とあるロードナイト、いつものチェイサーと共に。

 

心臓が早鐘を打つ。
頭がくらくらする。
これが夢であればいいのにと何度も琉風は願うが、頬に触れる
大きな手の感触は夢と語るにはあまりにもリアルすぎた。

杜若に媚薬を使われ無理矢理性行為を強いられた琉風はその時に
記録されてしまった音声の入った赤い宝石を貰うために1週間後になる今日、
言われた通り同じ時間に同じ宿、そして同じ部屋に訪れていた。
そこで待っていると思われていた杜若の姿はなく代わりに部屋に居たのは―――。

「こと…わり…」

反射的に逃げようとした自分をベッドに押し倒し見下ろす理の顔を震えた声で名前を呼びながら琉風は見上げていた。

「何サれた」

先に口を開いたのは理の方だった。
琉風が黙ったままでいると目を細めて口の端を上げる。

「言ってみろよ・杜若にココでイィコト色々サれたんだろ?」
「…………!!!」
口元で笑うだけの冷たい視線と言葉に耐え切れずに固く目を閉じて横を向いてしまった琉風に
理はゆっくりと覆いかぶさり耳に唇を押し付けた。
「ほら言え・ドコにどういうことサれた」
「………ッ…………」
囁かれた声でぴくんと琉風の身体が震えるが目を閉じたままで琉風は何も答えようとしなかった。
「得意のだんまりか」
「…あッ!」
気配で理が身を起こしたことを感じると同時に肌が外気に触れる感触。
琉風が目を開けた時には既に身につけていた服を掴まれ乱暴に脱がされていた所だった。
「や…やだッ…あッ………!」
おろされそうになるズボンを脱がされまいとおさえようとしたものの呆気なく払われ裸にさせられてしまい
足を大きく開かせられたと思うと膝が肩につくくらいに深く折られる。
理とSEXをする時よくとらされていたこの格好。
自分の雄も秘部も見えるこの体制が恥ずかしくていつも理に嫌だと訴えていたが今はそんな事などとても言えなかった。

杜若においでと言われたこの場所に何故理がいるのだろうか。
―――――どこまで知っているのだろうか。

「多分お前が今想像シてる中でも最悪のケース・じゃねえの?」
まるで琉風の言葉を見透かしたように理の言葉。
「青い石の方はお前が砕いて海に捨てたらしいから知らねえけど・赤い石の方は
 全部コッチにダダ漏れだぞ・『ちんぽ大好きな淫乱モンクです』って言うくらいイィコトサれたみてえだな」
「……………なさ…ごめんなさい…ことわり…ごめんなさい…ごめんなさいっ…」

違う。嫌だった。無理矢理言わされて行為を強いられた。

そんな言葉を今更連ねた所でどうなるというのだろう。
どんな理由があったとしても理以外の人とSEXはしたくないと言いながら杜若と行為を行った事実は違えないのだから。
もう琉風はただ泣いて謝ることしか出来なかった。

「答えろ・どんな風にイかされた」
「あぁぁぁぁあンッ!」
指をいきなり琉風の秘部に捻じ込み嬌声を上げてしまった琉風を見る理の視線はさも蔑んだものだった。
「そんなにケツ穴イジられんのが好きか・触ってもいねえのに勃ってきたな」
抜き差しを繰り返しているうちに琉風の雄は立ち上がり先端からは先走りが垂れはじめている。
今の状況で悦を感じる自分が嫌だったが、内部で蠢く理の指が気持ちよくて心のどこかで
もっとしてほしいと思う自分がいてもっと嫌になる。
「あッあんッあぁっあはァァァっ」
「杜若にサれた時も同じようにヨガってイきまくったのか」
「ゆるしてっゆるして…ことわりッ…あぁッ」
指をもうこれ以上入らないという根元まで突き込み、ぐりぐりと手首を回しながら気持ちのいい奥を
指先で刺激してやるとそれだけで触れもしないままに先走りがさらに増えたのを見て理がさも馬鹿にしたように笑う。
「石なんざ本当はどうでもヨくて・ただあの男のちんぽを咥え込みたくてココに来たんじゃねえの?」
「………違うっ違うのッ違う違うッあンっアァァァァァァッッ!」
たまらず否定した琉風の秘部をかき回し、続けようとした次の言葉は嬌声に塗り替えられていく。

かちゃっ。

「あれ〜違わないでしょ?」
開いたドアから杜若の姿を視界に入れた理は、見せつけでもするように
琉風の足を大きく広げさせ秘部の指を音を立ててかき回した。

ぐぶぐぶぐちょぐちょぐぷぐぷぐぷっ。

「あぁッイクッイっちゃうッあぁぁぁイクッヤァァァァッッ………………!!!」
突然姿を現した杜若に驚く間もなく秘部に与えられる激しい悦。楽しそうに目を細める
杜若の前で腰をくねらせ琉風は足を広げたまま精を吐き出してしまっていた。
「俺がちょこっとお留守にしてる間に何おっぱじめちゃってるの〜
 相変わらずえっちなモンクたんだねー琉風ちゃんは」
「あッあッあンッあンッあぁンッッ!!!」
達した後も理の指は引き抜かれずなおも秘部を混ぜ、鳴き声を上げ続ける琉風に
近づいた杜若はベッドに腰掛けにこにこ笑いながら琉風の銀髪を指先で弄んだ。
「そんなに気持ちがいいの?言葉も出ないくらい」
「ど…してっ………あぁっあんっあんっあはぁッあんっっ」

たくさん聞きたいことがあるのに。
どうしてここに理がいるの?
どうして赤い石に記録されている内容を理が知っているの?
一番知られたくない人にどうして、どうして?

