すいません・・・王様壊れてます(((((((U;^ェ^U)
コソコソ
この世のあらゆる富と美を集めると名高いエジプト。
この偉大なる国を治めるのは、女と見紛うほどの美青年と謳われるファラオメンフィス。
最近その噂に新たな一節が加わった。
エジプトのファラオは美しい金の小鳥を手に入れ、必ず傍に置いている。
その小鳥のためなら、どんな高価な物、贅を凝らした物でも構わず買い与える。と。
噂という物は怖ろしい。
かくて、今まで以上に贅を凝らした物、珍しい物がエジプト王宮に運ばれることになった。
「キャロル、これはどうだ?この首飾りの輝きを見よ。」
「ああ、この色は本当にお前によく似合うな。それからそちらの布も。纏めて納めよ。」
「この細工は我慢ならぬ。キャロルの繊細さが台無しだ。そちらは・・・やはり駄目だな。」
事細かに調べ、黄金の少女を飾る物を検分してゆく。
だがその傍らで、黄金の小鳥と謳われた少女はあまり楽しそうな顔を見せない。
「メンフィス・・・何時も言っているでしょう?そんなにたくさんどうするの?」
「構わぬ。今のお前は身を飾る物が少なすぎる。此処にある物全て使っても未だ足りぬくらいだ。
「・・・って、今までにどれくらい買ったのよ!?」
「さあ?いちいち覚えておらぬわ。それよりこの箱は何だ?」
国王と側室の痴話喧嘩を吃驚してみていた商人が慌てて答える。
「それは偶然手に入りました物で・・・お取り扱いにはお気を付け下さいませ。」
ふんと鼻を鳴らしたファラオが、蓋を開けるように命じる。
商人は何故かキャロルを見て少し躊躇い、ファラオにだけ見えるように蓋を開けた。
「ほう・・・・・これはこれは・・・・・」
それだけ言って喉の奥で笑う。
こういうことをされるとキャロルの好奇心は押さえられない。失敗すると分かっていても、だ。
「何なの?」
「見たいか?」
「あ・・・いや、奥方様には・・・宜しいのですか?」
「構わぬ。こういうものがあるというのも、お前が何時も言う『勉強』になるだろう。」
にやにや笑っている。
背筋に冷たいものが走った。こういう笑い方をするメンフィスは危険なのだ。
だが時既に遅し。
蓋は開けられ、床に置かれたものを見てキャロルは最初、それが何だか分からなかった。
金の鎖が数本。長かったり短かったりT字だったり。
様々な大きさの丸く加工された輝石がたくさん。小指の先ほどやそれより大きい物、小さい物。
どれも、先に鉤の様にに曲がった金の部分が付いている
それから多分象牙だろう、長さと細さの様々な円筒形をしたものが並んでいる。
いずれも先端が細く、いくつかは括れた形をしている。
そして反対側には、やはり金の鉤形の部分が付いている。
「面白そうだな。貰おうか。」
「有り難うございます・・・しかし本当にお使いにな・・・・ひえっ!」
うっかり途中まで言いかけて、眼光鋭く睨まれる。寿命が十年は縮んだだろう。
「これ、何なの?」
見るのは初めてか?あるということは知っているだろう?」
「・・・・・知らない・・・・・なんに使うか分からなきゃ答えられないわ。」
「そうかそうか。それでは今夜が楽しみだな。」
「夜使うものなの?何のために?」
「その時になったら教えてやろう。ふふふ。」
結局そのときは分からなかったが、最後の「ふふふ」が狼の前の子羊を連想させてとても怖かった。
その夜のファラオはご機嫌だった。侍女達が顔を見合わせるほどに雰囲気が明るいのだ。
夕食と湯浴みが済むと、いつも通り二人きりの時間がやってくる。
ファラオは昼間手に入れたあの箱と、香油の壷を持ってやって来た。
キャロルは寝台でちょこんと座ってパピルスを読んでいた。
「何をしている?」
「ん〜〜。眠れないので暇つぶし。貴方が今日買った物の目録を見せて貰っていたの。」
