ひめはじめ
ちょっぴりワンクッション。
・年越し〜お正月っぽい小話です。
・同盟ギルド含めて天津で年越ししましょ〜ってことで天津のお宿にいる設定です。
・えろしかありません。
・カップリングは理×琉風、澪×呂揮、史乃×彩の順に一気に掲載してます。
以上を踏まえました上でスクロールどんぞ〜
*年またぎ(理×琉風)*
「琉風〜旅館の人がお蕎麦つくってくれたよぉ、宴会場行こ〜。コトもいるんだよねぇ?」
「………ッッ…!!!」
部屋の外で莉良が声をかけてくるが、組み敷いている理が手で口を塞いでいるため琉風は返事をする事は出来なかった。
その手は振りほどこうと思えば振りほどけるものだったかもしれないが、琉風はそれをせずに理の大きな手に声を飲み込ませ続ける。
「……………」
部屋の外からは少しばかりの沈黙の後、ぱたぱたと遠のいていく足音。
恐らく莉良が戻って行ってしまったのだろう。
「あはぁぁッあぁっやはっやぁッアァァァァーーーーーッッッ!!!」
足音が完全に聞こえなくなってしまった後理が手を離してきたので琉風が口を開くが、出てきたのは言葉ではなく嬌声だった。
のしかかる理を押しのけようと弱々しく胸に手を押し当ててくる手を軽く払い琉風の足は左右にがっぱりと広げられてしまう。
「やぁっあぁっ広げないでぇっやぁぁッッ」
身に着けているものを全て剥ぎ取られてしまっている状態で広げられれば下半身を理にさらけ出す形になり、
暴かれた秘部には理の雄が突き入れられていた。
「あぁぁぁぁイクイクぅぅっあぁぁぁイクぅぅぅぅぅっっ!!!」
莉良が部屋の外に来ていた時点で既に雄で秘部のナカを散々蹂躙されていた事もあり、
数度気持ちのいい場所を突かれただけでもう我慢できず琉風は自らの腹部にびしゃびしゃと精を吐き出していた。
「はぁ…はぁ…はぁッ…あぁぁことわりやめてぇっヤァァ許してぇぇッ!」
琉風が泣き叫ぶように訴えると理はふと動きを止め組み敷いている琉風を見下ろした。
「派手にイっときながら今更なんだ」
腹部に飛んだ琉風の精を指で拭ってその鼻先につきつけてやると顔を真っ赤にして顔を反らす。
「理飲みすぎたから少し部屋で休むって…お水欲しいって言うから持ってきただけなのに…!」
「それなのに・こんなことサれたのが気に食わねえってか?ちんぽビンビンに立たせてるスケベ男の言う台詞じゃねえだろ」
「お願いそんな恥ずかしい事言わないで…り…莉良呼びにきてくれたしもう戻らないと…
理も大丈夫なら一緒に………あぁぁソコだめソコはだめお願い許してェェェッッ!」
必死に息を整え脱ぎ散らされた浴衣を引っ張っていた琉風の手が
気持ちのいい場所をぐいぐい突かれたと同時に理の背中に回される。
「スケベ汁ダラダラ垂らしながら戻るつもりか?」
「…これ以上したら本当におかしくなっちゃう…だからお願いっ…」
「シたら?どうなんだよ」
「…!!………やはァァッやめてやぁぁぐりぐりやめてぇぇっイっちゃうヤァァァイっちゃうぅぅっっ!!!」
「おらイケ・スケベ男が」
「あぁぁあイクぅ…………あ…ア…アァァァ…………………!!!!」
気持ちのいい場所をずん、と強く突き上げられ声無き声を上げて琉風は再び達して精を吐き出す。
「あ…アァ…気持ちいぃのっ…とまらないよぉっ…」
気持ちのいい場所を雄で突かれ激しくイかされ、自分ではもうどしようもなくなった身体の疼きを訴えるように理に縋りつく。
「やァっ途中でやめるなんてっ…」
それを分かっていてわざとに動きを止めると琉風から腰を押し付けるように動かしてくる。
「あぁっ気持ちいぃっ気持ちいいよぉっソコ気持ちいぃ…あハァッあっはぁぁッアァァァァッッッーーーーッッ!!」
立て続けに気持ちのいい場所を雄で押しつぶされ達したばかりの琉風の先端からだらだらとだらしなく先走りを零れていく。
そこに理の指が巻きつくと指が摺れるようにいとも簡単に琉風は腰を振りはじめた。
「ずっと…ずっとやってっそれをずっと…あはァァッどっちもも気持ちいぃよぉっあぁんことわりぃっあはァァっっ」
完全に悦に溺れた琉風を口の端を上げて理は見下ろし引き寄せるように巻きつけてくる腕に促されるままその身体に覆いかぶさった。
