ひめはじめ(ほろよい)
昨年同様年越しをアマツのお宿で…というおはなしです。
基本的にえっちぃ内容でカプは
理×琉風(放送禁止用語炸裂)、澪×呂揮、史乃×彩の順になっております。
へーいおっけー!という方はスクロールをば。
*むしろべろ酔い*
「んぅっやぁっもっと…あぁんもっとぉっ」
シーツに後頭部を押し付けるようにしながら琉風が腰をくねらせる。
自分のすぐ下でいやらしく強請る様を見下ろしながら理は口の端を上げ琉風の唇を指の甲で撫ぜた。
「もっと・何だよ」
「ちんぽ攻めしてっいっぱい気持ちいいところぐりぐりしてぇっあぁンっあんっあはァァァイっちゃうぅぅぅッッ!」
言っている間に望み通りに奥まで入れられた理の雄が気持ちのいい場所を突き、鳴きながら琉風が精を放つ。
「早ぇっつの・まだチョット突いただけだろ」
「あぅ…ン…だって…ちんぽ気持ちいぃよぉ……」
いつもなら散々追い詰められてから漸く発する言葉も恥じらいもなく口にしている琉風に羞恥の色はない。
達した余韻が尾を引いているのか小刻みに震える琉風の肢体を眺めながら、理は側のテーブルに置かれた瓶を手に取り中身を煽る。
「んッ…ン…」
含んだそれを口移しで琉風に飲ませてやると、首に腕を回しながら美味そうに喉を鳴らした。
「最初はいらねえとか言ってたクセに殆どお前が飲んじまったんじゃねえか・よっぽどこの酒気に入ったのか」
「だっておいしぃんだもん…ん…」
言いながら理の唇に残る酒を舐めていたがやがて物足りなくなったのか琉風の方から唇を重ねてくる。
その腰を抱きながら理はさも楽しそうに目を細めた。
「あふ…ぁんっ…あはァァァっ」
未だ入れられたままの雄をくいっと鈍く動かしてやると琉風が唇を触れ合わせたままで鳴き始める。
軽く唇を吸ってから理が身を起こすと、まだキスしていたかったのかさみしそうに見上げる琉風の足を大きく開かせた。
「あはぁッ……ひゃんッあッあッあぁッあァァッッあァァァァァーーーーーッッ!!!!」
無防備に開いた足の間に理は身体を割り入れ、琉風の秘部へ雄を突き刺すように動かすと上がるのはあられもない歓喜の悲鳴。
「あンッあはァっひゃっひゃぅんッあぁぁぁきもちいぃよぉっあぁんいぃッどっちももきもちいいよぉぉっ」
秘部を理の雄で攻められながら同時に自分の雄を扱かれる『どっちも』。
あまりに気持ちよすぎて恐怖さえ感じた事もあったその悦に完全に身を任せ、激しく身体を揺さぶられながら琉風は目の前の男に痴態を晒す。
「あんイクぅっイっちゃうことわり俺またイっちゃうよぉぉッ」
「…ケツ穴自分で広げろ・スケベな所見せつけてイけ」
「………あ…………や…やぁっやめないでぇっ」
初めてそこで琉風が躊躇う様子を見せたので理は一度動くのをやめてしまうと物欲しげに琉風は腰を揺らしだす。
「欲しかったらヤれ・出来ねえのか」
「……それ…したら理も気持ちよくなる?」
「――――?」
一瞬面食らったような顔をした理へ手を伸ばし、指先でそっと頬を撫ぜる。
「理と一緒にいっぱい気持ちよくなりたいよ…俺ばっかりじゃなくてことわりも…」
しばらくなすがままになっていたが、やがて琉風の指に口づけ低く囁く。
「……あぁ・ヨくなるからヤれ」
「じゃあ、する…」
そろそろと理の雄を飲み込んでいる秘部へと両手を伸ばし、双丘に手をかけると理に向って左右に広げてみせる。
「あ…ナカでおぉきくなってる…あぁんっあぁっ」
自分がそうする事で奥まで入っている理の雄が一層熱をもってナカを押し広げていくのが
