眼球
酷い飢餓感。
目の前で深く輝く蒼い目の輪郭が、その球体を覆う薄い皮膚によってニヤリと歪められる。
彫りが深く、整った顔立ちも。
眼窩の奥底、細かな電流を流すそのコアとも言える部分も。
全て所有したい。
誰にも渡したくない。
俺だけの、存在。
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2006.5.8
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