絶え間なく蠢く指が琉風から伝えたい言葉を奪う。

「あっ杜若さ…ン…あッヤァァァァ見ないで見ないでそんな近くでヤァァァッッ!!」
指で掻き混ぜられている秘部に顔を近づけてくる杜若に嫌がり琉風は首を振るが、
そのまま顔を寄せふぅっとそそり立つ雄に息を吹きかける。
「やだぁッやぁっやめてぇっあンッ」
「いいよやめてあげる。そのまま後ろだけでイっちゃいなよ。指でぐちょぐちょ
 いやらしい音いっぱい立てて掻き混ぜられるの大好きだもんね琉風ちゃんは」
「見ないでもうッ…あぁぁぁ理っあぁんっ理そこッそこはぁッアァァァァァッ」
自分の恥ずかしい姿を杜若に見られたくなくて雄と秘部を覆うように琉風が両手で隠すとその手にツツ…と杜若が指を這わせた。
「手、どけなよ琉風ちゃん。気持ちよくなってる場所よく見せて」
「やだぁっ恥ずかしいよもぉ見ないで見ないでぇッ!」
「あれ。琉風ちゃんに拒否権なんてないはずだよ〜」
「ひっ…うぅッ…」
杜若が懐から赤い宝石を取り出すとそれを見た琉風が泣きそうな顔になる。
「リィにはもう全部聞かせちゃったけど、それ以外にもこれを聞いて欲しくない人はいっぱい
 いるでしょ?今日は2時間俺のいう事聞いてもらうよ。ちゃんと言うとおりに出来たら
 その後でこの赤い石を琉風ちゃんにあげる」
「お願い許して下さい…こんなのもう…!」
「な〜に?こんな恥ずかしい姿でまた廊下に引きずり出されたいの〜?」
「………!!……」
ひくん、と琉風が息を飲み、表情一つ変えずに笑っている杜若の顔を見る。
それから今にも泣き出しそうな顔をいっぱいに横に逸らし震えながら琉風が手をどけると、途端に秘部の指が激しく動き出した。

ぐぶぐぶぐちゃぐちゃぐちょぐちょぐぶっ。

「あッあぁッアァァァァァーーーーーッッ!!!」
「そうそうそれでいいの、あーえっちですごくいい眺め♪」

ベッドの側にある棚に置いてあるボトルを手に取り指を飲み込み鳴いている琉風の秘部に
向かって逆さに返すと、流れ落ちたローションは理の指に、秘部に絡まり一層音は卑猥さを増す。

ぐちょぐちょぐぷぐぷぬぷぷぷぐちょっ。

「見ないで見ないでぇッ!!!イクとこみないでもう見ないでぇぇッッ!!!」
ローションで滑りが良くなったのも相まって指は奥にある気持ちのいい場所に当たるような
動きを繰り返し、湧き上がる絶頂感を止めることも出来ずに琉風はぽろぽろと涙を零して泣き続けていた。
「見られて興奮しちゃうクセに何言ってるの。『えっちな琉風がおちんちんからいっぱいミルク
 出す所見てください』くらい言うべきじゃなーい?」

ぐちゃぐちゃぐぷぐちゃぐちょぐちょぐちょっ。

秘部に入れられた理の指が細かく上下に動く。この身体に快楽を教え込ませたその指で
達することを我慢するなど琉風にはとても出来なかった。
目の前で杜若がその瞬間を見ようとしている事が分かっていたとしても。

「やぁぁッあッあぁぁッやァァァァッッやはァァァァーーーーーーーッッ!!!」

足を開かされ恥ずかしい場所を至近距離で杜若に見られながらまた達してしまう。
貫くようなその視線が恥ずかしくて琉風は手の甲で顔を覆い顔を逸らしていた。

「あっあぁっ………やッやぁぁぁぁっ!」

その間に理は秘部から指を引き抜き、イった余韻を引き摺り呼吸を整える間も与えずに
琉風の身体を抱え上げベッドから離れていく。足を開かせたまま後ろ抱きにした状態で。
「やめて理っこのかっこ…やぁぁッやだぁッそこはやだァァァッッ!!!」
顔を覆っていた手を離し、しきりに嫌がる琉風を抱えて理が移動した先は大きな鏡の前だった。
その鏡に映る足を広げて抱えられた自らの格好を目にし、足を揺らして琉風は抵抗して
みせるが振りほどけずにさらに大きく広げられてしまう。
「見られるのも見るのも好きだろ。興奮シてヒクつかせてるてめぇのケツ穴ヨク見てみろ」
「やめてやめてぇっお願いやめてひろげないでぇぇぇッッ!!」
背後で囁かれた理の言葉に羞恥は急激に増し、首を振っている琉風の顔を後から来た杜若がひょいと覗き込んだ。
「ここ、マジックミラーになってたりとかしたら琉風ちゃんの恥ずかしい所、この鏡の向こうにいる人に全部見られちゃってるね〜」
「や…やぁ…………やぁぁぁぁッッ!!鏡やだァァァァッッ!!!」
双丘を杜若の両手で広げられ耳まで真っ赤にしながら琉風が首を振り続ける。
2人の男に見られているだけでも恥ずかしいのに他の人間にも見られている
かもしれないと思うと余りの恥ずかしさにまた涙が滲んでくる。
「そんなに嫌がらないでよ。『もしもの話』でしょ?」
意味ありげな口調でそう言って杜若が琉風の頭をひと撫でし、その手を秘部に押し当てる。
「あうぅぅッ!」
少し前まで理の指でかき回されていた秘部は琉風の意志に構わずすんなりと2本の指の侵入を許してしまう。
根元まで入れられた杜若の指は琉風の内側を激しくかき回しはじめた。

ぐちゅぐちゅぐちょぐちょぐちゃぐちょっ。

「や…やぁ…あはァァァーーーーッッ!!!」
「ねえ琉風ちゃんどんな気分?鏡の前で足開いてリィの見てる前で―――俺の指でぐちょぐちょされるの」
今の自分の状況を杜若に言葉に出して言われ恥ずかしくてたまらなくなる。
指を抜かせようと杜若の腕を掴むが、さらに奥に入れられ指を増やされてしまった。
鏡から見える理の視線が、琉風の項に舌を這わせながら指を出したり入れたり
されている自分の秘部に注がれているのに気づきふるふると首を振った。
「やめてやめてやめてぇぇッ!ことわりッやぁぁ理じゃなきゃヤァァァァッッ!!!」
「嘘つきさんだね〜リィがいいとか言いながら俺の指でぐちょぐちょされてえっちな汁いっぱい垂らしまくってるクセに〜」
一度指を引き抜き、既に立ち上がってしまっている琉風の雄から溢れていた先走りを
指で掬い取り、それを秘部に塗りたくった後でぐぷっとまた指を咥え込ませる。
「あはァっだめぇっだめもうだめぇぇぇッやめてやめてやめてェェェッッ!!」
ぐちゅぐちゅと激しさを増す指の動きで再び感じた絶頂感。
泣きながら必死に哀願する琉風に反し、秘部を出し入れする杜若の指は止まらないどころか一層激しさを増していった。
「やめないよ〜。鏡の前で足開かされて恥ずかしい格好でアナに俺の指入れられて
 イっちゃうとこ。リィにじ〜っくり見てもらいなよ淫乱琉風ちゃん」
「ヤぁぁっイくのやだァッあぁんやぁッんっあぁッイク…ヤァ……あぁん理ぃッやァァァァーーーーーーッッッ!!!」
達すまいと下半身を力ませたが杜若の指を更に締め付ける形になり逆に自らを追い詰める行為となる。
僅かながら我慢しようとした反動もあってか勢いよく吐き出された精は床に、
そして恥ずかしい姿を映す鏡にまで飛び散っていった。

