小ネタ投下 

薔薇乙女誕生の真相 

偉大なる人形師ローゼンは、究極の少女「アリス」を作るため日夜作業に没頭していた。 
まずは一体目、水銀燈の製作に取り掛かったローゼン。 
ロ「と、意気込んでみたものの、やっぱりめんどいな〜 
  まぁ腹のパーツが無くてもどうにかなるだろ、服で見えないしw」 
こうして完成した水銀燈。しかし、納得のいかない様子。 
二体目、金糸雀の製作に取り掛かる。 
ロ「サイズを小さくすればそんなに面倒じゃないし、すぐに完成するだろうw」 
こうして完成した金糸雀。しかし、またもや納得のいかない様子。 
三体目、四体目の翠星石、蒼星石の製作に取り掛かる。 
ロ「同じパーツにすれば量産が可能!ビバ、近代化!w」 
こうして完成した翠星石と蒼星石。しかし、納得がいかない。 
五体目、真紅の製作に取り掛かる。 
ロ「やっぱり真面目にやらなくちゃいかんなw 
  でもちょっとめんどいかも…」 
こうして完成した真紅。だが、まだ納得のいかない様子。 
六体目、雛苺の製作に取り掛かる。 
ロ「やっぱり小型にした方が楽だなw」 
こうして完成した雛苺。ここまでしてもまだ納得のいかない様子。 
七体目、雪華綺晶の製作に取り掛かる、が。 
ロ「あー!もうめんどい!」 
こうして実体なしで完成した雪華綺晶。ここでついにローゼンの堪忍袋の緒が切れる。 
ロ「もうやめだやめだ!こんなんやってられんわ!」 
こうしてローゼンは失意の中、行方をくらますのであった。 

おしまい 
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なお、槐が丹精込めて作った薔薇水晶に、ドールズが敗れる事となるのはまた別のお話。 
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113 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/03/27(月) 19:51:28 ID:SU02Xf9i
>>111 
まさに「小ネタ」ですねw 
ローゼンが納得のいかない理由が欲しかったです 
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感想ありがとうございます 

>>113 
確かに足りなかったですね 
つーわけで理由も投下 

ラプラス「なぜ彼女たちに満足しなかったのですか?」 
ロ「そうだな〜、やっぱり一つのローザミスティカを分けたのがいかんかったのかな? 
  水銀燈はなんかグレてる、何でああなったのか未だにわからん。 
  金糸雀は間抜け過ぎる、ドジっ子どころの話じゃない。 
  翠星石は性格に問題がある、少女らしからぬ言動が多すぎだ。 
  蒼星石は少女と言うよりは少年、自分のことを僕って言ってるし。 
  真紅は高飛車過ぎる、おまけに紅茶中毒だし。 
  雛苺は少女と言うよりは幼女、あれじゃただの子供。 
  雪華綺晶はなんか変、何考えてるのかさっぱりわからん」 
ラ「だからアリスゲームを…」 
ロ「そう、もしかしたら良い感じにミックスされてアリスになるんじゃないかなーって思ってさ♪」 
ラ「……」 

今更自分で読み直してなんか足りんなって思ったので 
最後の行の後に 

ロ「しかし、どうしてあんな風になっちゃたんだろうか…、私はアリスを求めているのに…」 
ラ「……(いろいろ言いたい事あるけど言えない…)」 

を追加 

ラプラスが何を言いたいのかはご想像にお任せしますw 

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