* * *
個人的にイったと同時にはっぴーにゅーいやーみたいな感じに
なってると思ってます。
年またぎならぬイキまたぎ。
*ふたつの視線(澪×呂揮)*
「リィと琉風、結局来なかったね」
「……………」
そう澪に声をかけられたのに呂揮が返事もせずに上目遣いで見ただけなのは澪の雄を咥えていたせいだった。
その状況を分かっているのもあって呂揮の薄紫の髪の毛を撫ぜて続きを促す。
大きくなったソレがもうすぐ達しそうになっているのを感じ頭を大きく前後させて咥内で澪の雄を扱いた。
「……っ…」
澪の吐息交じりの悦の声を感じたと同時咥内に溢れる熱いモノ。
「ん…んっ…」
喉を鳴らして出されたそれを飲み下す。一滴も零さないように丁寧に。
「ありがとう、すごく気持ちよかった」
「嬉しい…澪のこといっぱい気持ちよくしてあげたかったから」
「いい子。愛してるよ」
残りも丁寧に吸い出しながら舐めていれば咥内で硬くなり一層愛おしげにキスを繰り返していると身を起こされご褒美のキスを落とされる。
「眺めもすごく良かったし。触ってもよし見てもよしだね呂揮のお尻は」
額、髪の毛、頬と澪からのキスを心地よさげに受けていた呂揮が澪の一言で目をまんまるにする。
「??」
「ほらそこ」
指差された方を見ると天津の長方形の鏡があり、その姿が映っている。部屋に入った時それには確か布がけかられていたはずである。
「…………ッ!」
澪の雄をしゃぶっている間にその鏡には四つんばいになっている呂揮の後姿が映っていたということになる。
頭を下にしなければいけないのと夢中になっていたせいも突き出すような形になった臀部は勿論秘部すらも丸見えになっていたのだろう。
そんな姿を澪に見られていたと思うと頬を赤らめずにはいられなかった。
「時々ひくひくってなって『触って』って訴えてるみたいですごく可愛かった」
「どっ…どうして黙ってたんですかっ?」
「いいでしょう?見てるのは俺だけなんだから」
「あぁ…ふ…」
呂揮の臀部を撫でて指先が秘部を掠めると、そこに押し付けるように腰を揺らしてしまう。
今日は自分が澪のを舐めていただけでほとんど触れてもらっていなかったせいか
身体は無意識のうちにすっかり焦れており今すぐ欲しくてたまらなくなっていた。
「澪が欲しい…入れて…ぇ…やぁっ指じゃないのっ…指じゃダメェっ!」
澪の中指を入ってくると呂揮は盛んに首を振って腰を左右に動かして逃れようとする。
「澪のコレちょうだい…今すぐっ…」
すっかり立ち上がっている澪の雄を軽く握り込み訴えてくる呂揮にやれやれとため息をつくも明らかにまんざらでもないという表情だ。
「困った子だね。ちゃんと慣らさないと呂揮がつらいよ?」
そう言いながらも雄は呂揮の秘部に押し当てられ徐々に中に入れようと圧迫し始めている。
「痛くない…痛くないからもっと奥にっ…あぁぁお願い奥に来てぇっ…あッ…ふ…あぁぁッ…………!!!」
ズッ…と澪の雄が気持ちのいい所に届いた瞬間呂揮は勢いよく精を吐き出していた。
「可愛い子。今度は俺が沢山呂揮の事気持ちよくしてあげるからね」
「あ…ふぁ…あンっ…」
イった余韻を味わわせてやりながら腰を抱き動き始めると、それに合わせて呂揮も腰を揺らめかす。
「後ろ姿も綺麗ですごくそそるよ」
「…え…………!?」
向かい合っているのにどうしてと思ったのもつかの間、鏡の存在を思い出して視線を後ろにやる。
「あ…ァ…」
しっとりと汗ばんだ項に背中・澪の雄を根元までくわえ込んだ秘部まで丸見えになっている鏡の中の自分の姿。
鏡越しに澪と目が合い恥ずかしいと思っても快楽を貪り始めた腰の動きを止めることが出来ない。
「澪…あ…ふぁ…そんなに見ちゃ…アァッ…」
正面からも、背後からも澪の視線を感じているように錯覚して密かに興奮し、きゅぅ…と澪の雄を締め付けていた。
「後ろからも俺に見られてる気がする?」
身体を暴かれ思考さえも見透かされ、こんなに恥ずかしいのに嬉しくて。
「す…する…ぅ…み…お…澪ぉっ…あふ…ぅ…んっ…」