「あーあーココこんなに熱くして。少し冷やしてあげましょうね〜」
「やっ何…やぁっやめてやめてッやぁぁぁッ!ヤァァァァァッッ!!!」
「や、じゃないでしょ」
ぐりっと達してヒクヒク震える秘部に当てられたのは以前に杜若との行為の音声が記録されている赤い石。
無機質で冷たい感触のするそれから理に抱えられたままで逃れる術はなく、一気に琉風の秘部へと押し込まれていった。
「やぁっやめて入れないでっそんなの入れないでヤァァァァァァァッッ!!!」
「コレが欲しくてココに来たんでしょ?いらないなんてことないじゃない」
赤い石が完全に琉風の中へ見えなくなってしまうと杜若はさらに奥に入るように指を入れどんどん奥へと入り込ませていく。
「やぁっやぁぁッもぉやだこんなのやだァァァァァッッ!!!」
「あれ、嫌なの?リィの指も一緒だよ?」
それと同時に理が琉風の片方の足を解き、空いた手を杜若の指をくわえ込んでいる秘部に近づけていた。

「あっあぁッアァァァァァァーーーーーーッッ!!!」

秘部を犯す2人の男の指。
体内の石が、理の指が、杜若の指が。琉風の内壁をあちこちを刺激し翻弄する。
「あっだめっだめぇっ一緒にまぜちゃ…あんっあんっあぁんッあぅぅぅぅんッッ」
「アナ掻き混ぜられてヨガるとか…女の子みたい」
「…そんなッやッやぁぁぁッ…んッ……あぁッあはァァァッッ」
聞こえてきた杜若の言葉を否定しようとしても秘部の指が動けばすぐに琉風の唇からは嬌声を零れていく。
「そうでしょ〜?おちんちん一度も誰も触ってないのにココだけでさっきから
 琉風ちゃんイってるんだよ?女の子じゃないどう見たって」
「あぁん違うのっあッだめぇっいし…そこにあてないでッやぁそこぐりぐりしないでお願いやめてェェェェッッ!!!」
ぐにぐにと中で蠢く指がもうどちらのものなのか分からない。ただ入れられた石が
気持ちのいい場所に当たるように動かされるのもそれをこっそり心地いいと思っているのも嫌で首を振り固く目を閉じる。
こんなことをされて悦を感じている自分の姿が映る鏡をもう見ていたくなかった。
「石を中に入れて俺とリィの指までくわえ込んで。もう気持ちよくしてもらえるなら指でもちんぽでも何でもいいですぅって感じだね〜」
視覚を遮れば今度は容赦なく言葉と音で辱められそれは視覚という一つの感覚を
遮断した事で一層強く生々しく感じられたが、目を閉じ続けていると今度は背後の理までもが琉風を言葉で嬲りだした。
「イィんじゃねえの?青ジェム3個ブチ込んだ上にバイブで栓シてやってもスケベ汁垂らしまくってイクくらいだからな」
「あーらら。琉風ちゃんもう異物挿入経験済みだったんだ〜。噂に名高いブリガンとかは?」
「ソレなら・一番最初に試した」
「だったらこーんな小さな石1つ入れられたくらいでイヤイヤ言うことないじゃない……
 本当は嬉しくて嬉しくてたまらないんでしょ?恥ずかしいアナにいやらし〜こといっぱいしてもらえて」
「違う違う違う違うぅッ!!言わないでお願い言わないでもぉ言わないでェェッッ!!!」
耐え切れなくなり固く閉じていた瞳を開いて叫ぶと、もう見たくない足を
広げて抱えられ理と杜若の指を2本ずつくわえ込んでいる自分の恥ずべき姿が嫌でも視界に入ってきてしまう。
「そのまま開けてろ・オレにココにいてほしかったらな」
また目を閉じそうになった琉風を察したのか理が鋭くそれを咎め、琉風は閉じかけていた瞳を開く。
「やだっ…行かないでっ…理…いかないで…」
目を閉じたら理は行ってしまう。このまま二度と会えないかもしれないという
恐怖さえ感じ腕を理の首に回して擦り寄るような仕草をした。
「理っ…お願いいかないでっ…ア…アぁっ…」
理は瞳を潤ませる琉風の頬をれろりと淫靡な動きで舐め、内壁を捏ねるように秘部に入れた指を動かす。
「石ナカに突っ込まれて混ぜられて・鏡の自分のスケベな姿見て興奮シてイけ」
「やぁぁぁッやぁぁぁぁッこんなのでイキたくないよぉっイかせちゃ…ヤァ……やはッあっいッ…やはァァァァァァァァッッッ!!!!」

ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃっ。

琉風の懇願は聞き届けられることはなく、鏡に恥ずかしい姿を映し2人の
男の指で入れられた石を気持ちのいい場所に無遠慮に押し付けられたまま達してしまう。
その場から逃げようとしているのか無意識快楽を貪っているのか。腰を揺らしながら琉風は床に精を散らしてた。

