈夫なのかよ!」 「うん……。私はそっちの方がいい……から」 保科が知らない世界が目の前にあった。黒羽との距離感がまた遠くなった気がする。 だが、黒羽の頼みを断るわけにはいかない、戸惑いながらも保科は期待に震える黒羽の 肛門に指を伸ばした。 「待って! いまは綺麗に洗ってなくて指で触るとよくないから、何か別のものを使っ て欲しいの」 「別のものって言われても……」 指くらいの太さと長さがある他の何かを求めて、保科は視線をさ迷わせると、 「これなんかどうかな?」 いつの間にか机から落ちて床の上に中身を全部こぼした小瓶を拾い、黒羽に見せた。 「うん、いいよ」 ためらいもなく頷かれて、保科は冷や汗をかいた。小瓶と言っても指二本分くらいは 太さがある。本当にこれで大丈夫なのかと困惑した。 「お願い、早く入れて……」 もの欲しそうにねだられて、保科は小さなすぼまりに瓶の飲み口を当てた。そのまま 指で擦るのと同じように穴の周辺を撫でると、黒羽が腰を浮かせてその尻を震わせた。 「はぅ……はぁ、あっ……じ、焦らさないで、ふあっ!」 意図せずして、滑り込むように瓶のくびれた先端が後ろの入り口に収まった。尻の穴 まで濡らした愛液が潤滑液になってしまったようだった。 「ほ、本当に入ってる」 指一本でも入れるのに苦労しそうに見えたが、簡単に挿入できたことに保科は驚いた。 普段から穴を慣らしていなければ、とても真似できそうになかった。 「たか、こ?」 「ご、ごめん。もうちょっと入れてもいいの?」 問題なさそうに黒羽が頷いた。その希望通りに小瓶をゆっくり挿入していくと、異物 に反応して排泄感を催したのか押し戻された。 「黒羽、もっと力抜いて」 「ぅんんんっ、あふぁ……はぁ、んっ、んんん!」 小瓶が入りやすくなると何度も抽送を繰り返し、腸壁を擦りたてた。保科には黒羽が どんな快楽を味わっているのか想像できなかったが、花弁から溢れる蜜液を見るだけで 自分も興奮していくのがわかった。空いた手で自身の股間をまさぐり、顔を寄せて黒羽 の秘壷に吸い付いた。 「やぁっ、あああぁっ……学子に、学子にっ、おマンコとアナル弄られてるっ……!」 「あなる? アナルっていうの? ここがそんなにいいんだ? お尻の穴なのに黒羽っ てば気持ちいいんだ?」 保科は責めるつもりもなく、ただ事実をそのまま口に出しているだけだったが、黒羽 の卑猥な台詞に嗜虐心を煽られたのも確かだった。 「うんっ、いいの……私はアナルで感じちゃういけない子なの! はっ、あぅん!」 黒羽が出し入れされる瓶の動きに合わせて腰を揺らすと、いつしか根元まで入りきっ た。瞳の焦点を失った惚けた顔で黒羽は咳き込むように息をついている。 「だ、だいじょうぶ?」 「……ぁ、だいじょ……ぶだから、もうちょっとで……イきそうだから」 これを抜いて、と黒羽が括約筋に力を込めると瓶の底が少しばかりはみ出した。保科 は瓶を掴み、一気に引き抜くと同時に黒羽の淫核を指で潰した。 「ひぐっ! はっ、う……ぁ、あぁ――――――っ!」 歓喜の声が部屋中に響き渡る。空気音を吐き出しながら小瓶が抜き放たれるのと同時 に黒羽の尿道口から潮が吹いた。粘り気のない液体が顔にまで届くと、保科は指で拭っ て口に含んだ。 「これ、おしっこ? でも味がしない……んっ」 無味無臭の液体を何度も吹き出す度に黒羽は快感の余韻を味わうように痙攣していた。 最後に黒羽がひとつ大きく身震いすると、それまで我慢していたのか、少量の尿が漏 れ出して内股を濡らす。 「黒羽ぇ、あたし、またっ……」 お漏らししながらも愉悦の表情を浮かべる少女に感化されたのか、保科がむず痒そう に股間を押さえた。 「ん……じゃあ、一緒に気持ちよくなろう? 来て、学子」 足腰の立たない黒羽の上に再びのしかかると、保科はお互いの恥丘が重なり合うよう に誘導された。 「あ、これ……あたしの一番感じるところが黒羽のと当たってる……。ひぁ、んっ!」 剥き出しになった秘芯が擦れ合い、黒羽の陰毛がざらついた感触を加えてきて、保科 も腰が砕けそうになる。体が崩れ落ちかけたところに黒羽が首を伸ばしてキスを求めて きた。口内に潜りこんだ黒羽の舌先には唾液が乗っていた。 「んむ……んっ、んっ」 舌ごと飲み込むように唾液を喉に流すと、保科も黒羽に同じように返した。混ざり合 った液体が涎となって口の端からこぼれていく。 「はんっ、あっ、あっ、ふぅんっ!」 保科が黒羽の乳房に指を食い込ませ、荒々しく揉みたてれば、黒羽も保科の乳首を痛 いくらいに摘み上げた。 「いっ、んん……ああんっ……あくっ、ああぁあ!」 もはやどちらの喘ぎ声かわからなくなっている。愛液にまみれた秘裂同士が粘着質の 水音を立ててふたりを酔わせた。より快感を得られるように保科は脚を交差させて体の 位置を変えると、お互いの体が離れないよう黒羽の手を強く握った。 興奮度はいよいよ最高潮に達し、頭の芯が痺れる感覚がもうすぐ絶頂を迎える前兆を 知らせている。 「くろばねぇ、あたし……もうダメだよっ、あっ、やあぁあっ!」 