毎日のように そばにいて 当たり前に言葉を交わして

触れてキスして抱き合って それでもきっと……
















「蛮ちゃ〜ん、好き〜好き〜大好き〜♥……ってなんで叩くのぉ〜?」

「恥ずかしいんだよ!挨拶するみてぇに連呼しやがって」

「だってだって〜すっごく好きなんだも〜ん」

「だってじゃねぇ!ったく、人が見てんじゃねぇか。時と場所ってもんを考えろ!」














ちょっと照れ屋で 寂しがり屋で

キツイことを言っても 微笑んで支えてくれる

器用に不器用に優しい 誰よりも強くて脆い

そんな彼だからこそ そばにいてくれることを望み続ける














「う゛〜……あ、じゃあ、二人きりのときはいいの?」

「…………え゛っ…?」

「いいんだよね?じゃあ蛮ちゃん、早く帰ろ♥>」

「いや、そういう意味じゃ……って、おい、銀次!こらっ、そんなに引っ張るなって〜」














毎日のように そばにいて微笑んで

当たり前に言葉を交わして

触れてキスして抱き合って 想いを確認していても

それでもきっと 永久に恋こがれ続けていく














昨日より今日へ 今日より明日へ 降り積もるのは見えない雪

同じ刻は永遠に訪れないままだけど


伝えられない 言葉なんかじゃ伝えきれないほどの想い

山のように高く 海のように深く














それが俺の愛するヒト























元々はSS用にと作ったものなんですが、中途半端に長くなってしまって枠内に収まらなかったのでこちらにUP。
やっぱ、こっちじゃ短すぎだなぁ(汗)

2003/03/12



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