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●2007年7月
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はい、毎年恒例ー。 |
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い、イヤです！こんな恒例行事！ |
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陽鳥の水泳特訓〜涙をのんで水を飲む〜の巻。始まり始まり。 |
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始めないで下さい！助けてつきひさん！ |
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え？なんで？ |
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きゃあ！ |
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まぁ、堅苦しく考えないでさ、ただ単にみんなで近所の レジャープールへ行こうって言ってるだけじゃない。 |
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そしてあわよくば某おでこ委員長を亡き者に…ぐふぉふぉふぉ。 |
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確実に私のコトじゃないですかソレ！ |
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んにゃね、檀家さんからプールの入場券もらったんですよ。 そこで親睦を深めるべく皆さんをお誘いした次第でして、かしこ。 |
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え、今は仲良くないの？ |
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って、檀家ってお寺さんの話じゃなかったでしたっけ。 |
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で、折角行くならついでにちょっと委員長の泳ぎを見てやろうと。 上手く行けばプール開きに間に合うかもよ？ |
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うぅ……つきひさんも、行かれるんですよね？ |
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え、あ、うん、まぁ…。タダだし…。 |
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とか言って、昨日一生懸命水着選びしてたクセにぃぃぃぃ。 |
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なっ！？どこから見て…じゃなくて、つ、ついでだったの！ 買い物行ったら水着売り場があったんで、折角だから…。 |
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その割に何着も試着して。 |
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ソコまで見てたのか貴様！ |
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……あの、いちとせさん、詳しく…。 |
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うむ、一枚1,000円、三枚でなんと5,000円、お布施を下さい。 |
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三枚下さい！ |
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おーい、騙されてるぞー。ってお布施も坊主じゃなかったか。 |
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ってか何撮ったの！？ちょ、肖像権侵害で訴えるぞ！異議あり！ |
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目線入れてるから安心ぎしゅ。 |
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安心でも何でもねぇ！ |
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モザイクも入れてるから安心ごしゅ。 |
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どこまで撮られてるんだ私！？ |
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モザイク除去機も持ってるから安心べしゅ。 |
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持ってるのかよ！ |
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じゃ、明日公園の噴水に集合ねー。 |
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あ、はーい。 |
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…とおかがいないと進行しないなこのメンバ…。 |
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さ、ついたげしゅりん。チケットは行き渡ってマスカー？ |
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……なんでいちとせさん、入場前から既に水着なんですか？ |
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あぁ、集合場所の噴水で泳いでた。 |
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プールいらねえじゃん。 |
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入場ー。あ、男子の更衣室は左だから、とおかりゅん。 |
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はぁい。 |
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……突っ込むタイミングを逸してしまった…。 |
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いま、知っている顔が通りましたよね、左に。 |
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良いから、着替えよう…見なかった事にして…。 |
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…っつつ、つ、つきひさ…つき…、び、ビキニ…ビキニ…。 |
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プールサイドで鼻血を吹かないで下さい。 |
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い、いいじゃん…そんなに派手じゃないし… 別に極端に面積が小さいワケでもないんだから…。 |
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いいえ…ロマンなんですよ…貧乳ビキニというのは…！ |
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サラリと傷つく事を口にするなぁ！ |
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プールサイドで涙をこぼさないで下さい。 |
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あの…感動に浸っているところ悪いんだけど、 今日の目的はあなたの特訓だからね？ |
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私、つきひさんとの愛のゴムボート借りてきますね。 |
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聞けよ。そんなの使ったら泳ぐ機会無いだろ。 |
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…っても、さすがに日曜、混んでいてゆっくり特訓するスペース 空いてないみたいげしゅよ。 |
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まさに芋を洗う混雑か。 |
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人見たらジャガイモと思えって言うしね。 |
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…素で言ってりゅん？とおかしゃん。 |
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仕方ない、あたしゃスパでのんびりしてるよ…。 |
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つきひさん、つきひさん！あの落差40メートルのアルティメットスライダ 行きましょう！ペア仕様ですし！水流で水着がめくれますし！ |
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や、やめ…！引っぱるな！あんな高いの、登っただけで死…！！ |
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…どうやら、つきひにんの高所恐怖症克服特訓となる様相げしゅ。 |
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てか、40メートルを階段で登らせるのかよ……。 |
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あ、じゃあウチらはあっちいきましょや！80メートルペア飛び込み！ |
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そんな危険極まりない施設はない。 |
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ちょ、ま、マジで見てないよね！？よね！？ |
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私は自分とつきひさんには嘘をつきませんよ♪ 決して外れた水着の紐を結んで差し上げる際にも、ね…♪ |
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〜〜〜……！！ 将来を見越して大きめのサイズを選ぶんじゃなかった…！ |
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あ、おーい、おふたりさん、こっちこっちー。 |
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ジュース買っておいたげしゅりん。お疲れちゃーん。 |
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あー…ありがと。うー、さんざんだったよ…。 |