「あ…あ…あン…やっ…!」
飲み込まされていた2人の指がずるずると引き抜かれていくと、琉風は奥に残ったままの
石を取り出そうと秘部に手を伸ばしたが、その手は無常にも秘部に届く前に理の手によって制されてしまった。
「手ぇ使わないで出来たろ」
「お願い…お願い理…こんなのっ…」
掴まれた手を弱々しくながらも振りほどこうとしていると、反対側の手を杜若の手が掴む。
「あ、琉風ちゃんおてて使わないで出せるんだおりこうさんだね〜。じゃあ見ててあげるから出してみて?」
「やだやだやりたくないそんなのやりたくないよぉッッやぁぁぁとってとってぇぇぇッ!!」
「もぉっ琉風ちゃんたらわがままなんだから〜じゃあ特別に杜若がちょこっとお手伝いしてあげる〜」
床についていた琉風の片足を抱え上げ、杜若がにっこりと微笑みかける。
「ほらやって。出しやすいように足開かせてあげたんだから出来るでしょ〜?」
「うぅっひっうぅんッ」
嫌だと叫びたい。こんな風に足を抱え開かされ、秘部に押し込められてしまった
石を吐き出す行為を鏡の前で強要されるのもそれを見られるのも。

『全部言わなくてももう分かるよね』とでも言っているかのような表情で笑う
杜若を見るとその言葉を口に出すことなんて出来ない。
今言う事を聞かなければ今よりもっともっと恥ずかしくていやらしい目に遭わされてしまう。

「……ゆるして……恥ずかしいの…もぉ…はずかし…ぃ……ヤ……ァ………」

琉風の泣き声交じりの言葉と共にこつん、と小さな音がして秘部の奥の奥まで入れられていた赤い宝石が床に落ちた。
「琉風ちゃんおりこうさんだね〜よくできました♪」
「はぁッ…はぁ…は………あンッ!」
杜若が琉風の頬にキスを落として琉風の頬を流れる涙をぺろりと舐め取り抱えられていた
身体を離す。理もほぼ同時で離してきたので琉風は体制を整える間もなくその場にぺしゃりと座り込んでしまった。


「ベッド戻って足開け」
不自然な体制で嬲られ続けていたせいか身体に力が入らず座り込んだ
まま身体を震わせている琉風の頭上からその言葉を浴びせてきたのは理だった。
声の冷たさに琉風は顔を上げられずにいると、その腕を理が乱暴に掴み上げる。
「聞こえなかったのか?ベッド戻って足開けっつったんだよ」
「あぅっ!」
そのままベッドに向かって物のように放られた琉風の身体にさも当たり前のように杜若が覆いかぶさってきた。
「あ〜あ〜リィがそっけない態度取るから琉風ちゃん泣きそうな顔してるじゃない。かわいそうに誰がいじめたの?」
「ヤァァッッ!!ことわり…理理ぃっ!!」
うつ伏せの状態で後ろから抱きついてきた声の主が理のものでないと分かるや否や
琉風は身体に巻きついてきた腕を振りほどこうと必死にもがく。
「いーっぱい慰めてあげる。琉風ちゃんが大好きな方法でね?」
執拗に巻きつく腕を払えずそれでもなんとか逃げようと這っていこうとする琉風の腰を掴んで自分の元に引っ張り押さえつける。
秘部に押し当てられた固いモノに琉風は一層激しく暴れだした。
「やぁッやぁぁぁッ入れないで入れないで理がいいっ理ぃぃッ!!」
泣き叫ぶ琉風の抵抗を難なくいなし、ぬるぬると秘部に雄の先端を擦りつけながらえ〜と
口調だけは拗ねて見せている杜若のその顔は楽しくて楽しくて仕方がないといった風だった。
「何度もこのちんぽでイったくせに〜。本当は嫌でもないんでしょう?」
「ヤァっやだぁっ理っ理がいいっ理じゃなきゃヤダぁぁぁッッ!!」
「これから気持ちよくしてあげようっていうのにリィの名前ばっかり呼んで悪い子ちゃんだね〜。お仕置きが必要かなぁ?この部分に」
押し当てられた雄はやがて浅い抜き差しを始め、なんとか逃げようと琉風が必死に身体を捩じらせる。

犯されてしまう、理の目の前で。

「やだっ理っ理っやだやだやだァァァァーーーーーッッ!!!」
盛んに首を振って叫び、後からベッドに近づいてきた理に向かって手を差し伸べるが、返されたのは冷めたような視線と沈黙。
「……!!!……あぁぁぁやぁぁぁッ理っ理っあぁぁぁヤアァァァァァァァーーーッッ!!」
そんな理の姿を泣き濡れたライトグリーンの瞳に映しながら琉風は杜若の雄に貫かれていた。
「琉風ちゃんのナカ、さっきまで指でいっぱいぐちょぐちょしたからいい感じに
 解れてすごくいい気持ち。琉風ちゃんも大好きなちんぽ入れてもらって気持ちいいでしょ?」
入れられた雄は琉風がどうすれば悦ぶのか分かっているかのように動き、
内壁を擦り上げてくる感触に嫌悪とは違うものがゾクリと琉風の身体を駆け抜けるが、
琉風は激しく首を振り抵抗することでそれを振り払おうとする。
「やぁぁっやめてぇっやだァァァァァッ!!」
「うそばっかり。誰のちんぽでもいいクセに」
「やぁっあっ理っ理っことわりぃっあんっあんっやはぁぁんっ」
ずちゅ、ずちゅ。と突き上げる雄から逃れようと丁度目の前に来た理にすがりつくが
頭を乱暴に捕まれ強引に股間の辺りに近づけさせられた。
「咥えろ」
「ひあぁ…あ…んっあくぅっあぅッ…」
杜若に揺さぶられ続けながらも手を伸ばし、震えるその指で琉風は理のファスナーを下ろしていく。
「スケベなオトコらしく上も下もぐっぽり咥え込め」
「………んぅぅぅッ」
唇を雄に当てたと同時いきなり奥まで咥えさせられ琉風が苦しげに呻くが拒もうとはしない。
咥内で既に硬くなっていた理の雄を必死に嘗め回した。
「んっんむっんぅぅッんぅぅぅッッ」


