「裸になりたい」
今日もシンは城の大浴場で身体を洗っていた。
風呂上りのシンは、脱衣所に着替えが用意されていないことに気付く。
「おーい、。おれの着替えは?」
シンは洗濯係の侍女・を呼んだ。
全裸でうろうろするシンを恥ずかしそうに見ながら、
は本当に申し訳無さそうに答えた。
「申し訳ございません。手違いで全部洗ってしまいました」
「馬鹿者!!」
シンの怒鳴り声が城中に響き渡る。
「責任を取れ!」
怒っているシンには困り顔になる。
「では私、責任を持って…」
は何を思ったのか、自分のブラウスのボタンを外し始めた。
「脱ぎます!」
少しずつ肌が見え始め、胸が今にも見えそうだ。
シンの視線はの胸元に釘付けになる。
「そんなことをして何になる?」
「私の今着ている服をお貸しします」
の発言にシンはドン引きしたようだ。
「女物なんて着れるか!?大体おれが着るには小さすぎる」
暫く考えてから、妙案が浮かんだ。
「では、裸で抱き合ってみてはどうでしょう?温かいらしいですよ」
「ふむ。そうだな」
シンにひょいと抱きかかえられる。
「…シン様?」
そのまま寝室に連れて行かれ、ドサッとベッドに下ろされる。
まだ状況を飲み込めていないの服を、シンはするすると脱がす。
そして生まれたままの姿になったを抱き寄せる。
「裸で抱き合えば温かい…そうだな、?」
「え!?あ、あの…私、まだ心の準備が……」
は今更ながら真っ赤になる。
「おれの服を手違いで全部洗った責任、取ってもらうぞ」
Fin
☆ ☆ あとがき ☆ ☆
初裏夢。
15禁にしてはぬるい裏ですね。
次は18禁なシン夢も描いてみたいです。