■リレー小説2000■
この小説は、ワシ・友人1 ・友人2の共同作品です。1行リレー小説とも言う。
一部固有名詞は伏せてあります。[ ]内はワシの注釈です。
また、2000年に書かれたこと、「7人の侍」「宇宙戦艦ヤマト」「マクロス」「御法度」が
ブームであったことを念頭においていただければ、より一層楽しめるかもしれませんが
名誉毀損で訴えられそうです
昔々あるところに、シメサバが大好きな女の子がいました。
この女の子は毎晩、ばんしゃくをするのも大好きでした。
ある日、シメサバとワインを一緒に食べたら、食い合わせで死にかけました。
女の子の枕に黄金に輝く光が現れていいました。「助かりたかったら、マグロ漁船にのりなさい」
女の子はフラフラしながら森の中をさまよい歩き、やがて海へと続く道にたどりつきました。
海は大あれで、ちょうどワカト●キラがつりをしていて波にのまれるところでした。
若人●きらは郷●ろみのモノマネをしながら海に沈んでいきました。女の子もうず潮にのまれました。
のみこまれてしまう寸前にうみぼうずが出てきて助けてくれました。(若人●キラはそのまんま)
「助けてくれてありがとう」女の子がお礼をいうと、うみぼうずは自分の花嫁になるよう強[脅]迫してきました。
イヤだと断ると、イヤがる女の子をムリヤリ海の自分のいえへとつれていきました。
家の中に一歩はいったとたん(うみぼうずが)ガッツ●松の姿になりました。あら びっくり。
女の子はショックでショックでうみぼうずをなぐりつけました。さすが ガッツ。[女の子がガッツ姿にされたと勘違いした模様]
気を失ったガッツの家から女の子は金品を奪って逃げました。その中にはソロモンの指輪がありました。
それを使ってクジラさんとおはなしして水上へ行きました。
なんと 小魚達が 滝●君が水上スキーをやっていると話しているあーりませんか まる。
タッキーをさがしに海の上をクジラにのってはしる女の子。まっててねタッキー。まる・まる・まるまるまる。
その横をイルカに乗った少年・城●ちるが泳いでいるじゃあーりませんか。どうする?
けりおとす!!!!
城●ちるがのっていたイルカは、実は火星人に改造手術をされた中東アラブ石油王の息子でした。
2人は目と目が合った瞬間ビビビッときて恋におちたのです。電撃入箱(籍)?
しかし、彼の呪いをとくためには徳川埋蔵金に必(匹)敵する7億円分の1円玉が必要です。
彼の名前はアラブー。伊●部に似ているそうです。
「1円玉をどうするの?」海に沈む夕日をみつめ こたえるアラブー。「火星人にとって1円玉は高級品なんだ」
「とりあえず、私が今持っているのはこれだけよ」女の子はうばった金品をザラザラと出してみました。
その中に東京オリンピックの記念硬貨が入っていました。「これは!?」それを見たアラブーの表情がかわりました。
「おとうさん!!」アラブーは記念硬貨にすがりつき、しゃぶりつき……「ちがう! お父さんじゃない!」
「お父さんがどうかしたの?」「…僕と同じさ…火星人になんかの記念硬貨にされてしまったんだ…」
「…かわいそう。」女のコは泣きだしました。アラブーは女のコの涙に「ズキューンv」
「そういえば まだ気味の名前をきいてなかったね。」「私……名前はないの。あなたの好きなように呼んで。」
「じゃあ……セクシィvなんてどうだい?」ズゴーン! 女のコはアラブーをなぐりたおしました。
「デリカシーないわね!! サイテー!!」女の子は1人でざぶざぶ泳ぎはじめました。その時、ソロモンの指輪をおとしました。
「キューキュキュキュキュ」(イルカ語)アラブーが必死に何か話しかけますがわかりません。
「あっ指輪が!!(byドメスト)」女の子は海にもぐりました。海の底のほうで何かキラキラ光っています。
いればでした。
奥歯のところにソロモンの指輪がはさまっていました。「誰の入れ歯かしら?」
「それはワシのだよーん」とだよーんオジサンがざばっと現れました。
「ぎゃあ!」女のコはだよーんおじさんを水面にたたきつけました。ボーリョク的だな。
泳ぐのに疲れた女の子は通りかかったR●ニアに船にのせてもらい熱海に着きました。お礼に記念硬貨をあげました。
というのは見せかけで、硬貨を上にあげ、「はい。あーげた」といって走っていってしまいました。まぁひどい!!