「ほう・・・それで、これが何か分かったか?」
「未だ途中までしか読んでないから・・・あっ、何するの?」
そんな物を読むより実際に使ってみるほうが分かりやすい。言ったであろう?その時になったら教えてやると。」
「?だって今日はもう寝るだけでしょう?寝るときに使うの?」
「・・・・・お前、本当に分かっておらぬのだな・・・」
いつものように枕元に長剣を置く。肩衣を外すとキャロルが受け取って畳む。例の箱は床頭台に置かれた。
畳んだ肩衣を仕舞おうとして立ち上がったキャロルが、腕を引っ張られて仰向けに寝台に倒れる。メンフィスが覆いかぶさって唇を求めてくる。
「ん・・・んふうん・・・ふう・・・ん」
お互いに舌を絡め、擦りあい、突きあって舐め合う。ゆっくり放すと銀の糸がお互いの間に架かる。
メンフィスの片手が胸のふくらみをゆっくりと撫でている。暖かい掌はキャロルを陶酔させ、忘我の境地に誘う。
弛緩した肢体をまさぐり、衣の裾から手を入れて白く輝く足を撫で上げてゆく。
「キャロル・・・愛している・・・」
「ああ・・・・・私も・・・愛しているわ・・・」
口付けを繰り返し、腕を絡め、愛撫しあってお互いがお互いの身体を感じて快楽の狭間にたゆたう。
はだけられた胸を甘噛みされ、あちこちに赤い花弁を散らされる。頂を咥えて吸われ、摘み上げられてぴくぴく震える。
白い腕が逞しい肩を抱いて切ない溜息を零し、耳に喘ぎ声を注がれる度に男の物が熱を持ってくる。
男の指は白い太腿の付け根をまさぐり始める。既に抵抗を忘れた膝を開き、膨らんだ花弁を柔らかく摘むとキャロルがもじもじと腰を振る。
「ああ・・・・・あ・・・」
暖かく湿ったその亀裂を指で突き、擦り、摘んで引っ張ってみる。微かな水音がする。
指を亀裂に入れた。キャロルの喉から嬌声が零れる。
「ああ・・・あああ・・・・はあぁ・・・・・」
「そろそろだな・・・」
本当は蜜を零すキャロルの花園をじっくり見てみたかったが、先ずは此方だ。
身体を離すとキャロルが上気した顔で見つめてくる。
「どう・・・した・・・の?」
快感を途中で断ち切られて戸惑ったよう顔だ。
なだめるように口付けてやり、箱の蓋を開ける。数瞬迷って細目のものを取り出す。
「馴れておらぬうちは、あまり大きいのはキツイかもしれぬな・・・」
言いながら先端に香油を塗す。見たキャロルが不思議そうな顔をし、次の瞬間悲鳴を上げた。
「何に使うの?まさか!?」
「やっと分かったか。」
「嫌よ!!」
それだけ言って逃げ出そうとし、はだけた衣の裾を掴まれて床に転げ落ちた。
「大人しくせねば縛るぞ。」
「嫌だったら嫌!!そんなもの使わないでっ。お願いだからっ!」
「そう言われるとますますやってみたくなる。・・・・・申したであろう?『勉強』になると。」
狼が舌なめずりをしているようで、金の子羊は震え上がった。昼間の嫌な予感、大的中だ。
何とか逃げようともがき、だがますます衣がはだけるその姿は今やメンフィスを興奮させるだけらしい。
「せっかくだしこれも使ってみようか。」
さらりと音を立てて褐色の手に握られたのは鎖。傷が付かないように、でも決して解けないように両手首を縛られ、仰向けに転がされる。
さらにあのT字の鎖も出してきた。両端を腰に巻かれ、後で括られる。余った一方の途中に、メンフィスは紅玉髄の玉を引っ掛けた。
それを股間の隠された花弁を開き、一番敏感な宝珠に当たるように調節する。
花弁を弄り、何度も触っては離れるたびに、宝玉が捏ね回されて濡れて熱い蜜が零れる。
冷たい紅玉髄が当たって身体を震わせて嬌声を漏らしてしまう。
「ああっく・ああっ・ああうっ・あうっ・ううっ・いやっ・いやあぁ・・・」
「そうか・・・?随分感じているようだが?
