●2009年11月
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| つきひさん、お願いが。 | |
| 金ならないぞ。 | |
| ぱんつ見せてください。 | |
| 三途の川なら見せてやる。 | |
| そんなのもう見飽きました! 三途の川より、流れる川のような水色の縞ぱんつを! |
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| っぐ。 | |
| あら、図星? | |
| も、もう…ソコまで言うんなら…ちょっとだけだぞ? …ちらり。 |
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| おおぉ…っお!しかも紐…!もっとよく見せて! | |
| ダ、ダメダメ!人気がないと言ったってこんな路地で! …だから、さ…。 |
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| はい? | |
| 陽鳥の部屋…行こう…?そこでなら、たっぷり見せてあげる…♪ ぱんつの…中身まで…。 |
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| という夢を見たのよ〜♪ | |
| なんで私じゃないの!?夢で良い!夢で良いから見たかった! | |
| そ、それで老師…その続きは…? | |
| あるじゃない?夢でも感じられる温度とか感触とか…。 | |
| ぐきーーー〜〜〜!! あ、あの!見た夢の転送とか、出来ませんか!? |
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| そんな無茶な。 | |
| 出来るけど、一生戻って来られなくなるわよ。 | |
| 良いですそれでも!夢の中のつきひさんと一生添い遂げられるなら! | |
| 師匠、正気に戻って! | |
| これが正気だと思うけど。 | |
| じゃあせめて、好きな夢を見られる魔術とか! | |
| 思い人の名前を書いた紙を枕の下に…。 | |
| それはおまじない!もっと切実なの今の私は!付いた、火! | |
| で、でも、割と効きますよそのおまじない。 私も昨夜はその方法でかれんちゃんとのランデブーを…。 |
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| みそかまで!夢貧乏なのは私だけ! | |
| ちなみに、あなたどんな夢見たの。 | |
| …スキンヘッドに…。 | |
| うわぁ…。 | |
| 夢は思いの強さよ、あたしの出る幕じゃないわ、がんばりなさい。 | |
| おぉ…なんかいいコト言ってる…!畜生!頑張る! | |
| 老師もこよみさんの夢、見られてないんですけど。 | |
| 昨日酷い夢見てさぁ…。 | |
| んにゅんにゅ?どんなどんな? | |
| …姉が塩辛を克服して…。 | |
| …そりゃ大変だったにゃりんねぇ…。 | |
| 代わりにザーサイが苦手になってた。 | |
| ……感想に困る夢にゃりんねぇ…。 | |
| ところでさ、今日の陽鳥、あれ、何。 | |
| 朝教室に入ってきたときからずっとあんにゃんにゃけど。 | |
| じ〜〜〜〜……っ…。 | |
| …………(汗)。 | |
| 穴が開くほどつきひのコト見つめ続けて。 | |
| 穴、開けたいんじゃないげしゅか? | |
| 中学生にあるまじき卑猥発言禁止。 | |
| 本人に聞いてみれば良いげしゅ。お〜い。 | |
| ま、それが手っ取り早いか…。 | |
| つきひにゅん、ひねもす見つめ続けられる気分はおいかが? | |
| そっちの当事者かよ! | |
| …今までベタベタしつこいことはあったけど、見られるだけってのは…。 何か、夢に見そう…。 |
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| 逆!逆!私がそっちに出演してどうするんですか!嬉しいけど! | |
| わぁ、喋った! | |
| ひどりゅん、いたの? | |
| この流れでその反応は酷くありません? 私、夜のために今黙々と頑張ってるんです。放っておいて。 |
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| …あぁ、オカズ…。 | |
| 卑猥発言禁止って言ったのはとおかりゅんげしゅよ。 | |
| ある意味正解です。 | |
| こっち見んな! | |
| 良いじゃないですか、見るだけなんだから、何もしてないんだから…。 訴えられるものならしてごらんなさい、ふふふ…。 |
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| ストーカ防止法って知ってる? | |
| ったく…授業中でも気が散って寝られやしない…。 | |
| 寝るなよ。 | |
| こうしてつきひさんの姿を網膜に焼き付ければ、目を閉じても 見えるのはつきひさんの姿ばかり…今夜こそ、ふふ…♪ |
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| つきひさん…こんな、校舎裏に呼び出して、一体…? | |
| 陽鳥…実は、ずっと伝えたかったことがあって…。 | |
| どっきーん!な、なんですかやぶからぼうに! | |
| あたし、お前のことを愛してるんだ! | |
| きゃああ!もっかい、もっかい言って! | |
| あたし、お前のことを愛してるんだ! | |
| コピペでも良いです!嬉しい! あ、証に、ディープなちゅーを…。 |
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| 陽鳥…。 | |
| つきひさん…! | |
| ………。 | |
| …どり…ひどり……陽鳥! | |
| ひ、ひゃいっ!? | |
| 起きろよー、授業終わったぞ、午後寝っぱなしで。 | |
| つきひみゅんの見つめ過ぎで集中力が尽きたんげしゅりん。 | |
| あ、あの…あれ?校舎裏じゃなくて…?っつ、つきひさんは!? | |
| チャイムとともに脱兎の如く走り帰ったよ。 | |
| ぎゃあぁぁ!コレが現実!?なんで起こしたのとおかさん! 私の、私の東のエデンを返して! |
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| っお、おい、やめろって!襟首を離せ…! | |
| がっつん! | |
| ばたんきゅ〜…。 | |
| た、助かった…と言うか、やり過ぎじゃ…?おでこがでこっぱちみたいに。 | |
| 受理されました。ノブレスオブリージュ、夢の中でも救世主たらんことを。 | |
| …てなことがあってさ…。 | |
| そりゃご苦労様。愛されてるわねー。 | |
| たまんないよこんな愛され方…。真綿で首を絞められるような…。 | |
| でも気をつけたほうがいいわよ、夢と現実の区別なんて分かんないし。 | |
| …へ? | |
| 実は私が…べりべりべり… | |
| 陽鳥かもねぇ…! | |
| ぎゃあああ! | |
| …という夢を見たんだ…。 | |
| え、どこからどこまで? | |
| と言う夢を見たの。 | |
| ザーサイ、喰らうか? |
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