嬉しくて気持ちよくて動かされてもいないのにイきそうになってしまっていた。
「だから言ったろ・ヨくなるって」
「うん…一緒がいぃ…今度は一緒に…理…」
「……琉風」
名前を呼ばれると一瞬嬉しそうに笑うが、それはすぐに悦にまみれた表情へと変わる。
「あぁっあぁんあんあんイっちゃうあはァァっアァァァァーーーーーーッッ!!!」
理と一緒にイきたくて我慢していたのに気持ちのいい場所を攻められてしまうともう我慢も出来なくて、精を吐き出しながら激しくイってしまう。
「あ…ことわりのいっぱい…あン…ことわり…」
それでも同時に秘部へと流し込まれる理の精を感じ、きゅうきゅうと断続的に締め付けながらそれを受け止める。
「ことわり…理…理っ…」
達した余韻に浸りながらすがりつく琉風の耳に低く囁かれる理の声。
「……………のめりこませ過ぎだろ」
「なに…?……ン…あっ……あァァァっっ」
理の言葉の意味が分からず聞き返すが、その答えを聞く前に再び激しい悦へと引き込まれていった。
* * *
えっちぃ事をする前にお酒いっぱい飲ませてみましたその1。
ちなみに記憶はちゃんと残ってたみたいで
色んな意味でものすごく恥ずかしくなったらしいです。
*本当はお酒なしでも言いたいの*
「ふぁん…あ…ぁ…ふぁぁぁんッ」
仰向けに寝る澪の上に跨った状態で呂揮は上下に腰を揺らしていた。
動くたび呂揮の秘部から自らの舌でたっぷりと愛撫してあげた澪の雄が見え隠れする。
「呂揮の中、あたたかくてすごく気持ちいい」
「あン…もっとよくなって…俺の中でもっと…ふぁ…」
言いながらも腰の動きは徐々に大胆になり、澪の視線にすら感じてしまい雄から滴る雫は止まる事は無かった。
「あぁっ澪ぉっあぁぁもぉだめ止まらないよぉ…!」
澪を悦ばせようとしていた筈なのにいつしか自分の快楽を貪りはじめ、
それを止める事が出来ずに涙を浮かべて訴える呂揮の頬を澪が優しく撫で擦る。
「ほらもっと動いて御覧?もっともっと気持ち良くなるから」
頬を撫でた指が思わせぶりに喉、胸、そして腰へと伝い臀部で止まるとぐにぐにと揉み始めた。
「いいっ気持ちいいっあぁんきもちいぃっふあぁん澪ぉぉっ」
指を喰い込ませて形が変わるくらい臀部を揉みしだかれながら、呂揮のペースを乱すように下から突かれると一気に追い上げられてしまう。
「いいよ、もっとたくさん気持ちよくなりなさい。俺は呂揮のものなんだから…ね?」
「ふあっふぁんっあァァァっあんあんあぁぁぁぁんっっ」
焦がれた男を独り占めしていると思うと与えられる快楽と相まって身体は歓喜に打ち震える。
促されるまま呂揮は奥に澪の雄がいっぱい当たるように腰を振りたくっていた。
「愛してるよ。俺を悦ばせようとして一生懸命な所も、俺があげる快楽には逆らえないところも、
聞き分けのいい子に見せかけて本当はとってもさみしがりやな所も…全部全部愛してる」
「んッ俺もっ…俺も愛してる…愛してる愛してる…ふぁんっあっあぁぁぁッ………!!」
とろけるような快楽と囁かれる愛の言葉。
これ以上少しだって堪える事も出来なかった。
「もぉだめイく…イッちゃぅ……ふぁ…ァ………………!!!」
雄を咥え込んだまま、愛する男の視線を感じながら呂揮は触れもしていない雄の先端から精を吐き出し達してしまう。
腹部に散った精を澪が満足げに眺めながらとろんとした表情をしている呂揮の腕を優しく引いた。
「おいで呂揮」
