潤んだ瞳で俺を見つめるな…
熱っぽい吐息で喘ぐな…
上気した肌を露出させるな…
綺麗な白い肌には汗が滴って…
やめろ!俺が持たないっての!
風邪をひきました。
甘いことをしているのかと思えばそういうわけではない。
ティモが風邪を引いてしまったのだ。
しかし風邪をひいてもその達者な口ぶりは健在で・・・
「ねぇキア…僕が風邪ひいてるからって遠慮しなくてもいいんだよ?」
そういって腰を柔らかく擦りつけ必死になって我慢しているキアに甘い悪魔の誘いを囁くティモ。
淫らにくねる体はまさに魔性の域
多くの男を虜にしてきただけのことはある。
「ねぇキアってばぁ。」
軽く汗ばむ手でキアの頬を撫でるように滑らせると
・・・・・・・
キアはさっとティモに背中を向けた。
「キア・・・」
不安になったティモがキアを小さく呼ぶとキアは怒ったように言った。
「ティモ!いい加減にしろ!俺だって我慢してるんだからな!」
そしてまた振り返るとキアは優しくティモの頬に触れた。
「いいか?病気してる時はきちんと治せ。じゃないと…」
ベッドから身を乗り出しているティモの身体を布団の中に戻しながらキアは更に続けた。
「…俺はお前ときちんと満足いくまでできねーだろ…ったく。」
何のことかなんて聞くまでもない。
ティモは布団の中に包まるとちょっとだけキアの顔を覗き微笑んだ。
「ごめんなさい…へへ。」
そういうとすぐにティモは驚くほどの早さで眠りに落ちていった。
穏やかな眠りは風邪の早い回復を予感させるように…
「早く良くなれよ…ティモ。…ふぅ。」
キアもようやっと落ち着いてきた自身を見つめそっとため息をついた。
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全体的にギャグテイストです…というか話がまとまってなくて
すみませんです…orz
なんかいつも謝ってばかりですね私…あーっははは…はぁ。
次こそ頑張ります…;;