卒制アニメの企画書ザンス。元々はこんなものでしたとさ

CHARACTER

STORY

北川ユウジは女の子にモテることに、生き甲斐を感じる小学５年生です。 ある日プールの着替えの時間、女の子たちがユウジくんに助けを求めにきました。 何事かと行ってみると、宇宙人が倒れていました。かろうじて生きてはいるようです。 ユウジくんは女の子たちに、先生をよんできてと言います。 宇宙人は、大勢の女の子に囲まれたユウジくんを見てがばと跳ね起き 「キミは女の子にモテたいか!?」と詰め寄ってきました。

話を聞くと、その宇宙人はギャルに悪さをする宇宙的変態組織のボス、尻男爵を追ってここまで来たらしいことがわかりました。あと一歩で捕まえられる、というところでうっかり足をすべらせ、尻男爵ともども地球に墜ちてきたわけです。

「私はもうダメだ…キミに、少しでもモテたい…いやいやか弱きものを守りたい、という気持ちがあるのなら、私の代わりに桃マンとして…この桃ヘルメットを被ってくれ。ぐふ。」　そう言い残して、宇宙人は倒れました。 いや突然言われてもなあとユウジくんがしぶっていると、宇宙人がむっくりと起きあがって、「ヒーローは…モテるぞ」　「やります」 というわけでユウジくんは、宇宙人から桃ヘルを受け取りました。 すると女子更衣室のほうで、いくつも悲鳴があがりました。尻男爵がさっそくなにかやらかしたようです。宇宙人に、「さあ行け、桃マン！　変態を討ち滅ぼしてくるのだ！」と言われ、ユウジくんは桃ヘルを装着します。

更衣室では、女子生徒たちが尻男爵とその部下たちによる、ロシュツ地獄の餌食となっていました。そこへかけつけた桃マン。女の子たちの前に立ちふさがり、はじける若さパワーで尻男爵たちを吹きとばします。 「くそう桃マン！　またしてもこの尻男爵の邪魔をするのか。ゆけ、我が忠実なる下僕たちよ。尻攻め！　プリプリ〜」　尻男爵の命令で、部下達が一斉に桃マンに襲いかかります。 「桃汁シャワー！」　「うわあ甘いよう、ベトつくよう。」 尻男爵の部下たちは、桃マンの必殺技で一掃されてしまいました。 しかし尻男爵にはききません。

「ふふふ私がそう簡単に倒せると思うかな。プリプリ〜。」 そう言って尻男爵は、今まではおっていたマントをバッと開きました。 その下はすっぱだかです。なんかココが学校的にヤバイらしいです 「ギャー！」　女の子たちは叫びました。桃マンも叫びました。 「ハハハ嫌がれ嫌がれ。君たちの嫌がる声が私のパワーとなるのだ！プリ〜。」 尻男爵の下品パワーは全開です。「うわあこいつはヤバすぎる」 桃マンもその攻撃に耐えきれず、思わず地面にへたりこみます。桃マンピンチ！

そこへようやっと、学校の先生(年輩のご婦人)が来て、 「あらあら粗末なモノ出しちゃって」ココも男性講師陣はお気に召さなかったご様子(そりゃそうだ)。 その一言に尻男爵はショックを受け、泣き崩れました。 「今だ！　必殺・桃アターック！」 桃マンは勝ちました。勝ちました。 地球に再び平和がおとずれました。 END