「私もっ、もうすぐだからっ! 一緒に……一緒にぃっ、たかこっ!」 感極まって名前を呼び合うふたり。不意に全身が引きつったかと思うと、喘ぎ声より も大きな叫び声を上げた。 「はひっ、やっ、あはぁっ、来ちゃう……来ちゃうっ、んひぁあああ!!」 「んぁっ……あっは、イくっ、イくっ、あふぁあっ! ふぁああああああっ!!」 めくるめく快感に保科は身を震わせて、暗転していく意識のなか、幸福感に包まれた 黒羽の顔が視界に映った。きっと自分も似たような顔をしているだろう、と想像しなが ら保科は気を失った。 「大好きだよ、黒羽……」 どれくらい気絶していたのか、目を覚ましたときには黒羽の膝枕の上にいた。 「……おはよう」 「うん、おはよう学子」 苦笑している黒羽を見る限り、朝の挨拶をするには早すぎたようだ。置き時計の時刻 を見るとまだ宵の口といったところだった。 「もしかしてずっと起きてたの?」 「そんなことないよ。学子よりもほんの数分前に起きたぐらいかな」 本当は一時間くらい先に目覚めて保科の寝顔を眺めていたのだが、黒羽はそのことを あえて言わないことにした。欲情にまみれた濁りが消え去って、透明な清涼感に包まれ たこの空気が心地よかった。 「あー! あたし、またお漏らししちゃってる!?」 黒羽の静かな思いをかき消すように保科は跳ね起きると、シーツを黄色く汚した部分 を指差した。最後に絶頂したとき、体内に残っていた尿を出し尽くしてしまったのだろ う。量的には少ないが、はっきりとわかるくらいに染みがついていた。 「お、落ち込まないで。仕方のないことだから」 「クセになったらどうするんだよ……」 黒羽に慰められてもなかなか立ち直れないでいると、階下で物音がした。 「か、母さん、帰ってきたじゃん!」 保科が慌てふためくと、黒羽も同様の顔をしていた。 「結界の魔法はどうしたんだよ、黒羽!」 「そんな……いまだけ信じるなんてずるいよ。学子のバカ、バカ、バカ」 だが、黒羽は思い当たることがあって、脱ぎ捨てたスカートのポケットから手の平サ イズの宝石を取り出すと、それを強く握って念じた。これこそがアドニアから譲られた、 どんな距離にもかかわらず念話を可能とする魔具だった。 さっそく黒羽がアドニアを問い質すと、 『ふたりとも満足したようじゃし、我もいいものを見させてもらったから、もう帰る』 そんな返答が来て念話を遮断された。 「そ、そんな……」 「なにしてるんだよ黒羽! 母さん、上がってきちゃうかもしれないだろ!」 ふと気がつけば保科が私服に着替えていた。黒羽も急いで制服を手に取るが、焦って うまく着られなかった。 「ああ、もう! あたしは先に行くから、適当なところで降りてきてよ!」 「待って!」 思わず呼び止めたのは、そばを離れる保科の背中に、このまま別れてしまうのではな いかと錯覚を見てしまったせいだった。そんな黒羽の思いを知ってか知らずか、部屋を 出ようとしていた保科がドアの前で振り向いた。その顔は数時間前と違って、少しだけ 大人びて見えた。そのきっかけを考えれば、ふたりの仲が破綻していていてもおかしく なかったが、保科の優しさに救われたことが嬉しかった。 「学子……ありがとう」 「うん? よくわかんないけど、どういたしまして」 自然と感謝の気持ちが言葉となって表れたがその後が続かない。何かもっと言いたい ことがあるはずだが、黒羽が口に出したのは別のことだった。 「また、今日みたいなこと……してもいい?」 「えっ!?」 黒羽にはまだもの足りないことがあった。それは保科の処女を奪い、自分の処女を捧 げることだった。だが、その強い願望がせっかくの満ち足りた雰囲気を台無しにしてし まったかもしれない。 「ごめん! あたしもう行くね!」 顔を真っ赤にして黒羽から視線を外すと、保科が逃げるように部屋から出て行った。 「何を言い出すかと思えば、黒羽ってば本当にえっち過ぎるんだよ!」 早足で廊下を歩きながら保科は口の中で叫んだ。手を握ったり、キスをするくらいな らそれほど抵抗感はなかったが、今回のようなことを繰り返すには刺激が強すぎた。 「……別にイヤじゃないけど」 だが、それを黒羽に言ってしまうと歯止めがきかなくなるような気がして、部屋の中 では答えなかったのである。 「とにかく当分あんなことはなし!」 そう言いながら、誘惑に負けている自分がいることに保科は気づいていた。あれほど 恥ずかしい思いをしたのに、再び欲望が首をもたげているのだから始末に負えない。 「あーもう! 黒羽のせいで変なことばっかり考えちゃうじゃんか!」 これから先、ふたりの関係がどうなっていくかはわからない。きっと喧嘩もすれば、 仲直りすることもあるだろう。そうやってずっと黒羽と一緒にいることができれば、そ れに優ることはなかった。 一夜の狂宴はこれにて終幕。明日には、再びありきたりの日常を馴染み深い親友と笑 い合って過ごせられればいい、と保科は願った。 (Fin)
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