「えぇ~どうしてぇ~~??」
ちょっと目を離しただけなのに!
なべの中で真っ黒と化してしまった物体を見て思わず叫ぶ。
「なんでこうなるのよぉ~」
潤んだ視線の先にあるのは一つのカレンダー。
2月14日まであと3日。
それまでになんとしてもチョコを完成させなきゃ!
「おはよう、氷耒」
「あっ、郭くん。おはよう」
郭くんに挨拶したと同時に反射的に左手を隠した。
今は冬だし、ちゃんと手袋をしているから、
絆創膏だらけのみっともない手を見られなくて済むってわかってるんだけど‥。
「氷耒?手、どうかしたの?」
「えっ、なんで?」
「なんか、気にしてるみたいだから」
うっ‥郭くんってば本当に鋭い‥ι
「別になんにもないよ。気のせいだよ」
「そう?」
‥あっ、未衣だ。グッドタイミング♪
「あの、ごめん、郭くん。私、未衣に宿題写させてもらわなきゃいけないの。だからまたね」
適当に誤魔化して未衣のところへダッシュ。
これ以上一緒にいるとボロが出ちゃいそうだし、未衣に宿題写させてもらわなきゃいけないのも事実だし。
「未衣、おはよ」
「あら?おはよう、蛍華。朝から随分とラブラブそうで羨ましい限りだわ」
「な、なに言ってんの!」
実は郭くんと私が付き合っているのは秘密になっていたりする。
平和な学校生活が送りたいからって私が始めに郭くんに頼んだのだ。
秘密にすることないって郭くんは言ったけど、郭くんはわかってないんだよね。
自分がどれだけ人気があるか。
好きな人がいるってだけで間違いなく大騒ぎになっちゃうよ。
しかも彼女がいて相手が私だなんてバレたら、私、きっと生きていけない‥
「未衣、誰にも言ってないよね?」
「当たり前でしょ。私を信用してないの?」
怪訝な表情で未衣が私を見てくる。
「いや、そうじゃなくて」
信用してないとかじゃないんだけど‥
「ま、蛍華が心配する気持ちもわかるからね。でも、そんなに心配する必要ないと思うよ」
明るく笑って背中を押された。
もう、未衣は他人事だと思って‥って他人事なんだけどさ。
「それよりなんでこっち来ちゃったのよ。せっかく郭くんに声かけてもらえたのに」
「だって一緒にいるとボロが出ちゃいそうなんだもん。郭くん鋭いし」
「確かに郭くんって鋭そうだよね。ただでさえ蛍華って顔に出るタイプだし」
む~失礼な奴~しかも否定できないから余計に悔しい‥。
ってそんなことより
「ねぇ、未衣。宿題やってきた?」
「数学の?うん、やってきたよ」
「じゃあ、あとで写させてねvvv」
「‥‥アンタ、郭くんのところからこっちに来たのって、そっちが目的?」
「さぁね~どうでしょう」
ホント、できる友達をもつといいわ~
「チョコ作るのもいいけど、宿題やってからにしなさいよ」
あれ、バレバレ?
「だってバレンタインは明日だよ?今やらないでいつやるの」
私、不器用だもん。渡すなら恥ずかしくないもの渡したいし。
「確かにそうだけどね。で、完成したの?」
「ん~まだ。だから今日頑張るの」
「‥蛍華って本当に不器用ね」
「そんなの私が一番わかってるわよ。だから頑張ってるんじゃない」
「ま、郭くんを殺さないように気を付けなさいね」
シャレにならないようなこと、さらりと言わないで‥。
「よし!」
未衣の言葉に味見はしっかりとやろうと思った。
バレンタインは明日。
郭くん受け取ってくれるかなぁ‥
to be continued…
あとがき
あああぁぁ‥
また一話にまとまらなかった~
桐子サマ、本当にごめんなさい!!
お待たせしてしまった上に
今ごろバレンタインドリだし‥遅すぎですね。
しかも続きものになってるし‥
2002/02/05
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