琉風、理に紅い痣の真意を聞く

 

「理、あのさ」
「あ?」
「呂揮の胸の所に昨日から紅い痣みたいなのがあってさ、今日になってすごく濃くなってたんだ」
「へーぇ………………で?」
「一日であんなに濃くなるなんて何かの病気かもしれないんじゃないかってすごく心配になったんだけど、
 呂揮は大丈夫だ理に聞けば分かるっていうから。何か知ってるのか?」
「ふッ……呂揮の奴…」
「?何笑ってんだよ」
「確かにあれは病気ではねぇな」
「だから何なんだよ」
「こーゆーコトだよ………」
「やッなに…ぁ…んぅ…あ…!」
「………ほら、胸のとこ見てみろ」
「!!!」
「呂揮がついてたっていう紅い痕と同じじゃね?」
「……同じ…だ…」
「つまりそーゆーコトだよ」
「じゃあ誰かが呂揮にこういうことを…」
「誰かがってお前なぁ…呂揮は誰の部屋にいたんだ?」
「誰って理が言ったとおり澪マスの部屋で寝てたみたいだけど」
「裸だったろ呂揮」
「うん、確か裸だったような…」
「で・昨日に比べて今日は胸の痣が濃くなってたんだろ?」
「うん…………あ…ひょっとしてあれを呂揮につけたのって澪マス…?」
「ひょっとしなくてもそうだっての・っとに鈍いなお前」
「えぇぇぇぇぇぇッッ!!!」
「だから昨日言ったろ『離してもらえねえだろうな』って」
「そうだったんだ、知らなかった…って、理っ!」
「んだよ」
「だからってわざわざ実際にすることないだろ!」
「お前が教えてほしいつったから丁寧に教えてやったんじゃねえか」
「どうすんだよこれ!胸のこんな目立つ所に…!」
「見せびらかして歩けばいいだろ。おら・教えてくれてアリガトウは?」
「うるさい馬鹿ぁッ!!」

* * *


『こんなに、こんなに。』の直後っぽい話です。
例の如く実地で教わりました。


 

 

 

 

 

 

 

 

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