そして、先刻のたっぷり香油を塗った物を持ち、キャロルの泉を突く。
「ああ・いや・いや・・・そんなぁ・・・おねがいっ・おねがいだからっ・何でも言うこと聞くからそれだけは・・・」
ゆっくりと入ってきた。冷たく、ぬるぬるして硬いもの。
快楽には程遠いがそれでも感じてしまう。
「ああああっ・・・いやあぁぁっ・・・ああう・・・・・」
身体を反らし、四肢を突っ張り、胸の頂をぴんと尖らせたままキャロルが泣き叫ぶ。
「いやあっ・いやあっ・やめっ・やめてえっ・・・あああっ・あううっ・うう・・・っ」
殆ど根元まで入れると、やはり鎖にに引っ掛けてさらに後に回し、外れないように腰に結んだ鎖に結わえ付ける。
白い尻に食い込んで見える金の鎖が何とも言えず淫らだ。
「これはほんの一例だが。どんな感じだ?」
「おねがっ・お願い・はずして・はずしてぇぇ・・・ああう・・・ううあっ・うああ」
口付けし、とがった胸の頂をゆっくり揉んで摘み上げてやると、キャロルが自ら腰を揺すりだした。
ゆっくり身を離す。
泉から高い水音が響いている。キャロルが呻きながら仰向けになりうつ伏せになりして身悶えている。
白い尻からたらたら蜜が流れ、褥を濡らしている。
メンフィスは座って酒を飲みながら、白い肢体が悶え狂うのを満足そうに眺めた。
「ひど・・・ひどい・・・たすけて・・・ああ・たすけて・ああっ」
「外せるか?手は解いてやろう。」
両腕を縛っていた鎖を解いてやると、キャロルが歯を食いしばって己の泉に嵌められている物を抜こうとした。
だが鎖はがっちりと絡んでいるし、括れた腰にある鎖がそう簡単に脱げるわけもない。
手をかけ揺する度に、己で己に刺激を与えることになってキャロルはさらに身悶えた。
「ああうっ・・・ううっ・ふううんっ・ううっく・ああっ・くぅ・・・ああぁ・・・」
「どうした?」
「ああっ・めっ・めっ・・・おねっ・おねがいだからっ・はずして・はずしてえぇ・・・こんなのいや・いやよお」
身もだえ、腰を振り、褥を掴んで涙さえ流して哀願する。
「なにがだ?」
「あっ・あああっ・いやっ・いや・こんなもので・ああっ・こっ・こんなもので達かせ・・・ああ・達かせないで・くうぅっ」
「さて・・・どうしてやろうか・・・」
白い尻に巻かれている鎖に手を掛け、ゆっくり引っ張ってみる。キャロルの内部で白い物が動き擦り上げる。
キャロルが悲鳴を上げる。
「いやあああっ・ああっ・やめてぇぇっ・あうっ・あううっ・ひっ・ひいっ・ひいぃぃっ」
がくりと力が抜けた。大きく喘いだ青い瞳が、恨みがましく見上げてくる。
「・・・・・メン・・・フィスの・・・馬鹿・・・嫌って・ああ・・・言った・・・の・・に・・・」
だがファラオは喉の奥で笑いながら平然と鎖を解いた。手首に目をやるとほんのり赤くなっている。
口付け、舌を這わせながら秘所に指を伸ばし、ゆっくりと引き抜く。
「う・・・くうぅん・・・」
蜜に塗れた白い物が、ぼとりといやらしい音を立てて褥に落ちる。
だがこれで終わりではなかった。メンフィスはさらに長い物を取り出すと香油を塗し、脱力した肢体に挿れる。
「キャロルが再び悲鳴を上げる。
「あああっ・ひどいっ・ひどいっ・あああっ・・・あう・あうう・あううっ・くうっ・いやだって・ああっ・いった・のにっ・ひいぃぃっ・もっ・いやあっ」
「聞けぬなあ・・・」
言うなり、端を掴んで抜き差しする。
「いやあっ・もっ・いやっ・いやっ・止めて・ああっお願い・あなたが・ああうっ・ひいいっ・ひいいぃっ」
「なんだ?何が願いだ?聞いてやらぬこともないが・・・」
言いながらさらに速度を速める。キャロルが羞恥も忘れ、泣き叫び、許しを請う。
「どうだ?『勉強』になったか?」
「ひいいっ・ああっ・もう・もう・もう許して・もう許して・お願い・あなたので・なきゃ・いやぁ・・・これ以上は・・・っ」
「そんなに欲しいのか?」
キャロルが泣き叫びながら頷く。
「あなたのっ・で・あああっ・なきゃだめなのっ・ああうっ・ひいっ・ああ・あなたの以外・くううぅっ・ほしくない・ああ・も・もう・もう・だめ・・・・っ」
白い身体が痙攣する。快感というより始めての感覚に、身体が付いて行けなかったのだ。
