まだきちんと答えは出ない。
神か
キアか
僕はどちらの手をとったらいいのだろうか
神は僕もそして他の誰もを愛してくださっている
でもキアは
・・・僕を愛してくれる。














答えは確実に…













暖かく気持ちのよい空気が2人を包む。
柔らかい日差しと程よい疲れにつられ眠りに誘われてしまった少年の頭を
キアは自らの膝の上に乗せ,その寝顔を見つめた。

優しく頬を撫でる風が少年の髪を揺らす。
日の光でキラキラ輝くその茶色の髪が小さく寝息を立てる彼の唇にかかり
少年は小さく寝返りをうつ。

「ん…」

少年の寝顔は本当に綺麗で…
そして何処か張り詰めていたものが解けたような
安心したような表情を見せていた。

神に本当に全てを捧げていた時の少年からは
こんな表情を見ることは出来なかった。
同じように綺麗な表情。
しかし眠っているときでさえ,何かに捕らわれているような
張り詰めた表情を見せていたことを覚えている。

流れるような少年の髪と薄い桃色の頬をそっと撫で
小さくキスを落とすと
キアは少年の寝顔を見てふっと微笑んだ。

恥ずかしそうにそっと身じろいだ少年は
そっと目を擦り,閉じていた瞼を少しずつ開けていった。
「ん…キア…僕寝ちゃってた?」
申し訳なさそうに顔を上げ,少年は問う。
しかしキアはそんな少年の問いには答えず,ただ優しく抱きしめた。
「エドゥアルト…」

まだはっきりとキアか神かを選ぶことに戸惑いを隠せないエドゥアルト。
しかし少しずつ,答えは確実に導かれてようとしていた。











もう少しだ…
俺は絶対にエドゥアルトを神になんか
渡さない……














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やっぱりエドゥたんは悩んで悩んで悩んで欲しいのです。
答えを出すのにはきっと凄く勇気がいるし
時間もかかると思うのですよ
そんな一歩手前をかいてみましたよ,エドゥたん。
しかし難しいですなぁ,難しいですなぁ…orz
考えながら書いたのでかなり微妙だと思う…。
BGM協力:AiMサマの曲いろいろ…イイ!



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