言われるまま澪の上に折り重なるように倒れ込むと愛おしげに呂揮の身体を抱きしめる。
「ん…澪…澪……あっ…?」
あまりに心地よくてすりすりと猫のように澪の腕の中に身を委ねていたが、急に体を反転させられた。
「まって澪…………ふぁ…あ…あぁ…ふあぁぁぁんッ!」
急に視界が変わったことへの疑問を口にする間もなく入れられたままの澪の雄が
強く突き上げられ、鳴きながら呂揮は軽くまた達してしまっていた。
「でも呂揮は嫌いじゃないでしょう?イったばかりの所をこういうふうにされるの」
「あ…そんな…あっ…ふァン…ン…」
恥ずかしそうに顔を赤らめる姿を愛でながらゆっくりと抜き差しを繰り返すと、呂揮の雄はすぐに立ち上がる。
その動きは呂揮を焦れさせるには十分で、澪の肌に擦り付けるように次第に大きく腰を揺らしだす。
「ふぁん…澪ぉ…もっと…気持ちいいのもっと…あぁぁっ」
「俺だけの可愛い子。愛してるよ」
素直に与えられる悦を享受する呂揮へ繰り返される澪のキスと耳を擽る低くて甘い囁き。
「…愛してる澪…愛してる……あいしてる…ふぁ…ン…あいして…るっ…アッ…アァァ…」
覆いかぶさる愛しいヒトの背中にすがりつき、全てを委ねながら呂揮は何度も繰り返す。
―――愛してる。
* * *
えっちぃ事をする前にお酒飲ませてみましたその2。
素の状態では愛してるってまだ照れくさくてなかなか言えないの。
*もしかしてこれって通常運行?*
「どした史乃、むずかしい顔して」
「んー…」
部屋についている檜風呂は広い造りで香りもよく彩は非常に楽しんでいたのだが、
湯船につかりながら縁に顎を乗せている史乃の顔はおおよそ楽しいとは言い難かったからだ。
備えつけの桶で身体の泡を落として湯船につかると、彩もまた縁に頭を乗せて史乃へと視線を合わせる。
「史乃もしかして檜の香り嫌いなのか?」
「そーじゃねーけど……なー彩」
「ん?」
「あんたさっきまでは酔ってたんだよな」
「さっきまでって…SEXしてた時か?あっ!酒飲んでる時に風呂ってやばかったんだ!」
「いーっていーって、さんざんヤった後なんだから酒なんてもー抜けちまってるだろー」
慌てた様子で風呂からあがろうとした彩の身体に腕を巻き付けて引き戻すと、そのまま史乃の膝の上に乗るような形で湯船につかった。
「うーん確かに抜けてるような感じはしないでもないけど……あ、月だ」
「んー?…あーほんとだ」
彩の指さす先を見ると、浴室にある小さな窓から月の光が差し込んでいた。
「月見しながらのんびり風呂かー。ホームでは味わえない醍醐味だなー」
「ホームの風呂広くないし何よりこんな窓が…………………………」
窓の外から見える月をぼんやり見ていた史乃が急に無言になった彩へと視線を戻すと、艶を帯びたアクアマリンの瞳と交わる。
「どしたー?彩」
「えと、月見てる史乃の顔見てたらちょっとむらっとした」
「………ッ…」
史乃が何か言う間に彩がキスで塞ぐ。
「……ダメ?」
少しだけ唇を離してぺろ。と史乃の顎を舐めながらそう言った彩の表情は不安そうで、安心させるようにその身体を引き寄せる。
「駄目なわけねーし。あんたから誘ってくるとか…すげー興奮する」
「良かった、俺だけじゃなかったんだ」
ケダモノじみた視線を寄越しても嬉しそうに微笑む彩への欲は募り、感情に任せるまま史乃は薄紅色の唇へ噛みつくようなキスを施していた。
「あん…史乃の…もぅおっきぃ……ン…ぁ…」
湯船の中で史乃と向かい合うような形で抱き上げられ、秘部から感じる史乃の雄に彩はこくりと息を飲んでいる。