R●ニアは泣きながら、スワンをこいでいきました。「ちょっとカワイそうだったかしら。」(悪女)
気がつくとあたりは真っ暗。月明かりをたよりに浜辺を歩くと、女の子は何かにつまづきました。なんと美少年の死体です。
その美少年とは御法度の松●龍平でした。妙な色っぽさに女の子はその死体にフラフラ近づいていきました。
「僕は女には興味ないんだ。」女のコはかるくあしらわれてしまいました。
「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」女の子の悲鳴。
その叫び声をききつけてピカソが現れました。女の子の姿を描きはじめるピカソ。その完成はかの有名な「ムンクの叫び」(笑)。
「ちゃうわー! ムンクの叫びはムンクが描いた『叫び』っていうタイトルの絵じゃボケェ!」女のコは半ギレ。
ショックをうけたピカソは入水自殺。ピカソに一目惚れした龍平も後追い自殺を図りました。
龍平のことがちょっとおしくなった女の子は、龍平「だけ」助けました。(ピカソは死亡)
そこへイルカが乱入。「キュキュキュキューピー!!(訳:オレの女に手出しするなー!!)」
何を言っているのかわからないので、女の子はポケットにいれていた指輪をはめました。「誰が誰の女ですって#!」
女の子はフンゲキして松●龍平におそいかかりました。(何で?)
「いやぁぁぁぁぁ(龍平の悲鳴)」既成事実をつくった女の子と龍平は翌日熱海区役所で入籍しました。
1年後、龍平は玉のような男の子を生みました。(…龍平?) 名前は「竜平」です。
最近、女の子は満月を見上げてはため息をつくようになりました。一応夫なので龍平は心配です。
「どうしたんだい、女のコ。」やさしく肩を抱いてみます。すると突然「うがあああああ」
叫び声をあげて女の子はうずくまりました。その姿がどんどん変化します。「なんじゃこりゃあ」と叫ぶ龍平。
実は女の子はシメサバの化身だったのです。「シメサバァァァ!」(鳴き声)
龍平は悲しみつつ、「御法度」の撮影で学んだ殺陣で女の子を斬りました。
しかし息子が一部始終を見ていました。息子はそれを心にひめつつ大きく育ちました。
息子の竜平は父親以上の美少年でした。彼は母親の『女の子』がどうゆう人物なのか知りたくて旅に出ました。
女の子がシメサバだったことを覚えていた竜平は、何となく海に来ました。
唯一の母親の形見である指輪をはめました。すると誰かが呼んでいるような気がします。
その声の主はかつて一緒に海にのみこまれた不死身の若人●キラでした。「オレはすべて知っている!!」
そう言うと若人●きらは「GOLDFINGER'99」を振りつけ付きでおどりはじめました。シカトする竜平。
ところがサビのアチアチいうところに来ると、竜平の身体が急におどりだしたのです。
「ア・チ・チ・ア・チ燃えてるんだろーかー」ひとつ向こうの山にまで届きそうなでっかい声まで出してしまったのです!
歌声に魚やイルカ達が集まってきました。その中にあのアラブーもいました。
アラブーは竜平のふりを見てソロモンの指輪に気付きました。「そ、そのゆびわは…!!!」
「もしかしてあなたは母のことをご存事(ご存知)なのですか?」アラブーにつめよる竜平。
竜平の美しさに一瞬目がくらむアラブー。しかし、はっと我に返って竜平と見つめあう。
2人の間にラブマークが飛び交います。「……結婚しよう!」できるかー!!!!
「カーッットォ!!」響く大●渚の声。新作のロケハンに来ていた渚がおもわず竜平を撮っていたのでした。
「うーん。とても良い絵が撮れたよー。」と大●渚。次期作の出演依頼された竜平。どうする?出る?出ない?
「……出ます!」大●渚にホレた竜平。どーしてもホモに行くのね。
「美少年が男達の中に紛れ込む…いいね! タイトルは『御法度』」どうやらボケてきたらしい渚。困った竜平。
そこへ「ん〜。どうでしょう? 大●さん、それは前に撮ったでしょ」とめずらしくボケてない長●カントク登場。
「カーッ!!」大●渚の一喝。それにも動じない長●カントク。「いわゆるひとつのんー」
そこへ頭の病院の医者と看護婦が登場。「長●さん、困りますよー。」つれてかれる渚と長●。
「ワ…ワシはまだ撮るんじゃー!!」「んー。ワガママはイケませんねぇ大●さんー」暴れながら連行される2人を呆然と見送る竜平。
気がつくと竜平の上にイルカがのっていました。「女の子の所につれていってくれー」とイルカ。
「女の子…僕の母さんのことだ!!」竜平は父・龍平が母のことを「女の子」と呼んでいたのを思い出しました。
「ド●えもーん!」そう竜平が叫ぶと「なんだい竜平くん。」訳を話すと「はイ。ドこでもドアー。」ポッケから出すドア。
「女のコの所にレッツゴー!」イルカと竜平はドアをくぐりました。「…ってもう死んでるっつの!」ズビー
ドアの先はまぼろしの地、ムー大陸でした。気がつくとイルカは死にかけています。水分がきれたやうです。
衰弱してきた2人ははるか向こうに泉を見つけました。(でもそれはマボロシ。)フラフラ歩き出す2人。
足元の砂がくずれてきます(でもそれはマボロシ。) 上空にUFOが見えます。(これもマボロシ?)