欲しいのはコレなのに。コレでいっぱい気持ちよくなりたいのに。


望む意志に反して琉風を貫くそれは杜若の雄で、奥の気持ちのいい場所を抉ってくるのは理の雄ではない。
「んーーーッッ!!んぅっんぅんぅぅ………ヤァァァッッもぉやめてもぉやめてぇぇッ!!理がいいよぉっ理がっ………んぅぅぅぅッッ!!!」
理の目の前で犯されていることが耐えられなくて口を離して叫ぶがそれはすぐに怒張した理の雄を咥えこまされて塞がれる。
「サボってねえでちゃんとしゃぶれ・口でイかせねえとケツ穴に入れてやらねえぞ?」
「んぅっんっんっんぅぅぅッ」
無理矢理咥え込ませられたせいで呼吸もままならないほどの息苦しさを覚えるが拒もうとはせずに舌を這わせていた。
教えられた通り歯を立てないで唇で食み、咥え切れない箇所を指で扱きながら頭を前後させた。
「たどたどしい動きだね〜フェラはまだお勉強中かな?『コッチ』はお勉強の必要もないくらい優秀なのにね〜」
「んんんぅぅぅぅぅぅッッッ!!!!」
杜若が1度ぐりっと強く奥を突き上げてきたので理の雄を口に含んだまま琉風はうめき声を上げる。
突き上げと同時にヒクヒクと揺れる琉風の尻を撫でている杜若は相変わらず楽しそうな笑みを浮かべていた。
「指でいっぱい気持ちよくしてあげたけどやっぱりちんぽじゃなきゃだめなんだね
 琉風ちゃん。おちんちんからえっちな汁だらだら垂らしてそんなに嬉しい?」
揺さぶり続けながら立ち上がっている琉風の雄の先端を杜若の指先が動かすと先走りが絡みくちゅくちゅと音を立てている。

違うの。気持ちよくなんかなりたくない。
気持ちよくしてほしいのは理だけ。理のコレだけ。

それを無表情で見下ろしている理に分かって欲しくて雄を一杯に口に含み琉風は首を振った。
「な〜に首振っちゃってこれじゃ足りない?じゃあ…もっともっと激しくしてあげる」
「やめてやめて激しくしないでもうしないでぇッ!!やぁっあはぁッ…んッんぅぅぅッッ!!!」
奥の気持ちのいい場所をずぐずぐと突いてくるその動きは言葉通りに激しくなり、再び口を離して叫んだ琉風の頭を乱暴に掴み口に含ませた。
「サボるなっつったろ・何度も言わせんな」
「んふぅ…んぅ…んん…んむっ…んぅぅぅッんんぅぅぅッッ」
頭を押さえつけられたまま理が腰を揺すり、その度に雄が喉の奥を突く苦しさに涙が滲む。
それでも腰を捩じらせ杜若から逃げようとする仕草こそするが頭を押さえつける理の手を振りほどこうとはしない。
乱暴に扱われることよりも今この手を離される方が琉風にとってはずっと怖かった。
「んっんぅぅっんぅぅぅぅッッ!!!」
何度か大きく理が前後に動いた後咥内に勢いよく理の吐き出した精が流し込まれていく。
少しでも理を感じていたくて息苦しさを覚えながらも琉風は必死にそれを飲み下そうとしていた。
「んぅぅッんッアぁッ…アァァァァァーーーーーッッッ!!」
それは敵わず途中で咥内から引き抜かれ残った精は琉風の顔面に浴びせられてしまう。
それと同時に秘部に突き込まれた杜若の雄が最奥で精を流し込んでおり、
塞ぐものが無くなった口からこらえ切れずに嬌声を張り上げ鳴き叫んでいた。
自分もまた達してしまった事が理に気づかれないように足を閉じてすり合わせていると
精にまみれた琉風の顔を理の両手が上向かせた。

「なにボサっとシてんだ・顔についてんの舐めろ」
「ん…ぅ…」
言われるままに顔に吐き出された理の精を手で拭い、今度は舌でぺろぺろと舐める。
苦い味が広がるがそれでも舐め続ける。
銀髪を梳く理の指が離れていかないように必死に。
「上のお口と下のお口、両方からちんぽ咥えて嬉しかったの?こんなにびしゃびしゃミルク飛ばすくらい」
シーツに飛んだ琉風の精を、中で注ぎ込まれた杜若の精がこぷこぷと溢れ出る
秘部を向かい合わせの理に見せるように後ろから琉風の足を抱え上げてきた。
「やぁぁぁッ離して離してッ!!」
理の雄を咥えながら杜若の雄で達してしまった事を理に知られたくなくて足を閉じようとするが、
杜若はますます高く足を抱えて名残りを残しヒクつく秘部を理に向かって曝す格好にさせる。
「いいでしょ〜リィなんてもう琉風ちゃんがえっちで無節操な子だってもう分かってるんだろうし。
こうやって指で広げて『琉風はリィのちんぽしゃぶりながら杜若のちんぽでイったえっちで
いやらしい子です』ってリィに見せてやればいいじゃない」
「やだやだやだやだァァァッ!!理見ないで見ないでッ理がいいっ俺理だけがいいよぉっ理じゃなきゃやだっ理…ことわり…!!」
人差し指と中指で琉風の双丘を広げてきた杜若をやっとの事で振り払い、目の前の理に抱きついた。
「理…理…理…こと…わり…」
理の大きな手が琉風の頬を撫で、拒まれなかったことに安堵しその手に何度もすりついた。
その両手が琉風の顔を包んで上向かせ促すようにその唇を親指で撫ぜる。
「琉風・俺にどうサれたい」
「ことわりのちんぽっ…入れてっ奥の気持ちのいい所いっぱい…突いてッ突きまくってぇッ理…理ぃ…」
少しでも早く理を感じたくて、普段なら恥ずかしくてなかなか言い出せない言葉をためらいなく吐いていた。
「望み通りにシてやるからアイツに向かって足開け」
「するっ…するから入れて…俺理がいぃっ理だけがっ…理…理っ…んッ…」
言われた通りに杜若の方を向いて足を開くと理がそれを後ろから抱え上げて
琉風の身体を持ち上げる。背中に感じた理の体温が心地よく後頭部を肩に擦り付けてその温もりを味わった。

