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常闇の楽園ノート

なんか、いつの間にかシリーズ化しております。

一話ずつ完結していますので、順番に読まなくても話はわかるようになっています(たぶん)。ただ、一応同軸上のねつ造ゼノ世界で展開しております。ということで、次の展開への伏線がはられていたりすることもあります。

それと、描写があるかどうかは別にして(たぶんほとんどない)、基本的に男同士の肉体関係は設定として必須であると思ってください(特にジェサイア×ヒュウガ)。説明がそれだけだと片手落ちなので付け加えますと、男女間の肉体関係ももちろん設定として当然あります。(なんかこんなことを大声で書いている自分がナサケナイ)

ただし、恋愛感情は想定していませんので、ラブストーリーではありません。ヤオイも世間相場から見ますと、エセヤオイです。ヤオイを求められるとヌルイです。

第1.0話 常闇の楽園

スタートは、愛の性教育というバカ話のヒラム、ジェシラム……と続いて、ジェシヒで漫才をしていただくつもりでした。つまり、ヒュウガになんとか性教育をしようとするジェサイアができちゃった結婚をヒュウガに指摘され、やはりアホな性生活(って、どんなんだ!?)が暴露されていくという……。

で、書き始めてみると、延々と暗い会話が続いて漫才にならない。

しかたないので、何故暗い会話が続くのかを開き直って考察(?)していったら、こういう結果になりました。

実はsexual rightsというわけわからんテーマが頭の中で鳴り響いておりました。これを書いていたときナンかあったらしいのですが、ナンだったか忘れました(笑)

(「たかだか二次創作で、バッカじゃない?」との突っ込みはいりません。自覚ありますので。以下、同様です)

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第2.0話 碧の記憶

もともと、シグルドとヒュウガで書いていました。

つまり、ラケルに持たせた役割を最初、ヒュウガにやらせようとしてたのです。ところが、この二人、このころってまったく余裕のなくてお互いを傷つけ合うばかりのガキで、収集つかないんですね。ということで、大人にご登場いただきました(笑)

シグルドというのは捉えどこのないキャラでありました。ということで、シグファンの方の書く創作をオンライン、オフラインと色々読んでみたのですが、余計混乱したのです。やたら流されちゃう、受けシグさんと、遊び人でワルの攻めシグさんとか極端だったし(たぶん、どっちも不正解ってことはないんでしょうけど、私のイメージとはどっか違う)

シグファンの方に結構「シグは病気を持っているからセックスに対して消極的(だから受け)」的解釈がいるのを見て、「確かにそういった解釈もできるかもしれんが、それだから流されちゃうっていうのは、かっこよくないじゃないか」みたいのがありました。

ということで、一応私なりの解釈を書いてみたのです。私のシグさんは、強い精神力を持った誇り高く、それでいて生き方が、生真面目で不器用な男というのがあります。

テーマは、「人妻×いたいけな青少年」という極めて個人の趣味に走ったものでした。

コレ書いていて、ラケルはゼノ女性キャラのうち、唯一書きやすいキャラなんだと気付きました。

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第3.0話 White floral note

ここんとこ、世間相場でノーマルって言われるようなモンしか書いてないよなー。おかげでヤオイ濃度がどんどん希釈されちゃうし、これじゃマズイという危機感から、「目指せ、見てきたような嘘801」

思いつきとしては、石垣島のリゾートホテルの庭に咲いていた花の香からです。インドール臭がかなり強いホワイトフローラル系と呼ばれる香調でしたが、どんな花かはてきとーに想像してください。

ヒュウガの問題は、「帰属基盤」がないことだと前々から勝手に結論づけておりました。ジェサイアにはもちろん家族が。シグルドには若が。ラムサスには理想国家とその為の協力者が(ただ、ラムサスの場合はヒュウガとは別の意味でまともな基盤じゃないんですが、それは別の話なので)

家族を失ったヒュウガは、一時的にエレメンツに帰属しようとしたのではと解釈しております。

この話で、ヒュウガはシグルドと別れてしまったことではなく、それが原因となってエレメンツという帰属基盤が失われようとしていることに非常に不安定になるわけです。

ただ、ここでのヒュウガにしろジェサイアにしろまだ現実を直視してなく、中途半端にしか気付いていません。二人とも大ボケかましてます。すげー勘違いをしています。お互いに相手を求めてしまった深層部分から目を逸らしてしまいます。