もう最後は辛うじて名前を紡ぐのが精一杯で背中に腕を回し口付ける。
「見てあげる。呂揮の可愛い所全部…ね?」
澪の言葉に何度も頷きその動きに合わせて腰を揺らし始めた。
「気持ちいぃっ気持ちいぃっ澪ぉっあぁんいぃッあふ…ぁ…アァァ………!」
* * *
新年初ご奉仕+鏡ぷれい。
今年も呂揮のお尻は最高らしいです。
*愛しいケダモノ(史乃×彩)*
「史乃、俺まだ腑に落ちないんだけどさ」
「んー?」
「さっきさ『リィと琉風寝ちゃったのか』って言ったらなんでみんな笑ったんだ?」
「彩以外あの2人が寝てるわけねーしって思ったからだろー?」
「寝てないならなんで来なかったんだよ。ここで用意してくれた蕎麦すげー美味かったのに!」
「そりゃー…」
「あンっ」
裸で自分の上に跨っている彩の腰を同じように裸の史乃が淫靡な動きで撫ぜれば頬を紅潮させて甘い声を漏らす。
「美味いモン食って酒も入っていー気分になりゃこーゆーことしたくなるもんだろー」
「そういうもん…なのか…?…あ…んッ」
執拗に腰を撫で回している史乃の手に自らの手を重ねて尋ねる声は艶を帯び始めていた。
「俺もこーいうことしたいってずっと思ってたんだぞー?」
「んっあ…んぁっ…」
仰向けになっていた身を少しだけ起こして彩の腰からわき腹、胸へと移動させる。
特に胸の辺りで手を何度も往復させ両方の乳首が硬くしこるまで代わる代わる指の腹で転がされた。
「ん…史乃…」
唇に押し当てられた史乃の親指をぺろりと舐めてくる仕草に湧き上がるのはどうしようもない程のケダモノゴコロ。
「あ…!…あぁっあンッあんっっ」
普段なら『一応は』抗おうと試みるが今日は最初からそれに身を任せ、少し前まで己の雄を
飲み込んでいた彩の秘部に指を入れてぐちゃぐちゃとかき回し始めた。
彩の口から『史乃が欲しい』という言葉を言わせるために。
「史乃…これ欲しぃ…来て、来て…ぇ…」
ぐちょぐちょと秘部を掻き混ぜられながらこれ、と言って史乃の雄を扱く彩を前に、
もう少し焦らしてやろうなどと思っていたことも忘れ史乃を受け入れようと浮かせていた彩の腰を抱く。
「あん…アァァァァ…………!!!!」
とろとろに濡れた秘部に雄を押し当てたと思うと一気に落として貫いた。
「あぁっ史乃っ史乃ぉっあぁんっあんあんあぁんっっあぁぁぁぁーーーッッ」
それに合わせて腰を揺らしていた彩が動けなくなるほど下からがつがつと突き上げられ、短い金髪を振り乱して彩が精を吐き出す。
彩が達しても尚突き上げるのをやめず、イった直後にあふれ出た彩の蜜で繋がった部分からはにちゃにちゃといやらしい音が立ち始めていた。
「あーあ…リィ達がさっさとおっぱじめたんなら俺も彩部屋に引きずりこめば良かったなー…」
「うぅっあンっアァんっ史乃っ史乃ぉっ」
「うっわ…やらしー眺め…マジたまんね…」
『やらしー』と言われて恥ずかしそうに顔を赤らめながらも足を大きく広げて
上下に腰を揺らす仕草、ちらちらと見える彩の蜜にまみれた自らの雄も、全てが史乃を煽った。
「あぁぁぁッッ!あぁンっ史乃っしのぉぉっあんあんあァァァァッッ!」
恥ずかしさからか締め付けてくる秘部に逆らうように下から突き上げると彩の蜜は増し、ぬるぬるになったナカを擦り最奥を攻めたてる。
「すげー…彩のココからグチョグチョしたのどんどん出てくる」
「あんっいぃっ史乃のがっ…気持ちいいっ…あんっいぃ…」
「彩…」
「あ…ぁ…しのぉ…アァァァァァッッ!」
『彩を大切にしたいから』
『史乃が我慢しないように』
互いを思う理性的な気持ちを捨ててただひたすら互いを求め合う。
「彩…すっげ愛してる」
「俺も…俺もいっぱい史乃のこと愛してる」
ケダモノゴコロと、言葉では伝えきれないほどの深い深い愛情で。
* * *
みんなで宴会→
一度解散、街の散策などして楽しむ→
お宿で年越しお蕎麦のサービス、みんなで年越し→
あれ?理と琉風いないぞ?→
呼びにいったけど返事なかったー→
そっか、寝ちゃったんだな!→
というような流れからの会話。
いや寝てるんじゃなくてね…?
という注がれたなまぬるーい視線の意味が
彩には理解できなかったようです。