とあるチェイサーと。

 

「ん…」
唇から伝わってくるのはオレンジティーの味。
自分もさっき同じものを一緒に飲んだのでどちらからかというのは分からない。
唇を重ねてこんなに舌を絡ませている状態の今では。
「んッ…は…ぅ…」
唇が離れちょろりと出した互いの舌と舌の間を1本の唾液の線で繋がるのを琉風は小さく喘ぎながら見ていた。
「琉風…」
「呂揮…待って…ぁ…っ」
抱きしめられキッチンのテーブルの上に押し倒されてしまい、腕を掴んできた琉風に呂揮はまたキスをしてくる。
「んっんっんむ…ん…」
常に前を開いた状態のモンクの服は呂揮が指で軽く払っただけで簡単に肌蹴てしまう。
露になった琉風の肌を掌でやんわりと撫でそのままズボンのベルトに手がかかった。
「呂揮…待って…誰か帰ってきたら…」
「大丈夫。しばらく誰も帰ってこないよ」
手馴れた手つきで琉風のズボンを下着ごと脱がせてばさりとそれを床に落とし、琉風の膝を立てさせるとそのまま左右に割り開いた。
「やだよっこんな所でっ…」
「こんな所でこんなことシたらご飯食べてる時も思い出しちゃうかもね…」
「…ッ!!」
それを聞いた琉風は顔どころか身体すらもうっすらと桃色に染めてしまっていた。
「呂揮…ろ………んむぅっ…んっ」
何か言いかけた琉風から呂揮はキスで言葉を奪った。
「ん…んぅ…ん…ふぅ…んッ」
呂揮は開かせた琉風の足の間に自分の身体を入り込ませ、キスを繰り返しながら両手で琉風の身体を愛撫する。
指先で首筋を擽り、平らな胸を揉むように撫で、先端の乳首を痛みを感じさせない程度の強さでかりかりと引っ掻く。
「ん…んッんぅぅっんぅぅぅッッ…」
決して強引ではないやんわりとしたタッチに琉風の身体は徐々に熱を持ち始めていった。
呂揮が唇を離すと、もう琉風の口からは小さく吐息が漏れるだけで拒みの言葉は出てこない。
「んっあっ…あんッ…はぁんっ…………ひゃんっ!」」
指の後を追いかける唇で身体中にキスをされているような錯覚を覚えていた所に今までの
甘い愛撫を塗り替えるような強い快感を覚え琉風は声を荒らげ短い悲鳴を上げていた。
身体中に施された指と唇の愛撫で立ち上がりかけていた琉風の雄は呂揮が舌を滑らせることによって完全にそそり立つ。
「あっあぁッあんッッ」
何度かそれを繰り返したあとつぅっと舌が移動したその先は琉風の秘部。
そこは呂揮が舌でつつくたびにヒクヒクと物欲しげに震えていた。
「呂揮っ…これ以上は…!」
「大丈夫だよ。琉風イくの早いし誰か帰ってくる前にちゃんと終わらせるから」
「ひゃ…ぁ…んッ…」
「琉風だってこんな中途半端にイジられたまま終わりとかやだろ?」
「呂揮ッ…あっあんッッ!」
入り口をつついていた舌は徐々にねっとりと秘部を嘗め回し始める。
ぴちゃ、ちゅ。と足の間から聞こえる音を琉風は着ている服を掴んで口元に寄せ、顔を赤らめながら聞いていた。
「あ…あんっ…あッぅんッッ…はぅ…うぅ…」

ちゅ。ぴちゃっ。くちゅくちゅくちゅくちゅ。

途切れがちだった恥ずかしい音はやがて断続的に琉風の耳に届き、呂揮の舌と共に指が入り口に押し当てられ丹念に擦り上げる。
琉風の秘部と自分の指に唾液を垂らし、丁寧に慣らす呂揮の行為はいっそ琉風が焦れるほどだった。
「呂揮っあっ呂揮ぃ…あ…は…ぁ…んッ…」
その先を言うのが恥ずかしくて強請ることが出来ずにただ名前を呼ぶだけの琉風に応え、
十分に入り口を慣らされた秘部に指を埋め込んでいくのに羞恥と同時に安堵する。
「テーブル、汚しちゃうからちゃんと飲まないとね」
「呂揮…あ…ひゃんッッ!!!」
琉風が何かを言う前に呂揮は立ち上がっていた琉風の雄を口に含み一気に奥まで咥え込んだ。
「ああぁッあッひっひゃぁあッうくっうぅんッろ…きぃ…ッ…あんッあんッあはァァァァァァッッ!」
ぬるぬるとした咥内でねっとりと絡みつく呂揮の舌。
貪り喰らうような激しさはないが逆にそれは琉風に今の行為に存分に浸らせていく。
じわりじわりと下から持ち上げられるような。そんな快楽だった。
「あっあんっあぁぁんッあぅっあうぅんっあッあッゆび…あ…んあぁぁぁぁッ!」
指の腹だけで入り口を弄っていた呂揮の指がつぷりと内部に埋め込まれ、
完全に呂揮の舌に溺れ切っていた琉風はそれだけで絶頂を訴える。
「あぁッイクっ呂揮もぉイクッイくぅ…!」


『いいよ。イっても』


呂揮の口は琉風の雄を含んだままだったので言葉で聞いたわけではなかったがそう言われているように錯覚した。
秘部の指をねじ入れながら上下に動かし、咥えた琉風の雄がきつく吸い上げられる。


「あ…あぁ………ぁ………アァァァ……………………………!!!!!」

大きく開いた口からは最後はもう声すら出てこない。
琉風は開いた両膝をびくんびくんと震わせて呂揮の咥内に精を放っていた。


「あっ」
「はぁ…ぁ…ん…はぁ…ろ…き……?」


行為の余韻を引くにしては妙に間の抜けた声を呂揮が出したので呼吸を整えながら自分の
股間から顔を挙げ口元に残った精を拭っている呂揮の顔を見た。

「彩マスが帰ってくる」
「えぇっ!?」

その言葉で琉風の余韻も一気に吹き飛びテーブルから起き上がる。
「どうしようッ服…!」
「もうすぐ戻ってくるからとりあえずこのまま部屋行け!ほらこれっ!」
すっかり慌てている琉風に床から拾った脱がせたズボンと下着を押し付けた。

「たっだいまー!!」
「あっ…お帰りなさい彩マス」

下半身丸出しの状態で服を抱えて自室への階段を駆け上がる琉風が見えないように、呂揮は戻ってきた彩を迎え入れた。

* * *

ネコ同士って百合風味漂うように感じるのは自分だけなんでしょうか。



 

 

 

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