もっとも、ここで気付いてしまったら、話はそこで終わっちゃいます。

「まだまだ、若さ故と言っても許される青年期。花の香りに惑わされたなどと言い訳ができるのもこれで最期」

ってことにしておいてください。

いや、その曖昧さのせいですが、話そのものが収まりが悪いというか、締まりがないですね。

テーマは「ジェンダーニュートラルとヤオイの両立」という「なんだ、ソレは?」なモンでした。

が、あえなく玉砕。

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第3.8話 ヒトの世にて

もともとは、「Ume blossom」に組み入れてあったものですが、流れが悪くなるのでカットした部分を独立させてあります。補足的な小話なので、中途半端に3.8話となっております。地上に任務で降りる直前のジェサイア。他、ヒュウガ、ラムサスとミァンも少し。

ところで、ソラリスって上空から、圧倒的に優位な軍事力にて、地上を制圧したり粛正したり、地上で起こさせた戦争を高みの見物しているだけみたいなところであるわけです。

で、この二人が出世するということは、それなりに軍功を立てたからだと考えるべきで、いったい彼らの功績って何なんだろうと考えると、薄ら寒い気が。ジェサイアにしろラムサスにしろ、今の時代に連れてきたら結構無能な軍人さんという気がしないでもないです。(FanFiction書きながらこんなこと考えるのは間違っているけどね)

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第4.0話 Ume blossom

書き始めてから書き上げるまでに、2年近くかかってしまいました。

最初、ジェサイア視点で二人の出逢いをはじめとしてエピソードを細かく、書いていたのですが、そうすると少女に名前をつけ、オリキャラとしないといけない。FanFictionにオリキャラ登場させるというのは、苦手なんですね。巧い方が書かれると読ませるのですけどね。で、ほとんど書き上げたものとにらめっこしつつ、結局自分じゃダメだということになり、全面的に書き直し。

ということで、ジェサイアが語る断片的な話からヒュウガが勝手に想像(妄想)し組み立てたエピソードということにしています。

だから、真偽のほどは解らないです(笑)

えと、テーマは「女に心奪われるジェサイア」

……何故って……なかったから(笑)

いえ、女とは、ヤっているだけで、心は本命の受けキャラにあるみたいな攻めはたまに見るのですけどね。無けりゃ自分で書けという自給自足精神で。

ジェサイアには女が似合うよなーという話でした。(違います)

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第5.0話 目覚め

ただ単にヘテロの絡みを書きたかっただけ。のわりには、絡みはエロにはなり得ないという結論に達しただけで、その部分はカットいたしました。

自立した大人であれば、たとえ、夫婦、恋人同士であっても、自分の関知しようがないとこでパートナーがやっているかもしれないセックスなどという密室のプライベートな行為に関して、詮索すべきではないという持論があるのですが、現実はなかなかうまくいきませんね。大抵、そこにメンドーな嫉妬とか、独占欲とかがあるわけで。(自分にもあるんですねー、たぶん)

ジェサイアというのは私が男に見たい夢をわりとすんなり受け入れてくれる決して現実には存在しない二次元キャラであります。またジェシラケ夫妻はそういった有る意味理想のパートナー像を当てはめやすい夫婦です。(私が勝手に当てはめやすいだけで、それが正解というわけじゃないですよ)

話逸れますが、この夫妻はシタユイ夫妻と比較すると面白いですね。これを言い出すと全国563人(根拠なし)のシタユイファンを敵にまわしそうなんですが、私の理想とするところを逆行する夫唱婦随な印象を否定できないんです。

ジェサイアって、ゼノ一男臭さを感じさせる、総攻めキャラというのが一般的解釈かもしれません。が、私にはすでに受けにしか見えなかったり(汗)

たぶん、世間一般の勘違い男の男らしさの象徴であるような、征服欲とか独占欲とか権力欲とかとは無縁ではないかと思います。

「これは俺の女だ(逆もしかりですが)」的相手を物扱いいしているような発言は、実生活においても私のもっとも嫌うところであるのですが、少なくてもそういった発想になる男ではないです。