「ったくいちいちかわいーなあんたは…」
「あっ……あァァァァッ!」
恋人の欲は史乃のケダモノゴコロを煽りに煽り、少し前まで蹂躙していた名残のある柔らかく解れた秘部へと一気に雄を突き入れた。
「あ…あン…ぁ…」
美味そうに色づく薄紅色の乳首に吸いつきながら史乃が視線だけを下にやると、
彩自身と史乃の腹部に挟まれ立ち上がっている雄がちらちらと見え隠れしていた。
ここに来る前に部屋で散々肌を重ねた筈なのに彩のこうした部分を見ただけで欲情している自分自身にどんだけケダモノよーと心の中で呟く。
「史乃っ史乃…史乃……ん…すき……」
どんなに言い訳した所で彩を欲しい気持ちは抑えようもなく、短い赤毛を梳くように
撫でながら額にキスを繰り返す彩の腰を抱き直して史乃だけが知っている最奥を暴き始めた。
「あー…彩ン中すっげーきもちー」
「いいっ俺も気持ちいい…あぁん史乃ぉぉっっ」
史乃が動くたびにちゃぷちゃぷと水面が揺れ、彩の腰もまた揺れる。
ぬるりとした感触とともに心地よく雄を締め付けてくる彩の秘部は欠片すら
残っていたかも怪しい史乃の理性をそぎ落とすには十二分すぎるほどだった。
「あーもー…あんたの事好きすぎてマジでどーにかなりそ…」
「俺も好き…だいすき…あんっスキ…愛してる…」
そして最後には史乃自ら心の片隅に残っていたささやかな問題を更に隅へと追いやった。
報告会、どうすっかなー。
* * *
えっちぃ事をする前にお酒飲ませてみましたその3。
報告会の詳細は↓で!
*攻め手どもの事後報告会*
澪:さて、改めて『お酒を飲ませてみましょう計画』の報告を聞こうかな
理:んじゃ報告
澪:お、じゃあリィから。まずお酒は何をどのくらい飲んで貰ったの?
理:アマツの地酒・合間でも飲ませたからなんだかんだで1瓶近くだな
史乃:1瓶かよー、アマツの酒って結構つえーんじゃなかったかー?
理:あぁ・そのせいで終始羞恥のカケラもなく欲情サラケダシ状態だったぞ
澪:曝け出しって言ったらこっちも似てるかもな。リィみたいに1瓶まではいかなかったけど
度数の高いのを軽いのだからって言って1杯だけ飲ませた後でね
史乃:澪マスー笑顔がとってもえぐいでーす
澪:可愛くご奉仕してくれたり上に乗ってくれたりとかまぁ普段に比べるとちょっぴり
積極的かもっていう程度だったけど、いつもより愛してる連呼は多かったね
史乃:へー呂揮ってそーいうとこオクテなんだなー
澪:その内お酒に頼らなくても連呼してほしいね
理:で・史乃は?
史乃:んー…俺かー。酒は普通にっつか俺の普通って彩マスから見たら相当量らしいから結構酔ってたと筈なんだけどなー?
理:けど・なんだよ
史乃:飲んでねー時とあんま変わってねーよーな気がしたんだよなー。その後風呂で
誘われた時は酔ってるっぽいっちゃー酔ってるっぽかったかもしんねーけど殆ど酒抜けてる時だったしなー…
澪:それはあれだ、飲んでいようといまいといつも史乃にはありのままをさらけだしてるって事でもあるよね
史乃:……………………………………………………
理:史乃・ヨダレ
史乃:いや、垂らしてねー垂らしてねーぞー辛うじて!
* * *
相手にお酒を飲ませてべろべろにさせた状態でSEX誘ったらどうなる??
澪命名『お酒を飲ませてみましょう計画』の報告会でした。
普段恥ずかしがりの琉風は積極的に、
照れがあって中々愛してると言えない呂揮は愛してるを連呼
彩は酒を飲んでも飲まなくても通常運行でしたとさ。