「ことわり……ア…ァ…アァァァァァーーーーッッ!!!」
押し広げて入ってくる待ち焦がれた男の雄。琉風はもっと気持ちよくなりたくて自ら腰を上下に動かしていた。
「あぅぅっ気持ちいぃよぉっっあんっ気持ちいいッあぁんッ」
「何ブチ込まれて気持ちイィんだ・言ってみろ」
「ち…んぽぉ…理のちんぽがっあんっあンッしてっいっぱいしてぇっあんッ」
ためらいもせずに恥ずかしい言葉を吐いて琉風は強請るが理は雄を
琉風の中に沈めたまままだ動かない。完全に焦れてしまい腰を揺らし続ける琉風の頬を後ろからべろりと舐めた。
「たっぷりシてやるからアイツによく見せろ・指で広げてちんぽブチ込まれてるケツ穴見せてやれ」
「あっあ…はぁ…ッんッ」
琉風は一度動くのをやめ目の前に居る杜若に向かって後ろから足を開かされながら
双丘に手を添えて広げて見せると、羞恥からなのか琉風の内壁がきゅぅ…と理の雄を締め付ける。
それを感じた理は満足げに笑い、突き上げ動きはじめた。
雄を咥え込んだまま琉風の身体は理の上で跳ね、その度に繋がった部分から
じゅぷっじゅぷっとローションと体液が交じり合ったものが音を立ててあふれ出ていく。
「あァッあンッあんッッいぃっ気持ちいいっ気持ちいぃよぉっ」
「いつもは恥ずかしいとか言ってるクセに・ちんぽブチ込まれてるケツ穴見られて気持ちイィのか」
「見られてもいいからしてっ…いっぱいしてっ理ので…あぁんっもっとぉっ」
「もっと・何をシて欲しいんだよ」
「…ちんぽ攻めしてっ…いっぱい…理のちんぽでっ…もっともっと気持ちよくしてぇぇっ!!」
「シてやるから鳴き喚いてイキまくれ・スケベ男が」
下から刺さるように内壁を擦る理の雄。小刻みに動いて奥にある気持ちのいい場所を激しく何度も何度も突き上げられた。
「あんっひゃあぁぁぁンッッあんッあはぁっあッひゃんっひぁぁッあっアァァァァァァーーーーーーーッッッ!!」
琉風はすぐに絶頂を迎え精を吐き出すが理は動きを止めることなく動き続けている。
「あんっあんっあぁんっっいぃっ気持ちいいの止まらないっあんっあはぁっイクっまたイくまたイっちゃうよぉぉッッ!」
秘部を広げた指からも理の雄が自分の中を激しく出入りするのを感じ、
それにすら琉風は密かに興奮して間も空けずにまた軽く達してしまう。
「あっあはぁっあんっはぅぅっあっあうっあうっあうぅぅぅっっ」
容赦なく与えられる快楽攻めも、それを与える男が理であることが何より嬉しくて
ナカで暴れる雄を夢中になって締め付け鳴き続けた。
「いや〜ん琉風ちゃんのえっちなところ丸見え〜杜若はずかしぃ〜ん」
そう言いつつも足を広げ理を受け入れている琉風の痴態にじっくりと視線を絡め杜若は
嬌声の止まない開きっぱなしのその口に指を差し入れると、まるで甘い夢から覚めたかのように琉風は目を見開く。
「んぅぅッ!?」
「琉風ちゃんの上のお口もぬるぬるして気持ちよさそう…今度は俺のちんぽ舐めてよ」
「あはッアッ…!!…やぁぁぁっやだぁぁぁぁ…!!」
突き上げられながらも琉風は首を振って咥内に入っていた杜若の指を拒む。
「え〜さっきリィのおいしそうにしゃぶってたでしょ?かわりばんこで今度は俺が咥えてもらう番〜」
「やぁやだッ舐めない…理じゃなきゃやだ理がいぃッあんッ理っ理ッあぁんあんあん理あはぁぁぁぁぁッッ!!!」
もうこれ以上耐えられなかった。ずっと理だけを感じていたくて、もう外に出されようと
もっと恥ずかしいことをされようと絶対に杜若を拒むつもりで理を受け入れたまま琉風は首を振り続けた。
「ふ〜んそっか。それじゃあ仕方ないよね〜」
あっさりと引き下がる杜若の口調は妙に楽しそうですらある。
「ねえ琉風ちゃん。2輪挿しってしたことある?」
「あッな…?…あっ…あんっあんっあぁっ」
突き上げられながら問われた聞きなれない単語に疑問じみた声を上げた琉風に
分かるようにするためか杜若ははっきりとした口調で話す。
「だから〜ちんぽ2本同時に突っ込まれたことある?って聞いたの」
「あッひぁっ…そ…んなことッ……」
激しいまでに揺すっていた理は何時の間にか動くのをやめていた。その続きを求めるのも忘れ琉風は杜若を見上げている。
いつも恥ずかしいこといやらしいことをする時に笑う理とよく似た表情を浮かべた杜若の瞳を。
「ないのか〜じゃあこれが初体験だね」
「………ッッ!!!………ヤァァァァそんなのやめて入れないでェェェェェッッ!!!」
理の雄を受け入れている琉風の秘部に杜若の雄が押し当てられ、双丘を広げていた手を杜若の肩にかけてつっぱりそれを拒もうとする。
「ほら暴れないで。琉風ちゃんの大好きなちんぽ入れてあげるんだから」
「一緒はやだっそんな2人もなんてっやぁぁっ理がいいの理だけがいいっやぁぁぁぁ
 入ってこないで入れないで入れないでやァァァァァァァーーーーッッ!!!」
雄を押し当ててくる杜若に本気で2人同時に受け入れさせる気だということを感じ取り
激しく暴れ、ばたつかせる琉風の足をがっちりと抱え込み開かせたのは理の腕だった。
「ジっとシてろ」
「理…やぁ…!!!」
足を抱え上げるその力は拘束というのがむしろ正しいくらいに強い。
琉風の意識が押さえ込まれた足にいっている間に杜若は肩にかかっていた
琉風の両手を掴んでしまい完全に動きを封じられてしまう。
「琉風ちゃんちんぽ大好きでしょ?そんな大好きなちんぽ一気に2本も
 咥え込めるんだからこれ以上うれしい事なんてないじゃない」
「やだっやだっやだァァァァッッ!!!」
理に抱えられた足は少しも自由にならない。杜若に捕らえられた腕も振りほどけない。
ろくな抵抗も出来ないままでぐりぐりと押し当てられていた杜若の雄の先端の進入を許してしまった。
「ひっ……!!!………ゆ…るして…お願い入れないでぇッヤァァァだめぇぇッやめてぇぇぇぇぇーーーーーッッ!!!」
先端を入れられただけで経験したことも無い強い圧迫感と痛みを感じ、純粋な恐怖が湧きあがってくる。
いくら身体をよじらせても逃げられず、その間にじわじわと琉風の秘部をいっぱいに押し広げながら杜若の雄は進入を続けていた。
「やめてやめてェッ!杜若さっ…やぁぁぁ入れないでやめてぇッ理っ理ヤァァァッいっ……やァァァァァァァーーーーーーーーッッッ!!!!」
身体が引き裂かれるような鈍い痛みと共に喉を逸らし琉風の悲鳴が響く。
「うふふ〜。入っちゃったよ?俺とリィ、2人のちんぽが琉風ちゃんの中に」
「やめてやめてもぉやめて…もぉッ…ゆるして…やめ…てぇ………」
繰り返す琉風のうわ言に似た言葉など聞こえてないかのように杜若はくいくいと何度か腰を動かし、
それから確信に近い声で口を開いた。
「萎えてないね、琉風ちゃん。さすがに2人分ともなると萎えちゃうかな〜って思ったんだけど意外と大丈夫なのかな?」
「あぁ」
それに理が短く答えたあとお前に向かって言ってるんだといわんばかりに琉風の耳に唇を押し当てて続ける。