ところで、私のイメージするジェサイアはあくまでも誠実な人というのがあります。 この誠実さというのは、妻(恋人)一筋とかそういったことではなくて、誰と向かい合うにしても、相手の人格を認めるってことなんです。そんな当たり前のことをとお思いでしょうが、その当たり前なことって実はできてない男ってーのが殆どというのが現実ですのでねぇ。

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第6.0話 砂上の家

自分でもなんともコメントしがたい話になってしまいました。いろいろ詰め込み過ぎというか。ということで、簡単に。

このシリーズスタートがスタートだから、ちょっとやおい要素省けないところがあるんですね。かといって、恋愛感情は想定外という中途半端さです。「White floral note」と「Ume blossom」で、一応伏線らしきものをはってあります。この二人の関係の深層らしきものと、それを自覚したことによる別離を描いたつもりなのですが……。だから何なんだ!?というツッコミはおいておいてください。

私はキャラ間の絆みたいなものを書いていても、別離(一応前向きな)を前提にしているようなところがあります。「White floral note」ではじまった関係というのは、決して対等な関係ではなかったので、ここで一度切っておきたいというのがありました。もちろん、これで縁が切れるわけじゃないんですけどね。

それと、第三層の疫病事件ですが、公式設定ではウイルスではなく、細菌兵器の実験ということになっていたかと。ということで、「ウイルス云々」とか、「予備実験」とかは、100%でっち上げです(毎度のことですが)。

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番外編 シェバトについて

365題に軽く書き散らした連作です。それを大幅に加筆しています。もともと、常闇に組み入れる予定のアイディアでした。

ソラリスを脱出してから、ジェサイアがシェバトの地に立つまでの話です。ジェサイア、ラケルが中心です。あと、ヒュウガ、スタイン、ジョシュアも少しだけ登場します。

何故旧エレか?

基本的に、連中のベタベタしない距離感というのがツボにはまったというのもあります。四人とも思うところも、目指すところもバラバラで、各自の勝手な思惑で動いている。

また、私は安定的なものを書くのは好きではないようです。変化が好きなのです。くさい言い方をしてしまえば、成長も含まれるかもしれません。

それを考えたとき、ゲーム中に変化が描かれてしまうキャラはわざわざ捏造する必要がないのであまり面白くない。その点、時間をさかのぼれる設定がちらちら見えてくる旧エレというものは恰好の餌食なんですよ。

連中の生まれから、どういった課程を得て、ゲーム中の連中になったかを妄想するのが単に楽しい。

そういった変化を描きやすいのは、シグルドはソラリスを脱出するまで。ヒュウガはとジェサイアはジェサイアがソラリスを脱出するまで。ラムサスは雪原アジト以降になります。(だから、ソラリス時代のラムサスは正直書くのが辛いです)

だから、私はゲーム中のシタンファンではあるけど、書くのはヒュウガ時代の方が書きやすいのです。

まあ、そういったこともあって、このシリーズはたぶん、ジェサイア(ブランシュ一家)とヒュウガが中心になります。

それと、ゲーム中の彼らと繋がらないで違和感もあると思う方もいるかもしれません。ここでの彼らは意識的に、若く未熟にしているつもりです。私のジェサイアはどこか抜けたトコのあるぼっちゃんだし、ヒュウガは、子供ですね。

しかし、それを意識していた筈なのに、第一話で大ポカをやっております。

ジェサイアが大人過ぎるのです。いや、確かに、世間知らずなまだまだお坊ちゃんという感じは出せたかとは思うのですが、いくら何でも、ありゃ二十歳の男としては包容力ありすぎ。あれじゃ、話終わっちゃいますね(笑)

最期に

バラバラ書いていたこのシリーズですが、ここで順番通りに進めていこうかいこうかと思っています。成長を描こうとすると、ばらばら書いていると矛盾きたすんですね。書き手がアホなので混乱するんですよ。

7,8話はかなり書き終えておりますので、あとは整理するばかりです。(整理に異様に時間かかるときはかかるのですが)

未だに、他ジャンルにも移れずゼノやっているっていうのは、しょうもないなーとは思うのですが、一応これだけは続けていきたいと思っています。ここまで読んでくださった皆様、私が投げ出すまで、おつき合いいただければ嬉しいです。

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