黒の話
水「は〜い、久しぶり元気してた。」
私はこの病室で独り言のようにつぶやく。
水「あなたが居なくなって、せいせいしてるわ。だってあなた、私と同じで
ジャンクでいやだったもの。」
暗く何も言わないベットの私は言う。
水「でも・・・・あなたの唄また・・・聴きたい。あなたは私を天使と言っ
て、私のマスターになって・・・私に優しさを教えて・・・」
窓から月の光が差す。
水「でも、私に天使と言うとは思わなかったわ。どっちかって言うと堕天使
もしくは悪魔よ。」
私は数分いや数十分、独り言のように話した。彼女と話すように・・・
水「・・・・・また来るわ。今日はこれだけ。また・・・・かならず」
私は窓から飛び立つ。”うんまたね”そう聞こえた気がした。
END