がっくり沈んだ身体から白い物を抜き出し、放り出す。力の抜けた膝を開かせ、花弁に唇を寄せる。
未だ蜜を零し続ける花園に優しく口付けて、眠り姫の目覚めを促してやる。
「キャロル・・・キャロル・・・」
亀裂を舌で開き、舐め回す。花弁を左右交互に咥えて引っ張ってみる。宝珠を突き、舐め回し、舌先で突いて転がしてみる。
泉まで彷徨い、舌を突き込んで泳がせてみる。
指を挿れながら宝珠を舐め上げるとキャロルが身体を震わせた。
「あ・・・・・ああ・・・ああ・・・っ・・・」
唇を離し、ゆっくりと覆いかぶさる。青い瞳がぼんやり見上げてくるのに笑いかけ、頬に手を添えて深く口付ける。
そのままゆっくり貫いた。
「んうん・・・ああ・・・・・ああぁぁぁああ・・・っ・・・・」
途中で離してやると白い喉から紛れもない歓喜の声が上がる。艶のある、何度となくメンフィスを酔わせ、狂わせるあの声だ。
「ああ・・・メンフィス・・・メンフィス・・・」
白い腕が絡みついてくる。決して離さないというように強く。
そんな媚態が嬉しくて、わざと聞いてみる。
「そんなに好いのか・・・?私のもののほうが?」
キャロルが真っ赤になってしがみ付く。
「いや・・・言わないで・・・ああっ・・・」
奥まで突き込んで回してやりながら言い募る。
「申せ。どっちが好い?そらそら・・・・・」
ゆっくり抜き差しして先刻のようにかき回してやる。キャロルの表情は明らかに快楽を感じている。
「ああ・・・っ・あなたの・がすきっ・いいのっ・・・あつくて・ああ・・・んっ・つよくて・あんしんするの・・・」
「私もお前が一番だ・・・一番好い女だ・・・もっと我侭を申せ。この世で一番の女にしてやる・・・」
「ああ・んっ・あなたが・・ほしいの・・・もっと・・・もっと・・・んんっ・くっ」
「もっと申せ。もっと欲しがれ・・・なんでもやる。何でも叶えてやる」
「ああっ・んっ・なにも・いらない・ああっ・もっときて・ああ・もっと・おくまできて・もっとしっかりだいてっ・ああっ」
「キャロルッ」
徐々に腰を打ち付ける音が大きくなる。褐色の肌に白い肢体が絡みついて突き込む度に淫らにゆれる。
寝台の軋む音が大きく激しくなる。
「あっ・ああっ・ああっ・ふっ・ふううん・くっ・くうっ・あああっ・いいのっ・いいの・あっ・あなたが・だいすき・だいすきなの・メンフィスッ」
「キャロル・・・キャロル・・・愛している・愛している・申せ・・・申せ・・・」
「ああああっあいっ・愛してる・愛してる・あいしてるの・ああっ・いいの・いいの・いいのおっ・もう・もう・もう・・・っ」
キャロル・・・・・ッ」
そのまま猛然と突き上げ、打ち込み、かき回し、揺さぶる。キャロルが絶叫を上げて身をくねらせ、尻を振って応える。
お互いの肌がぶつかる音。お互いの肌を濡らす汗。溢れる雫。褥を濡らす蜜。
喘ぎ声と唸り声、嬌声と悲鳴。
「ああ――――っ!!ひいぃっくっ・も・もういくっ・もう・もう・いくっ・いくっ・ああっ・いく・いく・いく・いく・・・っああ―――――・・・っ!!!
「・・・・・っ!!・・・・・・・・・・あ・・・っく・・・キャロル・・・」
どれくらい経ったのか、気付いたキャロルが頭を上げる。
メンフィスが瞳を閉じて眠っていた。
辺りは惨憺たる有様だ。
お互いの衣は床に落ちていて、腕輪や髪飾りが散乱している。メンフィスが使った例の物が散らかって箱の蓋は開いたまま。
「どうしよう・・・これ・・・」
「放っておけ。侍女が片付ける。」
ひゃっ!お・起きてたの?」
「お前が起きる気配で目覚めた。」
「ごめんなさい、起こしちゃって・・・でもこれ、放っとくわけに行かないし・・・」
侍女達なら扱い方を知っている。放っておけ。」
腕の中に囚われ、再び甘い時間が来る。快楽の波に二人して漂いながら、メンフィスが囁いた。
「『勉強』になったようで何よりだ。また使ってやろう。お前が『私のほうが好い』ということが私にも『勉強』できたしな。」
「!!それだけは止めて。」
どうやら当分、金の子羊は狼から逃げられないようだ。
END
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