「夕飯、なに食べたい??」

買い物かごを一馬に持たせ、相変わらず腕を絡めたまま私は英士たちに聞いた。

「なんで英士たちに聞くんだよ。普通は俺だろ?それより、お前、料理できんのかよ?」

「失礼ね!できるわよ!(怒)」

蛍華はなんの料理が得意なの?」

その質問に少し考えて‥。

「うーん‥オムライス‥かな」

私は主流がお菓子類だからなぁ。お弁当ならよく作る。

で、藤代とかに食われるのよね。

まぁ、美味しいって言ってくれるからこっちとしては作りがいがあるってものだけど。

「じゃあオムライスでいいじゃん!俺、オムライス好きなんだ~vv」

「俺もオムライスにして欲しい」

「一馬もそれでいい?」

「ああ、食えるモンならなんでもな」

「~~~~~!!!」

まあ、なんとムカツクやつ~絶対アッと言わせちゃる~!!



買い物を済ませ、かばんの中からエプロンを取り出す。

今日ちょうど調理実習あったのよね~

作ったのはみ~んなサッカー部の人にあげちゃった

‥と言っても殆ど藤代が独りで食べちゃったようなもんだったけど。

「よし!いっちょ腕によりをかけて作りますか!」

見てろよ~ヘタレかじゅまめ~~!!









「一馬、お前素直じゃなさすぎだって。あれじゃ絶対嫌われるよ?ま、俺には関係ないけどね」 英士

「んなこと言ったってよ。仕方ねぇじゃん」 一馬

「いらねぇなら俺がもらうぜ。俺、蛍華のことマジ気に入ったもん」 結人

「いらねぇなんて一言も言ってねぇだろ!」 一馬

「‥ねぇ、蛍華って告白されたときなんて断ってると思う?」 英士

「定番で『好きな人がいます。』とか?」 結人

「‥‥‥‥‥‥‥ι」 一馬

「それとなく聞いてみようか。一馬、一応言っておくけど俺、協力する気ないからね。俺も蛍華が好きだから」 英士

「あっ、俺もね」 結人

「お前らなんか嫌いだ‥(泣)」 一馬









「ス、スッゲェなぁ‥」

テーブルに並べたのはメインのオムライス、サラダ、野菜スープ、デザートのオレンジヨーグルト。

「当ったり前でしょ!この蛍華サマが腕によりをかけて作ったんだから!」

「なんかさぁ、あまりにも奇麗に盛られてて食べんのもったいなくねぇ?」

「な~に言ってんのよ、結人。さぁ座って。一応味見はしたんだけど‥どうかなぁ??」

この瞬間ってホント心臓に悪い。何度やっても慣れないわ。

「うっっっっっめぇ!!!」

「結人、うるさいよ」

「だってマジうめぇもん。英士もそう思うだろ?」

「そうだね。美味しいよ」

「ありがとvv一馬、どうお味は?」

不味いとは言わないとは思うけど、素直じゃないからなぁ。

ぜったい褒めてくれないわよね。

「あぁ?‥まあまあじゃねぇ」

ふっ、やっぱね。

「一馬、もう少し言い方があるだろ。蛍華がせっかく作ってくれたんだぜ!」

「あー結人、いいのいいの。一馬が素直じゃないのは昔っからだからわかってるし」

「「‥‥‥‥‥‥‥」」

うわぁー気まずくなっちゃったよι

「わ、私なんか冷たいものでも持ってくるね」

気まずいので私は席を立った。

一馬が素直に答えてくれるわけないってわかってたのについ聞いちゃったのよね。









「一馬、あれじゃ『嫌ってください』って言ってるようなもんだよ?」 英士

「ホント素直じゃねぇよな~」 結人

「素直になれれば苦労してねぇよ!」 一馬

「まあ、おかげで俺たちにもチャンスが訪れたんだから感謝だよな~」 結人

「‥‥あれ?結人、英士は?」 一馬

「あれ?さっきまでいたのに」 結人

「まさか‥」 一馬









「ごめんねー英士。私のせいで気まずくさせちゃって‥」

おまけに手伝ってもらってるし。

「気にしなくていいよ。それに、あれは一馬が悪いんだから。蛍華のせいじゃないよ」

「うーん‥でもさぁー‥」

蛍華の料理、本当に美味しかったし。ありがとう」

「えい‥‥」


♪~♪~♪~♪~♪


お礼を言おうとしたらグッドタイミングで私の携帯のコール音。

しまった。切るの忘れてた。まったく誰よ、こんなときに。

「あっ、ごめん!」

ディスプレイに表示されてる名前は『三上』。

どうしよ‥逃げてちゃいけないってわかってるんだけど‥

「出ないの?」

「‥うーん‥」

まだ心の整理がついてないし、なんだか恐い。

それに、こういう話は、やはり面と向かってじゃないと失礼だろう。

今話してもきちんとした返答は出来ないだろうから。

なんていくら言っても言い訳にしか過ぎない。

三上、後でかけなおすから‥

「ごめん・・」

聞こえるはずのない相手に一言謝って、ピッ‥と電話を切った。

「相手‥昼間話してた三上さんって人?武蔵野森の10番の‥」

「英士、三上のこと知ってるの?」

「当然でしょ?俺だってサッカーやってるんだし」

「‥そうだね」

「‥ねぇ。蛍華ってさ、好きな奴とかいるの?」

「ええっ?!なに?突然‥‥」

急に違う話題をふられ、声が裏返ってしまった。

「別に。興味があったから。告白、みんな断ってるんでしょ?だったら理由があるのかなって考えたら、それくらいしか浮かばなくてさ」

「いや、別に好きな人がいるってワケじゃないんだけど‥」

「じゃあさ、俺と付き合ってよ」

英士の顔には、まさしく天使の笑顔と呼ばれそうなものが。

「‥‥‥‥はぁ???」





















to be continued…
















あとがき

す、進んでない‥告白しただけ‥いい加減にしろって?
ごめんなさ~~い(><) 次こそ終わりです。
さてさて、三上先輩か?英士くんか?
それとも‥‥




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