温かい日差しを揺り篭に瞳を伏せている俺の姫君。
いつも張りつめている蛮ちゃんの休息の瞬間。
「蛮ちゃん」
童話に出てくる王子様の気持ちが少しわかった気がする。
安らかな眠りを妨げてでもキスを落としたくなる。
この寝顔、ぜったい他人には見せたくないもん。
いつも一緒にいる俺だけの特権だから。
俺以外の誰にも見せないでね?蛮ちゃん。
「僕の眠り姫」
話以上に題名が恥ずかしい…///
2002/12/30