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水着の中身もさることながら、恐怖に歪んだつきひさんの顔がまた♪ |
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う、るさい！…てやっぱり見たんじゃないか！フィルム寄越せ！ |
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あいにく陽鳥の脳内カメラのフィルムは取りだし不能劣化皆無です。 |
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まままま、のんびり遊ぼうや。まだ一日は長いんだし。 |
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……とおかさん、もしかして、ソレ、ビールですか？ |
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売店のオッサン良い人でー。入れ方上手いし、 ありゃドラフトマスタだ。キリンのお墨付きだ。 |
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つきひみゅんのコーラも、そりゃ芸術的な泡立て方で注いでくれて。 |
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コーラはやめてくれよ！どーりで炭酸薄いと思った！ |
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まままま、気楽に遊ぼうや。泳げなくても人生なんとなかるって。 |
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はい！そうですよね！その通りですよね！ |
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酔っぱらいの戯言に惑わされるなー…。 |
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……んに？あれナニ？ |
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は、なになに、どうしたの。 |
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あっち、競泳プール… にゃんか、巨大なワカメみたいなのが突き刺さっているような。 |
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…いや、アレは水中から生えているという感じですね。 |
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逃げまどう人々、そしてワカメに捕らわれた一人…。 ……すっげぇ見覚えのある顔が、一人。 |
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こよみお義姉様じゃないですか。 |
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じゃあ、あの紫色のワカメに近付くのはやめる方向で。 |
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うぃーす。 |
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…………！！ |
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んにゃ！とおかにょん！近付いたらダメげしゅ！塩辛もないのに！ |
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…あぁ、二人とも行ってしまいました…。 |
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結局、巻き込まれずには済まないんだな、分かってたけど…。 仕方ない、私たちも行くか。 |
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…さぁて、センパイ…誰もいなくなりましたよ…。 二人だけの憩いのひとときを、エンジョイしましょう…！ |
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うぅう…！タダ券なんかに誘われてアンタにつきあうんじゃなかった…！ 最近おとなしめだから油断したわ…！ |
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水着ってエッチですよね…布一枚で肌を隔ててるだけ…。 ほら、この下にはあられもないこよみセンパイの柔肌が…！ |
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ちょ、どこ触って…あぁん！ か、髪の毛で触られるのって気持ち悪い…！ |
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ソコまでだ！ |
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！！？……とおか…！？ |
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貴方達…つきひも！？ ……くっ、私より大胆な水着着て…！ |
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今はそんな場合じゃないだろう！ |
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えぇ、つきひさんったら今日は凄いんですよお義姉様！ |
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この期におよんで聞きたくない会話を繰り広げるな！ |
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今日もカメラ持って来れば良かったのげしゅ…。 |
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その人を離せ、とつき！さもないと正義の鉄拳が唸りを上げるぜ！ |
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カチン…！姉を呼び捨てとは良い度胸じゃない、塩辛もないクセに。 |
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ちょ、待ってくださいとおかさん！冷静さを欠いていますよ！ |
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問答無用！この一撃に全てを賭ける！ |
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はじき返してくれるわっ！ |
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必殺………………クラシックラガー・キック！！ |
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…っ、ぎゃああぁっ！ |
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おおおっ！？き、決まった！？ |
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…鉄拳て言ってたのに。 |
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………っぐ、ま、まさか……とおか、アナタ…酔って……！？ …今日のトコロは、退散するわ…。覚えてなさい！ |
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なんで三下のセリフを吐いて消えるんだ。 |
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凄いげしゅとおかくん！お酒飲んで強くなるなんて、ベタな設定！ |
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オイラに惚れると、低温火傷するぜ。 |
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格好悪いですねソレ…。 |
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っあ〜、死ぬかと思った…。ありがと貴方達。助かったわ…。 |
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いえいえそんなお礼につきひさんをプレゼントだなんて。 |
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お前は何もしていない。 …あ、そうだ、お姉ちゃん。せっかくだし…。 |
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…？なにげしゅか？ |
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何でお姉が競泳用プールなんかにいたと思う？ コレがね、神様は誰にでも一つくらい取り柄をくれるモノでね…。 |
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引っかかる言い方ね…。 |
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と言うわけで、コレ、ひとつよろしく。 |
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わっ、突き落と…っが、げほ、がばごぼげべ。 |
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あー、なるほど…。了解了解。 私は、甘くないわよ…？ |
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じゃ私たちは流水プールでのんびりしてよっか。 さっきの健闘を称えてもう一杯ごちそうしよう、とおか。 |
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うぃっす！いただきやす！ |
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あ、折角だし何か食べたいっしゅ。マズイ焼きそばとか。 |
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……あ、あ、あの、ま、待って皆さん…！ |
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さて、じゃあまず水に慣れるところから…。 今から頭沈めるから良いって言うまで頭上げるんじゃないわよ。 |
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がぼっ……ごべごべごべごべ…。 |
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そして、陽鳥んの脳内カメラは浸水のためすっかりデータが 吹っ飛んでしまいましたとさ、めでたしめでたし。 |
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で、泳げるようになってないしな。 |
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ブラウマイスタドロップとか、どうよ。 |
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