「シゲさん、そろそろ缶集めの人達を集めて、夜が明けるまでに終わらせるのだわ」
「へい、真紅様に替わってキッチリ働かせますんで」
「タカさん、くれぐれも都内の缶には手を出させないで、県内だけよ」
「承知しました、奴等も真紅様のご意向に背くほど馬鹿じゃないでしょう」
「真紅様、いつまでもトイレ暮らしでは不便でしょう、自立支援住宅は
いつでも真紅様のために一部屋空けておりやす、どうかお引越しを」
「私はここでいいのだわ、私はローゼンメイデンの誇り高き第五ドール、幸せな乞食王女」
「真紅様、新入りが入りやした、最近多い親が死んで路頭に迷った引きこもり野郎です」
「真紅・・・久しぶりだね、僕だよ!あの時のことを謝りたいんだ、もういちど君と・・・」
「真紅『様』よ・・・」