●2011年3月
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げシュート!! | |
決まったー!ゴール!! | |
あの…バドミントンなんですけど…。 | |
決まったことに変わりはあるまい。さ、このダブルスこちらの勝ちのようだな。 | |
ち…っ、陽鳥の目眩まし戦法が有効かと思ってこちらに付いたら 曇り空とは…とんだ誤算だった…。 |
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さらりととんでもないコト言いやがりますね。 | |
さぁ、敗北者には死を! | |
死を! | |
とんでもないコト言いやがりますね!! | |
死はともかく、言う事聞く約束だったもんな…お手柔らかに頼むぜ。 | |
死を! | |
はいはい。 | |
つ、つきひさん…つきひさんになら何をされてもこの陽鳥…!ハァ…ハァ…! | |
……死を…。 | |
じゃあげしゅはとおかりゅんに、つっきーはひっどーに命令するってことでどげしゅ? | |
まぁ…別に構わないけど…。 | |
…ひっどーって…。 | |
じゃじゃじゃ、とおかりゅんはこちらへどうぞ、一名様ご案内ー。 | |
なんなんだよまったく…じゃちょっと行ってくるな二人ともー。 | |
……陽鳥に命令っつってもな…なんにも考えてなかった…。 | |
ささ、はんなりとご命令くださいませ…性的なこと以外以外ならなんだって…! | |
死すら生ぬるいな…。 | |
…で?なんだよいちとせ…。こんな木陰まで引っ張ってきて…。 つきひたちの前ではダメなのか? |
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げしゅはダメじゃないげしゅけど…。 | |
じゃあなんでわざわざ…。 | |
ん。 | |
………。 | |
んんん。んんんんん。 | |
…何してる、唇を付き出して。 | |
ちぅして。 | |
……。 | |
んんんんんんんんんん。 | |
……や。 | |
えーっ!?なんれれすかー!?昔はいつもしてくれたのにー! | |
そ、そんなにいつもしてないだろ!そりゃ…小さい頃は遊び感覚でしてたけど…。 | |
げしゅりんまだまだこんなにちっちゃいげしゅよ!ほらほら、ちびちび。 | |
しゃがみ込んでもダメ。 | |
中学生なんてまだまだ子供でげすよー。とおかりゅんもちっちゃ…。 | |
……? | |
すいません、大きかったですね…。 | |
ガチで打ちひしがれるなっつの。 | |
でもソレとコレとは話が違う!仲良しの証!ちゅー!ちゅー! | |
やだったらやなの!恥ずかしい…! | |
…とおかりゅん、ココのところぜんぜんしてくれなくなって、げしゅ寂しくて…。 こうでもしないとダメかなって…。 |
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なんだよ…別にそんな事しなくても友達は友達だろう…? | |
恋! | |
は? | |
さてはとおりゅん、恋とかしちゃってりゅんげしゅん!その相手に操を立ててるから げしゅとはちゅーできないとおっしゃりゅ! |
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いやあの、お前何言って。 | |
このあたくしというモノがありながら!よよよ!げしゅ悲しい! こうなったら! |
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なんだよ…。 | |
つっきー!ひっどー!どっちでも良いけどこのげしゅとちゅーしてけつかれー! | |
……なんか今日のアイツはやけに手に負えないな…。 | |
昨日は危なかった…危うくいちとせに唇を奪われるところだった…。 おー、陽鳥、はよー。 |
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おはようございますつきひさん。私への命令はまだですか? | |
別にして欲しいことなんて思いつかないよ…。 | |
ところで、とおかさんといちとせさん…まだ…。 | |
ああ、私が登校してきたときには二人とももう来てたけど、一度も口聞かないし…。 | |
……。 | |
……。 | |
取り付く島もないいちとせさんをとおかさんが持て余しているように見えますね。 | |
昨日ふたりで木陰へ隠れて、ちゅーちゅー言ってたのが原因かな。 | |
ちゅーちゅー言ってたのが原因でしょうね。 | |
聞こえてたのかよ! | |
やっと反応を示した。どーすんだよとおか、あんな意固地ないちとせ初めて見たぞ。 | |
ちゅーしちゃえば良いじゃないですか。もう二人の仲は公然のヒミツですよ? | |
え、そうなの? | |
昔はしてたんだろ?ヴァーっとやっちゃえよヴァーっと。 | |
ひゅーひゅー。 | |
んなこと言っても、一応僕も年頃だし…。それに、嫌いになったわけじゃないって いくら説明してもいちとせの奴聞いてくれないんだ。なんでそんなこだわるのか…。 |
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ふむ、確かめてみるか…。陽鳥。 | |
はい? | |
いちとせとキスしろ。 | |
……えええぇぇぇええぇっ!? | |
わ、私の唇はつきひさん以外には…! | |
命令。 | |
う…っぐ、わ、分かりました……いつかの本番に備えた練習だと思えば…。 | |
いちとせの扱い酷いな。 | |
……。 | |
あの、い、いちとせさん。 | |
………?あ、ひどりゅんげしゅか、おはっしゅ。 | |
あ、あの…ちょっと失礼して…つきひさーん、舌は入れたほうが? | |
好きにしろー。 | |
……。 | |
だそうですので、ちょっと失礼して…。 | |
げしゅ?げしゅげしゅ? | |
んー…。 | |
……。 | |
……。 | |
…待ったぁぁああ! | |
い、いちとせさん!? | |
げしゅー!? | |
おぉ、山が動いた! | |
い、いや、独占欲とかそう言うんじゃなくて、 いちとせの気持ちも確かめずにそう言うコトするのは…! |
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でも昨日は公園でいちとせさん側から迫ってきましたしねぇ。 | |
独占欲って言っちゃってるし…。 | |
〜〜〜〜〜〜…! | |
とおかりゅん…? | |
い、いちとせはなんでそんなに…その…僕としたがるんだ…? | |
…なんでって…。 | |
…………。 | |
好きだから? | |
疑問形かよ! | |
あはー、げしゅにもよく分かんないげしゅ。でもとおかりゅんが良いのげしゅ。 | |
あー、はいはい…ごちそうさま。 | |
もういいや…陽鳥。 | |
はい? | |
任務遂行できなかったから、バツゲームな。 | |
ひぎぃい!? | |
いちとせ…。 | |
…んに? | |
今日、一緒に帰るか? | |
…んに! | |
おはようございますつきひさん、もう翌日ですね。 | |
そうだな、翌日だな。 | |
〜〜〜♪〜〜〜〜♪♪ | |
今日はいちとせさん、ごきげんですね。 | |
二人きりで帰って、何があったのやら…。 | |
一方、いちとせさんは…。 | |
………………。 | |
吸いつくされた顔してるな。 | |
ご愁傷さまです…。 |
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