「どんだけちんぽ好きだよ・変態」

「…………………!!!」
聞こえた理の言葉にぽろぽろと涙が零れてくる。
「そんなに泣かなくてもいいのに〜。えっちで淫乱な琉風ちゃん俺だーい好きだよ?」
「ひっ…ひ…ぅ…うぅっ…」
「いいものあげるから泣かないで。ほら」
「やっやッやぁぁぁッ!!!」
ベッド脇の棚に置いてあったもう1つの小瓶を取り、その中身を杜若が飲ませようとしてきたので
琉風は反射的に顔を背けると理がそれを手に取りその中身を煽る。
「や…んんぅッッ」
琉風の顔を自分の方に向けさせ口移しでそれを流し込んだ。理の唇を拒むことが
出来ずに琉風は含まされたそれを反射的に飲み込んでしまう。
「んぅあ…ふぅ…ンッ…もうのめな…んっ…んゥゥッ…」
飲まされた後しゃべろうとすると理が再び塞いで瓶の中身である媚薬を流し込む。
顎を捉えたまま逃がさず、琉風が飲み込むまでキスという形でその口を塞いだ。
「んっ…んむっ…やぁっからだっ…あつ…ぃ…ヤァ…」
瓶の中身が全てなくなる頃に漸く理は唇を離して琉風は話すことが許されたが、
口にした声は熱が籠もりどこか甘い響きを感じさせている。
「今理のおくちから貰ったのが飲む方の媚薬。一口だけでいいみたいだけど一瓶飲まされちゃったね〜」
「…………アァァァァァァァーーーーーッッ!!!」
杜若がためしにという感じで軽く腰を動かすと、それだけでビクビクと琉風の身体が跳ね雄から精を飛び散らせた。

「散々イかせまくったってのにコレかよ・ひっでぇな」
後ろから理の指が達したばかりの琉風のものを指で撫ぜ言った言葉は呆れ口調に
近かったが琉風の方はそうされる事が気持ちよくてその指に自らのものを擦り付けてしまっていた。
「あっつい…あついよぉ…あうぅっあうぅぅぅッあっもっとっ…もっといじってぇっ」
「初めての2輪ざしで萎えないくらいだもん。クスリも許容量越えで使っちゃってるしすごーく気持ちよくなれるんじゃない?」
杜若が言った事を聞いているのか居ないのか、嬌声を上げながら理の上で琉風は淫らに身悶え続ける。
「琉風ちゃんが大好きな事いっぱいしてあげる。だからもっとえっちな所見せつけていやらしい鳴き声たくさん聞かせて」
ちゅ。と琉風の頬を杜若が唇で啄ばむと入れられた2人の雄が荒々しく琉風の内壁を擦りはじめた。
「ひゃンッあッあンッッひあっあッ……ひァァァッッアァァァァァーーーーーーーーッッッ!!!!」
琉風の口からは明らかに悦を帯びた悲鳴と、秘部からは2人の雄が動く度にぐぷぐぷぐちょぐちょと粘着質な音を立てはじめる。
交互に奥の気持ちのいい場所を突かれたり同時に貫いたりと気まぐれな動きで琉風を翻弄していた。
激しく責め苛む2人の男を咥えさせられながら完全にそれを受け入れてしまっている琉風の瞳が見つめるのは空虚。
何処か遠くに視線をやるその仕草は心ここにあらずだったが、杜若にひと撫でされて達した雄は
再び頭をもたげており、何度も何度も精を放ったその先端から雫をとめどなく溢れさせている。
媚薬によって完全に悦に溺れきっている様子を見せながらも琉風はすぐ後ろにいる理に
身体を擦り付ける様に身体を動かしていた。
無意識に『欲しい男』を求めているかのように。
「琉風ちゃんはミルク大好きだもんね、お腹いっぱい飲ませてあげるよ〜」
「あっあんッあぁっあぁぁッあぁぁんっひゃんっっ」
何時もであれば嫌だ嫌だと叫んでいるだろう琉風も杜若のかけられた言葉に何の反応も返さず
ただ開きっぱなしの口から嬌声を零し続けている。
「…オレ以外とはシたくないとか言って結局はコレか・イィ子ちゃんのクセして約束も守れねえんだな」
理の声は空ろな表情をし鳴き続けていた琉風の耳にも確かに届く。
徐々に鮮やかさが戻っていく琉風のライトグリーンの瞳。
「前に言ったよな・今度は足おっぴろげてオナニーじゃ済まさねえって」
「や…やぁ…ゆる………して………」
「ダレが許すかよ・2本ちんぽブっこまれたままイっちまえド変態が」

