「あー、なんでだろな。イメージ的にカッコイイし。女ウケも良いしな」
「はは、無理して頑張ってたわけだ」
「は?無理はしてねーよ、普通に気に入ってたんだって」
「だってゴンガガ辺りじゃカントリーミュージックが一番メジャーなんじゃないの?」
「失礼な!そんな事ねー……くないな。確かに」
「ははー田舎ものー」
「田舎もんじゃねーよ、お前の村のが人口少なかっただろ?」
「何言ってんだよ。うちの村にはデカい屋敷とかあったし、普通に二階建て沢山あったぞ?」
「うちの村にも二階建てくらいあるっつの」
「あれだろ?消防署のポールみたいなのでよじ登るんだろ?」
「階段あるとこもあったって、確か」
「……」
「……」
「……低レベルな争いだな」
「おー。ちいっと空しくなってきたな。じゃ、五十歩百歩って事で……」
「……ニブルが五十歩の方だろ?」
「は?ゴンガガだって」
「嘘つけ、この原住民族」
「このー、言わせておけば!」
(エンドレス)
2006.4.3
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