ここが、納得いかない!!!
それってないでしょう!? な、納得行かないことを無粋にも並べてみます。
理由もなくエアを殺してしまいました。
アイリーンで「逃げる」の選択があって、殺さず逃げることが可能だったのに、エアは翔王を倒すと問答無用にエアと戦闘になり殺さざるを得ないというのはどういう了見だろう??
好感度高ければ、エアは死なないで済むということですが、展開としては好感度とは関係ないだろうと思うんですよね。
そもそも、エアってまだ7才なんですよ。これって、児童虐待なんてもんじゃない、極悪非道。しかもその後お咎めなしだし、主人公落ち込む様子もなくしゃあしゃあとしているようにしか見えないんだよなぁ。
いや、普通の神経なら7才児成り行きとはいえ、殺したら罪の意識一生引きずると思うんだけど。
ティアナかアトレイアのどちらかが必ず闇落ちすること
展開として唐突過ぎます。
闇落ちする理由が希薄なんですよ。特に、ティアナ、アトレイア双方ともスラム連れだしイベント(アトレイアかティアナどちらかしかスラム連れだしイベント起こせない二者択一という噂はあったのですが、両立可能です)を起こしていて、激愛状態で片方闇落ちさえてしまうと、こじつけ感が否めません。これは、二人同時に救済ルートを造るべきだったと思うのですが。それができずに、何のための無限のソウルだ?
っつーか、闇の王女の存在価値って何だろうという疑問も。役に立っていないでしょう。シャリの趣味?
追加されたリューガの変
レムオンが謀反を起こすリューガの変そのものは別にいいんですよ。でも、その演出がロクでもないという気が。前作で、女性プレイヤーにレムオンの受けが良かったからだと思うのですが、妙に恋愛色を強く演出しているように思います。リューガの変そのものはPS版でもともとあったイベントを容量の関係で削除したものだという噂は聞いています。
が、おそらくここまであざとく恋愛色強くは無かったのでは?
こーいったのは、ネオロマンスゲームに任せちゃってください。
というか、もともとレムオンのこの無謀な謀反の発端となった出兵拒否も、ティアナから「母への稚拙な脅し」「ゼネテスに対する対抗意識」などと、ばっさりと切り捨てられてしまうくらい呆れた行動です。やけくそになっているようにしか見えなかったんですが。この男心底バカですか?
リベルダムのアンティノのように、カルラにいいように言いくるめられ内部から協力していたという可能性もありますね。レムオンの安全と地位が約束されたから、出兵拒否をして、邪魔なエリスやゼネテスを始末しましたというのが、考えたくないけど一番説得力あるんだよなぁ。
その中で一番、ひっかかったのは、エロエロラブシーンだというレムオン萌えの女性をもだえさせた噂の吸血イベントです。これは、ゼネテス死亡でレムオンのみ仲間になる展開で起こります。
自分で嫉妬のあまり今まで散々自分を庇ってくれていた男を殺して、あの状況下で女主人公に愛の告白って、どーいった神経をしている?
心底図太い……というか、自分のことしか考えていないイヤな男にしてしまった演出のようにしか見えませんでした。
即刻リセット、振り払う……というのは言うまでもありあません。(振り払えばレムオン闇落ちします)
逆にゼネテスだけが助かりレムオンが闇落ちする展開もあります。覚醒イベント見ずにティアナが闇落ちした時です。
実はこのレムオンの方が好きでした。
ゼネテスを殺すことに躊躇うレムオン。闇の王女ティアナに「ゼネテスを殺す器量はなかった」とバカにされます。
その後、ゼネテスはレムオンを一緒に連れ出そうとするのですが、レムオンはゼネテスと主人公を逃がすために、シャリ&闇の王女に立ち向かいます。「ゼネテスを頼む」と主人公に一言告げて。
というか、この二つのパターンでどっちが闇落ちすべきか明確だと思うんですが……。
逆だろう!!
……でも、レムオンファン(というかレムオン×女主)には、とっても吸血イベント評判よかったということで、さらに納得いかなかったりして。
恋愛音痴の戯言ですけどね。結局レムオンって、生き残る(仲間になる)コースだと、最後の最後まで自分のことだけというか、保身しか考えていないわけです。EDは見ていませんが、一連のイベント、宿屋イベント、究極本に掲載されていたレムオンEDの台詞を読んで、尚のことそう思いました。
※その後、レムオンEDも見ました。うーむ。宿屋イベントの時もそうなんですが、レムオンって結局「こんな俺が……」などと自虐的な弱音を主人公に向かってはくというのがパターンですね。で、結局「そんなことない」と言われることを期待しているのが見え見えというか。レムオンのED後って独り立ちはなさそうですね。主人公無しでは明るい未来は見えてこないなぁ。(希望ED以外は)