理のその言葉は媚薬に溺れかけた琉風を完全に現実へと引き戻した。

「……許して…許して…許して許して許して許してぇぇぇーーーーーッ!!!!」
叫びだした琉風を見た杜若の表情はさも嬉しそうだ。
「うふふ〜やっぱり琉風ちゃんはこうじゃなくっちゃね。う〜んと気持ちよくイかせてあげるよ」
「ゆるしてやめてっイかせないでイかせないでっお願いもぉ入ってきちゃだめェェェッッ!!!!」
暴れる琉風の身体を前から後ろから押さえつけ2人の男の雄が容赦なく最奥を突く。
乱暴に扱われこのまま身体が裂かれてしまうのではと心では恐怖するのに、
奥の気持ちのいい場所を突かれるとじんとした熱が自らの雄に集まっていくのを感じる。
琉風からすればとても考えられないような行為を強いられながら心のどこかで気持ちいいとさえ思ってた。
それが飲まされた媚薬のせいなのかももう分からない。
ただただ自分自身が怖くなり必死に理の名前を呼び続けていた。
「こと…わり…ことわりっ…理…理…ぃ…理…ヤァァァ理理理ぃっ!!!!」
「ほぉら琉風ちゃんの大好きなミルクのお時間ですよ〜。俺のとリィのと一緒になんて…最高に幸せでしょ?」
目の前にいる杜若の微笑とともに渡された言葉に絶望すら感じ引いたはずの涙がまた溢れて琉風の頬を伝っていく。
「2人一緒なんてやだぁぁぁッッ!!…やぁぁっあんッ理っ理しかっ理だけじゃなきゃ……………
 やだァッやぁぁだめだめ今はだめぇッソコ触らないでソコ触っちゃやだァァァァッッ!!!!!」
雫を垂らし続ける琉風の雄に近づいてきた杜若の指を拒もうとしみてるも、
2人がかりで押さえつけられた状態ではささやかな抵抗にすらならない。
難なく杜若の指は琉風の雄に到達し、きゅぅっと強めに握られた。
「ほぉら、リィも言ってたでしょ?ちんぽ2本入れられたまま気持ちよくなってイっちゃいなよ。淫乱モンクたん」
最後の最後まで足掻き続ける琉風をいっそ微笑ましく見つめながら琉風の震える雄をぐちゅぐちゅと扱く。
「あぁぁッやめぇっあッあッもぉ……ァ………ヤアアァァァァァァァァーーーーーーーッッッ!!!!」
僅かな精を吐き出しながらドクドクと勢いよく体内に注がれる熱いものを感じ、
琉風は髪を振り乱し半狂乱になって泣き叫んでいた。
まるで男2人の精を同時に受け入れている自分の存在を否定するかのように。
部屋に響く泣き叫ぶような声が途切れるころには、全身を理に預けるような形で琉風は完全に動かなくなっていた。

「あ〜ららん」

そんな声を漏らしながら琉風の秘部から杜若が雄を引き抜き、ぐったりとしている琉風を覗き込む。
次いで理が琉風の身体を持ち上げて引き抜いていくとごぷごぷと2人が放った精が
あふれ出していったが相変わらず琉風からの反応はなかった。
「流石に意識飛ばしちゃったか。まだ約束の時間まで10分くらい残ってたんだけど…想像以上に楽しめたからいっかぁ」
杜若は床に落ちたままの赤い宝石を拾い上げ、理にもたれかかったまま動かない琉風の掌にそっと握らせてやる。
「はい、これは琉風ちゃんのものだよ〜ごちそうさま♪」
「――――杜若」
「ん〜なぁに〜?」

ベッドから出ようとした所理に名前を呼ばれ間延びした口調で返事しながら振り返る。
ヒュン。と風を切る音した時にはシーツに紅い染みが飛び散っていた。

「次は・ねぇぞ」
「……………」

響いた理の低い声に杜若は何も答えない。
理の手にした短剣によって斬られた胸のあたりに手を当て、それから手についた鮮血に
舌を這わせただ幸せそうに微笑むだけだった。


* * *


以下あとがきっぽいもの。少々長め?


↓  ↓  ↓


* * *

まずはぷちトラップ突破お疲れ様でした〜
理+杜若×琉風の3Pをお送りしました。
杜若と合意の上(?)の3Pは本編では絶対無理じゃろうなと胡蝶に配置させて頂きました。
と、言うわけで理胡蝶初登場!3P一度は書いてみたかったの(*ノノ)
ちなみに杜若は『もしもの話』などと言っておりますが
鏡はバリバリのマジックミラーです。
壁とかにもぽちぽちのぞき穴とかあったりします。
前回連れ出された廊下でももちろんお覗きされてました。
ここはそういうお宿らしいです。
んもうっ杜若ったら!(*ノノ)

今回のトラップは前回のトラップ難易度を反省点としてふまえ、
時間の差はあれどいずれは答えに辿り着ける!みたいな仕様にしてみました。
当初の予定では松竹梅の3択ではなく50個くらい
ハズレを作る予定でいたのですが
東日本大震災の影響で計画停電、節電の声が上がっている中、
解除のために無駄な手間を取らせるのも…しかし
そのままお見せするには内容的にもちょっとアレだし…!
と、考えた末最終的には3つという形を取らせて頂きました。
梅を正解としたのは、3択という数の少なさから
先頭の松から順番に皆様クリックしていくんじゃないだろうか、
じゃあ一番最後にしてみようというささやかな心理戦(??)と、
ミジンコほどの活動すらしていない自分のオフライン個人サークル名が
『うめ本家』だからでしょうか?
トップページを始め各ページのてっぺんにある梅マーク、実は
うめ本家のマークだったりします。まぁ市販の判子ですがw
あれ…もしかしていぢわるっていうよりも答え教えてるようなもんじゃないか!?

……………まぁいっか!(ぁ

松・竹を経由して来られたお客様ならお分かり頂けたかと思いますが、
ハズレページにもちょっこり小話を掲載しております。(カプはどちらも杜若×琉風)
ダイレクトで梅にこられた方で興味のある方がおられましたら
よろしかったらそちらもどんぞ〜

比較的S度鬼畜度の高く性的な意味で止められないこの2人が
攻め手な上展開的にド修羅場っぽくなったので結構こゆいものに仕上がりました。
しかもエロだけなのにエライ長くなったし!
内容的に読み手を選ぶものとはなってしまいましたが、
少しでも楽しんで頂ければ幸いです。

 

 

 

 

 

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