気を失いかける竜平。そうすると、彼の目の前に黄金に輝く光が!!(←何の光)
それはアラブーの父の星、火星でした。どんどん迫ってくる火星。このままじゃぶつかる!!! どうする???
たいへんだ、アラブー! ぶつかるーと思った瞬間、竜平の身体が光り出しました。
竜平(だけ)はなんとタイムスリップ!! 自分の足元に母親の女の子が苦しみながら倒れています。
「か…母さん!!」かけよる竜平。「ご…ごめんよー。母さんが身体が弱いばかりに苦労かけて…」「それは言わない約束よ」(ちがうだろー!!)
「母さん、お願いだからボクを助けると思ってマグロ漁船にのって下さい。」「何で?」「天声です。」
フラフラと森の中に消えるのを確認した後、再びタイムスリップした竜平。なんと自分の家です。
家の中から叫び声がきこえます。「なんじゃこりゃー!!!」鏡の前で祖父・優作のマネする父、龍平がいました。
おもわず引く竜平。ふり返って海へダッシュする竜平。涙がキラリ☆
すると浜辺で大きな亀が子供達にいじめられています。ウサ晴らしに子供達をいじめる竜平。
助けられた(?)カメはお礼に竜平を竜宮城へ連れていこうと潜水艦をとりだしました。(乗せてけや!!)
さらばーちきゅうよー♪そのせんすいかんにのって空へのぼっていく竜平。(え?)
イスカンダルを目指す途中、竜平の乗った船は月を横ぎりました。うさぎがつぶれています。
「あっ!アレは立体アニメのつぶれたウサギ」そうです。イスカンダルを目指してたと思っていましたが、ここは代●ニ5-1教室でした。[人形アニメ制作実習の最中でした]
「手がつかれてきたよー。フガッ」船はA.H[友人2]の鼻息で別の空間にとばされました。
飛ばされた場所は再び地球から見た10の12乗の宇宙でした。[授業で見ていたビデオ]
「イスカンダルはどこだろう」竜平がまわりを見まわすと、今度はどこからともなくマクロスのOPテーマが!
なんとマジシャン石黒[ヤマト・マクロスを作ったエライ人]が登場。彼は自分の作品を全宇宙に広めるためサイボーグとなり宇宙を旅していたのDEATH。
そう!最初にマジシャン石黒は死んでいました。(クリスマスキャロル風。前行最後参照) 彼はタマシイで宇宙を漂ってるのです。
「なんてソウルフルなアニメ監督だ!」竜平は感動して、共にマクロスのOPを歌いました。
その歌は全宇宙に放送され、その歌に感動した火星人が竜平にCDデビューの話をもちかけましたとさ。
ところがどっこい!! CDデビューさせようと企てた火星人に土星人がなぐりこんできました。土星は輪っかが電波をはじいて歌が放送されなかったの。
石黒染[洗]脳計画失敗。(漢文?) 宇宙人は火星派と土星派に別れての大戦争となりました。
その戦いに衝撃をうけた竜平。ぜひ映像にのこしておきたいと思い、黒●明の霊を召喚しました。
召喚成功!! しかし三船●郎の霊まで召喚してしまいました。2人は宇宙でCM制作開始。「男は黙って酒を飲む」。
「ダーン!」流れ弾に当たって三船は死亡。(…霊?) おこった黒●はすごい勢いでシナリオをかき出しました。
「ピコーンピコーン」黒●の胸のランプが点滅しはじめました。「後を頼む」というと黒●はあの世へかえりました。
そして後をついでこの世に完成した映画は「雨あがる」。竜平は宇宙戦艦ヤマトをヒッチハイクして地球へ帰りました。
地球では「雨あがる」が大ブレイク。その中に黒●と三船そして女の子の霊が写っていました。
その写真をみた丹●哲朗。「これは人間の霊じゃないー!」テレビに写った写真をみて驚く竜平。
竜平を見て「こやつ、只者ではないな」と感じた丹●は「一緒に大霊かいへ行こう!!」とムリヤリつれていきました。
そう言われて竜平は丹●をハタキ殺しました。丹●は大霊界へ行けてうれしそう。
丹●が霊界へ行ったニュースを見ながら、夕食のシメサバをつくる竜平。おわり